美瑛町議会 平成30年第3回定例会 2018年6月22日
(1)関係人口という考え方と美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略について/(2)サイクル・ツーリズムの推進について
2018年6月22日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「関係人口という考え方と美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略について」「サイクル・ツーリズムの推進について」について質問し、町長 浜田哲が答弁しました。
- 質問者
- 八木幹男 議員
- 答弁者
- 町長 浜田哲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 4番 八木幹男
おはようございます。トップはいつも避けてるんですけれども、本日はトップということで、よろしくお願いをいたします。番号4番、八木幹男。質問方式、回数制限方式。質問事項1、関係人口という考え方と美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略についてお伺いをいたします。移住・定住人口でも交流人口でもない、関係人口という考え方をよく耳にするようになりました。交流人口という概念が、いつの間にか短期の観光として語られる傾向が出てきていて、自分のお気に入りの地域に週末ごとに通ったり、頻繁に通わなくても、何らかの形でその地域を応援してくれるような人、地域に関わってくれる人口のことを言うようです。人口減少が避けられない現状では、地域外の人材を含めた関係人口を増やす、マチのファンを多く獲得していくというプラス発想にもつながり、関係人口という概念には大きな示唆が含まれてるように考えます。美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略では、政策5原則の項目で、具体的な数値目標・重要業績評価指数、いわゆるKPIを設定し、PDCAサイクルにより効果を検証します、とあり、進捗状況に注目しています。そこで、次の3点を町長に伺います。1、まちづくり寄附額は、ここ3年間を見ていくと、微増状況にあるものの発展余地があるように思いますが、新たな取り組みはあるのでしょうか。2点目、移住相談件数関連では、美しい丘の風景に暮らすというパンフレットが作成され、活用を期待するところですが、過去3年どのように推移し、新たなUターン対策などはあるのでしょうか。3、今年度の事業概要書の移住対策事業から、より前向きな取り組み姿勢を感じています。関係人口という視点から情報のデータベース化とフォロー策が必要と考えますがいかがでしょうか。質問の相手は町長です。質問事項2、サイクル・ツーリズムの推進について。自転車に関連した大きな潮流が見られます。国土交通省の自転車活用推進法が昨年5月1日に施行、今年の4月1日には北海道自転車道令が施行され、さまざまな地域・多様な組織の動きが活発化しています。本町においては、街中にサイクリストの姿が見られるようになったり、第9回となる丘のまちびえいセンチュリーライドも開催予定となっていますが、さらに発展させるためには多様な組織・団体との連携が重要になってくるものと考えます。具体的な事例から見ていくと、本町関連では、国土交通省・北海道開発局の石狩川流域圏ルート、富良野・占冠ルートの2ルートが挙げられており、サイクル・ツーリズム北海道推進連絡会、ここは事務所が北海道商工会議所連合会にございます。では、旭川空港をスタートし、帯広空港がゴールとなる3泊4日のルートが設定されています。また、富良野・美瑛広域観光推進協会、こちらのサイクル部門が主体となっておりますが、ここが主体となっている事業など、枚挙にいとまがありません。本町には道外の市町村のように何百年と続く伝統工芸・伝統芸能といったものは無く、自転車関連事業など新しい事業を文化の領域まで高めていくこと、ブームに乗るというのではなく、文化の創造こそが勝ち残りの必要条件と考えています。そこで、次の3点を町長にお伺いいたします。1、サイクル・ツーリズム推進に向けた拠点づくりを含め、全体像をどう描いていこうとしているのでしょうか。2点目、自転車事業を文化の領域まで高めるには、町民の理解と参加が不可欠です。町民向けの事業展開はどのように考えているのでしょうか。3点目、他地域・多様な組織との連携をどのように考えているのでしょうか。質問の相手は町長。以上よろしくおねがいします。
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
昨日8人の方に一般質問いただき、今日は2人の方に一般質問いただくということになります。どうかよろしくお願いを申し上げます。まず、4番、八木議員さんの方からは、一般質問2点についていただきましたので、答弁を申し上げます。関係人口という考え方と美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略について。平成28年3月に美瑛町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定してから3年目を迎え、施策の数値目標として定めた目標値に今後どれだけ達成できているかなどの検証に入り、PDCAサイクルによる評価を実施していきたいというふうに考えています。1点目のまちづくり寄附についてのご質問でありますが、平成20年度にふるさと納税制度が創設され、本町においてもまちづくり寄附事業に取り組み、これまでに多くの皆様方にご支援をいただいて、自然環境、景観の保全や教育、まちづくり事業など、地域の活性化に活用をさせていただいております。制度開始後、本来の目的を逸脱して自治体間で寄附に伴う返礼品の競争激化が社会的問題となり、昨年4月には総務大臣より、返礼品の額を寄附額の3割以下に抑える旨の指導もあったため、本町においても適正な対応を取りながら、町内の農家の皆さまや事業者の皆さまのご協力の下で、本町の新鮮な農産物や魅力ある商品を寄附者の方々へ期間を通して、定期的な配送をさせていただき、一定の寄附額を確保、維持することができているものと考えております。本年6月からは新たな返礼品として、町内のプロの写真家による撮影ツアー・フォトレクチャーを追加して、観光に関する新たな滞在型・体験型についての取り組みも始めており、このツアーによって実際に美瑛町に訪れてもらうことで、関係人口に結びついていくものと期待をしています。今後も、寄附された方々が本町に興味を持ち、喜んでいただける手法などを常に模索し、本町の様々な可能性を追求してまいりたいと考えております。2点目についてでありますが、役場窓口における移住相談件数については、平成27年度が55件、平成28年度が64件、平成29年度が87件という状況であります。Uターン対策として北海道移住促進協議会が主催する北海道暮らしフェアなどに出展し、美瑛町での就職情報や暮らしの情報を提供し、その後、二地域居住住宅に申し込まれ、数組の方々に実際に美瑛町の暮らしを体験していただいているところであります。また、本年度は6月24日に東京有楽町の交通会館で開催される、北海道へ本気の移住相談会に町内の福祉関係団体と連携して出展し、幅広い求人情報などを提供して美瑛町への移住につなげていきたいと考えているところであります。3点目についてであります。上記の北海道暮らしフェアなどの参加者や役場窓口での相談者などへ、その都度、移住情報を発信しているところであります。また、昨年度丘のまちびえい活性化協会で実施したCRM事業で約4000人から回答をいただき、それらの方々に月1回のメールマガジンを配信し、美瑛町の行事やふるさと納税のお知らせなど様々な情報を提供しているところであります。これらの方々や本町にふるさと納税をいただいている方々は、まさしく議員ご指摘の関係人口でありますので、今後、移住なども含めてより深みのある情報発信に努めていきたいと考えているところであります。続きまして、質問事項の2、サイクル・ツーリズムの推進についてであります。国における自転車活用推進法の施行や北海道における北海道自転車条例の施行に伴い、北海道全体でサイクリングと観光を組み合わせたサイクル・ツーリズムによる地域活性化の様々な取り組みが行われております。中でも本町においては、ツーリズムを視野に入れた丘のまちびえいセンチュリーライドの開催や常設看板を設置したサイクリングコースの整備など、他の地域よりいち早くサイクル・ツーリズムに取り組んでいるところであり、道内有数のロケーションを持つ本町は、北海道のサークル・ツーリズムにおいて重要な役割を担っているところであります。1点目についてでありますが、本町では地域づくりを視野に入れて環境に優しいサイクル・ツーリズムに取り組んでいるところであり、本年5月から供用開始した道の駅びえい白金ビルケや改修整備計画中の四季の交流館などを拠点施設と考えているところであります。また現在、国と連携して取り組んでいる美瑛川上流の山岳・温泉エリアと下流の丘陵・市街地エリアをつなぐサイクリングコースの整備や、既存のサイクリングコースの充実などに努め、サイクリングを本町における観光振興の重要なツールととらえ、様々な事業展開を考えているところであります。2点目についてでありますが、今年度の丘のまちびえいセンチュリーライドにおいて関係団体などと連携し、町民向けの子どもサイクリング教室の開催を検討しているところであります。サイクリングは若年層から高齢者まで幅広く楽しめるもので、子どもから自転車に触れて楽しんでいただく事業展開を考えているところであります。3点目についてでありますが、毎年、全道各地のサイクリング協会からガイド派遣の協力を得るなど各地域と連携し、丘のまちびえいセンチュリーライドを開催しているところであります。今後においても、北海道や他地域と連携した広域的な周遊ルートの設定等、サイクル・ツーリズムの推進に向けて多様な組織と連携した取り組みに努めていきたいと考えております。以上であります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
まず第1項目目につきまして、再質問させていただきます。数値目標に関しましては、こちらの方の検証についてはこれからということなので、ここでは触れず、今後の楽しみにしていきたいなというふうに思っております。ここの質問事項の小さい項目の3項目、ここが3項目具体的な質問内容としておりますけれども、(3)の情報のデータベース化とフォロー策、ここが最も重要な問題かなと思っておりまして、ここを中心に再質問させていただきたいと思っております。まち・ひと・しごと創生総合戦略において施策の展開戦略3では、丘のまちびえいに新たな人の流れをつくる、こういう戦略が組まれております。ここでは、観光を前提とした交流人口の獲得に焦点が当てられていますが、その前段ともいうべき、もう少し、前の段階。この辺の関係人口という概念でとらえておりますが、この辺のところをもう少し充実させていくべきではないかなとこのような考えを持っております。美瑛を何らかの形で応援をしてくれる人。例えば1項目で挙げましたが、まちづくり寄附をしてくれている方、あるいは進学、就職で美瑛を離れ都会で生活をされている人、ここがいわゆるUターンの対象者になるんであろうと思っております。また、北海道暮らしフェアでびえいブースを訪れてくれる人などの情報をデータベース化し、ここを一元管理していくと。ここに継続的なフォローしていく仕組みをつくる必要があるんではないでしょうか。このように考えております。現状維持は退歩、後退という考えを持っています。全ての取り組みにおいて、常に新しいものを付加しなくしていかなければならない、ここを常に新しいものを付加していかなければ、地域間競争には勝てないと、このように思っております。交流人口という、来てくれた人への対応は重要ですが、関係人口というこれから来てほしい人への働きかけを情報を基にどうフォローしていくのか、この辺のところにつきまして、再度町長にお伺いをいたします。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
関係人口という考え方を軸にして、美瑛町のこれからのまちづくりの部分についての総合的な質問をいただいたというふうに思っていますが、その中で3点目の関係人口という部分と、このデータベース、また情報発信というのを今後どのような考え方で進めていくのかという再質をいただいたというふうに判断をしてます。今地域づくりで現状維持だけでは、地域づくりが進まないよということをいただきました。昨日も佐藤議員さんの方から、人口減少という部分についてのこれからの地域づくりという部分を質疑をいただいたところでありますけども、地域間競争という、これが本当にこう地域間競争をどう捉えるかというのもいろいろあるんですけども、ただやはり、合併の時を過ぎてですね、国は明らかに地方創生というテーマの中から地域間競争という部分の導入をしてきています。この地域間競争から、どのようなこう地域が整理されていくのか、地域をどういうふうに対応を、今後の施策の中で対応していくのかっていうことが、今模索されてるんだというふうに思っています。我々としても、美瑛町のこれまでのまちづくりを基本とするということについては、やはり変わりはないというふうに判断します。農林業が主体であり、商工業が主体であり、また住民の方々が先祖代々からですね、いろんな大事なものを受け継いでまちづくりがされているという部分をしっかりと構えながらも、議員言われるように、美瑛町のまちづくりにどういう付加価値、また、新たな魅力を付けていくかという部分についての取り組みをうちの担当課でもいろいろとこう頭を悩ましながら取り組んでくれてるという現状であります。そんな中で美瑛町のまちづくりにおける、丘のまちびえい、景観の素晴らしい美瑛という部分はですね、前の水上町長さんから受け継いだ地域資源でありますけども、非常にこれは重要な資源として美瑛町の中で生かされてきているというふうに思ってますし、これからも十分に生かしていきたいというふうに考えています。そんな面からしますと、いろんなこう取り組みをさせていただきながら、美瑛町と美瑛町以外に住む方々、国内も海外も含めてですね、いろいろな関係性をこれまでも作ってきました。美瑛町に対していろんな意見をいただく、また美瑛町に来ていただいて、消費をしていただく、美瑛町に来ていただいていろいろな交流をしていただく、そういうテーマを持ってでありますが、その中で、議員ご指摘のとおり、こういった今までのつながりを作っていただいた方々とどういうふうにつながりを維持するかという課題を実は持っていました。そんなことで、例えば商品を買っていただいた方々に後でこうメール等送ったりですね、ダイレクトメールというような部分で対応したりというふうなこともいろいろ試行錯誤してきたんであります。また、美瑛町のファンクラブというような形で観光協会の方で動いていただいたりというようなことで取り組んできました。やはりそこに取り組む一つ一ついろんなこう課題が生まれてくる部分を受けて対策等をいろいろ検討してきたんですけども、今回ヤフーから職員が美瑛町に地域づくりの応援隊として、お出でをいただき、活動している中で、彼らが持っているスキルを十分に生かしてCRM事業について取り組んでいこうということになりました。私としましても、これまでの課題を踏まえて、非常に既存のネットワークを十分に生かす、そしてまた、これからの時代に対応できる、対策というふうに判断をして事業を推進をさせていただいているところであります。このCRM事業の中で、今、4000人の方々から回答いただいた方々にですね、メールマガジン等を配信して一度関係をとっていただいた方に引き続き関係をとっていただくというような部分から始まって、商品の案内ですとか、いろんな美瑛町のまちづくりの情報ですとか、いろんなデータをお送らさせていただいているところであります。今年度におきましてはこのCRM事業をさらにまた多くの方々に関わっていただき、規模の大きい、そしてまた一方では、内容の充実したいろんな方々がこの事業に関わっていただいて意義があるようなそのような取り組みの方向性を探っているところであります。そんなことで、後ほども答弁等でも答えますけども、観光等においては、100億以上の美瑛町に対するメリットが出ているというんで、出てるっていうようなデータ結果も出ているような状況が生まれてますんで、我々としては正確な、もっともっとこう正確な情報なるようにしながら、こういった事業を生かして政策を遂行していく、目的を達成していきたいと考えているところであります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
八木です。やはりこのいきなり移住というのは、やはりこう、どなたにとってもハードルは高い、このように感じております。また、本町は他町村と比較しても、何らかの形で人が来てくれると。こういうすぐれた環境といいますか、他の町村から見ると、比較優位という状況にあると考えています。また、先ほど町長から答弁いただきました、CRM、カスタマーリレーションシップマネージメント、この辺のところも他町村に先駆けて取り組まれたということで大変こう先進的な取り組みをしているなというような感じを持っております。ただこちらにつきましては、全体的な方への対応、これはできますけれども、やはりこれからの町村に向けては一人一人に焦点を当てた取り組みが必要ではないかなというようなことを考えております。このような観点からいきますと、CRMを超えた取り組みが必要であると、このように考えております。商業ベースで考えていきますとやはりこのデータベースマーケティング、このような形まで進めるべきであると、そのように考えております。やはり、個別対応していくと、こういったことが本町における新たな取り組みではないかなとこのようなことを考えております。これから、来てほしい人のデータベースをもとに個別対応の情報発信をしていく。こういったことが必要になってくるんではないかなというように思っております。ちょっとくどいようになりましたが、この辺のところも踏まえまして答弁いただければなと思っております。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
データベースをどう使うかという論議になるんではないかと思います。今当然我々はCRMによって得られた情報についてはですね、いろんな多面的な分析をさせていただき、先だってもですね、町民の方々に向けての、また関係者に向けてのCRMの結果報告等もさせていただき、今後の運用についても説明をさせていただいたところであります。こういうデータベースから、データをどう整理してそしてそのデータを生かしていくかということになるというふうに思っています。このCRMについてはですね、商工会、観光協会、農協さん等も連携した事業として進めさせていただいてますんで、そういう関係機関との絞り込み等も十分にしながら意義のある関係人口等の持続、また質の向上等に取り組んでいく所存であります。(「はい」の声)
再質問 4番 八木幹男
分かりました。それでは質問を変えさせていただきます。大きな項目の2項目め、サイクル・ツーリズムの推進について。こちらの方につきまして再質問させていただきます。ここでサイクル・ツーリズムというタイトルにしてしまいましたので、やはりこの観光面が強調されていますが、自転車関連事業というのは、多様な要素が含まれていて、大変魅力的な事業になると、このように考えております。このような意味から自転車関連の取り組みを美瑛の文化にまで高めていこうとこういう表現になっておりますので、この辺のところをご理解いただきたいと思っております。例えば健康増進という視点からは、生活習慣病の予防、あるいは子どもの体力向上、また、環境に優しいという視点から国連が提唱する持続可能な開発計画、この辺のところにも関連付けられるのかなと。このように多種多様な取り組みが可能な分野であろうと思っております。ここではサイクル・ツーリズムと限定してしまいましたので、この辺のところにつきましては、別の機会でいろいろな議論をしていきたいと思っておりますが、サイクル・ツーリズムという視点から見ていきますと、町長の答弁にもいただきましたように、本町地域はサイクリストやルート設計を企画する者にとって魅力的な地域となっているように感じております。例えば、国が進めているモデルルートの一つに、基幹ルート。こう称するものが北海道には5コース設定されており、その二つのコースに美瑛が含まれていることからも伺えます。もう一つの国交省の考え方には地域ルートという考え方があります。ここにつきましては、いろいろな地域が工夫を凝らし取り組みをしている姿が見受けられます。ここを重点的に進めていくべきであると考えております。本町の地域ルート設定に当たっては、起点、スタート地点をどこに置くか。この辺のところからスタートしなければならないのかなと思っております。また、ルート内にどのような中継地点を置き、どのような設備をそこに設けるのか、この辺のところが重要になってくると思っております。サイクリストが求めているものは多種多様で、例えば、トイレ、シャワー、ロッカー、サイクルスタンド、メンテナンススペース、サイクルサイン、サイクルマップですね、など多種多様です。町民への自転車活用の提案などを含めて考えてみると、現在あるトイレの質の向上、それから、国道、道道、町道などへのサイクルサイン設置、これと並行してサイクルマップの作成、この辺のところが最優先課題なのかなというように考えております。これらの点を含め、再度本町におけるサイクル・ツーリズム全体に対する町長のお考えを伺いたいと思います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
サイクリングの振興について非常にご理解をいただきながら、質問いただいたというふうに思っています。特に、私も自転車乗ってるんですけども、大変健康にも良いスポーツだというふうに思ってますし、排気ガスも出さないんで、二酸化炭素ぐらいは出すんですけど、環境に非常に良いスポーツであると。ですから美瑛町の農業景観ですとか、それから山岳景観なども、今のエンジンつきのサイクリングというか、モーター付のサイクリング、自転車もありますんで、こういった車でですね、どんどんどんどんこう走り回る美瑛町のツーリズムから、もっともっと環境に優しくてそれでいて、1日2日3日と長く滞在できるような、そういう地域づくり等、サイクル・ツーリズム等を合わせていければなというふうに願っているところであります。議員からご指摘をいただきました、これからの美瑛町におけるサイクル・ツーリズムの推進、全体的な考え方ということでありますけども、基本はやはり、美瑛町のまちづくりという部分の中心をどこにこう設定しながらこのサイクル・ツーリズムも、そういう連携をどうするかということになってきますんで、今、美瑛町の町の中で貸し自転車屋さんがですね、他の町村でこれだけの貸し自転車屋さんあるところはないというぐらいに言われてて、一体商売になるのかと、他の町から聞かれるんですけども、なっているようですよという話もしてますけども、そういう意味からしますと、住民の方々なりいろいろとこう、サイクリングに関わる民間の方々が活動する部分をやはり重視しながら、これからのサイクリングの基点原点をつくっていきたい。町における基点をつくっていく必要があるなと。しかし一方ではですね、1か所だけにということになりません。例えば今回はですね、新しい道の駅にもサイクリングに対応した道の駅としての性格をとらせていただきました。キャンピングカー等への対応もということで、させていただいたところでありますけども、シャワーですとかトイレですとか、そういった水の関係ですとか、そういった部分を整理させていただいてますし、一方で、町の方から青い池に直通できるサイクリングロード、これ国の方で整備していただいてますけども、もう少しというところまできました。今、副町長の方と担当課長中心になってですね、道庁と開発局等に完成に向けてのいろいろと協議をしていただいているところでありますけども、こういった部分については非常に先進的な部分だというふうにも考えているところであります。こういういろんなこう美瑛町においても、サイクリングの部分から地域づくりという部分につながっていく、そんな拠点等を整備していきたいというふうに考えています。昨日、ご指摘をいただきました施設につきましても、今後適切な施設の整備等によって、今議員がご指摘いただけるような部分に役に立つような、施設として運営できるかどうか、十分に検討しながら進めていければなというふうに願っているところであります。また、ルート内にどういった魅力あるかということも大変重要なことでありますが、幸いにして美瑛はですね、走っている、その景観がまさに素晴らしい財産でありますので、そういう意味では、いろんなこう地域と比べて優位なところがまず持っているというふうに思っていますし、今後、それぞれの例えばペンションの方々ですとか、いろんなこう観光客等に対応しているようなお店等についてもですね、サイクリングと対応したお店の運営というような部分についても、協議をしていろんな楽しみをつくることができるんでないかなというふうに願っています。また施設のシャワー関係はですね、これも我々もまた、設備今後のいろんなこう取り組む中で、配慮していくべき問題だというふうに思ってますし、特に、ロードマップ等についてはですね、やはり必要でありますし、そういった部分の整理、また、サインですね、サイクリングロードとして町はこれをこういうふうに皆さん方案内してますよっていうそういうサインも重要な案件だというふうに思ってます。今のところ美瑛町ですね、路面に書くというふうな形ではなくて標識を中心にしてますけども、実は、これ流れがありまして、サイクリング、美瑛町は取り組みを始めたのは、はっきり言ってですね、この近辺では問題なく最初に始めています。その時にですね、後発の方々がですね、どんどんこう、道路に絵を描きたいとかここはサイクリングだとかあっちの道路とこっちの道路がですね、全く標識が違うような、道路に書かれてる絵が違うというようなことで、これはやはり、我々サービスを提供する方からするとですね、お客さんに対して本当にそれでいいのかという思いがありまして、私の方からは今、国の方に開発局を通じてでありますけども、道内のそういった標識については一定のやはり、統一化が必要でないかと。それを道庁と国の方、開発局を中心になって検討してくれないかということで提案をさせていただいて、その部分について今協議をしていただいている状況でありますので、町としても混乱のないような、そういう対応を今後進めていければなというふうに思っています。以上、サイクリングについては美瑛は非常にこう前向きに取り組んでるという部分からいろんな内容について説明させていただきました。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)
再々質問 4番 八木幹男
はい、再々質問させていただきます。実を言うとサイクル・ツーリズム、よく私自身理解しておりませんでして、それで全道どんな状況になってるのかなということで3カ所ほどセミナーがありましたので参加してきました。そこで感じたことはサイクリスト、あるいは関連組織の人たちが、美瑛という存在を大変高く評価をしていると、このように感じております。例えば、道の駅びえい白金ビルケ。こちら12日オープンですか、29日のセミナーでも白金ビルケのこと取り上げてくれてるんですね、講師の先生がここではコインランドリー、あるいはサイクルラック、堤防に設置されているサイクルサインなど、写真入りで紹介しているという状況で、大変こう、美瑛のことをサイクリスト、あるいは関連されてる方が非常に興味を持っていると、魅力的な地域であると、こういうふうに理解していただいているんだなと思っております。ついでとはなんですけれども、そこでサイクルマップどのぐらいあるかなと思って集めてみました。26枚集まりました、3か所で。それぞれの町村がそれぞれの取り組みとして、ある基点を設けて、そこから周遊して戻ってくる、いわゆるDMOが提唱する着地型観光、この辺のところにもつながるものかなというようなことで評価をしております。国の進めている基幹ルートここでも、先ほども申し上げましたとおり、美瑛を通過する程度で、やはりもう少し中に入ってほしいなとこのような感じを持っておりました。良いとこ取りされてるのかなというような見方もあろうかと思っております。裏を返せば、サイクル・ツーリズムにおいて、びえいの景観、これは欠かせないものになってるんだなというようにも理解できることかなと思っております。まさにこの、これを逃す手はないなとこのように感じております。そこで、やはりこの基点が大事なのかなと思っております。先日、課題解決プロジェクトのところでヤマト運輸の若い方とお話する機会がありまして、やはりこの自転車を運送するといいますか、運ぶということも非常に興味を持たれて動かれています。例えば、空港で降りて会場まで行くのにどう行って運べばいいかという段階もあったそうで、それは別に必要ないと。サイクリストの方が飛行場からそのまま自転車を受け取って会場まで行くんだと。そういったこともあり、多種多様な対応が必要なんだなとそんなことも言われておりました。やはり本町においてサイクルマップ、こちらを製作するにあたっては、やはりJR美瑛駅。ここを基点にするべきなんだろうなとこのようなことを考えております。いろいろ述べてきましたが、この辺のところを踏まえて、再度町長の考えを伺います。(「はい」の声)
答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)
関係業者の方々や多くの方々にいろんな面で力をいただきながら、例えばですね、先ほども申し上げましたけども、サイクリングの大会センチュリーライドにおいては、旭川のサイクリング協会が全面的に応援してくれて始めたサイクリング大会で、これ美瑛だけでは実はできなかった大会であります。よく旭川の協会さんが一緒にやってくれたと。旭川さんがなぜやってくれたんだったら、伺いましたら、いや旭川でやりたいんだけど、なかなかそういった動きが出ないと。それが一つだと。それからもう一つはやはり美瑛が非常にサイクリングに恵まれた地域だというふうに認識してると。その本州の方々も美瑛でサイクリングするということは何かこうステータスのように思われるような部分があって、そういう意味ではサイクリングという部分を美瑛で起こしていくということについては、非常にこうサイクリング全体を活性化する意味でも意味があるという思いをもって協力していただいたんだというふうな声をいただき、大変私も、当時は無料でしたからね、非常に大変申し訳なかったというふうに思っています。それで、そういうふうな形で美瑛町のサイクリングを進めているんですけども、目標はですね、こういう目標を立てています。私自身、美しい村連合とかっていう形でヨーロッパの方に行きまして、ヨーロッパはもう人口減少という局面が終わってですね、今人口が一定のレベルで維持される、その中でそこの住む方々がどういうふうに暮らしをつくっていくんだという、そういう地域づくりの段階に入っているというふうに見てます。今日本はちょうど人口減少が急になってきたというところでありますけども、その中でいろいろとこう、情報交換をしたり、それから私も学んできたんですけども、まずはですね、人口が多い時はそのものを生産するだとか産業の部分でも、ハードの部分をどんどんやっていくことによって国は発展し、そして地域もそれにつながって動いていく。しかし、人口減少というふうな部分である一定の水準の国の形が決まってくると、そこで必要になってくるのはハードというよりもソフトなんだと。地域づくりにどういう付加を、付加価値を付けて地域を運営していくか、関係人口ということもそうですけども、地域づくりは人口で決まるんじゃなくて地域づくりにどういう付加価値をつくるかどうかということで決まってくると。その大きなテーマがツーリズムだと。ツーリズムというのは観光なんだけども、観光エージェントが地域に案内してですね、そして観光客の方を誘導してそして一定のところを見たら、さっさと帰ってしまうという観光じゃなくて、地域の生活やら地域の暮らし、地域の産物、地域の歴史、こういった部分にほんとにこう関わっていけるようなツーリズムというような部分が地域経済に大きな影響を与えるんだというようなことを実は学んできました。そこでですね、いろいろとまた宿泊等もしてるときに、ある一つの大きな団体が動いていたんですね、団体の方が20名近くいたもんですから、片言の英語でですね、あんたたち一体何をやってるんだというふうに話を聞きましたら、いや我々は自転車のツーリストだと。それで我々もどういうふうにやってるんですかっていったら、ここの町に二、三日ツーリズムして、そしてそこが終われば次の町に行って、そしてまたみんなでサイクリングをして、そして、自分たちの休暇を意味のある休暇にして楽しい休暇にして動いてるんだということをいただいて、まさに衝撃でありました。そういう部分ではですね、これからの美瑛町のまちづくりにまねをするということよりも、美瑛町なりのですね、ツーリズムの作り方は一体どういうふうに美瑛町の町に作っていけるのか、方向性を探っていく、その中にサイクリングというのは有効な手段ではないかということで取り組み始めた経過であります。サイクリングの大会をするというふうにイタリアからですね世界選手権のチャンピオンも呼ばせていただいて、コースのチェックとかいろいろしてもらった。そんな経過を持ちながら今取り組んでいます。そういう意味では、今議員がご指摘の自転車の部分に関わるいろんな関係する企業やら団体、そしていろんな方々にご指導ご支援をいただきながら引き続き、美瑛町だけでなく、美瑛町以外、例えば富良野もそうだし旭川もそうですし東神楽もそうですし、それから北部の天塩川流域の町もそうですし、そういった部分は一体となってですね、美瑛町だけで完結するようなものではなく、連携し合えるようなものとしての地域振興の対策としてのサイクル・ツーリズムの考え方が必要でないかというふうに考えて取り組んでます。