美深町議会 令和2年第3回定例会 2020年9月14日
ウィズコロナ時代の敬老祝賀会、今後の在り方を問う
2020年9月14日、美深町議会の一般質問で、岩崎泰好議員が「ウィズコロナ時代の敬老祝賀会、今後の在り方を問う」について質問し、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 岩崎泰好 議員
- 答弁者
- 町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 岩﨑泰好
それでは一般質問をはじめます。項目は社会福祉についてでございます。ウィズコロナ時代の敬老祝賀会、今後の在り方を問うということで質問をさせて頂きます。質問の要旨を読み上げます。新型コロナウイルス感染防止の取り組みの中で住民生活の様々な面でその影響が拡大し、多くの行事やイベントは中止され再開の目途さえつかない状況です。各自治会が趣向を凝らして実施してきました敬老祝賀会も、今年はほとんどの自治会が中止と聞いております。敬老会は、多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し長寿を祝う事を目的に、昭和41年に制定されました敬老の日が始まりと思われます。地域が携わってきました大切な行事の1つでございますが、近年の祝賀会への参加率が非常に減少傾向にあるという自治会の関係者からのお話も聞き、関係者を悩ませているともお聞きをいたしました。長い間続けてきた歴史ある敬老祝賀会ではございますが、このコロナ禍という今年を好機として捉え、再検討とウィズコロナ時代の敬老の形を新たに作り上げていくことも必要と思いますが、町長の所見を伺うものであります。1つ目には、お祝いする側、そしてお祝いされる側の町民に旧来続けてきました敬老祝賀会の現状につきまして、さらにはウィズコロナ時代の敬老の形につきましてアンケート調査などを実施して、あるべき新たな敬老の仕組みを作り上げてはどうかということでございます。2つ目には、これは1つの案でございますが、健康寿命の延伸の観点から保健福祉課の他の事業などとタイアップして、これは仮称でございますが、健康クレジットアプリ等を立ち上げて、そこに敬老の日のお祝いポイントを付与するなどという旧来からあります祝い品支給事業の進化を図ってはどうかというその2点でございます。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
只今、岩﨑議員からウィズコロナ時代の敬老祝賀会の今後の在り方についてのご質問をいただいたところでございます。まず、ご理解を頂いていると思っておりますけれども、新たな敬老の仕組みについてのご質問でありますけれども、敬老会につきましては、町史によりますと昭和2年、1927年ですか。オキキンの青年団が敬老会を実施したという記録が残っているわけであります。その後、公民館事業だとか町が主催して実施され、時代の流れとともに行政区であるとか、婦人会、そして現在では自治会活動の中で開催されて、このように移り変わってきているというようにおさえているわけであります。現在、敬老会は75歳以上の高齢者を対象として各自治会と特別養護老人ホームで開催されており、町が開催費用の補助を行っているところでもあります。私も毎年いくつかの会場にお邪魔をしているわけでありますけれども、地域の高齢者が一同に集い、その皆様に対し心からの敬意を表し交流できる大切な行事と考えているわけでありますけれども、今年度は残念なことに新型コロナウイルス感染予防の為、各自治会ではお祝い品と記念品の配付をするなど内容を大きく変更しての事業となっているとこのように聞いているわけであります。敬老会は、本町の地域社会の発展に大きな貢献をされた高齢者の皆様方に感謝を申し上げる機会でもあり、日頃の地域の繋がりや支え合いが重要な時代でありますので、今後とも形を変えながらでも継続していければいいなと考えているわけであります。一方で、近年一部の自治会では参加率の減少傾向や担い手の高齢化などの課題もあると伺っているわけであります。また、新型コロナウイルス感染症の影響により今年の対応、今後の在り方を検討する良い機会にもなるのかなという認識は同じであります。しかしながら敬老会は、町の主催ではありません。地域の皆様方が主体的に敬老者をお祝いする場でもあります。そういった自主的な自治会活動として開催することが大変重要ではないかと思っているわけでありまして、まあアンケートという1つの方法を頂きましたけれども、今後の敬老の形と合わせて各自治会あるいは自治会連合会等でご意見を伺いながら、町としてどのような支援の在り方等々がよろしいのか、検討を加える必要があるのではないのだろうかなと思っているわけでございます。2つ目として、1案でありましたけれども、祝い品支給事業の進化を図ってはどうかというお話も頂いたところでございます。敬老祝い品の贈呈事業は、平成17年から現在の形になってきております。言ってみれば3千円程度ですか。そして高齢者は7割程度とこういう基準でそれぞれ自治会等に補助をしているわけでありますけれども、ご質問の中で提案頂きました健康クレジットアプリにつきましては、スマートフォン等で活用できるアプリのことだというように理解をするわけでありますけれども、高齢者がスマートフォンをどの程度所有しているのか。また操作が容易ではないという心配事もあるわけであります。したがってアプリ等の立ち上げについては現状では考えていないという状況でございます。また、敬老の日の祝いポイントの付与などでありますけれども、祝い品支給事業の進化を図ってはとの提案につきましては、今現在、保健事業全体においてポイント等を付与して健康増進を図る取り組みを実施していないというのが現状であります。今すぐに敬老ポイント等の事業ができないわけでありますけれども、健康ポイントや健康マイレージ制度の導入については今後の課題であると。まあ1つの課題であるというように認識をしております。これらの制度を導入する場合は、関係機関の連携の下、体系的に進める必要がありますので、先進的な事例などを研究して見るべきだというようにも考えるわけであります。ウィズコロナ時代で新たな敬老の形を考えていくことは必要なことでありますので、先程答弁を申し上げておりますけれども、敬老会を主催する自治会等の考えを伺いながら検討して参りたいとこのように考えておりますので、ご理解を頂きたいなと思っております。尚、敬老会の参加率等のお話もございましたので若干申し上げておきますけれども、大体参加率5割を切っているところもありますけれども、5割を超えている自治会もあるわけでありまして、平均的に大体5割程度かなと見ている状況でございます。そのようなことで答弁に代えたいと思います。
質問 5番 岩﨑泰好
高齢者を取り巻く現状認識からお聞きしたいと思いますが、これは内閣府の調査の数字ですから直接美深には当てはまらないかもしれませんが、概ね同じような傾向であるというように捉えて頂きたいのですが、1つは平均寿命が1950年、今から70年前にあっては、女性は61歳代、男性に至っては58歳といういわゆる平均寿命年齢でした。今年はまだ数字は出ていませんが概ね予想では女性は87.65歳、男性は80.95歳、これが40年後の予想では2060年ですね。女性は90.98歳、男性は84.19歳という平均寿命が相当延びるという数字になります。それと同じ調査の中で高齢者の意識調査がありまして、この内3人に2人は、自分は健康であると思っているという今の高齢者の姿です。さらには今後の生活では何に重点を置くのかというアンケートの中では、貯蓄や将来に備えることよりも毎日の生活を充実させて楽しむことというのが、数字の上では上回っているのですね。その人の割合については20代から50代が概ね50%前後に対して、60代・70代の高齢者に至っては70%から85%という大きなウエイトを占めているということですね。しかし、同じ調査の中で平均寿命といわゆる健康寿命の延び幅というものは年々その開きが大きくなってきているという現実があります。さらには要介護の高齢者が急増しているという傾向も内閣府の調査の中では書いております。そんなところの高齢者を取り巻く現状ですが、是非聞きたいのは町長の現状認識、これらについてどう考えるかということと、それらの対策について具体的に敬老会のお話でございますから、敬老会の出席率の低下傾向についても町長は答弁では5割程度という話ですが、数字はもっと厳しいと思います。具体的な自治会の名前は出しませんが、ある自治会では20数%になっているところもあります。概ね30%前後の出席率かというように私も具体的には聞いておりませんが、そんな状況であるということが1つです。それらをしっかりここには、町の補助金を出して敬老の日を祝うということですから、そういう意味では敬老会の在り方をもう少ししっかり分析する必要があるのかなと思います。アンケートは1つの方法ですから、これについては言及しませんが、ただここに傾向を見ますと敬老会に出席できない、欠席になった方のうちの概ね半分以上、私の自治会の数を数えても半分以上の方が健康に出席できるようなそのような方で、ある時に名簿をチェックしますとそのような現状です。そうなってきますといわゆる欠席された方がどのような思いで敬老祝賀会に出ないのかというところのその状況の分析というのは、やっぱりこれからする必要があるのかなと思ってアンケート調査をする必要があるのではないですかということの提案をさせてもらいました。そんなことで町長の現状認識について、まずは1点お聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
先程の岩崎議員から言われました70年前の数字と年齢それほど大きく変わらない世代だというように理解しておりますので、内閣府の調査等々で健康年齢だとか平均年齢だとか、そのような、段々伸びて来ているなという部分は基本的にはそんなに変わらないと思っております。ただ、平均年齢と健康年齢が一致しなくて、少し開きが出て来ているという傾向があるなというように見ているわけであります。それと先程言われましたけれども、高齢者と言われる方々は、毎日の生活を楽しむことが、これからの生きる楽しみといいますか、そういうことが大事になってきますよということが言われていたのですけれども、その通りかなと思っておりますけれども、何というか、昔と違いまして非常に世の中が進むのが早いものですから、情報にしても機械化にしてもそうでありますけれども、色々この辺の戸惑いが高齢者にないのだろうか、心配をしているような状況。もちろん生活を楽しむことは結構なことで大事なことなのですけれども、そういう心配もしないわけではないということを少し都市部と地方と言うか、その辺の乖離が少し出て来ているのかな、そのような心配をしているところです。
質問 5番 岩崎泰好
現状認識は、町長の言われることも非常に私も理解するところでございますが、今1つ目のその敬老会の開催のお話をしていましたが、アンケート調査等を実施して欠席される方の意見等もしっかり反映させるような、いわゆる参加される方も祝う側もやっぱりしっかり敬老の日の目的をきちっと達成できるような敬老祝賀会にしてはどうかということが大きな趣旨ですから、そのことを是非検討を進めて頂きたいというように思います。次は2点目のその敬老の日の祝い品支給制度の関係についてお話したいと思いますけれども、先程累々町長の方から歴史等についてもお話を頂きました。平成16年度までは、この制度の中では75歳以上の全ての老人全員に記念品という形で当時商品券8千円をお渡ししていたというのが平成16年までの形であったと思います。17年からは今の現状の制度に変わりまして、満75歳になった方に1万円。米寿、数え88歳になった方あるいは白寿、数え99歳になった方に2万円の支給というような制度に変わったと思うのですね。それらについて、やはりもう1回検討してはいかがかというのは主催する自治会では毎年の行事なのですけれども参加する高齢者にあっては、75歳から次88歳までみんなからお祝いしてもらえる場所というのが、ある意味で敬老祝賀会このようなコロナ禍の中では開催も危ぶまれるような状況の中では、そのようなことも当然生まれてくると思いますよね。そういう意味では、過去にやった全員にある意味記念品を渡していくような制度、設計も改めて見直してみてはどうかということが1つです。それから、この健康クレジットアプリの立ち上げについては、非常に取り扱い等については高齢者がどうなのかなということからお話をいただきましたが、実は町長も目を通していると思いますが、11日の道新に美瑛町の取り組みについて記事が載っていましたがご覧になりましたか。見てないですか。時間の関係であれですけれども、ここでは若干触れますが美瑛町が地域通貨導入という形でこれら私が今話している健康ポイントも含めた地域通貨の発行をすると。それについてはアプリも起ち上げていくというような内容です。それらについても、今、議長資料をちょっと皆さんに渡したいと思いますがよろしいですか。
質問 5番 岩崎泰好
時間の関係で資料を渡して質問したいと思いますのでよろしくお願いします。
質問 5番 岩崎泰好
簡単に説明しますと美瑛町は地域通貨導入という形で民間が開発したスマートフォンの地域通貨アプリ、ここではチーカというアプリですが、今皆さんに配布したこの内容でございます。それによって住民に様々な形で活性化を狙った事業を進めていくということでございます。特にこの中では、将来的にはスポーツセンターなど公共施設の利用やボランティアに参加した時もポイントが加算されるようにし、町民の健康づくりや市民活動を後押しする方針であるという形で、そのアプリを利用していきたいということです。これは先程の町長の答弁の中では中々このスマホを使うのは大変だという形でしたが、この方式ではスマホとカードと2通り発行するという形になります。取り扱いも非常日簡単でございまして、新たな機器の導入だとかというのは、ほとんど必要ないそのような中身です。取り扱う商店にあっては携帯電話、スマホでそれらの取り扱いもできるという中身でございますから、是非これらについて検討を加えていただいて、早い時期にこれらの導入に進めるような検討をしてはどうかと思うところでございますが、見ていただいてその答弁をお願いします。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
敬老祝賀会の今後の在り方等々の質問を頂きながら具体的な話も聞かせて頂きながら対応をどうするかなと考えているわけであります。実は、敬老会の在り方等については、何回か私の方からも担当を通じながら提案するようにと、検討するようにという話をしているわけでありますけれども、中々提案はするのですけれども、そういう話を申し上げるのですけれども、自治会らにそういうところが中々乗ってこないという部分もないわけではありません。ということで、ただ今年のコロナという1つの出来事があるわけでありますからね。良い機会になるのかなと思っておりますけれども、しかしながら良く考えて見ると先程言われましたように自治会では5割を大きく切っているようなところもある。そのように私もおさえておりますけれども、自治会の中では役員さん含めて町からの補助金もある程度頂けると。そういう中で参加率が悪いと自治会から少しそこに残るというか潤うというか、という考え方も中にはあるのかなと思ったり、そのうわった見方でもありますけれども、そういう考え方も私としては出来る事なら全体でやってみてはどうかな。色々なことを過去何回か申し上げて来たつもりなのですけれども、中々進んでいかないというのが現状であります。しかし、コロナ禍の時代ということでありますし議員さんから1つの提案でありますから、1つの良い機会になっているなと思って具体的に少し提供していかなければならない。そういう中で、今具体的には美瑛の方式等々も参考にだされていましたけれども、こういうことも1つの何と言うか検討材料になるのかなと思っているわけであります。具体的なことは中々申し上げられませんけれども、問題は自治会なり社会福祉協議会なりそういうところの考え方が非常に大事になってくるではないかと思いますので、認識は私もそれほど議員さんと変わらないと思っておりますので、ただ実施にあたって具体的にどうするかということについては、その辺の検討といいますか、考え方をまとめあげていかなければならないなと思っておりますので、少し時間がかかるのではないかと思いますけれども、良い機会になっているのではないかなと思っておりますので再度検討を加える機会にしていただければ有難いなと思っております。
質問 5番 岩崎泰好
敬老の日をお祝いするという大きな目的の1つに、1つといいますか、その敬老の日の事業を推進するにあたって、先程1番議員の一般質問にもありましたように、今コロナ禍の中では、やっぱりコロナ禍の中で1つは抑制しなければいけないことと、1つはその抑制によってやっぱり健康ではなくなるがある意味未病状態が続くというような形を考えると、この敬老会の事業もその健康寿命の延伸という事を1つのキーワードにおいて、やっぱり組み立てをし直すというような方向性というのは必要ではないのかと思いますが、それについてはいかがですか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
この何というか平均寿命、さらに健康寿命という形で、健康寿命を長くしていく、保っていくということが非常に大事になってくるな。ただ、一方自治会活動だとか、社会福祉活動等々に参加しないというか、参加したくないというか、という風潮もないわけではないと。困ったなと思って考えているわけでありますして、その辺のバランスを取りながら住民は色々な考え方をもっておりますので、その辺の考え方を大事にしながらどうやってこれらをコロナ禍の時代、将来に向かって少しでも健康で長生きできる幸せな生活を送る努力を行政としても見出していかなければならない。また提案していかなければならない。アドバイスしていかなければならないという立場に立っておりますのでご理解を頂きたいと思っております。
質問 5番 岩崎泰好
是非、時間はかかるでしょうけれども、より早い時期にこれの検討を加えて頂いて実現を求めるというように思っていますが、これのこのチーカの立ち上げにあたっては、今全国各地の市町村が取り組みしています。様々なそれぞれの条件の中で色々な組み合わせをしながら始めています。やっぱり、うちの町も行政の今プレミアム商品券事業も過去からずっと何年かの歴史があって、それら事務手続き上の色々な経費だとかそのようなことを考えると、こういうものをより導入することで経費節減にも繋がるし、あるいは今話題にしている健康ポイントの事業であったり、あるいはこれから始めようとする健康増進、要するに検診を受けた方にはポイントをあげますよとか、体育館で運動した人にはポイントあげますよとか、色々な仕組みづくりをつくれると思うのですよね。さらには、町の中にある商品券の発行事業が今やっています、それからふれあいスタンプの事業もやっています。それらとのドッキングもこの仕組みを使えば非常に可能な事業になってくると思うのですね。そうすると町の中でお金が回るという形です。今の商品券は一定の国の方針もあってある程度の期間しか発行はできないようになっています。でも、これを使うとぐるっと町の中をお金が回るような仕組みが作っていけると思います。是非それは進めてほしいと思います。これについては答弁はいいですが、次に行政についての質問をしたいと思います。