みんなの議会

美幌町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月13日

(1)学校図書館の整備について/(2)学校図書館への新聞配備について

2022年9月13日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「学校図書館の整備について」「学校図書館への新聞配備について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明、財務課長 吉田善一、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、教育部長 遠藤明、財務課長 吉田善一、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 馬場博美

さきに通告しております2点、5項目について一般質問をしますので、よろしくお願いしたいと思います。最初に、学校図書館の整備について、4項目にわたって質問をしますので、よろしくお願いしたいと思います。学校図書館は、学校図書館法に規定されているように、学校教育において欠くことができない基礎的な設備であり、図書館資料を収集・整理・保存し、児童生徒及び教職員の利用に供することによって、学校の教育課程の展開に寄与するとともに、児童生徒の健全な教養を育成することを目的としています。また、学校図書館の役割については、児童生徒の読書活動や児童生徒への読書指導の場である読書センターとしての機能、児童生徒の学習活動を支援したり、授業の内容を豊かにしてその理解を深めたりする学習センターとしての機能、児童生徒や教職員の情報ニーズに対応したり、児童生徒の情報の収集・選択・活用能力を育成したりする情報センターとしての機能を有しているところであります。このような中、令和4年1月、文部科学省は、令和4年度から令和8年度を対象期間とする第6次学校図書館図書整備等5か年計画を策定しました。本計画は、公立小中学校等の学校図書館における学校図書館図書標準の達成、計画的な図書の更新、新聞の複数紙配備、学校司書の配置拡充が図られることを目的としております。また、本計画に基づいて地方財政措置が講じられるとともに、文部科学省は公立小中学校等の学校図書館の整備充実に努めていくとのことであります。このことから、次の項目について、教育長の考え方をお伺いします。1、学校図書館の図書整備について。文部科学省は、平成5年に学校図書館図書標準を制定以降、累次の学校図書館図書整備5か年計画を策定し、学校図書館図書標準の達成に向けて取組を推進してきたところです。令和2年度の学校図書館の現状に関する調査結果によりますと、公立小中学校等の学校図書館に整備すべき蔵書冊数の標準を学級数に応じて定めた学校図書館図書標準を達成している学校の割合は、全国で小学校71.2%、中学校61.1%になっていますが、町内の各小中学校の学校図書館図書標準に対する学校図書館の蔵書冊数、図書の貸出冊数、また、令和4年度各学校の図書予算、選定基準及び廃棄基準の現状についてお伺いします。また、今後の図書の更新計画及び当初整備計画について、教育長の考え方をお伺いします。2、学校図書館への新聞配備について。学習指導要領では、新聞を教材として活用することが位置づけられており、文部科学省は、平成24年度から開始した第4次学校図書館図書整備5か年計画に新聞の配備を含めており、全ての学校での新聞配備を推進してきたところです。また、平成27年6月の公職選挙法の改正により、選挙権年齢を18歳以上へ引下げたことや令和4年度から民法に規定する成年年齢を18歳へ引き下げたことに伴い、児童生徒が自主的に主権者として必要な資質・能力を身につけることが一層重要になっております。令和2年度で、新聞配備をしている全国の学校の割合は、小学校56.9%、中学校56.8%となっており、町内では小学校1校当たり2紙、中学校1校当たり3紙を配備すべきと考えますが、現状と今後の考え方をお伺いします。3、学校司書の配置について。学校図書館法第6条において「学校図書館の運営の改善及び向上を図り、児童又は生徒及び教員による学校図書館の利用の一層の促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員の学校司書を置くように努めなければならない」とされています。また、文部科学省の学校図書館ガイドラインでは、校長を学校図書館長として司書教諭が学校図書館経営計画を立て、それに沿って学校司書が実際の運営を行うようになっています。学校司書は、本の貸し出しや整理だけでなく、授業に必要な資料をそろえ、レファレンスと呼ばれる情報活用に関わる学びの支援を行います。文部科学省の令和2年度の調査で、学校司書の配置については、全国で小学校68.8%、中学校64.1%が配置されています。町内では、町立図書館の巡回司書が小学校3校には週1回、中学校2校には週2回巡回し、読み聞かせやブックトーク、本棚整理、選書などを行っており、司書の巡回日の貸出数は他の日よりも多くなる傾向にあり、司書の存在が児童生徒と本を結んでいることが分かります。また、令和3年度全国学力・学習状況調査結果によると、美幌町の児童生徒の学力の状況については、令和3年10月から12月の町広報に掲載のとおり、平均正解率は小中学校ともに全ての教科で全国や北海道の平均正解率を下回っております。一方で「2時間以上読書している」と回答した児童は全体の7%ですが、平均正解率は国語69.6%、算数68.0%と高い数値となっています。また、約30%の児童が「読書を全くしない」と回答しており、平均正解率は国語47.6%、算数52.9%と、2時間以上読書している児童との差が大きくなっています。この数値から、読書は重要であることが示され、これまでも取り組まれてきましたが、各学校や家庭でもさらに工夫を凝らした読書活動の推進が必要であります。このようなことから、各学校に司書を配置することによって、児童生徒の本の貸し出し等の増加につながり、学力の向上にもつながると考えます。また、文部科学省の第6次学校図書館図書整備5か年計画に基づく、経費に係る国の地方財政措置もありますので、できるだけ早く町内各小中学校に学校司書を常駐配置すべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いします。4、学校図書館の施設整備について。町内の各小中学校には学校図書館が整備されていますが、実態を調査しますと、夏は非常に暑く、直射日光により本の名前が消えて全く見えなかったり、学校図書館が狭いため授業ができない、すが漏りもする、また、ある学校にあっては、本棚も少ない、テーブル・いすも足りない、パソコンも古いなどの状況にあります。各学校の要望等に基づき、適切に施設整備をすべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いします。大きく2点目であります。新型コロナウイルス感染症対応について。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてでありますが、令和2年度から新型コロナウイルス感染拡大が始まり、今年で3年目を迎えますが、いまだ感染拡大が続いており、最近、国内では過去最高の感染者数を更新しております。また、美幌町内においても、8月14日から20日までの1週間の新型コロナウイルス感染者数は112人と大変多い状況になっています。この間、町はその時々の状況に合わせ、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、感染症対策や経済対策等を実施してきたところです。具体的には、令和2年度においては50事業で、事業費10億2,599万2,000円、うち臨時交付金6億6,706万円、令和3年度においては42事業で、事業費2億6,506万4,000円、うち臨時交付金2億2,651万7,000円、令和4年度においては42事業で、事業費予算4億1,464万7,000円、うち臨時交付金2億6,403万5,000円で、合計134事業、事業費17億570万3,000円、うち臨時交付金11億5,761万2,000円と多額の費用となっています。これまでの新型コロナウイルス感染症対応の次の項目について、町長の考え方をお伺いします。1、令和2年度から令和3年度までの92事業で、事業費12億9,105万6,000円、うち臨時交付金8億9,357万7,000円となっていますが、町長はどのように事業評価されているのか、お伺いします。また、対策がよかった事業及び今後改善が必要な事業について、あわせてお伺いします。2、令和4年度事業完了後、町民アンケートを実施して、今後の対策を講じるべきと考えますが、町長の考え方をお伺いします。3、令和4年7月開催の臨時会の一般会計補正予算(第5号)で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した高齢者世帯等生活支援扶助2,911万2,000円について、交付対象者は高齢者世帯、生活保護世帯及び障がい者世帯の非課税世帯となっています。その中で、障がい者世帯の条件として、身体障害者手帳1級から3級に該当する内部障がい者がいる世帯、療育手帳A判定に該当する者がいる世帯、精神障害者保健福祉手帳1級に該当する者がいる世帯となっていますが、令和3年度、町が障害者控除対象者認定書を交付した要介護認定者57人について、所得税法で障害者控除が認められていることから、高齢者世帯と生活支援扶助の交付対象者の障がい者世帯に該当すべきと考えますが、対象にしなかった事由についてお伺いします。また、今後、障害者控除対象者認定書を交付した要介護認定者及び交付申請していないが障害者控除対象者認定を受けられる要介護認定者を、高齢者世帯等生活支援扶助等における障がい者世帯に該当するよう見直しをすべきと考えますが、町長の考え方をあわせてお伺いします。4、プレミアム商品券発行事業について、令和2年度に4回実施し、事業費6,361万7,000円、令和3年度に4回実施し、事業費6,273万2,000円、令和4年度に3回実施し、事業費予算7,480万1,000円、合計11回で事業費2億115万円となり、商品券の使用を契機として町内での消費喚起を促し、事業者を支援することになりましたが、新型コロナウイルス感染症が今後も拡大した場合、町長は継続する考えはあるのか、お伺いします。また、プレミアム商品券を購入したくても購入することができないと思われる高齢者世帯、障がい者世帯、生活保護世帯等の低所得者世帯にプレミアム商品券を無償配布する考えはないのか、あわせてお伺いします。5、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、今後、国から追加交付された場合、どのように事業化するのか、町長の考え方をお伺いします。以上、2点、5項目について、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。学校図書館については、後ほど教育長から答弁いたします。新型コロナウイルス感染症対応について。1点目の御質問でありますが、これまで感染防止と町民の生活、町内の経済を守るため、御質問にあります規模において、様々な事業を実施してきたところであります。感染防止対策としては、抗原体検査キット給付事業の実施により、町民の感染不安の緩和に努めるとともに、中小企業者感染予防支援給付事業などに取り組むことで、感染拡大の未然防止に効果があったものと考えております。町民の生活を守る事業としては、ひとり親世帯支援事業や未来の担い手支援事業などを実施し、日常生活における経済的負担の軽減を図ることで、暮らしを支える効果があったものと考えております。さらに、町内の経済を守る事業としては、営業継続支援事業や事業者支援金給付事業などの実施により、事業の継続と雇用の確保に効果があったものと考えております。今後においても、コロナ禍が続くことが予想されることから、生活者・事業者のニーズをしっかり把握の上、効果的な対策を講じてまいりたいと考えているところであります。2点目の御質問でありますが、真に必要な対策を講じるため、日頃から町民生活への影響や地域経済の状況を注視しており、事業効果を高めるため、時期を逸することなく対策に取り組んでいるところであります。現時点において、町民アンケート等の実施は予定しておりませんが、今後も町民皆さんの困り感をしっかり把握できるよう努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。3点目の御質問でありますが、本事業は物価高騰による影響が大きい高齢者及び障がい者世帯のうち、年金等により収入が固定されている世帯、また、就業による対応が困難な世帯に対する影響緩和を目的とした市町村高齢者世帯等生活支援事業補助金を活用しておりますので、補助基準に基づき、障がい者の支給対象は手帳交付者としております。所得税法による障害者控除対象認定につきましては、税法上の優遇措置であり、本事業の対象要件を満たすものでないことから、対象としなかったところであります。また、令和3年度において、町が障害者控除対象者認定書を交付した要介護認定者57人のうち21人につきましては非課税世帯であり、高齢者世帯としての要件を満たしているため、申請書を送付しております。なお、今後の対象者の見直しについては、現在のところ考えておりませんので、御理解をお願いいたします。4点目の御質問でありますが、プレミアム商品券発行事業については、町が国・道からの交付金を活用し、実施主体である美幌商工会議所に対し、対象経費の10分の10を補助する事業となっております。令和2年度から令和4年5月までに販売された商品券は、新型コロナウイルス感染症の流行により低迷した町内の消費喚起を図ることを目的としており、本年9月と来年1月に販売予定の商品券は、長期化するコロナ禍において、原油価格や物価高騰により低迷した町内の消費喚起を目的としております。今後につきましても、国・道の動向や商工会議所を含め、関係団体と協議しながら、状況に応じて対策を提案してまいりたいと考えております。また、高齢者世帯等の低所得者世帯へのプレミアム商品券の無料配布は、さきに答弁いたしました生活支援を行っていることから、現在のところ考えておりませんので、御理解をお願いいたします。5点目の御質問でありますが、臨時交付金を活用した事業の実施に当たっては、今後においても感染症対策本部で議論を重ね、必要であると判断した事業について、適宜、議会に御相談の上、事業化を図ってまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

馬場議員の御質問にお答えいたします。御質問の1点目、学校図書館図書の整備についてでありますが、令和3年度末現在の各小中学校の学校図書館蔵書冊数は、美幌小学校が標準冊数1万360冊に対して9,759冊で達成率94.2%、東陽小学校が標準冊数1万560冊に対して6,108冊で達成率57.8%、旭小学校が標準冊数7,960冊に対して8,304冊で達成率104.3%、美幌中学校が標準冊数9,040冊に対して6,047冊で達成率66.9%、北中学校が標準冊数1万1,200冊に対して6,034冊で達成率53.9%となっています。この図書標準冊数は、その年の図書の購入・廃棄数及び特別支援学級も含めた学級数に応じて算出されるため、100%に達しない学校が多い状況であります。令和3年度中の貸出冊数につきましては、美幌小学校は6,483冊、東陽小学校は351冊、旭小学校は3,367冊、美幌中学校は1,388冊、北中学校は416冊となっています。次に、令和4年度の各学校の図書予算でありますが、美幌小学校と旭小学校は30万円、他の3校につきましては35万円であり、蔵書達成率が低い学校に対して多めの予算措置としております。図書の選定基準につきましては、児童生徒や職員から要望があった図書や全国学校図書館協議会図書選定基準も参考として、学校司書と相談しながら選定しております。図書の廃棄基準につきましては、汚損や破損が著しく活用不能なものや情報が古いもの、また、全国図書館協議会学校図書館廃棄基準も参考に廃棄しております。今後の図書の更新計画、図書整備計画でありますが、時代に合った図書の更新・整備が必要であることは認識しておりますので、限りある予算の中で各学校の要望を踏まえ、更新整備を図っていきたいと考えております。2点目の学校図書館への新聞配置についてでありますが、現状としまして美幌中学校は2紙、その他の小中学校は3紙配備している状況であります。第6次学校図書館図書整備等5か年計画の目標に「中学校の新聞配備については3紙」とされていることもあるため、全校3紙配備に向けて取り進めてまいります。3点目の学校司書の配置についてでありますが、令和元年度より巡回司書を1名から2名に増員し、小学校は週1回、中学校は週2回の体制としておりますので、学校司書の常駐化も必要なことと思われますが、当面は現体制を維持していきながら、小学校の巡回回数を週2回に増やすことや将来的には常駐化についても検討してまいります。4点目の学校図書館の施設等整備についてでありますが、各学校とも施設の老朽化が進んでいることや限られた学校図書館スペースであるため狭隘になりつつあるという現状がありますので、学校の要望を聞きながら、備品を含め、できる限りの施設整備を図ってまいります。児童生徒の読書活動は読解力や想像力、表現力を育てる力を持ち、1冊の本の出会いから子供たちの生きる力が育まれ、さらには、学力向上との相関関係も全国学力・学習状況調査の分析結果で示されていることから、とても重要であると認識しております。今後も図書の更新や施設整備など、読書活動の環境整備に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

それでは、順次再質問をさせていただきます。最初に、学校図書館の図書の整備についてということでありますが、今、教育長から令和3年度末現在の各小中学校の図書の達成率、それぞれ御答弁いただきました。結果から言うと、全体で全小学校の達成率は73.8%になります。それで、御答弁にありましたとおり、町内5校のうち4校が、この学校図書館の蔵書冊数の標準に達していない状況になっています。そこで、教育長の答弁の中で「今後の図書の更新計画、図書の整備計画で、時代に合った図書の更新・整備が必要であることは認識しておりますので、限りある予算の中で各学校の要望を踏まえ、更新・整備を図っていきたいと考えております」とありますが、現行の図書予算で美幌小学校、旭小学校は30万円、他の3校が35万円では、学校図書の蔵書冊数の標準を達成するには数多くの年月がかかると私は思います。そのようなことから、教育委員会として、各学校の実態調査をされておりますけれども、まず、図書に関わる実態調査をしてはいかがかなと思います。そこで、私は、今回質問するに当たって、町内の全小中学校を訪問させていただき、校長先生あるいは教頭先生から各学校の状況をお伺いしました。その中で、ある学校においては「生徒の学びを広げるには学校図書館の役割は大きい。総合的な学習の時間では、国語や算数等で学んだことを生かして横断的に学んでいくが、その学びを広げるには学校図書館での調べ学習が欠かせない。現在の図書の冊数が少ないため、学級ごとの調べ学習には対応できない。生徒の心を豊かにするための児童書や小説などは古い本が多く、昭和50年代の本も珍しくない。総合的な学習時間での探究学習が学力向上につながることは、国立教育政策研究所の分析結果からも明らかである。町教委には、学校図書館の図書の購入費用の増額を要望する」とのお話もありました。このことから、現在ある図書の中には大変古いものが多く、使用できない図書があります。廃棄する図書は、きちんと廃棄処分すべきと考えます。また、図書の貸出冊数につきましても、整備率が低い学校ほど貸出冊数が非常に低い状況になっています。そこで、図書の更新にあっては、一度に整備するとなると多額の費用になりますので、年次整備計画により図書の更新をすべきと考えます。あわせて、図書館の図書標準に達していない学校も4校あるので、年次計画により整備すべきと考えます。したがって、学校図書館の整備にあっては、図書の更新整備計画と新規図書購入整備計画の二本立てで整備すべきと考えますが、教育長の考え方をお伺いします。

答弁 教育部長 遠藤明

御答弁申し上げます。今、議員からいろいろ御指摘をいただいております。毎年、学校図書館に限らず、学校からいろいろな要望が来ているわけですけれども、優先順位をつけながらそれぞれ整備をしてきているところであります。また、今年度におきましても寄附をいただきまして、少額ではございますけれども、図書購入費用として各学校に10万円ずつ、少しでも達成率が上回るような取組もしているところであります。御指摘のように古い本もあるというのは私どもも承知しておりますが、この辺は一応学校長が学校図書館長ともなっておりますので、司書教諭あるいは図書館司書と相談しながら、残す本あるいは捨てる本ということで、この達成率が上下しているということは御理解いただきたいと思います。今後とも達成率が100%になるような形で、年次的に計画していきたいと思っていますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

今、部長から答弁がありましたけれども、状況については分かっていると理解しました。先ほど言いましたけれど、一遍にやると大変なので、古い本は古い本できちんと廃棄するものは廃棄して、更新計画を立てると。それぞれの校長先生にお伺いすると、やはり図書は必要なのだということがありますので、同じことを言いますけれども、標準冊数に達していないものについては、遠藤部長もおっしゃいましたが年次計画でやると。例えば、期限を決めて、短期間で年次的にやるということについて、再度、教育長の考え方をお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

1回目の答弁で申し上げましたように、読書習慣をつけるということは非常に重要なことで、この習慣というのは一生使える、役に立つものだと認識しております。そのようなことから、先ほど部長からも申し上げましたように、各学校とも協議しながら計画的に図書を充実させていこうという思いであります。また、具体的に額だとか、冊数については今、お話しすることはできませんけれども、教育委員会の考え方としては、子供たちの力になるということもありますので、積極的に町長部局に相談していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、児童生徒のために、学校の要望等に基づいて実施していただきたいと思います。2点目の新聞配備については、御答弁のとおり理解いたしました。3点目の学校司書の配置について、二つほどお伺いしたいと思います。一つ目、令和3年度の全国学力・学習状況調査結果によりますと、美幌町の児童生徒の学力の状況については、全小中学校とも全ての教科で全国や北海道の平均正解率を下回っていますということで質問をしました。この令和3年度以降、これに対する学力向上に向けた学校あるいは教育委員会の対応策等について、令和4年度の全国学力・学習状況調査結果で公表できるものがあれば、ここで伺いたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

初めに、全国学力・学習状況調査の関係でございますけれども、令和4年度の実績につきましては、10月1日号広報で公表すべく準備を取り進めている状況でございますので、御理解いただきたいと思います。議員から質問がありましたように、読書と学力・学習状況調査の相関関係というのは、立証されているところでございます。毎年、広報でこの学力・学習状況調査の結果をお示しさせていただいているところでありますが、全道・全国と比べて低いような状況でございます。学力向上は喫緊の課題だと教育委員会、学校も共通認識を持っております。そのような中で、今年から始めた取組としましては、教員の発案によって、学力向上推進委員会という全学校を横断した組織を設置しております。こちらで、各学校で抱えている課題だとか、学力向上策、さらには小中一貫とした学びの在り方等々について、また議論を重ねていくという予定であります。また、令和2年度からGIGAスクール構想で1人1台の端末を導入しております。こちらにつきましても、常任委員会で現場を見ていただいたということもありますけれども、使い方によっては学力の向上にも大きな役割を果たしているということでございます。さらに、教員の研修を随時行っているほか、教員の発案によってICT向上推進会議というものを設置しております。これも同様に、全小中学校から構成しており、こちらとも合わせて推進していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

今、教育長から学力向上に向けての答弁がありましたが、そのような取組の中に学校図書の対応についてあったかどうかをお伺いしたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

実は、教育委員会で、来年度予算に向けて、各学校で特色ある教育活動への企画を出していただきたいということを流しております。そのような中で、まだ実際には出てきておりませんけれども、学校図書館の活用だとか、そのようなものもあろうかなと教育委員会としては考えております。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、学力・学習調査がいい結果になるように、私も町広報を見ていますので、よろしくお願いしたいと思います。もう一つ「学校司書の常駐化も必要なことと思われますが、当面は現体制を維持していきながら、小学校の巡回回数を週1回から2回に増やすということや将来的には常駐化についても検討してまいります」という教育長の御答弁でございました。先ほど質問でも言いましたけれども、文部科学省は、この第6次学校図書館図書整備5か年計画については、経費に係る国の地方財政措置もあると、裏づけが財源的にあるということも明記されていて、財政的にどうなのかなと。文部科学省はそのように言ってますけれども、実際的にどうなのかと。また、町内の小中学校を回ったときに、全ての学校が学校司書の常駐配置を要望しています。できるだけ早くという話もありましたので、できればそのような地方財政措置があるのであれば、次年度から全小中学校に常駐配置をすべきと考えますが、再度、教育長の考え方をお伺いします。

答弁 教育長 矢萩浩

地方財政措置の関係でございますが、地方財政措置の実態としましては、普通交付税の基準財政需要額に算入されているという状況でございます。しかしながら、この金額といたしましては、学校司書の配置に限らず、学校図書館経費という名目で措置されているものでございまして、美幌町の標準財政規模に当てはめて算定いたしますと、小中学校合わせて約940万円弱が学校図書館経費として、基準財政需要額に算入されているということでございます。そのことから、一概にも司書の人件費ではないということを御理解いただきたいなと。学校図書館の運営に要する経費ですので、光熱水費だとか、図書の購入費、その他もろもろの費用が計上されているということでございますので、御理解いただきたいと思います。また、今、中学校は週2日、小学校は3校で週1日ずつとなっております。こちらにつきましても、小学校はせめて週2回にならないのかということを教育委員会内部でも検討しておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

文部科学省の財政措置がありますということなのですけれど、実際に今、教育長の御答弁で940万円というのであれば、非常に厳しいかなと思います。ですが、やはり学力向上に向けてあるいは全ての学校が常駐配置をしてほしいと。司書が常駐配置していると、児童生徒の本の貸出し数も非常に多くなっていると。ひいては、学力の向上になるのではないかと思いますので、940万円と言いながらも、全小中学校に本当にできるだけ早く常駐配置すべきだと私は思います。ぜひ、これからも町長部局とも調整しながら進めていっていただきたいと思います。それでは、4点目でございます。各学校図書館の施設整備について、一つだけ。先ほどの質問の中で、各学校の校長先生等から聞いた状況について、いろいろな施設整備をしてほしいという要望も承っています。その中で、学校図書館は、誰でも開かれた安らぎの場ということで、心の居場所としての機能もあるということであれば、学校図書館は非常に暑いということで、保健室と同様にエアコンを設置していただきたいというお話がありました。これについて、教育長の考え方をお伺いします。

答弁 教育長 矢萩浩

学校図書館は、子供たちの居場所であるということは、私も重々認識しているところでございます。また、夏場は暑いということも十分認識しております。さらには、コロナ対策もありまして、一昨年には、各学校の教室に扇風機を配備しているという状況にございます。そのような状況から、まずは扇風機だとかで対応していければと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いします。

再質問 13番 馬場博美

学校図書館の整備については、学校の要望等をしっかりと踏まえて、教育長が御答弁されたように切実な要望もありますので、随時検討をお願いしたいと思います。以上で、1点目の学校図書館の整備については、終わらせていただきます。2点目の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、3点ほど再質問をさせていただきます。質問の二つ目、令和4年度事業完了後の町民アンケートの実施ということについて、私は言いました。「真に必要な対策を講じるため、日頃から町民生活の影響や地域経済の状況を注意しており」ということで御答弁をいただきましたが、私はなかなか町民の実態が分からないので、町民アンケートということで申し上げましたけれども、町民のニーズとか、いろんな状況を注視しているのか、具体的な対応について伺います。また、答弁で「現時点においては、町民アンケート等実施は予定していません」ということでありますけれども、それに代わるものはどのように考えていらっしゃるのか、実施しない理由等について、この2点を伺います。

答弁 財務課長 吉田善一

馬場議員の御質問にお答えいたします。町民アンケートの実施に関する御質問でありますが、まず、町民からの意見集約という意味では、日頃から各部局におきまして、所管の業務を進めていく中で生じた課題だとか、意見・要望などから町民ニーズの把握に努めているところであります。また、町内事業者の状況把握についてでございますが、この間、商工会議所をはじめとした各関係団体とかと、様々な機会を通じて意見交換をしながら状況把握に努めているところであります。そのような取組から様々なニーズを拾い上げ、今後も時期を逸することなく、機動的に対処してまいりたいと考えているところでございます。また、アンケートの実施について、先ほど答弁しましたとおり、現在のところ実施の予定はございません。御説明しました対応で感染状況だとか、町民生活の状況に注視していきたいと考えておりますので、御理解いただきますよう、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

御答弁については分かりました。私は、今までの134事業で、事業費が約17億円かかっているということを申し上げました。ただ、今、課長の答弁のように、今現在は各関係機関や各団体の意見聴取でいいと思いますけれども、これだけ多くの事業をやっている中で、単年度あるいは継続していないものであれば、全体的に本当に困っている人を救うためにどうするかということで、私は町民アンケートもこの時期にやってはどうかなと。今回、原油価格等の高騰もありましたが、17億円という事業費の中で、今のやり方が悪いとは言いませんけれども、町民の声をもう少し幅広く聞くために、一つの案として町民アンケートと私は言いました。町民の皆さんから聞くさらなる手段を新たに考えたほうがいいかなということで、質問をしました。1年、2年の問題であればいいのですが、3年、これから先もまた追加交付になる場合もあるので、そのようなことも含めて、町民一人一人の意見をできるだけ多く聞いていただきたいというのがあったのですけれども、町長はそこら辺をどのようにお考えか、御質問をしたいと思います。お願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

町民の方々の困り感というか、いろいろな情報をどう把握するかが問題だと思います。馬場議員におかれましては、アンケートという話なのですけれども、アンケートというのは、ただどうしますかということでは非常に難しいと私は思うのです。ですから、困り感があったとすれば、どのような分野で、どのようなところでということを町民の方に問いかけるためには、こちらがきちんと把握しているかということをしないと。ただ、意見だけ自由にもらうとそれは混乱を来すし、普通であればこのような項目でお願いしたいということの設問的なものをやる。それを把握することを考えれば、日常的に担当は担当でアンテナを張っています。私どもも定期的に会議所、農協、それから森林組合とか、場合によっては若者というか、そのようなグループと懇談をしながら、また、それぞれ職員として、それから私どもで言えば管理職として、特別職として、いろいろな町民と接するときに、どのようなことだということもお聞きしています。最終的には、感染対策本部会議で皆さんと出し合った中で皆さんにということは、議会の皆さんに御相談して決めている形でありますので、繰り返しますけれども、そこまで踏み込んだことは考えていないという状況であります。

再質問 13番 馬場博美

町長の言うことについても、現状の中でいろいろな意見を聞きながら各団体、各関係機関、多くの情報を得ながら、そして、対策本部会議で決定されている。あるいは、関係部局において、アンテナを張りながらやられているということは、よく理解します。その中で、私も町民の声を聞くと、このような対策をもっともっとやっていただきたいと個別に相談も受けています。そのようなことを言うと、なかなか理解されない部分もあるので、ぜひ、そのようなこともあったということで、御理解いただきたいと思います。次に、3点目の高齢者世帯等生活支援扶助についてであります。答弁で「今後の対象者の見直しについては、現在のところ考えておりません」とのことですが、例えば、障害者控除対象者の認定の交付申請をしていない方が、身体障害者手帳を持っていないけれども、身体障害者手帳の交付を受けている障がい者と同程度の要介護認定者もいると思うのですよ。そのような場合については、障害者手帳の交付を受けるよう推奨するとともに、要介護認定者として障がい者世帯に該当させるべきではないかと思います。具体的な事例を挙げましたが、そのような手帳は持っていないけれども、それと同程度の要介護認定者等もいるので、そのような世帯の方については該当させるよう見直しをすべきと考えますが、対象者の見直しを現在のところ考えていない理由について、お伺いいたします。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

御答弁いたします。今回の生活支援金につきましては、まず、対象者は世帯全員が非課税というところをベースに考えております。その中で、65歳以上の者で構成されている高齢者世帯、また、身障等の手帳を持っている方、さらに、基準日を8月1日と設定しております。こちらの部分を設定しておりますので、これ以前に身障手帳が対象となるのであれば対象になりますが、どこかで線を引かなければならないということもございまして、今のところ基準日である8月1日、さらに、世帯全員が非課税というところで、道の基準に合わせた制度となっております。よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

今回の高齢者世帯等生活支援扶助について、道の基準どおりにやられたということについては理解します。その次に、このような事例があった場合、障がい者生活支援等ということで、例えば、それ以外の制度の中でこのようなことがあれば、今後、見直しはどうかなと私は言いたいのですが、言っている意味が分かりますか。結局、今回は道の支援事業だけれども、障がい者世帯に入っていない要介護認定者で、障がい者制度と同じような人、このような制度がほかにもあると思います。そのような場合について、この障がい者、要介護認定者について該当させるべきでないかということもあわせてお伺いします。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

ただいま議員おっしゃられた部分につきましては、新たな施策として出たときにどうするかということかと思うのですけれども、今回の給付金の制度につきましては、議員も御存じのとおり、道の補助事業にのっとった形でやらせていただいております。今後、町で展開する事業、単独なのか、多分厚労省に準じた形になろうかなと思うのですけれども、そのときに国や道がどのように示すか、さらに、町として拡大すべき部分がどの程度あるのかという部分については、そのときの状況を再度確認した上で対象者を決めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、実態に合った見直し等について検討していただきたいと思います。最後に4点目のプレミアム商品券発行事業についてであります。答弁の中で「高齢者世帯等の低所得者世帯へのプレミアム商品券の無償配布は、さきに答弁いたしました生活支援を行っていることから、現状のところ考えておりません」とありますが、例えば、今後、プレミアム商品券発行事業を追加でやられた場合、高齢者世帯等生活支援扶助も継続して実施するという理解なのか、お伺いします。

答弁 町長 平野浩司

今回、答弁を申し上げたのは、プレミアム商品券というのは経済循環をさせたいということなのです。今、御質問いただいたプレミアム商品券の無償配布ということは生活者支援ということで、基本的に分けて考えるべきだと思っているから、このような答弁をさせていただいたわけです。ですから、プレミアム商品券ではなく、その相当額を皆さんに券としてお渡しするというのであれば、これはもう生活支援なので、そのような理解をしていただければと思うのです。よく、プレミアム商品券が買えない方がいると聞いたりしますけれど、今回においては希望する方は全て買えるような形で会議所とお話ししています。そのような意味でいけば、自分が持参した金額に合わせて、1.5倍のプレミアム商品券を得ることができる状況にはなっていますので、御理解いただきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

ちょっと私の答弁の取り方も悪かったかもしれませんが、プレミアム商品券をやっているときで、今回は生活支援事業があるからやりませんという意味でとったのです。新たな事業をやるとしたら、次回も道の事業が続くのであればいいのですけれども、多分続かないと思うので、その生活支援事業をまた単独でもやるのですかという質問なのです。プレミアム商品券をやることによって、生活支援は単独でも行うかということを聞きたいのですけれど、そこら辺どうですか。

答弁 町長 平野浩司

今、国から交付金が入ってくることとは別に、その状況によって、生活支援ということを町単独でやらざるを得ないこともあると私は思っております。

再質問 13番 馬場博美

最後になります。今、いろいろ新型コロナウイルス感染症対応について申し上げました。私はアンケートと言いましたけれども、町長が言われるように、それに代わる各団体や各関係機関と十分連携をとりながら、町民ニーズをしっかり把握して事業化すべきと考えます。よろしくお願いします。これで、私の質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月13日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる