美幌町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月25日
(1)特産品開発の推進について/(2)交通安全対策について
2019年9月25日、美幌町議会の一般質問で、岡本美代子議員が「特産品開発の推進について」「交通安全対策について」について質問し、町長 平野浩司が答弁しました。
- 質問者
- 岡本美代子 議員
- 答弁者
- 町長 平野浩司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 岡本美代子
私は、さきに通告してあります2点、2項目について質問いたします。まず1点目、特産品開発の推進についてです。1点目としまして、農産加工室の充実について。2点目といたしまして、交通安全対策について。1点目、高齢者の安全運転対策について。以上、2点、2項目を質問いたします。特産品開発の推進について。農産加工室の充実について。町では、平成29年度から美幌ブランド認証制度に取り組み、平成30年度からは、特産品開発に50万円の補助を出しています。令和元年度からは、特産品開発のための機器整備に50万円を、特産品のリニューアルなども補助対象とするなど、特産品開発には力を入れてきていると感じます。しかしながら、自社工場や加工室のない小さな企業や団体などは、新製品の開発や試作品づくりには、グリーンビレッジの農産加工室を借りる方法しかなく、加工室の機器整備の充実が重要ではないかと考えます。機器整備については、何度か一般質問している経過もあり、町長には近隣市町村の加工施設の視察調査をお願いし、近隣市町村の状況は十分理解していただいていると考えますが、今後も農業が基幹産業の町として、付加価値を高める特産品づくりの中心となる加工室の充実について、町長の考えをお聞かせください。2点目の交通安全対策、高齢者の安全運転対策について質問いたします。私は、平成29年12月定例会で、高齢者のための安全運転教室の取り組みについて一般質問をいたしましたが、町では平成28年度から運転免許証を自主返納する方に対し、2万円の交通費助成に取り組んでいます。現在のような高齢化社会、町内の生活環境を考えますと、高齢者でも身体機能や認知機能低下などがなければ、高齢者の方に安全に運転していただく取り組みが必要ではないかと考えます。9月21日に美幌町で初めてシニア交通安全運転教室が美幌地区交通安全協会と美幌自動車学校の共催で開催されるということですが、高齢者の安全運転へのさらなる取り組みなどについて、考えがありましたらお聞かせください。以上、2点よろしくお願いいたします。
答弁 町長 平野浩司
岡本議員の御質問に答弁いたします。農産加工室の充実についてでありますが、グリーンビレッジの農産加工室には、16種類の機器を設置、地元の団体などを中心に昨年度は496人の利用があり、パンづくり、お菓子づくりなどの講習会も9回開催して、91人に参加いただくなど、農産品の加工のほか、楽しみながら利用をいただいているところであります。また、グリーンビレッジで対応できない技術支援などにつきましては、北見市の道立オホーツク圏食品加工技術センターや関係機関の協力を仰ぎながら進めることができ、特に、オホーツク圏食品加工技術センターでは、加工機器だけではなく、試験測定検査機器も有しているため、例えば、濃度や糖度の測定、低温や減圧など製法の違いによる乾燥試験など、グリーンビレッジで実施できない食品開発を補完できる体制が整っており、それぞれの特徴を生かした役割分担によって、食品開発などができるものと考えております。御提案をいただきました農産加工室の機器整備の充実を考えた場合、設備機器を導入するには、高額な機器もあり、費用も相当かかるものと思われるため、要望や必要性、利用頻度などを十分に検討する必要があると考えております。なお、農産加工室の利用者には、その都度アンケートを実施しており、現在、具体的な機器の要望は寄せられておりませんが、引き続き、利用者からの要望や必要性を踏まえて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたします。次に、高齢者の安全運転対策については、現在、交通安全の意識啓蒙のため、シルバー交通安全大会や高齢者交通安全教室などを実施している中で、最近の高齢者の運転による事故を踏まえ、脚力や判断力の低下による反応時間が長くかかることや体の柔軟性の低下などの高齢者特有の注意事項などを含めて周知徹底を図っているところであります。また、9月21日に初めて実施しましたシニア交通安全運転教室におきましては、交通ルールや運転技術の再確認、サポートカーの試乗体験を行うことで、高齢者の運転による交通事故の未然防止に努めていますが、参加者が少ない現状にあります。今後においては、高齢者等運転免許自主返納支援事業の継続や高齢者交通安全教室などにより、高齢ドライバーの交通安全に対する意識啓蒙等を図るとともに、関係団体と協議の上、少しでも多くの高齢者に参加していただけるよう啓発活動を推進してまいりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上、答弁いたしましたので、よろしくお願いいたします。
質問 11番 岡本美代子
それでは、特産品開発、農産加工室の充実のほうから随時質問していきたいと思います。私は、この質問をここ20年ぐらい長い間しているのです。この20年で、その中で生まれたものもあるのですけれど、ただ前回、町長に言ったのですけれど、近隣町村の状況を見てきていただきたい。美幌の農産加工室と近隣の状況の違いを見てきていただきたいと言って、見てきていただいて、そして、確かに美幌は少ないと答えていただいた部長がこちらのほうに座っているので、そういうやりとりを聞いていただいているのかと思っているのですけれども、平野町長になって、経済部長も7年経験されたということで、大変期待をしながら質問をしていきたいと思います。答弁いただいた中で、オホーツクの食品加工技術センター、この役割というか、前回もそうなのですけれど、今回も食品加工技術センターのことを答弁いただきました。これは確かに、来年からどういうものにも食品の栄養成分を書かなければならない。そして、ナトリウムの含有量とか、塩分を表示しなければならないという新しい法律が決まりまして、手づくりのものというか、地域の特産品にはまた一段と難しい状況になってきています。その中で、私も食加研、食加研と昔呼んでいたから食加研と言ってしまうのですけれど、結構通って研究したり、いろいろ指導を仰いだ経験もあります。美幌も特産品を出している中では指導を仰いでいます。ただ指導を仰ぐということと、それから試験をしていただくということと、それから売らないものはどこででも研究できます。家の台所でもできるのですけれど、これを販売しようとなったときには、それなりの手順がいるわけです。今回も新しいものをということで、いろいろ取り組んでいるのですけれども、こういう機械がなければ、こういうものができないというものがあるのです。美幌はガラスに入ったものが多いと思うのです。ここ何年か。特産品は出ていますけれど、ガラスに入ったものが多い。これはどうしてかと言うと、そういうものでなければつくれない現状があるということを町長は十分わかっていただいているのかなと思いますので、一度答弁いただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
私も経済部時代に、先ほど岡本議員が20年という中でいけば、近隣全部見させていただきました。それから、北見の食加研にも何回も行って、どういう形でかかわっていただけるかということもいろいろお話しをさせていただきまして、今おっしゃったように、指導とか、それから成分分析をやっていて、ただ、当時製品をうちでつくってくれと言っても、それは別なところですよということの話でした。ですからある意味では、製品をつくり上げるまでのものはそこでかかわってくれて、数をつくりたいとなれば、それは別なところでという当然の話だと思います。そういった中で、ガラスに入ったものしかできないというのは、それは、それ以外の機械がないからというふうに思っています。今回の答弁の中で、うちの担当と話した中では、何があったら可能なのかということを、逆にそろそろはっきりしていくことがいいのかなという話は担当のほうもしておりました。いろいろなリストも担当が調べながら、今の担当部長以下、近隣全部回ってリストをつくっています。その中で、やはり数がある。だから、同じ数を全部用意というのは無理です。でも、最低これとこれはあったらというものを言っていただいたときに、それをどうするかと、逆にそういう形での取り進めのほうが話としては前へ進むのではないかということは、内部でしている状況ではあります。
質問 11番 岡本美代子
答弁の中にも、要望がない、アンケートをとっているけれども具体的な要望がないということですけれども、私もつながっていなかったのだなというふう思っているのです。私もここで回転がまとか、そういう話をしていたのですけれど、結局、先ほどの話に戻りますけれども、ガラスに入れたものだったら、ジャムなどは自分の家でもつくって売れると言いますけれど、ガラスに入れたものであれば、蒸し器がありますから熱殺菌してつくれます。ただ、今、いろんなものをつくってみているのですけれど、結局、特産品と言っても、既存の今営業している大きな工場でつくって、この味でつくってくださいというやり方もあるし、それから、小ロットではあるけれども、本当に地域の特産品としてつくっていく、そういう道が二つあると思うのです。私は、やはりなるべく添加物を使わない、そして、いつもこういう表現をするのですけれど、遠くに離れた子供や孫に送りたい。そういう地域の野菜をたくさん使ったもので、トマトはできてしまう時はむやみやたらできてしまうという、そして冬は何もできないという、こういう地域に住んでいる私たちですから、できれば添加物を使わない、誰にでも食べさせられる、子供たちに食べさせたいというような、お母さんの手づくりみたいなものから発信していきたいと考えているのです。ただ、添加物を使わなければできないものがある。やはり、熱殺菌する、今は瓶の熱殺菌の状況はそこにありますけれども、例えば、レトルトをつくるとすると、ちょっと高いでしょうけれど、中に入れて高熱で殺菌するような施設がなければならないとか、あと、それを瓶に入れないで持ち運び、それから重量の軽いレトルトにするためにはシーラーがいるとか、そういう具体的なものがあると思うのです。そういうものにかかわっている人は、こういうものがあったらと言っているのですけれど、それが伝わっていなかったのかなというのと、今までは余りやる気になっていただいていなかったような気がして、確かにアンケートはあります。でも、どうせという感じで余り書いてこなかったという事実もありますけれど、今回こうして町長も書かれて、そういうふうに特産品には力を入れるということであれば、本当に具体的なもので何点か欲しがるものはあります。ただ、町長がお答えになっていた、古くなっているのでという話、グリーンビレッジも農産加工室も古くなっているという答弁を初日にされた気がします。それで、そこにはもう入れられないとか、狭いとか、そういうことでしたらお答えいただきたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
今、どういうものが必要かというお話をさせていただいて、みどりの村のグリーンビレッジのほうにどういうふうに入るかという話だと思います。先ほどのお話の続きをさせていただきたいのは、まずは特産品については、今までも力を入れているという中において、ある程度製品をつくり上げるという部分においてはグリーンビレッジではなくても食加研などの協力をいただければできるのかなと。製品としてと言ったときに、問題はそういう製造をやっているところに加工依頼ができるか。それか、みずから加工するのか。多分、みずから加工するために必要だという部分だと思うのです。あとは、自己のために、例えば、トマトが余っているから日常的に加工して、家で使いたい、自分の身内に渡したいというのか、それとも特産品としてしっかり販売するのかという話なのです。私は、この辺ははっきりしておきたいのは、やはり町の特産品ということは町のお金を費やすわけですから、その中で、町民の方がこういう形で機器を入れるのであればいいですよという合意をもらえることでないとなかなか難しいと思っているのです。合意を得るためには、やはり町として特産品としてしっかりつくり上げて、製品化すると。このごろ私が言っているのは、つくり上げて売っていないではないかということも言っています。豚しょうゆ、非常にいいものをつくりました。でも、このごろ、つくっただけで本当に売っているのかという話とか、療育園と元気プロジェクトが一緒になって、トマトの加工をやっていて、いいものだと思っています。では、それを売っているか。だから、その辺のことをしっかりやらないと、やはり皆さん納得できないと私は思っています。ですから、この辺は今言ったような分類をきちんとした中で、この機器が必要だと、例えば、今まで熱殺菌ということであれば、瓶は熱を加える。今はなかなか熱を加えられないものがあったり、そういう滅菌というか、殺菌の方法は大分変わってきています。そういうものが必要だというのであれば、先ほど言ったような整理をすることによって、皆さんが納得していただければ入れることは可能だと思っています。それから、みどりの村の加工室については、スペース的にどうかというと、入れかえは可能ですけれども、物によってはスペースが狭いので入れられないものもあるかもしれません。当時は、肉の加工とパンなどを加工する関係で部屋が二つあるので、その辺のバランスも見ないと、私は今自信がありませんけれど、全てを入れられるという認識を持っていません。ですから、通常の入れかえの中で、古くなったからどうしても皆さんの加工の中で必要だということであれば、入れることは可能かなという認識は持っております。
質問 11番 岡本美代子
町長がおっしゃっていた、加工といっても売っているのかという話ですけれど、売っています。豚しょうゆとか、新しくできたトマトのミートソース、ケチャップとか、売っているのです。それだけでなく、どんどん出したい、もっと出したい、やはり町民は美幌は特産品が少ないと言ったりしていますし、大空町の道の駅に行けば、大空町の特産のものがたくさんあります。そういう状況になっていないので、目立たない。本当に小さなスペースということではないかと思っています。おかずみそなんかは、常に売って、次々と足してつくっています。昔は1年に一、二回ぐらいつくればよかったのが、今は6回ぐらいつくっていると思うのです。先ほどのグリーンビレッジの使用者の496人の中には、そういう製造で入る方がかなりの数を占めていると思うのです。もちろん、町の施設ですから、売る人以外使ってはだめということにはならないと思うのです。これも新しい法律では、売らない人もつくれる。別な日に売る人がつくれるということになっていますので、それは、みんぐるの形態を見ていただければ、昔は売る人しか入れないということだったのですけれど、日にちを変えたりすれば、売らない人も使えるというふうに法律がやわらかくなった部分もあります。私はやはり販売するものをつくりたいという目的がありますけれど、ただ、町の施設を販売するだけに使っては困るということでは、今、効率的ではないのだというふうに思っています。それと、スペース的にも入れられないものがあるということなのですけれども、ほかの施設などいろんなところに行ってきましたけれども、本当にいろんな補助をもらって、これ使えるのというぐらい所狭しと機器を置いている状況なども議員として見てきています。グリーンビレッジは、私にしたらまだ広過ぎるぐらいのイメージなのです。その辺のところも検討していただきたいと思うし、どちらが先かというと、食加研に行って酢の研究をしたり、いろいろつくってみました。ただ、残る物が少ないのです。やはり、そのものによって使う機器がかわるので、販売してもなかなか残っていくものが少ない。だから、いろんなものを試作で出さなければならないし、そして、本当にこれは売れるといったものをつくったときに、それを製造するところがないというのが現実なのです。そして今、トマトの加工品などをつくっている方も、私は製造工程がわかりますので、苦労しているなというふうに思っているのです。持って、あっちだこっちだという感じで、大変だろうなと感じています。なかなか実態の声が届いていないようですので、また原点になりますけれど、製造しようとする方の意見を吸い上げて、そして、まずはこういうものが必要だということを町が音頭をとってやっていただきたいと思うのですけれど、この辺はいかがでしょうか。―――――――――――――――――――◎会議時間延長の議決
答弁 町長 平野浩司
こういう時代の中において、施設をつくったりというのは難しいという考えであります。先ほど、売っているかという部分の中で、皆さんが売っていると言っているのですけれど、私が希望するのは、ある量をコンスタントに出していかないと、それは何を意味するかというと、収益を上げていかないと、そういう公共的なものを使ってどんどんつくるのはいいです。でも、投資する方というか、逆に言ったら、それはビジネスというふうに考えた中で、やはりどうだという考え方をとってもらわないと。ですから、特産品として、商品として、例えば、東京とか、それから札幌で市場開拓をしたくて、テイスティングを含めてやりたいという中で、旅費が何とかならないかとか、そういう話であればわかるのだけれども、まずは、つくるための環境設定にこれがなければ、あれがなければというのは理解はできるのですけれど、なかなかそういう環境設定ではないというか、今の時代ではないです。ですから、やはりつくったものをどんどん売る。比較にはならないのですけれども、例えば、津別町のおやきの話をよくします。でも、あれが集中して積極的に走り回ることによって、ある程度収益も得ています。その中でいけば、施設は新たなものをつくりました。ですから、例えば今回、教育長時代に給食なんかでアスパラうどんとか、それから、スパゲッティにトマトを使ったり、でも、それぐらいのものを逆にどんどん市場性を持って、逆にきょう給食で食べたから、こういうトマトケチャップを買ってきてと。おいしいのですよね。あれはすごく。豚しょうゆも隠し味で入っているから。そういうものを自信があるのであれば売って、収益も上がると。でも、こういうところは足りないから、こういう機械とか環境をということをやっていかないと、そこだけがひっかかるのです。ですから先ほど、こういうものが必要だという中で、これは皆さんが一つの形をつくるためにはどうしても必要というのは、きちんと購入の理由をつけて皆さんに提案して、認めてもらって購入は可能だと思うのですけれど、その次がしっかりとした道筋とか、やる気というか、皆さんやる気はあるのでしょうけれど、そこをしっかりやってほしいと思うのです。おかずみそも大きい瓶から小瓶をつくったりして、非常に努力しているのを見ています。そうなったときに、それをどういう形で、小さいものを独身者向けに売っていくとか、こういうところへ持っていったらいいのではないかということをどんどんやっていったらいいのではないかという話をしました。ただ、ちょっと下を向いておりましたので、そういうことをやらない限りものは変わっていかないと思っているので、本当に町民の皆さんが、これだったらぜひそういう機械を入れるべきということになるようなストーリーを皆さんと考えてほしいと思うのです。お願いしたいと思います。
質問 11番 岡本美代子
投資するからには利益が見えないとということだと思うのですけれども、例えば、隣町のおやきも、あれは町が先に投資したのです。そういう人材がいたから形になったのだけれど、最初から売れるわけではなかったという、どちらが先かということなのです。おかずみそのように、本当にちまちまとつくったり、それでも何回もつくるほどになりました。札幌、東京ということなのですけれど、私はまず地元の人の手土産とかに使っていただいて徐々に広めたいというふうに思います。みそも、東日本大震災のときに当時の副町長がみそを持って行って、自衛隊の支援の方々に差し上げた。そして、大変喜ばれたということなので、私は、大きな広いところにぱーっと出るものは、大きな工場でもいいかなと思います。ただ、地元の特別なもの、今の日本は全国同じものがずっと流通していますから、やはり地域でなければできないものをつくっていきたいと思っていますので、時間もなくなりますので、大体この辺でやめますけれども、収益を上げていくためにつくるには、やはり機械が必要だ、どっちが先かということになりますけれど、つくっているところを実際に見ていただいたらわかるかと思いますし、先ほどの繰り返しになりますけれど、やっている人達に、例えばどんなものが必要なのかということを聞いていただきたいと思っております。これで特産品に関する質問はやめたいと思うのですけれど、グリーンビレッジは、パンをつくってそれでいいということではないと思います。私は経済として考えておりますので、少しでも付加価値をつけて売りたいというのが、私はそう売るべきだと思っています。農業生産がいっぱいある町で、そういうところに着手して、これぐらいの町だったらもっともっとできるのではないかと思っておりますので、今後も引き続き、自分も取り組んでいきたいと思いますし、町には実態をよく見ていただきたいということで、この質問は終わらせていただきます。次に、高齢者の安全運転について入ってまいります。この問題も、平成29年12月に一般質問をいたしました。やはり平野町長になられて、町長の考えをお聞きしたいと思って再度質問をしております。高齢者が運転する車が大きな事故を起こして、今、高齢者が運転することが悪いように言われていることに対して違和感を持つ人も出てきているのではないかと思っています。今はあちらこちらでシニア運転教室が初めて開催されたという報道がありますけれども、9月21日に私もその様子を見せていただきました。参加者が少なかったということなのですけれど、自分の自治会に来たときも連絡が遅かったかなと思ったりしています。でも、集まった人達は2時間余りの講習でしたけれども、大変熱心に取り組んでいました。これは交通安全協会と自動車学校、ほかの自動車会社の協力で開催されたということで、美幌町は後援ということですけれども、こういう形は別として、今後も続けていくお考えがあるかどうか、お聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
町としては、こういう取り組みを積極的に今後も続けていただきたいという思いではあります。
質問 11番 岡本美代子
何度も言いますけれど、75歳以上は認知機能検査とかが入ってだんだん厳しくなってきますけれど、高齢者でも個人差があると思っています。美幌は返納したときに2万円を交通費の助成として差し上げるという補助をやっていますけれど、都会で起きた事故と、美幌の地域とでは地域差が大きいと感じています。人口密度の高いところで、2車線で右折というようなところと、何より私たちは、広い地域に人口密度が低く住んでいるわけですから、公共交通も万全でないとなれば、高齢者でも運転機能が低下していなければ、いかに安全に長い間運転していただくかということが非常に大切だとなってくると思うのです。このことについて、町長の考えをお聞かせください。
答弁 町長 平野浩司
高齢者が交通事故を起こす可能性が多いと言われている部分に対して、私が普段思っていることというのは、大きく二つあるのです。二つあるというよりも、これは高齢者でなくてもそうなのですけれど、要は本人の運転技量の見きわめをどこでするかということなのです。ですから、仮に高齢の方に限って考えてみたときに、例えば、身体機能とか認知能力の低下を自分でしっかり意識した場合に対しては、運転免許の自主返納をされているのです。ただ、その中で問題なのは、結局、返すのはいいけれども、例えば、奥様をいつも車で送っていた、次からどうするのだという話になった場合に、これは私どもの課題ですけれども、交通費助成だけではなくて足の確保、言うならば地域交通、公共交通ネットワークをしっかりつくらなければだめだという、これが一つです。問題なのはもう一つなのです。身体機能とか認知機能の低下が少ない人、我々はまだまだ元気だと言ったときに、その人たちの認識の度合い。交通事故の中では同じなのですけれども、いつでも自分は事故の当事者となり得るという気持ちを持っているか、持っていないかです。だからこそ、そういうことをどういうふうに認知させる、きちんとわかってもらうか。例えば、私は前回の岡本議員の議事録を全部読ませてもらったときに、やはり、元気な高齢の方にどうやって事故を起こさないで運転してもらえるかということをしきりにその方策を多分聞いていたと思うのです。それを考えると、さっき言ったように、自分が高齢でそういうものが劣ると、これはもう仕方がないのです。それを認知して、自分が事故の当事者になるということを認知した中で、どういうことに対して耳を傾けるか。言うなら、今回のこういうシニア交通安全教室に行って、見てきた人はそうなのか、それからサポートカーはこんなもので、こんなにスイッチがたくさんあるのかとか、そういうことを学んだ中で、これも一つのチェックになるし、例えば、ふだん運転をしてて、自分の運転が大丈夫なのかと誰かに乗ってチェックしてもらいたい、そうなれば自動車学校なんかの指導教官に乗ってもらって、お金がかかったとしてもそういうものを政策的に臨むのかとか、そういうことを次に考えていけるので、この辺をしっかり自分は高齢でも絶対事故は起こさないということ、これを皆さんとこんなことをやったらいいというのはわかるのですけれど、そこに連れてくる方法を皆さんとしっかり協力し合ってやらないと難しいというふうに思っています。
質問 11番 岡本美代子
私も免許を返納した方に話を聞いたのですけれど、その方は非常に元気で、私から見たらまだまだ運転ができるのではないかなと思うのですけれど、息子さんに進められたから手放したけれども生活に張り合いがないし、その方は元気に自転車に乗っていたのですけれど、自転車があるからいいじゃないと言ったら、冬はどうする、雨の日だってそうだと言っていました。その方はいろんな人を乗せて、いろんなところに連れていってあげていたような人ですから、生きる張り合いもないという話で、元気がなくなったような気がしたのです。このごろ、高齢者の免許について、ここ1年ぐらいいろんな記事が出ています。実際に、町長がおっしゃいましたけれど、高齢ドライバーは自分の運転に自信を持っているという研究結果が出ているのです。交通心理学というものを実践女子大学の教授が書いているのですけれども、高齢者は補償運転と言われるようなことをしなければいけない。具体的には、夜間、それから、雨の日の運転は控える。それは運転制限というらしいのです。それから後続車が迫ってきたら脇によけて、先に行かせる避難運転とか、ラジオなどを聞かずに運転に集中する注意集中ということで、こういうことが必要なのですけれど、実際にこういうことへの取り組みは大変遅れている。高齢者の多くが自分はベテランだから、運転がうまいというふうに思っている。運転者の第三者が見た運転技術、客観的に見た評価と自己評価の差が非常に大きいらしいです。65歳ぐらいから。その辺のところも座学というか、そういうこともこれから取り組んでいかなければならないと子供たちが言っても素直に聞かなかったりするので、頭でわかるというか、そういうことも取り組んでいかなければならないと思っています。これはその教授に言わせると、こういう行政的な支援としては、免許更新時に自分の技術を第三者の目、ドライブレコーダーなどで映して、こうだったということを見せなければならないということを話していました。実際に、美幌に住んでいただいて、先ほど、公共交通のためのネットワークをつくるという話もしていましたけれど、いろいろな人が多種多様なことで出かけますので、なかなか難しいだろうと思います。ですから、私は、安全に運転していただくために、町が何をするべきかということに一生懸命取り組んでいくべきではないかと思いますし、安全運転大会とか今いろいろやっています。あれぐらい力を入れるのであれば、もっと何かできないかというところが私の正直な気持ちなのです。運転することは認知症の発症抑制にも大変いいらしいです。そういういろんな研究結果が出ておりますので、これからぜひ、町として深くかかわって取り組んでいただきたいと思いますが、最後に町長の御意見を聞いて終わりたいと思います。
答弁 町長 平野浩司
町に期待されることはわかるのですけれど、やはり先ほど言いましたけれども、こういうことをやりますという機会は幾らでもつくれる。ただ、そこにいかに参加するように人を連れてくるかというのは、PRが悪いという、それだけの話、そういう問題ではないような気がするのです。その辺をきちんと行政だけではなくて、皆さんとやらなければ私は難しいと思います。一人一人にあなたの運転は危ないから来てくださいと行政が引っ張り出すことは。ですから、今までお願いしているのは、やはり町の人たちが一生懸命交通安全にかかわる人たちが協力して引っ張って来て、それでも来ない部分をどうするかということに対して、声かけしかないというか、本当に何度も繰り返しますけれども、自分は事故を起こさないという過信、それは私も、それから先輩方も、高齢になれば能力が落ちてくることは確かで、そのことを踏まえてきちんとやらなければいけない。努力はするのですけれども、行政が全てできるということではないことも理解いただきたいと思います。美幌の中で、それからこの管内で事故が少しでも少なくなるように努力をしていきたいと思いますので、協力をしていただきたいと思っています。