美深町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月13日
第6次総合計画策定の目標設定の考え方について
2019年9月13日、美深町議会の一般質問で、藤原芳幸議員が「第6次総合計画策定の目標設定の考え方について」質問し、教育長 石田政充、町長 山口信夫が答弁しました。
- 質問者
- 藤原芳幸 議員
- 答弁者
- 教育長 石田政充、町長 山口信夫
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 藤原芳幸
それでは、6番質問を始めます。項目は行政、件名につきましては第6次総合計画策定の目標設定の考え方についてであります。正しく今月に町民に対して意見集約を求めるような具体的な動きが始まりました。そういった中で今後それを基に具体的なものはこれから作っていくということは重々承知をしておりますけれども、そういった意見集約をまとめながらどのような方向で作り上げていくかということについて考え方を伺うものであります。どうぞ宜しくお願い致します。第5次総合計画が9年目になりました。次期総合計画の策定作業が今言ったように始まっております。社会環境がかつてない速さで変化している現在の状況で、この先10年間の町政の道しるべとなる総合計画の策定はとても重要なものであると思っております。10年後の美深町を見据え、どのように目標を設定して導いていくのか5個についてお伺いを致します。その内の2番目につきましては教育長に、それ以外の項目については町長に所見を伺うものであります。1番、現在65歳以上の高齢者人口が40%を超え、まさに少子高齢化がどんどん進行中であり、今後もその傾向はさらに続き10年後には町民の50%近くの方が65歳以上の世代となることも予想されております。高齢者比率が増加する反面、現役生産年齢の人口減少が進む状況であり、今後の町づくり、地域運営はどのような考え方で進めていくものになるのか、まず1点伺います。2番、子供の人口も同様に減少していくことが予想されております。美深の子供たちは、この美深町の将来を担う可能性のある大切な人材であります。育成の重要性が益々高まっています。この秋には子供への支援等の計画も予定されておりますけれども、将来に向けて美深の子供たちの育成、教育の目標はどのような考え方で進めていくのか伺うものであります。3番、第5次総合計画では人口減少対策として、定住対策、移住促進対策等を進めてきておりますが、推定に沿った人口になっている。というのは第5次総合計画の中でも減少していくだろうと歯止めをかけるために色々と定住対策推進等をとってきておりますけれども、結果としては残念ながら推定に沿った人口減少となっている現状であります。この先も美深町人口ビジョンが示す値に近づいていくものと推測されるわけでありますけれども、第6次総合計画ではどのような対策を考えていくのか。また対策が実行されても人口減少が続くことも予想され減少することに備えた対応等も必要ではないのか。このことも伺います。4番、行政の効率化を進める。このことも必要があると思います。職員の行政能力やサービス向上も目標を設定して取り組む必要があると考えますが町長の考え方はどうなのかお伺いをいたします。5番、老朽化が進行していく公共施設の再編、改築なども避けて通れないものと考えます。そのような将来に向けての目標を立てて望んでいくのか、この5つの点についてお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
只今、藤原議員の方から大きくは5本にあたってのご質問を頂きましたけれども教育に関係する分について、先に私の方から答弁させて頂きたいなと思います。2番目の項目でありますけれども、将来に向けた美深の子供たちの育成、教育の目標の考え方ということでご質問を頂きました。現代社会はいわゆるIT技術の急速的な発展ですとか、グローバル化の更なる進展ということで社会がこれまで以上に大きく変化することが考えられているという状況が今の社会的な見方でございます。そういった中で子供たちが自らの手で自分の将来をいかに切り開いていくかということが求められておりまして、いわゆる生きる力の育成をいかに育んでいくかということがこれからの人材育成において、これまで以上に求められているという状況でございます。こうした中で幼児教育では、国が保育要領の見直しを行った他、北海道においてもこれらを受けて幼児教育振興基本方針が策定をされ幼児教育と小学校の接続の強化をうたっております。また改訂をされました新学習指導要領が小学校では来年度、令和2年度からスタートいたします。中学校では令和3年度、再来年からスタートするということでありましてその中では知識及び技能を習得することはもとより思考力、判断力、表現力といった子供たちの力の育成、そういったことが謳われており主体的に学びに向かう力、そして人間性を涵養することが大切であるというようにされています。今申し上げたのが国の基本的な教育の目標でございますけれども、本町におきましてもこのような状況を十分に踏まえる中で特に幼児教育においては生涯に渡る人格形成の基礎を培う大切な時期であるということを考えておりまして保育の充実を進めていかなければならないというように考えております。また義務教育におきましてもこれまで取り組んできた学習をベースにして、その上にこれから始まる学習指導要領を踏まえた教育目標をしっかりと定めていく必要があるというように考えておりまして、これらについては今後目標設定をしていくという形になりますのでご理解を頂きたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
第6次の総合計画策定の目標設定考え方ということで5点にわたって質問を頂いたところでございますけれども、2番目の項目等については今教育長からお話のあった通りかなと思っておりますので、私はそれを省いてご答弁を申し上げたいと思います。策定に向けた具体的な作業等については、これから町民のご意見を頂き、今庁内各部署において十分な検討をおこない関係機関との協議を重ね目標や町づくりの考え方などを整理していくことになりますので現段階の状況について、今報告し答弁とさせて頂きたいと思っております。6月27日に町長の私を委員長として副町長、教育長、課長職等で組織する策定委員会及び主幹、副主幹、係長を中心とするプロジェクト会議の設置を行うと共に策定作業などにあたって得られた資料やデータの整理、分析などの支援を行っていただくコンサルタント業者の選定を行い、7月8日に契約を締結したところでございます。そして更に9月2日には総合計画策定に関して必要な調査や審議を行う美深町総合計画策定審議会を設置し、各関係機関、団体から推薦を頂いた方や一般公募、分野別の精通者など全体で27人程の委員を委嘱すると共に、同審議会に対して策定について諮問を行ったところでございます。また町民からの直接の意見をいただく為の全世帯に対する町づくり意識調査については8月22日の回覧で全世帯に配布。9月20日を期限として現在回収作業を行っているところでございます。併せてでありますけれども各種団体43ほどの団体への町づくり意識調査も同時に進めさせて頂いているところでございます。まさに、これから本格的な作業に入っていくものだというように思っているところでございます。そこで具体的にご質問の現役生産年齢の人口減少と高齢化の進展に伴う今後の町づくり等に関する考え方でありますけれども、これらの課題については我が町だけの傾向ではなく、特に農村部においては全国的に共通した課題でもあるわけであります。日本全体が人口減少時代に入っている中で、国が進めているまち・ひと・しごと創生総合戦略においても東京圏への転入超過の解消を大きな政府目標として様々な対策が講じられてきたわけでありますけれども、逆に東京一極集中が加速する事態に陥っているわけでございます。これらについては政府目標を事実上断念する考え方が示されているところでもあります。これらのことから、地方における少子化、高齢化、人口減少は一定程度避けて通れないものとして捉え、これらを前提として検討を進める必要があると考えているわけであります。また、生産年齢世代の減少については、難しい課題ではありますけれども、高齢化をどのように捉えていくのか65歳を過ぎてもまだまだ現役で活躍されている方が沢山おられる中で現役生産年齢をどう捉えていくか検討する課題の1つであろうと捉えているわけであります。人口減少下における地域自治会の運営については、昨年の第4回定例会でもご質問を頂きご答弁を申し上げたところでございます。各自治会において抱える課題をどのようにして克服していくべきか、地域の中でしっかりと議論いただき、地域に暮らす住民1人、1人が改めて見つめ直す必要があることから地域計画を作成して頂いているところであります。この地域計画策定について、その後も継続した地域の考え方を整理・見直ししながら推進しつつ、必要に応じて町の政策に対するご意見を提言頂きたいと考えているわけであります。2つ目の項目は、先程教育長からの答弁がありましたので飛ばしますけれども、3番目の人口減少対策としての定住、移住促進対策についてのご質問ですけれども、第5次総合計画では、美深町企業誘致・観光開発・移住対策推進協議会を中心とした移住体験の受け入れや、首都圏での移住フェアをはじめ農業における新規就農者対策、商工業における担い手支援事業、さらには産・学・官連携による新たな産業創出としてのチョウザメ事業の推進など産業面での担い手づくりと連携した中での定住の推進を図って参りたいと、このように思っています。またこの間、地域おこし協力隊などの新しい国の制度も活用しながら取り組んできたところでありますけれども、地域の活性化と合わせて移住定住にも繋がっているところではないかと考えているわけであります。先程も申し上げましたけれども人口減少については避けて通れないものであります。これを悲観的に捉えるのではなくて人口減少下でどのような町づくりをするかという視点で第6次総合計画の策定に向けてこれまでの取り組みを含め、皆さんのご意見やご提言を受けながら検討して参りたいと思っているわけであります。4番目に行政の効率化、職員の行政能力、サービス、これらのこともご質問を頂いたところでございます。職員の行政能力やサービスの向上については目標を達成すれば良いというものではなく、継続して取り組む必要があるというように認識しております。これまでも能力向上や資質向上は毎年研修計画を組んで職場外研修に派遣すると共に職員自ら研修計画を作成し、自己研鑽に取り組む自主研修や職員と町民が共に参加、企画して共通の課題に取り組む町づくり育成研修も活用しながら推進しているところであります。また、人事評価制度による職員資質と職務遂行能力の向上にも努めて参りたいと考えております。さらに老朽化が進行している公共施設の再編、改築も避けて通れない。どのような目標を立てて取り組んでいくのかというご質問も頂いたところであります。最後の質問でありますけれども、町では水道や下水道、橋梁や公営住宅など生活に密着したインフラ施設等において個別の長寿命化計画を策定し、国の交付金を活用しながら順次整備を図っているところであります。これらの計画については、5年毎に点検を行い必要に応じて計画見直しを行っており、これらについても新しい総合計画に反映させながら推進して参ります。またスポーツ施設や福祉施設においても今後整備が必要な状況となっていますが公共施設の中で特に課題となっている施設としては時々話題も出るわけでありますけれども、昭和37年に建築されたこの役場庁舎があるわけであります。老朽化が進む中日常業務に支障はないものの耐震性の乏しさから災害発生時の拠点施設の役割が万全ではないという状況にあることから将来的な建て替えを見据え他の施設との複合化や集約化など施設の在り方について検討を進めて行く必要があるのかなと思っております。これらについては、いずれも財源等の課題や関係機関との調整等もあることから第6次総合計画策定の中で多くのご意見を頂きながら検討して参らなければならないと思っております。今、ご質問を頂いた各項目等については議員同様に重要、かつ大きな課題であると認識しております。第6次総合計画については現段階では、策定に向けた体制が整ったところでもあり、これから課題の洗い出しから目標の設定、施策の検討を進めるものでありますので冒頭に議員も申し上げておりましたけれども、これからの作業となりますので、これをご理解頂くとともにご意見を賜りたいとこのように思っているところでございます。
質問 6番 藤原芳幸
ご回答いただきありがとうございます。町長の方が沢山質問があったものですから、まず町長の方にもう一度順を追って質問して、教育長には最後にお伺いしたいと思います。今、高齢者等の話の中から色々高齢化がどんどん進んでいる、少子化も進んでいる。これに関しては町長の方でこういうものも前提として策定に取り組んでいくのだという話がございました。今、多くの高齢者が何らかの色々な作業、ボランティア活動様々な組織の役員や会員につきまして地域貢献が生きがいになっている、あるいは楽しみになっているのだという話をよく聞きます。これは第5次総合計画の中では、みんなで築く輝く町美深ということを1つの題目として進めてきたわけですけれどもそういったものの成果なのかなというようにも感じるわけですけれども、そのことに関して町長は現在どのような評価を持っておられるのかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
非常に難しいことを尋ねられたなと思っておりますけれども、私としては特別な評価という事はしていないわけでありますけれども、1つの流れとして見ている訳であります。我が町だけの現象だけではなくて、これは全体的な国の流れでもあるし、農村の流れ、地域の流れというように見ているところであります。その中の我が町があるのだということの見方をしているところでございます。
質問 6番 藤原芳幸
この題目があったからこういうことになったかどうかというのは、町長も今いった通りそういう社会の状況がそうさせている部分もあるのかもしれないですけれども、色々そういう活動が行われて来ている、広がってきているという実情もある中で最近の傾向としていきますと、生きがいづくりの施策というものの評価を見ると実績がちょっとずつ落ちてきている。これは色々な要因があると思うのですけれどもそういった中で、今後高齢者とどのように活躍をしてもらうかということは非常に大事な事になるかと思うのですけれどもそういう高齢者の活躍の場と別に高齢者支援にはこれまで多くの分野で様々な政策をつけてきました。これは社会情勢がそのようになっていることに合わせて町も色々な施策を打ってきたことによって築かれた現状があるわけでありますけれども、これから先と言うのは今まで進めてきたことを今後同じようなことが続けることが難しくなるという社会情勢というものも出てくることも考えられるのではないかなと思います。それがいつ来るかという事は、第6次総計内なのか、総計後なのかはちょっと予測が難しいのでありますけれどもそう考えた場合には、この先高齢者支援に様々な予算付けが行われてきておりますけれども、それが選択と集中ということ、この言葉は以前からずっとあるわけですけれどもそういうことも具体的に考えていく必要が生じてくるのではないのかなと思うわけですけれども、これに関しては町長どのような見解をお持ちでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
何と言いますか時代時代でうけて人口減少、高齢化社会ということで一般論としてはこういう言葉を使うわけでありますけれども、現実の姿として今、選択と集中という言葉を出されたのかなと思いますけれども、やはり具体論として選択と集中、これを具体的に検討する時代に入りつつあるな、何でもかんでもやれる時ではないなと思っております。ただそういう面で申し上げると、そうしたら高齢者の部分は我々どうなるのだということ、その場合も皆様と協議をして、何を選択して何を集中していくということがやはり求められてくるのかな。何でもかんでもやれる時代ではないなと思っているところでもあります。
質問 6番 藤原芳幸
ありがとうございます。町長の先程の例えば地域運営の中で、自治会等の話もされておりました。これは何回も町長とは話をしてきている部分ではありますけれども現状の自治会運営というものも、そんな高齢者頼みになっている現状がございます。自分は地域にとってまだまだ必要な人材である、貢献ができることはありがたいと感じる高齢者が多いことには本当に驚くわけなのですけれども、これが本当大変心強いものでありますけれども、よく子供は地域の宝ということを聞くわけですけれども高齢者は地域にとっての財産だというように思っております。この地で元気なうちは活躍してもらえるよう知恵を皆さんで絞っていき、活躍を評価できる環境をつくり、そして目標としてもてたらすごく行政にとっても我々地域活動しているものにとっても非常にそのような共通の認識が持てたらいいのかなと思うわけですけれども、では具体的に何をどうすればいいかというのは難しい話なのですけれども、まだまだ高齢者は隠居とは言いませんけれども特別扱い、今までずっと高齢者というだけで少し色々大事に大事にというのは当然なわけでありますけれども、もっと元気な人には地域の中でもっともっと活躍して頂けるということを素直に我々も表にだしてもいいのかなと感じるところなのですけれども、そういう部分で活躍の機会のできる環境づくり、それに対する評価づくりというものを町長はどのようにお考えになるかちょっと感想をお聞かせいただければなと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
高齢者が地域の財産、そしてそれぞれの町の財産という考え方はわかるわけでありますけれども、それはわかるとしても将来に向けた町づくりを考えた時に今の状況を踏まえながら組織の在り方、更には改変どのようにするかこのような部分についてもやはり考えていかなければならない。旧態依然の組織でこのままいけるのかどうかということも考えていかなければならないというように思っております。
質問 6番 藤原芳幸
高齢者の問題とは言いつつ、また若い者がそのことを考えていかなければならないということで非常に難しい部分はあると思いますけれども、旧態依然のままでは中々いけないだろうという町長の考えがありますので、その部分は是非とも第6次総計の中でどのような形になるかわかりませんが反映されれば有難いと思っております。そして、その後の人口が減った場合ということの3番なのですけれども、これは以前にも町長に質問させて頂いた中で、10年間の第5次が進んでいる中で50年間総計を立てて進めて来ているわけですけれども人口が減少することを前提にしてその計画を立てるというのは、これはあり得なかったと町長は人口減少を前提にしたものはタブーであるという言い方をされましたし、現在のような状況下ではこの先は考えなければならないというようなご回答を頂いたと記憶しております。人口が減るということを現実の問題として本当は増えてもらいたいのは間違いないわけでありますけれども、現状としては中々そのようなことは厳しいような状況下の中で先程は高齢化社会がどんどん進むという事は前提として考えたいという話でしたけれども、人口について町長は同じように減っていくものは止むを得ないけれどもその中でどういった町づくり、減少化での町づくりという言葉を使いましたけれども、これもやはり数字としては何人なんていう目標は作れないかもしれないですけれども色々な人口ビジョンだとかが示す通りこの先も減ることが予想される中で減った中での町づくりということをしっかりと総計の中に取り組んでいくのかどうなのか、ちょっとこの辺についてお伺いしたいと思うのですけれども。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今までも計画、さらには将来の見通し等、人口比等ということを考える時に当然新しい総合計画、第5次もそうでありましたけれども人口減少社会を見据えていかなければならない。これは人口を増えるような想定には中々ならないと。やはり減っていくという事を踏まえて十分考えていかなければならない。今の状況でいきますと、先に国が調査いたしましたビジョンがあります。それに大体近い数字で今推移しておるのが事実でありますからそういうことも踏まえながら町づくりを進めていかなければならないという想定があるわけであります。ただ先の総合計画の第6次の委員長に就任して頂いた委員長のご挨拶の中にそうはいうけれども夢のある計画でなければ総合計画にならない。それもそうでありますから、そういうことも踏まえていかなければならない。人口減少、そして高齢化が進むから悲観した町づくりだけを狙ってはいけないと、それもその通りだというように夢のある計画にしていかなければならない。ただ、人口減少、高齢化社会というものをしっかりと見据えていかなければならないと思っております。
質問 6番 藤原芳幸
町長のおっしゃる通りネガティブな話ばかりだと本当に先がバラ色とは言わないけれども、暗い話ばかりだったら夢がない、確かにおっしゃる通りその部分は一理あると思うのですが人口に関していけば減るということを現実に受け止めていくことにより逆に減った場合に必要なこと、やらなければならないことというのが取り組みやすくなるのではないのかな。目標として減ることを目標と言うのはおかしいのですけれども、減ることを現実直視することによって減った場合に何をしなければならないというものが非常に分かりやすく、対策が立てやすくなるのではないかなというように感じるわけですけれども、その辺に関しては町長どのように感じられるでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
減った場合には対策をとりやすい部分もあると言われるけれども、減った場合はやはり対策が非常に取りづらいというのが正直なところでございます。そういう中であっても例えば新規就農、さらには新規事業継承だとか商工業、農業だけではなくて全産業的に担い手対策等々もやらなければならないと思っております。そういうことで過去何年間も取り組んでおりますけれども、それをさらに充実というか力を入れていかなければならないということになってくるのかなと思っているわけであります。お陰様で都会の方からまたそういう面も、美深を注目して頂いている部分もありますのでそういうことにも期待をかけながら努力していかなければならないと思っているところでございます。
質問 6番 藤原芳幸
今、町長は減った場合はかえって難しいのだという人口数値のことでいくと確かにそういうことで、ちょっと質問の部分が伝わりにくかったかなという感じはしますけれども、次4番とちょっと絡む部分もありますので人口が減っていく中で町がしていかなければならないことというのは自ずと見えてくるのかな。以前、行政も効率化だとかコストダウンだとか色々必要ではないかという話をした時に町長もそういう時代になるだろうということは言っておりましたけれども、コストダウンに関していきますと相当やってきているのかな。人口も減ってコストダウンも行ってということは色々ちょっと弊害もあるのかなと思うのですけれども行政の効率化ということに限りますとこれは人口形態に関わらず常に考えてやっていかなければならないことではあるとは思っているのですよね。この先人口が仮に減っていく状況にあってもそれに合わせて作業量が減らない状況で推移するというのが現状として理解できるわけですけれども、職員の能力向上そういったものが行政サービスの付加価値アップという事に繋がれば同じ体制でより多くの作業、よりきめの細かな対応が出来るということであれば、ある意味これ非常に効率の良い運営が達成できたというように捉えることが出来ると思うのですけれども、職員の能力向上の目標これは今でも自主研修だとか様々な制度がありますけれども今年の決算等々を見ますとそういったものの利用者の数的目標というのは、ほぼ達成はしておりますけれども数だけではなく内容、目標を持ってやっていくことによって行政の付加価値、行政サービスの付加価値アップということに繋げていけるかなと考えるわけですけれども、その辺に関しては町長どのような意見をお持ちでしょうか。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
100人ちょっとの役場職員でありますけれども行政能力の向上、サービスという部分ではやはり真剣に住民の付託に応えていく努力をしていかなければならない。そういう意味からいって研修だとか更には自己研鑽のために自主研修も含めてやるわけであります。そしてまた同時に1つの事業を作っていくような場合には事業化に向けて民間人と共々に一緒になって努力していく、そういう姿も求められているのかな。大事かなと思っております。そういう意味でなんと言っても職員の自己改革といいますか、自己の自分の能力の開発等に努めて、ただ住民といいますか町民も段々こういう時代になってくればくるほど役場に求めるものが多くなってくるのかなという印象もないわけではありません。何でもかんでも町職員がこなすという事ではなくて、出ていくという事ではなくてやはり住民も自ら考えて頂く、そして住民をそこに引っ張り出していく。このお互いの関係というのも大事になってくるのではないのかな。一生懸命、職員の自覚を促す研修等も努力して参りたいと思いますし、議員さんにおかれても職員を1つでも外へ出すような取り組みも共々にお願いをしておきたいなと思っているところでございます。そういう意味では参加だとか企画だとかが非常に大事になってくると思いますので、そういう職員づくりに努力して参りたいと思いますのでよろしくお願いをしたいとこのように思っております。
質問 6番 藤原芳幸
今、やはり職員の資質が大事だという事で町長も当然大事ではないという方はいらっしゃらないわけなのですけれども、住民側からすると行政に求めるのは様々あるわけですけれども、サービス業では業種としてはサービス業ではないのですけれども、やはりちょっとした言葉の1つに色々反応があるわけなのですけれども何か1つ住民との会話の中で、余計なことを言うと言ったらおかしいけれども一言添えることによって受け取る感じが随分違ってくるのかなというサービス業というのはその辺は非常にシビアなわけなのですけれども、そういった部分での研修等がもし可能であれば取り入れてみてはいかがなのかな。そういったことで実践的な何か研修ができればいいのかなと思うわけですけれども、そういうことが出来れば本当に有難いな、期待したいなと思うわけですけれどもこれに関しては町長にこうしてああしてと言えませんので、そういうことも1つのサービス向上には繋がるのではないのかなと思っておりますので出来ればどこかで検討して頂ければなと思います。時間もあるようですので、次、5番としてインフラ等に関しましてはもう既に長寿命化計画で進めているというのは僕らもずっと知っているわけですけれども、その他に規模の大きな本庁舎の例を町長は言っておりましたけれどもそういったものも含めて中々計画に盛り込んでいくというのは中々これまで見ていても必要だけども実際は中々盛り込めてこられないという現状がございます。老朽化対策等でいきますと必要に迫られてからでは取り入れる選択肢というのが狭くなってしまうと思います。規模の大きな物こそ長期展望を持ちより多くの選択肢から良い対策ということを選べるような環境づくりというものを少なくとも今から整備をしていく必要があるのではないか。例えば今昭和37年、建築のこの本庁舎の話がございました。その他には大きなものといえば例えば特養でありますとかSUN21これも町の建物でございます。それと先程からずっと出ておりました温泉の建物もやはり何らかの計画は立てていかなければならないのかな。そういうものも建てたところでCOM100と言えども、もう20年近く経ってそちらの方もやはり維持をどのようにしてやっていくのかというのが本当に1つ終われば1つというぐらいどんどん続くような状況の中で、いかに難しいけれども先を少しずつでも計画の中に盛り込んでいくという事が必要ではないのかなと思いますけれども、その点について町長のお考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
何と言いますか財源といいますか財政というか、そういうことも全然考えないで計画を作る場合は、今言われたようなこと全てを盛り込むことが出来るのかなと思っておりますけれども、中々財源だとか財政だとかそういうことを考えて将来構想なり第6次総合計画を立てる場合に中々そういう全てのものを盛りきらないというのが事実でございます。例えば第4次、5次でそうでありましたけれども教育施設を充実させたいということで言ってみれば色々な議論を頂きましたけれども小学校、中学校、幼児センターもそうでありますけれども、給食もそうでありますけれども10年以上の議論を要してやっとまとめ上げて1つの形にしてきたという経過がありますので、何をやっていくかということも色々考えるわけでありますけれども、また何を優先させなければならない、耐用年数が来ているのだということも含めて、そして町の人口規模だとかも諸々考えながらやっていかなければならない。それらは言ってみれば職員のプロジェクト会議なりで決めてたたき台を作っていくわけでありますけれども、そういうことの議論も審議会にお願いしていかなければならない。そういう今言われたようなことを全て盛りきれるかと言ったら中々具体的なことにはならない。表現としては少しボケたような表現にせざるを得ないと、福祉の充実だとか施設の充実だとかそういう形になってくるのではなかろうかと想定されるわけであります。議論の過程としてはそういう諸々もあるのだということも理解しているつもりであります。
質問 6番 藤原芳幸
それでは2番目に聞きました教育長にお伺いをしたいと思います。教育長とはこれまで何度か地域教育あるいはふるさと教育のことで話をさせて頂きましたけれども、美深の子供たちに町の将来を担ってもらう、そういった可能性をやはり残していくべきなのかなと思います。やはりこの町に子供のころから関心を持ってもらえるようふるさと教育というものはやはり必要なのではないのかなと思うわけであります。第5次総合計画では、第3章 次代をつくる人を育てるという項目の第2節が学校教育の部分が該当するわけでありますけれども、残念ながらそこには地域教育、ふるさと教育というものには直接の表現はないわけでありますけれども、記述をすることによって成果があがるという性格のものではないのかもしれないですけれども、そういうふるさと教育というものは恐らくこれまでも教育長の中では必要であり、それなりの取り組みはしているというように、今は理解をしているわけでありますけれども、この先もそういった地元のふるさと教育というものに関しては必要であるというようにお考えでしょうか。お伺いを致します。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
ふるさと教育と言われる部分でありますけれども教育項目の中にそういった具体的な記載がないということですが、先程お話申し上げた通りこれからの人づくりということで、これはもう従来から言われている部分ですけれども何と言ってもやはり郷土を愛する心と言いますか、そういったことを育成していくというのが大きな事業でありまして、大切にしたいということであります。そういった部分では社会科における副読本の問題ですとかそういったことを含めて、やはり美深を知る、それから学ぶ、体験をする。もっと言いますと色々な関係者の力を頂きながら体験活動、そういったことも進めて頂いております。そういった部分でふるさと教育というのは教育の中のやはり言ってみればその人の育ったルーツをかたちづくっていく事業でありますから大切なものであるということで、これまで取り組んできているという考えに至っております。
質問 6番 藤原芳幸
やはり必要なものであろうというような考えを頂きました。是非とも美深の特徴ある教育の1つにしっかりと加わっているのかもしれないですけれども、その辺は位置づけをして将来に繋げていって頂きたいなと思うわけであります。美深の将来を担う子供たちのための地元教育という点ばかりではない。地域の教育をしっかり受けたものというのは、仮によそに行ったとしてもそういうものの見方、違うところに行った時に美深はこうだ、他に行った時にこうだということが恐らく知ることのできるような1つの能力になっていくのではないのかなというように感じるわけで、日本のどこに行っても活躍できるようなそういった人材として恐らく子供たちに対しては、国はそういう教育をして頂けるような先程言ったような教育方針が出て来ているのかなと感じるわけですけれども、是非その辺は美深のことを知ることが他の町を知ることにも繋がるという視点で是非ともその辺は一歩進んだような形で総計に反映させて頂ければいいのかなと思っております。先程言ったように、これは決まるのがまだまだこれからの話なので、今そのことに対して即答、こうしますああします、こうしましたということは言えないのが現状だということはよくわかっているのですけれども、是非そのような考えで今後の意見集約等を進めて頂けないものかなと思うわけですけれども、ちょっとその辺に対してももう一度伺います。
答弁 教育長 石田政充(教育長は2019年9月まで)
自分のふるさとを語れる、国内もそうですし海外に出た時に特に、自分のこと、自分のふるさと、それから自分の身上そういったものを語れないと外国の方とのコミュニケーションは成り立ちません。これは国内においてもやはり同じことだろうと思います。学校教育に限らず例えばスポーツの分野でもそうですけれども、これまでアスリートを目指すという事でやってきましたけれども、その中の1つの重要な指導のポイントとしても、そういったふるさとを語れるということは大切なポイントになっています。このことは教育の全般を通して現在の教育の中でも昔で言えば学者有望ですとか、そういったものを授業の延長線上で、今学校教育と社会教育でコラボした中での社会教育の一定の予算をつけておりますけれども、そういったことを通しながら具体的に学校現場で色々な体験活動をしてもらう。地域の中を知る。そういった事業を取り組んできています。こういったことは目標の1つとして具体的にうたうというのは教育の基本的な当たり前のことになってきますので、そういったことをしっかりと取り組んでいける教育計画をつくっていく必要があるかなと思っております。
質問 6番 藤原芳幸
それでは最後に総合計画全般ということで、もう一度町長にお伺いをしたいと思います。この総合計画に関しては、議会側としては当然最後に議決という作業が残る訳でありますけれども、特別委員会をつくって同じように総合計画をつくる上で、こちらとしても関心を持って、そして協議をしていこうというような今予定を考えているところでありますけれども、今後どのような形で町のその特別委員会の方と第6次総計、町長の方で進めるものと連携をさせて頂けるのかどうなのかちょっとその辺だけお伺いしたいなと思います。
答弁 町長 山口信夫(町長は2023年3月まで)
今、1つの提案かなと思いますけれども第6次計画で議会の整合性といいいますか、それは当然図っていかなければならない。最後の相談をしなければならないと思っておりますけれども、その特別委員会なるものに我々があえて、今参加していくだとかどうするとかこうするという考え方は今、持っていません。従前のやり方を踏襲していきたいということを申し上げていたつもりであります。
質問 6番 藤原芳幸
以上、終わります。