みんなの議会

美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日

(1)福祉行政について/(2)スマート介護について

2020年9月16日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「福祉行政について」「スマート介護について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、福祉主幹 影山俊幸、民生部長 那須清二が答弁しました。

質問者
岡本美代子 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、福祉主幹 影山俊幸、民生部長 那須清二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 岡本美代子

私は、さきに通告いたしました2点、3項目について質問いたします。まず1点目、福祉行政についてです。1点目、ひきこもりの支援について。ひきこもりの実態把握については、令和元年第8回定例会で質問しておりますが、第3期美幌町福祉計画において、ひきこもりの問題を盛り込む予定であるとの答弁でした。第3期美幌町福祉計画に基づく具体策などがありましたらお聞かせください。また、下記についてもお示しください。1点目、町内のひきこもりの実態調査を行う考えはあるか。2点目、厚生労働省は就労支援が主体でしたが、安心できる居場所づくり支援に重点を置く対策となりました。町内にひきこもりの方が出かける場所をつくる考えはあるか。2点目のスマート介護についてです。高齢化が加速する中、介護を必要とする人口は、今後増加傾向が続くと考えられます。介護職の中には、腰痛などで体調を崩し、離職する方も多いと聞きます。現在では、介護分野でのスマート化が進み、多くの企業の参入により介護ロボットなどの開発が報道されています。町においても、スマート介護を調査研究し、施設介護や将来的には自宅介護に補助し、推進する考えはあるかお示しください。2点目の外来種駆除についてです。外来種アメリカオニアザミの駆除について。令和元年第8回定例会において、外来種アメリカオニアザミの質問をしていますが、本年も8月末から9月に入り、町なかに種子が飛んでいるのを散見します。繁殖力の強い外来種から美幌町の優良な農地を守り、次世代につなぐためにも、駆除対策が必要と考えます。前回の質問以降、具体的な取組などがありましたらお聞かせください。以上、2点よろしくお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

岡本議員の御質問に答弁いたします。なお、外来種アメリカオニアザミの駆除については、後ほど教育長から答弁させていただきます。本年3月に策定しました第3期美幌町地域福祉計画において、制度のはざまで苦しむ高齢者や障がいのある人の孤立化防止と地域生活支援を推進項目と位置づけ、行政は地域包括支援センター、民生委員児童委員や地域で活動されている方々と連携し、単身高齢者などのひきこもり等により、何らかの支援が必要である方の把握及び支援に努力するものとして施策に盛り込んだところであります。お尋ねの本計画に基づく具体策等についてですが、ひきこもり支援の推進については、精神保健福祉士や保健師によるこころの健康相談に取り組むほか、相談する場所の周知を図っているところであります。また、ひきこもりの状態にある方や家族などから、地域包括支援センターもしくは民生部保健福祉グループに相談があった場合には、その特性を踏まえ、必要な機関につなげる取組を行っております。関係する主な機関としましては、北海道から受託した公益財団法人北海道精神保健推進協会がひきこもり対策推進事業を実施しており、ひきこもり外来やデイケアなどにより一定の相談を経てから、医療機関だけではなく、就労支援や相談機関などの様々な社会資源につなぐ取組を行っております。次に、御質問①の町内ひきこもりの実態調査を行う考えはあるかについてですが、ひきこもりの背景にある統合失調症やうつ病など、疾患が存在する場合も少なくなく、多彩な精神疾患が関与していることも指摘されていることから、日頃より自治会や民生委員児童委員等から情報を把握しているところであります。御質問②の町内にひきこもりの方が出かける場所をつくる考えはあるかについて、現在のところ新たな居場所をつくる計画はありませんが、町内にある高齢者サロンや福祉事業所を活用していただきたいと考えております。また、北見市においては、厚生労働省から受託したNPO法人ワークフェアがオホーツク若者サポートステーションを運営しており、管内の働くことに踏み出せない15歳から49歳までの方を対象に、コミュニケーション力の向上や職場体験を実施しておりますので、これらにつなげることも進めてまいります。ひきこもり問題においては、御本人がどのような形の社会参加を望み、それに対して関係機関がどのように協力できるのかという視点から、それぞれの機関がきめ細かな対応や連携を取っていくことが重要であると考えており、様々な社会資源や人材と連携し、支援するネットワークづくりに取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。次に、スマート介護についてですが、全国的に高齢化が進行する中、介護職員の定着支援・確保及び高齢者の自立支援の観点から、介護職員の負担軽減を図るなど、働きやすい職場環境を整備することが課題となっております。新たな技術を活用した介護ロボットは、介護従事者の身体的負担の軽減や業務の効率化など、介護従事者が継続して就労するための環境整備として有効と考えられております。北海道が実施する介護ロボット導入支援事業費補助金は、北海道から直接介護事業者に交付され、介護ロボットは日常生活支援における移乗介護、移動支援、排せつ支援、見守り、コミュニケーション、入浴支援、介護業務支援を対象とし、補助率は補助対象経費の2分の1以内となっております。御質問のスマート介護を調査研究し、施設介護や将来的には自宅介護に補助し、推進する考えはあるかについては、現在のところ、町独自の補助制度を検討する予定はありませんが、北海道が実施する介護ロボット普及推進事業の介護ロボット等研修会や需要が高い機器の無償貸与の周知に努め、介護ロボット及びICT機器の普及促進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上、答弁をいたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

岡本議員の御質問にお答えいたします。外来種アメリカオニアザミが抱える問題などにつきましては、教育委員会としまして、広報媒体や博物館展示会などを通じて啓蒙活動を進めていくことが最適だと考えております。今年度の取組といたしましては、4月18日から7月10日を開催期間としました博物館ロビー展、お宝見せますにおきまして、外来種アメリカオニアザミの特徴や駆除の方法、外来種が抱える問題など、展示を通してわかりやすく一般に御紹介したり、博物館が発行しています月刊情報紙グリーンレター4月号、及び博物館ホームページにおきまして、アメリカオニアザミに関するコラム文を掲載したりするなど、周知・啓蒙を図っております。今後も、外来種アメリカオニアザミに関する生息情報の収集に努めながら、外来種が抱える問題などにつきまして、広く啓蒙活動を充実させていきたいと考えております。以上、お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

それでは、ひきこもりについてから随時質問をさせていただきます。これは2回目ですけれども、答弁で、相談は包括支援センターや保健福祉グループにあった場合、必要な機関につなげる取組を行っているということですけれども、それぞれ相談件数がわかればお知らせください。また、相談を受ける状況です。常に仕事中なので、その様子はわかりませんけれども、じっくり相談をする体制ができているのかどうか、その辺のところをお知らせください。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

ただいまの御質問ですけれども、相談件数でございますが、ひきこもりをされている方、もしくはその御家族の方、その方々が包括支援センターですとか、町の保健福祉グループに相談されている件数としましては、ひきこもりだけということになりますと、現在の取組としましては、地域包括支援センターで3名の御相談を受けてございます。町の障がい福祉担当で直接受ける部分では、先ほどの3名につきましては令和元年度でございますけれども、役場の障がい福祉担当で受けている件数につきましては、令和元年度につきましてはございません。また、仕事中に相談にじっくり答えることができるのかという御質問でございますけれども、それにつきましては、地域包括支援センターの相談スペースで担当の者、また、包括支援センターだけではなく、対象の方がいらっしゃった際には、役場職員も同席して、お話を伺う場合もございますけれども、この3名の方につきましては、まずは御家庭に訪問をさせていただきまして、その中で相談を受けている状況でございますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

3名の方が相談し、そして、家庭に出向いているということですけれど、まず相談をするまでに、すぐに相談をできるものではない、割と根深いもので悩みは深いだろうと考えています。前回も質問しましたので、なるべく重ならないようにしたいのですけれども、北海道から受託した公益財団法人北海道精神保健推進協会が、ひきこもり対策推進事業を実施しているということですけれど、これは札幌にあるのですよね、きっと。北海道でやっているから、各地に、例えば北見に出先があるということではありませんよね。その辺を教えてください。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

議員がおっしゃるように、札幌に事業所がございまして、北見に派出所があるということではなくて、こちらは札幌に電話で問合せしていただくということになってございます。

質問 11番 岡本美代子

町内のひきこもりの実態調査についてですけれども、自治会や民生児童委員から情報を把握しているということですけれども、先ほど相談件数を伺いましたけれども、実際にひきこもりについて、自治会や児童民生委員からどのくらい情報をいただいているのか、もしわかればお知らせください。情報をもらった数がどのくらいあるかということです。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

ただいまの自治会、民生委員からひきこもりの方の情報を何件いただいたかという件数でございますけれども、近年は、直接報告を受けた件数はございません。ただ、ひきこもりではなかったのですけれども、例えば、高齢者が外に出て来られなくなったですとか、そういった部分で地域の民生委員、または自治会の方々が見回りをされて不審に思ったときに、役場の保健福祉グループで相談を受けまして、実際に自宅の訪問はしております。件数は今手元にはございませんけれども、そういった状況でございますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

件数は今手元にないということでしたけれども、その数がわかれば、今日ではなくても、あしたでもお知らせいただきたいと思います。前回の質問のときに言いましたけれども、津別町では3年くらい前に町の中のひきこもりの実態を調査し、そして、居場所づくりにも取り組んでいます。答弁では、今のところ新たな居場所をつくる計画はないとあります。その代わり、高齢者サロンや福祉事務所を活用していただきたいとのことですけれども、例えば、こういうところを使っていいというものがあっても、誰もいないところに行くわけにはいきません。今、つくってはいないけれども、既存の施設で、誰もいないところに行くことにはなりませんので、こういうところを使ってもいいよと、その代わり誰か管理者というか、そういう方がいるような状況はつくれないでしょうか。例えば、高齢者サロンとか、福祉事務所に管理者はいるわけですけれど、今の状態のまま、そういう方に使用していただけるのかどうか、様子をお知らせください。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますけれども、例えば、ひきこもりの方がいて、御相談があったときに、包括支援センターだったり、保健師だったりが仲介になって、既存のサロンですとか、そういったところにつなげるような、新たにひきこもりだけの居場所をつくるというものではなくて、既にあるものをなるべくつなげるような取組につなげていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

今あるところにつなげていきたいということで、具体的にはどこでしょうか。

答弁 民生部長 那須清二

それぞれの地区で、サロン等を開いていただいている部分があると思いますので、そういった地域でやっているところがまず第1段階かと思っております。よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

例えば、高齢者で引き籠もっている方もいますし、余り出かけられなくなった方もいらっしゃいます。先ほどの事例でも、そういう方を見つけたという話を聞きましたけれども、高齢者の場合であれば、集まりがあるから行ったらいいというふうに入っていけるかもしれませんけれど、何年か引き籠もった方がそういうところに行くというのは最初からハードルが高いと思います。例えば、精神疾患もあって、非常に難しいこともありますけれど、私はその辺が難しいことだけに、そういう人を抱える家族は本当に困っているのではないかと思いますので、前回の答弁も、今回の答弁も余り満足はしておりません。前回から1年しかたっておりませんので、そうそう具体的なものが出てくるとは考えにくいですけれど、前回の町長の話では約100人ぐらいいるのではないかという答弁をいただいた気がします。高齢者のひきこもりもありますけれど、どちらかというと若い方が多い。ひきこもりで悩んでいる方に、つなぐところはいろいろあります。大体、精神保健となると道の仕事で、事業をやっているのは中心部の札幌で、札幌にはそういう居場所づくりを結構積極的にやっている。今はネットなどで参加してつながるのであれば、それでいいですけれども、地元に住んでいる人がもう少し地元に優しくしてあげることはできないのかなと思います。難しい問題なので、すぐにどうこうという、そういうものはあるかもしれませんけれど、美幌はしゃきっとプラザの1階で喫茶店もやったりしていて、すごく大きな役割をしています。それも十分理解はしていますけれど、あそこにも出て来られない方もいますので、そういう美幌に潜在する若い力を、もしかしたら引き出せるのではないかと思いますので、その辺で苦労していただきたいと考えています。国も、高齢化する、そして長期化するひきこもりに対して、2020年には市町村が居場所などを実施する予算を倍増したと言われています。社会参加への第一歩として、昔は就労支援に重きを置いていたのが、今は居場所の整備を呼びかけています。2019年に全国のひきこもり家族連合会が行った実態調査の結果では、居場所を利用した方のうち、居場所に来て満足、やや満足を入れると8割、9割になった。そして、参加の理由が、ひきこもりの方ですけれど、参加の理由は人との出会い、交流をしたい。だから、心の中ではきっと、誰か見つけてとか、誰かと交流したいと考えているのだろうと思っています。この実態調査をした宮崎大学の準教授は、市町村ごとに居場所が設置されれば、多くの人がアクセスできる居場所の重要性を自治体に理解してもらいたい。うちの町にはひきこもりはいないということではなく、住民の情報をもらいながら、そして、精神衛生も絡んできますので、専門性を持った方の対応が必要と考えています。そういうところにつなぐことももちろん大切だと思いますけれども、このコロナで職を失って、もしかしたら帰ってきて引き籠もっている方がいるかもしれません。私の知っている方は、お金に困らなかったから何年間か引き籠もっていたのですけれど、近所の方がおかずを持っていって、優しくして、そうしたら、3年引き籠もっていたけれど出てきたというのです。それから地域になじんだり、仕事も意欲的にして、人が変わったように元気になった方もお聞きしていますので、美幌ぐらいの町だからできることはあると思うのです。専門性があるので、つながなければなりませんけれど、つなぐという答弁を見たら、ある意味たらい回しかと受け取ったりもしましたので、全て美幌で解決できるとは思いませんけれども、このぐらいの町ならできることがあるのではないかと思いますので、その辺、すぐとは言いませんけれども、町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 平野浩司

今回、岡本議員から御質問をいただいて、私なりに前にお話ししたことを考えてみました。その中で、実態調査については、数を押さえるということであれば、実態調査の状況を見れば、民生委員とか、地域に関わっている方からヒアリングをして、数を押さえていると思っています。全体的な数の推計でいけば、先ほど100人ぐらいという話で、岡本議員からは津別の例で、前回は50人いて半数が40歳以上だから、25人とすれば、大体人口が4倍だからかけると100人ぐらいで、昨年の内閣府の調査でいくと、全体で1.45%ですから、例えば、年でいけば、対象人数を計算すると大体90人ぐらいになるのです。ですから、総数的にはひきこもりでいけば、岡本議員がお話しいただいたことと、全国で調査したことと10人の差はあるのですけれど、この中でもう1回見直したときに、1番大事なのは、皆さん広域的には100人ぐらいという話ですけれども、この中で、自室からは出るけれど家から出られないという方が、大体0.22%ですから、先ほどの国の調査を美幌に置き換えたときに、大体90人いた中でいけば、それが1.45%ですから、逆に0.22%増えると13人ぐらい、実際に今相談を受けて関わっている方が3人と考えれば、数の話をすれば、本当にどこにも出られない人は大体10人前後かと思っています。だから、そういう方々に対してどうするかというのは、今回も、前回と似たような答弁ではあるのですけれど、今御指摘いただいた美幌だからできる居場所づくりを考えてくれということで、早急にやらなければいけないという思いはあるのですけれども、しっかりその辺は受け止めて、1人でいるよりも家族でいたときの、先ほどの例を紹介いただきましたけれど、家族の方が非常に大変な思いを一緒にしている中において、家族の方がそういうところに行くことで、まずは、ほっとして、それに合わせてひきこもっている人ということも、いろいろ調べた中で理解しておりますので、どういう形ができるか、もう少しお時間をいただきたいというのが正直な気持ちでございます。

質問 11番 岡本美代子

ぜひ、取り組んでいただきたいと思います。こういうことを言うと、新しいことにストップをかけるようで嫌ですけれど、不確かな移住定住に日本中取り組んでいるのですけれど、私は地元に住んで、例えばSOSを上げている人がいるならば、そこを救って、ひきこもりも年齢を65歳まで上げたという報道については前回言ったような気がしますけれど、潜在的には若い方が多いので、そういう方がこれから美幌の力になってくれる可能性も多いと思いますし、何よりも同じ町に住んで、悩んでいる方がいるのではないかということは、平野町長のときに何とかしていただきたいと私は思っています。そして、これを誰がやっていくかということで、先ほどから地域包括支援センターとか、民生委員とか出ていますけれど、これはがっちり取り組むような方を、再任用の方でもいいし、そういう専門性でもいいし、優しい人ならもっといいという、そういう方を1人がいいのかはわからないですけれど、そういう担当を何かの仕事の合間ではなくて、がっちり取り組んでいただくような、美幌だけではなくて、隣町などと連携して何人ということでもいいと思いますので、そういうことも含めて、ぜひ平野町長のときに取り組んでいただきたいと思います。次に、スマート介護に入ってまいります。スマート介護は一定の答弁をいただきましたけれども、美幌町は介護施設をやっているわけではありません。ただ、平成19年に介護施設を移譲するという話が出たときに、確か介護保険の合計は9億円に満たなかった気がします。今は、20億円になろうとしているくらい介護を受ける方が多い、そして介護施設が町内にもたくさんできました。私も話を聞きましたら、施設を設置する側と、実際に介護職として働く人には、これはどこでも経営者と従業員の間には温度差があるのかもしれませんけれど、この3Kというか、きついとか、非常に体力的に大変だということをお聞きしています。そして、介護職でも60歳以上の方も勤めるようになった。そういう方では力の足りないところを若い人が補う形が多いらしいです。そうなると、体力的に若い方に負担が来て、若い方からやめるのはそこに負担がくるという話を一生懸命されている介護職の方がおりました。美幌町は介護施設をやっておりませんけれども、美幌の高齢者を預かるところですので、そういうところの疲弊を少しでも軽減する形がとれないかと考えています。先ほど答弁いただきました、介護ロボットに対して2分の1の補助があるのはもちろんわかっております。介護職の方のほうが調べているのです。今はコロナ禍ですから、中央まで出かけられませんが、展示会などが結構あるらしいです。ネットにも出ていますし、これはこういう欠点があるとか、これは改良されたとか、実際に動かしたりしているのです。これも誰が専門的に取り組んでいくかと言ったら、行政の中では誰なのかと私は思うのですけれども、例えば、農業のように2分の1補助があったら、そのプラスアルファを町で少し出して、町が推進して介護職を助けるということはできるのではないかと思っているのです。答弁では、北海道が実施する介護ロボットの普及推進事業の介護ロボット等研修会や需要が高い機器の貸付けと書いていただきました。実際にそういうことをやっているのでしょうか。そうであれば、どういう事業者に、どういうものを貸しているか、わかればお知らせください。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決

答弁 福祉主幹 影山俊幸

ただいまの展示ですとか、無償で貸付けしている介護ロボット、機器をどういったところで、どういったものをという御質問でございますけれども、美幌町内の介護保険事業所でも実際に利用しているという確認をさせていただいております。どういったものかというと、パワーアシスト系ということで、腰に負担がないようなものを試しに使ってみたということをお聞きしております。お聞きした中で、事業所名は伏せますけれども、職員の方が使ってみると、一連の介護の作業をするときに、介護を必要とされる方を抱っこしたりとか、担ぎ上げたりとか、下げたりだとか、そういった作業のときには効果的であるということですけれども、その次に服を着替えたりとか、それ以外の作業のときに邪魔になるということで、装着・脱着のデメリットが大きいということを伺ってございます。

質問 11番 岡本美代子

それはマッスルスーツだと思うのです。着ると力が出る、力は出るけれども一々脱ぎ着が大変だと意外と評判が悪いとネットに出ています。乗り降り、移乗という経験が私もあるのですけれど、1回かがんでしまった人を、後ろから抱き上げてベッドに上げるのはすごく力がいるのです。いろんなロボットが出て、1号・2号といった、1号はだめだけれど、2号はいいとか、そういうことがいろいろ言われています。これを国も推進していて、補助も2分の1ある。ただ、これを町で少し補助して、介護現場にもっと浸透させていただきたいというのが介護職の方の希望です。町が推進してくれて、買ってくださいといっても、高価なものですから事業所がすぐ買うわけでもない。ただ、町が推進することによって、もっと自分たちが楽になるのではないか、離職しなくて済むのではないかという話をお聞きしました。これは町長にお聞きしたいのですけれど、プラスアルファで町が助成する、ただ、それはいろんなものを調査研究してからでなければだめかもしれません。日進月歩どんどんいいものが出てきて、介護分野のロボットにもいろんなところが参入しているということなので、もちろん町側もそういう研究をしていただきたいし、今後、団塊の世代が75歳以上になる2025年問題とか、その後のことを考えると、もしかしたら介護施設に入れないから自宅で介護をするというときに、お父さんを後ろから起こせないとか、そういう進化したものだったら、家庭の介護でトイレなどもそうですけれど、使えるものがあるのではないかということで、その辺を今後ますます研究していただけるかどうか、お聞かせください。

答弁 町長 平野浩司

今いろんなお話をいただきました。町としましても、正直に言って、いろいろな施策が国から示されている部分で、こういう施策がありますということは御紹介できる状況であります。ですから、その実態を捉まえて、何が今必要かというところまではいっていない状況であります。答弁書に書いてありますけれど、そのことをきちんと受けとめて、今紹介できるのは、国のこういう制度があるのでどうぞという話のときに、実際に使われるのは介護に関わっている方で、でも、導入するのは施設側で、この関係をどうするかと御指摘されたように、片方では使いたい、片方ではなかなかという部分があったり、あと、直接の話ではないかもしれませんけれども、例えば、町で委託した施設において、今まではマンパワーでやっていたものを、こういう形で機械とは言わないけれども、ICTを使ったものを代わりに置くという、持ち上げたりするときに補助用具として、介護者が使うのは問題ではないでしょうけれど、例えば人と接する部分で、人が無理であれば、そういうところにロボットを使うという、そういうことをしっかり皆さんが認め合った中でやっていかなければ難しいというのは、この頃感じているところであります。ですから、将来的にきちんと浸透して、事業者が一歩、今以上に進めるためには町も応援すべきだということであれば、それはしっかり考えたいと思いますので、まずはその状況をしっかり把握して、施設とか介護されている方に情報として出したり、私どもでどこが対応していくかということを、これから研究させていただきたいと思っております。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

先ほど、岡本議員から民生委員から報告が何件あったかという件数ですけれども、直近では、今年7月に臨時的に調査をさせていただきましたが、75歳以上の独居高齢者の方々を対象に、調査対象が1,160人でございましたが、こちらの方々のうち、全く関わりがない、サービスを受けていない方々を対象としまして、民生委員に464名の確認をお願いしました。こちらの方々に訪問ですとか、お電話ですとか、そういった形で確認をさせていただきまして、459名の方が確認できたのですが、そこで不明だった5名につきましては、町と包括支援センターと一緒に訪問させていただく等の対応をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

先ほどの介護者が言っていることは、人の温かい手で、優しい介護をできればそれにこしたことはないけれど、日常で皆さんのお世話をするということは、とてもそういうことにはならない。力がない人よりも、よくできたロボットに優しく操作されたほうが本人も負担がないという話をされておりましたので、ぜひ、調査研究、そして、これは施設の設置者とか、先ほど町長がおっしゃったように、皆さんが同じ気持ちになって、どうしたら介護者も介護職の方もうまくいって、美幌町の介護事業が円滑に継続できるかを考えていただきたいということをお話しして、この問題は終わらせていただきます。次に、これも2回目で、1年ぐらい前にやったのですけれど、アメリカオニアザミは、紫の花で背が高く、一見人目を引きますが、固く鋭いとげを持つため、触ると大変危険です。繁殖力が強く、もともとあった植物の生育場所を占領する可能性があり、環境省の要注意外来種に指定されています。九州の一部を除く日本全土に広がっており、特に北海道は広がりが見られ、在来植物、畑作物、牧草と競合し、鋭いとげが家畜に害を与え、とげは数年たっても土に返らず危険であり、本町は農業が基幹産業であり、農業分野の未来に影響が大きくなるのではと私は懸念しています。残念なことに、私が知る限りでは大通北3丁目に非常に多いです。去年も大分取ったのですけれど、駆除の方法として、今も綿毛が飛んでいますので、焼却処分しなければだめだということです。前回も言いましたけれど、知床財団が一生懸命駆除をしている。美幌についても、外来種ということで、博物館の方が答弁いただいていますけれど、私は行く行くは行政の横断的対応で、農政にかかってくる問題ではないかと思っています。皆さんどういうものかわからないと思うので、今ちょうど綿毛の飛ぶ季節になってしまいましたけれども、ぜひ、目で確かめていただきたいと思います。前回の答弁も今回の答弁も、住民の方に協力していただくという大まかなことだったのですけれど、住民の方でも知識のある方はいます。そのためには注意点があるし、普通のごみ袋やボランティア袋ではとげが出て全然だめです。住民に駆除してくださいとお願いするのであれば、専用の袋を用意したり、それから駆除したものをどこか1か所に集めて焼却処分するとか、そういう方法を取らなければならないと思います。ですから、お願いするということで、今後お願いするためのノウハウをしっかり確立していくのか、その辺を町長にお願いしたいと思うのですけれど。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいまのアメリカオニアザミの関係でございますけれども、前回同じような答弁をさせていただきました。また、ただいま岡本議員から、大通北3丁目に多いというお話もいただいて、私どもも現場を確認させていただいております。岡本議員がおっしゃるように、確かにとげがございます。どのような方法で処分したらいいのか。例えば、とげを取ってから袋に入れたいとか、そういう細かい話は博物館で専門的な知識がございます。そういったところで、相談いただければ情報提供させていただきたいと思いますし、1回目の答弁でもお答えいたしましたが、グリーンレターで特集を組ませていただきました。なかなか1回では浸透すると思っておりませんので、広報とかいろんな場面を通じてPRしていきたいと思っておりますので、御理解いただければと思います。よろしくお願いします。

質問 11番 岡本美代子

北3丁目にあって、私も肩身の狭い思いをするのですけれど、去年は取ろうとして取れなかったのです。そして、今年も春先に誰かが取ろうとして挑戦した跡がありました。でも、途中で諦めていて、今の状態になっているということで、誰が駆除してくれたのだろうと思ったのですけれど、やはりその人も余りに痛くて途中で諦めてしまったようです。袋に入れても出てくるという感じで。美幌は農業の町と言われて、優良な土地をいただいています。ただ、外来種だからというよりも、これが綿毛でどんどん飛んで、根っこでも綿毛でも増えるとなれば、町の中は今の人口だからどうにかできるかもしれない。もっともっと人口が減ったら、そういうものに占領されてしまうのかもしれないとも思います。自分たちが引き継いだこの優良な農地を、次の世代にも引き継がなければならないと考えていますので、それは博物館だけの問題ではなく、農業全体として見ていただきたいと思っています。今、アフリカのほうでは、サバクトビバッタが猛威をふるって、バッタが飛んでいったところは何もなくなるという異変が起きていますけれど、私たちも住民に知らしめて協力していただくのはもちろんですけれど、どういう仕組みをつくって、協力していくかということをしっかり確立していただきたいと思います。そうしたら、自治会でも年に2回ぐらいの一斉清掃があるときに、これだったら根っこから駆除しなければだめだとか、十分わかっていただけるのではないかと思いますので、その辺をしっかり対策をとっていただきたいと思います。

答弁 教育長 矢萩浩

ただいま農業の関係のお話がございました。昨年質問をいただいて、その後、農業関係、例えばJAとか、農業改良普及センター、こちらにもお話をお聞きした中では、美幌町内では、農地であった場合、農家の土地の所有者が処分している。さらには、除草剤等で対応している。実際に除草剤が効かないとか、繁殖して困るという話は現在のところはない状況です。しかしながら、今後そういったことが全くないとは限りませんので、日々、博物館から広報媒体等を通じて情報提供をするとともに、担当レベルでも意見交換をしながら進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

出典:美幌町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる