江別市議会 平成18年第1回定例会 2006年3月9日
(1)市長の政治姿勢について/(2)福祉行政について/(3)環境行政について/(4)契約・入札について
2006年3月9日、江別市議会の一般質問で、森好勇議員が「市長の政治姿勢について」「福祉行政について」「環境行政について」「契約・入札について」について質問し、市長 小川公人、助役 中川正志、総務部長 林仁博、企画政策部長 藤田政典、生活環境部長 星忠雄、健康福祉部長 宮内清が答弁しました。
- 質問者
- 森好勇 議員
- 答弁者
- 市長 小川公人、助役 中川正志、総務部長 林仁博、企画政策部長 藤田政典、生活環境部長 星忠雄、健康福祉部長 宮内清
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。
質問 森好勇
発言通告に従い、順次質問いたします。本題に入る前に、地方自治体予算に直接影響する2006年度国家予算について少し述べておきたいと思います。小泉首相は構造改革の総仕上げ予算として提出しましたが、国会審議を通じて小泉改革の問題点が国民の前に明らかになってきています。一つは、大企業の利益追求最優先、弱肉強食の下で貧困と社会的格差が新たな広がりを示しています。生活保護世帯数、非正規雇用労働者の割合、貯蓄ゼロ世帯数、貧困率など、格差の広がりを示すどの指標も増加しています。もう一つは、市場原理万能主義に基づく規制緩和路線の下で、耐震偽装事件やJRの事故、ライブドア事件やBSE問題など国民の生命や財産の安全までが脅かされている事態が広がってきたことです。小泉内閣の予算案は、国民大負担増によって更に格差が広がり、小さな政府の名の下で規制緩和を推進するものとなっています。地方自治体の予算に直接影響する地方財政計画では、一般財源総額は確保したとしていますが、実質的には大幅なマイナスになります。国の計画では社会保障関係費などで約6,000億円、過去の臨時財政対策債の返済で約2,200億円の経費が増額するとしているのに、財源はわずか204億円の増額です。自治体がこれまでと同じ水準の行政運営・行政サービスを維持しようとすると、経費が増える分の財源が必要なのに、その措置が取られていません。政府は不足する財源は職員の定数や給与の削減をはじめ、地方行革を行わせようとしています。江別市もそれに沿った方向で進められていますが、交付税削減をはじめ、地方財政への攻撃に断固反対し、無駄を削り、住民本位の効率的な行政への転換を希望するものです。最初に、市長の政治姿勢として、平和問題について伺います。昨年10月日米安全保障協議委員会で在日米軍の再編計画を合意し、沖縄嘉手納基地のF15戦闘機訓練の一部を千歳基地に移転する計画です。中間報告では、地元との調整を完了し、具体的実施日程を含めた計画を本年3月までに作成するよう指示しています。関係自治体との事前協議が一切なく、強制的なやり方で押し付ける動きが強められる下で、関係する自治体の知事、市町村長や住民から抗議や計画の撤回を求める声が高まっています。嘉手納基地にF15戦闘機が配備されて以来、墜落、不時着など110件の事故が発生しています。同じ管内に住む市民として、黙って見過ごすことはできません。F15戦闘機の千歳基地移転に反対の声を上げるとともに、日本に米軍基地は要らないと、元社会党出身の市長として勇気ある発信を期待するものですが、市長の見解をお伺いします。2番目に、市町村合併についてです。全国的には、旧合併特例法下の平成の大合併では、3,200自治体から1,822自治体になりました。1999年に与党と政府が掲げた目標は3,200自治体を1,000自治体まで減らすことでしたが、小さくても輝く自治体を目指した市町村が全国でたくさんあった証です。今回の大合併、最大の目標とした人口1万人以下の自治体の解消ができず、五百近い小規模自治体が残ることになったのは、上からの強制合併には納得できない首長・住民の声が反映されたものです。特に、北海道は本州府県と比べても、合併した自治体が少なく1割程度です。そういう点では、北海道が合併新法第二幕で大規模な推進策を押し付けられる動きが一層強まる気配です。合併新法は、知事が合併の勧告をできるものとしています。特に、合併指針では、人口1万人以下の自治体を合併推進の対象としていますから、江別市にとっても近隣市町村との合併問題は無視できないものと思います。日本共産党は、住民の自主的選択によって前向きに合併し、新しい自治体をつくるのであれば、一律に否定するものではありません。北海道の試案が出され3月に市町村長の意向調査が行われようとしています。北海道が示した合併組合せ基準は人口3万人、役場間距離80分の二つが中核をなしています。これを買物・通学・医療・行政サービスなどの結び付き分析結果と合わせていくというのです。7月に予定されている道構想、合併組合せを決定するこの道構想は、一通りの案を決めるのですから、3月調査は大変重要です。北海道は1万人以下の市町村が112市町村もあり、さらに3万人以下の自治体なら百五十近くです。国は新法下で1万人を目安としているのに比べても異常です。この案は3万人以下の小さな市町村は認めないとするもので、現憲法の地方自治の根本精神を踏みにじるものです。クラスター分析による試案では、江別市は北広島市との組合せのようですが、4月早々にも市長は北海道に回答しなければなりません。道の地方自治体無視のこのような手法について、市長の見解と新篠津村との合併問題についてのスタンスをお尋ねします。3番目に、小泉構造改革による増税、社会保障制度改悪についてです。小泉首相は、今痛みに耐えれば希望ある明日が来ると宣伝しながら、構造改革、三位一体の名の下に相次ぐ増税、社会保障制度改悪を進めています。しかし、痛みに耐えれば明日が来るどころか、一層の激痛が襲っており、特に高齢者、障がい者、低所得者には耐え難いものになっています。この構造改革とは、大企業にとっての改革であることは明らかになってきています。税制改正では、所得税の配偶者特別控除の上乗せ廃止、所得税の公的年金控除の縮小、老年者控除の廃止、住民税の配偶者特別控除の廃止、所得税・住民税の定率減税の半減、住民税の公的年金等控除の縮小、老年者控除の廃止、住民税で高齢者の非課税限度額の廃止と次々と増税がされています。これらの増税は国保税、介護保険料、保育料、市営住宅家賃などに連動します。また、福祉、暮らしの制度には所得制限があることから、対象から除外されたり、あるいは利用者の負担増につながります。税制改正による市民への影響は相当なものがあります。増税額、負担増額、対象人数等についてお伺いいたします。次に、福祉行政についてです。初めに、介護保険の利用料についてお聞きします。昨年10月より特別養護老人ホームなどの施設の食費、居住費、短期入所の食費、滞在費などが保険給付の対象から外れ、全額自己負担となりました。施設利用者にとっては、数倍の負担増になり経済的困窮世帯にとっては利用できなくなることも予想されます。一般的にはユニット型個室で6万円、準個室で5万円、多床室で1万円という居住費、食費が4万2,000円で諸雑費を入れると1か月14万円から15万円の負担能力がなければ入所できません。通所サービスの方々も食費は全額負担です。正に、経済力によって各種の介護サービスが制限されます。介護保険条例第11条に保険料の減免がありますが、利用料については、保険料段階での利用料を設定しているとしています。しかし、第1段階、新第2段階の収入は生活保護基準以下です。このような方々の月5万円、6万円の負担は余りに過酷な利用料です。このような状況から低所得者対策を早急に実施すべきですが、いかがなものかお伺いします。2番目に国民健康保険についてです。日本共産党議員団は、国保会計については、予算・決算に反対・不認定の態度を取っているところですが、その理由は、国がこの間国庫負担を減らしてきたことが高い保険税につながっていることを指摘し、支払の限界を超えている保険税の滞納者に対する資格証明書・短期被保険者証の発行については、問題があるとして反対しているところです。1点目に、滞納世帯にも正規の国民健康保険証を発行することについてお尋ねします。全国的には国保税を納められない世帯が470万世帯を超え、1年以上滞納し保険証を取り上げられた世帯が30万世帯を超えたことが厚生労働省の調査で分かりました。また、短期被保険者証の発行は107万世帯以上にもなっています。全日本民主医療機関連合会の調査では、滞納で国保証を取り上げられ、受診が遅れて病気が悪化、死亡したと見られる人が2000年以降判明しただけで18人いることが分かりました。北海道では2名の50代男性が亡くなっています。江別市の資格書・短期証の交付については、2001年までは発行していませんでしたが、国・道の強い指導の下、2002年以降発行し続けています。2004年度では滞納世帯の2%に資格書、15%に短期証を発行し、その数は600世帯を超えています。滞納世帯の6世帯に1世帯が正規の保険証ではありません。国保法第1条には、社会保障及び国民保健の向上に寄与すると明記しています。このことからも一時的にせよ受診料を全額負担させることは、国保法にも反するもので社会保障制度とは言い難いものです。資格書交付世帯は、数十世帯いますが、これらの方々が病院に行くときは、かなり症状が重くなったときだときぐするものです。資格書、短期証交付世帯の健康状況の把握が必要と考えますが、いかがなものかお尋ねします。道内では、資格書を極力発行していない三笠市、富良野市、夕張市、留萌市など市段階でも六つの自治体があります。倒産、失業、所得の大幅減など深刻な社会的格差が広がっているときにこそ、だれもが安心して医療に掛かれる社会保障制度として、正規の国保証発行を検討すべきと思いますが、併せてお聞きします。2点目に、国保税の減免についてです。支払能力を超えて、高くて払いたくても払えない国保税に大きな問題があります。4人家族で所得400万円を超えると最高限度額52万円になります。育ち盛りの子供を持つ家族にとって、教育費などが膨らみ家計が大変な時期です。特に、40代前後の被保険者の税負担が一番大変と思われます。国保税条例第14条には減免条文がありますが、内容は災害等により生活が著しく困難になった者、また、これに準ずると認められる者となっています。この内容では対象はわずかであり、もっと具体的な数値を入れた減免規則等を作ることが必要だと思います。佐賀県千代田町では、生活保護基準の105%未満は免除、105%以上110%は8割の減額、110%以上115%は6割の減額、115%から120%未満は4割の減額という取扱い要綱を制定しています。最低生活を保障する生活保護基準と大差のない世帯の方々が、減免申請しやすくするために具体的数値を示すべきだと考えるがいかがなものかお聞きします。3番目に障害者自立支援法についてです。4月より実施される障害者自立支援法は障がい者、家族の中に不安が広がっています。これまでどおりサービスが受けられるのか、定率1割の利用料はとても払えないなど、この新制度に不満を持っています。政府・与党は障がい者福祉にも自己責任と競争原理を徹底して、国の財政負担の削減を目指しています。従来は、利用料は能力に応じて負担するという応能負担でしたが、今度は利用者サービス料に応じて負担するという応益負担へと大きく転換したことです。障がいが重い人ほど負担が重くなり、負担に耐えられない障がい者はサービスを受けられなくなる事態が起きることは必至です。法案は成立しましたが、国や自治体には憲法第25条が保障する人間らしく生きる権利を守る責任があります。福祉サービスの利用料は定率1割負担では、施設やグループホームの利用者は食費と居住費も全額自己負担となり、耐え難い負担増になります。通所施設の場合、現在95%が無料ですが、月1,000円から1万9,000円と19倍もの値上げになります。障がいのある子供の福祉サービスも措置制度が廃止されて契約方式に変更され、同様の重い負担が強いられます。このままでは重い負担のために必要なサービスを受けられなくなる深刻な事態が起きることになります。医療費についても、障がい者の命綱である公費負担医療制度も大きく変わり、負担が大幅に増加します。更生医療、育成医療、統合失調症、うつ病などの精神通院医療がすべて原則1割負担になります。江別市の障がい者福祉計画の策定の際のアンケートによっても、福祉施策への希望については、経済的な支援の充実が高い比率になっています。1点目に、このような実態からも市独自の軽減策を早急に検討すべきと思いますが、いかがなものか。また、全国的には利用料、医療費を軽減する自治体もあると聞いていますが、その状況もお聞きします。2点目に、障害者自立支援法ではサービスの利用方法も変わります。福祉サービスを利用したい場合は、介護保険と同じように障がい程度区分の認定審査を受けなければなりません。厚生労働省のモデル調査では、障がい程度区分の認定に際して、コンピュータ処理による第一次判定の結果が、市町村審査会の第二次判定で変更された事例が50.4%にも上りました。障がいを持つ人の生活状況や支援ニーズを正しく把握するためには、積極的な聞き取り調査や専門性を持ったスタッフの配置などが必要ですが、認定審査会の体制についてお聞きします。3点目に、地域生活支援事業についてです。福祉サービスは介護給付事業、訓練等給付事業、市町村が実施する地域生活支援事業の三つの体系になります。地域生活支援事業はガイドヘルパー、手話通訳派遣事業、地域活動支援センターなどが対象です。問題は財源です。介護給付、訓練等給付は義務的経費となりましたが、地域生活支援事業は裁量的経費です。財政力の違いにより市町村格差が生じかねません。地域生活支援事業の中の地域活動支援センターは、障がいのある人の日中活動の場としての機能を果たし、主に地域で活動している小規模作業所の移行先として想定されています。小規模作業所がNPO等の法人格を取得して一定の基準をクリアすれば、この事業への移行は可能になります。国の2006年度の予算案において小規模作業所への国庫補助金をなくし、地域活動支援センターへの財源に振り向けています。来年度中に移行できない場合は、年間の運営費が削減されることになります。地域生活支援事業での市町村が行う事業は、相談支援、コミュニケーション支援、日常生活用具給付、移動支援、地域活動支援センターがひっす事業となっています。10月から新体系に移行する地域活動支援センターについての設置の在り方をどのように検討されているか、お聞きします。4番目に保育園についてです。従来、保育園の民営化については、施設の改修等のときに検討すると記憶していましたが、昨年、みどり保育園を民営化する方向で進めようとしましたが、保護者の理解が得られず現在に至っています。現在、社会福祉審議会の部会で検討していますが、あかしや保育園の公設民営化の経緯を考えても、保護者にとっては公立志向であり、住民は公立保育園の保育水準を高く評価しています。私立保育園を否定するものではありませんが、保育士の研修、経験豊かな保育士など質の向上に努めてきたことが公立志向につながっていると思います。江別市の民営化方針の目的は人件費削減であることはめいりょうです。この間、保育士の採用を行わなかった結果、定数に対して10名を超える人が不足しています。園児に責任を負う保育士を不安定な身分で雇用し、民営化への準備を着々と進めていたと言えます。今後とも、保育士を採用しなければ、公立保育園の運営は不可能になることは明らかです。1点目に、今後の保育士採用についてお聞きします。2点目に、みどり保育園の保護者、連合父母の会との話合いが行われていますが、一定の時間を掛けても平行線で、合意を見なくても社福審の答申を尊重するのかお聞きします。3点目に、今後の保育園運営についてです。江別市の人口は年間500人前後の微増、世帯数はそれを上回る傾向にあり、核家族化が進んでいます。乳幼児の将来人口はゼロ歳から5歳までは5,500人程度と推計され、保育園、幼稚園の通園児数は半数以上の約3,000人で、認可外や季節保育所を含め1,200人が保育園に通園するとしています。市立、民間の認可保育園の定数は969人です。認可保育園の待機児童数は最近の資料でも20名を超えており、慢性的に待機者がいます。女性が働き、生み育てる環境に重要な役割を果たす保育行政は、出生率の向上、女性の社会参画のためにも条件整備が必要です。公立保育園は多様な保育ニーズにこたえ、産休明け保育・障がい児保育・一時保育・延長保育など率先して実施し、また、地域に開かれた子育て支援、親支援の子育て支援センターなど公立保育行政の力を発揮しています。江別市の公立保育園は、全道的にも高く評価されているところです。財政優先ではなく、公立保育園の優位性を考慮し存続すべきと考えるものですが、いかがなものか、お伺いします。次に、環境行政についてです。1番目に、環境クリーンセンターの維持管理経費にかかわってお聞きします。環境クリーンセンターの維持管理費用は機種選定時のプレゼンでは、ガス化溶融設備部分だけでも、当初見積りは2億4,800万円でした。次年度の見直しで3億8,500万円となっており、特に定期整備費が8,000万円も増加する計画に変更しました。安全運転するためメーカーから説明があったものと思いますが、定期点検、各機器の交換時期についても江別市側の担当者が検証するのは困難であり、メーカーの言いなりではないでしょうか。1点目に、メーカーと対等に話ができる技術者を養成する必要があると考えますが、いかがなものか、お伺いします。2点目に、設備部分のほか、運転委託費等で合わせて年間5億円前後の維持管理費が必要です。100%三井造船の子会社である三造環境エンジニアリングが管理しています。本社が東京の企業に丸投げすることは、地元にとって経済的なメリットが余りありません。20年、25年と長いスパンで見てコスト削減なり、地元経済にも貢献できる方策が急がれます。新年度予算ではその方向で予算計上されていますが、最も大切なことは安心・安全な施設管理、運転管理が保障されなければなりません。地元企業が参画するとしても、技術的向上をどうするかなど難問があります。道内での新焼却炉の維持管理状況についてお伺いします。3点目に、生ごみの分別収集についてです。市の回収する家庭系ごみの30%以上が生ごみです。燃やせばごみ、分別すれば資源と言われていますが、生ごみは水分を多く含み焼却上からも効率的ではありません。何より栄養価のある物質を燃やすことは、循環型社会を目指している社会に反しています。道内でも生ごみをたい肥化し土壌改良に利用している自治体もあります。生ごみを分別・たい肥化することには大きなメリットがあります。一つは焼却ごみを減らすことができ、しかも水分が多くて燃えにくい生ごみを燃やすために補助燃料を使っています。生ごみをなくせば燃料の節約にもなります。二つ目に、生ごみの中には植物が育つために必要な窒素、りん、カリ、その他の微量要素も含まれています。これを焼却処分してしまうことは、物質循環を途切れさせてしまうことになります。三つ目に、化学肥料や薬剤散布によって作物の病害虫被害が広がっていますが、有機物を発酵させたたい肥は土作りのために欠かせません。江別では現在、段ボール式、電動式の処理機などで行われていますが、大掛かりなたい肥化になっていません。地域全体でたい肥の農業利用を視野に一括したたい肥化の発想が必要です。ごみ処理という考え方ではなく、農業のための肥料・土壌改良材を作るという発想を住民と行政、農業者が共有することです。それには、行政側として分別の徹底が必要になります。市民協働の推進という当市の方針からいって、住民、行政、農業者が話し合い、さらに地域商店街などとも協力して、無理なく実践することを希望するものですが、生ごみの分別収集についていかがなものかお尋ねします。最後に、契約・入札についてです。防衛施設庁の談合問題では、天下りした幹部にその見返りに工事を発注し、高落札率で受注する仕組みが明らかになりました。現職の防衛施設庁幹部が事業の割り付けをすることが数十年にわたり続けられたとのことです。落札率は95%前後と高い契約で受注しています。昨年道路公団のときは、公正取引委員会が競争入札をやれば、約20%減額できるという調査結果を発表しました。1点目に江別市の予定価格に対する落札率は、95%以上と相当な件数に上ります。国・道の公共事業も減りつつあります。当市の予算を見ても投資的経費は最高時の4分の1になっており、地元の建設・土木会社にとっては大変な経営状況を強いられ、本業以外の他業種にも営業範囲を広げる努力をしています。江別市の財政状況からして、今後も投資的経費を膨らませることは困難と思います。落札率を大幅に落とし、仕事の量を増やす工夫で受注企業を多くすることが必要と考えるものです。25億円の投資額を80%で落札するならば、5億円相当の仕事ができることになります。水道部での入札で過去、試行期間を含め9件の低入札価格調査制度による契約が行われています。契約管財課所管が扱う一般会計での契約については、公正入札調査委員会が一度も開かれていないと思います。水道部では60%台で落札され、約1億円も低い事業費が縮減されています。一般会計ではなぜ競争性がなく、高い落札率が恒常化されているのかお尋ねします。2点目に、零細業者の仕事の確保についてです。市内には一人親方的に地道に仕事をしている大工さんなど、いろいろな職種があります。この方々は入札参加資格は持っていませんので、ほとんど市の仕事を直接受注することはありません。帯広市では零細業者のために小規模修繕契約希望者登録要領を作って市内零細業者の受注機会を拡大しています。対象となる契約は、内容が軽易で、かつ履行の確保が容易であると認められる修繕の契約で、その予定価格が30万円以下とし、また、契約書の省略、契約保証金の免除など受注しやすい環境をつくっています。当市でも零細業者に仕事を確保するための施策が必要と考えますが、いかがなものかお尋ねします。3点目に、指定管理者との協定書についてです。選定段階では、指定管理料のほかサービスの向上についても検討されました。民間企業が管理運営するとコストも下がるし、サービスも良くなるとして決定されたところです。公共施設は税金で建てた住民の暮らしを支える共同財産です。住民の声が直接運営に反映され、社会的弱者でも安心して利用でき安定的に運営され、継続的に専門性を発揮できる職員を配置されることが重要です。契約の協定書には、そこで働く労働者の雇用条件まで詳細に明示されるのか、また、指定管理者の指定期間は4年間でありますが、この間は協定書で単年度ごとに指定管理料が決まりますが、指定管理者選定の際の大きな選考基準であった4年間の総事業費とかい離が生じる場合の対応についてお伺いして、1回目の質問を終わります。少し時間が延びたことをおわびいたします。
答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
森好議員の一般質問にご答弁を申し上げます。まず、在日米軍の再編などに係ります米軍戦闘機訓練の分散・移転に関しまして、千歳飛行場が対象基地として含まれていることについてでありますが、報道等の情報によりますと、平成17年10月の日米両国の外務・防衛の担当閣僚による日米安全保障協議委員会の合意における中間報告として、嘉手納飛行場などの米軍航空施設から国内の他の軍用施設へと訓練箇所の分散の方向性が打ち出され、これを受けて防衛庁サイドから千歳飛行場の国内候補基地としての意向が示されている状況にあると理解をいたしているところであります。この件に関しましては、外交・防衛の枠組みや安全保障にかかわる政府間レベルの高度な国際的事案としての性質の内容でありますことと、一方、基地の存在する地元においては、訓練機の飛来等により離発着回数の増に伴う騒音の加重など、市民生活への影響の懸念が生じてきているところであります。いずれにいたしましても、市民生活の安全を確保するという使命を有する自治体といたしまして、目下、候補基地とされる自治体が行政・議会等による専門的な調査・検討が進められ、地域内での慎重な議論が重ねられているようでありますので、このような自治の主権に基づく主体的な調査・検討の取り組みについて、道内の自治体の立場から見守ってまいりたいと考えております。次に、市町村合併についてでありますが、北海道では、3万人の人口規模や日常生活圏などを一つの基準として、自主・自立の時代において、独り立ちできる自治体の組合せを考えております。合併は、地域の今後の姿を大きく左右するものであり、新たなまちを育てるためには住民同士の融和と協力が不可欠なものであることから、合併に対する住民の理解が最も重要であります。その意味からも、住民が自分たちの住む地域の将来像について自主的に判断できるよう、北海道としては十分な情報提供やサポートを行うべきだと考えております。北海道においては、市町村合併に関して、あくまでも市町村が住民の意向を踏まえて自主的に判断するものとしておりますが、私も地域主権・住民主権の立場から市民の皆様と十分な議論を行った上で、自治体としての自主的な判断がなされるべきものと考えております。次に、新篠津村との合併問題についてでありますが、本年2月1日に新篠津村より江別市との合併協議会設置を求める要望書の提出がありました。この件に関しましては、さきに山本議員にお答えを申し上げましたように、事務レベルでの研究会を開催して資料の整備などを行う予定であります。また、今後、北海道が公表する合併構想などと併せて、広報やホームページ等で合併に関する情報を市民の皆様に発信するとともに、圏域全体の振興を図るために、中核的自治体として江別市は何を担うべきかなど市民と議論する中で、合併に関して江別市の取るべき方向性が定まってくるものと認識しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、障害者自立支援法についてのご質問でありますが、1点目の市独自の軽減策を検討すべきではないかということでありますが、この定率負担は、増大する福祉サービスの給付に対して所得に応じた一定の負担を求めるものでありまして、利用者の1割負担とともに国の財政責任も明確化され、補助金から義務的経費とする仕組みに改められたところであります。特に、低所得利用者の自己負担に対しては、例えば施設利用者に対して個別減免、食費の補足給付、世帯負担上限額の設定等、様々な措置がなされるところであり、施設入所者のほとんどが個別減免の対象と見込まれ、現在手続中であります。さらには、社会福祉法人が利用者自己負担の軽減措置を行った場合、軽減した費用に対し公費で助成する制度の適用を検討中でもあり、低所得者対策に努めているところでありますので、ご理解をいただきたいと存じます。また、利用料、医療費の軽減を検討中の自治体についてでありますが、現時点では掌握しておりませんが、今後、軽減策の方法を含めて情報収集に努めてまいりたいと考えております。2点目の障がい程度区分判定の認定審査会の体制についてのご質問でありますが、審査会は委員数24名、四つの合議体を設定し、基本的には介護保険認定審査会の枠組みを利用し、一部委員の入替えにより行う予定であります。委員構成は、医師、保健師、作業療法士等のほか、社会福祉士、介護福祉士等、障がい福祉分野の方々での構成としております。次に、3点目の10月から新体系に移行する地域活動支援センターの設置の在り方についてのお尋ねでありますが、地域生活支援事業につきましては、10月以降の事業で一定の方向は示されましたが、詳細については今後研究・分析が必要であります。この事業につきましては、統合補助金になる見込みで、財政的な裏付けはなされていない状況であります。この地域生活支援事業の中の地域活動支援センターについては、訓練給付に移行しない共同作業所や、地域活動の場としての利用が想定されるところでありますが、この活動としてどのようなものが可能であるか早急に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、保育園運営についてのご質問でありますが、民にできることは民にという社会構造改革の考え方とともに、現下の厳しい経営環境の下で多様化する保育ニーズに対応するためには、安定的な保育サービスの提供とともに効率的な保育園運営が求められているところであります。こうしたことから、市といたしましては、限られた行政資源であります人材と財源を効果的に活用するとともに、民間の力を活用した保育サービスの提供を目指して、みどり保育園の公設民営化について提案しているところであります。そこで、社会福祉審議会の答申についてのお尋ねでありますが、民営化については答申を踏まえて市として判断をしていかなければなりませんが、今後も保護者との話合いを進め、理解を求めるよう努力してまいりますので、そのようにご理解賜りたいと存じます。次に、今後の保育園運営についてでありますが、公民の役割分担や市立保育園の将来像を見据えながら考えなければなりませんが、子育て支援策を総合的に推進するためには、市、民間事業者、市民が協働し、それぞれの役割を担うべきであり、今後も市立保育園の民営化は避けて通ることができない課題と考えております。また、保育士の採用計画につきましては、民営化の見通しを付けながら中長期的な視点から対応してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。このほかにつきましては、助役ほかをもってご答弁を申し上げます。
答弁 助役 中川正志
私から、環境行政の環境クリーンセンターの維持管理、それと契約・入札についてお答えを申し上げます。環境クリーンセンターの技術者の養成についてでありますが、施設には最新鋭の機械があり、また、メーカーの特許部分も絡むために、稼働当初からすべてを把握するのは難しかった点はありますが、職員の旧焼却処理場で培った知識と経験により、一般的な設備機器の整備につきましては十分な対応をしておりまして、また、新しい機器につきましても、稼働開始後3年を経過する中で、特許部分も含めて情報の開示をさせておりまして、最新の技術・知識の修得に努めてきたところでございます。このことから、整備箇所や交換時期については、メーカーからの提案もありますが、技術職員の目で見て必要な整備内容を計画し、決定しているところであります。今後も研さんに努めまして、技術の蓄積・継承を図ってまいりたいと、こう考えております。次に、施設管理・運転管理の地元企業参画と安全性についてでありますけれども、さきに道内他市の維持管理状況につきまして平成12年以降の7施設を調査してまいりましたところ、4種類の監理手法がございまして、一つには、運転管理は市が直接行い、整備内容は専門職員がメーカーと協議して行う方法。二つといたしまして、建設工事請負業者を中心に構成する特別目的会社が運転及び保守管理を行う方法。三つといたしまして、運転管理は技術力を持つ地元企業に委託し、整備については地元企業とメーカーが市の職員と協議をして行う方法。最後に、一部事務組合の市町村における運転管理については委託、施設の整備を組合の技術職員がメーカーと協議をして行う方法がございます。江別市におきましても、現在、環境クリーンセンターと最終処分場の長期的にわたる安全で安定的な運営管理、さらには経費の縮減、事業の効率化、市民サービスの向上等を目的として、民間のノウハウと活力を積極的に活用するため、地元企業が参入する特別目的会社による長期包括委託契約の導入を検討しております。この場合も、安心・安全を確保する観点から市の技術職員が監視し、指導してまいりますので、安全な運転管理が行えるものと、このように考えているところでございます。次に、契約・入札についてでありますけれども、自治体が発注する公共工事は、利用する市民の安全・安心を第一に考えまして、良質かつ安価の下に提供するという視点から実施されるべきものと考えるところでございます。このことから当市におきましては、限られた財源を有効に活用し、効率的な公共工事の執行を通じて社会資本整備を着実に進めるために、工事予定価格の積算に当たりましては、工事コストの縮減に向けての努力とともに、ダンピング工事の防止と受注者努力を組み合わせた低入札価格調査制度等により公共工事の適正化に努めてきたところでございます。工事全体の平均落札率は、平成10年度当時は98%前後でありましたが、年々小幅ながらもその落札率が下降傾向にございまして、平成16年度では96%前後と下がってきているところでございます。ご質問に高落札とのご指摘がございましたが、今日まで公正性・公平性・透明性と競争性が発揮されるよう様々な改正、改革を実施してきたところでありますが、公正性・公平性・透明性を確保するために、事前に予定価格や工事発注情報、さらに入札後の落札額や落札業者の公表など可能な限りオープンにするとともに、競争性の発揮につきましては、業者の発注意欲を尊重いたしまして、発注者側のし意性を排除した簡易公募型指名競争入札を平成15年度から試行的に導入し、また、昨年の秋からは指名業者名の公表を事前から事後にしたところであります。こうした経過を踏まえまして、平成18年度からは、本年度まで試行してまいりました簡易公募型指名競争入札を本格導入するとともに、新たな入札制度といたしまして郵便入札の試行的導入を検討しており、今まで以上に競争性が発揮される契約・入札制度への転換を図る考えでおります。いずれにいたしましても、今後とも市の公共工事の発注につきましては、市民の信頼にこたえる制度の構築に努めてまいりたいと考えております。次に、零細業者への少額工事の発注についてでありますが、国や道と同様に、当市におきましても公共工事が縮減する中、少額の修繕や営繕工事も減少しつつありまして、競争入札参加資格審査の申請が困難な零細業者にとって厳しい状況にあることは十分理解できるところであります。質問にありました少額規模修繕契約希望者登録制度の導入につきましては、業者の技術的な課題もあるものと思われますが、市内経済の活性化等を踏まえますと、実態把握の調査を行った上で、当市に合った零細業者登録の在り方と小規模工事の発注方策を検討してまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。私からは以上であります。
答弁 総務部長 林仁博(総務部長は2008年3月まで)
私から、税制改正に伴います影響額等につきましてお答えを申し上げます。まず、税制改正による平成18年度の市民税収入は、平成17年度歳入ベースで試算をしました結果、年金などのその他所得者約2,000人が公的年金控除額の引下げなどにより、新たに課税の対象となります。これで約2億800万円の増収。また、給与所得者、営業所得者、農業所得者の約3万8,000人が定率減税の半減で1億7,800万円の増加となりまして、合わせて約4万人が対象となり、約3億8,600万円の増加が見込まれております。次に、税制改正に伴い影響を受けます社会保障制度とその影響額についてでありますが、まず事業といたしまして、福祉関係では介護保険料、身体障害者補装具給付事業、更生医療給付事業など13事業、医療関係では国民健康保険税、重度心身障害者医療費など7事業、子育て支援関係では児童手当、児童扶養手当など7事業、教育関係では幼稚園就園奨励費、住宅関係では市営住宅の家賃などがございます。このうち、現時点で試算できる影響額を平成17年度ベースで試算をしました結果、国民健康保険税では、公的年金の控除額の引下げにより所得金額が増加し、約6,300人が対象となり、約1億9,000万円の増加。介護保険料では、65歳以上の非課税措置の廃止と公的年金の控除額の引下げで課税対象者及び所得金額が増加するため、約3,800人で約3,460万円の増加。市営住宅家賃では、老齢者控除の廃止に伴い、約5人で約18万円の増加が見込まれております。なお、影響を受ける事業につきましては、2年間の経過措置がそれぞれ設けられる予定となっております。次に、保育園の階層認定につきましては、適用する所得税が前年度分、住民税が前々年度分により決定をしておりますことから、影響は平成19年度からとなります。また、世帯課税区分により本人負担額を算出する事業等につきましては、現時点で具体的に影響額等をお示しすることは困難でございますので、ご理解をいただきたいと思います。私からは以上です。
答弁 企画政策部長 藤田政典(企画政策部長は2007年6月まで)
私から、指定管理者についてお答え申し上げます。指定管理者との協定について、そこで働く職員の雇用条件まで詳細に明示されるのか、そういったお尋ねでございますが、施設によって、そこで働く職員の必要とする資格や能力は異なったものとなっております。例えば、公民館であれば公民館長を置くことや、市民会館であれば施設管理責任者を置くこと、プールには監視員を置くこと、そういったことを求められております。また、施設によっては許認可や届出が必要なものもあり、防火管理者や危険物取扱者を定める必要もあります。このため、指定管理者には、施設を管理するために必要な資格者や人材確保をすること、研修等を行うことを協定書で定めております。また、人件費につきましては、市として現行の管理をベースに積算をしておりますが、指定管理者となった事業者の側が具体的にどのような積算を行っているかについては、施設の安定的運営ができるという条件の中で各事業者が独自に判断しているものと考えております。次に、選定時の4年間の指定管理料と単年度の指定管理料のかい離についてのお尋ねでありますが、指定管理者となった事業者においても通常のリスクは織り込んでいると思っております。しかし、指定期間中に賃金水準や物価水準などに想定を超える大幅な変動が生じた場合には、市と指定管理者との協議によって適切な措置を講じてまいることとしております。以上であります。
答弁 生活環境部長 星忠雄(生活環境部長は2006年3月まで)
私から、生ごみの分別収集についてお答え申し上げます。市では現在、生ごみたい肥化の一環として、電気式生ごみ処理機に対する助成や、段ボール式のたい肥化容器の普及に努めているところであります。また、平成14年度から本年度までに普及に向けた出前講座を実施しており、その参加者数は延べで5,000人に達するなど、地道な啓発の積み重ねと減量意識の高揚により、市民の間にたい肥化に対する理解が深まりつつあると、このように認識しているところであります。ご質問の全世帯を対象に生ごみを分別収集して、たい肥化することにつきましては、たい肥化施設の建設や収集処理に多額の費用を要するほか、異物の混入防止に向けた分別の徹底、家庭の生ごみに含まれる塩分や各種添加物、たい肥の受入先の確保、袋による収集の場合にはカラス対策や小さな指定袋の必要性、また、容器による収集の場合には環境美化に配慮した容器の管理体制や冬期間の除排雪対策など、数々の困難な課題が考えられるところであります。このような状況の下で、一部の市において、例えば生ごみのほか、家畜ふん尿や枝木類などを含めた地域バイオマスの活用や、集合住宅などの単位でたい肥化装置を設置し、企業がそのたい肥を引き取る方式など、民間が中心となった新たな動きが出てきているところであります。今後、こうした事業の展開を注視していくとともに、森好議員の貴重なご提言をも踏まえて、関係団体とも協議する中で調査研究を進めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上であります。
答弁 健康福祉部長 宮内清(健康福祉部長は2007年3月まで)
私から、介護保険及び国民健康保険についてお答えを申し上げます。まず、介護保険についてでありますが、昨年10月に導入されました食費と部屋代、光熱水費相当分である居住費の自己負担化の背景でありますが、在宅の要介護者の場合、食費や居住費は本人又は家族が支払っておりますが、施設に入所している要介護者の場合は介護保険から給付されており、在宅生活者と施設入所者との費用負担の公平性が問題視されておりました。このようなことから、施設入所と短期入所については居住環境に応じた居住費又は滞在費を、また、施設入所と短期入所及び通所介護につきましては食費について自己負担とされたところでありますが、これに伴い、補足給付(特定入所者介護サービス費)として低所得者の負担を軽減する施策を同時に創設したところであります。その内容でありますが、食費、居住費共に1日当たりの基準費用額が設定されておりますが、さらに別に保険料段階に応じて負担上限額を設定し、基準費用額と負担上限額との差額を補足給付として給付し、負担を軽減しようとするものであります。この補足給付により、特別養護老人ホーム入所の多床室の場合などでは、自己負担化されたとはいえ、低所得者の方々には配慮した内容となっております。また、通所介護につきましては、食費について自己負担とされたところでありますが、社会福祉法人等利用者負担軽減制度及び高額介護サービス費といった低所得者の方々に対する施策について、対象要件を緩和し、負担の軽減を図ることとしております。いずれにいたしましても、平成12年の制度施行後初めての大きな法改正でありますので、どのような影響が出るのかを見極める必要がありますが、当面、現行の軽減制度で対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、国民健康保険についてのうち、1点目の資格証明書と短期被保険者証の発行についてのご質問でございますが、本制度は平成12年の法改正により実施されたもので、資格証明書は1年以上国保税を滞納した世帯に対し交付することが義務付けられており、当市におきましては、市が定めた交付実施要綱に基づき行っております。その内容でありますが、滞納世帯に対する保険証の交付手順は、まず前年の納付状況を調査し、10期ある納期のうち4期以上の滞納がある場合は、郵送による方法ではなく、窓口で納税相談の上、1年を有効期限とする被保険者証を交付しております。そして、次の段階としまして、市からの督促状、催告状に対しましても全く応答がなく、また、分割納付などの誓約も履行しない世帯に対しましては、有効期限が3か月の短期被保険者証を交付し、さらに、短期被保険者証の交付者のうち、再三の督促や催告の手続を経ても誓約を履行せず、夜間や休日等の納税相談にも全く応じない悪質な累積滞納者に限って10割負担を求める被保険者資格証明書を交付しているものであります。交付に当たっては、対象世帯ごとに調査票を作成し、実態調査を行うとともに、庁内の審査委員会において、現在、医療機関に掛かっていないかなど世帯状況や納付状況を勘案し、慎重に検討を加え判断しており、滞納世帯であるということだけで一律機械的に交付しているものではないことをご理解願います。今後とも資格証明書等の交付に当たりましては、被保険者との接触機会をできるだけ確保し、納付相談、納付指導の機会を増やし、納税者の状況を十分勘案した上で慎重に対応してまいりたいと考えております。次に、2点目の国保税の減免についてでありますが、国保税を減額する場合、法令で定める軽減と条例に基づく減免という二つの制度があります。この法令で定める軽減は、生活困窮により恒常的に低所得である場合に、前年の所得に応じ、国の政令に基づき均等割と平等割の7割、5割、2割を減額する制度であります。これに対しまして当市の条例に基づく減免制度は、一時的に担税力を失う災害等による生活困窮であるとか、失業等により救済措置が必要なときなど、徴収猶予、納期限の延長によっても到底その納付が困難な場合に、その内容によって税額の一部から全額までを減免しているものであります。そこで、ご質問にあります生活保護基準に準じた世帯に対し、具体的数値を示して減免すべきとのことでありますが、生活保護基準に準じた世帯に対する所得捕そくなど世帯の状況を把握することは大変難しいものがありますので、当面は現行制度の運用をもって対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上であります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き
再質問 森好勇
要望を含めて2回目の質問をいたします。初めに、お金の掛からない話からいきたいと思いますけれども、平和の問題についてです。市長というのは、私は事務屋さんでなくて政治家だと思うんですね、この江別市の代表的な。そういう方が傍観的に見守りますと言うのでは、ちょっと寂しいような答弁内容です。まず、今全国的に去年からそうですけれども、100を超える自治体の首長が反対の声を上げています。もちろん基地のある町や市が多いわけですけれども、それ以外に周辺の首長も反対の声を上げているという実態があります。北海道においても、千歳市長をはじめ高橋はるみ知事、苫小牧の櫻井市長等々が思想、信条を超えて訓練移転計画に反対する態度を表明しているのは、新聞報道されているとおりです。賛成しているのは全国的には東京都の石原知事だけという報道も多くの新聞でされていますけれども、だから私は傍観的にこういう平和の問題、特にここは千歳市から30キロメートルぐらいの、同じ石狩管内であるわけですから、もっときちっとした態度を表明してもおかしくはないのではないかと思っています。千歳市がまとめた千歳市と基地という平成16年度版を見ると、戦後、千歳市周辺での自衛隊機や米軍機の事故は2001年まで42件発生している。F15やF4戦闘機など38機が墜落、エンジントラブル、空中接触。私もこの本を見てびっくりしたんですけれども、その間に、戦後ですよ戦後から2001年までに乗組員が34人も死亡している。中には民家から30メートルの地点に墜落し、あわや大惨事という事故もあったということが、この千歳市と基地という市で出しているものに出ておりました。最近でも、例えば島松演習場での日米共同訓練のときの96式自走120ミリ迫撃砲の実弾1発を演習場外に誤射したとか、昨年の9月には北海道の北西海上で訓練していた千歳基地のF15戦闘機同士が空中接触するなど、こういう道内的にも千歳基地を発進したいろんな訓練・練習機の事故、そういうことがたまたま起きているわけですよ。だから、私は、ここは基地がないとか言うんじゃなくて、やっぱり市長のことを恐らく革新的な市長だと、こう思っている住民がたくさんいると思うんですけれども、その住民にこたえる少し元気ある政治家としての市長の答弁をお聞きしたいので、再度お尋ねします。二つ目には、これは要望にしておきますけれども、市町村合併の問題です。私は、たまたま2月に、合併中心ではないんですけれども、あらたな自治体のあり方をめぐってという余市フォーラムに参加してきたんですけれども、最初に主催した地元の町長のあいさつに大変共鳴したわけですけれども、中身については、自治体合併と財政危機の問題は、上野町長の話だと、41年間の役場職員としての体験の中でも経験したことのない大きな、そして新たな課題。合併問題については、町村合併を行うべきか、自立をすべきかを決めるのは住民である。財政危機の問題では、全国の市町村に共通した深刻な問題で、政府の批判をしているわけですけれども、三位一体と言いながら、具体的に進行しているのは地方交付税の激減であり、それが自治体財政を直撃している。前年度から職員一丸で経費の削減、事務事業の見直しを進め、町民の暮らしを守るという自治体の最も基本的役割をどう進めるか苦慮している。昨今、競争社会、格差社会という言葉をよく耳にします。競争原理が新たな価値観として取り上げられる中で、個人間においても、また地域間においても格差が広がってきている。競争社会というものが他人をけ落とさなければ自分が幸せになれないというような社会であるならば、果たしてそのような社会が人々を幸せにするだろうか。そうではなくて、せっさたくまし、努力をしながら、他人の幸せが自分の幸せにつながるような地域、社会、そういったものを私たちは目指すべきではないだろうか。正に今、国を挙げての競争社会の価値観が叫ばれている中での痛烈な批判をしていると私は思います。恐らく小川市長とも似ている、役場にずっといた人がこの間町長になった人だと思うんですけれども、そういう中で、きちっとしたそういう発信をしているということでは、私はそういう政治姿勢というものに共鳴したわけですが、やはり、ここでもさきの答弁にもありますけれども、今後の市町村合併については住民の理解を求めると。どうも最近はスピードと言われている時代で、割と形は一応いろんなこと、タウンミーティングとか、そういうのはするんだけれども、決定というか、決めるのがこういう問題ではちょっと早過ぎるのではないかなと私は懸念しているんですけれども、やっぱり民主主義というのは時間が掛かると思うんですね。そういう中で、例えばこの合併問題でもいろんな発言をしている北海学園大学の神原先生が指摘した部分としては、合併問題を中心に話されたわけですけれども、必然性のある無理のない合併と。この先生は別に合併に反対する先生ではないんですけれども、基本的な点を申していました。一つに、地域に住民の一体感がある。二つに、包み隠しのない情報公開。三つに、地域政策・まちづくりの共通認識を持つ。四つ目に、これらを熟成させる十分な協議時間といった条件が必要である。この先生は、その協議期間というのは、5年から10年ぐらいゆっくり検討してはということを言っているわけですけれども、私はそういう点で、特に今、新篠津村との協議を事務方でやろうとしていますけれども、事務方の意向についても慎重に、時間を掛けてやってほしい。まず当面は、ごみの受入れは4月からやるということのようですけれども、やはり自治体間協力をして、時間を掛けて、それぞれの自治にとってプラス効果が検証できるようなところまで持っていく、そういう時間的な期間が必要ではないかなと思っていますので、慎重な対応を特に期待して、要望としておきたいと思います。次に、福祉関連です。時間オーバーしないように。自立支援についてですけれども、一月ぐらい前だと思うんですけれども、私の家にファクスで切実な訴えが送られてきました。精神障がい者も医療費が1割負担になります。今までどおり、みんなが通院できるか、薬を飲めるか、とても心配です。知的障がい者、身体障がい者が作業所に行くことが必要なように、精神障がい者も作業所が必要です。楽しみながら、教え合いながら、話をしながら作業をすることが必要です。自分に合った方法で障がいを乗り越える努力をしていかなくてはならないからです。人間として、障がい者として、それが私たちの人の道だと思います。医療費が掛かるのに、その上、作業所通所も1割負担になります。これからも作業所に通いたいですという内容です。私は、障がい者の声をしんしに受け止めるならば、行政として放置できないと思います。利用料、医療費を軽減している自治体については掌握していないとのことですが、全国的に独自の軽減策を打ち出している自治体が相当数あります。京都市、東京都荒川区、横浜市、札幌市などですが、いろいろありますけれども、例えば荒川区の軽減策は、一つは、在宅サービス利用者に対する激変緩和策として、利用者負担10%を3%にし、3分の1弱にする。二つに、通所施設利用者に激変緩和策として、食事代を50%軽減する。三つに、全身性障がい者等、在宅でサービス利用量が多い者に対する継続的な緩和策として、月額負担上限額を50%軽減と決め、年間予算は、荒川区ですから、年間約3,000万円組んでいる。このように独自の軽減策を実施している先進自治体は、かなりあると思います。これにイコールというわけではないんですけれども、こういうことを参考に前向きに今後検討するよう要望しておきます。次に、介護保険についてです。5年たちますけれども、介護保険導入のときにはバラ色的なことがよく言われました。家族介護から社会が支える制度へ、在宅で安心できる介護へ、サービスが選択できる制度へ、こういう宣伝をされました。しかし、現実はどうか。介護が必要と認定された高齢者の状況は、在宅サービスの利用で限度額に対する平均利用率は4割程度です。介護が必要と認定されながらサービスを利用していない人も5人に1人。その理由は、重い利用料がとりわけ低所得者にとって過酷な負担になっていることです。多くの高齢者が、介護の必要性ではなく、幾ら払えるのかによって受けるサービスの内容を決めざるを得ない状況です。帯広市では、低所得者に対し、市独自の食費・居住費の負担軽減策を実施しています。社会福祉法人による介護サービス事業利用者への負担軽減策の対象者に対して、今回行われた負担増分を補てんする内容です。住民税非課税世帯で生活が困難な人、この困難な人というのは、単身で年間収入155万円以下が困難な人ということで、この人たちを対象に在宅サービスの食費、滞在費、利用料を2分の1にしているとのことです。そういう点で、私は、江別市も帯広市のような在宅デイサービス利用者負担軽減をしていただきたいと思っているんですけれども、社会福祉法人等サービス利用者負担軽減措置に準じて実施した場合の江別市の予算は、それほど多くはないと思うんです。帯広市では半年で560万円ほどでしたから、1年間にすると1,200万円ぐらいだと思うんですけれども、そういうことで是非とも再度、実施した場合の予算額は、江別市の場合どのぐらいになるか、お聞きをしておきたいと思います。次に、国民健康保険ですけれども、日本は各種の福祉制度というのは申請主義というか、黙っていたら、やってくれないと思うんですね。本人申請とか家族申請で主にいろんな制度を活用するということが基本になっているようですけれども、私は特に法定減免なり、7割、5割、2割の減免等々以外の、例えば先ほど400万円の人は4人家族なら最高で52万円の国民健康保険税になると言いましたけれども、300万円の4人家族でも30万円から40万円になるということですよね、大体所得の9.9%ですから。だから、そういうことで言うと、大変働き盛り、未組織労働者的な人たちでここに入る人たちもいるわけですけれども、そういう人たちが一番大変だと。こういう人たちを救う意味で、まじめに働いて、まじめに税金を納めている、こういう人たちが本当に恩恵を被れないような今、減免制度になっていると思うので、やはり憲法で保障されている最低生活を保障するということを基準に置いても私はいいのではないかなと思っていますので、これらの世帯を救うために、生活保護に準じた減免措置を講じることが必要であると思っています。制度制定についても、今後も検討してほしい。いろんな方策があると思います。広報に一定のモデルケースを作って、生活保護基準の支給内容とか、その他いろんな制度、生活保護には七つぐらいの制度があると思うんですけれども、中身を知らせるとか、そういうことが求められていると思いますので、現状の制度について、こういう減免なり、広報等々を使って例示をして十分周知を願いたいと思うわけですけれども、その辺についてお伺いをしておきます。保育園についてです。特に、みどり保育園の民営化について、担当者の方は常日ごろ、保護者の理解を得てということをよく言われておりますが、官から民へと、民間にできることは民間に、財政効率を優先した議論ではなくて、私は保育の質、保育環境、公立保育園の役割などを第一に議論すべきではないかと思っております。私も一度、社福審の専門部会を傍聴に行きましたが、何となく財政中心的な話のような感じに取れました。私は、このような方向では専門部会の委員も、これから何回かあるそうですけれども、財政難だからやむを得ない、余力のあるうちに民営化をした方がいいというような、そんなような気分になってしまうのではないかなと、私は曲解して受け止めたのかも分からないんですけれども、そんな気がしたんです。私はそういう点では、今後、保護者との時間を掛けた話合いをどのように進めるか。冒頭言いましたように、保護者の理解を十分得てから私はやっていただきたいと思いますので、この話合いをどのような形で今後進めるのか、再度お聞きしておきます。それと、市立保育園の今後のあり方案について読ませてもらいましたけれども、保育職員は13名ぐらいの定数が不足していると思うんですけれども、保育職員の採用を控え続ければ、自然的に公的保育園は民営化せざるを得なくなっていくと思うんですね。そういう結果が本当は今年の4月から、みどり保育園を民営化せざるを得ないような原因になっていると思います。今後の民営化については、市が出しているパンフというか、資料によると、やよい保育園は基幹的な役割を担うため民営化の対象から除外したと、こう書き記されていますけれども、私はこれを読んだときに、やよい保育園以外は将来民営化すると読んだんですね。今後とも保育士を採用せず、このように秤量的に民営化を推進する方向だと思うのですが、いかがなものかお伺いします。それと、次世代育成支援に関する市民アンケートの就学前児童を持つ保護者アンケートというのがあります。保育園に子供を預けていない方々で、働いている方々も含んでいると思うんですけれども、平日に親族や知人に子供を預けていますかとの問いに対して、19.2%が預けている。預け先は、別居している親族が79.2%、知人が8.3%。今後の意向として保育所に預けたい、これは3分の1ですね、33.3%になっています。このような保育需要が私はまだまだあると思うんですけれども、このようなアンケート結果を今後どのように保育行政に生かしていくかをお聞きします。最後に、入札についてです。私も議会で度々取り上げているところですけれども、先ほど言いましたように、江別市は平成10年代は98%台だったんですね。その後、少しずつ下がっています。零コンマ何パーセントずつ。しかし、まだ平成17年度で平均落札率は96.35%ぐらいだと記憶しているんですけれども、かなり他の行政区なりから見ても高いですし、新聞報道にあった防衛施設庁とかその他、道路公団等々を含んでも、引けをとらないような高い落札率になっているわけです。私は、この間、全然そういうことを放置してはいない。努力していると思うんですね、いろいろとその間。低入札価格調査制度や簡易公募型指名競争入札制度とか、工事以外の請負契約にかかわる最低制限価格制度の導入とか、工事等における指名業者の公表等々を採用して頑張っていますけれども、しかし、実態は、幾ら行政側が努力しても、わずかですけれども、下がっていないわけです。ちょっと調べてみますと、平成10年から平成16年までの間に、私は見てびっくりしたんですけれども、予定価格と同じ100%落札、これは7年間で20件あります。99%台が123件、98%台が242件。まるで予定価格に類似したように競争性が発揮されていない、こういう件数でありました。私は、工事コストの削減の結果からなのか、又は、どこかで調整されているのか疑念されるような高落札率であると思います。先ほどの答弁では、秋からは指名業者の事前公表から事後公表にしたりとか、郵便入札等々を期待しているようでありますが、コスト縮減に向けて私はお聞きしたいのですが、北海道建設部が出している土木工事積算要領によると、工事費の構成は工事原価と一般管理費に分かれており、材料費、労務費などの直接工事費や間接工事費については私は納得するんですが、諸経費というか、一般管理費、この項目は21項目あり、その中には交際費、寄附金まで含まれています。工事によっても違いがあると思いますが、請負工事費の一般管理費の比率は何パーセントになっているかお聞きします。二つに、高値安定を防ぐ仕組みづくりについてですけれども、本を見ますと、全国的に努力されていますけれども、例えば横須賀市では、入札回数を2回に制限とか、不落随契の見直しとか、希望価格制度の導入などに取り組み、工事費を縮減させています。私は、いろいろと江別市もやっているわけですけれども、例えば、特に希望価格制度などは取り入れてしかるべき値があるのではないかなと思っています。このようにもっと具体的に取り組んでいただきたい。高落札率も徐々に下がっていますけれども、零コンマ何パーセントずつなので、これを業者や地域経済にとっても活性化するように、高値安定ではなくて、お金が回るような発注をしていただきたいと思いますので、さらに具体的なものがもしあれば、高値落札を防ぐ具体的な内容を検討されているならば、再度お答えを願いたいと思います。さらに、低入札価格調査制度が導入されていますけれども、水道部以外は実際に今、委員会が開かれていないという実態だと思うんですね。その対象契約がないとのことですが、私は最低制限価格なり何かに問題があるのか分からないんですけれども、その低入札価格調査制度の中身として対象工事や調査基準価格があると思うので、それもお聞きして、2回目の質問を終わります。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 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答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)
森好議員の再質問の中で、特に金が掛かるか、掛からないか、分かりませんけれども、平和の問題で、政治家としてのもう少しはっきりした姿勢を示したらどうかと、こういうご質問でありますけれども、私自身は余り保守か、私の肩書、経歴も引き合いに出されて、大変森好議員には期待を裏切り、失望させているようでありますけれども、余りそういうことには関心を持っていない。むしろ中身として、改革、革新ということとは何ぞやということでは随分と私も関心を持っておりますが、いずれにしても今回の嘉手納から千歳への戦闘機基地の移転と、こういうことについては私自身も非常に関心を強くしております。特に管内ということでは、管内的な立場、あるいは道民としても、今回の件については大変注目をいたしております。ただ、特に密接な千歳市をはじめ関係の自治体の動きということについて、基本的に見守りたい。物足りないというお話ですが、見守りたいとお話をさせていただきましたけれども、非常に私は心配をしている。一つだけ、あえて経験則だけ申し上げて、お答えになるかどうか分かりませんけれども、かつて私は十数年前に議員をやっておりまして、千歳市の友人の選挙応援に出掛けたことがあります。そのときに街頭で応援演説をさせていただきましたけれども、現行の状態で戦闘機が離発着すると、騒音ではなくて、かき消されるというかマイクに応援演説の声が入らないで、排除されてしまいます。しばらくその戦闘機が遠く去るのを待たなければ次の演説の声が入らない、こういうことをじかに経験したことがあって、もう戸惑いというか、非常に驚いた経験をしております。いずれにしても、さらにそういった日本全体の防衛とか、いろんなことでいろんな議論をされていると思いますけれども、そこに住む住民のいろんな大変さということは、現状でも江別市のような静かなまちにいる者にとっては、ちょっと驚きを隠せない経験をしております。そんなことでは、いろんな課題があるということは注目しているところでありますが、今現在の私の立場としては、この程度で期待に沿えませんけれども、この程度の感想で理解をいただきたいと思います。
答弁 助役 中川正志
私から何点かお答えいたしますが、まず、入札の件でございます。高落札率を防ぐ具体策というものはないのかというお話でございますが、前段でもお答えしておりますけれども、この高落札率を防ぐためには、やはり競争性の発揮ということが一番大事なことなんだろうと思います。入札参加者が固定化することを防止する、又は十分な入札参加者の確保に配慮した運用の必要があるだろう。そのために一番望ましいのは一般競争入札等が考えられますが、この一般競争入札になりますと、不良業者と言うのは失礼ですが、不良業者又は不適格業者、こういったものを排除することが非常に困難であると。それからもう一つは、公共工事の質の低下をもたらすおそれがございます。こういったことを踏まえまして、先ほどご答弁申し上げましたが、当面は簡易公募型指名競争入札の拡大で対応したい。通常の指名競争入札でありますと、平均5社程度か、それ以内、こういった入札を行っておりますが、簡易公募型の試行では平均10社と一定の入札参加者が確保されるということですから、こういったことをまず一つやっていきたいと思っております。それから、指名業者の事前公表から事後公表にすることによりまして、入札の相手である競争者が分からない中で入札すること自体、価格の低下につながる、こういうことであろうかと思います。いずれにいたしましても、平成18年度からは郵便入札についても試行してまいりたいと思っておりますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。それから、保育園につきまして、先ほど市長からご答弁申し上げましたが、私から再質問にお答えいたします。保育園の民営化に向けての保護者の理解ということでお話がございましたが、民営化が円滑に移行するためには、引き続き保護者の意向を聞きながら進めることを基本としておりますが、民営化移行の条件につきましても保護者の意向を十分に尊重することが必要であろうと、このように考えております。また、今後、保護者との話合いをどのように進めるかということのご質問でございましたが、今後も保護者とは継続した話合いができることが基本でありますことから、こうした話合いを積み重ねながら、一方、保護者全体に対する説明を行うなど理解を求めるように努力をしてまいりたいと思っております。それから、保育士の採用についてのご質問もございましたが、前段お答えいたしましたように、保護者の理解を得ることと併せまして、社会福祉審議会に市立保育園の将来像についても諮問しておりますので、これらを踏まえて検討してまいりたいと、そう思います。それから、アンケートの結果についてのご質問がございましたが、昨年3月に次世代育成支援行動計画を策定したところでございまして、今後も多様な保育ニーズにこたえるために、公民の役割分担を見極めながら保育サービスの充実に努めてまいりたいと考えております。また、その定数の増でありますとか、内容の充実につきましては、現在、民間保育園の改築が進められておりまして、具体的にお話を申し上げますならば、誠染保育園は定数増はございませんが、二次保育を実施するということになっております。また、平成18年度改築予定の愛保育園につきましては、定数を15人増員するとともにゼロ歳児保育も実施するということで計画が進められておりますので、こういったことも踏まえまして、市としましては公民合わせた全体像を見極めつつ検討を進めてまいりたい、こう考えております。以下の分につきましては、総務部長、健康福祉部長からお答えいたします。
答弁 総務部長 林仁博(総務部長は2008年3月まで)
私から、土木工事等に係る工事費に占めます一般管理費の割合についてほか一点についてお答えをしたいと思います。工事額あるいは工事内容によって異なるんですけれども、おおむね1,000万円から5,000万円程度の工事費で、一般管理費と言われるものにつきましては12%から13%程度と思われます。これは主に道路改良工事についての数値でございます。そのようにご理解いただきたいと思います。それから、もう一点の低入札価格に関する質問でございますけれども、これに係ります対象工事は設計額が500万円以上の工事で、入札によって行ったものでございます。それから、調査基準価格でございますけれども、これは予定価格の3分の2から10分の8.5の範囲内で、当該工事の請負価格を構成する工事費の割合、それからその他条件を考慮して工事ごとに定めているものでございます。この調査基準価格を下回って入札した際には、入札金額の積算内容等を調査し、その適否を決めることになってございます。私からは以上です。
答弁 健康福祉部長 宮内清(健康福祉部長は2007年3月まで)
私から、介護保険、国民健康保険の再質問にお答え申し上げます。まず、介護保険についてでありますが、社会福祉法人等利用者負担軽減制度につきましては、昨年10月に食費等が自己負担化されたことに伴い、対象要件が、これまでの老齢福祉年金受給者や、利用者負担額が減額されなければ生活保護受給者になってしまう人などから、年間収入が単身世帯で150万円、世帯員が1人増えるごとに50万円を加算した額以下であることなどに改正されたところであります。この条件を基に独自対策を取った場合でありますけれども、極めて粗い試算でございますが、おおむね560万円ほどの事業費が必要となるのではないかと推計しております。今般、制度の大幅な改正とともに第3期の事業計画を策定しておりますが、この計画の中で市としましても保険料の独自減免を含めまして一定の低所得者対策を講じておりますので、法改正後の影響等を注視し、当面、現行の軽減措置で対応してまいりたいと考えております。次に、国民健康保険税の減免制度の周知についてでありますが、これまでも国保だよりなどで周知に努めてきたところでありますが、今後におきましても、国保加入者に制度の理解が図られるよう機会あるごとに周知してまいりたいと考えております。以上であります。
再質問 森好勇
手短に要望としてお話ししたいと思いますけれども、特に税制改正とか、今般の社会保障制度の改正というか改悪等々で、特に低所得者や高齢者、障がい者には多大な負担増になっているということですね。確かに各所得段階ごとに低減措置というか、軽減措置されていますけれども、しかし、例えば80万円以下ということになると、ならすと月6万6,000円の方ですね。第二段階の部分でいっても。そういう人たちがこれに近いような額が掛かるというような部分では、大変やっぱり財布と相談しながら、こういう利用をしなければいかんというようなことにつながると思いますので、是非ともやはり早急に積極的にそういう立場に立って、住民の目線に立って取り組んでいただきたいと、こう思っています。特に、確かに江別市は、財政的な部分で言うと、交付税も相当、4億円ほど下げられるということですけれども、来年の地方税は北海道では札幌市に次ぐ地方税額の増額ですよね。函館市や釧路市や旭川市よりも地方税の収入が多いということですね。函館市は2億3,200万円、帯広市で1億8,400万円ですね。札幌市は10億円増えるということになっていますけれども。だから私は、市民税等々の収入が増えるわけですから、そういう原資を元に500万円、600万円で社会福祉法人、公社並みの食費、民間の食費代ぐらいは何とか早急にやはり検討すべき課題ではないかなと。大変喜ばれるし、重度化を防ぐだろうし、私は年間500万円、600万円は、それ以上にプラス効果があると思うんですね。国保会計とか、その他の部分について。だから、そういう点で、一方で何億円という開発予算を組むわけですから、その10分の1を使えば、私はこういう障がい者や介護利用者なんかには大変喜ばれる制度だと思いますので、地方税のプラス・マイナスで言うと減ることになるんですけれども、特に地方税が札幌市に次ぎ増額されるというような江別市ですから、それはそういうところに是非とも還元していただくように切に要望して、終わります。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き