深川市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月8日
大雪対策
2012年3月8日、深川市議会の一般質問で、小田雅一議員が「大雪対策」について質問し、建設水道部長 松浦龍行、市民福祉部長 瀬川慎が答弁しました。
- 質問者
- 小田雅一 議員
- 答弁者
- 建設水道部長 松浦龍行、市民福祉部長 瀬川慎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 小田雅一
次の質問に移ります。昨年の暮れより降り続いております大雪の対策について伺います。日本海側を中心に、12月としては記録的な積雪となっている原因としまして、蛇行する偏西風の影響を受けて、北極圏の寒気団が日本列島に流れ込んでいることが挙げられると思います。岩見沢市で、観測史上最も深い194センチの積雪をもたらした記録的な積雪になっているのは、これに伴って海面と大気との温度差が大きくなった中で、水蒸気を吸収し厚い雪雲が発生したためだと言われております。特に、南空知においては豪雪となり、陸上自衛隊による災害派遣がされるなど、深刻な状況だったと言えます。建物の崩落、屋根からの落雪事故等が新聞報道されていますが、深川市においても平年を上回る積雪量となっており、市民生活に支障を来していることと思います。特に、市街地の市道の除排雪の行き届かない場所も見受けられますし、また点在する空き家に降り積もった屋根雪でありますが、私の目から見ても危ないのではないかと思っております。近隣の旭川市、滝川市においても建物、屋根の崩落があったわけで、これからの融雪期を迎えるに当たり、隣接住宅への影響がないのか不安なところであります。これまでの対応を含めてお伺いいたします。1点目は、これまでの市道の除排雪状況と今後の見通しについて伺いたいと思います。2点目については割愛いたします。3点目は、自力では除雪の難しい高齢者世帯に対して福祉除雪サービスが実施されてきておりますが、本年においてのその実態についてお伺いしたいと思います。
答弁 建設水道部長 松浦龍行(建設水道部長は2013年3月まで)
大雪対策についての1点目についてお答え申し上げます。初めに、今冬の降雪状況についてでありますが、深川アメダスのデータによる降雪量は、昨年11月から2月末日までの累計では725センチメートルになっており、昨年同期の577センチメートルに比べ148センチメートルの増、過去3年間の平均値626センチメートルと比べましても99センチメートルふえております。また、最大積雪深については、本年2月13日に142センチメートルとなり、過去20年間の記録から見ましても、平成11年3月27日の139センチメートルを上回る数値となっておりますが、2月末現在では110センチメートルまで減少しており、今後はまさに天候次第ではありますが、気温が上昇し、融雪が進んでいくものと考えているところでございます。次に、市道の除排雪の状況でございますが、歩車道の除雪につきましては、市街地の幹線道路を中心とした車道約25キロメートルを市直営により、また市街地の生活道路や郊外地などの車道約357キロメートルと、それから歩道約50キロメートルにつきましては業者委託により除雪しておりますが、たび重なる大量の降雪と猛吹雪により、除雪作業が順調に進まない日や、雪の降り始めた時間が遅く除雪が間に合わない日などもありまして、一部路線では1車線しか確保できない状況もあり、吹雪や吹きだまりなどによりまして、一時的には通行障害も発生しましたが、通行どめをした区間はなかったところでございます。また、排雪につきましては、昨年12月以降の大量の降雪や気温の上昇が見られず、雪解けが進まないことなどから、市街地の市道には排雪しなければならない雪がいまだ堆積されている状況であり、現在も2車線の幅員が確保できていない路線も残っているところでございます。次に、今後の見通しといたしましては、3月に入り、ここ数日の気象状況から推察しまして、降雪は少ないものと考えられますが、排雪につきましては、バス路線など幹線を除きまして、現在の全般的な状況を申し上げますと、おおむね3巡目の作業に取りかかっている状況でありまして、大雪の影響により作業が計画どおり進まないため、この後3月中旬ころまで作業が必要と見込んでおり、今議会の初日に補正予算の議決をいただきましたので、引き続き鋭意市街地の排雪作業を取り進めてまいりたいと思っております。
答弁 市民福祉部長 瀬川慎(市民福祉部長は2013年3月まで)
大雪対策についての3点目について、お答えさせていただきたいと思います。今現在、門口やあるいは玄関等の除雪が困難な高齢者等への除雪対策といたしましては、深川市社会福祉協議会が実施しております福祉除雪サービス事業がございまして、これは門口をふさいだ雪を除雪する門口除雪サービスと、それから玄関、窓の周り、さらには屋根の雪おろし、これに対応する玄関等除雪サービスがあります。市はこの事業費の一部を助成しているわけでありますけれども、どちらの事業におきましても、除雪してくれる方が身近にいない低所得世帯等で冬期の除雪に困難を来す70歳以上の高齢者世帯、重度の障がいのある世帯、小学校以下の子供のいる母子世帯、そして病弱な世帯という四つの世帯が対象になるわけです。議員お尋ねの利用の状況についてでございますけれども、福祉除雪サービス事業の利用状況ということで、門口除雪サービスについては、平成21年度で56世帯、22年度で60世帯、23年度は1月31日現在での数値でありますけれども、66世帯という利用状況になっております。一方、玄関等除雪サービスにつきましては、これは事前登録制をとっているのですけれども、平成21年度登録世帯141世帯に対して、利用されたのは58世帯、22年度登録世帯が135世帯、利用世帯が66世帯、23年度につきましては1月31日現在で140世帯の登録に対しまして66世帯の利用と、いずれも利用件数が増加傾向にある状況にあります。議員の質問にもありましたとおり、ことしは非常に雪が多く、除雪を頼んでもすぐには対応できない状況であるとお聞きしておりますけれども、担当する社会福祉協議会といたしましては、依頼のあった方たちの積雪状況などを確認いたしまして、そして緊急度の高い方から優先的に行っている状況で、特に今現在において、私も2回ほど確認しておりますけれども、大きな支障もなく対応されているということでありました。そこでもう1点、今申し上げた実績というのは世帯で申し上げましたけれども、では実施回数でどういう状況なのだということでお知らせしたいと思いますけれども、玄関等除雪サービスは、昨年度は66世帯の方が使った、それに対して実施回数は140回。それに対して今年度、1月末で66世帯の方が利用されておりますけれども、165回と昨シーズンを上回る状況になっています。これに2月、さらには3月の分をプラスしてまいりますので、したがって利用回数はまだふえるのではないかと思っています。それから、屋根の雪おろしにつきましても、これも実施回数で比較してみますと、昨シーズン1年間では23回でした。これに対して、本年1月末で既に25回を数えておりまして、これも2月と3月をプラスしていくと相当ふえるのではないかと思っております。このように、この社会福祉協議会が実施している福祉除雪サービスは、多くの方に利用されているという現状にあります。したがいまして、高齢者世帯などにとって、冬期間支障がないように生活を送るためには、この除雪対策はやはりしっかりと講じていかなければならないと考えておりまして、この事業の対象となる方がやはり希望どおりに利用できるよう次年度以降、社会福祉協議会と連携をとって、しっかりと周知に努めてまいりたいと考えております。