みんなの議会

遠軽町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月21日

受動喫煙防止対策について

2017年6月21日、遠軽町議会の一般質問で、阿部君枝議員が「受動喫煙防止対策について」質問し、町長 佐々木修一、情報管財課長 古賀伸次、丸瀬布総合支所長 只野博之、社会教育課長 堀嶋英俊が答弁しました。

質問者
阿部君枝 議員
答弁者
町長 佐々木修一、情報管財課長 古賀伸次、丸瀬布総合支所長 只野博之、社会教育課長 堀嶋英俊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 10番 阿部君枝

通告書に従いまして、一般質問させていただきます。初めに、訂正をお願いいたします。2ページ目の上から10行目、下からも10行目になるのですが、「禁煙室」ではなくて「喫煙室」で訂正をお願いいたします。受動喫煙防止対策について。5月31日は世界禁煙デーでした。20歳以上でたばこを吸う人の割合は、平成26年度厚労省の調査においては、全国で男性が32.2%、女性は8.2%と減少傾向にあります。しかし、たばこを吸わない人が受動喫煙で肺がんになる可能性は、受動喫煙がない人の約1.3倍で、さらに、1年間で少なくとも約1万5,000人が受動喫煙で命を落としていると厚労省研究班の報告がありました。受動喫煙により健康被害が生じるという因果関係が立証されていることなどから、喫煙をしない人が多くなってきておりますが、受動喫煙はなくなってはいません。現在、国において議論されている他人のたばこの煙にさらされる受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案の概要が明らかになっています。これまでの喫煙に関する慣習、社会の状況を踏まえれば、喫煙者に対しても最大限の適切な措置は必要との考えも示し、多くの人が使う場所を敷地内禁煙、室内禁煙、喫煙専用室設置化の3段階で規制されています。最も厳しい敷地内禁煙の対象は、未成年者や患者が利用する小中高校や医療機関、室内禁煙は、社会福祉施設や官公庁、大学やバス、タクシーなどです。また、飲食店やホテル内、駅、ビルの共用部分、鉄道の車内も室内禁煙とするが、喫煙室の設置は認められるとして、喫煙室は室内を密閉したり、煙を外部に排出したりする設備の基準を定めているとされています。施設管理者には、現行法は罰則なしで、努力義務しかありませんが、喫煙禁止場所の位置の提示や灰皿などの設置禁止など義務付け、違反には都道府県などが勧告・命令を出し、改めなければ過料を科すということですので、今後の動向を注視したいと考えているところです。そこで、本町においても、空気のきれいな体に優しい環境づくりは喫緊の課題と考えます。あらゆる関係機関と連携して実態調査が必要だと考えますが、次の2点について、町長の考えを伺います。一つ目、町が管理する公共施設の敷地内禁煙及び建物内禁煙の有無、そのほか施設における禁煙や分煙など、現在の対応状況はどのようになっているのか。二つ目、町が管理する公共施設における受動喫煙対策は、法改正を見据え、今後どのように対応していくのか、伺います。以上です。

答弁 町長 佐々木修一

阿部議員の受動喫煙防止対策についての御質問にお答えをいたします。1点目の禁煙・分煙など、公共施設の現在の対応状況につきましては、平成29年1月に北海道で調査しました町内の施設のうち、不特定多数の人が利用される97の施設に対し、敷地内禁煙としている施設が15施設、施設内禁煙が58施設、分煙としている施設が19施設、うち9施設は、喫煙室を設置しております。本町におきましても、健康増進法に基づき、大勢の人が利用する施設に対し、受動喫煙防止に努めているところであります。2点目の今後の公共施設における対応につきましては、平成28年10月に厚生労働省から示されました受動喫煙防止対策の強化について、たたき台ですけれども、2020年の東京オリンピック・パラリンピックや、その前年に開催されるラグビーワールドカップに向けて、国民のさらなる健康増進のために早急に受動喫煙防止対策の強化を図り、その実効性を高める必要があるとされています。今後につきましては、国の受動喫煙防止対策強化及び法改正の動向を踏まえ、さまざまな利用者に対しましても配慮しながら、受動喫煙防止に対しての取り組みを実施していきたいと考えておりますので、御理解を願います。以上であります。

質問 10番 阿部君枝

この件につきましては、以前、同僚議員が一般質問しております。私は、愛煙家の皆様の健康長寿の延伸を願って質問させていただいております。ちなみに、我が家にも愛煙家がおり、せめて分煙と、空気清浄機の使用をお願いしているところであります。ですが、これは町全体のこととして質問させていただきます。さて、皆様御存じのように、たばこには喫煙者が吸い込む主流煙と、たばこの先から出る副流煙があります。副流煙には、主流煙よりもニコチン2.8倍、タール3.4倍、一酸化炭素4.7倍、さらに発がん性のある化学物質が多く含まれているとのことです。質問なのですが、町長の御回答から、今、分煙されているところ、室内禁煙、いろいろ御説明いただきました。ちなみに、公用車の中はどのようになっていますか、お伺いしたいと思います。

答弁 情報管財課長 古賀伸次(情報管財課長は2020年3月まで)

お答えいたします。公用車につきましては、禁煙にしている公用車、一部喫煙の公用車、混在しております。以上です。

質問 10番 阿部君枝

全部が禁煙ではなくて、一部喫煙ということなのですが、皆さんが使用されると思うのです、喫煙される方、喫煙されない方。そういうことを考えると、せめて公用車は禁煙にされてはいかがかなと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 情報管財課長 古賀伸次(情報管財課長は2020年3月まで)

お答えいたします。公用車につきましては、健康増進法等、法改正の動向を見守りながら進めていきたいとは考えておりますが、特に車の車内につきましては、今のところ、特に触れられてはおりません。ただ、車内において受動喫煙を防止するという観点からは禁煙にしたほうが好ましいかと思われますので、公用車を管理する所管課と協議しながら進めていきたいとは考えております。以上です。

質問 10番 阿部君枝

ありがとうございます。その件は、ぜひ進めていただきたいなと思います。主に、喫煙コーナー、スペースを指定したり設置することで、空間的にする分煙と、また、禁煙空間に煙が流れていかないように完全分煙がありますが、どのようになっているか、確認させていただきたいと思います。

答弁 情報管財課長 古賀伸次(情報管財課長は2020年3月まで)

先ほどの町長からの答弁でもございましたように、分煙としている施設、19施設のうち、9施設は喫煙室を設置しているところでございます。残りの10施設につきましては、ホール等、囲いのないところで吸っている状況にありますので、受動喫煙防止という目的からはちょっと外れているのかなとは思われます。以上です。

質問 10番 阿部君枝

今の分煙の部分なのですけれども、この9施設、あと10施設がホールということなのですが、例えば、この施設は子どもさんが出入りする公共施設があるのですね。例えば、児童クラブなどが設置されている場所だとか、そういうところの禁煙というのはされていますでしょうか。というか、分煙といってもちゃんと仕切りがあるのかどうかという部分ですね。

答弁 情報管財課長 古賀伸次(情報管財課長は2020年3月まで)

児童館、保育所等、お子様が利用される施設については、施設内禁煙ということでは認識してはおります。そのほかの施設で喫煙室のない施設につきましては、集会施設ですとかセンターなんかの大規模な施設が対象になるかと思われます。以上です。

質問 10番 阿部君枝

ほとんどは多分禁煙になっているのだろうと思うのですけれども、ただいま言いました児童クラブなどが入っている大きな施設、大きな施設とはどの程度が大きいかちょっとあれなのですけれども、そういうところがまだ禁煙というか、そういうことが考えられていないところがあるやに思いますが、いかがでしょうか。

答弁 情報管財課長 古賀伸次(情報管財課長は2020年3月まで)

具体的な施設名を教えていただけると助かります。

質問 10番 阿部君枝

丸瀬布の児童クラブのところはいかがでしょうか。

答弁 丸瀬布総合支所長 只野博之(丸瀬布総合支所長は2017年6月まで)

丸瀬布の中央公民館でございますけれども、児童クラブが一部の部屋を使っております。ホールに喫煙所がございまして、吸ったたばこの煙を吸うというふうにはなっていますけれども、場合によっては、ちょっと離れたところなんかは多少煙が漏れるということはあろうかと存じます。以上です。

質問 10番 阿部君枝

そういうところは、当然、室内禁煙にすべきかと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 社会教育課長 堀嶋英俊(社会教育課長は2018年3月まで)

ただいま御指摘のありました丸瀬布の中央公民館につきましては、社会教育施設ということで、私のほうでお答えをさせていただきます。現在、丸瀬布中央公民館については、ホール内に分煙ブースを設けまして、エアクリーナーを設置して分煙という形にしておりますが、完全に部屋が分かれている状況ではないため、完全な分煙とはなっていないかと思われます。今、御指摘のありましたように、子どもたちの利用もあるという観点から、この施設の館内禁煙を含めて調整をしていきたいと考えております。以上です。

質問 10番 阿部君枝

ぜひ、実現していただきたいと思います。細かいことを言ったらまだいろいろあるのです。ですけれども、税金が1億8,000万円、町に入っているんだぞと言われると非常に厳しいものもあるのですが、できましたらもう一つ、福祉センターなのですが、このロビーが喫煙場所になっているのですね。この辺のところから踏まえて、喫煙する施設利用者への配慮から建物内に喫煙場所がある施設があるのですけれども、分煙ということでは、天井から床までの仕切りを早急に設置すべきと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 情報管財課長 古賀伸次(情報管財課長は2020年3月まで)

それでは、私のほうからお答えさせていただきます。今回の受動喫煙対策の強化ということで法改正が予定されておりました。また、北海道のほうでも受動喫煙対策の条例ということで協議されているようでございます。今後の法改正の動向、条例等の動向を見守りながら、適切に対応したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

質問 10番 阿部君枝

そう言われるだろうなと思っていました。先日の新聞報道で、道内でただ一つ受動喫煙防止の条例がある美唄市の状況が載っておりました。これは子どもさんを対象に、子どもさんが行き来する、これは学校周辺の校内から半径100メートル以内のところの路上や公園では受動喫煙を妨げようということで、看板を設置するということも載っておりました。これは、吸う人にとっては本当に苦痛というか、いろいろあるかと思います。ですが、吸わない人にとっては、非常に不愉快な思いをするというのがこのたばこの煙なのですね。ですから、私もいろいろありますけれども、それはさておき、何とか法を改正するとか何とかではなくて、今盛んに取り上げられているこのときに、いち早く遠軽町として対応していただきたいなと、こんなふうに思います。最後に町長に、町長も先ほど2年後のワールドカップ、東京五輪・パラリンピックを目指して、厚生労働省は法律の一部を変えて、原則的に室内禁煙にする受動喫煙を防ごうと考えているということで、さまざまな意見があって、これは難航はしております。また、道においても、受動喫煙防止のために条例をつくる準備が進められております。町として、喫煙者のマナー向上と健康被害防止のための町民への周知、公共施設等への掲示の徹底をすべきと考えますが、町長に最後にこれをお聞きして、終わりたいと思います。

答弁 町長 佐々木修一

先ほど御答弁申し上げましたし、課長のほうからも答弁申し上げました。まず、私もたまたまですけれども、厚労省で担当の課長補佐ともお話をさせていただきました。これはこれで地域によっても、国のほうもいろいろ悩まれているようです。飲食店などもやはり大小、面積の大きさがやっぱり東京と地方では違うとかということもあるようであります。条例をつくれということではないのですよね。(阿部議員「まだそこまで言っておりません」と呼ぶ)そういったことにつきましては、まずは今、国のほうで今回法案を出せませんでしたけれども、そういったものも見据えた上でやらなければ、我々のほうとしてはきっちりしたものはつくれないのだというふうにも思っておりますが、やはりこれは周知とか、皆さんマナーに気をつけましょうとか、そういったものが本来根っこになければいけない問題だというふうに思います。別に、においだけでいったらたばこの煙だけではない場合も、いろいろなものがありますので、そういったことは広報だとかいろいろなことで、吸う人のやっぱり―何か今、こういう話題になってしまうと、何でもそうですけれども、すごくわっと盛り上がっていきがちですけれども、ここはひとつ冷静に考えて、吸われる人は何も犯罪者でもないので、そこら辺も冷静に考えて、ただ、やっぱり周りのことも気にしながらというようなことは周知をしていきたいなというふうに思っております。以上です。

出典:遠軽町議会 平成29年第4回定例会 2017年6月21日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる