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遠軽町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月11日

プール施設の維持管理方針と水泳授業について

2024年12月11日、遠軽町議会の一般質問で、秋元直樹議員が「プール施設の維持管理方針と水泳授業について」質問し、教育長 佐藤祐治、総務課長 西聡、社会教育課長 中南秀隆が答弁しました。

質問者
秋元直樹 議員
答弁者
教育長 佐藤祐治、総務課長 西聡、社会教育課長 中南秀隆

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 2番 秋元直樹

通告書に従いまして、私のほうからは、プール施設の維持管理方針と水泳授業について質問をさせていただきます。本年11月に行政改革推進委員会からの提言を基に、町より公共施設の見直しの方針が示されました。その中では、各地域のプールについては、数年以内にえんがる温水プールへ集約を進めていくとの方向性が示されているところです。行政改革は不断の精神で進めていく必要がありますが、各地域の学校の水泳授業の実施が困難になるおそれがあることから、慎重な検討と十分な協議が必要と考えます。文部科学省が定めている学習指導要領では、小学校1年生から中学校2年生までは水泳授業が必修とされていますが、水泳場が確保できない場合は実技を伴わなくてもよいとされています。教育委員会として、各学校の水泳授業を今後どのように取り扱っていく考えか見解を伺います。以上です。

答弁 教育長 佐藤祐治

2番秋元議員のプール施設の維持管理方針と水泳授業についての御質問にお答えいたします。令和6年11月に策定された公共施設の見直し方針では、各地域の水泳プールは、十分な検討・協議により、えんがる温水プールへ統合し、廃止すべきとされており、生田原水泳プール及び安国水泳プールは令和9年度に統廃合・廃止、丸瀬布水泳プールは令和10年度までに統廃合・廃止する方針が示されています。また、白滝水泳プールは令和8年度までに廃止する方針が示されておりましたが、昨日の本議会にて遠軽町体育施設条例の一部改正の可決により、本年度末をもって廃止となるところです。令和6年度の各学校のプールでの水泳授業については、小学校は分校を除く全小学校で実施し、中学校は7校中、安国中学校、丸瀬布中学校の2校で実施しています。教育委員会として、各学校の水泳授業を今後どのように取り扱っていく考えか見解を伺いますとの御質問ですが、教育委員会としましては、各学校の体育のカリキュラムを尊重するとともに、命を守るための水に対する安全教育の一環としても水泳授業は重要であると考えています。文部科学省の学習指導要領において、水泳場が確保できない場合には実技を伴わないことも許容されておりますが、各学校との協議において、プールでの水泳授業を実施したい希望がある場合は、これまでと同様に実技を含む形での授業ができるよう環境整備に努めてまいりたいと考えております。以上です。

再質問 2番 秋元直樹

それでは、再質問をさせていただきます。答弁としましては、これまで同様に実技を含む形での授業ができるように、環境整備に努めていきたいとの答弁でありました。今回の質問作成に当たり、他の自治体の同様の質問、合併市町村を中心にちょっと調べさせていただいたところによると、大体7割程度の自治体が各学校の判断に委ねたいという厳しい回答でありました。本日いただいた答弁、遠軽町教育委員会の回答としては、ほかの自治体に比べるとかなり前向きな答弁であったと私自身は認識をさせていただきました。前向きな答弁を踏まえて何点か質問をさせていただきますが、まず、私自身、プールの集約については行政改革を前に進めるため、基本的には賛成をしているところであります。ただ、進めるに当たり、発生する課題や懸念に対して子どもたちに大きな影響を及ぼすことなく進めてほしい、その1点で今回質問をさせていただいているところであります。今現在、各学校のプール授業については、大体3日掛ける2コマの計6時間を平均値として、体育授業の一環として行われている学校がほとんどであります。丸瀬布、白滝、安国、生田原の小学校1年生から中学校までの各学年の水泳授業が将来的に4年後、令和10年度までに集約することを想定すると、温水プールの利用時間配分に大きな負担がかかることが想定されます。また、集約により移動時間が発生し、今の平均値である6時間程度の授業時間が確保できるか、ここも大きな課題になると考えております。温水プールに集約した際にキャパオーバーになる懸念がないか、そして、各地域の水泳授業数が一定時間数担保されるのか、そのような将来的に課題となる部分の検討を教育委員会として、今現在、議論をなされているのかをまず伺いたいと思います。

答弁 総務課長 西聡(総務課長は2024年12月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。まず、えんがる温水プールへの今後の集約ということの方針ですけれども、集約となった場合につきましては、やはり混雑等が予想されます。現在、スキー場でのスキー教室も日程調整等を行っております。そういった事例も踏まえまして、授業に支障がないよう事前に日程調整を行いながら、プール集約についての整備については行ってまいりたいと考えております。それから、時数につきましては、各小中学校、先ほど議員がおっしゃっておりました、日数としては3日から4日、時数につきましては6時間から9時間の時数で、令和6年度は各学校実施しております。その分につきましては、現在のところまだ具体的な日数、時数等は検討されておりませんけれども、今のところ小学校で7校、中学校で1校が今後もプールでの水泳授業を行いたいというふうに聞き取りをしておりますので、学校が希望する時数、回数の授業が実施できるようバス等の確保など、それぞれの環境整備に努めたいと考えております。

再質問 2番 秋元直樹

例えば、温水プールの話になるのですけれども、夏の時期にどんと集約するのが難しいのであれば、温水プールは温水ですので、温水プールの持っている特性を生かして、夏時期に限らず、ちょっと春や秋までプール授業の時間を拡大して、授業時間の確保を検討することも可能かと思うのですけれども、そのような方法は今後の検討の土台に入ってきますでしょうか。

答弁 総務課長 西聡(総務課長は2024年12月まで)

御質問にお答えします。各地域の水泳プールにつきましては、やはり7月、8月が中心となって授業を行っております。ただ、気温ですとか、天候によってプールが開設できない日も実際あるところです。そういった意味では、えんがる温水プールで授業を行うということになれば、気温・天候に左右されずに常時オープンしているということで考えますと、7月、8月を少し、もうちょっと長いスパンで計画的に調整できるのではないかというふうに考えております。以上です。

再質問 2番 秋元直樹

ぜひ、子どもたちが少しでもプールで授業をできるような環境を整えていただきたいと思います。まだ3年程度時間はありますので、その間に十二分に検討を進めていただきたいと思います。続いての質問になりますが、昨日の議会にて、白滝プールの廃止について議決をいたしました。これについては、私も白滝プールの実情と行政改革の方向性を鑑み、理解をして賛同しているところです。先ほどの答弁では、生田原、安国については3年後、丸瀬布については4年後をめどに温水プールへの集約の方向性とされていました。生田原、安国、丸瀬布については、バス等々の移動手段を活用して、大体20分程度の移動時間は発生しますが、学校の授業としての位置づけを変えずに、水泳授業は実施可能かと思います。ただ、さすがに遠軽中心部まで45分近い時間を要する白滝地区の水泳授業の実施は、丸瀬布から遠軽に移る4年後を考えると、少し難しくなるのではないかと大きく危惧をしているところです。各学校でプール授業が教育委員会の方針どおりに望ましいと考えるのであれば、同じタイミングでこの3年、4年のスパンで各地域の全てのプールを温水プールに集約するのではなく、丸瀬布地域のプールを4年に限らず、当面維持して白滝地域のプール授業を行えるようにするほうが、この広大な面積を有する遠軽町の集約の在り方としては、望ましいのではないかと考えますが、そのような考え方、今の計画は4年ですけれども、実情を鑑み、再度見直すような考えは持ち合わせておりませんか。

答弁 社会教育課長 中南秀隆

秋元議員からの丸瀬布水泳プールの廃止年度を延ばすという御意見についてでございますが、丸瀬布水泳プールにつきましても、昭和49年の建築から既に50年が経過している施設となっております。丸瀬布水泳プールにつきましても、施設の老朽化につきましては現実的な課題の一つでありまして、今後、大きな不具合等が発生することも予想されるところでございます。このことから、丸瀬布水泳プールにつきましても遠軽町の公共施設の見直し方針を基本としつつ、今後、住民、また学校関係者、そして地域の意見を伺いながら、適切な対応に努めてまいりたいと考えております。

再質問 2番 秋元直樹

地域の意向を十分に聞いた上で、最終的な御判断をいただければと思います。当初の方針案、11月の前の案の段階では、統廃合、小中一貫校の地域の意向に合わせたプールの統合については計画に記載がなかったところではありますが、11月に最終的に示された見直し方針では、町民からのパブリックコメントや委員会などの提言を踏まえて追加で記載をされてきました。そこを踏まえてになるのですけれども、現在、丸瀬布・白滝地域においては、義務教育学校の要望が地域より上がり、教育委員会が協議の場を設けていると聞いております。ぜひそのような場を活用して、白滝地域は来年での廃止が決まっているのでいいのですけれども、丸瀬布地域のほうについては、地域と、学校の小中一貫校の議論と併せてこのプールの在り方、丸瀬布から温水プールの集約のタイミング等々を地域を巻き込んでそういう場でも議論をしていただきたいと思うのですけれども、そのような考えを持ち合わせていますか。

答弁 総務課長 西聡(総務課長は2024年12月まで)

ただいまの御質問にお答えいたします。現在、協議をされております丸瀬布・白滝地域の学校の在り方の中では、白滝地域の水泳プールの廃止につきましては情報提供等を行っております。ただ、丸瀬布地域のほうの水泳プールの廃止につきましては情報等交流を行っておりませんので、今後につきましては、丸瀬布水泳プールの廃止についても学校の在り方の中で情報交流等を行ってまいりたいと考えております。

再質問 2番 秋元直樹

なぜこのようなことを聞かせていただいたかと申しますと、統合というのは地域にとっては非常にナイーブな問題で、プールが統合すると、学校の義務教育校等々の議論にも、多少のいい意味でも悪い意味でも影響が出てくるものかなというところの懸念しているところです。同時に方針として公開することで、少しでもその議論が一緒になって進んでいくのが望ましい姿かなと思い、この質問をさせていただきました。ぜひ御検討を進めていただければと思います。最後に、プールの統合に伴う各地域の夏季期間中の子どもたちのプールの利用について、質問をさせていただきたいと思います。夏休み期間中には、近年、温暖化を起因とする猛暑の影響もあり、各地域のプールに子どもたちが通う姿が多く見られます。前もって教育委員会より令和6年の夏休みの各プールの利用状況についてお聞かせをいただきましたが、夏休み中、生田原100件、安国63件、丸瀬布32件、白滝43件の利用がありました。また、7、8月の2か月の利用人数を見ますと、生田原318件、安国363件、丸瀬布186件、白滝121件の利用があり、過疎が進む状況においても、プール授業を除いたとしても一定の利用があり、子どもたちがプールを積極的に利用し、地域の憩いの場になっている状況がこの情報より伺えます。そのような状況を考えますと、プールの集約によって子どもたちの夏の心身の成長や過ごし方に大きく影響が出てくる懸念があります。そのような集約による懸念を解消するために、できることであれば教育委員会が主導して、夏休み中に2回程度、温水プールへの送迎も含めた事業の実施を、統合を目指す三、四年後から実施をしていただき、少しでも生田原、丸瀬布、白滝、安国の子どもたちが、水に、そしてプールに触れ合う環境を残していただきたいと考えておりますが、そのような対応について今後考える予定はございますか。

答弁 社会教育課長 中南秀隆

ただいまの御質問にお答えいたします。夏休み期間中の利用に対応するバス等での送迎ということでございますが、このたびの白滝水泳プールの廃止に伴いまして、白滝地域の児童生徒を持つ保護者に対するアンケート調査を現在計画しているところでございます。そのアンケート結果等の内容も踏まえまして、今後、白滝を除く各地域のプールが集約された場合等も想定しながら、参考にしながら、どのような形が十分対応できるかどうかということについて、教育委員会として検討を進めてまいりたいというふうに考えております。

出典:遠軽町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月11日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる