みんなの議会

美幌町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月18日

(1)福祉行政について/(2)介護施設へのボランティア等について

2020年3月18日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「福祉行政について」「介護施設へのボランティア等について」について質問し、町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、民生部長 那須清二、福祉主幹 影山俊幸、副町長 髙﨑利明が答弁しました。

質問者
岡本美代子 議員
答弁者
町長 平野浩司、教育長 矢萩浩、民生部長 那須清二、福祉主幹 影山俊幸、副町長 髙﨑利明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 11番 岡本美代子

私は、さきに通告いたしました2点、3項目について質問いたします。まず、大きな1点目の福祉行政についてです。1点目、認知症への取組について、2点目、介護施設へのボランティア等についてです。まず1点目、認知症への取組についてです。戦後のベビーブームに生まれた団塊の世代が75歳になる2025年には、認知症の人は5人に1人となり、全国で730万人に達すると推計されています。町では、2025年には高齢者人口が6,935人で、高齢化率38.3%になると推計されており、約1,300人が発症することになります。今後、予防法や治療などが開発されると考えますが、早期発見と治療が重要と考えます。町では、早くから居場所づくりや講演会、サポーターの養成などに取り組んできた経過がありますが、介護を担ったり、認知症になって悩みを抱える人が認知症の知識や相談場所を知らないこともあり、発信し続けていかなければならないと考えます。1点目、町が推進する認知症予防のための施策をお聞かせください。2点目、高齢者の単身世帯における認知症の早期発見対策をお示しください。3点目、町内脳神経外科の閉院、国保病院脳神経外科が休診となっていますが、現在の受診先などの状況についてお聞かせください。4点目、認知症の介護者を支える取組についてお聞かせください。5点目、認知症になっても安心して暮らせる取組についてお示しください。二つ目の介護施設へのボランティア等についてです。平成30年度の要支援及び要介護の方は1,226名で、今後も、高齢化に伴い介護を受ける方は増加すると思われますが、全国的に介護職員は慢性的に不足していると言われています。介護施設においては、当て布作りや慰問など、ボランティア活動をする方が多いと考えますが、介護施設がどのようなボランティアを希望するのかを調査することで少しでも手助けをすることができるのではないかと考えます。また、ボランティアポイントの導入により、介護をお手伝いする仕組みづくりができるのではと考えます。町長の考えをお示しください。大きな2点目の教育行政についてです。1点目、小中学生の重いかばん対策についてです。近年の学習内容の増加や分かりやすさを重視した教科書の大判化などで、2018年の教科書の総ページ数は2006年と比べ、小学校は38%、中学校では31%増加していると言われています。健康に影響を与えかねない重さを考慮し、文部科学省は、2018年9月に、通学時の持ち物の重量を軽減するよう全国の教育委員会に通知され、9月議会で質問した経過があります。そのときの答弁では、校長会議において情報交換と対応について協議を行い、各学校や学年ごとに対応状況を確認するとともに、家庭学習を視野に入れた指導を重要と認識し、工夫例や北海道教育委員会の実態調査などを参考として、何を学校に置くこととするかについて、校長会や保護者と連携を図りながら、児童生徒の携行品の重さや量について検討していきたいとの答弁でしたが、その後の対応等についてお知らせください。以上の3点をお願いいたします。

答弁 町長 平野浩司

岡本議員の御質問に答弁いたします。なお、教育行政につきましては、後ほど教育長から答弁いたします。福祉行政について。1点目の町が推進する認知症予防のための施策についてですが、全ての高齢者を対象に、要支援・要介護状態になることを予防するための介護予防教室の開催や、老人クラブやサロンなどでの出前教室を実施しております。2点目の高齢者の単身世帯における認知症の早期発見対策についてですが、高齢者や家族が抱える不安、悩みを気軽に相談できるよう、相談窓口である地域包括支援センターの周知を行っております。地域包括支援センターでは、平成30年度に1,191件の相談を受けており、相談を受けた方々を含め、高齢者の心身状況、介護者の状況、関係機関の支援が必要かどうかなどの実態把握を374件実施しております。また、平成31年3月末現在、75歳以上の独居高齢者1,173名のうち、町や介護保険のサービスを利用していない高齢者423名の心身状況などについて、民生委員より情報を提供いただき、21名に対し訪問することで、介護保険サービスや見守り活動へとつなげております。3点目の町内脳神経外科の閉院、国保病院脳神経外科が休診となっており、現在の受診先等の状況についてですが、国保病院脳神経外科外来の休診に伴い、現在、町内には認知症を専門とする病院はないことから、北見市や網走市の精神科または脳神経外科病院を受診し、診断や治療を受けることとなります。町外の受診が難しい方もいらっしゃることから、かかりつけ医の下で認知症の治療を受けられる方もおります。4点目の認知症の介護者を支える取組についてでありますが、地域包括支援センターでは、男性ならではの介護の悩みや、様々な体験談などの情報交換を行う男性介護者の会を実施するとともに、令和2年度には、認知症の方やその家族などの通いの場である認知症カフェの開催を計画しております。また、認知症初期集中支援推進事業により、家族の依頼に対して、複数の専門職が医師の指導の下、認知症が疑われる方または認知症の方及びその家族を訪問し、医療や介護サービスなどへつなげるとともに、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的に実施しております。5点目の認知症になっても安心して暮らせる取組についてですが、認知症サポーター養成講座、緊急通報装置の設置、位置情報検索機器の貸出し、配食サービス、乳酸飲料の配達、認知症高齢者宅訪問による話し相手、携帯電話を活用した認知症高齢者等SOSネットワーク「あんしんねっとびほろ」、民間事業者との見守りに関する協定など、関係団体と連携を図りながら、様々な見守り体制の取組を実施しております。次に、介護施設へのボランティア等についての御質問ですが、介護保険施設や認知症対応型グループホームでは、各団体や自治会を中心としたボランティアの方々が、当て布の提供、花壇の花植え、夏祭りのスタッフなどの支援を行っており、ボランティアのニーズについては、ボランティアセンターを設置している社会福祉協議会にて行うこととなっております。元気な高齢者が地域でボランティア活動に従事することによって、高齢者の社会参加や地域貢献を促すとともに、高齢者自身の介護予防につながるとして期待される一つの取組としてボランティアポイント制度があると認識しております。ボランティアポイント制度については、ボランティアセンターを担う社会福祉協議会と協議を行い、介護支援に係る制度設計のための時間をいただきたいと思いますので、御理解を賜りますようお願いいたします。以上答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 矢萩浩

岡本議員の御質問にお答えいたします。平成30年9月に文部科学省から、児童生徒の携行品に係る配慮についてとして事務連絡があり、身体の健やかな発達に影響が生じかねないことの懸念や、保護者等からの配慮を求める声が寄せられているため、携行品の重さや量について各校で検討した上で、必要に応じて適切な配慮を講じてほしい旨の内容でありました。御質問のその後の対応等についてでありますが、家庭学習を視野に入れた指導が重要であることを前提としながら、各校においては、保護者アンケートや学校評価における保護者からの問合せなどを考慮した結果、現在は町内全ての小中学校において、いわゆる置き勉対策が講じられているところであります。小学校では、芸能教科、音楽、図工、家庭科等の教科書、地図帳、資料集などを、中学校では、芸能教科の教科書、ワーク類、副教材といったように、家庭学習に大きな支障を来すものではないと考えられる書籍類を教室内に常時置いておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上お答え申し上げました。どうぞよろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

それでは、認知症への取組についてから質問していきます。予防策はいろいろやっていることもある程度は知っているのですけれども、介護予防教室は、要望に応じてなのか、それとも毎月とか年に何回とか継続的にやっているのか、その回数がもし分かればお願いします。また、出前講座をやっていることは知っていますけれども、出前講座には何度くらい行っているのか、お知らせください。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますが、まず、介護予防教室については、要望に応じて行っております。昨年度の実績でございますが、老人クラブ等の団体につきましては27回、老人クラブ以外の団体につきましては26回行っております。また、介護予防の出前教室につきましても、昨年度は1か所で3回行っております。よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

結構行っているのだなと思いました。私たちも高齢者の集まりをつくっていて、町の出前講座をお願いするのですけれども、あまり長いと本当に不評なのです。こちらのわがままなのですが、いいところ45分、面白かったら1時間ぐらいで、こういうものを受けてみませんかと言っても、みんなは、どちらかというと嫌だなどと言います。面白く、分かりやすく、時々というコツみたいなものがあると思うのです。ぜいたくを言わせていただければ、そういうふうに工夫していただきたいと思っています。ただ、私が言いたいのは、ある程度の継続性があって、常にやっているということです。これだけの自治会がありますし、老人クラブの団体もいろいろあって、やってほしいというところや、あまりやってほしくないというところ、少人数で集まっているところもありますが、やはり、短時間で数多く受けられるほうが受ける側も負担がないと思いますし、短く楽しくとか、これから工夫して皆さんに予防教室や講話を広げていただきたいと思います。今後、その辺のところはどうでしょうか。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますが、確かに、飽きさせないというか、ある程度短い時間で内容の濃いものが大切かと考えておりますので、今後は、保健師等とも、飽きないような内容を検討してまいりたいと思います。また、継続的に実施することが大切だというのは、そのとおりだと思います。ちなみにですが、平成29年度におきましても年間で62回ほど行っておりますので、こちらも待っているだけではなくて、積極的に教室の開催について呼びかけて、実施していけるように考えていきたいと思っております。

質問 11番 岡本美代子

認知症の予防とかサポートに対しては、オレンジのリングとか、結構早くから取り組んでいます。テレビ、新聞などではいろいろと取り上げられていましたが、今は中休みと言うとおかしいですけれども、一般化してきたといいますか、これは継続的なものにしていかなければならないとつくづく思ったのです。ですから、予防だけではなく、認知症になってしまった人に対する接し方とか、介護施設の人の話を聞きますと勉強になることがありますので、そういうことも組み入れていってはどうかと考えております。次に、2点目の単身世帯での認知症の早期発見についてです。私も、いろいろな方を知っていますけれども、独り暮らしの人が認知症になったときには、かなり進んでから発見されるのではないかと思います。周りでそうなった方を見ていましても思うのですが、独り暮らしであるということと、体は非常に元気であるということで、どうしても発見が遅くなります。認知症の症状として、例えば、いつでも電話をかけてしまったり、昔のことを掘り起こして怒って電話をかけたりして、皆さんが近づかなくなってしまうのです。私はそういう方を何人も知っていますけれども、最終的に発見されたときは、どこかの精神科病院に入るというふうになってしまう。認知症というのは、大きく分けて4種類ぐらいあり、ほかの疾病と同じように、進み方や症状は一人一人違います。認知症だと言われても、家族もいて、その地域で近くの方と仲よくしながら、長い間暮らしていける人もいます。その違いは何かというと、やはり独り暮らしをしている人は発見が遅くなるということだと思います。体はある程度元気だったり、地域と全く交流がないわけではないので、できることもいっぱいあるのです。そのように、発症したとしても、その地域の中で仲よく暮らしていけるので、早い段階で発見するというのは、非常にその方のためにもなるのでないかと思っています。どういうふうに発見するかということですが、民生委員の情報とか、単身世帯には定期的に訪問しているということで、ここに数字をお示しいただきましたけれども、今のところ、ほとんど網羅されているということでしょうか、そこをもう一度お聞かせください。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますが、今、岡本議員がおっしゃるとおり、早期発見が非常に重要だと考えております。やはり、独居の高齢者をいかに発見できるかということが重要かと思いますが、介護保険のサービスを使っている方については、ケアマネジャーがついておりますので、そういった方は大丈夫かと思うのですが、一番は、介護サービスを使っていなくて独居であるという方をいかに発見するかだと思います。1回目の答弁で申し上げましたとおり、現在は地域包括支援センターにおきまして、こういった方を定期的に訪問している状況でございまして、おおむね二、三か月に1回はそういった家庭を訪問して状況を確認しております。あわせて、民生委員とも連携しながら、ちょっとした行動の変化があったときには、役場なり地域包括支援センターなりにつないでいただくような体制を取っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

認知症ではないかということは、その人の尊厳に関わることです。地域にそういう方もいらっしゃいますけれども、やはり近所の方が一番分かるのです。会合に来なくなったり、物忘れが多くなったりということで、気がつくのですけれども、そこをどうやってつないでいくかだと思うのです。保健師が高齢者の訪問のように、うまい入り方ができないかと思いますので、その辺は工夫をいただきたいと思います。介護保険も使っていなくて、元気で活躍されている方にそういうことが多いのです。ですから、最終的には親戚の誰かが行って、病院に入れるということになってしまうのですが、そうならないためには、早い段階で発見するということだと思います。例えば、Aさんという方がいたら、Aさんと仲よくしたり、Aさんを支える人はこの人だなということで、その人をサポートしていただくようにお願いするというような地道なことも大切ではないかと思います。介護保険に行く前にもそういうことができるのではないかと思います。民生委員をうまく使ったり、地域のみんなで支えるような取組を、しかも継続性があるということがすごく大切だと思うのですけれども、その辺のところはいかがでしょうか。

答弁 民生部長 那須清二

今、議員がおっしゃられたとおり、隣近所の方が発見するということは一番多いと思いますが、そういったときにいかにつないでもらえるかという、そういう体制をつくっていくことが重要かと思っております。そういったときには、地区には必ず民生委員がおりますので、そういった連絡を民生委員にして、民生委員から地域包括支援センター、役場、保健師につなぐということで現在も取り組んでおります。よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

保健師は地域に本当にうまく入っていただけるので、介護保険に行く前にも、地域からこんな相談をしたいという電話があれば、保健師にやっていただきたいと私は思います。例えば、介護の車が来ていたら、何で来ているのかという声もあると思うのです。やはり、その方の尊厳もありますので、その辺はうまくやっていただきたいと思います。そうしながらも、地域の協力もいただき早期発見ということと、早期発見されれば、普通の暮らしができるということがもう証明されています。そして、ちょっと症状が進んだとしても、町内に子供がいたり、北見辺りにいれば、長く地域で暮らせるので、できれば住み慣れた地域、我が家で長く暮らすということには本当に心血を注いでいただきたいと感じています。次に、3点目の医療体制に入ってまいります。残念ながら、国保病院に脳神経外科の先生がいなくなってしまいましたので、答弁のとおり、北見、網走に行かなければ駄目だということですが、最初の診断のときに一度は行かなければならないということなのか、定期的に行かなければならないのか、美幌で診断はできないけれども、ほかの治療はできるのか、その辺はどうなのでしょうか。

答弁 民生部長 那須清二

ただいまの御質問でございますが、認知症につきましては、精神科もしくは脳神経外科が専門科になっておりまして、現在、美幌町にはないということから、北見、網走のそれぞれの病院を受診して治療を受けることになります。ただ、美幌町内でも、かかりつけ医の下で治療を受けている方も現在いらっしゃるということでございます。ですから、最初は専門の病院に行くかもしれませんけれども、その後、かかりつけ医に引き継ぎながら、地元で治療を受けることも可能ということでございます。よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

新年度予算の審議のときに、美幌町内で認知症のサポート医の資格を取ったという報告がありまして、本当によかったと思います。がんは2人に1人などと言いますけれども、本当に高齢者の5人に1人が認知症になれば、今後、大変な数になっていくと思いますので、予防と、そうなった後に有意義な生活をするということが必要だと思っています。また、介護者を支える取組として、男性だけの集いをやっていて、例えば認知症カフェの開催を計画しているということですが、もし今の段階で分かるものであれば、大まかにどういうものかお聞かせください。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

ただいまの御質問でございますけれども、介護者の方々が情報を共有する場ということで、特に男性の方々は、家族の方も含めまして集う場ということで、男性介護者の会を実施しております。平成31年度は3回実施して、22人の参加がありました。平成30年度は6回実施して、42人の参加ということで、調理実習や情報交換などによりまして、ストレスの発散などに取り組まれている状況です。認知症カフェにつきましては、地域包括支援センターで主体的に取り組まれるということで令和2年度に計画しておりまして、まだ具体的な内容までは至ってはいないですけれども、おおよそ年2回開催できればと内部で話しております。こちらにつきましては、先ほどの男性介護者の会と同じですけれども、認知症になりますと、気力の喪失や失敗への不安などから家に閉じこもりがちになるため、そういう方々の介護をされている家族も、御本人も含めて社会との接点をつなげられるように出ていただきまして、まずは、広さとかまちの中心地にあるということで、しゃきっとプラザが想定されておりますけれども、そこに専門職の方々も集まっていただいて、100円とか200円という安い料金で、飲み物もしくはちょっとしたお菓子をつまみまして、皆さんでおしゃべりしながら情報交換、もしくは認知症に関する講話を聞くような場にできればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

認知症カフェについて、大まかには分かりました。認知症カフェではないですけれども、大通北3丁目でやっている、ふらっとホームさららがあります。私もちょっと関係していまして、宅配事業の拠点としてオープンしたのですけれども、ふらっと誰でもいいから入ってきたらいいなという思いを込めてふらっとホームと名づけました。ここにおいていい事例がありまして、今、その方は美幌町にはいないのですが、さららはもう3年になりますけれども、オープンしてから2年は月曜日から金曜日まで毎日来ていただきました。そこにいる店員さんが、今日はコーヒーを1回飲んだよとか、アイスクリームをもう2回食べたから3回目は駄目だよとか、お弁当が来る時間だからもう帰って家にいたほうがいいよとか、ちょっとアドバイスするだけで、その方が本当に毎日楽しく来ていただいて、その辺に座っていたり、人と話したりしているのです。そこに来る方はその1人だけではないのですが、毎日開いていて、手続を取らなくても入れるという意味では、その方にとっては本当にいい場所だったのではないかと思います。オープンから2年間通っていただいて、最終的には息子さんが遠くの施設に入れるということで引っ越していかれました。近所の方もいらっしゃいましたけれども、カフェとしてやっているわけではないのですが、そういうものが地域にいっぱいあれば、認知症になっても、人と交流を持って暮らせるのではないかと思います。よくまちの中を歩いている人がいて、物悲しいと思ったこともありますが、言い換えれば歩けるのです。見守る人がいたら歩けるのではないかと考え直したといいますか、家に閉じこもっていなくてもいいのだ、誰かに見守られていれば歩くことができるのだ、やはりそういう地域にしていかなければいけないのではないかと思ったのです。例えば、年に2回、同じ悩みを持つ方が集まる場も必要ですが、常時、ちょっと寄れるところがあり、これからサポートしようという方には、そういう方が寄ったときの対応といいますか、誰がやるかということになるのですけれども、やれることもあるのではないかと考えます。その辺で、もし町長に何かお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。

答弁 副町長 髙﨑利明

ただいまの御質問でございますけれども、認知症は誰もがなり得るものでございまして、家族など身近な人が認知症になることを含めまして、多くの人にとって身近な問題になっております。完治は非常に難しいものでございますので、認知症の発症を遅らせて、認知症になっても、岡本議員がおっしゃられたように、希望を持って日常生活を過ごせる地域を目指して、認知症の人や家族の視点を重視しながら、住みなれた地域の中で守られて、自分らしく暮らしていける取組として、先ほどお話をしました認知症サポーターの養成や相談先の周知を図るとともに、認知症カフェを含めまして、地域の方々からいろいろな情報をいただきながら、早期発見、早期対応をすることによって、共生と予防の施策を推進していきたいと考えております。どうかご理解いただきたいと思います。

質問 11番 岡本美代子

私たちの自治会でも、高齢者のグループをつくって、食事会などを月1回していますけれども、コロナでできないということは寂しいだろうなと思います。月1回でもすごく楽しみにして、みんな元気を出してくれるのです。ほかの議員がおっしゃっていたように、これが町内にずっと広がっていただきたいと思いますし、それを超えて、常時、行けるところがあるということは非常に大切ではないかと思いますので、今後は、常設ということも考えていただきたいと思っています。次に、5点目のボランティアポイントについてです。答弁では、ボランティアポイントはボランティアセンターを担う社会福祉協議会と制度設計のための時間をいただきたいとのことでした。私も、早急にとは考えておりませんが、ほかの議員もボランティアポイントについてはかなり前から質問をしていました。例えば、町長の考えるボランティアポイントはどういうイメージなのでしょうか、もしよかったら教えてください。

答弁 副町長 髙﨑利明

ボランティアポイントでございますけれども、基本的な考え方といたしましては、ボランティアポイントを導入することによりまして、活動に参加するきっかけをつくるのと、福祉人材の裾野を広げるというところが大きな趣旨かと思います。また、介護ボランティアポイントにつきましては、介護保険を財源としておりますので、介護予防や健康寿命の延伸のために地域の仕組みを推進するというものでございます。具体的な検討事項としましては、先ほど話をしましたように制度設計がありまして、例えば、ポイントの付与対象者をどういうふうにするのか、介護保険を使えますので、地域によっては、65歳以上の介護保険1号被保険者を対象にしてやるとか、ポイントの付与単位は、時間単位がいいのか、一日単位がいいのか、また、ボランティアに対してどのようにポイントをつけるかなど、仕組みに対して実施する対象事業所も含めまして時間を要しますけれども、こういう部分を整理しまして、介護ボランティアの制度設計をした後に実施し、検証していきたいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。

質問 11番 岡本美代子

一時、地域通貨というものがありました。何かボランティアをしたときにこれをもらう。私は商売人ですので、地域通貨もボランティアポイントもそうですけれども、どこかの時点で現金と似たようなものに替わらなければ回らないと思っています。そういうふうに考えたときに、スマッピーカードは非常に優秀で、履歴などが分かるのです。ですから、ボランティアポイントも、スマッピーカードをうまく利用してはどうかと思います。現金と同じような形で回って、ボランティアポイントがいっぱいたまった人は何かに交換できると。ボランティアというのは、受ける人はいつも受ける、する人は常にするというものなので、どこかですっきりと決着させなければならないと私は思っていますし、そうでなければなかなかうまく回らないのではないかと思います。私は、せっかく町内にはスマッピーカードがあると思っているのです。こういうカード類に対して、今、自治体で一生懸命やっているところがあります。もちろん、美幌町も新年度予算でも地域振興のために多額の予算を投じていますけれども、行政がしていることなどに対してポイントを発行するところもあります。私はあまり詳しくは知らないのですが、隣の大空町は非常に熱心に取り組んでいるようなので、その辺も研究していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 副町長 髙﨑利明

スマッピーカードの活用という御提案をいただきました。大空町で実施を進めているというお話を聞いています。ただ、スマッピーカードを使用するということであれば、今お話のあった介護施設だけではなくて、一般の様々なボランティアに対しての付与をどうするかとか、還元の仕組みとか、スマッピーカードは町民全員に普及していないというところもあり、検討事項はさらに広がりますので、こちらはもう少し検討させていただきたいと思います。初めに回答したように、今は介護施設へのボランティアポイントを先に制度設計して進めていきたいという考えでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 11番 岡本美代子

これから制度設計を考えるということで、ポイントカードをどういうふうに考えているか分かりませんけれども、スマッピーカードは非常に優れたもので、ある程度の人が持っています。もしボランティアポイントカードを発行すると、もっと広まっていくと思います。今、新たにボランティアをする人があまり増えていません。自分が車を出すとなると、ちょっとマイナスになる面があるので、たくさんのお金をもらうという意味ではなくて、100円あげるのはおかしいけれども、100ポイントあげるのはおかしくないという不思議なところもありますので、既存のカードがあることを頭に入れて、よく検討していただきたいと思います。この問題については、これで終わります。次に、介護施設へのボランティアについてです。グループホームで仕事をしている方に話を聞くことがありました。グループホームというのは認知症の方が多いということがあります。本当に大変で、今、ちょっと見ていてくれたらということが往々にしてあるのです。例えば、食事をするときとか、食事の支度をするときとか、ちょっと見ていてほしいときがあるという話を聞きましたときに、それは子育てと同じだなと思いました。介護ですから、専門的なことはできないかもしれませんけれども、私がここで言う介護施設のボランティアというのは、当て布作りということではなくて、もっと介護施設で日常のお手伝いができないかと思っているのです。施設の職員が足りていないとなると、これは問題なのです。法律にのっとった人数で介護報酬をいただいているわけですから、足りていると答えると思うのです。ただ、現場で働く人たちは、ここをもう少し手伝ってほしい、こんなところなら手伝ってもらえるのではないかと思いながら働いています。ですから、特養などは無理かもしれませんけれども、グループホームでは、このボランティアにもう少し頼りたいと考えているところがあると思います。そこで、先ほど言いましたように、どういうところを手助けしてほしいかということです。それにどこまで応えられるかということはありますけれども、まず、施設に対してそういうアンケートなり調査なりをしてみたらいかがでしょうか。

答弁 福祉主幹 影山俊幸

ただいまの御質問でございますけれども、特にグループホームの施設の中での見守りということです。議員がおっしゃられるように、介護従事者は、法的には基準を上回っておりますけれども、実際に施設を運営する側としては、施設にもよりますが、2人から3人くらい足りない状況にあるということもお聞きいたします。その中で、ボランティアの方々の見守りということで、中には利用者の方が、有償ボランティアの絆びほろのさくらんぼの方々にお願いして、ちょっと見ていただくとか、話しかけてその方を見守っていただく、施設によっては、センサーがありまして、そのセンサーで施設に入っている方が動き回ると分かるとか、いろいろな取組がされています。来年度に第8期介護保険事業計画を策定する予定でして、令和3年度から3年間の計画になりますけれども、そういう中で、議員がおっしゃられるように、調査といいますか、協議会の中でも関係者の方々にお集まりいただきまして計画を進めていく形をとります。その中で御意見を伺ったり、話をさせていただきながら、議員がおっしゃったようなことが解消できる糸口をつかんでいければと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

質問 11番 岡本美代子

手が足りていないというのは問題で、上の人に聞くと、きっと足りているということになるのです。ただ、何かやっているときに、センサーが鳴ったら行けないとか、本当に大変な場面があります。美幌町内の介護職員の疲弊を少しでも軽くするために、もっと踏み込んだ、中に入っていくようなボランティアが必要ではないかと思っております。例えば、介護施設で職員が不足していると言いますが、私の知り合いで介護の資格を持っている方は5人以上いますけれども、誰も働いていません。その中に、フルで働くのはちょっと大変だけれども、週のうち1日1時間くらいだったら行ってもいいという人がいるのではないかと思います。介護保険が始まったときに、みんな資格を取ったけれども、今は実務についていない人が私の知り合いだけでも5人以上いますので、そういう方が入るということもできると思います。令和3年度から3年間の計画を立てるということですが、私は、全てのグループホームが一斉にできなくてもいいと思います。例えば、早く取り組むのであれば手を挙げてくれるグループホームでモデル事業としてやってみる。そこで取り組んで、試すと言うとおかしいですが、モデル事業のように早く取り組むのもいいのではないかと感じていますので、ぜひ検討していただきたいと思います。こういうところがボランティアポイントということになるのではないかと思います。車を出して行くとなると、高額ではないけれども、ちょっとのお礼という意味でボランティアポイントということになるのではないかと思います。次に、教育行政に入ってまいりたいと思います。例えば、学校によって違うかもしれませんけれども、いつから置き勉を実施したのでしょうか。

答弁 教育長 矢萩浩

置き勉の実施についてでございますが、平成30年度、前回議員から御質問いただいた少し後からでございます。よろしくお願いします。

質問 11番 岡本美代子

コロナウイルスが報じられるようになってから、本州から北海道からあちこちの学校の教室が映るようになったのです。そのときに、今までとは違い、かなり置いていっていることが分かりました。それは、今までの既存施設に置いたのか、ある程度囲われたところに置いているのか、その様子を教えてください。それは、各学校で違うかもしれません。

答弁 教育長 矢萩浩

各学校によって多少の違いがありますけれども、基本的に各個人のロッカーに置いております。ちなみに、美幌中学校につきましては、今回、新年度予算でお認めいただきましたけれども、教室の後ろに背面ロッカーの整備を令和2年度以降に予定しているところでございます。よろしくお願いします。

質問 11番 岡本美代子

早々に対応していただいたということで、非常によかったと思っています。小学校2年生の孫のかばんを、「見て、こんなに重いんだよ」と持たされた記憶があります。生徒個人が要らないものまで持っていくことも往々にしてあるのですけれども、教科書自体が重くなっているということで、早速、解決されたのだなと感じています。以上で質問を終わります。

出典:美幌町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月18日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる