遠軽町議会 令和4年第6回定例会 2022年9月9日
男性トイレのサニタリーボックスの設置について
2022年9月9日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「男性トイレのサニタリーボックスの設置について」質問し、町長 佐々木修一、情報管財課長 吉岡秀利、総務部長 鈴木浩、副町長 舟木淳次が答弁しました。
- 質問者
- 阿部君枝 議員
- 答弁者
- 町長 佐々木修一、情報管財課長 吉岡秀利、総務部長 鈴木浩、副町長 舟木淳次
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 4番 阿部君枝
通告書に従いまして、質問いたします。男性トイレのサニタリーボックスの設置について。前立腺がんや膀胱がんを患った男性らが、使用済みの尿漏れパッドなどを捨てる場所に困るケースが生じていることを報道で知りました。日本トイレ協会のアンケートによると、尿漏れパッドや紙パンツを使う男性の約7割が捨てる場所がなくて困ったと回答。国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)には、トイレに関し、女性や女の子、弱い立場にある人がどんなことを必要としているかについて、特に注意するという項目があり、捨てる箱を設けるのが当たり前になってほしいと協会はこの問題をSNSなどで発信しております。私もこれはデリケートな問題は、男性も声を発しにくい大事なことと感じ、総務・文教常任委員会の所管施設調査で男性用トイレを調査したところ、サニタリーボックスの設置は確認できませんでした。そこで、次の点についてお伺いします。1点目、町有施設において、多目的トイレがある施設とサニタリーボックスの形状をお伺いします。二つ目、多くの施設には多目的トイレのない施設が多く、また、あってもサニタリーボックスのない施設もあることから、今後の対応についてお伺いします。3点目、多目的トイレがない不特定多数の町民が利用する施設もあることから、男女を問わずおむつが捨てられるよう改善する考えはないか、お伺いいたします。以上です。
答弁 町長 佐々木修一
阿部議員の男性用トイレのサニタリーボックス設置についての御質問にお答えいたします。1点目の町有施設において、多目的トイレがある施設とサニタリーボックスの形状についての御質問でありますが、現在、町有施設でトイレが設置されている施設が117施設あり、そのうち多目的トイレが設置されている施設は53施設であります。サニタリーボックスの形状につきましては、主に箱形、または三角柱型のふた付きで、高さ20センチ程度のものが設置されております。次に2点目の質問の前段、多目的トイレのない施設がなく、今後の対応についてとの御質問でありますが、多目的トイレは現在53施設で設置されており、必要な施設には設置されているものと認識をしておりますが、新設でない既存施設については、相当数の利用者がある施設以外は経費や立地、施設構造上の面などからも、新たに多目的トイレを設置することは当面難しいと考えております。次に2点目の後段、多目的トイレがあってもサニタリーボックスのない施設の今後の対応についてと、3点目の御質問の多目的トイレのない不特定多数の町民が利用する施設に、男女問わずおむつが捨てられるように改善する考えについての御質問でありますが、町有施設のトイレにおむつを捨てられるサニタリーボックスを設置することで、本来自宅で処理すべきおむつが持ち込まれることが懸念もされます。また、ごみの不法投棄問題も一般にあることから、それらの課題の社会情勢や利用者モラルなども注視していきたいと考えておりまして、現状での設置はそういった課題をどうクリアできるかということがめどがつかない中では、なかなか設置は難しいというふうに考えております。以上でございます。
質問 4番 阿部君枝
ただいま御答弁いただきました1点目のトイレの数と多目的トイレが53あると、サニタリーボックスが高さ20センチとあとどのくらいのあれでしょうか、高さだけでしょうか。そんなにありますか。すいません。
答弁 情報管財課長 吉岡秀利
ただいまの御質問にお答えさせていただきます。高さが20センチとほかの部分についてなのですけれども、幅が大体20センチから15センチ程度のものとさらに奥行きが15センチから20センチ程度の四角いものが主なものとなっております。以上です。
質問 4番 阿部君枝
多目的トイレにないわけではなくて、あるということで、ただこのことは分かりました。2番目の必要な施設で新しいところは設置されていると、既存のところは経費とかそういう部分で当面難しいということなのですけれども、少なくともトイレのこういう必要性というのは感じていますでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
それはもちろんトイレの必要性は十分に感じております。
質問 4番 阿部君枝
すいません、質問の仕方が悪かったです。サニタリーボックスが男性トイレに必要と感じますでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
その御質問についても必要だというふうには感じております。ただ、先ほど申し上げましたように、一般のトイレで設置するには様々な課題を解決しなければならないのではないのかなというふうに、御答弁させていただいたところでございます。
質問 4番 阿部君枝
必要とは感じているということで安心いたしました。このことというのは、読売新聞の6月30日の「気流」というところに投稿欄があるのですが、このところで男性用汚物入れ歓迎という項目が、読んだ方もいらっしゃるかと思うのですが、ちょっと御紹介させていただきます。生理用品を捨てるためのサニタリーボックスがさいたま市などで広がっている。前立腺がんの治療や加齢に伴う尿漏れパッドなどで使う人たちにとって喜ばせていると、きっかけをつくったのは白血病を患った経験を元に、骨髄バンク設立に奔走された大谷貴子さんだと、それで男性たちが困っている現状を知り、インターネットで発信されたことで今現状このように広がっているのですということを、私もこれは本当に必要なことだなと思いました。予算とかいろいろあるのですけれども、やはり一般のトイレに何とか設置できないかなと、予算とかいろいろあるとはいっても、全部のトイレに置くというのではなくて、例えば、町の本庁舎でしたら1か所ぐらいはそういうものを設置してありますよということを町民に知らせるとか、そういうことというのは可能かと思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 佐々木修一
1回目の御答弁から申し上げているとおり、そういったものを含めて、課題が解決されれば当然設置に向けて進めてまいりたいと思います。もう一つ、議員、今、読売新聞の話ありましたけれども、様々な意見があるというふうに思います。私もこの御質問いただいてから、私の本当に親しい友人も同じような状況で、話も聞いたりしましたけれども、その彼は別に今のところ問題ないよという話もありますし、また、トイレの件についても一つの意見として、例えば、アメリカから帰ってきた方はやっぱりアメリカにはごみ箱がたくさんあるのだと、なんで日本はないのだと、私ども子供のおむつも持って帰らなければいけないじゃないかという御意見の、また反対の側の意見として、それはアメリカはそうかもしれないけれども、日本はちゃんと自分でそれはそれで始末するのだというものも、そういう御意見もありました。これ、意見は全て100ゼロないですから、そういうことを含めて、それよりもいろいろな先ほど申した課題が解決されていけば、十分検討はしていかなければいけないなというふうに思っております。
質問 4番 阿部君枝
そんなにこのことってそう難しいことではないように思うのですけれども、ちょっとこれはほかの方とも話したのですけれども、そんなに費用がかかるわけでもなく、本当にその場所を提供というか、共有の場所にこういうものを設置していますということで、ビニール袋に入れて捨てるという、そういうことで十分用が足りると思うのです。やっぱり膀胱がんとかそういうふうになられた方の苦痛というか、尿をそういう状態でいるということは、いろいろな薬を飲んでいたりしますと臭いも非常に強いというふうに伺います。私も父がそういう状況下だったので、非常に外出不足にもなるのです。やっぱりなるべくなら出て歩きたくないって。ですけれども、今、人生100年時代と言われるぐらいで、それぐらいのことでは本当に自由に町に出かけて、もっと人生楽しんでいただきたいなと思うことから、できるところからそういうことってできるのではないかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。再度。
答弁 総務部長 鈴木浩
町長からの答弁でもありましたけれども、この男性トイレにサニタリーボックスの設置という考えが理解できないわけではないのです。ただ、現在のサニタリーボックスにおいても、ペットボトルが捨てられているですとか、本来入れるべきではないものがごみとして捨てられているという、そういう現状も実際町の施設としてあります。そこの清掃を担当している方が、その対応に苦慮しているという現状もあります。また、一般的にごみをその辺に捨てて帰るという状況もございますので、そういったものを注視をしていく必要もあるのではないかということで、現状においては設置は難しいという考えでありますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。
質問 4番 阿部君枝
確かに公共的なところのトイレのボックスにごみを捨てていく方、また、今おっしゃるようなペットボトルを置いていく方も中にはいるかと思います。ですけれども、そのことと、またこのサニタリーボックスの役割という本来のものからいけば、ごみを捨てる人のことまではちょっと考えられないのではないかなと、非常にそういう公共的に行ったらそこにはあるよということで、使う人の立場というかそういう部分で考えてはいかがかなと思うのですけれども。
答弁 副町長 舟木淳次(副町長は2024年3月まで)
町としてもサニタリーボックスは必要だということで、先ほど来話しているとおり認識をしているということであります。何回も答弁しているとおり、必要性はあるけれども、ごみの不法投棄の話もありました。それとは別な問題だということも言われましたけれども、町長答弁でも申したとおり、ごみの不法投棄の問題もあり、またそれを作業する方にもかなり影響があるということですから、そこら辺利用者のモラル、対策を講じながら、今後、検討していきたいということで考えております。
質問 4番 阿部君枝
その不法投棄をする方に対する対応というのは、モラルの問題で取り組んでいただきたいなと思います。最後になりますけれども、せめて本庁舎の男性トイレにサニタリーボックスをまずは1個置いていただいて、そしてちゃんと表示をしていただく。個室でなくてもそこの共有部分のところに置かせていただくということをやっていただいてはどうかなと。もちろんそれはビニールにきちっとたたんで入れて、そういうことをまずは遠軽庁舎からやってみることを考えていただきたいなと思いますが、最後にいたします。
答弁 総務部長 鈴木浩
まずは本庁舎にという御質問でございますけれども、本庁舎も含めて先ほど来答弁しているとおり、現状では設置の考えはないということで御理解いただきたいというふうに思います。以上でございます。