深川市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月19日
中学校の取り組み
2013年6月19日、深川市議会の一般質問で、宮澤孝司議員が「中学校の取り組み」について質問し、教育部長 平山泰樹が答弁しました。
- 質問者
- 宮澤孝司 議員
- 答弁者
- 教育部長 平山泰樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 宮澤孝司
次に、中学校の取り組みについて2点お伺いします。1点目は、ダンス授業についてであります。新学習指導要領では、中学校保健体育において、武道、ダンスを含めた全ての領域で必修となり、深川市内の中学校において、武道では柔道を選択しております。議会でも柔道の安全性について触れております。今回、ダンス授業を必修とした理由として、ダンスを通して仲間とフィーリングを共有し、自己表現の楽しさを知ってほしいとのこと、またダンスの種類は創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスで構成されており、我々世代はフォークダンスしかなく、女子と手をつなぐのが恥ずかしかったことを思い出しております。現代的なリズムのダンスとは、ヒップホップを代表とする縦ノリ系のダンスなどで、道内でもヒップホップを選択する学校が多いようです。音楽番組でも、「EXILE」のようなダンスボーカルユニットの人気が高く、生徒にとっても楽しい授業になると思います。私は歌、ダンスともに苦手ですが、この年になっても、歌って踊れるミュージシャンに憧れるところであります。また、メタボ予防のためにも、ダンスを取り入れてはと考えるところであります。できれば一緒にダンスを習ってみたいくらいであります。昨年から取り入れられた科目ですが、深川市内中学校での取り組みの状況、また現代的なリズムのダンスが多く取り入れられているとのことから、学校外での生徒指導者を招いている学校があるのかお聞かせください。2点目は、「ふるさとふかがわの未来への提言」事業について伺います。昨年の第2回定例会で新聞を取り入れた学習について質問しましたが、深川市内の小学校・中学校の取り組みによる学習結果が少しずつあらわれているようであります。昨年10月発表され、札幌市内で展示された「小学校新聞グランプリ」では、全体で1万7,755点応募があり、入賞31点、入選100点、佳作500点が選ばれ、深川市からも一已小学校の4年生と5年生の2人の児童が見事入選しております。4年生の作品では、「ストップTPP新聞」と題し、TPPに関する友人や知人へのアンケート調査や、農業をしているおじへの電話インタビューなど、地域の問題を本人なりに情報収集し、書かれてありました。また、ことし1月に発表された「全道中学校かべ新聞コンクール」では、一已中学校2年生が特別賞に選ばれております。この新聞は、「未来」と題し、「深川の農業の未来は」との見出しで、こちらもTPPに関する問題を取り上げております。昨日の東出議員の一般質問に郷土理解のための教育活動とありましたが、このように自分たちが暮らす地域の社会問題に関心を持ち、研究し、発表することは、大人とのコミュニケーションや自分たちが暮らす深川市を知る上でも大切なことと考えます。ことし2月、生きがい文化センターで行われた「ふるさとふかがわの未来への提言」事業は、深川市内の中学校全てが参加する、新聞と少し形態は違うパネル展です。今回は「中学生の目線で社会を探る」という内容で、各中学校が地域の問題や体験学習をテーマに取り上げるなど、研究の成果があらわれております。深川中学校では職場体験を通して経験したこと、一已中学校では深川の観光について、納内中学校では地形と災害について、音江中学校では地域でのボランティア活動について、多度志中学校では多度志の観光資源化についてなど、それぞれ地域密着型の取材も特徴であります。このような「ふるさとふかがわの未来への提言」事業は、中学生が仲間と苦労しながらも、つくり上げる貴重な研究発表の場であります。今回で3回目となりますが、今までの取り組みの状況についてと、現在5校での発表となっておりますが、来年の統合後は2校となりますが、今後の取り組みについてのお考えをお聞きします。
答弁 教育部長 平山泰樹(教育部長は2015年3月まで)
中学校の取り組みについてお答えいたします。初めに、ダンス授業についてであります。ダンスにつきましては、平成24年度から完全実施されました中学校の新しい学習指導要領の体育の教科におきまして、武道とともに必修となった領域であります。実施に当たっては、第1学年・2学年を通じて1回以上実施し、第3学年では、他の領域との選択となっております。ダンスは、感情を込めて踊ったり、みんなで踊ったりする楽しさや喜びを味わい、イメージを捉えた表現や踊りを通した交流ができるようにすることを目的とした運動であり、議員のおっしゃられるとおり、創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンスで構成され、この3種類から選択することができるものであります。一つ目の創作ダンスにつきましては、テーマから想像したイメージを表現する踊りであり、二つ目のフォークダンスは、踊り方の特徴を捉え、音楽に合わせて特徴的なステップや動きで踊るもので、伝承されてきた日本の民謡や外国のフォークダンスであります。また、三つ目の現代的なリズムのダンスにつきましては、リズムの特徴を捉え、変化のある動きを組み合わせて、リズムに乗って全身で踊るものであり、ロックやヒップホップなどの現代的なリズムの曲で踊るダンスであります。平成24年度の実績としましては、全ての中学校で5月から11月までの間に実施しておりまして、複数のダンスを取り入れた学校もありますが、中学校5校中、創作ダンスを行った学校は3校で延べ31時間、フォークダンスを行った学校は2校で延べ15時間、現代的なリズムのダンスを行った学校は4校で延べ56時間となっております。実施における時間的な割合は、創作ダンスが30%、フォークダンスが15%、現代的なリズムのダンスが55%で、1学年当たりのダンスの授業時数は5時数から12時数で、平均は約7時数であります。また、全ての学校とも、外部講師ではなく、自校の体育科教員により授業を実施しているものであり、各学校とも生徒においては意欲的に楽しみながら取り組んでいると伺っているところであります。平成25年度の状況としましては、予定ではありますが、5月から11月までの間に実施することとしておりまして、ダンスの種類ごとの予定時間数の合計は、創作ダンス延べ61時間、フォークダンス延べ6時間、現代的なリズムのダンス延べ39時間、1学年の平均時数は約7時間となっているものであります。次に、「ふるさとふかがわの未来への提言」事業について答弁いたします。この事業は、市内中学校が総合的な学習の時間等で、ふるさと深川の現状を把握する学習や調査を行い、感性豊かな青少年の視点で考察し、これからの深川市に対する夢や思いを発表できる機会を設け、郷土への理解を深めていただくために、平成22年度より行っている事業であります。毎年2月に中学生が調査・学習した内容をまとめ、生きがい文化センタークリスタルスクエアにおいてパネル展を行っておりますが、当初は展示期間を3日間としておりましたが、展示期間が短く、広く市民に中学生の思い・考えを伝えるには短過ぎるのではとのことから、昨年度から展示期間を8日間に延ばし、より多くの市民が中学生の調査・学習の成果に触れられるようにしたところであります。過去3年間の調査・学習した内容の展示でありますけれども、初年度の平成22年度は、深川中学校は、学校祭で取り組んできた壁新聞、一已中学校は、1年生の校内発表から深川都市化計画、深川市を活気づけようの提言、納内中学校は、2年生の校内発表から二酸化炭素、フロンガスやソーラーパネルの現状と課題、音江中学校は、地域の公園やバス停の清掃などに取り組んだ交流ボランティア活動の報告、多度志中学校は、1年生の校内発表から深川市の稲作の歴史、昔と今の米の品種など、5校18グループの展示でありました。平成23年度は、深川中学校は、1・2年生の職場体験を通じて、「将来を見つめる」と題しまして、専門学校体験事業や市内の事業所での職場体験、一已中学校は、1年生の深川の未来を考えるとし、深川市の人口減少をとめる対策への提言、納内中学校は、2年生の校内発表から深川の産業・まちづくりについて、体験型観光、まちおこし、名産品について、音江中学校は、1年生の地域の公園やバス停の清掃活動、施設訪問での交流活動の報告、多度志中学校は、1年生による多度志プロジェクトとして、新旧市立病院の比較、雨竜川深名線の歴史など、5校15グループからの展示があったところであります。昨年度、平成24年度は、宮澤議員のお話にもありましたけれども、深川中学校は、1年生から3年生の「職場体験を通じて将来を見つめる」をテーマに職場体験の様子を、一已中学校は、1年生の手づくりCMで深川の魅力を紹介、納内中学校は、1年生の校内発表からウロコダンゴや黒米商品など売れ筋のお土産を模造紙にまとめたもの、音江中学校は、1・2年生の地域の公園やバス停の清掃活動、施設訪問での交流活動の報告、多度志中学校は、3年生が地元のグルメ情報や観光スポットを載せた小冊子を作成するなど、5校21グループからの展示・提言を行ったところであります。平成25年度におきましても、来年、平成26年2月13日から20日までの8日間、生きがい文化センターで展示発表を予定しているところであります。平成26年度以降の学校統合の取り組みの考え方でありますが、統合で2校になったとしても、この事業の目的であります「感性豊かな青少年の視点で考察し、深川市に対する夢や思いを発表できる機会を設け、郷土への理解を深めていただく」ということは大事であるとの考えから、引き続き行ってまいりたいと考えております。