みんなの議会

深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月4日

過疎対策

2013年9月4日、深川市議会の一般質問で、楠理智子議員が「過疎対策」について質問し、企画総務部長 坂本光央が答弁しました。

質問者
楠理智子 議員
答弁者
企画総務部長 坂本光央

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 楠理智子

9月1日は、90年前に関東大震災の起きた日です。約10万5,000人もの人が亡くなったそうです。東京都の人口は、そのときより現在は4倍に増加しているということです。少子化で人口減少に歯どめがかかっていませんが、首都圏では人口がふえており、一極集中は続いています。地震などの災害はいつ起こるかわかりません。3.11の東日本大震災で、東京では多くの帰宅困難者が出ました。関東大震災、東日本大震災のような大災害が首都圏で起きた場合は、犠牲者の数は大変な数に上るのではと危惧します。企業のリスクも大変なものだと思います。首都機能の分散や企業の分散が必要であると思いました。北海道は、道外での大災害時に支援拠点となるバックアップ構想の一環として、リスク分散を検討する道外の企業に対して、道内への本社機能の一部移転などを働きかけているとの新聞報道がありました。深川市は災害の少ない地域です。企業の分散、リスクに対してのバックアップ拠点の誘致など、どうかなどと思いつつ、通告に従い一般質問を行います。1点目は、過疎対策についてです。過疎化は全国的に進み、地方にあっては顕著で、深川市も例外ではありません。ピーク時には4万2,000人を超える人口がいましたが、平成25年7月末では2万3,000人を切る人口となっており、過疎化に歯どめがかかっていない状況にあると思います。深川市においても過疎化対策を取り組んでおり、深川市過疎地域自立促進市町村計画を立て、人口減少対策、少子化対策、高齢化対策、産業の振興、生活環境の整備などに取り組んでいます。また、北海道の施策である集落総合対策モデル事業に納内地区が指定され、取り組みも進められています。人口増や少子化に歯どめをかける取り組みも重要ですが、人口が減少していく、高齢化が進んでいくことを見据えた取り組みも必要であると考えます。過疎化は農村地区において特に進んでおり、農家戸数も減少しています。買い物へ行くにも近くに店舗がない、交通の便が悪い、高齢化が一層進むことは明らかです。買い物弱者と言われる人たちのための移動販売や交通への補助も行われていますが、集落の住宅を地域で1カ所に集約する、冬はまち中に住居を移すなどの検討も必要ではないかと思います。また、核家族化、高齢化が進む中では、地域のつながり、連携が必要になってきます。高齢者のいる家庭の確認やその担い手づくりなど、日ごろからかかわっていく体制を、防災時だけでなく、日常的につながりの持てるコミュニティーづくりも必要と考えますので、1点お伺いいたします。過疎集落対策モデル事業についてです。過疎化対策として、北海道の集落総合対策モデル事業で納内地区が指定を受け、取り組みが進められていますが、その内容と取り組み状況、今後の方向性についてお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 坂本光央(企画総務部長は2014年3月まで)

過疎対策についてお答えいたします。集落総合対策モデル事業の内容と取り組み状況、今後の方向性ということでございますけれども、ご質問のとおり、過疎化は全国的に進んでおりまして、道内におきましても、過疎地域に所在する集落の多くは、人口の減少と高齢化の進行に伴い、生活交通手段の不足、空き家の増加、離農者の増加などの問題が発生しております。北海道の調査では、平成24年9月現在、道内で集落対策に取り組んでいる市町村は全体の3分の1程度にとどまり、対応に温度差もあるため、北海道として、集落対策のあり方の提示と課題解決に向けた具体的な取り組み支援などを考えるに当たりまして、今年度から2年間のモデル事業を実施することとしております。その結果を検証するとともに、幅広く発信して、地域の主体的な取り組みが速やかに展開されるようにということで、集落対策の促進を図ることを目的といたしまして、本年3月に道内3カ所のモデル地区を募集し、納内地区が応募し、決定されたものであります。モデル事業の1年目は、住民ヒアリングやアンケート調査、意見交換会などを実施して、課題の把握と具体策を検討し、2年目は、1年目に作成した工程表に基づきまして具体的な取り組みを実施する予定となっております。取り組み状況といたしましては、6月17日に第1回の納内地域集落対策協議会が開催されまして、その後、8月中をめどとする住民のアンケート調査を実施し、現在、北海道におきまして集計を行っております。集計結果がまとまり次第、第2回の地域協議会が開催される予定となっておりまして、アンケートの調査結果をもとに、課題の把握、方向性、具体策の検討、確認などについて協議されることになっております。今後の方向性といたしましては、道内3カ所のモデル事業の取り組み内容は、産業・担い手対策、生活交通、買い物支援、地域コミュニティーの再生、高齢者支援、拠点集落への移転と冬期間のまちなか居住の具現化などについて検討するものでありまして、まさに議員のご質問にありましたご意見も検討項目に入っているところでございます。したがいまして、モデル事業の進捗状況を見守りまして、その取り組みの成果などを参考にしながら、本市の過疎対策に取り組んでまいりたいと考えております。

出典:深川市議会 平成25年第3回定例会 2013年9月4日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる