みんなの議会

江別市議会 平成14年第3回定例会 2002年9月11日

(1)福祉行政について/(2)環境行政について/(3)経済行政について/(4)病院事業について/(5)水道事業について

2002年9月11日、江別市議会の一般質問で、森好勇議員が「福祉行政について」「環境行政について」「経済行政について」「病院事業について」「水道事業について」について質問し、市長 小川公人、経済部長 久保泰雄、保健福祉部長 宮内清、水道事業管理者 鎌田米一、病院長 宮本宏が答弁しました。

質問者
森好勇 議員
答弁者
市長 小川公人、経済部長 久保泰雄、保健福祉部長 宮内清、水道事業管理者 鎌田米一、病院長 宮本宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次ではこの議員の件名が 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の表記です。

質問 森好勇

今日9月11日は、ニューヨークでの同時テロから1年がたちました。いかなる理由があろうとも、あの無法な行為は正当化されない憎むべき行動です。その後、アメリカは、テロのネットワークを打ち破るという名で報復戦争に打って出ましたが、テロ集団の根絶にはなっていません。軍事力でテロはなくせないということが証明されたと思います。今またブッシュ政権は、イラクの大量破壊兵器の開発を理由に、イラク攻撃を公言しています。軍事力に物を言わせての覇権主義の横暴に各国から批判が上がっています。日本は、このアメリカに追随し、有事三法案に見られるように、アメリカの引き起こす戦争に日本国民を協力させる法整備を行おうとしています。我が党は、この戦争法案とも言える有事三法案は、廃案にすべきと主張しているところでございます。日本には、世界に誇れる憲法があります。この平和憲法の理念で、国際紛争の解決を外交を通じて対応すべきです。それでは、発言通告に従い、本題に入っていきます。初めに、地方自治体の大切な仕事である福祉行政についてお伺いします。小泉内閣による連続しての社会保障改悪は多岐にわたっており、医療保険、介護保険、年金保険、雇用保険と、社会保障の根底を破壊するような冷酷な悪法を強行しています。長い不況の下、苦しい生活が強いられるとき、命と暮らしの支えとなる施策こそ、いの一番に予算配分すべきです。また、地方自治体として、すべて国言いなりでなく、英知を結集して住民の社会保障を守るべきです。特に高齢者、年金生活者にとっては、介護保険の3年に一度の保険料見直しによる引上げ、年金保険では物価スライドを解除して、物価下落を理由にした切下げで、給付を受けている約3,000万人の年金を切り下げるなど、経済的にも心理的にも計り知れない打撃を与えようとしています。最初に、老人医療費助成に関連してお聞きします。江別市議会で3月に論議された老人医療費助成について、市長にとっては残念な結果になったわけですが、提案が否決された理由に議会や住民への説明不足にあったとしています。説明を十分にしさえすれば、住民に理解され、共感されたとも聞こえます。5月下旬から市長を先頭にタウンミーティングを開催し、市の財政事情説明会的要素をメインに市民と対話をしつつあります。開催記録を読ませてもらって、市の財政も今後一層厳しくなり、従来のサービスを削らなければ市政運営に支障を来すので、市民の皆さんに我慢していただきたいというキャンペーンを張っているように映りました。1点目に、来春の一斉地方選挙も7か月後に迫りました。市長のタウンミーティングを初め、昨今の行動から、来期も出馬するのではとの声も聞こえますが、小川市長の心境をお伺いします。2点目に、マル老を継続するには単費として2億数千万円の財政支出を伴いますが、マル老廃止提案理由の一つに財政状況から判断したとのことですが、任期中に再提出はないと考えますが、市長の真意をお伺いします。2番目に、介護保険についてお伺いします。日本共産党議員団は、介護保険制度実施の前年に市内各所で介護懇談会を開催し、住民の声を聞いて政策提言し、各団体・個人と意見交換した経緯がありますが、サービスの内容とともに自己負担額についての質問が大半を占めた記憶があります。認定された方の負担を少しでも和らげる方策として、我が党は平成12年6月定例会で在宅介護サービス利用奨励手当支給条例の議員提案をしたところです。現在も保険料や利用料に悩んでいる方もいます。来年度の介護財政計画見直しに向けて、第2期介護保険事業計画策定のための実態調査もされました。1点目に、調査結果からも、居宅サービス利用者で、費用負担について、30%以上の方々が負担額を上げないよう努力してほしい、17%の方が保険料は上げない方がよい、16%の方が保健福祉サービスとして実施などなど、60%以上の人が費用額を抑えてほしいとの声があります。厚生常任委員会資料によりますと、保険料基準月額見込みで、パターン1で3,624円、2で3,670円、3で3,740円と、2割以上の引上げが検討されています。厚生労働省の全国調査より約10%高い引上げになることが予想されます。現行の第3段階の基準で比較しても、年額3万6,000円が4万3,000円以上に、夫婦ならば1万5,000円前後の負担増になります。介護保険制度実施後にも相当な自治体で独自の軽減策を行っておりますが、これに対し国は圧力をかけています。今回の見直しに当たっても厚生労働省は、介護給付費が見込みを上回る場合、不足額を一般財源からの繰入れで賄うことは、高齢者の助け合いの仕組みとして、保険料で賄う必要がある分を他に転嫁することになるとして、適当でないと、保険料の引上げによる指導をしています。下回る場合は、介護給付費基準基金に積み立て、保険料の引下げに使わなくてもよいとしています。このような指導、圧力に屈することなく、高齢者等の生活実態を直視した介護保険料・利用料を検討すべきです。札幌市では、所得の低い人の保険料を減免することを明らかにしています。内容は、第2段階の対象者で一定の基準を満たせば、第1段階と同じ基準額の2分の1にするというものです。江別市も来年度改定に当たって、低所得者対策として保険料・利用料の軽減を実施すべきと考えますが、いかがなものかお聞きします。2点目に、施設整備の充実についてであります。介護保険の当初目的は、居宅サービスを軸足にしようと国は考えていたようですが、北海道は地理的・気候的・家族状況から施設に頼らざるを得ない現況があると思います。道保健福祉部の報告によると、特養ホームの待機者は重複申込みを除いた実数で1万5,269人、現入所者数に匹敵する方が入所を希望しています。江別の待機者の状況は、在宅で104人、老健施設・病院などから希望者141人で、合計245名で、正に現在市内の特養入所者数に匹敵した数字であります。要介護3以上で133名が入所を希望しています。江別市高齢者保健福祉計画では特養ホームの新設計画はなく、現行の250床であり、到底待機者の期待にこたえられないことは明らかです。サービス見込量で、道は特養ホームで2万1,172人、今回調査で3万2,000人、見込量と1万人以上の開きがあり、実態と合わないことは歴然としています。江別市の施設整備は札幌圏として位置付けられていますが、道に対し実態に合った施設整備計画にするよう変更を求めること、また江別市も特養ホームの施設計画の見直しを図るべきと考えますが、お尋ねします。3番目に、来月から申請開始、来年4月実施の障害者支援費制度についてお伺いします。従来の措置費制度から支援費制度の下では、障害者本人が直接事業者と契約を結んで福祉サービスの提供を受けます。支援費は大きく、一つに居宅サービスとしてホームヘルプ、デイサービス、ショートステイ、二つに施設サービスとに分かれ、支援費の福祉サービスの対象は身体障害者関係、知的障害者関係、児童福祉障害者関係で、介護保険の対象となる障害者は介護保険によるサービスが優先されることになります。支援費制度の手続に沿って6点質問します。1点目に、支援費制度は介護保険に匹敵する福祉制度の大改変です。介護保険制度導入のときにマスコミなど繰り返し報道され、自治体も住民への周知に努力されたにもかかわらず、一部に徹底され尽くされませんでした。利用者がサービスを選択し、利用するために必要な情報提供、利用相談に応じる体制について。2点目に、制度から放置されないように、申請や契約が困難な本人や家族への対応策、特に契約を行うのはあくまで障害者本人と事業者ということになります。知的障害者など意思能力にハンディを持つ障害者など、自分が契約するのが困難な場合の対応についてお伺いします。3点目に、障害者から支援費支給の申請があると、支援費を支給するかどうかについて審査するため、本人へ訪問調査が行われますが、担当職員は勘案事項と呼ばれる項目についてチェックします。このチェックは介護保険と異なり、全国統一の基準によるものではなく、各市町村のサービス提供体制の整備状況など、本人以外の状況についても勘案されます。この記入は支援費支給の要否や量を決める重要な作業ですが、担当職員、調査員の資格、専門的知識も必要ですが、担当職員の配置についてお伺いします。4点目に、居宅生活支援費の判定にかかわってですが、支援費の支給量は1か月当たりの時間数で定められます。勘案事項に介護を行う者の状況がありますが、居宅サービスの最終的な目的は、家族などによる私的な介護を公的な介護に置き換えることにあるはずです。家族介護を前提とせず、障害者が地域で自立した生活を送ることのできる必要十分なサービス量を認定すべきと考えますが、いかがなものかお尋ねします。5点目に、施設訓練等支援費の判定ですが、障害程度区分により2ないし3ランクの区分が定められ、重度と判定されると支援費が加算されます。指定施設支援の提供体制の整備の状況も勘案事項にあり、実際に施設に空き定員があるなど、利用の見込みがあることが前提となります。利用の見込みがあることを支援費支給の前提とすることは、施設整備の貧しさを放置したまま、支援費申請という入り口の段階で利用を抑制することになりかねません。障害者施設の基盤整備は遅れているが、今後の整備計画についてお伺いします。6点目に、支援費制度は勘案事項が多岐にわたっているため、障害程度が支給にまで至らないと判断されるなど、不支給に納得できない場合は、通知書を受け取った日の翌日から60日以内に、市町村長に対して異議申立てを行うことができます。この異議申立てに対する審査を行う第三者機関の設置が必要と考えるが、いかがなものかお伺いします。次に、環境行政についてお伺いします。江別市を紹介するときには、大都市札幌市と隣接し、原始林と石狩川にいだかれたふれあいのまちと説明します。世界的にも貴重な2,000ヘクタールに及ぶ平地原始林・道立野幌森林公園は、江別にとっても、また道民にとっても大切な森であると思います。この公園内に、残念なことに、春先を中心に冷蔵庫、パソコン、タイヤ、空き缶、ペットボトルなどなど、市民道徳に欠ける者による不法投棄が後を絶ちません。また、夜中、暴走族が走行するなど、好ましくない状況になっています。この要因として、この公園中央を横断する道路に起因し、不法投棄だけでなく、何よりもその車両通行による生態系への影響が懸念されています。また、森林公園内を散策する人たちにとって、砂ぼこりにまみれる状況は、安全で快適な公園とは言い難いのではないでしょうか。この道路は、石狩森林管理署の管轄する中央基線を挟み両端が市道になっている変則した道路で、公園利用計画では歩道、道路法では車道という二重性を持っています。その理由は、過去の経緯があり、戦前の自然道が戦後の開拓入植者の生活道路になり、北海道開拓百年事業の一環として道立自然公園に指定され、当時知事であった町村金五氏は、公園内は車を入れないという理念で取り組まれました。しかし、農業事情の悪化により、営農困難・後継者不足などから農地離れと、市のRTNの推進の中で、札幌への産業道路的期待も一部に生まれました。昭和43年の北海道立自然公園に指定された以降の経緯からしても、30年以上にわたり市側はいろいろな理由、例えば防火帯として直線化し、拡幅整備など、歩道としてではなく、車道としての位置付けを要望しています。昭和63年、北海道自然環境審議会は、市の車道要望に対し、歩道の位置付けは継続し、市からの要望の車道への変更はしない。火災予防のためパトロールや消火器具の増強、モニターテレビによる監視体制の充実が審議会から報告されています。市の後期計画では、今後積極的な整備の促進を求めるとしています。動植物への影響からして、この中央基線を車両通行止めにすることが人に優しい公園になり、花や木々も鳥もちょうもタヌキもキツネも喜べる公園になると確信するものです。道自然環境審議会報告から15年、道路管理者として市長は早期に決断すべきと考えますが、今後の方向についてお伺いします。次に、経済行政についてお伺いします。経済財政諮問会議が2003年、来年度予算の大枠を示す予算の全体像を決めました。これを基に財務省が概算要求基準をまとめます。最重要課題に掲げているのは経済活性化と財政健全化です。その中身は、暮らしの予算を切り捨てるとともに、庶民増税を担保にして大企業には減税という逆立ち予算で、従来路線の延長です。政府の景気対策に期待しても一向に上向かないことは、この10年近くの公共事業投資が物語っています。先進的自治体は、地域経済と雇用に責任を持たなければならないと、公共事業や誘致企業だけに頼るのではなく、地域の資源を生かした産業振興策に取り組み、成果を上げています。成果を上げている自治体では、従来型の行政主導ではなく、住民の声と知恵を広く集め、住民と行政が共に産業活性化のビジョンと政策を練り上げていることが共通しています。1点目に、公共事業の地元零細業者への受注機会の確保のため、少額な補修・改修、営繕的な工事や信号機付近の除排雪など、業者登録制により仕事の確保を実施してはどうかお尋ねします。2点目に、れんが等地場製品の積極的活用を公共施設等に取り込んでいくことや、セラミックアートセンターなどを利用したれんがキャンペーンなど、販路拡大につながる支援策を講じてはどうか伺います。3点目に、コンサル頼みの産業政策づくりではなく、地元住民による産業政策づくりの恒常的組織を作って、活性化の施策を作ってはどうかお伺いします。2番目に、農業振興についてです。この1年近く、マスコミで取り扱ってくれた江別に関するニュースは、職員の不祥事を初め暗いイメージが多い中、9月5日民放テレビで放映され、江別産の麦ハルユタカがゴールデンタイムに食材として紹介されました。昨年の酪農大学キャンパスをバックにしたドラマ彼女たちの獣医学入門に続き、江別をPRしてくれています。テレビ等マスコミの影響は、消費者、旅行する人たちに大きなインパクトを与えますので、映画、テレビのロケ地として今後積極的に売り込んで、全国に江別の良いところを発信してもらいたいと希望するものです。農業振興は、地域経済の大きな柱です。江別市の農業粗生産額は平成12年度64億円ですが、生産額以上に波及効果があり、農業者が元気になると街も元気をもらいます。初日の環境経済常任委員長報告で、江別のトマトが沖縄へ出荷されていることを知り、農家の方々が減反にめげず、転作による複合経営で頑張っていることに、うれしくなりました。農民を元気にする源は、経営の安定と将来への明るい見通しであります。消費者は、食の安全について、昨今、大変関心が寄せられており、BSE、違法添加物、中国野菜、雪印事件、また日本ハムなど、企業モラルの低下、消費者の安全より利潤第一主義が引き起こした消費者無視の姿勢でした。このような状況の下にある今こそ、市民の食糧は地元農産物で新鮮・安全な食糧を拡大することに意義もあり、生産者の営農意欲も高まると思います。江別市も、これまで学校給食、病院など、地元の米や野菜の利用拡大に努めていますが、今後、一般消費者との交流を深め、住民・生産者・行政が一体となり地元への消費拡大を進めることが必要であると思います。1点目に、江別市は環境保全型農業の推進を掲げ、化学肥料や農薬の使用を最小限に止めるなど、環境との調和に配慮した安全・良質な農産物の生産を進める農業を目指して、この間、家畜ふんにょうや有機物による土づくりに努めてきましたが、現在の状況、効果についてお伺いします。2点目に、販路拡大については、野菜直売所やインショップ事業の開始などにより拡大されつつあり、消費者には大変好評です。販路の一層の拡大やインショップ、契約栽培等の支援策についてお伺いします。次に、病院事業についてお伺いします。病院事業費用における材料費は17億8,000万円、費用全体の23%、うち薬品費は10億円で、材料費の56%、全体費用の13%が調剤・注射用医薬品が占めています。度重なる医療改悪による自己負担額を軽減する点でも、健康保険財政にとっても、また病院事業会計においても、この薬品費を縮小することは一石三鳥の効果があります。厚生労働省は、6月に国立病院・診療所に対して、医薬品の採用に当たり、新薬偏重を見直し、後発医薬品使用の促進を求めています。同じ成分・効能でありながら、薬価が先発医薬品に比べて約半額と言われており、患者負担軽減を通じ患者サービスを早期に実施すべきです。全国薬業労働者連絡会議の試算によると、国公立病院で年間1,600億円、全国の医療機関では1兆円程度の削減も可能であるとしています。私は、今年の予算委員会でも質疑していますので、その後、内部でどのように検討されているかお聞きします。1点目に、医薬品等を検討されるところは薬事委員会であると思いますが、その構成委員、開催回数、議題等についてお伺いします。2点目に、ドクターが、医師が後発医薬品への認識が薄いと活用されないことになりますが、医師に対する後発品情報はどのように扱われているか。3点目に、ドクターは毎年かなり出入りするが、それぞれのドクターにより前任地で利用していた医薬品に変更されることはないか。4点目に、薬品メーカーのセールスが頻繁に院内を訪問していますが、医師との接点タイムやプロパーのチェック等についてどのようになっているか。5点目に、市立病院での全体の医薬品数と後発品品目数、現在購入が多い品目、購入額が多い医薬品メーカーについてお伺いします。2番目に、市立病院門前薬局についてです。江別市立病院は、札幌医療圏の中でも外来患者数では屈指の病院です。年間の外来患者数は38万人、1日平均で1,500人を超え、医業収益の3分の1を占めています。医薬分業へのメリット、患者サービス向上ということで、外来患者の院外処方を行いました。門前薬局として6店営業していましたが、この間、2店が休業・閉店に追い込まれました。企業努力の不足、立地条件等で営業不振ならば理解できるのですが、外来患者数1,500から1,600人という患者の多くが薬を利用している。そして、門前薬局に足を運んでいると思います。2番窓口で院外処方せんをもらい、院外処方案内カウンターに提出し、ファクスで薬局へ依頼するシステムになっています。平成13年4月から平成14年3月までの1年間で、ファクス送信枚数は約22万枚、外来患者数の約6割がファクスコーナーを利用しています。このうち99.5%が市内薬局へ送信され、1日平均およそ900枚、その70%、600枚から700枚は門前薬局で対応しています。このように門前薬局は好条件の下で営業しているのに、なぜ2店が閉店に追い込まれたか不思議なことです。単純に1日で割り返すと、1店舗当たり100枚という数字になるわけです。しかし、閉店した薬局は送信されない日もあり、4月に一月で86枚、1日平均4枚、5月で98枚、1日平均5枚弱という、他店とは余りにも大きな隔たりがあります。1点目に、札幌市立病院など公立病院での院外処方サービスがどのように取り組まれているか。2点目に、公立病院として、患者サービスの立場で、薬局経営の安定を図るべき公正・公平に取り扱うよう助言すべきと考えるが、いかがなものかお伺いします。最後に、水道行政についてお伺いします。9月1日に投票された長野県知事選挙は、脱ダムを掲げた田中康夫前知事が圧倒的な県民の支持を得て再選されました。田中前知事を支持した政党は、日本共産党のみであります。県民の多数は、自然・環境への影響を懸念するとともに、土木型、ゼネコン救済とも言われる大型公共事業に疑問を持ち始めた結果であると思います。県議会では、脱ダムに賛成したのは日本共産党の5名の県会議員のみでした。住民世論は脱ダムを選択したわけです。選挙結果から、行政執行者は住民の声を尊重した施策を進めるべきことが大切であると思います。小川市長は、常日ごろ、市民協働のまちづくり、市民参加の行政推進をするとしていますが、今回の知事選の結果についてどう受け止められ、今後の市政運営に生かすべき教訓があったのではないかと思いますが、いかがなものかお伺いします。当市もかかわっている夕張シューパロダム建設について質問します。ダム建設の見直しは、今、日本だけでなく世界中で検討され、世界ダム委員会は2000年11月に最終報告を発表し、大規模ダムの建設は河川流域の生態系に悪影響を及ぼす、洪水調整にかえって流域を洪水の危険にさらすこともあるなどと指摘しています。それとともに、将来の水資源・エネルギー開発には市民社会の支持を得ることが必要だと勧告しました。国連環境計画は、最終報告に示された教訓は、水資源管理やエネルギー開発などの国際社会が直面する深刻な課題を克服するのに役立つであろうと、高く評価しています。日本で現在、計画・建設中の主要ダムは113あり、夕張シューパロダムもその一つです。国土交通省が事業者となって、貯水量4億3,300万トン、洪水、不特定水利、農業用水、水道、水力発電を目的に、現在、仮排水路等の準備工事が進められています。中小ダムを含めて400近くあるダム計画・建設中のうち、92ダムが中止されています。1点目に、石狩東部広域水道企業団は、道央圏の中で特に人口増が著しく、水道水源の取得が困難として、4市の飲料水確保のため、それを漁川ダムに求め、その後も人口増が継続される見通しの下で、漁川ダムと滝里ダムに乗りました。が、それでは不足するとのことで、シューパロダムに東部広域水道企業団のほかに由仁町及び長幌上水道企業団が参画し、現在に至っています。江別市は、当初、供給開始年度は平成19年、2007年であったが、人口は思わくとは相当な差が出たことから、平成28年、2016年を予想しています。それでも、過大積算して毎年1,000名ずつ増加しても、平成28年に14万人弱の人口です。一日最大給水量は4万3,500トンあれば十分で、平均給水量ならば3万7,000トンで賄えます。現在の5万6,000トンの水利権は、人口18万人が安心して給水できる十分過ぎる給水量が確保されています。1点目、江別市の将来人口推計について、試算数値をお伺いします。また、当初計画時、関係市町村の人口推計も併せてお伺いします。2点目に、財政負担ですが、当初計画で市の負担は約18億円でしたが、1期分として平成8年の修正で26億円、阪神大震災後の耐震工法採用で2期分を含めて約42億円と、当初の2倍以上に跳ね上がっています。市民1世帯当たり8万円を超える金額になります。最終負担年度までで第1期分負担は26億円ですが、この年次財政負担計画をお伺いして1回目の質問を終わります。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 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答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

森好議員の一般質問にご答弁を申し上げます。私は、今年度から市民との対話を重視するため、新たに江別版タウンミーティングを始めておりますが、これを始めた趣旨は、市民の皆さんにまちづくりへ参画していただくために、まず行政の現状や課題を知っていただき、それらを踏まえて新たな施策の選択や様々な懸案・課題に対する解決策を市民と行政が共に考え、実行することが大切だと考えたからであります。このタウンミーティングの中で多岐にわたるご質問、ご意見をいただき、自らの政策に誤りはなかったと意を強くした部分もございましたし、一方で耳の痛い厳しいご意見もちょうだいいたしました。今後はこれらのご意見をしんしに受け止め、これからの行政運営に生かしながら、市長として残された任期を市民の立場に立って全うすることが私の責任であると決意を新たにしているところであります。次に、老人医療費助成制度の再提案についてのご質問にお答えを申し上げます。さきの厚生常任委員会に報告しておりますように、タウンミーティングにおいて老人医療費助成制度についても市民から意見をいただいておりますほか、制度にかかわりのある団体や若い年代層を対象に現状と課題について説明を行い、今後に向けた意見を伺っております。再提案につきましては、市民からいただいた意見を整理した上で社会福祉審議会にもお諮りし、さらに市の政策も総合的に勘案しながら、なるべく早い時期に判断してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。次に、今回の長野県知事選に関してでありますが、県議会が可決した知事不信任を住民が選挙という場において否定したわけでありますから、その結果は重く受け止める必要があると認識しております。そこで、今後の教訓に関してでありますが、私は市民協働のまちづくり、市民参加の行政運営の実現を目指して、江別版タウンミーティングの実施や市民参加型ワークショップの開催、市民へのアンケート調査など、様々な手法を通して幅広い情報提供を行うとともに、民意のくみ上げに努めてまいりました。今後は、従前にも増して市民と行政とのパートナーシップを強化し、江別市に住む皆さんの声を尊重した施策を進めることが重要であると考えております。次に、介護保険事業についてご答弁申し上げます。最初に、低所得者等の保険料・利用料の軽減についてでありますが、現在、介護保険事業計画策定等委員会において検討を進めているところであり、また江別市高齢者保健福祉計画等評価委員会におきましても、低所得者の利用拡大を図る観点から、保険料及び利用料の軽減についても検討するよう具申されているところでありますことから、今後引き続き検討することとなっておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、施設整備の充実についてでありますが、全国的に特別養護老人ホームの待機者は増加している傾向にあり、介護保険制度が施行になる前より多くなっている状況であります。その理由といたしましては、比較的介護度の軽い要介護1以上の方が対象になることから、そのような現象となっており、また、単純に入所申込み順番となって扱われていることも課題とされております。このたび厚生労働省は、こうした指摘を受け、運営基準を介護の必要の程度及び家族などの状況が盛り込まれ、比較的介護の重たい方を対象にするよう改正したため、今後は改正された運営基準において効率的な施設の運営が図られ、現在よりは待機者が減少すると思われます。なお、当市の状況でありますが、介護度の重い要介護3以上の方は全体の待機者の54.3%となっており、また介護度の軽い要介護1及び2の方は入所者の35%を占めている状況であります。今後、運営基準が浸透した場合には、待機者の減少が図られることになります。また、要介護度の低い方などは、制度上、在宅サービスに区分される痴ほう対応型共同生活介護のグループホーム、又は特定施設入所者生活介護のケアハウスや有料老人ホームなどのサービスに移行することになると思われます。次に、介護保険事業計画の見直しを行うに当たっての介護保険施設の増床等につきましては、北海道高齢者保健福祉計画・介護保険事業支援計画の見直しにおいて、札幌圏域全体で決められるものであります。しかしながら、介護保険施設が増床するということは、施設サービス給付費が増加し、保険料に大きく影響を及ぼすことになりますので、これらを十分考慮する中で見直しをすることとなりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、原始林の生態系保護についてでありますが、野幌森林公園は世界的にも類のない平野地の原生林として貴重な存在であり、公園内には500種類を超える植物が生育しており、また、この自然環境の中で生息する野鳥、動物、昆虫などの種類も多く、四季折々の変化に富んだ自然を楽しむことができる公園であることは、皆が周知のことであります。特に、公園面積の90%を江別行政区内で占める江別市民にとっては、正に原始林と石狩川にいだかれたふれあいのまちを都市像として掲げるにふさわしい、世界に誇れる財産と言えるものであります。お尋ねの中央基線は、登満別から森林公園内を東西に横断し、札幌市小野幌に通じる4.6キロメートル、幅員4ないし6メートルの道路で、中央部の0.7キロメートルが石狩森林管理署の林道で、その両側が江別市道であります。戦前は自然道としてあり、戦後は開拓者の入植もありまして、昭和23年、林内に新野幌小学校が開校し、生活道路として使用されてきました。その後の経過でありますが、昭和44年には北海道から野幌森林緑地の保全・育成を図るため、中央基線の廃道を求めてきたのでありますが、札幌市境近くに農家2戸があり、東西野幌地区、新野幌地区の市民が生活道路として必要不可欠な道路であるため、市道として残されました。また、東西野幌地区の農家220戸が期成会を作り、農産物の出荷に不便であるとして、中央基線の舗装、拡幅整備の要望のほか、大麻、野幌、江別地区自治会連絡協議会会長より防火帯の設置及び道路の拡幅について要望があったところであります。これらの要望を受けまして、知事あてに公園利用計画の歩道の位置付けを車道に変更するよう陳情したこともありましたが、北海道自然環境審議会会長から公園利用計画での歩道の位置付けは変更しないとの方針が示され、現在に至っております。過去には、森林を守るため、中央基線の通行は、公園内で営農する住民にはフリーパスの許可証を交付することも検討した経緯があり、農家を訪ねる人はどうするのかという問題が起き、解決できず立ち消えになったことがありました。私は、後世のためにも原始林の生態系への悪影響は最小限に抑えたいと考えておりますが、過去の経緯や、また平成6年にRTN事業関連で中央基線の交通量を調査しており、1日約400台の車両が通行しており、現在ではもっと増えていると思いますので、全面的に規制することには難しさが伴うものと考えておりますが、何らかの規制策がとれないものか、地元住民、利用者の意向、利用実態など、住民の皆様のご理解をいただきながら、解決しなければならない問題点を洗い出し、検討課題といたしたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、経済行政について、地元零細業者への受注機会の確保でありますが、公共事業の発注につきましては、市内経済の活性化や雇用の確保に資するため、市内でできる事業は可能な限り市内を念頭に置くことを基本としているところであります。公共工事を行う場合、零細業者とはいえ、建設業法による建設業の許可が必要であります。市におきまして、毎年、競争入札参加資格者として、とび、土工、大工など専門工種を含め28工種の登録業務を行っており、補修など営繕的な小規模工事につきましても、この登録業者より選定しているところであります。今後におきましても、小規模工事の発注につきましては、できる限り市内専門業者の活用を図ってまいりたいと考えております。次に、窯業製品の販路拡大についてでありますが、れんがとやきもののまち江別をキャッチフレーズにまちづくりを進め、セラミックアートセンターにれんが資料展示室の常設や、バス停などランドマーク事業や、れんがの歩道など公共事業へのれんがの活用などを行ってきているところであります。また、今年も道内から多くの観客が訪れ、盛会のうちに終了いたしました、やきもの市において、れんがドミノの実施や、各種道産品のフェアにおいても、れんがドミノを実施するなど、各種イベントにおいて窯業製品のPRがなされているところであります。また、窯業業界や官・民等の試験研究機関で構成するセラミックス交流会では、窯業製品の新製品開発研究や窯業製品の特徴やその魅力について、市民向け小冊子を発行するなど、地場製品の周知に結び付けた取り組み努力をいたしているところでもあります。今後とも地場製品の代表的な窯業製品の販路拡大は重要であり、折に触れながら趣向を凝らし、PRに努めていきたいと考えております。次に、地元住民による産業政策づくりについてでありますが、長期化する景気の低迷から、地に足の着いた産業政策の展開が重要な課題と考えております。先般、民間等の積極的な参画により地域産業活性化を図るため、市内の四つの大学を初めとする29の団体や個人が参加し立ち上げた、産学官連携による江別経済ネットワークを活用し、農業・工業・商業の枠を超えた産業展開を考えていきたいと思っております。今後、定期的に例会を開催する中で、産業政策の提案や新製品・新技術等の開発に期待しているところでありますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上、ご答弁を申し上げましたが、このほかにつきましては保健福祉部長ほかをもってご答弁を申し上げます。

答弁 経済部長 久保泰雄(経済部長は2008年3月まで)

私の方から、農業振興についてお答えいたします。まず、1点目の環境保全型農業の推進でございますが、平成12年度より生産者が組織する都市型農業元気づくり協議会が中心となって、学校給食用野菜や花きの集約作物、野幌産ブランドすこやか米などのほ場へ完熟たい肥を投入し、土づくりによる減農薬・減化学肥料栽培を実践しているものでありまして、初期誘導策として事業費の2分の1を助成し、定着化を図ろうとしているものであります。本年度春までの3か年の実施状況につきましては、延べ84戸の農家ほ場76.5ヘクタールに1,700立方メートルの完熟たい肥を投入した結果、慣行法の施肥基準から見て70%の化学肥料の減肥を可能としたほか、減農薬化、農作物の高品質化、ハウス栽培の作付回転率が向上する成果が見えております。次に、販路拡大に係るインショップ、契約栽培等の支援策でございますが、量販店への地場産農産物販売コーナー、いわゆるインショップ事業へ参加する農家は約30戸に及び、のっぽろ野菜直売所が流通拠点となって実施しており、流通に係る出荷、販売調整、配送業務に必要な人的体制の整備と地域雇用を確保する観点から、緊急地域雇用創出特別対策推進事業を活用し、事業への補助、支援策を講じております。また、フラワーテクニカえべつが供給する低廉な花き、野菜苗は、生産コスト低減に大きな役割を果たしており、支援策の一つと考えております。インショップ事業は、道央圏に位置する当市の地理的優位性を生かし、安全・安心な地場産農産物の地域内消費を促進するため、量販店との提携により実現したものでありますが、消費者の利便性の確保と顔の見える農業を身近なものとし、6月開設以来非常に高い評価をいただいており、農業者の励みとなっております。いずれにいたしましても、これら事業は地産地消の源泉となる土づくりを初め、流通上の障害あるいは労働環境の改善などの諸課題があることから、JA道央農協や農業改良普及センターなどと協力をしながら先導的支援策を講じ、安心で質の高い農産物販売の拡大と差別化を図り、消費者の支持を獲得することによって農業所得の向上と経営安定化につなげてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

答弁 保健福祉部長 宮内清

私より、障害者の支援費制度についてお答え申し上げます。ご案内のとおり支援費制度は、今まで行政がサービスの受け手を特定し、サービス内容を決定していた措置制度から、障害者の自己決定を尊重し、事業者との対等な関係の中で契約によりサービスを利用する仕組みとなるものであります。そこで、順次ご質問にお答えしてまいります。1点目の利用者への情報提供、利用相談窓口の体制についてでありますが、支援費制度への移行は制度の大きな変更でありますことから、障害を有する方や家族が不安を抱いている方も多いかと思います。このため、市では制度内容について、8月より広報えべつ等で周知を図ってきたところでありますが、今後は現在のサービス利用者への個別案内や関係団体への説明等を実施していく予定であります。なお、制度の詳細については、いまだ不明な点もありますが、市民からの相談に対しては必要な対応をとってまいりたい、このように考えております。次に、2点目の意思能力にハンディのある場合の契約についてでありますが、厚生労働省では本人の意思を代弁できる方との契約も可能との見解を出しており、さらには地域福祉生活支援センターで行っております福祉サービスの利用援助事業や成年後見人制度の利用も可能となっております。なお、契約に当たってのこうした方法についての理解もまだ十分な状況にないと思われますので、今後周知を図るとともに、利用者や関係者からの相談にも応じてまいりたいと考えております。3点目の支給の要否、支給量の決定に係る審査の体制についてでありますが、支給の要否、支給量は、国が統一的に定めた勘案事項に基づいて、本人等からの聞き取りにより決定することとなり、こうした聞き取りは、これまでの措置制度においても決定に至る手続として行っているものでありますことから、大きくは変わらないものと認識しております。なお、審査において障害程度区分等専門的な知識が必要な場合には、これまで同様、北海道心身障害者総合相談所、児童相談所の判定や助言を受けながら進めることとしております。次に、4点目の居宅生活支援におけるサービス支給量の認定方法についてでありますが、家族による介護の状況は勘案事項の一つでありますが、これを前提にして支給量等を決定するということではなく、支援の内容・量については、障害による日常生活の支障の程度や本人・家族の意向等を含め総合的に検討し、決定することとなっております。5点目の施設整備の関係についてでありますが、現在、市内や札幌及びその近郊の入所施設利用については十分とは言えない状況にありますが、支援費制度移行に向けて、居宅サービス部分では民間企業や介護保険事業所の参入も可能であることから、今後基盤整備が進むものと考えております。6点目の異議申立てに対する第三者機関の設置についてでありますが、支援費の決定に対する異議申立てについては市が受けることとなりますが、支援費制度においては、第三者機関の設置については想定されていないことから、市としてはそのような考え方を持っておりませんが、異議申立てがあった場合には、公平で透明な処理に十分留意してまいりたいと考えているところであります。以上であります。

答弁 水道事業管理者 鎌田米一(水道事業管理者は2003年9月まで)

私から、夕張シューパロダム関係にかかわるご質問にお答え申し上げます。将来人口の見通しにつきましては、少子高齢化の進展や経済低迷の長期化などにより、最近の人口の伸びは議員ご指摘のとおり鈍化傾向にあります。しかしながら、北海道経済の中心、北海道の中枢機能が集積する札幌市に隣接しているという当市の地理的条件や、現在実施している5か所の土地区画整理事業などを勘案いたしますと、伸び率の鈍化はあるものの、総合的に見て今後も人口は増加するものと考えております。次期総合計画の人口見通しといたしましては、平成12年度国勢調査の各種データを基に推計中でありますが、およそ13万人台と見通しているところであります。水道事業の当初計画といたしましては、平成18年度に13万8,400人を見込んでおりましたので、平成19年度から夕張シューパロダムにかかわる水需要が発生するとしていたものでございます。なお、構成団体の当初計画人口は、当市を除いて28万8,177人となっております。また、水源確保につきましては、非常に長いスパンの事業でありますことから、その時折の社会経済情勢を踏まえる中で、当該事業の進ちょく状況やその在り方などについて、今後とも引き続き石狩東部広域水道企業団や北海道を含む構成団体との調整を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、財政見通しについてでありますが、財政負担につきましては、ダム建設の総事業費は1,470億円で計画されており、石狩東部広域水道企業団の持ち分は4.9%の72億円となっております。そのうち、当市の負担分につきましては、約3億9,000万円となっているものでございます。それから、当該企業団が現在実施しています拡張事業にかかわる当市の負担分といたしましては約21億円で、年平均負担額といたしましては約7,500万円相当になります。これを平成35年度まで負担していくこととなっております。国、北海道、当市を含めた今次の大きな行財政改革の流れの中においては、厳しいことも予想されますが、今後とも工事内容を精査し、段階的な整備を行うことや工事費の縮減を図り、事業費全体の圧縮に努めてまいることなど、適切に対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

答弁 病院長 宮本宏(病院長は2006年3月まで)

私から、薬品費の削減、後発医薬品の活用についてのご質問にお答えいたします。現在、医療機関などで保険診療に用いられる医療用医薬品は、約1万種類程度ございます。このうち、新しい効能や効果を有し、臨床試験などにより有効性や安全性が確認され、承認された医薬品を先発医薬品と呼び、先発医薬品の特許が切れた後に、これと成分や規格等が同一であるとして、臨床試験を省略して承認される医薬品を後発医薬品と呼んでおります。こうした後発医薬品は、薬剤費の削減、医療費の患者負担の軽減にもつながることから、今年6月に厚生労働省から国立病院・診療所に対して、後発医薬品の使用を促すための指導を盛り込んだ通知が出されたほか、今年4月の診療報酬改定によって処方せん料の点数の変更が行われ、後発医薬品の使用が普及されるよう整備が図られつつあります。当院の使用医薬品に関する協議機関としての薬事委員会につきましては、私院長を委員長として、医師、看護師、薬剤師、事務職からなる11名の構成員により、医薬品の採用、削減の決定、在庫薬品の効率的活用、医薬品の情報交換などを議題としております。委員会は、医薬品の使用状況調査など3か月ごとの調査を行い、年3回開催されております。次に、当院で使用できる医薬品は、すべて薬事委員会で承認されたものであり、医師の異動があっても、医師個人が自由に変更することはできません。なお、医師から後発医薬品を含め、新たな医薬品の使用申請があれば、薬事委員会で検討することになっております。また、製薬会社のMRと言われる医薬品情報担当者と医師との面談、そのチェック体制については、訪問日、訪問時間、場所を指定するなどの規制を行っており、来院時に製薬会社名と担当者名を記帳させ、確認を行っております。現在、市立病院で採用している医薬品数は1,614品目で、このうち後発医薬品は61品目あり、3.8%の採用率であります。なお、当院の医薬品で購入額の多い品目は、抗悪性しゅよう剤、高脂血症用剤、消化性かいよう用剤、血液体液用剤、血圧降下剤などで、また購入額の多い製薬会社は、武田薬品を初め、大塚、第一、中外、塩野義製薬の順になっております。医薬品の採用は、信頼性が確保され、安定供給が可能であること、さらには安全性を考慮し、豊富な臨床データを有することから、先発品を採用してきたところであり、また、成分などが同一であっても、医療現場から見ますと、後発医薬品は使いづらい一面もあります。例えば、錠剤などの形が大き過ぎ、色彩的にも劣るため、患者さんの内服意欲を低下させる。納品ロットが大き過ぎ、きめ細やかな供給体制が整わず、常時入手できない。品ぞろえが乏しいなどであります。後発医薬品の普及には、こうした基盤整備も欠かせないものと考えております。現状では後発医薬品の情報が少なく、活用しにくい状況にありますが、今後は医師一人ひとりの後発医薬品に対する認識を高めることも必要でありますし、森好議員のおっしゃるとおり、後発医薬品の使用促進はますます強化されてくるものと思われ、その導入や取扱いなどに関しまして、薬事委員会や医師会議におきまして十分な論議を重ねていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。次に、院外処方せんの在り方についてご答弁申し上げます。医薬品の適正使用による医療の質の向上を目的とした国の医薬分業の推進を受けて、当院では平成11年10月から全科院外処方を実施し、平成13年度では86.6%の院外処方率となっております。薬の待ち時間解消や患者さんの利便性確保などの観点から、1階窓口の横に院外処方案内として、社団法人札幌薬剤師会江別支部の運営によって、4名の人員配置と4台のファクスを設置しております。市立病院での院外処方枚数は、平成13年度は22万4,243枚でありますが、薬剤師会からの情報提供による13年度の利用状況によりますと、院外処方案内では97.8%の方が利用されており、市内37か所の薬局のほか、当別、岩見沢、南幌、札幌などで利用されております。この薬局の選択につきましては、患者さんや家族の申し出により薬局指定が行われ、市立病院付近の門前薬局へは、ファクス取扱い件数の69%を占めていると聞いております。ほかの公立病院における院外処方せん案内サービスの状況でありますが、市立札幌病院では当院と同様に行われており、運営は札幌薬剤師会が行い、ファクス送信での利用率は36.8%と聞いております。なお、門前薬局への送信サービスは行っておらず、患者さん自身が直接調剤薬局にお持ちになっているとのことであります。また、道内市立病院で院外処方を実施しているところでは、ほとんどが地元薬剤師会の運営によりファクス送信サービスを行い、患者さんの利便性を図っていると聞いております。いずれにいたしましても、院外処方案内は、第一に患者さんの利便性や待ち時間の解消を考え、院外処方の開始時から札幌薬剤師会江別支部に運営を委ねてきたところであり、今後も患者さんの要請に十分こたえられるよう、薬剤師会と連携を図りながら情報交換を密にし、その運営を円滑にしていただくことが必要と考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。以上でございます。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

再質問 森好勇

順不同になりますが、要望を含めて再質問いたします。最初に、市長の出馬問題ですけれども、明らかにしなかったわけですけれども、他の市町村では例年より早く出馬を表明しているところもありますので、是非ともそういうことでいうと一刻も早く、どういう立場になるかというようなことも明らかにしていただきたいと思っております。さて、老人医療費ですけれども、くどくどと申しませんけれども、3月議会でも論議を十分されましたのであれですけれども、今、盛んにタウンミーティング等々が市長を先頭に行われていますけれども、私はタウンミーティングに参加できない人たち、例えば体の不自由な方や車いすを利用されている方等々の人たちの声も十分聞いてもらう機会を作ってもらいたいなと思っています。私のところにもこの間、2通の手紙や1通のはがきも来て、大変喜んでいるという激励の文書も来ていますけれども、私はそういう意味で、やはりこの再提案を早期に市民にしないというようなことを言明していただきたいなと思っていますけれども、江別の5月号の広報や、また担当部長が新聞のインタビューに答えているのを見ますと、財政は毎年厳しさを増して、毎年2億円以上かかる施策は、これ以上維持するのは難しい。3月議会以降、市民の議論が盛り上がった。その火を消さないうちに市の台所事情を説明し、制度廃止を再提案することになるでしょうと担当部長が新聞インタビューしていますし、今の市長答弁では、市民からいただいた意見を整理した上で、なるべく早い時期に判断してまいりたいというような市長答弁でありました。再提案するかどうかの判断だと思うんですけれども、そういう点で私は、早い時期というのはいつのことを指しているのか。一般的には、1年も先ではないことを早くというのかなと。たまたま9月辺りから来年度予算に向けていろいろな準備作業が始まっていくと思うんですけれども、タウンミーティングは11月ぐらいまで予定しているということですけれども、私はそういう点で、もちろん老人医療費の再提案を望むものではないし、市長自らがやはりこの間の声、耳の痛い声ということもそういうことが入っていると思うんですけれども、声なき声などをやはり聞いて、そういうことを再提案することのないように強く願望しているものですけれども、再度、早い時期というのはいつを指して言っているのかお尋ねします。それと、私はあれもこれもというか、けちをつけるわけではないんですけれども、5月の市長に聞くということで江別の広報に載りましたけれども、市長の中でやはり全体の中で見直すとか、高齢化における社会環境が変わったようなことを言っていますけれども、実際には財政問題ではなかろうかなと、これを読んで感じますけれども、確かに今の地方交付税の先行きの暗さや不況の影響等々で税収も伸び悩むと。それと一方で、いろいろな補助金を初めとする国庫負担金まで、財政審議会の資料によりますと、正に厳しくなる状況が続くわけですけれども、あれもこれもというようなことでいいますと、私は従来から、先ほど質問しました各種の負担金等々も、繰入金等々もよく吟味する必要が、分析をする必要があるのではないかと思っていますけれども、あれもこれもできないのが事実だと思います。だから、開発型ではなくて、やはり地方自治の本旨による仕事を第一に考えていただきたい。それはやはり社会保障を第一に考える、福祉や暮らしを第一に考えるというところこそお金を、江別市としても予算を厚くすることだと思っておりますので、早い時期というのは、判断するのはいつなのかお伺いをしておきます。2点目には介護保険ですけれども、全国的には11%ぐらいとも言われていますけれども、一つは9月4日の日に厚生労働省は全国介護保険担当者会議で、65歳以上の介護保険料について、一番高い分、第5段階ですけれども、基準の1.5倍のところですけれども、対象者を拡大するということを明らかにしています。だから、現在課税所得額が250万円以上の方々は、1号被保険者ですけれども、この人たちがかなり、250万円のところを今度は対象者を200万円以上にということで、50万円ダウンさせるということです。聞きたいのは、江別でそうすると、今まで第4段階だった人たちが、かなり第5段階にシフトしていくのではないかなと思うんですけれども、それらをつかんでいたらお知らせ願いたい。もう一つは、介護保険の財政の内訳というのは、公費で基本的に半分と、あと利用者、1号被保険者、2号被保険者で半分ということが基本になっていますけれども、その中で国の持つ分として、基本的には25%ですけれども、その25%のうち5%は調整交付金として収入として見られますけれども、この中で江別の場合はこの5%をいただいていない。それは後期高齢者の補正係数や所得補正係数等々にかかわっての算出があって、江別は4%前後だと思うんですけれども、そうなっていると。今度、所得階層が200万円以上に拡大されることによって調整交付金はどうなっていくのか、試算していたらお伺いをしたいと思います。それと、こういうことが一度レールに乗ってしまうと、今心配しているのは、政府の税制調査会で配偶者の特別控除を段階的に廃止するということも言われていますので、こういうことになると区分というのが随分と、今まで3段階が4段階になったり、そんなことで矛盾が、矛盾というか、そのとき一緒に整備すると思うんですけれども、こういうことも懸念されますので、一つは、こういう課税所得を200万円以上にした場合の江別の第4段階から第5段階に移る数値と、調整交付金などのかかわりについてお伺いをしておきます。3番目に水道なんですけれども、管理者の答弁で、社会情勢や土地区画等々、長いスパンで見ていかなければいかんということを答弁されましたけれども、私もそのとおりだと思います。長いスパンで見ていかなければ駄目だと。5年先、10年先でなくて、50年先、100年先を見てやらなければ駄目だということだと思うんですね。私もそのつもりでちょっと再質問しますけれども、私は100年先まで言いません。50年先ぐらいまで見たいと思いますけれども、いろんな人口調査をするところ、厚生労働省管轄なり国立の保障・人口問題研究所とかいろいろありますけれども、それでいっても50年先、人口はどうなるかというと、日本の人口は1億人を切るとかという話です。50年先ですよ。うんと具体的に、その研究所の札幌圏として江別の人口調査も参考資料に出ていますけれども、どうなるかということでいいますと、札幌圏における江別市の人口予測は、平成27年前後約14万人弱。それ以降は減少し、超長期推計値では2050年には10万8,900人。いわゆる平成5、6年ぐらいになると思うんですね。今から10年弱前ぐらいの人口になると試算しています。だから、私は長いスパンで見てこういうことを言っているんですよ、長いスパンで。だから、そういう意味では、私はこういう科学的データを基にしても、現在の滝里にのった5万6,000トンの水利権があれば、有り余ることは事実だと思うんですね。これ以上の水利権は江別にとって不要と。費用対効果からしても、2期分をしなくても、1期分だけでも26億円と。単年度平均にして7,500万円を気泡というか、水の泡にしてしまうのではないかと、こういう感じをするわけです。平均で7,500万円出すわけではないんですけれども、事業年度によって拡張事業等々がありますから、ありますけれども、そういう点においては再検討をする必要があるのではないか。しかし、江別単独でこれに参画はしていないので、東部広域水道企業団には北海道も入っている団体ですから、こういう問題で江別単独で私いち抜けたということにはならないと思いますので、構成団体長会議などでこれらについて論議してもいないし、過去にこういうところは論議されているのか。確かにダムというのは、10年も20年も前からいろいろな期成会を作ったり団体を作って要請していくと。だから、この夕張シューパロダムも、当初は農業用水としてスタートしているんですね。調べてみますと、農業用水です。しかし、その後の情勢の変化で工業用水とか発電とか、他の利水目的とか洪水とか、いろいろ理由を付けなければ促進できなかったわけです。だから、そういう点でも、私は特に全国的にもダムの92の中止のうち、およそ7割が水余りというところで中止や縮小しているという現状を見ても、私はこの夕張シューパロダムもそれに準ずるような水余りではないかなと。無駄な公共投資になるのではないかなと。江別にとっても、やはりこの負担金というのは一般会計で見ますから、そういうことでいうと、毎年平均して7,500万円というのを水の泡にしたくないなと思いますので、質問として、構成団体長会議で論議されたり、また過去に論議されているかお伺いをしておきます。次に、病院ですけれども、後発品が61品目、3.8%。私は、すごいなと、よく使っているなと、こう思いました。この61品目というのは、薬事委員会などで諮られた結果、61品目になったのか。それとも、一定の特許期限が切れて、自然的に先発品が後発品になったのか、ちょっと確認しておきたいと思います。それと、医薬品の採用について、薬事委員会において医師が申請して委員会で検討すると、こういうことになっておりますけれども、後発医薬品について過去に余り申請されていないのではないか。それというのは、ほとんど新薬偏重というわけではなく、情報なりいろいろな雑誌を見ても新薬がほとんどだし、出入りする人たちも新薬しか売りたがらないというか、そういうメーカーもあると思うんですね。そういうことで、こういう部分で、医師の方からそういう後発品の申請をされているのかどうなのかお伺いしておきます。三つ目には、医薬品メーカーや薬問屋というのかな、薬卸業者等々がかなり頻繁に、私はたまにしか行かないけれども、あちこちにいるんです、黒いかばんを持っているんです。訪問しているので、私は相当な訪問されているのではないかと思うんですけれども、どのぐらいの訪問者数が年間いるのか。それと、医師との面接許可はだれがしているのか、ちょっとお伺いしておきます。それと、薬事委員会等々で、これはさっき答弁していると思うんですけれども、医薬品情報交換等々もやると思うんですけれども、後発医薬品については今後テーマにして少し情報交換したいというような答弁なんですけれども、こういうことでいうと、過去にそういうことがあったのかどうなのか。後発品をテーマにした議題としてあったのかどうかも併せてお伺いしておきます。2点目に、院外処方の件です。札幌市立病院等々を先ほど答弁していましたけれども、本来、院外処方というのは、調剤薬局、全国どこに行ってもいいわけと思います。期限内ならね、と思いますけれども、実際には私も病院へ行くと、かかった病院の近間で忘れないうちにもらっておこうということで、大体が、私は札幌の病院に行っていますけれども、そういう近くの病院と接するような所の調剤薬局に行って薬を受けるというのが自然の流れだと思うんですね。そこで、公の企業に近い、公営企業ですから、そういう院外処方の薬店、業者、店舗等々についても、やはり公正・公平が基本であると思うんですね。答弁で患者さんの希望を優先した申し出による薬局指定を行うということでありますけれども、ぱっと病院へ行って、診察終わって、いろいろ終わって、窓口へ行って、会計も終わって、こう行って、流れとして、2番とか3番ずっと1階にありますけれども、この春までは10番という看板が立っていた。今はないですよ。今はないですけれども、10番という看板が院外処方せんコーナーであったんですよ。だから、自然に患者さん、利用者は行くものだという。病院に行ったら、診察が終わったら、そういう流れになるという、自然的にそこに行く誘導的な部分にとられるような感じがあったのではないかなと、こう思います。それで、私が調べてみましたら、先ほど送信枚数も約22万枚と言いましたけれども、そのうち99.5%、ほとんどが市内。市外というのは0.5%ぐらいということですけれども、私は別に閉店したところに肩入れするとかという立場でしゃべっているのではないんですけれども、22万枚送信があって、約7割が近間の、市立病院のそばの門前薬局を利用しているのに、なぜ先ほど言ったような大きな隔たりがあるんだろうかなと感じたんです。それで、システム的に問題がないのかどうか。例えば、10番窓口があって、薬剤師会で人を雇って、パートの人だと思うんですけれども、雇っていると。一般的には、ここに来たら、どこどこにしてくださいとポッと言う人は少ないと思うんですよ。一般的にですよ。どこどこの薬局指定と、慣れた患者なら別ですけれども、新外来的な人たちはやはりお任せコースになっていくのではないか。一般論ですよ。お任せコース。お任せコースになっていく傾向が結果的には一極集中というわけではないんですけれども、そういう傾向になったのかどうなのか。そういうシステム的に問題はなかったのかどうなのか。私は、確かに院外処方というのは、待ち時間の解消とか利便性とかというようなことで始めた院外ですけれども、そういう点で偏ったようなシステムづくりがあったならば是正するというのが、私は病院側にも一定の責任とは言わないですけれども、そういう方向で取り組む姿勢が必要ではないかな、こう思うんです。というのは、先ほど言いましたように、1日に1枚も来ない、これは私はちょっと異常だなという感じを受けたわけですけれども、そういう点でシステム的に構造を変えるというようなことが、民間委託ではないんですけれども、私は例えば処方せんを書く部分を含んで、オーダーは医師が書くわけです、薬の処方について。そういうことでは、ちょっといい例ではないが、発注側なんですよ、病院側は発注側。一定の条件の下で公平に一般競争入札するというのが、一般の建物というか、建築や土木の入札行為ですけれども、それとはイコールではないですよ、イコールではないんですけれども、システム的に公平さを欠くようなファクスコーナーの対応や位置があったならば、これは改善すべきものですけれども、くどいようですけれども、再度これについてお聞きをして、時間ですので2回目の質問を終わらせていただきます。

答弁 市長 小川公人(市長は2007年3月まで)

森好議員の再質問でありますけれども、老人医療費助成制度の再提案についての1回目の質問に対して、できるだけ早い時期に判断をしたいという答弁をさせていただいたわけでありますが、その早い時期というのはどういうことかというお尋ねでありますけれども、そのとおりの言葉を繰り返すことになるわけでありますが、あえて言えば、ゆっくりのんびり、ゆったり構えるということではないということでありますが、多少それだけではちょっと失礼かと思いますから補足しますけれども、3月議会でのいろいろなご議論は、いろいろなご意見がありました。ありましたけれども、財政事情が全く潤沢で裕福だというご意見はもちろん余りなくて、江別の状況は厳しいということもご認識の上で、いずれにしても市民のコンセンサス、こういう情報、いわゆる市民の意向を把握することについて、不十分でないかというご意見が非常にあったように私は判断、受け止めまして、一面このタウンミーティングもその要素も多少ないといえばうそになる、ありました。しかし、それだけではなくて、タウンミーティングは、これから協働のまちづくり、これから地方分権、こういうことになればなるほど情報提供ということでは、本当は財政、難しい話やら余り堅い話で聞きたくないと、こう言われる市民もあるかもしれませんが、それでもやはり知っていただかなければならないということで、江別のこれからの協働のまちづくりということからすれば、やはり一面知っていただきたいという面も含めて対話をさせていただいてきたところであります。そんな中でいろいろな情報を得ましたので、またそれも判断材料ということにしながら、なおかつ今、開発あれもこれもではない。それはご支持いただいたんですけれども、開発優先でなくて、こういうものは逆にあれもこれもという部分で選択してはどうかという趣旨のようでありますけれども、決していろいろ今後進める開発を優先するために、財源が浮かないということでこの選択をしたわけでなくて、今このままで推移しても、非常に福祉が後退ではなくて、保健・福祉・医療のこれからの動向は、特に介護保険にしても、国保にしても、老健にしても、これだけの財政の中しかありませんから、病院に行くのもこの範囲にしてくださいとは言えない。ほとんど受け身的に推移してくる保健・福祉・医療の財政の方の支出は後退どころか非常に伸びて右肩上がりになっている。収入の方は限りなく右肩下がりになっている。この中で、そういうハード面だけの話でなくて、非常にアンバランスの状況の中では、なかなか厳しい中でということで、いろいろと進めてきている中の一環ということでありますけれども、いずれにいたしましても、総合的に皆さんのご意見をちょうだいしておりますので、早い時期にまたそういったことの結論について判断をしていきたい、こういう趣旨でありますので、ご理解いただきたいと思います。

答弁 保健福祉部長 宮内清

介護保険に対する再質問でございますが、2点ありました。1点目のご質問につきましての1号被保険者の第5階層に関する所得の引下げによる階層移行の影響、こういうことでございますが、現在資料を持ち合わせておりませんので、この場でお答えはちょっとできないということと、2点目の調整交付金、これは市町村間の格差をいろいろな係数あるいは要素で算定されることになっておりますが、これもこの調整交付金と所得の引下げとの関連の試算ということでありますけれども、この試算につきましては現在までのところしておりませんので、そのようにご理解いただきたいと思います。

答弁 水道事業管理者 鎌田米一(水道事業管理者は2003年9月まで)

夕張シューパロダム関係に係る再質問にお答えを申し上げます。先ほどもご答弁申し上げましたように、当市の当初計画は平成18年度の人口を13万8,400人と見込んでおりますことから、石狩東部広域水道企業団からの受水を平成19年度から受水開始としておりました。その後、少子高齢化や経済の低迷が長期化するなどの社会経済情勢を勘案し、人口や水需要予測などを見直した結果、受水年度を当市では平成19年度から平成28年度に、千歳市、北広島市の両市は平成16年度から平成21年度に、その他の団体も6年から10か年間の繰延べをするなどに変更し、現在に至っているものであります。また、財政負担の軽減と水道料金の高騰を避けるために、拡張事業の建設年次の変更や工事費の縮減、さらには全体事業の見直しなどによります事業費の抑制に努めることにより、現計画に変更してきたところであります。これまで団体長会議におきましては、このような論議を交わしてきたところでありますし、現在も厳しい社会経済情勢を踏まえる中で、事業全般にわたり論議されているものであります。しかし、シューパロの拡張事業から当市が抜けるとか、他の構成団体が抜けるとかにつきましては、どこの団体におきましてもそのようには考えておりませんことから、その議論につきましては、なされていないものであります。以上でございます。

答弁 病院長 宮本宏(病院長は2006年3月まで)

後発医薬品の61品目についてのご質問ですけれども、61品目は本年4月の診療報酬改定で先発品から後発品に指定替えされたものであります。それから、医師から後発医薬品について薬事委員会へ使用申請があったかとの質問ですが、現在まで個別案件として薬事委員会への申請はございません。それから、医薬品情報担当者の医師訪問についての許可についてですが、薬剤部長の調整と判断により、購入量や情報の多い上位40社は週2回、他の50社は週1回の割合で、訪問曜日や時間枠を定め、医師との面談を行っております。それから、後発医薬品の採用について今まで検討されたかということでありますが、公の会議で2回ほど検討いたしました。そのときに、このメリット、それから使用しづらい点などについて議論が行われております。それから、院外処方案内の方に病院の窓口から誘導しているのではないかというようなご質問ですが、窓口は受付から精算まで患者さんの流れがスムーズに、かつ分かりやすくなるように番号を表示しておりましたが、森好議員のおっしゃるとおり、ファクスコーナーへ誘導するという誤解をなくするため、今年5月からは院外処方案内の10番表示を外したところであり、院外処方案内及び相談コーナーのファクスの利用は、患者さんの選択に任せている状況であります。それから、薬剤師会の案内で特定薬局へ誘導するシステムとなっているとしたら、是正の必要があるのではないかというご質問ですが、私どもの病院としては、患者さんを中心とした医療というのを理念として行っておりますことから、院外処方案内での役割は、患者さんの利便や要請にこたえるサービスの提供が第一と考えておりまして、薬剤師会が薬局の指定についての誘導はしておらず、患者さんの自由な選択になるように、院外処方案内の窓口で案内していると思っております。なお、今後とも誤解されることのないよう、窓口での案内について薬剤師会に指導してまいりたいと思いますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上です。

再質問 森好勇

最後ですので手短にいきたいと思いますけれども、私はいつも地方自治はやはり、先ほども言いましたけれども、住んで良かったと、江別住民で良かったというまちづくりだと思います。そういう点で、特に高齢の方々が安心して暮らせる、障害者も人間らしい、バリアフリーを含んだ、そういう一般の健常者と変わりない生活ができるというのを含んだまちづくりが必要だと思いますし、特に命のさたも金次第というようなわびしい行政ではなくて、少しでも明かりが見えると、江別のまちは高齢者にとって大変住み良いというような、誇りある老人医療費の助成を今後とも続けていただきたいし、そういう福祉のまちとして全国に発信してはどうかなと、こう思っています。そうすることによって土地区画整理事業も円滑にいくのではないかな、こう思いますので、そういう立場で老人医療費の存続を強く今後とも希望して、市長が再度提案することのないように期待をしておきます。これは答弁はよろしいです。それと、水道部の方で、どこもそういう声がないということで、縮小とか中止ということは一度も議題になったことはないということですけれども、そのとおりだと思います。私はそういう点で、社会情勢だけでなくて、政治情勢も大きく変わっていますので、特にダムの中止になったきっかけというのは、旧社会党が政権をとったときの時代に始まったんです、実際言うと、ダーッと。始まったんですよ。だから、政治が変わることによって、そういうことになるんです。それで、田中知事の教訓をよく参考にしていただきたいなと思って、これもいらん一言ですけれども、今後、構成団体長会議とか機会あれば、そういうことをテーブルにのせて、きたんないことを話してもらいたいな、こう思って、希望しております。最後に質問ですけれども、私は病院問題で平成11年度予算と平成13年度の予算を見て、病院事業会計ですよ、薬品費が平成11年度の部分でいうと16億3,000万円でした。これは決算で相当減っていると思うんですけれども、平成13年度は約10億7,000万円の薬品費でした。これが10億円が院内というか、入院患者の部分で、この6億円という相当する分が外来に相当するのかなと思うんです、この資料によると。しかし、これは予算ですから、決算では相当開きがあって、先ほど言ったように3億円か4億円だということになっていますけれども、一般的に薬、数倍になるといって、昔ですよ、今はそんなことはないと思うんですけれども、それにしても一般的な、私の同級生がそういう関係に行っていますけれども、利益率は15%から20%。大量に入る、かなり量によっては3割ぐらいありますということです。かなりの大幅な利益がある商いですよね。もちろん人件費やその他いろいろ投資しなければならないですよ。一般的な利益率でいうとそうなっているということで、やはりそういうことでいうと、特定業者に偏っているとされるような誤解されるようなシステムになってはいかんと思うし、病院側でも私はこの間、こういう患者の皆様へという病院長名で出している部分がありますよね。これは今は出していませんけれども、過去には、診療終了後、2番の計算窓口で院外処方せんをお渡しします。院外処方せんは過去は10番窓口へ提出し、お薬を受け取るよう、ご希望薬局へファクスを依頼してください。いろいろと書いてあるんですけれども、こういうのが病院長名で出されていたということなんですよ。これ一つとっても私は誘導の一つではないかな、こう思うんですよ。必然的に行くようになっているんだから。本来は院外処方せんは、どこへでも持っていっていいんですよ。ファクスへ入れなくたって、うちへ帰って自分の自宅でやってもいいはずなのに、自然的に誘導されていると言われても仕方がないのではないかなと。これは是正されたと思うんですけれども、窓口含んで。だから、これ一つひとつとってみても、私は先ほど1回目の質問で、なぜ2店が閉店に追い込まれたのか。もちろん企業努力ということもありましょうし、立地、場所の問題もあるだろうし、いろいろな諸条件あったと思いますよ。遅れてやったとか、営業時間がちゃんとしっかりしていなかったとか、薬剤師の接客対応が少しまずかったとか、いろいろあるかも分からないですよ。しかし、私は外来の人が、慣れている人は別ですよ、初めて行く人は、そこまでせんさくして選択はしないと思います。大体がファクスコーナーの案内されている人のお任せで行くのが、変な意味ではないですよ、普通の一般患者の心理、行動ではないかなと思います。そういう点で、私が質問したいのは、そういうところに極端なことを言うと、札幌市でもそうですし、先ほどの答弁でも、院外処方せんが門前薬局に行く率は随分と札幌市は低いですよね。江別の半分ぐらいだと思うんです。それと、送信枚数では、北大とか医大との比較でも、江別は極端に送信枚数が多いと。枚数でなくて送信料でいうと、江別の場合は160万円と言われています。札幌医大、ちょっと年次は分からないんですけれども、どのぐらいの金額がかかっているかというと、20万円ぐらいと言われています。だから、いかに江別がそういう患者サービスの立場で利便性や待ち時間を解消するというのでも、異常な形で門前薬局への誘導システムになっているのではないか。札幌市立病院や北大や医大から比べても異常だと。岩見沢はやっていないんですけれども、そういう調査結果から見ても、私は患者さんが自由に、例えばファクスコーナーに一杯こうあって自由に入れられるとか、そういうことから、ここでなくても、極端なことを言うと、自分の行きつけの薬局とか院外処方できる調剤薬局に行けるというようなことを含んで、やはり病院としても責任ある誤解されないシステムというようなことを作る必要があるのではないかなと思いますので、最後にその1点だけご回答願って、質問を終わりたいと思います。以上です。

答弁 病院長 宮本宏(病院長は2006年3月まで)

先ほど、当病院でファクスを利用している方が90何%ということで、非常に多いと言われましたが、これは誘導したというよりも、患者さんが希望していたのではないかなと思っています。先ほどご質問された大学の方のことを言われましたけれども、あちらの方は非常に院外処方せんの発行率がほんのわずか、少ないものですから、うちの場合は90%近く出ていますので、比較はできないと思います。それから、市立札幌病院の例は、ちょっと先ほど私、言い方が悪かったかもしれませんが、30何%と言ったのはファクスを利用している患者さんで、門前薬局に行っているのが30何%という意味ではありません。ちょっとそういうことでお答えしますけれども、新しくシステムを作ったらよいかということですけれども、私どももう一度考えてみますけれども、患者さんがどういう薬局を選ぶかというのは、やはり患者さんが主体でないかなと思っております。ですから、それを受ける薬局がどのように患者さんにサービスしていくか、そういう努力が問われるのではないかと私は考えております。以上です。次ページ前ページこのページに関するお問い合わせ先議会事務局 総務課〒067-8674北海道江別市高砂町6番地江別市役所本庁舎3階Tel:011-381-1051Fax:011-381-1075お問い合わせはこちらから6 議事次第の続き一般質問の続き

出典:江別市議会 平成14年第3回定例会 2002年9月11日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる