みんなの議会

美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月8日

福祉灯油の実施について

2021年12月8日、美幌町議会の一般質問で、馬場博美議員が「福祉灯油の実施について」質問し、町長 平野浩司、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲、町民生活部長 後藤秀人、政策課長 斉藤浩司が答弁しました。

質問者
馬場博美 議員
答弁者
町長 平野浩司、保健福祉課長 中尾亘、福祉部長 河端勲、町民生活部長 後藤秀人、政策課長 斉藤浩司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 馬場博美

私は3点について、町長の考え方をお聞きしますので、よろしくお願いしたいと思います。最初に、福祉行政。福祉灯油の実施についてでありますが、日に日に寒さが増し、暖房が不可欠な時期を迎えたところです。そんな中、世界的な原油価格の高騰により、冬を前に灯油が値上がりし、町民の生活をじわじわと圧迫しております。経済産業省が11月17日に発表した11月15日時点の灯油1リットル当たりの道内平均配達価格は112.83円と8週連続値上がりし、110円台は平成20年10月以来で13年1か月ぶりであります。また、美幌消費者協会によりますと、町内の灯油価格は、1年前から上昇傾向が続いており、今年11月の平均配達価格は、1リットル当たり111.1円と、前年同月の83.5円に比べ27.6円、33.1%もの上昇となっております。石油情報センターによりますと、今後の灯油価格の見通しについては、産油国が追加増産を見送ったことで上昇傾向は当面継続するとの見通しであります。このような中、特に低所得者にとっては、物価も上昇している中、灯油の値上がりは家計にとって大変な負担になりますので、過去においても実施している低所得世帯に灯油代等を助成する福祉灯油等助成事業を実施すべきと考えます。実施に当たって、次の項目について町長の考え方を伺います。1、過去の福祉灯油等助成事業の助成対象者は、高齢者世帯、ひとり親世帯、障がい者世帯の非課税世帯や生活保護世帯となっていますが、低所得者は高齢者世帯だけではありません。平成30年12月の大江議員の一般質問に対して土谷町長は、今後急激な物価上昇の時勢にあると判断した場合には、支給対象者及び支給単価などを再考し、実施を検討すると答弁しておりますので、条件を全ての非課税世帯へと見直しすべきと考えます。あわせて、非課税世帯ではないが、病気や失業などで所得が大幅に減少した場合も助成の対象にすべきと考えますが、町長の考え方を伺います。2、過去の助成額については、1世帯当たり5,000円となっていますが、灯油の価格が過去に助成した当時よりも値上がりしていることから、1世帯当たりの助成額の見直しをすべきと考えますが、町長の考え方を伺います。3、過去の対象要件で、住民基本台帳上では別世帯でも、同居している場合は同一世帯とみなすとなっていますが、具体的にどのように確認するのか伺います。次に、2点目であります。財政運営について。令和4年度の予算編成についてですが、令和4年度の予算編成に当たり、次の項目について町長の考え方を伺います。1、令和4年度の予算編成に当たり、町長の具体的な方針及び重点的に取り組む項目等について伺います。2、町民のニーズや意見、要望等をどのように把握し、予算に反映するのか伺います。3、新型コロナウイルス感染症対策に係る国からの地方創生臨時交付金1億8,000万円の使途について、町長から議会と意見交換をしたいとの提案があり、令和3年2月12日全員協議会が開催されました。令和4年度の予算編成に当たり、議会と意見交換をすることについて、町長の考え方を伺います。4、令和3年度予算計上した新規補助金の介護従事者確保対策事業補助金、新婚新生活支援事業補助金等を含め、全事業評価はどうなのか。これまでの全事業について、町民目線で事業評価をする中で、削減するものは削減し、必要なものは予算を増額するなど、見直しをして予算編成すべきと考えますが、町長の考え方を伺います。3点目であります。経済対策について。宿泊施設の誘致についてですが、令和2年5月31日に美幌グランドホテルが閉館してから、1年半が経過しましたが、町内最大の宿泊施設であり、観光や経済における影響は非常に大きいものがあります。このようなことから、これまで私を含め何人かの議員から一般質問がありましたが、町長は、今後も宿泊施設の誘致は、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響やこれからの観光動向などを見極め、町内の関係団体とも協議しながら、本町の立地条件や観光資源に適した宿泊施設の誘致に引き続き努めると答弁されていますが、関係機関との協議経過を含め、これまでの取組状況について伺います。また、具体的な誘致活動及び今後改築が予定されている図書館との複合施設での検討について、町長の考え方を伺います。以上、3点よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

馬場議員の御質問に答弁いたします。福祉行政について。福祉灯油の実施についてですが、新型コロナワクチンの接種が進み、世界的に経済活動が再開し、原油の需要が増加している一方で、産油国が原油の供給(生産)に慎重になっていることにより原油価格が高騰しており、灯油をはじめとするガソリン、重油、石油製品、物流コストに至るまで多方面に影響を与えております。美幌町では灯油の価格上昇を受け、平成26年の実施から7年ぶりに福祉灯油の助成事業を実施することを決定し、本定例会において補正予算として上程しております。1点目の支給対象の拡大についての御質問でありますが、11月19日に閣議決定しましたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策において、国は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のうち、生活・暮らしへの支援として、生活困窮者等に対する支援については、国の施策により対応していただくものと考えております。しかしながら、収入が年金や公的給付等に限られる社会的弱者の皆様に対しましては、冬季暖房における灯油等の価格が高騰している現状を踏まえ、さらなる支援が必要と判断し、65歳以上の高齢者等を中心に助成を行いたいと考えております。2点目の助成額についての御質問でありますが、価格情勢を考慮して、1世帯5,000円から1万円に助成額を変更したいと考えております。3点目の同一世帯の確認等でありますが、申請用紙を発送する時点で、住民基本台帳上で同一住所の方については、同一世帯とみなして発送を行い、申請書の受理後についても再度確認を行いながら、助成事業を進めてまいりますので、御理解をお願いいたします。次に、財政運営について。令和4年度の予算編成についてですが、1点目の令和4年度予算編成に当たっての具体的な方針及び重点項目についてでありますが、11月24日に開催しました予算編成打合せ会議において、基本方針及び重点的に取り組むべき項目等を指示したところであります。初めに、基本方針でありますが、令和4年度は、新型コロナウイルス感染症の影響による町税収入等の減や、公共施設の整備等に伴う町債残高や償還額の増、基金残高の減が見込まれ非常に厳しい財政状況にあります。こうした厳しい財政状況を踏まえて、全ての事業を根底に立ち返って見直すとともに、新たな施策については、立案段階から町民ニーズをしっかりと把握し、制度設計を行うことで、本町の持続発展と未来に責任を持った行財政運営を確実に進めるための予算編成に取り組むよう指示をしたところであります。また、重点的に取り組む事項については、第6期美幌町総合計画などに沿った各種取組を着実に実行するため、宿泊施設誘致支援策の検討、次期廃棄物処理施設の整備促進など、26事業の実施について、各部局へ指示を行ったところであります。美幌の活力を高め、次代につなげるまちづくりの実現に向けて、各施策・事業を力強く展開するための予算を編成してまいりたいと考えております。2点目の町民ニーズや意見・要望等をどのように把握し、予算へ反映するかでありますが、美幌町自治会連合会をはじめ、美幌商工会議所、JAびほろなど、各種団体からの意見・要望のほか、行政事務を進めていく中で生じた課題などを解決すべく、担当部局へ指示をしているところであります。引き続き、様々な場面において情報を収集、把握の上、必要な対策を講じられるよう予算の反映に努めてまいります。3点目の令和4年度予算編成に当たっての議会との意見交換についてでありますが、さきの意見交換につきましては、地方創生臨時交付金の使途について、限られた時間の中、真に必要な対策を講じるため、議会との意見交換を求めたところであります。新年度予算編成に当たっては、議会との意見交換を行う場を設ける予定はありませんので、御理解をお願いいたします。4点目の全事業の評価についてでありますが、今年度より行政評価の見直しを行い、新たな手法に取り組んでいるところでありますが、新たな行政評価においては、町長重点施策を含んだ政策的経費については、政策課で事業の評価を行い、投資的経費、経常経費については、財務課で実施する予算ヒアリング等で事務事業の必要性の検証と評価を行い、新年度予算に反映させることとしております。議員御指摘のとおり、事業評価をする中で、事業の必要性や効果を検証し、削減するものは削減を、必要な事業には予算を配分するなど、スクラップアンドビルドを徹底し、行政評価等の結果を踏まえ、新年度予算の編成に当たりたいと考えております。次に、経済対策について。宿泊施設の誘致についてですが、関係団体との協議経過を含めたこれまでの取組状況としましては、商工会議所、観光物産協会、観光まちづくり協議会と意見交換を行い、美幌グランドホテルの閉館以降、出張等で来町される方が町外に宿泊している実態があることから、宿泊施設誘致の必要性について認識が一致したところであり、誘致に向けた情報共有を依頼したところであります。御質問の具体的な誘致活動につきましては、長期化する新型コロナウイルス感染症の影響もあり、進んでいない状況ではありますが、引き続き宿泊施設の誘致に努めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。また、図書館との複合施設の検討については、選択肢の一つであると考えておりますので、引き続き、置かれている情勢を見極めながら、本町にふさわしい取組を総合的に判断してまいりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

それでは、順次、再質問させていただきます。最初に、福祉灯油の実施についてでありますが、最近の灯油の価格につきましては、一般質問を提出したときより、11月25日に経済産業省で発表した1リットル当たりの道内平均配達価格はさらに上昇して、113円72銭と9週連続値上がりしております。昨日調べた美幌消費者協会の12月の美幌町内における灯油の配達価格については、116円60銭と全道の平均よりさらに3円高い状況になっております。ある町民の方から灯油価格が上がるのはつらい、寒さが厳しくなったら出費がどれだけ増えるのか心配だとの話を私は聞きました。低所得者の皆さんにとっては、さらに大変な冬になろうとしております。こうした中で、先ほど町長から答弁をいただきましたけれども、今回7年ぶりに、いち早く福祉灯油を実施されますことに対して評価したいと思います。多くの町民が助かると思います。そこで、具体的に質問をさせていただきます。最初に、1点目の支給拡大の答弁で、11月19日に閣議決定しましたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策において、国は新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のうち、生活・暮らしへの支援として生活困窮者に対する支援について、国の施策により対応という答弁でございましたけれども、私も資料を調べました。なかなかわかりづらいので、具体的に生活・暮らしへの支援について、どこの項目に該当するのか、説明をお願いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

ただいまのどこの項目に該当するかという御質問に対する答弁でございます。11月19日閣議決定しましたコロナ克服・新時代開拓のための経済対策の中の1番に、新型コロナウイルス感染症の拡大防止、その中にエネルギー価格高騰対策というのがございまして、国で出している部分でいきますと、資料はないのですが、16ページの(3)エネルギー価格高騰への対応、この中に、国は最近のガソリン、灯油、軽油、重油、LPG等の価格を踏まえて、農業、漁業、運輸業、あと関係業界やお困りの方々への支援を実施すると明記しております。こちらを受けまして、私ども御答弁をさせていただきましたが、まずは国の経済対策を見極めながら、そう言いつつも、現在の灯油の価格が高騰しているのは事実でありますので、今回12月補正ということで上程させていただきました。よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

今、中尾課長から説明がありましたけれども、私も資料を見ております。その中で、エネルギー対策の具体的な経済対策の項目というのはわかりますか。再度説明をお願いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

繰り返しになりますが、具体的な項目はエネルギー価格高騰対策というふうにしかまだ触れられておりません。

再質問 13番 馬場博美

わかりました。次に伺いたいと思いますけれども、今回の国の経済対策で、生活困窮者への灯油に対する自治体の助成を支援すると新聞報道がありました。このことについて、先ほど聞きましたけれども、役場に国等からの具体的な通知等があり、把握されているのか。一方、新聞等の報道の中で、3日の道議会の一般質問に対して、知事は道から福祉灯油を行う市町村に対して、現行の200万円の上限を300万円の5割増しに引き上げるという答弁をしていること。そして、具体的にはわかりませんでしたけれども、もし、中尾課長が答弁したように国の具体的な経済対策の支援があれば、私は高齢者だけではなく、大空町で実施しております、全ての非課税世帯に支給対象を見直すべきと考えますが、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 平野浩司

前段、国の動きについては担当の課長からお話しさせていただきました。しかしながら、具体的に国から、私どもで言えば、道を通じて町村にこういうことをしますということがなかなか見えてきていない、来ていないというのが実態であります。私どもの町だけではないと思うのですけれども、やはりそれを待っていては何も前に進まない、生活困窮者の方々が今年の冬をどういうふうに暮らすかということを考えたときに、今回の福祉灯油を実施するという考えであります。もともとこの福祉灯油については、道が制度をつくったものの継続でありまして、当然、今回町が福祉灯油を町民限定でありますけれど、出すことによって道からの支援も受けられる。そういう意味から、道議会の一般質問で知事から上乗せして支出をしたいという発言だと思っております。ですから、基本的には生活困窮者を全て対象にすることは、気持ちとしてはしたいのですけれども、自治体がそれをやることに対して、私は抵抗があると思っています。国が生活困窮者についての支援もと言いながら、何も具体的に示されないという部分でいけば、私はきちんと国が生活困窮者全てに対応してほしいという、その中で私どもでそれぞれ町村規模によって財政規模も違いますし、対象者も違いますから、その規模によってそれぞれの町とか市が対象者を限定する。それから、場合によっては全員に給付するという選択をするということだと思っていますので、美幌町については、今回御提案させていただく対象者で御理解いただきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

内容は理解するものですが、国の経済対策、今回のエネルギー対策を含めて、町長としても機会あるたびに今後要望していただきたいということが1点と、また、新聞報道によりますと、興部町では灯油価格が非常に上がっている中で、全世帯に灯油を助成しているということもありますので、ぜひ、今後機会があれば、経済対策が具体的にどうなのか、町ばかりの負担ではなくて、国にも要望する機会があれば、町長として要望していただきたいと思います。もう一つ質問の中で、これは、高齢者世帯で非課税世帯ではなかったけれども、病気や失業などで所得が今年は大幅に減少したといった場合については、町長が補正予算で提案される福祉灯油等助成事業の対象にすべきと私は考えます。例えば、後期高齢とか介護保険とか、そういったものについてもこういったことがあれば、国民健康保険もあったかと思うのですけれども、そういった場合は減額制度もございますので、非課税世帯ではなかったけれども、今年、失業等で大幅に減少した場合については、この対象にすべきと考えますが、再度町長の考え方を伺います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

ただいまの御質問でございます。非課税者の対象要件の拡大ということでございます。今回、福祉灯油の中には非課税者については入れておりませんけれども、先ほど答弁をさせていただきました国の経済対策のうち、感染症の影響により厳しい状況にある方の事業や生活・暮らしの支援という項目の中に、住民税非課税世帯への給付事業が挙げられておりまして、今臨時国会で上程されております。政府案といたしましては、対象者は令和3年12月10日を基準日といたしまして、世帯全員の令和3年度分住民税均等割が非課税世帯に加えまして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、前述の世帯と同様の事情にあると認められた世帯についても、この臨時給付金の対象とすべく、国会に図ろうとしているところでございます。この補正が通った後に、美幌町としても同様に給付金の配付ということになるかと思いますので、今回は家計急変の方につきましては、この10万円給付金の中で対応をお願いしたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

部長が答弁されたことについては理解します。再度確認しますけれども、国の臨時給付金、その10万円の中で対応するということで理解してよろしいですか。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

議員がおっしゃる家計急変、その他の非課税世帯の方につきましては、その中で御対応いただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

次に、質問の2点目の助成額についてでありますが、今までの1世帯当たり5,000円から、1万円に増額するということで町長から答弁いただきました。北海道消費者協会によると、11月20日現在の水準で灯油価格が推移した場合は、今年の冬の1世帯当たりの負担額は、昨年の冬に比べ2万1,000円の増加になるとのことです。現在、さらに灯油価格が上昇していることや、管内でも1万円以上の助成額を実施している町があります。国の経済対策及び道の交付金の実施もあることから、1万円ではなくて、さらに1万円を上乗せする考えはあるのか伺います。

答弁 福祉部長 河端勲(福祉部長は2024年3月まで)

福祉灯油の助成金額の御質問でございます。今回、5,000円から1万円に上げた補正予算について上程をさせていただいておりまして、今後御審議を賜ることになるのですけれども、その根拠といいますか、1万円に上げた部分につきましては、今回の灯油価格の上昇幅等を考慮して、従来の5,000円では足りないのではないかという考えの中で1万円ということにさせていただいております。ただ、この1万円以上の上乗せにつきましては、対象者数、現在の財政状況等々を踏まえ、今回につきましては1万円という金額で御審議を賜りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

今後の検討として、5,000円が1万円に上がり、1万円になったことについて、部長がおっしゃるとおり、町の財政負担も伴うということでありますので、国の動向等の経済対策の中で、具体的な対応となれば、また検討をお願いしたいと思います。最後になりますけれども、1点だけ。過去の7年ぶりということで調べました。平成19年度、20年度、24年度から26年度の5年間の実績を見ても、平均で申請率が81%となっている状況であります。今後の実施に当たり、具体的な周知方法について伺います。それと、申請しなかった理由で、高齢者は記入ができない場合もありますので、地区の民生委員等の御協力を得て、申請率の向上を図るべきと考えますが、その点について御答弁をお願いしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 中尾亘(保健福祉課長は2023年6月まで)

ただいまの御質問でございますが、まず、12月の補正予算でお認めいただいた後になりますが、広報1月号、新年号で周知を実施したいと思っております。それ以外に、ホームページ、地元新聞、議員おっしゃったとおり、民生委員、あと各関係団体で周知をしながら、先ほど言われました80%の部分を極力100%に近づけてまいりたいと思っております。また、同封するパンフレットをなるべく字を大きくするのは当然ですが、わかりやすく読んでいただけるような形で、なるべく申請していただく、スピーディー、かつ、なるべく申請していただきたいという思いもございますので、そちらも工夫して申請率の向上を図ってまいりたいと思っております。よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

例えば、申請に来なかった人などは、申請に来るように、もう1回役場から案内するとか、そういった配慮も検討していただきたいと思います。それでは、2点目の財政運営についての令和4年度予算編成について、何点か質問させていただきます。町長にとっては、今任期最終の予算編成となると思いますので、私も幾つか提案します。ぜひ、平野町長のカラーを出して、予算編成をしていただきたいという思いであります。質問の2点目の町民ニーズや意見・要望等をどのように把握し、予算に反映するのかの質問に対して、自治会連合会、商工会議所、JAびほろなど各団体からの意見・要望等の課題を整理し、予算に反映するとの答弁の趣旨でありますが、自治基本条例の基本原則である町民主体の自治の実現には、情報共有と町民参加は欠かせないと思います。まだまだ多くの町民の意見や要望を私は聞くべきだと思います。そこで、令和2年度に地域サポーター制度を見直して、町民と行政が意見交換する場を設け、元気で活力あるまちづくりを推進する目的でまちづくりミーティングを創生しましたが、これまでの具体的な実績について、まずお伺いします。

答弁 町民生活部長 後藤秀人(町民生活部長は2022年3月まで)

ただいまのまちづくりミーティングの実績についてでございますが、各担当、各政策分野におきまして、例えば、今回御説明させていただきました地域公共交通の関係におきましても、まちづくりミーティングを活用しまして御説明を申し上げているですとか、ごみの問題ですとか、様々な分野でまちづくりミーティングが行われている現状でございます。数値につきましては、今手元に資料はございませんが、この制度を活用して意見交換等を行っている現状でございます。よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

私はまちづくりミーティングの開催状況をホームページで見ました。後藤部長がおっしゃるとおり、団体ミーティングとして自治会連合会のブロックに分かれた結果報告が詳細に載ってございます。このまちづくりミーティングについて、私は令和2年6月定例会において一般質問をさせていただきました。その中で、具体的なテーマとして次年度予算編成に当たり、政策について若者グループや自治会、各種団体、サークルなど、積極的に地域に出向き、町民と意見交換をすべきではないかとの質問に対して、町長は時間を見つけて積極的に私どもが出向いて、意見をきちんと聞く努力はしていきたいと答弁されています。ぜひ時間を見つけて、まちづくりミーティングを数多く実施して、予算編成等に反映していただきたいと思います。また、令和元年6月定例会の私の一般質問で、自治会の要望や政策などに対する町民の意見を聞く地域懇談会を開催すべきではないかという質問に対して、町長は多くの政策課題がある中、今後につきましては地域の皆さんと話し合う機会をつくってまいりたいと答弁されております。こういったことから、ぜひ地域の自治会や各種団体に積極的に出向き、町民と意見交換をし、予算等に反映すべきと考えますが、まちづくりミーティングと併せて、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 平野浩司

町民の方々の意見を聞くということにつきましては、私が町長にさせていただいた一つの約束であります。今までも積極的に努力をすると答弁はさせていただいております。実態として、努力はしているのですけれど、なかなか満足のいく数はこなしてないというのが、正直な自己分析であります。ただ、まちづくりミーティングということだけにこだわらず、いろいろなやり方をもってやらせていただいています。例えば、商工会議所であれば、今までの要望とか陳情というルールに沿っているのではなくて、何か経済政策で困ることがあれば、あちらの役員に集まってもらったり、こちらから押しかけて、それは農協についても同じです。私、それから副町長、教育長と3人で何回か行くということで。自治会に対しても、今までは年に何回か懇談をやっています。それも全部分割していただいて、今大きくは自治会でいけば三役の分と役員の分と自治会自体で大きく何ブロックかに分けてやっていますし、あとは、ミーティングということではないですけれど、若者たちで気になることについては、こういう時間を取ってくれませんかということで来ていただいて、お話を聞くということはさせていただいています。自分の中で不十分な部分は、農村地区について、農家の皆さんと機会があればお話しするということを、これは選挙のときにいろいろお話ししておりまして、その辺がまだ全然できていないのが実態です。いずれにしても、馬場議員から言っていただいたことについては、これからも努力はしていきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、町民の声を聞く機会を積極的に設けていただきたいと思います。次に、御提案がございます。多くの町民の方の意見や要望を聞くためにも、道内外の市町村で取り組んでいます手紙、はがき、ファクス、電子メールで町民の皆さんから寄せられた意見や提案等を町政運営に反映する、町長の手紙を導入して、予算等に反映されている町村がございます。具体的に調べてみますと、福岡県大木町では、町の今年の予算にはがきをつけ、全戸に配布し、御意見や御提言のある方は、はがきに住所や名前を記入して町長に提出します。寄せられた意見や提言は必ず町長が目を通し、担当課で内容を検討して、回答が必要な方に検討結果を知らせています。このことは、住民の皆さんに町政の現状や計画などの情報を適切に提供、説明し、住民の政策立案などへの参加の機会が充実するよう行っております。この町長の手紙について、私は導入すべきと考えますが、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 平野浩司

私も町長としてどういうふうに意見をいただいて、反映させるかということで、いろいろと調べさせていただいたり、自分の勉強グループの人たちとというか、学会に入っていたりもしていますので、そういう中でお話がありました。今の町長の手紙も知ってはいるのですけれど、本当にそれがいいかどうか。それよりも、まずは私どもがやっている政策をきちんと町民の方にどう伝えていくかということと、あとはその吸い上げ方。今、馬場議員からはポイントで参加するということを言っていただきましたけれど、この参加の意味をしっかり私が受け止めた中で、どう関わってくれるかということを考えていかなければならないのかなということで、正直に言って、いろいろな手法、思いはあるのですけれど、具体的にどうするかということを皆さんにまだ示せない中で、あと任期が1年になったということが実態であります。ただ、何度も繰り返しますけれども、きちんと町民の方々の意見を聞くという姿勢だけはこれからも変える気はありませんので、先ほど言うこととダブりますけれど、しっかりと皆様と向き合って対話をして、その中から行政を進めたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

町民の意見を聞くという町長の姿勢についてはわかりましたけれども、まちづくりミーティングもそうですけれども、多くの意見を聞く一つの方法として、町長の手紙も内部で検討していただきたいと思います。私は、行政に41年間務めさせていただきました。その中で、多くの町民の意見を聞いたと当時は思ってございましたけれども、一町民になりまして、なかなか町民の声が行政に伝わっていないということの反省から、ぜひ一つの方法として検討をお願いしたいと思います。次に移らせていただきます。3点目の新年度予算編成に当たって、議会との意見交換を設ける予定はございませんということでありました。非常に残念な思いであります。例えば、今年の2月と同様に、新型コロナウイルス感染症対策に係る国からの地方創生臨時交付金が新たに追加になった場合等については、今後、議会と意見交換をする考えはないのか伺います。

答弁 町長 平野浩司

基本的には議員の皆様と意見交換というよりも、本来、行政を進める中において、執行側の私どもと議員の皆様、最終的には判断をいただくという関係からいけば、皆さんと意見を交換して、その中で行政を進めるというのは、言葉としては非常に大事だと思うかもしれませんけれど、本来の役割としては違うのではないかと。ですから、私は皆さんの意見を聞くよりも、逆にそれぞれの議員の人たちとどういうコンタクトを持って日常的なつながりを持って、例えば、私が感じること、それから、それぞれの町民の方々の票をいただいて議員となられた方がどういうふうに感じているか、そういう意見交換ということであれば私は積極的にやるのですけれども、一堂に会して皆さんどうですかということについては意味が違うかなと思っております。どうしても要望があったときに、こういう話は聞いてくれた、こういう話は聞かないという例になったりすることもありますので、基本的には私どもが提案したことに対して判断する役割を議会として持っていただいて、それぞれ個々の情報として、こういうところは足りないからやったらどうだという情報をいただく、私もこういうことについてはどうでしょうかと聞くというような関係を築いていければと思っております。

再質問 13番 馬場博美

次に移ります。予算の関係で最後に、答弁の中で、今回、行政評価についてはいろいろ見直しをしたという中で、行政は効果的かつ効率的に行政運営をするため、行政が行う事務事業について適切に評価基準に基づく行政評価の実施、それを予算に反映させるものとしていますという自治基本条例がありますので、この行政評価についても過去に一般質問しましたけれども、ぜひ今回見直した行政評価の政策的な経費について、事後評価を恐らくすると思います。これも一般の町民の方に公表して、意見をもらうべきと考えますが、この考え方について伺います。

答弁 政策課長 斉藤浩司(政策課長は2022年3月まで)

ただいまの御質問でございますが、事務事業評価については、もちろん役場内部で行った後、透明性を求められます。これまでも事業の結果につきましては、一覧表で議会の皆様、また、ホームページ等で町民の方にお示しをしております。今回の見直しによって、来年の事後評価を年度末に事業が終わった段階で行いますけれども、その政策的経費については詳しく事後評価をして、町民の皆様に積極的にお知らせしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ、そういったことも町民の皆さんに公表していただきたいと思います。3点目に移ります。宿泊施設の誘致についてであります。これも私なりに提案したいと考えてございます。多くの町民の皆さんから、美幌にグランドホテルがなくなって非常に不便であると、何とかならないですかとの問合せがあります。町長は、これまで民間の力をお借りして、何らかの支援を含めてしっかりと努力していきたい。また、足寄のホテルやカミシホロホテルなどをしっかりと参考にしながら、知り合いも含めて、また地元で関わってもらうことができるかどうかも含めて積極的にやっていきたいという答弁でありました。令和4年度予算編成の重点的に取り組むべき事項の重点課題としても、宿泊施設の誘致施策の支援の検討を挙げており、町長の取組姿勢については理解します。昨日の木村議員の一般質問でも、宿泊施設については積極的に取り組むという御答弁もいただいております。しかし、答弁で商工会議所、観光物産協会、まちづくり協議会との意見交換を行い、誘致に向けた情報を共有したことについては理解しますけれども、今後の具体的な誘致活動についての答弁がありません。そこで、御提案申し上げます。例えば、商工会議所、観光物産協会、まちづくり協議会に町、JAびほろ、森林組合、自治会連合会、町内企業等を加えた宿泊施設の誘致に向けた組織をつくり、オール美幌として取り組み、情報公開や誘致活動をすべきと考えますが、町長の考え方を伺います。

答弁 町長 平野浩司

今、馬場議員から、関係する組織というか、団体とオール美幌体制でホテルの誘致を進めたらどうかという提案でありますけれども、今の段階ではそこまでは考えてはおりません。これは、なかなか微妙なことを含んでいる。微妙というのは、どういう形でもいいから来てくれというのであれば、それはそれで手法があると思っています。ただ、今美幌の周り、北見市、網走市においては、ビジネスホテルが結構乱立しております。ですから、今、美幌で望んでいる、木村議員の一般質問のこれから他の町から来ていただける、それから観光という切り口から考えた場合に、ホテルに滞在できるような、だからといってそんなに豪華なということではなく、私の気持ちとしては、ビジネスホテルを誘致するとか、そういう考えは今は持っておりません。一方的に美幌はホテルがないからビジネスだったら建てるよというふうに来てくれることは非常にウエルカムですけれども、こちらからお願いした場合については、もうちょっと広めというか、こういうホテルと言ったら非常にそのホテルに失礼になってしまうので、ビジネスホテルではないものを望んでいるということで、まずは、今いろいろ情報をいただきたいということでお願いして、その潰しを少しでも今やっているところでありまして、繰り返しになりますけれど、今はオール美幌でやるという考えはありません。

再質問 13番 馬場博美

町長として、今現在いろんな部分で誘致活動を進めているのだと思います。その中で、言えない部分もあると思いますけれども、ただ、町民目線で見ますと、今の取り組んでいる姿勢が見えてこない部分があるので、一つの方法として私は提案しました。状況の分析の中で、しかるべき時期にある程度の方向性、あるいは相手方のこともあると思います。そんなことも含めて、町民にも、町外の皆さんから見ても、道外の皆さんから見ても、美幌は町を挙げて取り組んでいるという姿勢が見えることによって、多くの企業が手を挙げるのではないかと、そんな思いで提案させていただきました。状況もありますけれども、一つの方法として、こんなことを考えているということも御理解をいただきたいと思います。ビジネスホテルについては、私も町長の考え方については理解します。その中で、そういうことができないならば、例えば、情報交換の中で道の関係機関とふるさと美幌会と情報交換をし、その情報を基に、直接ホテルを経営する企業等に対して、先ほど言いましたけれども、多くの企業に美幌に来てもらうよう、例えば、美幌町のパンフレットの送付やメール、電話等で主立ったホテルの企業等に誘致活動を具体的にしたほうがいいのではないかという思いがあるのですけれど、その辺の町長の考え方を再度伺います。

答弁 町長 平野浩司

今、お話しいただいたことについては真摯に受け止めて、できるものをやっていきたいと思っております。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ1日も早く宿泊施設が美幌にできることを願いたいと思います。次に、図書館との複合施設の検討についての答弁で、選択肢の一つとのことですが、大体のスケジュールについては、昨日伺いました。松浦議員の質問の中でわかりました。一つの方法として提案しますけれども、例えば、宿泊施設を1日も早く誘致するためにも、図書館の改築はホテルとの複合施設で改修をすることを決定して誘致活動をすれば、宿泊施設の誘致活動にもなると思いますが、これはどうなのか私は迷っていますけれども、本当にこれは1日も早く宿泊施設を美幌に誘致できればという思いがありますので、その辺の考え方について伺いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

複合施設を考えたいと皆さんにお話ししている中において、図書館だけというイメージではありません。何で複合施設という発想に至ったかというと、やはりホテル単独よりもそこに人が集まる環境づくりが大切なのかなと思っています。ですから、今進めているのは図書館でもありますし、例えば道の駅とかそういうものもあります。農水の事業の中でそういうものができるかどうかとか、そうすれば、当然ホテルには食事を作るためのレストランとか、そうなったときに少しでもそこに集まる方が利用していただけるということを考えれば非常に有効ではないかなと。要は、人が集まるものを複合として町の施設として建てられればと。それからもう一つは、平面というよりも多段を考えた場合に、やはり建物を建てるときに基礎とか、要はベースになるものは結構お金がかかります。1階を複合的に造って、上に多段で積むということは、建築のコストも下がります。そういうことを考えると、そういう考えを持ったというのも事実でありますので、その辺はしっかり皆さんと情報共有しながら示していきたいと思います。

再質問 13番 馬場博美

ぜひ1日も早く宿泊施設を美幌に誘致するように、関係機関等、今、道の駅の話も出ました。図書館もそうですけれども、そういった道の駅を含めて、複合施設等も合わせて、宿泊施設の誘致が1日でも早く進めばいいと思ってございます。以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。

出典:美幌町議会 令和3年第10回定例会 2021年12月8日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる