遠軽町議会 令和5年第8回定例会 2023年12月13日
保育所や児童館における冷房機器の整備について
2023年12月13日、遠軽町議会の一般質問で、秋元直樹議員が「保育所や児童館における冷房機器の整備について」質問し、町長 佐々木修一、子育て支援課長 太田貴幸が答弁しました。
- 質問者
- 秋元直樹 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、子育て支援課長 太田貴幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 秋元直樹
通告書に従いまして、私のほうからは、保育所の今後の運営についてと、保育所や児童館における冷房機器の整備について、2点質問いたします。遠軽町内の各保育所については、築年数が50年に迫る施設が点在し、経年劣化による修繕の必要性や少子高齢化による子どもたちの減少など、今後の運営の方向性について検討が必要になってきています。また、現在、町で設置している行政改革推進委員会においても、各保育所について検討すべき施設として一定の方向性が示されているところです。今後、行政改革推進委員会の提言や経年劣化の状況などを踏まえ、町としてどのような考えで各保育所の運営を行っていくのか、町の考えを伺います。また、特に遠軽の保育所については、南、西、東保育所共に経年劣化が著しく、建て替えの検討が必要かと考えますが、町の考えをお聞きします。2点目として、近年は地球温暖化の影響による夏の猛暑が続いており、道内でも熱中症で亡くなる児童が発生するなど、暑さ対策は各自治体において喫緊の課題となっています。また、遠軽町は道内でも特に暑い日が多く、来年の夏以降に向けて何らかの方策を講じる必要があると考えます。新年度に向けて、地域の宝である子どもたちの健全な成長とかけがえのない命を守るために、保育所や児童館に施設の実情に合わせた冷房機器の整備を進めるべきと考えますが、町の考えを伺います。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
秋元議員の一つ目、保育所の今後の運営についての御質問にお答えいたします。保育所の運営と建て替えに関して、町の考えはとの御質問ですが、運営につきましては、職員の配置状況では、現在のところ子どもの定員に対応できる保育士の配置をしており、給食調理員や清掃員など、保育士以外の職員配置もできているところですが、それぞれ少子高齢化による担い手の不足により、徐々にではありますが、配置が困難な状況になりつつあります。また、利用児童の推移につきましては、遠軽地域の保育所では、この5年間で約30人の入所児童の減少があり、そのため、将来的には保育所再編の検討が必要になってくると考えております。次に、遠軽地域の保育所の築年数は、3保育所とも築40年以上であり、施設の状況につきましては、屋根や建具などの不具合による修繕等も必要となっており、築年数相応の状態となっております。施設建て替えの検討につきましては、行政改革推進委員会からの助言も参考に、施設や利用の状況などを考慮した見直し評価を行った上、方向性を検討いたします。次に、二つ目の項目の保育所や児童館における冷房機器の整備についての御質問にお答えいたします。以前一般質問でもお答えしておりますとおり、町内各保育所や児童館の冷房機器、エアコンの設置状況は、各施設とも1台または2台のエアコンが設置されており、エアコン以外にも扇風機や冷風機を設置し、暑さ対策を行っているところで、暑さの状況により児童をエアコン設置の部屋に集め、保育をしているところでございます。また、各施設とも屋外での水遊びを増やしたり、水分補給用の経口補水液やスポーツドリンク、塩あめなどのミネラル補給も欠かさず行い、暑さ対策をしているところであります。冷房機器の整備についての町の考えにつきましては、以前から工夫を凝らした夏場の対策を続けていくことを第一に、保育所につきましては、各地域の気温や各施設内の室温を確認した上で、新年度において冷房機器の整備について検討いたします。なお、児童館につきましては、以前から集会室に設置していますエアコンにて引き続き対応してまいります。以上でございます。
再質問 2番 秋元直樹
それでは、まず1点目の保育所の運営と建て替えの部分について再質問をさせていただきます。町の答弁においては、今後、行政改革推進委員会の答申も鑑みた上で、将来、再編のところも含めて検討されていくという御答弁だったと認識しております。ぜひ今後、現在の各保育所が抱える課題についても十分理解した上で、今後、検討を進めていただきたいと思います。現在、町内を見ますと、民間幼稚園については、国や道、また町の支援を受けながら、また、民間の各企業の自助努力もいただきながら建て替えが進み、今回のひばり幼稚園の改修完了をもって、おおむね幼稚園のほうは大体の整備が終わるところです。幼稚園と町営の保育所では立ち位置は大きく違うものの、子どもを通わせているお母さんやお父さんの目線では大きく変わらず、ぜひ保育所も整備を進めてほしいという声や、新庁舎建設ももちろん大切なのだけれども、保育所の建て替えも検討してほしいとの声も子育て世代より聞こえてきています。そのような声があることも十分に御理解いただいた上で、ぜひ今後、早期に検討を進めていただきたく思いますが、どうでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
先ほど答弁で申したとおり、検討を進めてまいりたいと思っております。
再質問 2番 秋元直樹
早期にというところをちょっと強調させていただいたのですけれども、ぜひ検討を進めていただきたく思います。また、建て替えや再編の話が出ましたので、少し触れさせていただきますと、今後、検討を進めていくに当たり、考慮していただきたいところについては、町長答弁にもあったとおり、少子高齢化による子どもたちの減少、または各保育所の保育士の配置の問題に触れられておりましたけれども、ここが大きな比重を占めるのではないかと私自身は考えております。現在、特に労働人口の減少により保育士に限らず、各事業所含めて人材の減少傾向にあって、遠軽町でも現在、今後含めて、保育士の配置については苦労されていくものと思います。そのような現在の状況も踏まえて、保育士配置の適正化や行政改革の観点から、特に、今回質問しました3保育所を中心に、各地域や各保育所の実情も鑑みながら、再編の検討の中で、一定の集約についても検討される時期が来ているのではないかと考えるのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
集約につきましても、先ほど御答弁申し上げたと思いますけれども、また同じ答えになりますが、保育士の数も限られてくるし、それから子どもの数もここ数年で30名減っているという数字も出させていただきましたけれども、これはまだ続くものと考えております。そういった中で、行政改革推進委員会の助言等も参考に進めてまいりたいと思います。保育所に限らず、別に遠軽町だけの問題でなく、やはり人口減少というのはまだまだ進んでまいります。人口減少にあらがう対策も取りつつも、やはり現実も見ながらの政策、これがやはり日本全体で求められていくと思っております。以上でございます。
再質問 2番 秋元直樹
再編の中で集約も含めてということで御発言をさせていただきました。1点目の質問については、以上で終わりたいと思います。それでは、2点目、冷房機器の整備についての質問に移ります。答弁では、保育所については、新年度予算の検討の中でというところで、前向きな御答弁だったと認識しております。保育所の件については、今後、新年度で検討されるということなので、再質問はいたしません。また、昨日開催されました総務・文教常任委員会の中で、各学校についても、各教室や職員室など、エアコンをつけるべく実施設計を進めていくとの説明があったと聞いており、そちらついても私自身は大変うれしく思っております。児童館については、先ほど答弁にあったとおり、気温や室温も鑑みた上で、難しいというところで、現状の中で、今やっている対策を十分図りながらやっていかれるという答弁でございました。児童館について少し質問させていただきますが、道内の各自治体においては、財政上どうしても予算措置が難しい場合、または遠軽町の児童館のように、構造上、ガラス張りであったり、なかなかエアコンのつくスペースがなかったりだとか、あとは、各ホール、大きい空間も多いので、なかなか難しいというところは、私も各児童館を見た上で理解しているつもりです。そのような場合に、窓につけて運用ができる電気工事や排気工事を必要としないスポットエアコンの導入も道内自治体においては進んできている現状があります。スポットエアコンのメリットについては、大きな工事費がかからないこと、また、安価なことが挙げられます。デメリットとしては、大きな空間を常時涼しく保つのは難しいというところについてはデメリットでございます。ぜひ各児童館の状況に合わせてになりますが、スポットエアコンや窓エアコンの導入についても、今後検討する余地はあるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 子育て支援課長 太田貴幸(子育て支援課長は2024年3月まで)
ただいまの秋元議員の御質問についてお答えいたします。今、秋元議員からもお話ありましたとおり、児童館の遊戯室については全面ガラス張りという状況であります。各議員の皆さん御存じだと思いますけれども、現在、集会室に、先ほど町長答弁にありましたとおり、1台設置されております。ほかにつけるとなると、先ほど言った広い部屋、遊戯室、ガラス張りの部屋になるのですけれども、そちらについては、低い位置に開閉できる窓がありません。構造上、私の背丈以上の180センチから上のところに排煙窓がついていまして、そちらのほうに設置ということになるのですけれども、低い位置にどうしても設置できないというデメリットがあります。あと、各議員の方、秋元議員も御承知だと思いますけれども、遊戯室については、子どもたちがミニバレー、それからバドミントンを行うぐらいの、1面と半分ぐらいなのですが、それほどの広さと、20畳から30畳近くの小上がりの部屋があります。それほど広い部屋になりますので、そこをスポットエアコンとなると、1台ではどうしても見切れないと。それを数台つけたとしても、多分あの部屋であれば、高さもありますので、そこはちょっと、費用対効果ではないのですが、そういったところでは、ちょっと難しいのではないかと判断しております。以上でございます。
再質問 2番 秋元直樹
おっしゃっている部分については、私も重々理解できているつもりです。個人的に危惧しているのは、先般道教委より、昨年の8月下旬以降の35度を超える記録的な猛暑を鑑み、夏休みと冬休みを合わせた年間休業日数を50日から56日に改め、増やした部分の6日間をできるだけ夏休みに隔てるようにと、道教委として見解が示されたところです。これは教育委員会への質問ではなくて、背景としてお話ししているところなのですけれども。これは、現段階では、道立高校や特別支援学校などの道立学校に向けたものではあるのですが、来年4月までには、各学校においても一定の検討はなされていくものとされているところです。遠軽町は、来年度どのようにされるのか分かりませんが、この方針によって、夏の暑い時期に学校で過ごす時間が多少減るかわりに、働いているお父さん、お母さん方が、児童館等々に通わせる子どもたちが増えると。それにより、体調管理に関わる問題が出てくるのではないかという懸念を持っているので、今回、児童館については質問させていただいているところでございます。先ほど説明あったとおり、集会室など数名の児童が休める程度の空間には設置されているのですけれども、大多数の児童が過ごすホールなどの空間には設置していないことから、職員の皆様の努力もあると思うのですけれども、本年は特に、非常に暑い中で過ごされたということも聞いております。児童館への設置は難しいというのも重々承知しておりますが、保育所や、この後、同僚議員が質問される各学校について、設置を進めていかれるとのことですから、ぜひ来年の児童館の運営においては、設置が難しいのであれば、今まで以上に健康に留意した、子どもたちの安心と安全を守るような対策を今まで以上に講じてほしいと思うのですが、そのような考えはありますか。
答弁 子育て支援課長 太田貴幸(子育て支援課長は2024年3月まで)
ただいまの秋元議員の御質問にお答えいたします。先ほどの町長答弁のとおり、児童館については、集会室にエアコンが設置されています。それから、以前の一般質問でもこちらはお答えさせていただいているのですけれども、夏場の遊戯室については、室温30度以上になると使用を中止しまして、集会室において事業を展開している状況です。そういった形で対処しております。また、遊戯室自体も室温が上がりづらいように、南児童館については、西日の当たる方向に遮光用のビニールシートのカーテンですとか、西や東児童館については、すだれ、よしずといいますか、そういったものをつけて室温の上昇を抑えている状況です。また、遊戯室については、2台から3台の壁掛け式の扇風機を設置したり、先ほど言った小上がりの部分については、持ち運びのできる冷風機も設置していまして、気温上昇への対処をしている状況です。今のところそういった工夫をしながら行っておりますので、来年度につきましても、それプラス何かがあれば、そういった形で、今まで以上に工夫をしてやっていきたいと思っております。以上でございます。