美幌町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月6日
現在におけるこれら計画の進捗状況と今後の見通しについて
2023年3月6日、美幌町議会の一般質問で、稲垣淳一議員が「現在におけるこれら計画の進捗状況と今後の見通しについて」質問し、町長 平野浩司、社会福祉課長 水上修一、建設部長 那須清二、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲、経済部長 後藤秀人、耕地林務主幹 伊藤寿が答弁しました。
- 質問者
- 稲垣淳一 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司、社会福祉課長 水上修一、建設部長 那須清二、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲、経済部長 後藤秀人、耕地林務主幹 伊藤寿
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 稲垣淳一
それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきますので、答弁をよろしくお願いいたします。大きく2点でございます。まず、福祉行政についてであります。第6期美幌町障がい福祉計画及び第2期美幌町障がい児福祉計画の進捗状況についてであります。障がいのある人が自立した日常生活を営むことができるように、必要な障がい福祉サービスや相談支援並びに地域生活支援事業などが計画的に提供されるよう、数値目標やサービス量の見込み、これらを確保するための方策を定めたものであります。これらの計画は、数多くの検討会を経て各種アンケート調査を基に策定した関係者の皆様の努力の結晶であり、これらの計画書が数多くの皆さんの笑顔につながっていることを願わずにいられません。現在におけるこれら計画の進捗状況と今後の見通しについてお尋ねをいたします。二つ目は、高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画の進捗状況についてであります。高齢化先進国、日本。美幌町における高齢化率は、令和2年9月末で35.9%、町民の約3人に1人が高齢者となっており、高齢者が高齢者を支えていくことが当たり前の光景になりつつあります。この計画は、高齢化の進行を踏まえて、美幌町が取り組むべき高齢者の保健福祉施策を明らかにするとともに、介護保険制度の円滑な運営を計画的に実現するために定められたもので、サービスを受ける側も提供する側もその内容は多様性を極めています。町は、この計画推進のためにあらゆる手段を取り、計画実現のために邁進している状況と思います。これらのサービスが一人でも多くの方々に届き、幸せな暮らしが続くことを願っておりますが、現在の進捗状況と今後の見通しについての考えをお尋ねいたします。大きい2点目でございます。公共施設充実整備についてであります。林業館きてらすの施設整備についてであります。森林の有効活用を目的として、木とふれあう場所、林業館きてらすが平成27年に誕生しました。開館以来、数多くの利用者でにぎわう施設として、町内はもとより、町外からのお客様にも人気のスポットとして、利用者の多くが長時間、子供たちの笑顔と歓声で満ちあふれる場として愛されています。しかしながら、人気施設がゆえの問題点も顕在化してきており、その大きな問題はトイレ施設であります。トイレは1階まで下りなくてはならず、特に小さな子供連れの方には大変であります。その都度、子供と自分が靴を履き、子供を抱えて階段を下りていかなければなりません。今後、コロナ感染が落ち着き、ますます利用者が増えてくることが予想されますが、トイレの設置、または、新たな場所への移設の考えについてお尋ねいたします。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
稲垣議員の御質問に答弁いたします。初めに、福祉行政について。1点目の第6期美幌町障がい福祉計画及び第2期美幌町障がい児福祉計画の進捗状況についての御質問でありますが、障害者基本法に基づく障がい者の自立と社会参加を推進するための指針及び取り組むべき施策の基本的な方向性を示す本計画は、令和3年度から令和5年度までの3年間の計画となっており、本年度末で2年間が経過するところであります。計画では、障がい福祉の基本である障害サービスの充実・確保(訪問系、日中活動系及び居住系サービス等)、地域生活支援事業の充実・確保(相談支援、成年後見人制度利用支援、意思疎通支援、日常生活用具給付及び移動支援等)、障がい児支援(発達支援、放課後等デイサービス等)に沿った各種施策を展開しております。本計画における進捗状況でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大により、障がい福祉サービスなどの事業を制限しなければならない時期もありましたが、全体としては、おおむね計画どおりに進んでいると考えております。また、学識経験者、保健・医療・福祉関係機関、学校教育関係機関、商工・労働関係機関、障がい福祉施設等、障がい当事者団体などで構成する美幌町障害者自立支援協議会を年2回程度開催し、障がい福祉サービス等の利用状況や相談支援事業活動等の報告を行い、計画等の進行管理を行っているところであります。今後の見通しでありますが、現在の計画期間が令和5年度末で満了となることから、計画の見直し年度である次年度において、現計画の進捗状況等の確認及び検証のほか、アンケート調査や関係者との意見交換を行うなど、美幌町障害者自立支援協議会の委員の皆様からの意見等により、障がい者の方が必要としているニーズ内容を取りまとめ「誰もが安心して、暮らせる人にやさしいまち」の実現に向け、次期計画を策定してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、2点目の高齢者保健福祉計画・第8期介護保険事業計画についての御質問ですが、本計画は、高齢者が住み慣れた地域で生きがいをもって、互いに支え合い、そして、安心して暮らせるまちを実現するために10項目の基本方針を掲げて、令和3年度から3年間の計画で進めており、本年度が2年目となります。本計画における進捗状況でありますが、新型コロナウイルスの感染拡大により介護や高齢者福祉サービスなどの事業を制限しなければならない時期もありましたが、全体としてはおおむね計画どおりに進んでいると考えており、特に本年4月1日に開設する小規模多機能施設は計画どおり施設の整備が実現となり、大きな成果があったと考えております。次に、今後の見通しでありますが、独り暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯、認知症高齢者、要介護認定者については、今後も増加する状況にあり、高齢者の皆様からの福祉に対するニーズはさらに多種・多様化することが予想されます。令和5年度は、現計画の最終年度であるとともに次期計画の策定年度でもあります。現計画を推進しながらも、高齢者の皆様へアンケートの実施や美幌町高齢者保健福祉・介護保険事業推進委員会の委員の皆様からの意見等により必要とされているニーズをしっかりと把握しながら、高齢者が住み慣れた地域で生きがいをもって、互いに支え合い、そして安心して暮らせる町の実現に向け、次期計画を策定してまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、公共施設充実整備について。林業館きてらすの施設整備についてですが、林業館きてらすは、入館者数の減少が続いていた展示型施設を、町民からの要望が高かった子供たちが遊べる施設等へと改修し、開設以来、多くの方々に御利用いただいております。当該施設への改修に当たりましては、限られた予算の中で、大型木製遊具や木のプール等の整備を優先し、建物本体の改修を最小限度に抑えたため、トイレにつきましては、1階のトイレを利用していただいております。御質問のトイレの設置または新たな場所への移設の考えにつきましては、現時点で施設の改修や移転に関する具体的な計画はありませんが、今後、様々な視点から当該施設の方向性を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
それではまず、福祉行政について何点かお尋ねをさせていただきます。制度の内容について何点かお尋ねをすることと、福祉行政に対して臨んでいく美幌町の姿勢といいますか、町長のお考えをお尋ねしたいと思っております。細かい話でいきますと、美幌町には、様々な観点で障がい者の方、または障がい者を守る家族の方たちへのいろいろな施策があり、思い入れ、全方位外交かというぐらい本当にたくさんのものを網羅しております。この福祉計画、事業計画を読むにつけ、本当にすばらしいなと思っております。私も安心した老後を美幌町で暮らせるのかなと思っている一人ではありますが、私の話は置いておいて、様々な問題で悩みを抱えていらっしゃる方がおります。たまたまといいますか、重度身障者のお子さんを抱えていらっしゃるお母さんと話をいたしました。生まれつき、そういう障がいを持っていらっしゃるということで、家では介護ベッドでほぼ寝たきり状態であるのですが、学校に通う等で家から出なければならない。そこで、補助金を使って家をいろいろと改修したという話がありました。しかしながら、金額もさることながら、一度使うと二度目はなかなか使いにくいという話をお聞きしました。もちろん、玄関からの出入りは難しいものですから、居間を改修してスロープをつけるなどの改修をして、かなり使いやすくはなっているのですが、結局、そこで一度使ってしまうと、もう二度と使えないのだという話を聞きましたので、その辺の対応がどうなっているのかということです。もちろん、障がい者本人であるお子さんの障がいの度合いが進んでいけば、家の改修とかいろいろな補助用具が必要になってくると思いますし、何よりも、その子供さんを見る親御さん、保護者の方たちも年を取っていって、若いときのように、子供を抱えるとか、押して歩くとか、いろいろなことがだんだんつらくなってくるという話をお聞きいたしました。それについて、何かお助けできる手だてがないのかということですが、何か考えがありましたらお願いいたします。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁申し上げます。住宅改修費に関する質問であります。現在の障がい児福祉計画の計画書の中に記載している事業といたしまして、日常生活用具給付等事業の居宅生活動作補助、住宅改修費の助成について記載がございます。こちらの事業につきましては、下肢・体幹機能の障がいを有する障がい程度等級3級以上の障がいを持つ方を対象としておりまして、主に障がい者の移動等を円滑にする小規模な住宅改修費用を対象としてございます。なお、給付額の上限額につきましては、規定上、20万円としております。こちらの原則自己負担額は1割負担となりますが、世帯の所得状況等に応じまして、非課税世帯であれば負担なしという形で上限額が設定されております。また、こちらの事業につきましては、議員から御質問あったとおり、障がい程度が変わらない限り、原則1回利用の制度として運用しているところでございます。よろしくお願いします。
質問 9番 稲垣淳一
今の答弁ですと、本人の障がいの度合いが変わらなければ1回のみということです。私が話をした方のお子さんは、本人の障がい程度はある程度進んでいっているのですが、最初に認定された障がい度合いからあまり大きく変わっていないのだろうと感じていて、家族の大変さ、つらさ、それが顕著に見えるのです。そういうことから、さらに改修をしたいという場合に、一般住宅リフォームということでは介護保険の中身を使えると考えていいのですかね。
答弁 建設部長 那須清二(建設部長は2023年6月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、美幌町では、以前から住宅リフォームの補助を実施してございます。また、令和5年度からは、従来の制度を一部見直しをして、令和5年度の予算でも御提案申し上げてございますけれども、さらに使いやすいように制度を見直した中で実施をしようと考えております。具体的には、介護保険や障がいの給付を使ったほうが、自己負担は1割負担でできますので有利かと思いますけれども、こちらの制度の現在の補助率は20%ということで、補助金の上限は変わらず50万円が限度となります。また、補助対象工事につきましては、現行では50万円以上というのをさらに使いやすくするため、30万円以上を対象にと改正する予定です。また、対象工事につきましても、さらに使いやすいように範囲を広げたり、最初の利用から5年間経過した場合には再度の利用を可能とするという見直しをする予定で制度を改正しようとしているところでございますので、御理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
令和5年度の話ということで、これからまたいろいろと審議されるところであるので、ここではあまり掘り下げることはできないかと思いますが、使いやすい制度に変えていきたいという思いは理解いたしました。今のは建築側の制度ですが、例えば、建築の制度と介護保険の制度を抱き合わせで一緒にするということは可能なのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)
御答弁いたします。現在、介護保険法に基づく要支援者、要介護者共に居宅介護住宅改修は、こちらも20万円を上限に支給しております。具体的な内容としては、手すりの取り付け、床段差の解消、滑りの防止等、引き戸の扉の改修等、こちらは介護保険法に基づくものですが、建設のほうは単独事業ですので、両方を使うことは可能だと思います。よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
その場合、制度が違うということで別々に使えるというのはありがたいと思ってお聞きしました。ただ、その場合、それぞれの窓口が違うので、別々に行ってお話をすることになってしまうのでしょうか。例えば、福祉部に行って一括で面倒を見てくれるという流れにはなりますでしょうか。
答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)
御答弁いたします。過去にも、数件、そういう実例がございまして、基本的には、まずは福祉部に来ていただいて、建設の担当者と連携して、なるべく相談される方が動くことのないように対応しているのが現状でございます。よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
これからも優しい美幌町でぜひ皆さんのお役に立っていただければと思います。続きまして、今回、障がい者問題ということで計画書をずっと読んでいた中で、この話は町議会の一般質問にはそぐわないかもしれませんが、お聞きください。大阪でありました交通事故の案件でございます。先般、2月28日の北海道新聞にも出ておりましたし、私もテレビで何度も目にしたものですから、お話をさせていただきたいと思います。5年前、大阪でショベルカーが歩道に突っ込んできて、当時11歳の女のお子さんが命を落としてしまった。そこで、遺族側が運転者側に6,000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決がこの間出ました。司法判断の話ですので、ここでその結果について論議する気はもちろんないのですが、遺失利益という言葉がありまして、亡くなった方の将来的な収入の見込みを判断するもので、この方が生きていたら生涯幾ら稼いでいただろうというものです。そして、被害者は聴覚障がい者のお子さんなのですけれども、被告側、運転手の会社は、障がいの影響で意思疎通や進学、就職が困難だったとして、一般の方がもらう賃金平均の6割の約294万円が損害賠償額ではないかという話をしていました。ところが、原告側、遺族側は、近年、社会の意識の変化、技術進歩で多くの障がい者が生き生きと働いているので、労働者全体の平均賃金を基に算出するべきで、損害賠償請求は約6,000万円だと。結局、大阪地裁は、労働者全体の平均賃金約497万円の85%を基に計算すべきという判断を示しまして、85%ということで約3,800万円の支払いを命じました。亡くなられた当時11歳の女子小学生は、生まれつきの聴覚障がいがあったのですが、一生懸命学ばれて、本当に普通に生き生きと生活されていて、学校でも活躍していたというお母様のお話がありました。さらに言えば、今、聴覚障がい者の方たちは、インターネット、スマホのアプリといろいろなもので生活のサポートができる状況が顕著に見受けられます。ですから、この判断は一般の就労賃金で見てほしいということだったのですが、結果としては85%でした。加害者側は障がい者の労働賃金で算出してくれと言っており、そこはかなり乖離はあるのですけれども、かなり進んだ判断にもなっているだろうし、いろいろと思うところはあります。結局、言いたいこととしては、障がい者の方の自立を助けるとか生活を守るためにこういういろいろな計画を立てられているのですが、いざ、こういう最悪な場面で障がい者の方の立場がしっかり守られていないというのは非常に残念です。そのためにも、我々はどうしていかなければならないかというと、この聴覚障がいの方の話を進めていけば、これからも町は自立を促す、その生活をサポートするという考えの中で、障がい者の方が本当に生き生きと暮らしやすくしていくためにどのようなサービスを提供する。もちろん、本人の働こう、生きていこうという気持ちは尊重されるべきですし、それがあって当たり前の話ではあるのですが、そういうお気持ちをどう具現化して社会で活躍できる場を提供していったらいいのか、町長のお考えがありましたらお願いしたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
大阪の事例については、私がお話をすることではないので、それは置かせていただいて、町民の皆さんがということは、町民の全ての皆さん、障がいを持った方も、健常の方も含めて、その方が美幌町において、町の中で安心・安全に生活できる環境をしっかりつくらなければいけないと思っています。今、それぞれの計画を考える中においては、個々の方々が持つ可能性を最大限引き出す考え方を基本的に持った中で、全てができるわけではないので、まず、その中で何と何を優先してやるかということを計画の中にしっかり織り込むことが必要かと思っています。ただ、思いとしては、実施する計画においては具体的なものにはなるのですけれども、前段で言ったように、障がいを持とうが、健康であろうが、その可能性を引き出すということを前提で物を考えるということが大事なのかなと思っております。
質問 9番 稲垣淳一
そういう可能性を引き出し、何をどう優先していくのかというのは、大変重要なお考えだと思いますし、ぜひそのように進めていただきたいと思います。ここ何日か、いろいろな計画書を読みあさっていると、来年に向けて見直しをかけていくということを計画されているようですが、後ほどの高齢者保健福祉計画も同じ質問になろうかと思うのですけれども、美幌町障害者自立支援協議会という団体を組織されてこの計画書がつくられています。これらはどういう考えでこういう区分をして、その団体の方にお願いをしているのか、何か決まった考えがありましたら御説明をお願いいたします。なぜこういう人たちに頼んだのでしょうかという話です。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁申し上げます。まず、本計画の進行管理、策定につきましては、自立支援協議会で意見を聴取することになっておりますが、国の基本的な指針に基づいて、協議会の各委員から意見を聞くということが求められております。また、現在、美幌町障害自立支援協議会につきましては、18名の委員で構成されております。区分につきましては、各障がい福祉施設の事業者の方々、学校教育の関係、商工・労働、保健・医療・福祉、それから障がい福祉関係団体の家族の方、当事者の団体からも推薦をいただいて、また、次期の策定に向けて様々なアンケートを取りながら次期計画を策定してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いします。
答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)
ただいまの自立支援協議会の委員構成でございます。今、課長が申し上げましたとおりですけれども、若干補足させていただきますと、保健・医療・福祉分野、学校教育分野、商工・労働分野、それと障がい福祉施設分野と障がい福祉の関係団体という大きく五つの区分に分かれております。なぜこの区分かということですけれども、当然、障がい者の方々がこの町で安心して生活していただくための計画を策定する上で、いろいろな分野の皆さんの御協力、また御意見が必要になってくると思います。したがいまして、保健福祉医療の専門ですとか、学校教育ですとか、商工ですとか、そういった多岐にわたる分野の皆様にお集まりいただいてこの協議会を結成して、計画を立てるということになってございますので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
思いとしては理解するところですが、この会議は年に2回の開催ですね。もちろん、行政側としても策定するためにいろいろな準備、段取りをしてやるものですから、毎月のようにできるものではないと思いますし、これだけの顔ぶれの方たちがそうそう何度も集まってできるものではないと思います。以前、部長とも話したときに、この計画はある意味で福祉行政の総合計画だという話もされていましたので、本当に多岐にわたる内容を一生懸命調べ上げて、現状から対策、そしてまた、いろいろな可能性も含めて立ち上げていったと理解するところです。私の言いたいことは、障がい当事者も入っているとは言うものの、当事者の方たちからの聞き取りといいますか、アンケートに書いてある、アンケートから収集しているという話も理解はします。ですが、文字にして伝えられる人はアンケートに書きますけれども、言葉に表すのが難しい、どう表現していいか分からないという障がいをお持ちの方もいらっしゃいます。その人たちの声は、もしかしたら障がい者施設の方たちが聞き取ってこの場で反映していると理解していますが、やはり当事者の声というのは非常に大きいのです。ですから、そういうものを聞いているのでしょうかという質問と、もしなければ、大変なのは分かりますが、誰のための計画か、誰のための施策なのかということを考えたときに、当事者の方の声を聞くということをどのようにされているのか、お尋ねいたします。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁申し上げます。まず、現在の計画に関しまして、自立支援協議会を開催していますが、前回の計画策定に向けては、4回程度の会議を開催しまして、アンケートの内容を検討し、結果を見ながら、最終的に策定しております。策定後、年に2回の会議を開催して、直近の障がい福祉サービスの利用状況について報告しております。それから、今年度でいきますと、新型コロナウイルスの関係もありまして、しばらく講演会などができなかったのですけれども、昨年の10月に障がい福祉講演会を開催して、実際に当事者の方からお話をしていただくという場面も設けております。また、今年の1月には、自立支援協議会のメンバーの方々にも参加していただいて、現在、美幌町の中で、障がい福祉の分野だけではなく、障がい者の方がどのような問題を抱えているのか、ざっくばらんにグループワークをいたしまして、今後このようなことを美幌町として考えてはどうでしょうかということを話し合う場を設けております。そこで様々な貴重な御意見をいただいておりますが、これから行いますアンケートにも関連してきますので、いただいたご意見に基づいて次期計画を策定してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
ありとあらゆる方策で声を吸い上げて計画に反映していく、ぜひそのように進めていただきたいと思いますが、最後に一つお尋ねいたします。いろいろな団体の方たちとお話をしていると思いますが、この方たちの障がい者施設には何回行かれていますか。何回行って、どのように現場を見てきているのかという話です。何回か行って、こういう声があるというのは、こういうことだからこういう声が上がっているのかという確認といいますか、現場視察はされているのでしょうか。
答弁 社会福祉課長 水上修一
御答弁いたします。正式に現場を視察したわけではありませんが、新町にゆうあいセンターという形で新しい施設も移りました。利用しながら不具合がある点などがありますので、例えば、修繕が必要な点、他の利用者の方から何か不備な点があれば御意見をいただきながら、時間を見て現場の声を聞いている現状です。よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
今の施設は、確かに町でかなりお金を投入していると施設だと理解します。民間のいろいろな介護支援センターがありますが、そこはどうですか。現場に行って話をするとか見てくるということはあるのでしょうか。
答弁 社会福祉課長 水上修一
障がい児の施設などもありますが、業務の関係上、例えば、大人の障がいのある方ばかりではなくて、障がい児もおりまして、通所の発達支援センターに通っているお子様たちもおります。また、放課後デイサービスに通われている、マイスペース美幌でやられている施設もありますので、こちらは、子供の目線といいますか、そちらで施設を見て現状を把握しているということは行っております。よろしくお願いします。
質問 9番 稲垣淳一
業務多忙というのは理解するのですが、福祉行政に関わっているのであれば、町が管轄するところはもちろん行きやすいでしょうし、見やすいかもしれません。ですが、せっかく声を集めて計画をつくるのであれば、そういう施設に出向いて、いろいろな現場で働いている方の声を聞くということが大事かと思います。今はコロナ禍の中でお見舞いにも行けない状況ですし、出入りが簡単ではないのはよく分かりますけれども、やはり、現場で働いていらっしゃる方の声や、そこを利用されている方の声を聞くということが計画をつくるときに一番大事なのだろうと思います。我々も議員としていろいろな施設に視察に行きますが、現場に行って分かることがありますので、そこを大切にしていただければと思いますし、そういう思いを込めて、今後、より実のある計画づくりに一生懸命取り組んでいただければと思っております。福祉行政の話は以上としますけれども、今聞いたことと同じことが高齢者保健福祉計画にも言えるのだろうと思います。積極的に出向いて行政の窓口に来てお話をする方はありがたいです。いろいろな情報を持って、今はこうなっているよ、ああなっているよ、どうなのだ、こうなのだと、一生懸命やる方はもちろんいいのですが、その方もこれが全てではありません。美幌には元気な高齢者がおりますので、ぜひ出ていく姿勢で現場の声を拾い、その声が反映されてこそ生きる計画だと思っています。これが駄目だと言っているわけではありません。くどいですけれども、アンケートを書ける人はいいけれども、話を聞いてほしいという人が多くいらっしゃるので、いろいろ手段、手法を使って拾い上げていただければと思います。今回取り上げた中に、アンケートをいっぱい書くけれども、それがどう行政に反映されているのか、どうやって私たちの思いが形になっているのか、ちょっとよく見えないという話を聞きました。せんだって、福祉部にお邪魔したときに、それらを反映してこの計画書をつくっているのだという話ももちろん聞いたのですが、アンケートを出した人にこの本を配っているのか分かりませんけれども、縮刷版のようなものをつくって配っていた記憶もありますが、今、我々はこんなことに取り組んでいますよ、皆さんの声は生きていますよ、それは我々議員も同じことが言えるのかもしれませんが、美幌町は優しいよね、住んでいてよかったね、そんなことを言っていただける一つのいい材料になるのではないかと私は思っております。どうでしょうか。
答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)
障がい者計画にしても、高齢者福祉介護保険計画にしても、誰のための計画かと考えたときに、生の声、現場の雰囲気は当然把握しておかなければならない、とても重要なことだというふうには認識しております。極力、自分の目で現場等を見てまいりたいと思いますし、構成されている委員につきましては、いろいろな福祉関連の会議で重複している方もいらっしゃいますので、その都度、その都度、いろいろな場面で、会議のテーマにとらわれず、いろいろな情報を仕入れていきながら今後の計画策定に向けて進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
高齢者問題、福祉問題というのは、我々がこれから進んでいく世界なので、自分たちも一緒にこの場所でどういう施策、または、どういう環境が我々が生きる美幌町にとっていいものになるのか、今後も一緒に歩んでいきたいと思っております。いいまちをつくっていけますように、皆さんの御努力に期待をしております。続きまして、公共施設充実整備についてであります。平成27年に開館して、本当に数多くの方の御利用をいただいておりますけれども、私の記憶では、当時、後藤部長が担当としてこの開設に御尽力されたと思っていますが、改めて、今、きてらすはどのような施設になっているのか、感想をいただければと思います。
答弁 経済部長 後藤秀人(経済部長は2024年3月まで)
ただいまの御質問でございますが、答弁書にも書かせていただいたのですけれども、展示施設ということで、入館者数の減少が激しかったのですが、林業振興という立場からあの施設を何か有効活用できないかということで、住民満足度調査を当時行っておりました。今も行っているのですけれども、そちらで子育て支援という部分で子供の遊ぶ施設がなかったため、林業振興と子育て支援を組み合わせて考え、木育施設をつくろうということを計画し、開設したという流れです。開設以来、町内外から、特に北見からも多くの方に施設を利用していただいておりますし、町内の子供たちも多く利用していただいているということで、計画を持って実施したことは非常によかったと私なりに考えております。よろしくお願いします。
質問 9番 稲垣淳一
私は、まだ孫はいないので、ここに行くじいちゃんという立場ではないのですけれども、周りからも、きてらすは楽しいよねという声を聞きますし、一日も早く木のプールが早く元に戻ることを祈る一人であります。トイレの改修について計画はありません、方向性を検討してまいりたいとお答えいただいているのですが、例えば、トイレを改修するという検討はされたことがあるのか、費用としてはどれぐらいかかったのか、調べたものがありましたらお願いいたします。
答弁 耕地林務主幹 伊藤寿
御質問にお答えいたします。町にもトイレの設置に関する要望の声は確かに届いておりますし、過去にトイレの設置について検討した経過もございます。そのときは、現在の1階のトイレを御利用いただくということで考えをまとめた経過がございます。その後、トイレの設置についての費用の面とかは、見積り等も徴取して、どのくらいの費用がかかるのか、施設的にはどの位置がいいのか、そういった検討は行っております。費用につきましては、約200万円の予算は必要になると把握しております。よろしくお願いいたします。
質問 9番 稲垣淳一
水回りのことを考えると、私は設備屋ではないので詳しく分かりませんけれども、1階のトイレからいろいろと細工をするのだろうと思います。ちなみに、その場合、JRの許可は取れるということでよろしいでしょうか。JRの許可がなかなか下りないからできないのだとか、そういうことはあるのでしょうか。
答弁 耕地林務主幹 伊藤寿
トイレの設置につきましては、おっしゃるとおり、1階のトイレに設備等を接続してやるのが一番いいと思います。許可については、当然、協議は必要だとは思いますが、施設は町で管理しているものですので、できるかできないかは協議した結果になろうかと思いますけれども、可能ではないかと思っております。以上です。
質問 9番 稲垣淳一
可能性を探った中では、そう大きな問題ではないということですね。そもそも建物が古いので、あまり大きく費用をかけて改修するのはどうなのだろうというのが答えだと理解します。それであれば、今後、公共施設充実整備という大きなくくりの中で考えて、新たな場所への移設の考えについてということをさらっと書きました。他の議員からもいろいろと出ていますけれども、今後、いろいろな可能性を探る、検討するということでいけば、今、図書館の問題もありますし、そしてまた、中心市街地の開発とか、町の市街地開発の中にいろいろな可能性が出てくると思います。その中にも、きてらすというこれだけ人気のある施設、そしてまた、トイレのことはもちろんですが、他町村を見ても、いい意味で広く大きくつくり変えてほしいなという要望をします。要望を言えばきりがないのですが、そういうものもあります。ですから、ああいう施設があるから子育てが楽しいね、子育てをするなら美幌町、そこまで子供を守ってくれる施設がある、親御さんもあそこに預けておけば親同士の交流も含めて楽しいと、本当に様々ないい意見をいっぱい聞いておりますので、ぜひ進めるための検討をしていっていただきたいと思います。町長、きてらすの未来はどのように考えたらよろしいでしょうか。
答弁 町長 平野浩司
今回、答弁で書かせていただきましたが、施設の改修と移転に関してという話の中に計画はなく、内部でいろいろ話した中において2階につくったのですけれども、遊具も含めて完全に移動ができるような構造に全てなっているのです。当時、2階をどうしようかと考えたときに、林を使って子供たちの遊具を置いてという話なので、長い期間ではないのですけれども、非常に人気もいいです。駐車場が非常に不便だったりということも含めて、あそこをこれから10年以上も使うというのであれば、改修というのは即決断する思いではあるのですけれども、今いろいろなことを、町全体のことを考えさせていただいています。そのことも踏まえた中で、移設ということをあまり口にはしたくないのですけれども、別な使い方というか、公共施設の統廃合も含めていろいろ考えている状況ですので、そういう中で、今のところはトイレの改修は考えてないという答弁をさせていただいたのが本音です。今後、あそこでずっとあの形で進めるという答えを近々に出した場合、当然、改修というのも頭に、うちのスタッフ以下、皆さんとそのことを伝えて、改修も可能かなと思っています。
質問 9番 稲垣淳一
本当に皆さんが楽しんで、喜んで使っていただける施設でありますので、ぜひ、改修するなり、移転するなり、いろいろなお考えの中の一つの場所ではありますけれども、今後、美幌町は、皆さんからより愛されて住み続けたいと言われる場所でもあると私は思っておりますので、ぜひ早い段階で方向性をお示しいただけますように、感じたことをお伝えいたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうました。