美瑛町議会 令和5年第5回定例会 2023年9月12日
(1)脱炭素化の取組について/(2)美瑛高校の魅力化と存続に向けた取り組みについて
2023年9月12日、美瑛町議会の一般質問で、保田仁議員が「脱炭素化の取組について」「美瑛高校の魅力化と存続に向けた取り組みについて」について質問し、町長 角和浩幸が答弁しました。
- 質問者
- 保田仁 議員
- 答弁者
- 町長 角和浩幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 5番 保田仁
5番、保田 仁。質問方式、時間制限方式。質問事項1、脱炭素化の取組について。世界規模での脱炭素化の流れの中、本町においても国の求めにより「美瑛町ゼロカーボンシティ宣言」(以下「宣言」という。)を昨年4月28日に表明し、その宣言後には担当部署やプロジェクトチームを設置するなど、その取り組みを加速させていることが町広報紙などから窺えるところであります。地域が脱炭素の取り組みを進めるうえで重要なことは「行政と民間が一体となって取り組むこと。」「脱炭素の取り組みが地域課題の解決に繋がること。」だと言われています。本町においても、農業廃棄物であるトマト栽培後の根・茎などの大量の残渣を乾燥、粉末化、成型加工して、使い捨て食器の代替素材として活用した後に堆肥化することにより、焼却処分による炭素発生量を抑えるとともに、農業残渣の処分問題という地域課題の解決にも繋がる試みとして、町民有志によって取り組みが進められており、他の取り組みが芽吹くことも含めて今後の進展に期待を寄せているところであります。そこで、次の4点について伺います。(1)宣言以降における具体的な取り組み内容について。(2)脱炭素化の取り組みに対する国からの支援内容と、国から「脱炭素先行地域」指定を受けた場合のメリットについて。(3)本町における地域課題解決に繋がると考えられる脱炭素化の取り組みとは。(4)民間企業が実施する脱炭素化の取り組みに対する助成制度について。質問事項2、美瑛高校の魅力化と存続に向けた取り組みについて。本年6月の第4回定例会での「美瑛高校の将来像と支援について」の一般質問に対する町長の答弁では、「美瑛高校の存続が、人口減少の緩和や地域経済に寄与し、本町の地方創生にも役立つと認識していることから、町としてより一層美瑛高校とともに地域づくり人づくりに取り組む必要があると考えており、今後は先進事例や識者の知見を借りながら、これまでの支援策とは別の観点で美瑛高校の魅力化と存続に向けた取り組みを検討する。」として、「多くの方々の知見をお借りして、プロジェクト的に進めていく。」「それも早急に進めないと、今の入学者数を見ていると、もうそれほど時間は残されていない。」という認識を示されました。私も町長の上記答弁の趣旨に賛同するものであり、早急な取り組みの進展を期待するものであります。そこで、次の3点について伺います。(1)「時間が残されていない。」との認識ですが、何時までにどの様な意見をまとめる必要があるのか。また、北海道教育庁等との協議は進めているのか。(2)外部の人材を交えてのプロジェクトの推進・組織体制をどの様に考えているか。また、学校運営協議会や教職員との関係性をどの様に整理するのか。(3)町としての最終意見には町長の意思が反映されていなければならないと考えるが、プロジェクトとの関わり方をどの様に考えているのか。質問の相手は町長です。
答弁 町長 角和浩幸
5番、保田議員さんからの2項目にわたります質問に答弁を申し上げます。「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」が2021年10月に閣議決定され、国は、2050年カーボンニュートラルという目標を掲げ、脱炭素社会の実現に向けた取組を行っております。国が目指している脱炭素社会は、将来に希望の持てる明るい社会であり、地球温暖化対策を経済成長につなげるという考え方の下で対策を進めていくことが伝えられております。本町におきましても、議員御指摘のとおり、行政と民間が一体となり、地域の課題解決につながるよう進めていくことが大切であり、現在取り組んでいる「再生可能エネルギー導入目標策定事業」(以下、目標策定と呼びます)において地域の課題を洗い出し、まち全体で脱炭素化の事業を進めてまいります。1点目につきましては、7月の機構改革におきまして「地域みらい創造室ゼロカーボン推進係」を新設して体制強化を図りました。事業としましては、目標策定の過程で町内の温室効果ガスの排出量調査を行い、本町にふさわしい再生可能エネルギーの導入について検討を進めているところであり、目標策定は、来年1月に作業が完了する予定です。2点目につきましては、現在、国の支援制度としては再生エネルギー設備の整備支援など様々な分野があります。今回実施している目標策定により本町にふさわしい脱炭素事業を明確化することで、有効な支援制度を活用したいと考えます。また、「脱炭素先行地域」は「実行の脱炭素ドミノ」のモデルとされており、指定により国の重点支援が受けられるほか、自治体の積極的な姿勢を内外に示すこともできるなど、地域課題解決と住民生活の質の向上に向けた取組に大きく寄与するものと考えます。3点目につきましては、議員御指摘の農業残渣の問題や家畜ふん尿処理、オーバーツーリズムなどの農業や観光における地域課題が多数ありますが、脱炭素化の事業において解決策もあると期待しております。また、災害時の電力確保など、地域を守る取組も進める必要があることから、再生可能エネルギー等の活用や省エネ活動、蓄電池、EV自動車の普及について検討してまいります。4点目につきましては、民間企業や町民の理解や活動なしでは、ゼロカーボンシティは実現できません。現在国が呼び掛けている「デコ活」(消費行動の変容)を町としても推進し、ライフスタイルの変革を後押しするなど、脱炭素社会への意識向上を図りつつ、今後策定を予定する地球温暖化対策計画の区域施策編におきまして、国からの助成制度の活用や町独自の助成制度の創設を検討してまいります。質問事項2項目め、美瑛高校の魅力化と存続に向けた取り組みについてお答えをいたします。美瑛高校の魅力化と存続に向けた取組は、緊急の課題と認識し、現在も可能な限りの支援を行っております。ただ、これまでもご答弁申し上げておりますとおり、北海道立高校であることから、美瑛町が実施できる権限、機能は限られております。教育機関としましては、北海道及び美瑛高校自体の取組が要となるところでありますが、町としましても地域の活性化にとって重要な社会基盤の一つとの位置づけの下、今後とも美瑛高校と歩調を合わせ、存続のために取り組んでまいります。1点目につきましては、令和6年度からの「公立高等学校配置計画案」では、「第1学年の在籍者数が2年連続して20人未満となった場合は再編整理の検討が必要」と明記されました。既に本年度の1年生は20人を下回っており、美瑛高校も生徒確保に向けて中学校への説明活動等を強化しております。町としましては、根幹である美瑛高校存続の要望を続けるとともに、北海道教育委員会とも現在協議を行っております。2点目につきましては、高校運営の改善に向けて地域や教育関係者、PTA等で構成する美瑛高校学校運営協議会が平成30年に発足し、活動されておりますので、高校の将来像も同協議会で検討されると認識しております。一方、町としましては、本年10月より国の地域活性化起業人制度を活用したプロフェッショナル人材の起用を予定しております。他地域の高校魅力化の実践と経験をお持ちの方ですので、協議会と連携の下、活躍していただきたいと考えております。3点目につきましては、高校の魅力化や存続につきましては、何よりも地域と関係者の熱意と盛り上がりが不可欠であると考えます。他自治体の事例を見ましても、地域から声が上がり、多くの人を巻き込み、協力体制を築いたところが成功していると思います。トップダウンがふさわしい課題とは思っておりません。地域、関係者の皆さまとともに、総意をまとめていくのが私の役割と認識しているところです。以上です。
質問 5番 保田仁
5番、保田でございます。はい、まず1点目のですね、炭素化の取組について再質問をさせていただきます。答弁いただきました、前段におきまして、再生可能エネルギー導入目標策定事業について来年1月までにまとめるというところでございますけれども、大体流れとしまして本町における現状の分析ですとか、排出量の推計、地域課題の解決を含めた将来ビジョンの作成だとか、そんな必要な脱炭素施策の検討が事業の流れということになろうかなとは思いますけれども、この地域課題解決等、脱炭素をどのように結びつけていくのかというところでこれは重要な、流れなのかなという風に思っています。そこで答弁にもありますとおり、ここで地域課題の洗い出しを進めるというところですけれども、どんな風に進めていくのか町民全体でいくのか、団体、関係団体だとかプロジェクトを組織するだとかいろんな方法があると思いますけど、どのようなまとめ方、洗い出しをしていくのかをまず伺いたいと思います。
答弁 町長 角和浩幸
美瑛町再エネ導入目標策定事業の取組でございますけれども、現在、この目標策定に向けまして委員会方式で策定にあたっているところでございます。その委員会の構成につきましては議員ご存じかもしれませんけども、美瑛町内の農協さん、商工会さん、観光協会さん、白金温泉の観光組合さん、建設業協会さん、森林組合さん、美瑛慈光会さん、あるいは北海道銀行さん旭川信用金庫さん、事業者として、びえいフーズさん等々、町内の各種団体、企業の方々、それぞれに参加をいただいております。そのほか専門的な知見を有するということで室蘭工業大学さん、北海道再生可能エネルギー振興機構さん等々にも、この委員会の中にメンバーとして入っていただきまして、専門的な観点からのアドバイスやご意見をいただいているところでございます。そしてこの委員の中でまちづくり委員会さんですとか移住定住促進協議会といった町民、住民の代表の方、視点を持った方々も加わっていただいております。今、美瑛町内で、各産業間で起きているあるいは日常生活の中で起きている課題が何であり、解決策を求められているというものをご議論いただくには、今回のこのメンバーの方々というのは、非常にふさわしい方々といいますか、各種団体あるいは町民のお立場、専門的知識を有する方々のご議論いただく、この委員会の中の議論そのものの中で地域課題が何であり、その解消に向けた取組を進めていこうというご議論が進んでいくものと認識しているところであります。
質問 5番 保田仁
委員会方式で大きな枠組みの中でその中で地域課題の洗い出しなんかもこうやっていこうというところで、たくさんのですね地域課題掘り起こしてですね、それを脱炭素に結びつけて、国の支援制度と、そういったものに結びつけていければですね財源確保にもなるのかなと思いますけれども、そういった財源確保を国の支援制度を活用することなどの財源確保に努めていっていただけると思っておりますけれども、いろんな支援制度が国の中でもあるのかなと思っておりますが、ハード事業だとかソフト事業いろいろあると思いますが、どういった支援事業をですね、支援制度を活用していこうと、想定をしているのかですね、想定がありましたらですね、お伺いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
国の北海道も含めた支援制度はもう本当に今ゼロカーボンカーボンニュートラル分野におきましては様々な制度が準備されているところであります。もちろん私たちも、具体的な事業をこれから展開していくに当たりましては、少しでも有利な制度を利用して、財源を確保した中で進めていくのが理想的な進め方であると認識をしております。ただ、今先ほど答弁を申し上げましたけれども、まさに今目標策定事業の策定の最中でございます。そしてその目標策定が終わった後に地球温暖化対策計画の区域施策編、重要な計画でありますけれども、こちらを策定していく中で、美瑛町がどの分野でどういうことをしていくのかということが、その段になって明らかになってまいります。その計画に基づきまして、1番有効である施策を展開する。そのためにはどのような支援制度を有効に活用していくのかと、いうことを具体的に考えていきたいと思っております。今具体的にこの事業を使っていくというようなところまで踏み込んだ検討はされておりません。
質問 5番 保田仁
5番、保田です。走り出したばっかりというかスタートラインからちょっと行ったぐらいだったのでそんなにそんなに具体的な具体策はないんですけども、国の支援は十分に受けていくような形でとっていきたいというようなことだと思うんですけども、それで脱炭素先行地域の指定というのがありますけれども、道内では札幌調べた限りは道内では札幌、石狩、奥尻、上士幌、鹿追などが指定を受けていると。こんなふうに見ましたけれども、役場内でのプロジェクトチームも鹿追町など、先行地域を訪問しましていろいろ勉強してきたと。そんなことで広報紙に書かれておりましたけれども、地域指定を受けることで国の重点的な支援を受けられると、そんな風なことのようですが、そもそも先行地域の指定を受けることがですね、かなり難しいのかなとも思っておりますが、例えば指定を受けられた場合にでも、重点的に交付金を受けられるけれどもいろいろな計画づくりですとか、ハード、高度な高額のハード事業をやらなきゃいけないとかですねメリット・デメリットが、いっぱいあると思うんですけれども、地域指定を受けることのですね、メリット・デメリットとかっていうのは把握しておりましたら答弁をお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
先行地域の指定でありますけれども少しご質問とずれるかもしれませんが、今、美瑛町役場内で先ほどの目標策定事業に係る委員会を設けてそこで専門的な知見、また町民の知見で話を行っていただいております。それと別での場でありますけれども、官民連携の取組の一つで産官学の方々と、美瑛町の課題を解消していくにはどうすればいいのかというような、意見交換の場も設けております。少し委員会の場と、メンバー重なっておりまして、室蘭工業大学さん、ある株式会社エアウォーターさん等も、加入して定期的に意見交換をさせていただいている場でございます。そちらのほうの場で、よく出ますのが先行地域の指定、どうしていこうという話でございます。メリットは、もう先ほど申し上げましたとおり、重点地域なので国からの手厚い支援が期待されるということは当然あることでして、指定を受けることによるデメリットというのはあまり考えられないといいますか、指定を受けるのが望ましい姿であると考えております。ただ、その意見交換の場の中で国の動静に詳しい委員の方々もいらして、先行地域の指定という今、大変ハードルが上がってきていると。1番最初の初期の頃に指定された地域がつくった計画段階ですとか、内容よりも数段、高いものを要求されてきており、実際、何度も応募しても落ちてる自治体が出てるというのが現状であるというような報告もいただいておりまして、気概としては、先行地域指定を目指して美瑛町も頑張っていくという姿勢で臨んでまいりますけれども、現実問題として、大変ハードルが高く狭き門になっているというのが現状であるという報告もいただいているところでございます。
質問 5番 保田仁
9番、保田です。最終的には地域指定も視野に入れながら頑張っていきたいというようなことですけども、ハードルが上がってるということで、ハードルを越えるために頑張り過ぎてですね、首を閉めないようなですねことでよく考えていただきたいなと、そんなことを感じます。それからちょっとですね、今回トマト残渣物の取組ということで、残渣物を粉末化して加工して代替食器にするというようなことで、炭素の排出量の削減という意味でいけばですね、少量にとどまるのかなという風には思いますけどもこういった取組をですね、行政に先行してですね、民間で有志で、町民有志で取り組むということはですね非常に重要であると思っております。今後においても大いに期待が持てることだと思っておりますが、そこでですね、町としてですね、支援を表明することでこういった取組、この取組を含めてですね今後の取組、民間企業の取組、民間町民有志の取組がですねの背中をですね後押しすることにつながっていくのかなと思いますけれども、財源の問題もありますが、町長がそういった、民間有志による、脱炭素の取組を支援していくというような考え方をお伺いをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
ご指摘、ご説明いただいておりますトマト残渣からの、例えば、食器類等への再利用というのも、私も存じておりまして、で、食器類だけではなくて繊維をとってそっから紙、名刺の台紙つくっていくとか、それが、よくあるトマトの残渣からそれができるということが、商品化、商品化といいますかモデルは出来ているというところまで、私も承知しておりまして、大変すばらしい取組だなと思っております。特に、この個別具体的このケースでいきますと、美瑛町の農業にとりましてトマトはもう大変重要な産業でございます。そのトマトを重要な作物であるトマトから、それを再生し循環させることで別の再利用に行くということは、これが本当に、今までも議論をさせていただいておりますけれども、カーボンニュートラル、ゼロカーボンの取組の中から新しいビジネスが生まれてくるということの典型じゃないのかなという風に大きく期待をしているところでございます。でありますので、どのような形がとれるのかは別としましても、今、ほぼ個人の方のレベルで行っていらっしゃることが、行政がお手伝いご支援することによって、町全体のレベルでの取組につながるということになりますと、美瑛町としての取組姿勢を示すことにもなりますし、何より地域の循環が実現していくことになりますので、こういった先駆的な民間事業者さんのお取組というのは、町としても積極にご支援させていただきたいと考えております。ただ、どのような形のご支援ができるのか、あるいは、ゼロカーボンを取組をしますという事業者さんに対して様々アイデアをいただいて実現可能なものにご支援するのかとか、支援の仕組み、仕方というのは、少し精査しないといけないところはあろうかなと思いますけれども、ぜひとも、美瑛町も一緒になりまして民間事業者さんの取組と一緒の取組を進めてまいりたいと考えております。
質問 5番 保田仁
分かりました。支援を厚く、よろしくお願いをいたします。続きまして2番、美瑛高校の魅力化と存続に向けた取組につきまして再質問をさせていただきます。6月の第4回定例会に引き続きまして、美瑛高校の魅力化と存続の取組の質問になりますけれども、今回はですねこれからどうやって取り組んでいくのかというところと、そこに町長としてのですね思いをどのように反映させていくのかというところをですね、中心に質問をさせていただきます。9月6日の議員協議会の説明の中でですね、美瑛高校の存続についての現況説明というところで、来年度入学者が20名を切った場合、美瑛高校が再編整備の対象となる可能性が一気に高まる。存続のためには一層の対策が必要であるという風に結んでおりますけれども、もし仮にですね再編整備の対象となった場合ですね、道なり道教委が、どのようなロードマップといいますか、流れでですね、再編整理を進めていくのか。例えば来年、20名を切った場合に再来年にはもう再編整理をされてしまうのかとか数年、時間を余裕を持ってくれるのかとか、そういったところの中身ですね、流れを把握しておりましたら答弁をお願いいたします。
答弁 町長 角和浩幸
結論から申しますと、まだ具体的なタイムスケジュールまでは把握してないといいますか教えていただけないというか、承知をしていない段階でございます。ただ、通常でいきますと、道立高校の配置計画の中で、ある程度のスパン5年のスパンを見ながら、どこの高校とどこの高校、学級を減らすとか統合するとかっていう表が出来ております。で、その表はそのタイムスケジュールでいくんですけれども、もしかしたら今回のように、2年続けて20人を下回った場合は、その5年の表に載ってなくても突然入ってくることも考えられるという風に私たちは考えております。ですので今の時点今手元にある資料の中で、美瑛高校についての言及は全くないんです。整理統合をどうこうというものはありませんけれども、次の募集のときに20名を下回った場合に、突然、その中に入ってくることは十分考えられるという、強い危機感を持っております。
質問 5番 保田仁
これからの魅力化を進めるだとか存続に向けた取組をするに当たってもですね、そういったいつそういう整理の段階になっていくんだっていうのを把握しておくことはすごい重要なことだと思うんですね。効率的に効果的にそういった取組を進める上ではやっぱりそこら辺のスケジュール感だとかそういったものは早めに把握しておいていただきたいなとそんな風に思っております。いかがでしょうか。
答弁 町長 角和浩幸
ご指摘のとおり、このタイムスケジュール感というものにつきましては、大変重要ですので情報収集も鋭意に努めてまいりたいと考えております。先ほど答弁申しましたけど、道教委、あるいは上川教育局とも協議をしておりますし、教育長も協議をしていただいて様々なチャンネルで協議をしております。道教委としましては、この1学年20人というここをどうすればクリアできるのかっていうところを、やっぱりアドバイス言及していただいている状況でございまして、このままいったら、整理統合だよというよりは、どうにか募集を増やして入学しているものを増やしていくするための努力を一緒に進めていこうという立場で、道教育委員会とも今協議を進めている最中であります。
質問 5番 保田仁
保田です。それではですね、今回の答弁の前段でありますけれども、ちょっと読まさせていただきます。北海道立高校であることから美瑛町が実施できる権限機能は限られております。北海道及び美瑛高校自体の取組が、要となるというところで、今後とも美瑛高校と歩調を合わせていくというようなことでご答弁をいただいておりますけれども、これは取組主体はあくまで道だとか道教委だとか高校自体であるから、その取組、道や道教委の取組や判断に委ね、町としては追随するというような感じでですね、聞き取れるのですが、前回のですねご答弁の中にですね、町長ちょっと言われてました。道立高校だから、道がやるべきというスタンスではなくて、町も主体的に関わっていく、町の地域振興の大きな振興の大きな要の一つの存在であるということ、そういう観点から町が変わっていく時期に入っていると思っているというところで、その時、前回6月の答弁の中ではですね、何か先行し、先行いいますか主体的にやっていきたいというような強い熱意を感じたんですけれども、今回ちょっと何か大きく後退したような感が感じがします。町長の意思が伝わってこないような感じがしております。その点についてはいかがでしょうか。
答弁 町長 角和浩幸
美瑛高校が教育機関という位置づけだけでなくて美瑛町において、存続することの意義、そこに、美瑛町が力を入れていくということは当然そのスタンスは変わっておりません。ただ、非常に説明も難しく長くなりますけれども、今、道立高校である美瑛高校が、この後どうしていくのかというのは、まずはやはり、美瑛高校自体が積極的な展開案を考えていただきたいなとか、いただく主体であり、道立高校としてどのようになっていくのか私たちがそこに口を挟める立場でもない。その中で、道立美瑛高校がどこを目指していくのかという姿を、私たちもみたいな、どこを目指すのかっていうところを見ていきたい。それは高校本体もそうですけれども、コミュニティースクールである、学校運営協議会もそうですけれども、その中から、目指すべき姿をどこに置くのかというところを非常に熱く期待をしているところでございます。一方、もしかしたらこの後ご質問いただくかもしれませんけど、先ほども答弁申し上げましたが地域活性化起業人制度を利用して、町としてできる取組としまして高校の魅力化の経験と知識がある方を採用させていただきたい。これからそれに係る予算につきまして議会にもお認めをいただけなければならないと思っておりますけれども、そういう有能な人材を町として雇用をさせていただき、高校の魅力化に、高校とともに働いていただきたいという取組を、まさに今進めようとしているところでございます。そのときに、この美瑛高校が私どもが活躍を期待する地域活性化起業人の方と、どのような関係性を築きどのようにこの方の意見を聞いていただけるのかは、やはり、最後ボールは高校側にあるわけでありまして、こちらとしては、非常に将来像を一緒になって示していきたいという思いはございますけれども、美瑛高校、肝心の美瑛高校がどのようなスタンスで臨んでいくかによるところがあるというところをご理解いただきたいなと思います。
質問 5番 保田仁
ちょっとこの後質問しようとっていうところ、思ってるところがちょっとかぶってしまいますけども、経験豊富な外部のプロフェッショナルを登用するって大変有効で大変大事なことなのかなと思ってますし、いろんなアイデアですとかが湧いてくるだとか、いろいろ学校運営協議会とも連携しながら活発な議論になろうかなと期待をしているところでありますけれども、学校運営協議会といわゆるコミュニティースクールというところだと思うんですけれども、コミュニティースクールの役割なんですが、道教委のホームページによるとですね、その目的がですね、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる。地域とともにある学校への転換を図るための有効な仕組み、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことが出来ますと、いうところで役割がですね、校長が毎年度作成する教育課程の編成に関する基本方針の承認ですとか、それから学校運営に関する事項について教育委員会または校長に対して意見を述べることができるだとか、職員の任用に関する事項についてですとかそういった現在の運営に関する意見を述べたり、承認をしたりという、そういうことが主体であって将来高校をですねどういう姿にもっていこうだとか、そういったところまでは何か含まれていないように読み取れるんですけれども、それとコミュニティースクール学校運営協議会とですね、プロジェクトを立ち上げるのかプロフェッショナルな企業人ですか等ですね一体化してやっていくのはちょっと、整合性がとれないというかあまりしっくりこう、なじまないというような感じを受けるんですけれども、そういった意味でいけば、連携を取る事は絶対に大事だとは思うんですけれども、学校運営協議会にその将来像を築いていくっていうとこまで投げかけること自体はですね、ちょっと違うんじゃないかなという風に考えるんですがそこら辺はどうでしょうか。
答弁 町長 角和浩幸
学校運営協議会に具体的な、最終報告の形のプランを示していただきたいということではなくてですね、どのような方向性であり、どのような声がこの学校運営協議会の中で出ているのか、それを地域の人に発信をするのかというところを期待しているというところであります。誤解をちょっと恐れずに申しますと、今美瑛高校の現状先ほど来申してます、2年続けて20人以下であると、整理統合の対象で整理対象の統合の対象になりますという状況を果たして、地域の方々、あるいは学校のPTAの方々あるいは卒業生の方々が、どのように捉え、誤解を恐れずに申しますと、学校残そうという声が上がるのか、時代の流れで整理統合になってしまっても、それは受け入れるという方向なのかどちらかの声もあまり私たちは聞こえてこないなという正直な思いがあります。大きな方向性を声を上げていただいていけば、地域の皆様の意見、考えはこうだということでそこに乗れるんですけれども、何かこう静かなまま今、状況が変わっていくのを待っているような感がございまして、正直なところ、踏み出していくときに、先ほどトップダウンでというようなご質問もございましたけれども、今の状況で、右だ左だと言っても、皆さんが付いてきてくれるのかどうかという確証が持てないというようなところもございます。ぜひ、私たちも声を上げていただく聞かせていただく機会というものは設けてまいりたいと思いますけれども、まず何より美瑛高校が今、どう行きたいのか本体ですね高校自体が、どういう方向に行こうとしているのか、そしてそれを支えている皆様がどういう方向を目指そうとしているのか、というところの思いを聞かせていただきたいなというのがあります。そしてその中で地域活性化起業人が、その関わる中でうまく引き出してそういう方々の意見をまとめるそういう立ち周り役割を果たしていただければ、前進していくのではないかなという思いでおります。
質問 5番 保田仁
保田です。美瑛町民というか地域住民はですね、美瑛高校の存在っていうのを、正直それほど大きくはとらえてないんだと思います。というのは、小学生中学生の子供さんいる方であれば、これからどこの高校に進学させようかだとかそういったところは関心はあると思いますけども、あと、あそこは旭町ですか旭町の周辺の人達ですね、そこら辺の人たちがなくなるのと、廃校になって廃墟になるのとね、いろいろ今、生徒たちがわいわいやるのと、違いってやっぱりずっと存続してもらいたいっていう気持ちありますけど、そのほかの人達ってOBさんは分からないですけども、あまり関心がないと。正直なところだと思うんですよね。だけど、だから声が挙げづらいとだから待ってたら声は上がってこないと思うんです。絶対に多分絶対にというか上がってこないのが普通だと思うんですよ。だから、この後ちょっと質問しようと思ったんですけれども、町民の盛り上がりを待っているのではなくてですね、町民を大きく巻き込んで仕掛けていくと。美瑛高校はなくせないんだと絶対なくさないんだという強い意志をですね、町として町長としてトップとしてですね、表明していくことで多くの人を巻き込んでいくとか協力体制を築いていくための起爆剤やエネルギーをやはりトップであるですね町長がですね、熱意を込めて決断してけ積極的に意見を述べて関わっていくというそういう姿勢がですね、まず先に不可欠なのかなという風に私は考えます。だから、答弁にありますトップダウンが、これ違うんじゃないかっていうのは、私は全く逆でですね、町長が、方向性をがっちり決めて、町民に振っていくって言うんでしょうかね、絶対になくなっちゃうよりあったほうが絶対いいですよねっていうのは当然だと思うんですけども、私の考えでは 当 然 だ と 思 う ん で す け ど も 、 そ う い っ た で す ね 、 方 向 性 を き っ ち り 決 め て 、 細 か い議論についてはそういったプロジェクトですとか、企業人ですとかそういったところでですね、よりベターなその方向性だとか、作業をしていただくっていうところで、やっぱり町長はやっぱり大きな方向性を決めてですね、進むっていう大号令をかけていただきたいなとそんな風に思っていますが町長の考えをお聞きをいたします。
答弁 町長 角和浩幸
私の考えももちろん、役割として立場として示していかなければならないかなと思いますけれども、現状今こうだという考えは持ち合わせていないというか、非常に難しい問題で非常に悩み、迷い、そして、であるからこそ地域関係者の皆様のお話を聞かせていただきたいなと。それは出てって聞くことはもちろん必要ですけれども、盛り上げがあればいいなという思いです。いくつか段階があると思います。道立高校のまま今のまま残していく、絶対残すんだという想定で、その時に残すのは何を残していくのか、普通学級としての美瑛高校を残す、でも、現状を見てますと、町内からの進学者も減ってきている。で、客観的に見れば、美瑛町内の中学生は他の高校を選んでいるのではないか、ほかの学校に行きたいっていう生徒さんを、美瑛出身だから美瑛なんだから美瑛高に来いという形で美瑛高校を残すというのは、僕はちょっと違うのではないのかなと思っています。では、美瑛高校を残していくには、なぜ残すのかっていうと、進学、進路とは別の物差しの中で美瑛高校にいることの意味、意義を見つける。ここに行きたいんだという魅力化、一言では魅力ですけれども、魅力化を持った高校にして、そして残していくのだというステップを次踏まなければいけない。そのステップを踏む場合には、それが道立高校として、その魅力を発信できる高校なのか。道立高校ではそれが出来なくて、町立化なりという、別のスタイルの中で、その魅力を発信していくなら、道立をやめて町立にしていかなければならない。ステップが幾つかある中で、今、正直なところ、どこに行けばいいのかを私個人としては判断しかねているところでございます。そういう意味では、今回の質問は本当にありがたいことで、意見を交させていただくというの大変貴重な機会だと思いますし、先ほど来ですけれども、コミュニティースクールをはじめ、学校本体もですし、町民の皆様とのより一層の意思の疎通を図る中で、みんながこの方向だと納得できる方向性総意を形成していくということが、今、私は大事かなと感じているところであります。
質問 5番 保田仁
最後ですけれども町長も考え方は同じかなと思いますけども、やはりどういう形で残すかっていうのはね、まだ分からないと思うんですよね。ただスケジュール感だとか多分、来年の20人切るか切らないかっていうのはもう今の段階では中学3年生って方向性、かなり決めてますよねもう多分ね、秋口ですんで。だから結構危険性というのかな、高いのかなという風に思ってますし、魅力化これからやって、いつから魅力化の作業やるのか分からないですけども、かなりせっぱ詰まってるし遅いっていうところでいけば、何か引っ張る力がないとならないと。待ってるんではなくて、引っ張る力で引っ張ってもらいたいというのが最終的な私の意見ですので、よろしくお願いします。以上で、最後です。
答弁 町長 角和浩幸
道教委さん、関係者とも協議を重ねております。またその中でこちらはこういうような、道立高校の形いいのではないですかと言ってもそれがなかなか道としては理解してもらえない、受入れてもらえないようなやりとりというものも正直なところございます。そのような中で、道立高校なのでそこがやはり壁で提案してもなかなか通らない、もちろんと受けてもらえるものもありますけれども、通らないものもある中で主体的にこっちが持っていきたいんですけれどなかなか最後まで舵を切りとれないっていうようなもどかしさがあるところ、正直な何か愚痴をお伝えしたいなと思います。そのような中でございますけれども、冒頭から申してますように社会基盤としての美瑛高校これまで美瑛町内で美瑛高校があることによる、この効果、地域への貢献度というものは、もちろん十分認識しているわけでございまして、これが今後とも、美瑛町活性化のために、美瑛高校が必要だということであれば、全面的に支援し、また引っ張っていく、そういう覚悟でございます。そこを見極めるといいますか、そのためみんなで一緒になってそっちの方向へ行こうよというところを意見を上げてもら うために、地域活性化起業人の方のお力もお借りしたいですし、コミュニティースクールなので余りこちらからも言えないんですけれどもコミュニティースクールの方から意見を募ってもらうというかアンケート調査してもらって、どういう方向を目指したという、コミュニティースクールの中にも役場の職員も入ってますので、その職員から声を出して、コミュニティースクールの取組をちょっと進めてもらうとかというようなことを一つ一つ重ねながら、しかし、時間もないのも分かっておりますので、早急に方向性を示す形を取れればいいなと思っております。よろしくお願いいたします。