みんなの議会

遠軽町議会 令和4年第2回定例会 2022年3月11日

帯状疱疹の予防について

2022年3月11日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「帯状疱疹の予防について」質問し、町長 佐々木修一、保健福祉課主幹 大柳京美が答弁しました。

質問者
阿部君枝 議員
答弁者
町長 佐々木修一、保健福祉課主幹 大柳京美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 阿部君枝

通告書に従いまして、読み上げて通告といたします。帯状疱疹の予防について。帯状疱疹は、体の半分側に神経痛を伴う水泡が帯状にできる病気です。水ぼうそうにかかったことがある人なら、誰でも帯状疱疹になる可能性があります。成人のおおよそ9割が、体内にヘルペスウイルスの一種、水痘・帯状疱疹ウイルスを持っていると考えられています。60代を中心に50代~70代に多く生じる病気ですが、疲労・ストレスで若い人に発症することも少なからずあります。高齢者が多く、50歳以上が全体の65.7%を占め、80歳までに約3人に1人が発症しています。治療の基本は、水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑えるための抗ウイルス薬の全身投与です。内服薬と注射薬があり、皮膚症状が重い場合や痛みが強い場合は、入院して点滴治療を行うこともあります。理想的には、皮疹出現後3日以内に開始することが望ましいとされています。また、帯状疱疹の合併症「帯状疱疹後神経痛」は、神経の損傷により皮膚症状が治っても3か月以上痛みが続いた状態を呼びます。帯状疱疹を発症した50歳以上の約2割の方が、帯状疱疹後神経痛になると言われ、長期に残存する可能性があります。そこで遠軽町においても、さらなる高齢化が予想されることから、発症を未然に防ぐ対応が求められています。帯状疱疹について、町は、これまでどのような取組をなされてきたのか、また、今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。以上です。

答弁 町長 佐々木修一

阿部議員の帯状疱疹の予防についての御質問にお答えいたします。帯状疱疹について、全国的な大規模な疫学調査は実施されておりませんが、50歳代から発症率が増え始め、70代が最も高いという宮崎県で実施された疫学調査での報告がございます。また、その調査報告によりますと、患者全体の7割ほどを50歳以上の人が占めており、高齢者や糖尿病などの生活習慣病のある人に発症する可能性が高いと言われておりますので、今後、高齢化が進むことにより帯状疱疹を発症する方が増えることは、予想されるのかもしれません。御質問のこれまでの本町における帯状疱疹の取組についてでございますが、随時、受け付けている帯状疱疹を含む健康相談及び保健師の家庭訪問などで取り組んでおりまして、帯状疱疹に関する相談実績もございます。また、今後の取組につきましては、ホームページや健康教育等で町民に対し、帯状疱疹に関する情報提供を行ってまいりたいと思っております。以上でございます。

質問 4番 阿部君枝

今、御答弁いただきました。ホームページ等で見ていただくというお話ですが、主に高齢者の方というのは、ネットを使えない方のほうが多いのですが、その点はどのように今後考えていますでしょうか。

答弁 保健福祉課主幹 大柳京美

遠軽町での帯状疱疹に関する取組につきましては、老人クラブにも健康教育という形で行っていますので、何か所かの老人クラブにおいて帯状疱疹に関するお話とかをさせていただきたいと思っていますし、随時、相談に来られる方もいらっしゃったり、電話で相談される方もいらっしゃいますので、そのときに相談をさせていただきたいと思っています。以上です。

質問 4番 阿部君枝

失礼いたしました。本当にそういう部分では、いろいろな形で皆さんの相談を受けているということで、少し安心いたしました。今回、このような質問をするに至っては、本当にストレス、今回もコロナワクチンの関係とかで、ストレスを抱えている方もいらっしゃるのですが、それ以前に実際に帯状疱疹になった方、頭から顔面にかけてなった方を実際に御相談を受けたことがあるのですが、本当にこれはそのときだけではなくて、後々ズキンズキンどころか、髪も引っ張られるそういう状態が非常に続いて、1年、2年たってもその状態というのは、またかというぐらい非常につらいそうです。また、なるのではないか。帯状疱疹1回なったから、もうならないというものではなくて、何度も繰り返す可能性は十分にあるのですね。それと、その方も後で言われたのですけれども、ワクチンで接種予防ができるのですってと聞かされて、私も知らなかったのですけれども、早速検索したところ、こういう状態があるのだと、その後もいろいろ調べさせていただきました。糖尿病やがんなどの免疫力が低下する、そういう方にも病気の原因があってもワクチンを打つことで、それが解消されるという話も伺いました。私としては帯状疱疹というよりも、帯状疱疹がワクチンで予防できるということは、すごいことだなと思いましたし、このことはぜひ町に取り上げていただいて、認知度を高めていただいて、接種推進をお考えしていただきたいなと、こんなふうに思ったのですが、この点はいかがでしょうか。

答弁 保健福祉課主幹 大柳京美

ただいまの件に関してですが、今、帯状疱疹の予防に関しては、国のほうでも定期予防接種化に向けて議論しているところでございまして、その議論を進められた結果によっては、定期接種化ということも考えられてくると思いますので、今の段階で任意接種で実施されているところなのですけれども、国のほうにおきましては、定期接種化に向けて予防接種に関する安全性ですとか、有効性、それから期待される効果についても今議論されていまして、全国的なデータもそろっていないという状況ですので、そのデータもそろった段階で国の方針に基づいて、本町でも検討してまいりたいなというふうに思っています。以上です。

質問 4番 阿部君枝

確かに、国のほうも今進めているとは言いますが、全国的にはまだ少ないのですけれども、昨年の10月時点で大体13自治体というぐらいの状況下ではあります。もちろん本当にこれは、今、おっしゃっていただいたように、国がもっと積極的にやっていただきたいなとは私自身も思いますし、帯状疱疹で本当に苦しんでいる方というか、後のPHNですか、この状況下で苦しんでいる方のことを思うと、1日も早くこのワクチンというのは必要だなというふうに感じます。このことというのは、何でも遠軽町早くやっていただきたいなという思いで今回質問したのですけれども、このワクチンというのは種類が2種類あるということは御存じだと思うのですけれども、中でもシングリックスという免疫力が落ちている方でも接種できるということで、課題は、2か月以上間隔を空けて2回の接種と。ちょっと高価ではあるのですけれども、そのことで全国的に13自治体ではありますけれども、助成をしている団体もあります。まずは、私としては、このワクチンがあるということを町民に知っていただいて、広報なり、今、おっしゃっていただいた健康相談だとかそういうところでぜひ話ししていただいて、今後に向けては公費助成へ考えていただきたいと、こんなふうに思っております。そんなこともありまして今回質問したのですけれども、何とかその辺のところをぜひやっていただきたいと思います。一番ちょっとこんなことどうか分からないですけれども、がんの治療をされている方が、亡くなったときに何が原因だったかといったら、帯状疱疹だったというお話も聞いて、こういうこともあるのだということからいけば、二種類あるのですけれども、高額であってもワクチンの接種をいち早く町民に知らせていただきたい、そんな思いですが、その点いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課主幹 大柳京美

ワクチンの関係につきましては、病院でも任意接種でやっている病院も、町内でも幾つかはございます。その件に関しては、健康相談とか健康教育でも、町内の病院でも接種できるというところは伝えてはいきたいと思いますが、大々的にお知らせするということは、ちょっと控えさせていただきたいという思いがありまして、実は病院での体制もありますし、それと大体生ワクチンを使っている、小児の生ワクチンを使っている病院がほとんどでして、そこで水ぼうそうの接種をするということになりますと、定期接種をしている小児のほうでも打たなければいけないので、そっちのほうが優先的ではあると思っていますので、ワクチンの足りなくなるこというところも懸念されるということも考えております。ですが、一応、町内でも病院で接種できる、任意接種で接種できるというところを簡単ではありますが、説明はさせていただきたいというふうには思います。以上です。

質問 4番 阿部君枝

今、説明いただきました。水ぼうそうになったことのないウイルスの感染で、水ぼうそうを発症することがあるのかということがありますけれども、水ぼうそうになったことのない乳幼児に感染するということはありますよね。(発言する者あり)帯状疱疹の方が、要は帯状疱疹は他の人には移らないのですけれども、水ぼうそうになっていない乳幼児には感染する可能性があるということは間違いないでしょうか。

答弁 保健福祉課主幹 大柳京美

水ぼうそうになっていないお子さんが、帯状疱疹にかかっている人の体液とか、そういうもので移ることはあります。

質問 4番 阿部君枝

最後にいたしますけれども、こんなことを含めて今後、町も大ぴらにはできないとはおっしゃいましたけれども、ぜひ至るところでこのことを発信していただきたいと思います。以上です。

出典:遠軽町議会 令和4年第2回定例会 2022年3月11日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる