みんなの議会

美幌町議会 平成29年第6回定例会 2017年12月5日

(1)公共施設管理について/(2)峠の湯びほろの将来構想について

2017年12月5日、美幌町議会の一般質問で、戸澤義典議員が「公共施設管理について」「峠の湯びほろの将来構想について」について質問し、町長 土谷耕治、契約財産主幹 大場正規、総務部長 広島学、経済部長 矢萩浩が答弁しました。

質問者
戸澤義典 議員
答弁者
町長 土谷耕治、契約財産主幹 大場正規、総務部長 広島学、経済部長 矢萩浩

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 戸澤義典

おはようございます。それでは、事前に通告しておりますが、大きく2点、公共施設管理についてと、峠の湯びほろの将来構想について御質問させていただきます。まず1点目、公共施設管理について。旧美幌中学校、ユースホステル等未活用施設の利活用の考え方についてであります。美幌町公共施設等総合管理計画において、公共施設の老朽化が進み、近い将来に多くの施設が一斉に更新時期を迎え、多額の維持更新費用が必要となる。このため、長期的な視点で計画的かつ効率的な配置を目指し、当該計画を作成したとしております。また、計画では、施設総量の最適化の方策として、用途廃止や複合化、統合などで使用していない空き施設に関して、使用可能な建物と使用できない建物に区分をし、使用できない建物は解体するとあります。町内各地に用途廃止された建物は数多く存在しております。取りわけ、規模の大きな建物として、平成25年3月末で廃止した旧ユースホステルのほか、旧給食センター、旧美英福祉寮、旧美幌中学校があり、一部は倉庫として利活用されておりますが、これら建物の利活用の考え方についてお聞かせください。2点目、峠の湯びほろの将来構想についてであります。泉源温度及び揚湯量の低下に伴う光熱費等の増加、また、建物の老朽化に伴う高額な修繕費が見込まれる中、今後の施設のあり方についてであります。平成元年にふるさと創生の事業提案を町民から募集し、平成3年から地下資源の調査を初め、温泉利活用検討委員会を立ち上げ、それから4年余りの検討・準備期間を経て、町民待望の美幌町交流促進センター、いわゆる峠の湯びほろが平成8年12月にオープンいたしました。その間、紆余曲折しながらも、本日まで営業を続けております。当初は47.7度、1分間に225リッターの泉源も、今では40度を切り、揚湯量も1分間に100リッターくらいと下がっております。昨今の燃料費高騰から光熱費等の経費もかさみ、なかなか安定した収支バランスを得ることができていない状況が続いております。また、施設自体も老朽化が進み、改修には2億2,000万円から4億5,000万円の経費が必要ではないかという試算も出ております。今後の本施設のあり方について、町長の考えをお聞かせください。以上2点です。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

戸澤議員の御質問にお答えを申し上げたいと思います。初めに、公共施設関連について。旧美幌中学校、ユースホステル等未活用施設の利活用の考え方についてでありますが、美幌町公共施設等総合管理計画につきましては、厳しい財政状況が続く中で、今後、人口減少により公共施設の利用需要の変化が予想されるため、将来における公共施設のあり方について、策定をいたしたところであります。本町の公共施設の中で用途廃止をし、普通財産として管理している施設が現在44棟あり、この中で全く利用されていない施設については17棟になります。これらの施設は、築年数も相当経過しており、築後40年以上たつ施設が14棟あることから、危険性の高い施設から順次解体を進めてまいりたいと考えております。また、御質問にありました規模の大きい建物の利活用についての考え方でありますが、旧ユースホステルについては、これまでも利活用の可能性を検討してきましたが方法はなく、昭和40年建築であり、年数も相当経過していることから、解体を進めてまいりたいと考えております。旧給食センターにつきましては、一部集会室として利用されていることから、危険性の高い箇所についての解体を進めてまいります。旧美英福祉寮につきましては、現在、具体的な利活用方法については持ち合わせておりませんが、他の利活用が可能か検討を図ってまいりたいと考えております。旧美幌中学校につきましては、一部倉庫として現在活用しております。用途廃止をしました公共施設については、利活用できる建物は利活用をしたいと考えておりますが、老朽化の著しい建物については、計画的に解体を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をお願いいたしたいと思います。次に、峠の湯びほろの将来構想について。今後の施設のあり方についてでありますが、峠の湯びほろは平成8年12月にオープンし、町の観光拠点であるとともに、町民の健康づくりや町内外の人が集う交流の場としての役割を担っている施設であります。利用者はピーク時に比べて半減しておりますが、近年では、毎年10万人を数え、町内の公共施設としては最も利用されている施設として町民にも親しまれております。御質問の泉源についてでありますが、平成25年にも泉源に温泉とは異なる低温の温泉水が混入し、湯温の低下があり、改修工事を行っております。工事後は、湯温も回復し、45度で推移しておりましたが、平成27年5月ごろより、再度湯温の低下が始まり、現在の湯温は35.7度となっており、混入対策を行う必要がある時期に来ていると考えております。また、施設の老朽化についても、今年度、改修等調査検討業務を実施したところでありますが、今後、現施設を維持するために必要な経費として、最低でも2億2,000万円ほどの改修が必要であると推計がされております。今後の本施設のあり方についてでありますが、今後、現施設を維持するとした場合、ある程度の改修は必要でありますが、今後4年間は、町全体で大型の建設事業を控えているため、財政負担を考えると、直近での大規模な改修は難しいと考えております。つきましては、現在でも10万人を超える利用者がいる施設であるという現状を踏まえ、さらなる集客対策、収支改善策を講じながら、改修を含めた施設のあり方についても検討をしていきたいと考えております。以上、答弁をさせていただきました。よろしくお願いをいたしたいと思います。

再質問 6番 戸澤義典

それでは、1問目の公共施設管理のほうから再質問させていただきます。まず、全く利用されていない施設が17棟あり、その中で築後40年以上の施設が14棟で、危険性の高い段階から順次解体を進めるという御答弁をいただきましたけれども、今現在、危険だと認識されている施設はありますか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

今お尋ねの危険性のあるという考えの施設につきましては、農村地区にございます旧小学校で使っておりました教員住宅が、かなり老朽化が著しいと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

旧農村住宅というと、11棟でしょうか。これは、例えばこの11棟を解体するとなると予算は幾らぐらいで、いつ解体するのか、予定があれば教えていただきたいと思います。

答弁 契約財産主幹 大場正規

まず、費用でございますが、木造住宅になりますので、概算の試算としては1棟300万円から400万円ぐらいかかるのではないかと試算しております。また、解体の時期については、現在のところいつという計画は持ち合わせておりませんので、御理解をお願いいたします。

再質問 6番 戸澤義典

1棟300万円で、現在いつ取り壊すかは決まっていないということで、私は多分11棟あると先ほど見積もったのですけれども、11棟で最低でも3,000万円くらい必要なのかと感じました。そのほかに、この11棟以外の建物で、先ほど14棟あったのですけれども、残りの3棟はいつごろ危険施設になると見積もっていますか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

他の施設がいつごろという御質問でございますが、現在のところ、例えば未活用施設で役場庁舎の書庫や倉庫として利用している施設もございます。その中で、いつ危険で、いつ解体ということは、現在のところ持ち合わせているものはございませんが、今後、今進めております役場庁舎建設に合わせて、役場の施設としても利用している部分がありますので、その辺を注視しつつ、計画の策定などを検討してまいりたいと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

具体的に決まっていないということで、先ほど11棟で3,300万円ぐらいでしたから、多分この危険性が高い14棟を解体するだけでも多分4,000万円ぐらいかかるのではないかということで、私個人的には見積もりました。それで、今現在、建物災害共済に年間大きな金額ではないですけれども、幾らなりかは入っていると思うのです。それらを無駄にしないためにも、やはり計画的に壊していくべきではないかと思っております。次に、旧ユースホステルについてです。これは解体を進めていきたいということでしたけれども、この解体に向けての何か計画があればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 契約財産主幹 大場正規

旧ユースホステルということでございますが、今も解体に向けて、例えば、解体費用が幾らかかって、いつ解体するという計画は持ち合わせておりませんが、旧ユースホステルは建築家の世界では著名な方で田上義也様という方がデザインされた建物だとお聞きしておりますので、その辺を検討いたしまして、今後、解体を進めてまいるという形になると考えております。

再質問 6番 戸澤義典

解体の計画も、具体的にはないということですけれども、解体費用も多分見積もっていないと思うのですが、大まかで結構です。もし、ユースホステルを解体するとすれば幾らぐらいの予算が必要になると思いますか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

戸澤議員おっしゃるように、今、幾らかかるということでは試算しておりませんが、美禽にあります旧食肉センター、そちらを一度試算したときに、約800万円程度の解体費用がかかると試算しておりますので、それから推測しますと、旧ユースホステルにつきましては、四、五千万円程度はかかるのではないかと見込んでおります。

再質問 6番 戸澤義典

鉄骨なので、多分結構かかると思います。何千万円単位でかかるのではないかと見積もります。特に、あの地域一帯が戸長役場発祥の地であったと思いますので、何かそういう関係で利用できないのかと思っている次第ですが、町長、何か考えはないでしょうか。旧ユースホステル付近、旧ユースホステルも含めて、戸長役場発祥の地ということですので、何か利活用の考えはございませんか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

ことし130年を迎えて私も10年ぶりにあの場所へ行きましたけれども、やはり鬱蒼たる森の中に石碑が建っていて、それなりの雰囲気を醸し出しているのではないかと思っていますので、今後あそこを壊して何かそれに付随した施設をというようなお話だろうと思いますが、今のところ全く持ち合わせておりません。いずれにしろ、壊してそのままというよりは、北側を望む高い位置にあり、立地条件もかなりよさそうであります。若干、目の前に木が生い茂っているので少し見にくいことはありますけれども、展望もいいのではないかと思いますので、壊した後には何か考えなければいけないのではないかという思いはしております。

再質問 6番 戸澤義典

多分、多くの町民の方が、あの地域が美幌の戸長役場の発祥の地だということを余り知らないのではないかと私は思っているのですけれども、もう少しPRできるような何か施設ですとか、公園でもいいですし、何でもいいのですけれども、ここは美幌町の発祥の地だということをアピールできるような将来性があるものの検討をしていただければと思います。次に、旧給食センターのお話ですが、一部を集会室として利用しているということでしたけれども、安全性については問題ないのでしょうか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

ただいまお尋ねの旧給食センターでございますが、入り口から向かって左側、もとの事務所を現在集会室として利用しており、右側のほうは倉庫として一部使用しておりましたが、そちらのほうに納めていた部分も、今現在は旧美幌中学校のほうに移動しております。施設につきましては、屋根に一部、損傷を受けているという部分も確認しておりますので、その辺もあわせて今後どういう予定で計画していくかということで考えていきたいと思っておりますので、御理解をお願いいたします。

再質問 6番 戸澤義典

特に集会室となると、人が中で会議とか、いろいろと催し物をやったりする施設だと思いますので、何かやっているときに倒壊するとかそういうことのないように、利用できるかきちんと安全性を確認して、集会室として利用するのであれば問題ないと思いますので、その辺をきちんとやっていただきたいと思います。それから、もしこの旧給食センターを解体するとすれば、先ほどからお金の話ばかりして申し訳ないのですけれども、解体するとすれば幾らぐらいか見積もっておりますでしょうか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

お尋ねの解体費用でございますが、先ほど旧ユースホステルで、四、五千万円というお話を概算でしましたが、旧給食センターにつきましては、そこまではかからないと思います。恐らく面積でいきますと、2,000万円弱ぐらいではないかと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

次に、旧美幌中学校のお話をさせていただきます。一部倉庫として活用されているということですけれども、どこに何を収納しているか、概要で結構ですのでお聞かせいただければと思います。

答弁 契約財産主幹 大場正規

旧美幌中学校の保管でございますが、旧美幌中学校につきましては、3階建てのコンクリート造となっており、あとそのほかに体育館を有しております。校舎1階につきましては、以前使用しておりました各教室を役場の書庫としてほとんど利用しております。あと2階、3階のもとの各教室につきましては、博物館等の倉庫として利用しております。あと、体育館につきましては、イベント用の資材と民生部で所管しております小型除雪機、その保管場所として利用しおります。

再質問 6番 戸澤義典

こう話を聞きますと、結構あの校舎を漏れなく全部倉庫として利用しているという認識を受けました。これは多分、安全上いつまでも使い続けていられないと思うのです。いつかは解体を余儀なくされる時期が来るのではないかというように見積もっていますけれども、例えばもうどうしても解体しなくてはいけないという時期はいつごろなのか、また、解体するとしたら幾らぐらいかかるのかは見積もっておられますか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

解体時期につきましては、先ほど御答弁させていただきましたが、役場の書庫、倉庫として利用している経緯もございますので、現在進めております役場庁舎建設の計画を注視しつつ、解体時期、その中でどうしようかということで判断してまいりたいと考えております。あと、解体費用ですが、3階建てのコンクリート造の建物ということになり、面積的にもかなり大きい部分がありますので、超概算で申しますと8,000万円前後ぐらいにはなるのかと、これは本当に個人的な思いしかないのですけれども、そのような部分で考えております。

再質問 6番 戸澤義典

そうですね。いろいろ書庫ですとか博物館関係のものが入っておりますけれども、いつまでも使い続けられないという観点で、こういったものを今後どこに保管するかということもやはり検討していくべきではないのかと思います。解体費用もかかるということでしたので、すぐ解体できるように準備しておく必要性もあるのではないかと思います。また、28年度に草刈りの委託料として37万8,000円という金額を支出しておりますけれども、今年度の状況は幾らかかったのか、また今後も、旧美幌中学校跡地の草刈りを委託して実施していくのかどうかお聞かせください。

答弁 契約財産主幹 大場正規

旧美幌中学校の草刈り委託料でございますが、平成28年度は37万8,000円ということで、今年度につきましても同額程度の費用となっております。また、実施につきましては、年6回ということで実施しており、書庫として使用している部分でいきますと、やはり周りの草刈りが必要ではないかと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

あと、入り口等にベニヤ等を張って侵入防止対策をやっていると思うのですけれども、入る気になれば、ベニヤ等を剥がして侵入したり、私も子供のころはよくそういうところに入って遊んだりした経験があるのですけれども、そういう侵入防止対策というのは万全なのでしょうか。

答弁 契約財産主幹 大場正規

戸澤議員の質問にもありましたとおり、ベニヤ等で窓を塞いでいる状況となっており、100%かどうかということでいくと、少しお答えづらいのですが、現状でいきますと万全ではないと考えております。

再質問 6番 戸澤義典

一番怖いのは火災ですので、その辺、特に重要な書類等が入っておりますので、火災防止という観点で、たまに見回るとか、たまにベニヤを点検するとかというように、定期的な点検をしていただけたらと思います。それで、今まで個別的にいろいろと質問をしてきましたけれども、トータル的に考えますと、美幌中学校以外も、今後も用途廃止をして解体しなくてはならない施設というのは出てくるわけだと思います。その解体費用もかかってくるわけであります。そう考える時に、今からある程度この施設はいつ解体し、費用は幾らとか、それら解体時期、費用を見積もった計画を作成していかないと業務を円滑にできないのではないかと思うのですけれども、そういう計画を作成する予定はありますか。

答弁 総務部長 広島学(総務部長は2019年6月まで)

今、戸澤議員がおっしゃるとおり、用途廃止をした公共施設で相当数利用されていないものがございます。その中で、先ほど契約財産主幹が答弁したとおり、多額な解体費用がかかる施設も持ち合わせておりますので、これは計画的に解体を行うという形でないと恐らく難しいだろうと考えております。先ほど、庁舎の改築に合わせて、その庁舎の建て方、内容によって、他の公共施設の空きが出てくる可能性もあるということで、それらを含めて解体の計画はつくらなくてはいけないと思っていますので、早ければ31年度ぐらいには解体計画をつくるような形で順次解体、一方では町として空き家対策もやっておりますので、これらも含めて町としても空き家についてはきちんと管理、それから処分をしていくという形で取り進めたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

るるこの公共施設につきましては、解体費用をメインに質問させていただきましたけれども、最後、町長に御質問をさせていただきたいと思います。先ほど、個別で計算しても1億5,000万円から2億円の解体費用がかかるということでありました。さらに、ほかに施設がふえればもっとかかってくるということで、逐次ではありますけれども、年間それでも最低多いときで何千万円、安ければ300万円ぐらいの話です。多いときだったら、5,000万円とか8,000万円の金額が解体するのにかかるわけですけれども、一遍に一般財源でそれを出すというのはなかなか厳しいのではないかと思うので、施設の修繕もできる、解体もできる、そういう基金というものをあらかじめ設定しておけば、では来年に解体しようとなったときに、財源の心配なく解体できると思うのですけれども、そういう基金の設立についてお考えはないでしょうか。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今、基金の創設ということで、修繕に充てるべき基金ということでありましたが、今持っている中で、公共施設の整備基金もありますので、これらも使えるかどうか十分検討しながら進めてまいりたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

この質問で公共施設は最後にしますけれども、今、町民会館も来年でき上がる、それから多目的運動場、役場庁舎、消防庁舎もつくろうとして、つくるほうばかりに目が向いていますけれども、壊す方向も何とか目を向けてもらいたいと思います。今年度から空き家の実態把握をして、民間でありますけれども、空き家等の古い建物を壊していって美幌を美化していくということも、美幌町の環境にとって非常に重要なことだと思いますので、建設ばかりではなく、解体のほうにも目を向けていただきたいということを要望しまして、次の峠の湯について再質問をさせていただきたいと思います。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

解体すべきといいますか、空き施設が相当数上っているということでありますので、もちろん計画を立てて、計画的に解体をしていくということは極めて重要だと思いますので、まずは解体計画の作成、そして、それによって解体の金額も出てくると思いますので、それらを見ながら、そういったものを樹立しながら、着実な推進を図り、美幌町の美観を損ねないように取り組んでまいりたいと思っております。

再質問 6番 戸澤義典

それでは、次、峠の湯について再質問をさせていただきたいと思います。平成25年10月に泉源改修工事を行ったけれども、27年5月ごろから再度、湯温の低下が始まったという御答弁がありました。インターネット等で少し調べてみたのですが、この湯温の低下と揚湯量の低下――くみ上げる量です。揚湯量の低下は、枯渇の兆候の可能性があるのではないかという結論に至ったのですけれども、要するに、温泉を適量、これは地下の温泉層にたまる温泉の量です。これ以上にくみ上げることによって、温泉脈の圧力が減少し、温泉層に温泉以外の地下水位、海水等が入り込み、湯温の低下や泉質の変化を引き起こすと。そして、温泉というのは、地下にいわゆる温泉脈を形成し、一般地下水と区分される温泉水体がつくられており、温泉の枯渇現象は、この温泉水体の温泉収支として考えることができるとありました。簡単に言いますと、動力でくみ上げていると思うのですけれども、今現在、くみ上げ過ぎているのではないかと思うわけであります。枯渇現象の対応策としまして、資源、いわゆる温泉の適正量採取、要するに、温泉水は地下からたまってくるので、たまってきた分だけくみ上げれば、ずっと残っているということなので、適正量採取とありました。ちなみに峠の湯は、モニタリング等により、温泉の採取適正量というのは把握しているのでしょうか。また、この温泉の適量使用のための処置、例えば、循環ろ過装置の使用とか、そういう何か対策していることがあればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)

ただいまの御質問でございますが、峠の湯の1回目の質問でもございましたけれども、平成3年から地下資源の調査を北海道の道立総合研究機構地質調査研究所でやっていただき、現在も毎日のお湯の温度、そして揚湯量等についてデータを送っている状況であります。その中で、相手方の担当者からの助言でありますと、現在の揚湯温度は36度ということで、安定傾向にあってこれ以上大きな温度低下はないということでございました。また、揚湯量につきましても、問題はありませんという状況であります。このような中でありますけれども、現在、平成25年度に改修工事を行っていますが、それから4年程度経過している中で、そろそろ再度改修工事を実施して、泉温や成分の回復するべき時期を目指したほうがいいのではないかというような助言をいただいている状況であります。よろしくお願いします。

再質問 6番 戸澤義典

専門家がそうおっしゃるのだったら多分そうなのでしょう。ということで、湯温は下がってきているけれども、くみ上げる量自体は安定して全然問題ないという認識でよろしいのですね。これは源泉にかかわる修繕として、平成21年4月から6月にポンプ交換、それから24年にもポンプ交換、25年には井戸水のカメラ調査、そして一番大きいのが25年にゴムリングパッカー取りつけに800何万円ということでありました。そして、26年にも井戸水水中ポンプ取りかえ、28年4月に、これは源泉用の井戸なのかわかりませんけれども、ポンプ取りかえということでやっております。28年の分も入れますと、合計2,000万円から2,500万円の費用が今までにかかっているということで、例えば、温泉掘削費用というのは単純計算で大体100メートル1,000万円と言われております。今まで使った2,500万円があれば250メートル掘れるということなのですけれども、36度まで下がった、光熱費もかかるという現状から、新たに温泉を掘るという考えはないのでしょうか。

答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)

新たに泉源を掘るとした場合、以前に試算していただいた中では、約8,000万円要するというお話がありました。また、その状況についても財政的な負担、さらには8,000万円をかけて掘ったとしても、どの程度の湯温が確保できるか等の課題もありますので、このあたりにつきましては慎重に判断をしたいと考えている状況であります。よろしくお願いします。

再質問 6番 戸澤義典

約8,000万円かかるということですね。確かに多額の投資をして出ないときもあるということで、これは一種のかけになるわけです。ということで、次に施設の整備の考え方について再質問をさせていただきますけれども、施設の外壁、屋根の躯体の改修、それから機械、電気設備などの更新、それから模様がえ等の内部の改修、浴室全般の改修ということで、それで最低で2億2,000万円と見積もっているとお聞きしております。この外壁の外回りを以前確認させていただいたのですけれども、コンクリートの剥離が著しい箇所が何カ所も確認することができました。見た限りでは、早く処置しなければさらに悪化し、最後には危険性が出るのではないかという印象を受けたのですけれども、外壁、屋根改修だけでも5,000万円から1億4,000万円と多分見積もっていると思いますけれども、今後4年間は町民会館の改修に伴う起債の償還ですとか、あるいは先ほど言いました庁舎等の起債の償還も発生するということで、御答弁にもあるように、大規模な改修はできないということでしたが、これら安全性を確保するための改修というのはどのように考えているでしょうか。

答弁 経済部長 矢萩浩(経済部長は2019年6月まで)

ただいまお尋ねのありました外壁等、確かに一部剥離しているところもございますけれども、総じてあと、大体三、四年については、根本的ないわゆるリニューアル的な大規模改修は行わなくても大丈夫だということで見立てております。また、そのほかに小破修繕、こちらは当然施設の老朽化に伴って生じてきますが、こちらの小破修繕の中で対応してまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。

再質問 6番 戸澤義典

当該施設の支出の現状というのは、人件費と光熱費が経営を圧迫していると認識をしております。この光熱費も源泉温度を上げるための燃料費というのが大半ではないかと思いますけれども、この施設内部の温度調整のための燃料も幾らかあると思います。何を言いたいかといいますと、この今の施設というのは、施設規模が非常に大きいのではないかと、広過ぎるのではないかと思うわけです。浴場が広ければ、この浴場内の暖房もそうですけれども、湯船の温泉の温度自体も下がるのが早くなると、売りの一つだとは思いますけれども、天井の開放部も広過ぎるのではないかと思います。現状の施設を見ますと、浴室を小さくしたり、天井を低くしたりという改修は、より予算が増大すると思いますので無理ではないかと認識しておりますけれども、今後10年先、20年先を見詰めたときの検討材料として、本当に今の場所での改修がいいのか、例えば相乗効果を考えて、商店街の真ん中に持ってくるとか、あるいはみどりの村とか、スポーツ施設の近傍とか、そういうところなど、ほかの場所に新しく新設するというのも、一つ検討課題に乗っかってくるかと思います。温泉というのは、別に源泉がその場所になくても運搬すればいいわけですから、そこから温泉が出なくても温泉施設はできると思います。それら将来像を早期に確立してから、今の施設をどうするかということを考えていかないと、ただ修理すればいいとか更新すればいいということにはならないのではないのかと思います。今から三、四年間は大丈夫ということで、例えば4年後、大規模改修すると言ったときに、例えば2億円とか4億円のお金を投じてだめだったということにならないように、その前に今の施設の場所でいいのかも含めて、そういう将来像を考えていかなくてはならないと思います。当然、もう出なくなったら廃止という考えもあると思いますけれども、それらを含めて町長の考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 土谷耕治(町長は2019年3月まで)

今、新しい発想で御提案をいただきましたので、それらも含めて検討していかなければいけないと思いますが、まず今は、指定管理者の募集をしておりましたので、応募のあった1社がどうなるかによって大きくまた変わってくる可能性があると思います。いずれにしましても、今大胆な発想で町場にというお話もありましたので、それら含めて考えて、将来像を考えていかなければいけないと思っております。しかも、それは余り時間のないうちに、今、指定管理者が4年ですから、4年間の間に大規模改修含めて、どうあるべきかを含めて考えていかなければいけないという課題だと思っております。一方で、今建築しようとしている庁舎、それから消防庁舎、屋内多目的運動施設、これらも多額の経費がかかるということでありますので、総体的に考えていかなければだめだと思っております。そのようなことで、答弁になったような、なっていないような話で終わりますけれども、そのようなことを今改めて思ったところでございます。

再質問 6番 戸澤義典

明確な御答弁をいただきました。今回、1社応募があったということで、まだ決定はしておりませんけれども、とりあえず4年間は安心ではないかというように私も思っております。でも、次の4年後に、また本当に指定管理業者があらわれるのか、あるいはそのときまでに、また経費がかさむということもありますので、その4年後には最終的に廃止するのか、今の場所で改修するのか、新たな場所に設けるのかという、最低でもこの三つ、三者択一の選択を迫られる時期が来ると思います。そのときになってあたふたしないように、今から検討していただくということで、町長も認識されたというように思いますので、最後に、先ほどの公共施設管理も含めて、検討課題が何点かありましたので、改めて時間を追ってまた質問をさせていただくということで、本日の私の質問は終わらせていただきたいと思います。

出典:美幌町議会 平成29年第6回定例会 2017年12月5日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる