みんなの議会

遠軽町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月8日

障がい者や高齢者の投票支援について

2023年9月8日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「障がい者や高齢者の投票支援について」質問し、選挙管理委員会委員長 新野尾伸一、選挙管理委員事務局長 堂前政好が答弁しました。

質問者
阿部君枝 議員
答弁者
選挙管理委員会委員長 新野尾伸一、選挙管理委員事務局長 堂前政好

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 阿部君枝

通告書に従いまして、一般質問させていただきます。障がい者や高齢者の投票支援について。2019年9月定例会において、「選挙における投票環境の改善と投票率の向上について」と題し、主に高齢者のための投票しやすい環境づくりと優しい配慮等についてや、期日前投票移動車の実施について、一般質問いたしました。今後、調査、研究に努めていきますとの答弁をいただいてから4年が経過し、さらに高齢化が進み、認知症等の方々に対する投票支援が急務な課題です。そこで、調査、研究の結果及び投票支援を導入していることを考えているか伺います。また、2023年1月、総務省は「障がいのある方に対する投票所での対応例について」のガイドラインを示しております。その中に、投票所の設備として、コミュニケーションボード及び投票支援カードの事例をホームページに掲載しています。投票支援カードは、投票に際して支援が必要な場合、係員に手渡すと当事者に合わせた支援を受けられます。また、投票所内で予想される困りごとや支援してほしいことを、絵や文字で表示したコミュニケーションボードを指で指すことで、自分の意思を伝えることができるものです。投票支援カード等を導入し、誰もが気軽に投票できる環境整備に努めるべきと考えますので、町の考えを伺います。以上です。

答弁 選挙管理委員会委員長 新野尾伸一

阿部議員の「障がい者や高齢者の投票支援について」の御質問にお答えをいたします。初めの御質問であります、「主に高齢者のための投票しやすい環境づくりと優しい配慮等についてや、期日前投票移動車の実施についての調査、研究の結果及び投票支援を導入することを考えているのか」についてでありますが、投票環境を向上させることは選挙管理委員会の役割でありますので、これまで投票所の玄関に簡易手すりや椅子、靴べらの設置などを行ってきたところであります。期日前投票移動車を導入する場合は、二重投票を防止するための対策など、正確な投票事務を講じるほか、投票管理者や投票立会人などの人員の確保や予算の問題も含めて検討する必要があり、また、9月1日に総務省が公表しました、令和5年4月執行の統一地方選挙における事務ミス等が全国で155件、このうち北海道では11件発生したところであります。現在、投票所の数は、地域住民の皆さまの御理解の下、これまで統廃合を行ってきた結果、投票日当日の投票所を12か所、また、各地域に期日前投票所を設置しており、適切な配置だと判断していることから、新たに自動車を使った移動期日前投票所の設置は考えておりません。次に、「誰もが気軽に投票できる環境整備に努めるべき」との御質問でありますが、初めに、今年1月に総務省が作成しました「障がいのある方に対する投票所での対応について」は、全国の選挙管理委員会が取り組んでいる事例の調査結果を取りまとめたものであり、指針のようなガイドランではないことを御理解願います。遠軽町の各投票所では、投票する際に支援等が必要だと思われる有権者が来場した際には、事務従事者が介助や代理投票の有無などについて積極的に声かけをしているところであり、総務省の資料でも対応例の一つとして例示されているところであります。これまでも、投票しやすい環境づくりに取り組んでいるところでありますが、他の有権者の前で声かけをされることに敬遠する場合や、うまく声に出して言えない場合なども考えられますので、事例を参考に、投票支援カードやコミュニケーションボードの導入を進めてまいります。以上でございます。

質問 4番 阿部君枝

今、御答弁いただきましたが、適切な設置をしているということですが、今後そういうことは考えないということですけれども、経過はどのようにしてそのような結果が出たのか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 選挙管理委員事務局長 堂前政好

御質問にお答えさせていただきます。これまで、どのような調査、研究をしてきたのかという御質問でございますが、道内の実施状況を調査したところ、自動車を使った移動期日前投票所は道内で7か所実施されているところでございます。また、導入の経緯について調査させていただいたところ、総じて投票所の統廃合による補完措置としての実施がきっかけとなっているところでございます。遠軽町選挙管理委員会といたしましては、委員長が答弁したとおりでございますが、投票所の数は適切だと判断をさせていただいたところでございます。また、遠軽町は広大な面積を有しております。遠軽町で実施した場合、全ての地区にそういった移動投票所、開設することは不可能でありまして、仮に一部で実施をいたしますと、逆に不公平感を与えることが懸念されると判断したところでございます。総合的に判断をいたしまして、現在の投票所につきましては統廃合を繰り返して現在に至っているということで、適正な配置だということの判断の下、先ほどの答弁となったところでございます。以上です。

質問 4番 阿部君枝

今の答弁ですと、不公平感と言いますが、2004年に4地域が合併しました。18年になるわけなのですが、本当に遠軽町は広大な行政面積を持っております。ですから、投票しやすい環境づくりというのは必要だという感じなのですけれども、適切だと言われてしまうとそれまでなのですけれども。身近に投票できる環境ができることで、やはり足腰が弱っている方、また介護等で外出が困難な方もいらっしゃるやに聞いております。そこで、全部に行けということは無理だと思うのですけれども、例えば自治会に協力等をしていただいて、アンケート等で、地域にもよりますよ、ですけれども、そういうことでしていただけるとか、そういう可能性というのはないものでしょうか。

答弁 選挙管理委員事務局長 堂前政好

御質問にお答えをさせていただきます。歩行が困難な場合の方がいらっしゃる場合につきましては、まず公職選挙法の規定に基づきまして、一定の御要件ありますけれども、郵便による不在者投票制度があるところでございます。また、高齢者の外出支援という部分でございますけれども、選挙管理委員会の取組とは別に、その方の状態に応じて、福祉の施策といたしましてヘルパーなど、福祉サービス事業所による高齢者や障がい者の送迎支援や、高齢者乗り物助成券を使って、ハイヤーやバスを使って投票所に来ていただくなど、遠軽町全体といたしましては、投票所に来ることができるサービスを提供していると思っております。実際に、投票所にそういったサービスを使って来ていただいている方も確認をしているところでございます。そういったこともございまして、現在、議員御質問の各自治会を回って、自治会の意向を聞いてというのは、現在、選管としては考えていないところでございます。以上です。

質問 4番 阿部君枝

今後、ますます高齢化は進んでいきますので、そういうものを利用して投票可能な方もいらっしゃるかと思うのですけれども、実際にはなかなかそういうことをきちんと知っていないというか、知らされていないということないのですけれども、そういうことが漏れている方もいらっしゃるかなとは思うのですけれども、その点進めていただきたいと思います、さらに。2点目の件なのですけれども、障がいの投票支援についてなのですが、私も、せんだって北見市が取り組んでいるのを見て、その前にもちょっとほかのほうのを見たのですけれども、本当に簡単な方法でやっていただけるということで、これは本当に遠軽町はきちんと、導入していただけるということで答弁いただきましたけれども、もっと多くの方に知っていただくためにも、また、本当に簡単に投票用紙というのが、簡単に支援カードですか、この用紙が2点ほどあるのですけれども、本当に投票用紙に代わりに書いてほしい代筆だとか、また、声をかけてゆっくり案内してほしい、手をつないで案内してほしいとか、候補者の名を読んでほしいとか、筆談をお願いしたい、また手伝ってほしいことを書いてほしいとか、本当にホームページからすぐ出せるというシステムを取っている市町村もあるやに聞いております。私達も本当に、特に障がいのある方にとって、親御さんは、うちの子は投票って無理なのかなと捉えているというお話も聞いておりますけれども、そういう部分から、本当に多くの方が漏れなく大事な1票を投じることがいかに大事かなということを思い、今回この支援カード、コミュニケーションボードを取り上げさせていただきました。本当にA4ですので、すぐ身軽に出せるということでは、早速取り入れていただきたいと思います。本当に遠軽町、町議選、国政選挙、いずれも投票率は64%から63%台ですし、また、せっかく投票されても白票が毎回結構な量ありますので、この白票は意図としてされている方もいるかもしれませんが、そういう投票支援をいただくことで、有権者として候補者、投票名をしっかり投じることができるのではないかと感じております。このことを導入していただけることを確認しましたので、次回選挙から実施するということと、ホームページにしっかり載せていただくということでよろしいでしょうか。それで終わりたいと思います。

答弁 選挙管理委員事務局長 堂前政好

御質問にお答えさせていただきます。投票支援カードやコミュニケーションボードの導入につきましては、次の選挙から導入をしていきたいと考えております。なお、この支援カードやコミュニケーションボードの普及につきましては、ホームページなども活用するですとか、投票所にしっかりと分かりやすいような表示といったものも進めていきたいと考えております。以上でございます。

出典:遠軽町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月8日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる