みんなの議会

秩父別町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日

ふるさと納税の返礼品について

2020年9月10日、秩父別町議会の一般質問で、大野敬議員が「ふるさと納税の返礼品について」質問し、町長 澁谷が答弁しました。

質問者
大野敬 議員
答弁者
町長 澁谷

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 大野敬

議長のお許しをいただきましたので、私からふるさと納税の返礼品についてお伺いをいたします。ふるさと納税制度、これは自主財源の乏しい本町にとりまして貴重な財源であります。寄せられた寄付金は子育てや教育、まちづくりなど幅広い分野で活用されております。しかし、昨年度の納税額は件数にして1万6,000件あまり、金額にして3億9,223万円と、前年の平成30年度に比べると29.9パーセント減額している旨の新聞記事がありました。どの自治体も仲介サイトへの登録など、納税額を増やす努力をしていることから、寄付集めの増減に一喜一憂する必要はありませんが、本町の場合、返礼品の主力が米であり、他の自治体と競合しているため、リピーターの維持、確保がますます困難になるのではないかと心配をしております。そこで、納税者の関心を本町に向けさせるには、本町独自の返礼品メニューを増やす必要があると思います。幸いにして本町には温泉もあり、また、屋内外の遊戯施設も充実していることから、子育て世代の交流人口も増えておりますので、温泉やちっくる、あるいはキャンプ場を利用したメニュー、例えば、これは一例に過ぎませんけれども、キャンプ場の区画の一部をテントやキャンプ道具を揃えた、今最近のグランピングというそういう区画に整備して、ふるさと納税の返礼品にすることなども可能ではないかと思っております。最近新聞の中で、空知管内各自治体の返礼品を特集した、そらち多品済々という連載記事がありました。各自治体とも、寄付額が減少しないよう創意、工夫を凝らした返礼品を用意してリピーターの確保に努めております。本町においても、返礼品のメニューを増やすなど、リピーターの維持、確保に努める必要があると思いますが、町長の考えをお聞かせ願います。

答弁 町長 澁谷

大野議員のご質問にお答えをさせていただきますけども。ふるさと納税制度はですね、ふるさとや地方自治体の様々な取り組みを応援する仕組みとして、平成20年度に創設をされました。本町においては、制度創設直後は、年間十数件の寄付でありましたけども、平成27年度に返礼品の大幅な見直しやクレジットカード決済を導入した事などによりまして、初めて1億円を突破し、平成28年、29年度においても、返礼品の拡充やリピーター対策、各種広告媒体を活用しPRに努めました結果、3年連続で1億円を超える寄付をいただいたところであります。また、平成30年度には、制度改正の駆け込みの需要もありまして、過去最高額の5億円を超える寄付を記録いたしました。議員ご指摘のとおり、ふるさと納税制度は自主財源の乏しい本町にとりましては貴重な財源であります。ふるさと納税の趣旨を尊重しつつ、寄付額が減少しないように努めているところでありますけども、残念ながら昨年度の寄付額は過去最高だった平成30年度に比べ、30パーセント近く減少いたしました。これは、制度改正等に対応するため、お米等の一部の返礼品の寄付金額の見直しを行ったことなどにより、寄付件数が減少したものと推察しております。このため、民間が運営する大手寄付申込ポータルサイトについて、従前のふるさとチョイスに加え、今年度からさとふる、ふるなび、ふるさと本舗、さらに、楽天ふるさと納税の4サイトを追加し、本町のふるさと納税の露出を増やすことで、寄付件数の増加に繋がる対策を実施しているところでございます。本町の返礼品については、9割以上がお米でありまして、また、寄付者の半数以上がそのお米のリピーターでもあることから、様々なサポートを通じ、その維持に努めてきております。議員ご質問の返礼品のメニューについてでありますけども、以前は温泉のペア宿泊券、温泉の回数券やキッズスクエアちっくるで遊ぼう秩父別日帰り観光セット、特産品も付けてでありますけども、さらにブロッコリーラーメンなどの町特産品も返礼品として、寄付受付を行っていましたけども、僅かな申し込みしかないこと、それから総務省の通知による返礼品の見直し等を受け、平成30年に取り止めたところであります。また、近年キャンプ場の利用者が多くなってきていることを受け、トレーラーハウス等を設置し利用してもらうこと、あるいはグランピングなどの体験型の返礼品も検討いたしましたけども、管理運営上、大変難しいということから見送った経緯がございます。まあしかしながら、このまま寄付額が減少していくことを放置するわけにはいかないと考えておりまして、返礼品のメニューにつきましては、ある程度数量が確保できて、食料を含めた生活必需品が寄付額を増やすための効果的な返礼品と考えていることから、本町の特色を生かした、農作物や農産物加工品を返礼品の核としながらも、今後どういったものが返礼品として加えることができるか、JA北いぶき等の関係機関とも交えた中で検討してまいりますので、ご理解をいただきますようにお願い申し上げまして、お答えとさせていただきます。

質問 8番 大野敬

有難うございました。今あの、ふるさと納税の返礼品、返礼品ばかりではなくて、何かその災害が発生した場合、災害を援助するだとか、その町の特徴で、まあ、うちの町の場合は子育てでございますので、その子育てを援助すると、そういうような形で返礼品を求めない寄付、ふるさと納税の寄付なども全国的には広まっているというようなこともお聞きします。もう一つはやっぱり、ふるさと納税というのはやはりPRも比較的大事じゃないかと、秩父別温泉、非常にお年寄りのご利用も多いわけでございまして、そういうお年寄りに対しましてお孫さんのために秩父別にふるさと納税してもらうと、そのお孫さんの遊ぶ施設で時間を取って遊ばせることができますよだとか、ひとつそういう工夫も大事だと。それともう一つは、やはりうちのある施設も利用することもできますけども、もう一つはやはり、スノーモービルだとか犬ぞりとか、そういうその冬の遊びをアレンジした返礼品、こういったことなども町によってはですね、町によってはこういう返礼品に対して非常に人気を集めて伸ばしているそういう町もございます。何でも返礼品になるったらおかしいですけども、そういう多様化の時代に来てますので、是非そういうものも検討してもらいたい。私、一番この返礼品について、今回2回目なんです。1回目は国の制度改革がありまして、返礼品は寄付額の3割以内と、そういうやつで、秩父別当時どうなっているのか、大丈夫かということで町長さんにお聞きしました。秩父別の場合はふるさと納税の趣旨を尊重してしっかりとその対応でやっていたということで、今町長話のありましたとおり、当時は3年連続して1億を超えるそういう非常に寄付額が多かった。ただ、あの時の国の通達でですね、空知管内でもお米を返礼品にしている町、お米の量を減らしたりですね、寄付額を上げたりしてかなりの自治体で返礼品がどん底状態になったという自治体もありました。そういうことで1回聞いたんですけども。今回質問したのはですね、お米9割以上が、秩父別の場合は米なんですけれども、空知管内でお米を返礼品の主力にしている町、これが12自治体あります。空知管内全部で24の自治体ありますけれどもその内の半数が、お米が主力の返礼品でございます。1万円の相場でななつぼしが何キロ、ゆめぴりか何キロという相場はありますけれども、ただ、近隣でも低農薬米だとかですね、無洗米、そういった付加価値を付けて伸ばしているところもございます。やっぱり納税者を引き付けるのは、米も大事ですけども、何か工夫をしないと、このままやっぱり納税者を引き付けておくのはちょっと難しいかなというそういう心配があったもんですから、質問したわけでございます。今後もやはり、秩父別の貴重な財源でございますので、少しでも納税額を増やすためにいろんな多様な価値観を持った人もたくさんおりますので、是非また、そういった部分も加味してですね、秩父別になるべく納税してもらえるようにアイディアと工夫をもって頑張ってやっていただきたいと思います。以上でございます。

答弁 町長 澁谷

有難うございます。まさに大野議員おっしゃる通りでございまして、これからも返礼品についてはですね、私は体験型の何か返礼品を考えていきたいと考えてますけど、なかなか何が受け入れられるか、あるいはこちらが受け入れる体制ができるかどうかということが大きなところで、今年は皆さんに了解いただいて、ご理解いただいてスノーモービル1台購入いたしましたけども、これは冬運営するつもりでおりまして、もちろん12月から使ってまいりたいと思っとりますけども、これにしても結局1台しかなければ返礼品としてはまず無理だろうというふうに考えておりますし、先ほどグランピングの話出ましたけども、これについてグランピング、あれトレーラーハウス1,000万ちょいで買えるもんですから考えたんですけども、結局そこの掃除、あるいはトレーラハウスならトイレの掃除だとか、全てその建物の管理をする人間が必要になってくると、そうするとそこの費用対効果を考えるとどうなのかなということで見送ったことがございます。ただ、それからお米についてもですね、大野議員おっしゃる通り、ふるさと納税のサイト、これの露出を増やすことに限ると思っておりますし、うちは約半数が先ほど申したリピーターでございまして、1年分のお米を分けて送ったりしてるんですけども、その人達をまずは逃がさないように、それから新たな人を増やすのにはやっぱり露出を増やすことだと思っとりますし、消費者の方大変シビアといいますか、米が10キロで1,000円違うと全部そっちに行っちゃうんですね、それでこの近辺同じ農協で同じところで仕入れているのに値段が違うということで、各市町村でもダンピングのやり合いになっているので、それこそ3割を超えてしまうということがあるものですから、その辺の元の還元のあるですね、またあの、農協さんばかりでなくいろんなところに、特に都会の若い方の意見も聞きながらですね、これからどういった返礼品ができるのか、そして職員の体制、要するに町のその財政に負担掛けない中でどういった返礼品ができるのか、十分に検討させていただきたいと思っとります。よろしくお願いいたします。

質問 8番 大野敬

有難うございました。

出典:秩父別町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月10日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる