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深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月3日

「衆議院が突然の解散となり、きのうの公示によって、まさに今、総…」

2014年12月3日、深川市議会の一般質問で、松沢一昭議員が質問し、市長 山下貴史が答弁しました。

質問者
松沢一昭 議員
答弁者
市長 山下貴史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 16番 松沢一昭

衆議院が突然の解散となり、きのうの公示によって、まさに今、総選挙が戦われているという状況のもとでの定例会となりました。ところで、この選挙に先立って選挙が行われた沖縄県の知事選挙は、新しい基地はつくらせないという点で、従来の保守と革新という立場を大きく超えた選挙戦となりました。その結果は皆さん既にご承知のとおり、沖縄に新たに基地をつくらせないことを訴えた翁長前那覇市長が圧勝いたしました。私たち日本共産党深川市議団も、昨年の議員団研修視察でこの地を訪れ、辺野古の団結小屋の人たちとかたい握手をしてきただけに、非常に感慨深いものがあります。それでは、2014年最後の定例会となりましたが、通告に従って一般質問を行います。通告の1点目、山下市政の4年間を振り返ってということで、大きく二つに分けて質問いたします。そもそも山下市政の誕生は、河野順吉前市長による官製談合による逮捕と有罪判決、市長辞職というのが直接のきっかけとなりました。当時の河野市政が次々と手がけてきた施設整備によって、それまで健全財政と言われてきた深川市でしたが、基金は底をつき、借入金はどんどんと膨らんでいきました。その当時、私たちは、人口規模を大きく超える箱物行政、そのように批判をしてきました。ちょうどそのころに、旧産炭地の夕張市が財政再建団体に指定されました。この財政再建団体の言葉は、深川の市民にとっても私たち自治体にかかわる者にとっても、恐怖感を伴って私たちに強いインパクトを持って響いてきた記憶があります。その後の小泉改革の三位一体の改革による影響による地方交付税の削減もあって、深川市の財政は厳しい状況に置かれました。こうした中で行われた山下市政の行財政改革は、市民の痛みを伴うものではありましたが、財政健全化という、まさに言葉どおりの喫緊の課題を解決してきたと言えるでしょう。その一方で、保育料の市独自の支援や子供たちへの医療費無料化事業、私たちが長い間求めてきた住宅リフォーム事業や今検討されている高齢者を対象とした交通費への支援事業も、高く評価できる取り組みがございます。その一方で、どうしても容認できないこともあります。その最たるものが、深川市民有志が起こした、官製談合による市民が受けた損害を取り戻そうという民事訴訟に対する山下市長の対応であります。特に、1審での旭川地裁判決で、前市長と業者に対して、深川市民が受けた損害として2,638万円を支払うよう判決が出たのが2011年4月27日でありました。その直後に、事もあろうか札幌高裁に対してこの判決を不服として控訴したのでした。多額の弁護士費用をかけてこうした行為をしたことは、いまだに私にとっては理解できない不思議な出来事として記憶に残っていますけれども、山下市長はこの件についてどのような感想を持っているでしょうか。率直に申し上げて反省の言葉を聞きたいと思います。次に、市長のトップセールスとしての役割について伺います。通告の括弧の中に、病院の医師確保・米の販路拡大とありますが、この点について、日本の全体的な医師不足があり、わけても山間地や過疎地での医師不足があるということも理解した上でお尋ねをするわけです。そんな中で、納内診療所の医師が決まって、来てもらえたということは本当によかったと思います。さて、深川市立病院の医師確保について、なかなか前進が見られないと思っています。懸案であった整形外科はずっと入院ができないままでありますし、市職員や議員などの給料カットによる特別支援も、医師確保なしには、これをいつになったら本来の姿に戻せるのかといった不安があります。もっともっと大学の医局とのつながりを深く持っていくというのも必要なのではないでしょうか。そういったことも含めて、この問題での山下市長の役割は、ほかの人にはできないトップセールスとしての役割があると考えますので、この点についての対応を伺うものです。次に、深川の一番の特産物であるお米の販売でのトップセールスとしての役割についてであります。先日、私たちの議員団で、九州の最南端、枕崎市を視察してまいりました。枕崎市の市役所へ着くと、「市長がご挨拶したいということです」ということでした。何事かと思ってお会いすると、鰹節とお茶の宣伝でした。これまで20年、さまざまなところに視察に行ってきましたけれども、これは初めての経験でした。以前、共産党員首長として有名な兵庫県福崎町へ島田正義町長をお訪ねした折には、この町の特産品のもちむぎ麺について話されたことがありましたが、正面から首長さんがトップセールスを行うというのは初体験でした。そして、深川のお米についてであります。形の上での独自販売となっていても、価格の上での差別化も含めて、この点での山下市長のトップセールスとしての役割は、ますます重要になってきていると考えます。一定の成果がこれまでも上がっているという点は評価しつつも、この点での一層の強化という立場での考えをお聞かせください。

答弁 市長 山下貴史(市長は2022年12月まで)

ただいまのご質問にお答えを申し上げます。まず1点目でありますが、私の深川市長としての2期目の任期4年間も間もなく終わろうとしているわけでございますが、この4年間を振り返ってみまして、若干感想めいたことを申し上げますと、一つには、1期目に引き続きまして、本市が抱える地方債残高の着実な縮減、それから財政収支改善案に基づきました取り組みを継続いたしまして健全な財政基盤に向けた努力を重ねる、そういった努力の結果、1期目、最初に市長にならせていただいたときにございました本市の起債残高の総額は500億円を超えておりましたけれども、これは現在384億円程度にまで縮減できてきております。また、いっとき地方債発行に当たって許可を受けなければならない団体でございましたが、それからの脱却も果たしたところでございます。また、もろもろに備えて所有しております基金の残高につきましても、現在、トータルでは28億円ぐらいにまで回復をしてきております。こういった一定の成果を残すことができたものと私は考えております。また、市立病院の経営につきましても、市や市民の皆様方一丸となった経営の健全化に向けた取り組みによりまして、当初立てました経営健全化計画を2年前倒しで達成することができたわけでございますが、これもやはり成果の一つとして数えることができるのではないかなと考えております。また、大きく二つ目に、平成23年度に策定いたしました第五次深川市総合計画に基づきまして、特に24年度からは、人口減少に歯どめをかける対策として、例えば、子育て環境の改善という見地に立って保育料の軽減措置、それから、議員も指摘されましたが、子供の医療費助成対象を順次拡大していくなど、子供や子育てに関する分野を中心に施策に努力をしてまいりました。その結果、必ずしも目に見えるような成果ということにはなっていないかもしれませんけれども、急速な人口減少への一定の歯どめにはなっているものと、そのように考えております。また三つ目に、産業振興、特に本市の基幹産業である農業について、深川マイナリーへの支援などによる深川米のブランド化あるいはブランド力の強化、それから、アグリサポート事業や地域おこし協力隊の活用による就農支援策などの施策の充実に向けて、最大限努力をしてきたつもりでございます。今ざっと申し上げましたようなことは、この4年間の市政運営の一部でありますが、これらのことを総合的に顧みて、この4年間の市政運営につきましては、私としては、大方の市民の皆様から及第点をいただけるものとなっているのではないかと考えているところでございます。そして、官製談合の訴訟についてご指摘があり、感想をということでありましたが、これは端的にといいましょうか、素直に申し上げて、関係する方々から提起された本市への訴訟でありました。それへの対応ということで、市議会の議決などもいただく中で、市としては正当な手続にのっとって、深川市として必要な対応に努めたものであります。そして、その結果、確定した判決に基づいて適切に速やかに対処を行ったと考えているものでございますので、そういう認識でおります。次に、大きく2点目のトップセールスについてお答えを申し上げます。初めに、病院の医師、特に整形外科医の確保に関してでありますが、これについては何度も市議会で申し上げておりますように、これまで市立病院の院長ともどもに、例えば旭川医大を初め道内外の医科大学あるいは医師を紹介・あっせんする公的機関などを訪問いたしまして、本市の病院の現状を説明し、理解いただきつつ、ぜひ医師の派遣をということで強力に要請活動を行ってきたわけでございます。しかしながら、結果に結びついておりません。やはり政府による、例えば新しい医師の臨床研修制度の抜本的な見直しでありますとか、地方勤務を促すような国主導の制度の創設といったことがない中では、残念ながら新しい勤務医の確保は大変難しい仕事であると言わざるを得ません。また、これまで関係が薄かった、あるいはなかった大学病院に行きまして、そこでいろいろお願いしても、やはり信頼関係の構築というところから始めなければなりませんので、そういったことで徐々に関係をよくしていく、そこから成果を求めていくというためには、相当な時間がかかるといったこともあります。そんなことで、現実のところ、なかなか進展を見ることができない。これは大変申しわけなくも思いますし、また残念に考えているところでもございます。しかし、これは諦めることなく、引き続き粘り強く医師要請に向けて活動を続けてまいりたいと、そのように考えているところであります。それから、米の販路拡大等についてでありますが、これは昨日の鶴岡議員のご質問でもお答えいたしておりますけれども、おいしいお米の当地での生産を推進しつつ、その販売については、JAきたそらちと一体になりまして、これまでも道内外の取引先に積極的に訪問しまして、深川米の取扱量の拡大でありますとか、いろいろなことを積極的にお願いしてきているところでございます。そういったことを受けて、詳しくは申し上げませんが、徐々に我が深川産米のブランド化といいましょうか、差別化というものは進んできていると、私はそのように考えているところであります。いずれにしましても、今後、引き続き深川で生産されるお米の集荷・販売というのは、一元的にはJAきたそらちが責任を負っているわけでございますが、JAきたそらちなどとより一層連携を強化いたしまして、米など本市の競争力のあるさまざまな農産物あるいはその加工品、これらの販売拡大に向け最大限努力を継続してまいりたいと考えているところでございます。

出典:深川市議会 平成26年第4回定例会 2014年12月3日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる