江別市議会 平成28年第2回定例会 2016年6月22日
(1)江別の顔づくり事業並びに民間活力を導入した公的不動産(PRE)活用について/(2)地域経済分析システム(RESAS)の分析と活用について/(3)がん対策について
2016年6月22日、江別市議会の一般質問で、角田一議員が「江別の顔づくり事業並びに民間活力を導入した公的不動産(PRE)活用について」「地域経済分析システム(RESAS)の分析と活用について」「がん対策について」について質問し、市長 三好昇、企画政策部長 北川裕治、経済部長 後藤好人、健康福祉部長 真屋淳子、建設部長 安藤明彦が答弁しました。
- 質問者
- 角田一 議員
- 答弁者
- 市長 三好昇、企画政策部長 北川裕治、経済部長 後藤好人、健康福祉部長 真屋淳子、建設部長 安藤明彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 角田一
ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に従い順次質問させていただきます。件名1、江別の顔づくり事業並びに民間活力を導入した公的不動産(PRE)活用についての項目1、顔づくり事業の進捗状況及び今後の事業計画についてを質問いたします。江別の顔づくり事業も連続立体交差事業の完了、土地区画整理事業、街路事業も進み、町並みの景観が大きく変わってきたのを実感するものであります。しかしながら、改めて平成17年に策定された江別市都心地区整備基本計画、あるいは、より具体像を示した平成21年9月策定の野幌駅周辺地区活性化計画、さらに、これまで多くの一般質問や委員会質疑での説明・報告を受けた内容から見ると、期待されたものとの乖離を感じざるを得ない状況であります。特に8丁目通りにおける街路事業については、補償交渉の問題もあり、事業年度の変更もあったと聞くところであります。江別市民まつりin野幌など地域イベント、さらには商業等活性化事業や実際の経営にも影響が生じてきているところであります。そこで、現時点での江別の顔づくり事業の進捗状況が当初計画と比較して計画どおりになされているのか、また、その理由、さらに今後予定されている事業について、さらなる延伸の可能性があるのかを含め、今後の事業の計画について、概要で結構ですのでお聞かせ願います。次に、項目2、野幌駅周辺地区活性化計画に対し現状における評価と課題についてに移ります。平成21年に策定された野幌駅周辺地区活性化計画において示された8丁目通りの将来像は、多くの市民の方に新しい町並みや魅力ある商店街等、新しい江別市の顔としての事業の推移を期待させたものでした。しかしながら、建築費の高騰や、その対象が全て民有地であり、それぞれの経営判断を含めての移転建てかえの実施等さまざまな要因から、私自身、当初示された絵図面からは大きく乖離してしまったとの意見を聞くことが多くなりましたし、周辺の事業を営んでいる方からもこの江別の顔づくり事業そのものに疑問を呈される機会もふえております。江別市としても担当職員がそれぞれ努力し、また、建築協定締結による支援やコーディネーターの派遣、補助制度の創設などさまざまな面で事業を支援してきたことは理解しておりますが、要は結果的にどうなったかということが大切であることは言うまでもありません。私自身、現状のままでは、野幌駅周辺地区活性化計画に示された計画は、実現性がかなり厳しくなっていると考えており、何らかの方向転換、新しい方針、手法をとる時期に来ていると考えます。そこで、江別市として野幌駅周辺地区活性化計画で示した姿の実現に対し、これまでの事業の状況を通してどのように評価しているのか、今後の野幌駅周辺地区活性化計画実現のための課題が何であるのかをお聞かせ願います。次に、項目3、事業区域内の民間主要地権者における計画状況についてに移ります。野幌駅周辺地区活性化計画の当初目指した姿の実現性に疑問を呈したところでありますが、一定程度面積を有する地権者の動向が最終的に大きく事業の成否に影響すると考えております。以前より、個別店舗等の事業者の計画は、ほかの事業者との兼ね合いもあり、大型の施設が設置され、そこに何ができるかにより事業形態を合わせていく必要もあることは指摘してきているかと思います。それが野幌駅周辺地区活性化計画の目指す姿に近づけていく前提でもありますし、今後のテナント誘致や事業者の意欲向上につながるとともに、域内居住者の増加目標値に近づけていくことにもなります。その意味では、周辺民間事業者の動向は地元事業者やコーディネーターとも一定程度の情報共有化も必要ですし、同時に、その事業内容への働きかけや要請も必要となることは言うまでもありません。そこで、JR北海道やJA道央などの民間主要地権者の現在の計画はどのようになっているのか、また、その窓口として江別市は誰が、あるいはどの部局が対応しているかについてお聞かせ願います。項目4、市営駐車場跡地及び暮らしの会館等の計画の現状と官民連携の考え方については、現在、江別市が所有する市営駐車場跡地、及び江別市が事業計画の主体となって計画されている暮らしの会館についての現状をお聞きします。特に市営駐車場跡地に関しては、土地区画整理事業の変更により用途の見直しを行った以降、具体的な姿が見えておりません。同様に暮らしの会館については、私が初当選した10年前の一般質問での民設民営で設置するとの答弁以降、施設内容も示されることなく具体的な方向性が見えてきておりません。江別市民活動センター・あいや江別国際センターのイオンタウン江別2階への移転が実施され、それぞれの契約年数が暮らしの会館への移転を見越しての年数となっているにもかかわらず、依然として具体化されていないのが現状であります。また、項目3でお聞きしている民間事業者の動向も加味すると、これまで想定された計画の見直しは必須であると考えざるを得ません。所管部局もその中でさまざまな作業を進められているとは思いますが、どうしても、総合的なまちづくりのための全体像を見ての作業というより、個別に場当たり的な対応を行わざるを得ないというようにさえ見えております。その意味では、行政内で何とかしていこうという視点から、事業内容を誘導しつつ、民間からの提案で事業を進めていく方針への変換が求められていると考えるところであります。国土交通省では、地方公共団体においては、都市構造の変化に伴う施設の統廃合、公共施設の老朽化への対応、財政健全化への対応等のために、公的不動産(PRE)の適切かつ効率的な管理、運用が求められていますことから、積極的にPREの民間活用の取り組みを進めようとしている地方公共団体に対し、取り組みの段階に応じて、専門家の派遣等を含め、不動産証券化手法の活用等に係る調査検討等のモデル的な支援を実施する平成28年度民間活力を導入した公的不動産(PRE)活用支援事業の募集を行うなど、官民連携の視点により公有地の利用の適正化を図るべく進めております。また、総務省においても地方公共団体における公的不動産と民間活力の有効活用の事例を示すなど、広く民間との連携による公的不動産・公有地の有効活用を進める施策を提示しております。また、既に市が保有する土地の売却に当たり、土地利用に係る企画提案等を募る公募型プロポーザルを実施、あるいは定期借地権設定による事業提案募集等を進めている地方公共団体もございます。ある意味、不動産活用としてのコンサルタント業務を行政で行う、あるいはトップ営業のみで進めるのではなく、より専門家を活用できるように仕掛けを行うとともに、野幌駅周辺地区活性化計画に示された姿に近づけるためにも、一定程度条件を付した形での市営駐車場跡地、あるいは暮らしの会館の用地の提案を民間から募集するという形も含めて、官民連携で事業を進めていくことが江別の顔づくり事業の成功のためにも必要ではないかと考えるところでありますが、市営駐車場跡地及び暮らしの会館等の計画の現状と官民連携の考え方についての江別市の御見解をお聞かせ願います。項目5、公的不動産(PRE)への民間活力導入に関する江別市の見解について、さきの項目4で述べましたが、今後、江別市における公的不動産・公有地について、江別小学校跡地、新栄団地内の福祉ゾーン、江別高校跡地などさまざまな場所に計画立案や働きかけが必要な用地がございます。さらには、今後、施設等の再配置や廃止、移転等の計画も進められていくことになろうかと考えるところであります。しかし、行政財産であることから、その対応の多くを所管部局にさせるなど、総合的なまちづくりの視点からも、所管の専門外の実務を求められる問題点もあるように考えるところであり、こういった公的不動産・公有地の活用について庁内でも担当の一元化を進め、さらに、民間活力導入の窓口部門の設置を早急に進める必要があると考えます。その意味で江別市の見解をお聞かせ願います。次に、件名2、地域経済分析システム(RESAS)の分析と活用についての項目1、地域経済分析システム(RESAS)の各種計画・施策等への活用状況についてお尋ねいたします。この地域経済分析システム(RESAS)については、ちょうど1年前の一般質問でも取り上げたところでもあります。平成27年12月には第2期2次リリースにおいて、地域経済循環図、生産分析、分配分析、支出分析より構成される地域経済循環マップが新規で追加され、農業マップの拡充では農業者分析が、あるいは林業マップが新設され、観光マップが拡充されております。平成28年3月第2期3次リリースでは、中小・小規模企業財務比較、事業所立地動向、水産業、外国人出入国空港分析、外国人移動相関分析、地域少子化・働き方指標、消費におけるデータも追加されるなど、さまざまなデータが可視化されております。4月には自治体における19件の活用事例集が公表されるなど、その利用も多岐にわたっているようであり、また、全国1,788自治体のうち1,706自治体に活用されたとの報告もございます。そこで、平成27年第2回定例会での答弁も踏まえ、江別市ではどのようにこれらのデータを分析し、活用したのか具体的にお聞かせ願います。続きまして、項目2、地域経済分析システム(RESAS)における当市の地域経済循環図への見解についてですが、平成27年12月には第2期2次リリースにおいて地域経済循環マップのデータが追加され、当市における地域経済循環図、生産分析、分配分析、支出分析が示されたところであります。この地域経済循環図というのは、地域のお金の流れを生産付加価値額、分配イコール所得、支出の3段階で見える化し、地域経済の好循環を実現するための改善すべきポイントを検討するためのものであり、また、生産分析は、地域経済において生産面から分析し、どの産業が地域で経済波及効果の見込める産業なのかを検討するものであります。また、分配分析は、地域経済について分配面から分析し、所得の流入・流出状況や、ほかの地域と比較した場合の所得水準の優位性などを把握するものでございます。また、支出分析は、地域経済において支出面から分析し、地域における民間消費額や民間投資額、それらの流入・流出状況が把握できるものであります。ニセコ町では、そのデータ分析をネット上で公開するなど、データによる現状分析と施策説明や整合性を示しているところでもあります。江別市の地域経済循環率は68%という数字になっており、また、政府支出、地域内産業の移輸出入収支額などにより構成されるその他の支出では、地域外への流出が大きな数字となっております。これらの数字に対して、江別市はどのように分析し、どのような施策展開の必要性を考えたのか御見解をお聞かせ願います。次に、項目3、地域経済分析システム(RESAS)の今後の活用について、このRESASのデータは経済センサスを初めさまざまな国による統計調査に基づくものであり、そのデータは更新されていくことにもなります。言いかえると、江別市がこれから行っていく各種施策に対しての数字として結果が見えてくることにもつながります。単発の計画立案のみの利活用ではなく、今後の施策の変更や修正にも活用できると考えるところでもあり、RESASを常時活用する方法の研究と検討も必要と考えます。江別市において、今後RESASをどのように有効活用するのか、お考えをお聞かせ願います。最後に、項目4、江別市の各部局別、指定管理者、出資団体等の地元発注比率と前回の結果との比較について、過去にも平成25年第1回定例会で同様の質問をしておりますが、地域経済循環マップにおけるその他の支出項目にも係る件でありますので、その状況を再度確認させていただきます。前回、平成25年第1回定例会での御答弁は、平成23年度の地元発注率は、全体では82%で、部局別では建設部が93%、水道部は91%、生活環境部は88%となっており、前回より下回ったのは建設部で3ポイント減となっております。その理由としては、耐震診断の市外発注の増によるものであります。消防、市立病院では特殊車両や医療機器・医薬品など市内で受注できる業者がないことによるもので、前回も御答弁したところであり、消防4%、市立病院16%となっております。また、企画政策部については、広報えべつの発注が大半を占めており、平成24年度からは市内企業への発注となっております。指定管理者では86%、出資団体等は52%とのことでありました。前回の答弁をそのまま読ませていただきましたが、改めて、直近年度における地元発注率とその変化の説明をお願いいたします。件名3、がん対策についての項目1、北海道がん対策推進条例及び北海道がん対策推進計画に基づく連携及び江別市の単独事業の現状についてお尋ねいたします。平成24年4月より北海道がん対策推進条例が施行され、また、平成20年3月にがん対策基本法第11条第1項に基づく北海道がん対策推進計画が、そして、平成25年から平成29年を計画年次とする新しい計画が平成25年3月に示されております。もちろん北海道の事業計画でありますが、前文には、がんの予防や早期発見、がん医療の充実に取り組み、がんによる死亡者の減少を目指すことはもとより、がん患者や御家族の方々の苦痛の軽減や不安の解消に向け、道民の皆さんを初め、市町村、保健医療福祉関係者、教育関係者などの方々と北海道が一体となって、がん対策を計画的・総合的に推進してまいりたいと考えているとあり、江別市においても一定程度の役割が当然あるし、江別市民にも多くのがんと闘っている方がおりますことより、質問させていただきます。江別市でもさまざまながん予防、検診等の施策をとっておりますが、まずは、北海道がん対策推進条例及び北海道がん対策推進計画に基づき、どのような連携をとっているのか、あるいは江別市において単独事業として施策を行っているのかお聞かせ願います。次に、項目2、がん診療連携拠点病院のない当市における市立病院を含む医療機関の位置づけについてとして、がん診療連携拠点病院の指定を受けた病院は江別市にないことで、その医療機関の役割は、啓発検診、早期発見が主たる役割とならざるを得ませんが、その結果として、江別市がとるべき保健医療施策の連携にも問題が生じると考えるものでありますが、実態はどうであるのか。江別市は、がん対策として市内の医療機関をどのように位置づけており、情報の共有やフォローアップ体制をどう捉えているのかお聞かせ願います。最後に、項目3、がん患者・家族への支援充実についてでありますが、治療の関係もあり、病院単位での患者会が中心となってのメンタルケアなどが実施されております。しかしながら、江別市在住の方は患者会にも参加しずらかったり、日常の不安にさいなまれていることも現実にございます。北海道がん対策推進計画には、がん患者・家族への支援も示されており、相談支援体制の充実強化として、北海道や市町村、医療機関、患者団体等が連携した情報提供体制、後遺症対策の推進、社会的支援の促進などが計画に上がっているところであります。実際に、江別市に在住の方にしろ、サバイバーフォーラムでのがんと闘う方々の報告をお聞きすると、やはり社会的支援が薄いと感じるところがあるとのことでございます。このことは、がん診療連携拠点病院を有していない江別市では、患者情報の集約や患者団体がないことにより連携の薄さ、さらにはそこから派生する就業における厳しさもきちんとした意見として挙がってきていないと考えるところであります。このことは、健康都市えべつと自称するのであれば、対応が求められる事柄でもあります。再発の恐怖、現実の就業の不安定さ、治療費の継続的な支出、さまざまな悩みを解決する必要があります。同時に、就労上の不利益を解消するために行政として働きかけることも必要でありますし、メンタルケアだけではなく、患者、家族に寄り添った形での江別市としての支援策の実施が必要であると考えますが、御見解をお聞かせ願います。以上で、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
角田議員の一般質問にお答え申し上げます。私からは、江別の顔づくり事業並びに民間活力を導入した公的不動産活用に関連しまして、お答えしたいと思います。まず、顔づくり事業の進捗状況及び今後の事業計画についてでありますが、江別の顔づくり事業につきましては、江別市都心地区整備基本計画に基づきまして事業を進めており、平成24年度に連続立体交差事業、平成26年12月には北口駅前広場が完成するなど、駅周辺の基盤整備を着実に進めているほか、土地区画整理事業につきましても仮換地指定や物件移転を進めておりまして、平成27年度末時点における事業全体の進捗率は、事業費ベースで約80%であります。当初計画と比較しますと、関係機関や地権者協議に時間を要しておりますことから、一部事業期間に変更が生じておりまして、市施行による都市緑地整備事業が平成31年度の完成、北海道施行による8丁目通り街路事業が平成30年度の完成に変更となっておりますが、おおむね計画どおりに進捗しているものと考えております。今後の事業計画といたしましては、平成30年度に南口駅前広場、平成31年度には、野幌駅南通り第2工区が完成する予定であるほか、グリーンモールや都市緑地の整備を図る予定であります。いずれにいたしましても、地権者の方々を初め、市民の皆様の御理解と御協力を得ながら、北海道や野幌駅周辺地区活性化協議会等との連携を図りながら、事業計画期間であります平成31年度の完了に向けまして、事業の推進に努めてまいりたいと考えております。次に、市営駐車場跡地及び暮らしの会館等の計画の現状と官民連携の考え方についてでありますが、市営駐車場跡地につきましては、周辺の住宅地と調和した住居、業務、商業などの幅広い用途を土地利用の方針としております。また、暮らしの会館、いわゆる市民交流施設につきましては、駅周辺のにぎわいの創出と市民交流の中心的な施設として、民間の企画力や資金力などを活用した整備を基本としているところであります。これまでの取り組みとしましては、住居系や商業系など、さまざまな業種の民間開発事業者などと開発が可能な業種や事業の可能性、民間の開発動向などについて意見交換を行い、事業に参入するには、建設コストの上昇などの経済情勢や事業収支、さらには駅周辺の拠点街区内の開発動向の把握などの課題があるとの御意見をいただいているところであります。このため、今年度は、これらの課題の対応に向け、駅周辺の開発動向に対する情報収集、具体的な事業収支の見込みや事業手法などについて、再度、民間開発事業者などと協議を行い、その後の庁内調整を進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、企画提案型の事業者公募の実施に向けまして、官民連携による事業手法も含めた検討を行ってまいりたいと考えております。次に、公的不動産(PRE)への民間活力導入に関する江別市の見解についてでありますが、公的不動産への民間活力導入につきましては、国土交通省が策定しましたまちづくりのための公的不動産(PRE)有効活用ガイドラインによりますと、公的不動産が我が国全体の不動産に占める割合は約4分の1と非常に大きく、施設の統廃合、公共施設の老朽化への対応、財政健全化への対応などのために、公的不動産の適切かつ効率的な管理・運用が求められているところであります。市では、これまでも公的不動産の活用に取り組む際には、事業の内容等に応じまして、民間活力の導入も含め検討しながら進めてきたところでありますが、今後は、さらに、経済の活性化やまちづくりの観点からも、民間活力の導入が重要になるものと考えているところであります。御質問の、公的不動産・公有地の担当の一元化や、民間活力導入のための窓口部門の設置につきましては、今後、新栄団地整備に伴い発生する未利用地や、江別小学校跡地などを初め、利活用の検討を要する案件が増加してくるものと考えておりますことから、公的不動産のあり方を一元的に対応できる体制につきまして、検討してまいりたいと考えております。私からの答弁は以上でございますが、このほかの質問につきましては、企画政策部長ほかをもってお答え申し上げます。
答弁 企画政策部長 北川裕治(企画政策部長は2019年12月まで)
私からは、地域経済分析システム(RESAS)の分析と活用についてのうち、地域経済分析システムの各種計画・施策等への活用状況についてほか2件について御答弁申し上げます。まず、地域経済分析システムの分析と活用に関して、当システムの各種計画・施策等への活用状況についてでありますが、地域経済分析システムは、国が自治体の地方創生の取り組みを支援するため、産業構造や人口動態などに関する官民のビッグデータを集約し、可視化するシステムとしてデータ提供が行われております。現在、このシステムは、各自治体で政策・施策の立案に活用されており、江別市におきましても、まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定における構成事業の選定に当たり、市内滞在人口が平日より休日が少ないといったデータを活用し、休日の誘客拠点等のあり方について検討したところであります。また、食料品製造業の付加価値額及び従業員数や、1件当たりの農産物の販売金額が全国平均を大きく上回っているという産業データから、食と農に優位性があると分析し、食の担い手育成支援事業、江別産農畜産物ブランディング事業などを総合戦略の重点的な取り組みとしたところであります。次に、地域経済分析システムにおける当市の地域経済循環図への見解についてでありますが、これは、地域経済の全体像と生産・支出・分配の各段階における資金の流出・流入の状況がわかり、他の自治体とも比較分析を行うことができます。江別市の特徴といたしましては、地域経済循環率が68%と他の自治体に比べ低いことがデータから読み取れ、原因として、公的支出と事業者の支出で966億円が市外へ流出しているということが示されております。内訳といたしましては、国や道の出先機関や市役所といった市内公的機関が162億円、市内事業者が804億円の市外流出となっております。原因といたしましては、市内で資材等の調達需要を賄いきれず、やむを得ず資金が市外へ流出しているのではないかと考えております。いずれにいたしましても、市内の経済循環を高める支出に努めるとともに、行政だけではなく民間も含めた市全体の取り組みとして、市内消費をふやし経済循環を効果的に機能させる施策展開が重要であると認識しております。次に、地域経済分析システムの今後の活用についてでありますが、当システムの活用には、まず、自治体職員が地域経済にかかわるデータから、地域の特性を踏まえ、政策立案や実行、検証を行う能力を養うことが重要と考えております。昨年度、江別市におきましても、国から講師を招き、職員を対象にシステムの操作方法やデータ分析等の活用に関する庁内研修会を開催したところであります。また、一般公開されていないシステムの限定メニューを利用できる権限を、これまで企画政策部と経済部の職員を中心に割り当てておりましたが、今年度からは、各部局に配置するよう見直しを行い、全庁的に詳細なデータ分析ができるよう体制を整えるほか、昨年度に引き続き、庁内研修会も開催してまいりたいと考えております。また、国から示されました地域経済分析システムに係る自治体の先進・優良利活用の事例集等も参考にしながら、第6次総合計画の評価・見直しを初め、データを活用した計画の立案や施策の展開に取り組んでまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
答弁 経済部長 後藤好人(経済部長は2018年3月まで)
私から、江別の顔づくり事業並びに民間活力を導入した公的不動産(PRE)活用についての御質問のうち、野幌駅周辺地区活性化計画に対し現状における評価と課題についてほか1件について御答弁申し上げます。初めに、野幌駅周辺地区活性化計画に対し現状における評価と課題についてでありますが、野幌駅周辺地区活性化計画は、地元の商工団体や地権者を中心とした野幌駅周辺地区活性化協議会が平成21年9月に策定したものであり、野幌駅周辺地区の魅力を向上させ、活力あるまちづくりに向けた、住民、事業者、行政などの共通の指針となる計画であります。市といたしましては、計画実現へ向けて、建築協定におけるれんが使用への補助、地域課題解決へ向けたコーディネーターの常設、商店街でのコミュニティー活動に関するセミナーの開催、商店街に対する新たな補助制度策定などを支援してきたところであります。また、野幌駅周辺地区活性化協議会では、れんがを生かした町並みづくりを目指した建築協定を策定するなど、計画実現へ向けたさまざまな活動が実施されており、今年度は一休みの場として休憩ベンチを作成し、野幌商店街など野幌駅周辺地区に設置する予定であります。また、野幌商店街振興組合では、建設費用の問題から課題として残っていた交流拠点施設についても国の補助金を活用し、地元のニーズ調査をもとに、住民の声を反映した不足業種の誘致とコミュニティー施設をあわせた建物を建設するとお聞きしております。計画に関しては、野幌駅北側の拠点街区におけるオフィスビルの建設、地元参加によるれんがモニュメント作成、サイクルシェアリングのっちゃりの実施やグリーンモールへの植樹などの緑化活動など、野幌駅周辺地区活性化計画は一定の成果を上げており、今後も商店街による交流拠点施設の再建により、さらに成果が上がるものと評価しております。現状の課題としては、北海道施行による8丁目通り街路事業の事業期間の延伸など、事業のおくれがありますことから、8丁目を中心とした商店街の活性化もおくれることが懸念されます。このため、北海道などに街路事業の円滑な推進について要請していくとともに、今後も商店街、地域、行政が一体となって課題解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。次に、地域経済分析システム(RESAS)の分析と活用に関連して、江別市の各部局別、指定管理者、出資団体等の地元発注比率と前回の結果との比較についてでありますが、年度により事業内容や管理内容が異なることから一概に比較はできませんが、前回、平成23年度と平成26年度の部局別の地元発注率をあえて比較しますと、平成26年度の割合は、市全体では74%となっており、平成23年度に比べ8ポイントの減となっております。部局別では、水道部90%、経済部85%、企画政策部84%、建設部74%などの発注率となっております。消防、市立病院では、特殊車両購入や装備に係る経費、医療機器・医薬品など市内で受注できる業者がないことから、消防14%、市立病院13%にとどまっております。また、工事金額が一定額以上の入札は、共同企業体による入札となり、受注代表会社が市外業者となる場合は、受注については全て市外業者にカウントされるため、建設部の発注事業については、工事金額や受注形態に左右されることになります。特に、平成26年度の中学校の校舎改築工事は、共同企業体が受注し、受注代表者が市外業者となったことから、結果的に地元発注率が大幅に低下したものであります。指定管理者では69%、出資団体等は44%といずれも前回を下回っておりますが、これらも機器のリースなど、市内に業者がないことや施設管理等で入札の結果、市外業者の落札によるものでございます。このことから、地元発注の促進については、従前から各部局において、市内製造品の積極的購入や地元業者からの買い入れ、市内の小規模な事業者の受注機会の拡大など、地元発注等を積極的に行い、市内経済の下支えを行うこととしており、今後も市が発注するさまざまな事業での地元発注率がさらに高まるよう取り組みを進めてまいりたいと考えております。また、指定管理者や出資団体等に対しても、日ごろからできる限り地元発注に努めていただくよう、引き続き、協力要請をしてまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 健康福祉部長 真屋淳子(健康福祉部長は2018年3月まで)
私からは、がん対策について御答弁申し上げます。まず、北海道がん対策推進条例及び北海道がん対策推進計画に基づく連携及び江別市の単独事業の現状についてでありますが、北海道がん対策推進計画では、がんによる死亡者の減少、全てのがん患者とその家族の苦痛の軽減と療養生活の質の維持向上、がんになっても安心して暮らせる社会の構築を目標としており、市といたしましても、共通の認識を持ってがん対策に努めているところであります。昨年度は、当市において、がん予防の正しい知識の普及とがん検診の重要性について普及啓発をするためのがん予防道民大会を、北海道及び北海道対がん協会と共催で開催し、他市町村からも多くの方が参加されているところであります。また、北海道が開催している、より効果的ながん検診のあり方について検討する市町村がん検診検討委員会に当市も委員として参加するなど、北海道と連携しながらがん対策事業を進めているところであります。市が独自に実施している事業といたしましては、今年度より、若年者や未受診者のがん検診への意識を高めることを目的として、子宮頸がんの原因とされているウイルスを検査する自己採取検査事業を道内初の取り組みとして、北海道大学及び北海道対がん協会の協力をいただきながら開始したほか、特に女性が検診を受けやすい環境を整えるため、託児も行うレディース検診を実施するとともに、乳幼児健診の際にがん検診の勧奨や受け付けを行うなどの取り組みを行っております。また、未受診者への個別の受診勧奨やアンケート調査を実施し、検診を受けやすくするための方策やPR方法などの検討を継続して行っているところであります。市といたしましては、今後とも北海道と連携を深め、国のガイドラインに基づく検診と、市独自の取り組みをあわせて実施し、より効果的ながん予防対策に取り組んでまいりたいと考えております。次に、がん診療連携拠点病院のない当市における市立病院を含む医療機関の位置づけについてですが、現在、道内の2次医療圏には、がん診療連携拠点病院として20カ所が指定されており、札幌市には8カ所のがん診療連携拠点病院があり、市内の医療機関と拠点病院の連携も図られていることから、江別市は道内の市町村の中において、がん治療の医療施設的には比較的恵まれた環境にあるものと認識しております。現在、市内の医療機関には、個別のがん治療のほか、市が実施する個別がん検診を委託しており、その結果に応じて必要な医療の提供及び精密検査や再検査など受診者への適切な指導を実施していただいているほか、かかりつけ医としてがんと診断された方に対しての個別相談や指導にも対応いただいているところであります。また、江別医師会とは、各種検診の受診率や精密検査の実施状況とその結果について、情報を共有する会議を定期的に開催しているところであり、今後においても連携を取りながらがん対策を進めてまいりたいと考えております。次に、がん患者・家族への支援充実についてですが、北海道では、がん診療連携拠点病院を中心に相談支援センターを設置し、がん患者やその家族のがんに対する不安や疑問、メンタルケアを含めた相談支援を実施することとしており、本年3月には、それらの情報を集約したがん患者のための地域療養情報誌である、がんサポートハンドブックを配布しております。また、がん患者等の就労問題につきましても、北海道がその実態把握に努め、職場における正しい知識の普及に努めるとされております。当市におきましては、健康相談の一環として、がんに対する不安や疑問などの相談を受けておりますが、がん患者・家族に対する支援の充実を図ることは重要であると考えているところであります。今後とも、北海道からの指導や助言を受けながら相談支援センターについての情報や就労支援、がん患者団体などの情報等を必要時に提供できるようにするとともに、がん患者・家族への支援に努めてまいりたいと考えております。私からは以上であります。
答弁 建設部長 安藤明彦(建設部長は2018年3月まで)
私から、江別の顔づくり事業並びに民間活力を導入した公的不動産(PRE)活用についての御質問のうち、事業区域内の民間主要地権者における計画状況について御答弁申し上げます。野幌駅周辺の拠点街区につきましては、商業、業務、住居などの立地誘導を図り、都心の玄関口にふさわしい、都市機能の集積を目指しております。北口駅前広場の西側のJR北海道の仮換地につきましては、今年度、区画整理事業の造成工事を進める予定であり、その後の土地利用につきましては、JR北海道との協議を重ねておりますが、現段階では方向性が定まっていないと伺っております。また、JA道央の仮換地につきましては、ことし、建物を移転する予定であり、跡地につきましては、今後、売却する方向で検討を進めていると伺っております。いずれにいたしましても、今後も、野幌駅周辺地区活性化協議会などでの意見交換や情報収集に努め、拠点街区にふさわしい土地利用が図られるよう、JR北海道などに働きかけをしてまいりたいと考えております。また、江別市の窓口といたしましては、基盤整備事業と野幌駅周辺地区活性化事業に関連いたしますことから、関係部局である建設部と経済部が連携して対応しております。以上でございます。
質問 角田一
それでは2回目、一問一答方式で進めてまいりたいと思います。まず、件名1、項目1の江別の顔づくり事業の進捗状況及び今後の事業計画につきまして、一部、事業期間に変更が生じているとのことであり、計画期間完了に向けて努めてまいりたいということでございますが、特に、現時点で地権者との交渉が難航しているのは北海道施行による8丁目通り街路事業かと思われますけれども、結果としてさらなる延伸の可能性はないとの答弁であると認識していいのでしょうか。当該地権者との現状での交渉状況を可能な範囲でお聞かせ願います。
答弁 市長 三好昇(市長は2023年3月まで)
再質問にお答え申し上げます。御質問は2点あろうかと思います。1点目は、8丁目通りの街路事業の今後の見通しということでございますが、北海道の事業であります8丁目通り街路事業につきましては、平成30年度の完成に向け、今年度より下水道や電線類の地中化工事などに本格着手する予定と伺っております。また、2点目の地権者協議についてでございますが、地権者協議につきましては、昨年度に全ての物件調査を終えまして、今年度より具体的な用地補償協議を進めていく予定と伺っております。いずれにいたしましても、現時点におきましては、平成30年度の事業完了に向け、鋭意、努力を進めていく予定であると伺っておりますので、市といたしましては、北海道が示した計画どおりに進めることができますよう、今後も強く働きかけをしてまいりたいと考えております。私からは以上でございます。
質問 角田一
それでは、項目2の野幌駅周辺地区活性化計画に対しての現状における評価と課題についての再質問を行います。御答弁の中で、さまざまな事業を行ったこと、あるいは、商店街による住民の声を反映した不足業種の誘致とコミュニティー施設をあわせた建物の建設との御答弁がありました。このコミュニティー施設については、経済産業省の平成28年度地域・まちなか商業活性化支援事業(地域商業自立促進事業)の自立促進支援事業において地産地消をテーマとしたカフェ・レストラン、地場産品を使った販売スペース等整備事業が6月17日に採択された件だと存じます。これについては、改めて委員会等の報告を待つといたしまして、これらの御答弁があくまでも行政上の進行管理においての評価にすぎないと感じます。特に、野幌駅周辺地区活性化計画の中で、第3章の魅力向上に向けた取り組みで示した将来像に現時点で達し得るのかが事業への大切な評価であり、達し得ないのであれば、事業のあり方や方向性を再度見直す必要があると考えます。所管部局も大変御苦労されているのは理解していますが、行政マンとしてだけではなく、まちづくりのワンプレーヤーとしての立場で、言いかえると、当事者として、都心地区整備基本計画における都心整備のテーマ、野幌駅周辺地区活性化計画に示された商業施設の集積と店舗数、それに伴う町なか居住者住宅数が実現可能な形で事業が進んでいくかという点、結果として、この事業の完了後には、当初想定していた将来像に近づく形での江別の顔としての野幌になると考えているのか、そこには課題がないのかという点で、再度質問をいたします。
答弁 経済部長 後藤好人(経済部長は2018年3月まで)
角田議員の再質問に御答弁申し上げます。先ほども御答弁申し上げましたとおり、8丁目通り街路事業のおくれ等の課題はありますが、野幌駅周辺地区活性化協議会や野幌商店街振興組合による野幌駅周辺地区活性化計画が現在進行中であり、さらに今年度は、野幌商店街振興組合による交流拠点施設の再建や施設を利用した商学連携事業などが予定されております。市といたしましては、これらの計画の推移を見守りながら、引き続き環境整備を支援するほか、今後も商店街・地域・行政が一体となって野幌駅周辺地区活性化計画の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。以上であります。
質問 角田一
この点につきましては要望とさせていただきますが、現実に多くの市民の方が野幌駅周辺地区活性化計画を頭にイメージしながら8丁目通りの今後を見守っているということがあります。今回、新しい交流施設、コミュニティー施設ができ上がるということは、行政の方あるいはコーディネーターの方、さまざまな方が苦労して進めてきた話でもありますが、実際に野幌駅周辺地区活性化計画に基づいた事業がさまざま出ております。今、商学連携事業の件にも触れましたけれども、まだスタートできていない、さらには、今後スタートできるお互いの組織等々で少し微妙な部分があったり、あるいはこの意欲の部分が少し低減しているような気がしないでもないです。いかに行政としてその部分を底上げ、あるいはフォローできるかが問われているかと思いますので、そういった視点から進めていただきたいと思います。次に、項目3の事業区域内の民間主要地権者における計画状況につきましては、これも再質問とさせていただきます。JR北海道については、これまでどおりの御答弁でした。JA道央については移転、跡地売却の方針とのことであります。さまざまなうわさも流れているようでありますが、御答弁では、JR北海道などに働きかけをしてまいりたいとのことであり、当然、JA道央の跡地購入者にも働きかけを行うと理解していいと思うのですが、もし異なるのであれば御指摘いただきたいと思います。そこで、項目4にも関連せざるを得ない部分、つまり、その跡地購入者の事業計画あるいはJR北海道における事業内容については、今後予定されている暮らしの会館の位置づけや事業内容も変更があり得ると考えるところでありますが、こういった民間事業者の動向を把握し、事業完了年次には間に合うよう暮らしの会館の施策内容を確定するには、一定年次までの情報把握と決断が必要となると考えます。めどとしての年度をどのように想定しているのかお聞かせ願います。
答弁 建設部長 安藤明彦(建設部長は2018年3月まで)
再質問に御答弁申し上げます。土地利用の働きかけにつきましては、これまでと同様、権利者が変更された場合におきましても、顔づくり事業の趣旨や目的、土地利用方針等について丁寧に説明を行い、都心地区にふさわしい土地利用の実現に向け、協力が得られるよう最大限努力をしてまいりたいと考えております。次に、市民交流施設の施設内容等を確定するための年度のめどにつきましては、現時点では詳細なスケジュールをお示しすることは困難ではありますが、先ほども御答弁申し上げましたとおり、江別の顔づくり事業は、平成31年度までの整備完了を目指しておりますことから、今後、野幌駅周辺の開発動向の情報収集に努めるとともに、議会や市民の意見を伺いながら、施設のあり方や機能などについて検討を進め、企画提案型の事業者公募につなげてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 角田一
民間主要事業者の動向というのは、やはり今後の事業に影響してくるということで、その動向を確認する、それが終わるまで次の事業に進めないという形だけは避けていただきたい。ですから、やはり民間事業者の動向を確認する、正直な話、自分たちの市でやる事業といった部分を意識しながら、情報収集も1回とめるといったことも必要かと思いますので、そういった面で進めていただきたいと思います。次に、項目4は要望とさせていただきますが、企画提案型の事業者公募の実施に向け、官民連携による事業手法も含めた検討をお願いいたします。やはり、餅は餅屋、行政と民間の役割や得意分野を相互に利用する形で事業を進めていただきたいと思います。得手不得手というものもあり、また、行政を中心に不動産開発を実施することは、先行投資型によるビジネスの優位さを生かすことができないといった事例がこれまでも多数あること、さらには、それらの業務をつかさどる職員に過重な負担を与えた例も多数ございますので、御検討いただければと考えます。次の項目5、これも同じく要望になりますが、国や民間企業もこれまで進めた事例が集積され、また、民間活力導入の失敗事例や失敗に基づいた修正案もかなり出てきております。さらに研究と検討を進めるとともに、江別の顔づくり事業における市営駐車場跡地、暮らしの会館をモデルケースとして民間活力の本格導入とそこに係る行政機構のあり方の検討を期待いたします。件名2につきましては基本的には何もございません。きちんと進めていただければということです。件名3の項目1、これも要望になります。御答弁をお聞きする限り、江別市ががん予防に対して力を入れており、一定程度成果を上げているのかなと思うところでございます。6月18日の北海道新聞朝刊25面札幌圏のページに、北海道がんセンターが北海道からの委託を受け、2012年の地域がん登録をもとに2次医療圏のがん死亡率の集計を実施した結果を市町村別に区分した特集が組まれており、男性のがんの10万人当たりの死亡率が全道平均187.3、札幌圏172.5であるのに対し、江別市は190.4と最も高い数字でした。女性は全道、札幌圏の平均を下回るとの結果が掲載されておりました。また、肺、胃、大腸の主ながんの市町村別死亡率も掲載されております。大もととなる地域がん登録データは、どこで亡くなったか、医療機関なのか、在宅なのかということも含め、さまざまな分析も行われております。さらには、全国がん登録もスタートし、また、これまでの地域がん登録データも公表される中、今後、江別市の罹患や死亡率の状況に合った施策を、数字により実施することができることにもなります。その意味では、がん予防からがん罹患者の状況把握にもデータが活用できる要素もあることから、項目2、3についても北海道との連携により、より進化した施策がとれると考えておりますので、本結果の内容を精査され、がん死亡率が低下するよう施策の組み立てをお願いいたします。特にこの件では、男性の予防といった視点も必要になってくるのではないか、そして、検診体制というのも必要になるということも御指摘させていただきます。最後に、項目3、がん患者・家族への支援充実についてですが、現実にはどうしてもがん診療連携拠点病院が中心とならざるを得ないのは十分理解するところでもあります。しかし、治療や診療時にのみ当該病院に行き、そのほかの日に行われるサロン等には物理的に行くことができない方も多数いることを考慮しなければなりません。就業不安や生活不安があるのも現実ですし、そのような状況の市民をいかにフォローできるかが行政に問われています。常設の相談窓口の開設も必要ですし、就業相談に加え、北海道がん対策サポート企業の市内企業への参加要請など、予防以外でも常時行う必要がある施策、働きかけがあることを申し上げまして、あわせてがん対策の予防のみではなく、必要とされる北海道がん対策推進計画で示された事項の重層的な施策展開を要望いたしまして、一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。