みんなの議会

美瑛町議会 平成28年第3回定例会 2016年6月16日

本町の教育システムについて

2016年6月16日、美瑛町議会の一般質問で、佐藤晴観議員が「本町の教育システムについて」質問し、教育長 千葉茂美が答弁しました。

質問者
佐藤晴観 議員
答弁者
教育長 千葉茂美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 5番 佐藤晴観

よろしくお願いします。番号5番、佐藤晴観。質問方式、回数制限方式です。質問事項、本町の教育システムについて。質問の要旨、美瑛町では、早期からの教育相談、支援体制のモデル推進地域の指定を平成24年度から文部科学省より受けており、義務教育就学前からの幼児ひとりひとりの教育的ニーズに対応した教育相談と支援体制がとられています。平成24年6月定例会で同様のテーマで質問し、専門性のある職員の負担が大きくなっているのでは、との質問に対し、特別支援教育チームが編成されており各関係機関と連携しさまざまなサポートを行っており、今後の課題は特定の人々に頼りきらないような体制の更なる構築を図りたいと答弁されました。現在では当たり前のようになっている支援体制をここまで構築するにあたり、さまざまな問題や課題に取り組んできた美瑛町教育委員会や美瑛町の大きな成果だと思えます。今年度の変化としては、昨年度まで道職員の出向であった専門性のある職員を美瑛町の職員として迎えており、その専門性のある職員の存在を特に身近に感じている子育て世代は多く存在し、今後ますます期待が高まるところです。また、希薄化する地域社会の中で大人と子供たちの係わりはさらに重要な課題となっています。この先もう一歩踏み込んだ大人の理解や協力が必要であると考えられます。そこで次の3点を伺います。1、道職員を町職員として迎えるにあたり更なる効果が期待されますがどのように捉えているか。2、子どもたちに行われている、さまざまなサポート体制の現在の状況は。3、地域の大人に子どもたちとの係わりをどのように求めるか。質問の相手は教育長です。よろしくお願いします。

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

5番、佐藤晴観議員の一般質問に答弁申し上げます。よろしくお願いいたします。質問事項は、本町の教育システムについてでございます。では答弁申し上げます。本町の特別支援教育は、町内に在住する全ての子どもたちが心豊かにたくましく未来に向けて自立できることを基本とし、個々の教育的ニーズに応える早期からの一貫した教育相談や支援体制の充実と専門性の向上に努めているところです。平成24年度には、文部科学省のモデル推進地域として、また、本年度は、北海道教育委員会と北海道が連携し推進する特別支援教育総合推進事業の指定を受け、更なる専門性の充実を図ってまいりたいと考えております。1点目のご質問につきましては、平成14年度から本町の特別支援教育に取り組んできた教員を、本年度新たに専門職員として教育委員会に配置し、これまでにも増して町内の幼稚園、保育所、小学校、中学校、美瑛高校などの異校種間における縦の連携を重視した教育支援を図ってまいります。また、学校においては、校長先生をはじめ、特別支援教育ーディネーター等を中心とした校内組織に対する指導のほか、専門的な知識や経験をいかした発達検査の実施と関係機関などによる横の連携を図りながら、個々の状態像に応じた適切な指導、助言を行い、困り感を抱える子どもの自立に向けた支援体制の充実に努めてまいります。2点目のご質問につきましては、本町では教育、保健、医療等の連携により、母子手帳と同時に子育てファイルすとりーむが作成され、子ども支援センター、小・中学校での就学相談や教育相談など、全ての発達段階におけるきめ細かな支援と引継ぎを行っているところでございます。また、本町の特長として、子ども支援センターが行う療育支援と連携することで、早期から子ども一人ひとりに合わせた教材や設備等の確保に努めるとともに、子ども、保護者、学校、医療等との合意を毎年度図るなど、関係機関との連携を途切れさせぬよう継続した取り組みを行っております。今後におきましても、特にこれまでの成長が積み重ねられた子育てファイルの記録を活用しながら適切な支援や相談に努めてまいります。3点目のご質問につきましては、本町の特別支援教育は、子どもとその保護者の関わりを大切にすることを基本に考えております。早期から子どもの特性をいかしながら自立に向けて保護者が適切な関わりを学ぶことを丁寧に行ってきたことから、特別支援教育の正しい認識と支援を利用する意義を理解されているものと考えております。今後におきましても、美瑛町に住む子どもたちがより良い環境で学ぶことができるよう、子どもを取り巻く大人が支援者であるという理念のもと、学校、家庭及び地域が相互に協力し、地域全体で子育てを展開していく教育体制の充実に努めてまいります。以上でございます。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

質問 5番 佐藤晴観

多くのですね子育て世代の間ではですね、今まで専門性のある職員、そしてですね目良先生が一生懸命頑張ってくれてたんです。今もいるんですけど。美瑛町の職員じゃないからいつかいなくなっちゃうんじゃないかって、美瑛町から出てっちゃうんじゃないかっていうすごい不安を持ってる、不安といいますかね、そう思ってる父兄もですね多く存在したところでですね、今回町やですね委員会がそして1番は本人だと思うんですけども、美瑛町の専門職員として来ていただけ、これまでどおりにですねご活躍いただけるということでですね、非常に大きな前進、さらなる前進だというふうに思ってもおります。4年前にですね、現場の学校の先生から目良先生の負担が非常にいろいろ相談したいことがいっぱいあり過ぎて目良先生の負担が大きくなってるよっていうところから4年前質問させてもらったんですけども、現状ですねそのときに専門性の資格が要らない部分ではサポートしながらやっていくので、もっとチームをしっかりさせていきますということであったんですけども、現状ですね目良先生が美瑛町に来ていただけるということで、おそらく美瑛町としての仕事も増えたりとかっていうこともあると思うんですけども、この先いく中でですね目良先生のサポートではないんですけど、特別支援のサポート体制が今までどおりに運営できていくのかどうなのかという点をひとつ伺います。そしてですね、1点目の答弁の中でありますけども、縦と横の連携をしっかり図って行っていくというところなんですが、1点、美瑛高校という言葉が出てきてちょっと気になったんで伺うんですけども、この美瑛高校と特別支援との関わりというものはどのような形のものを言うのかという点を伺います。そして2点目、答弁の中ですね、教材や設備等の確保に努めるというふうにあるんですけども、美瑛町は非常に発達支援、特別支援では本当に最先端の町だというふうに僕は認識してるんですけども、それでもまだ足りないものというものは存在するのかということを伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

今、大きく3つご質問いただきました。新たに教育委員会に配置した先生の、今までどおりいろんな支援体制、運営体制できるのかということ、それから美瑛高校との関わり方、それからもう一つが特別支援教育に必要ないろんな教材、設備等の確保に努めるということで、どんなものがあるかというような3つだというふうに考えております。まず1つ目でございますが、平成14年度から13年間ですか、学校としては美瑛東小学校、美瑛小学校ということで6年ずつのということでいろんな基準等がありまして2校、美瑛町で特別支援教育に、特に通級指導教室に関わってくれた先生でございます。この先生について、今、佐藤議員がおっしゃるとおり、この先生の管轄として通常の配置ではなくて、通級教室に必要な特別な先生ということで加配教員という考え方で1年1年の考え方でございました。それで毎年毎年一応道教委に要請して加配教員ということで13年間ですか、それぞれ2校に渡って配置していただき、美瑛町の特別支援教育、管内でも美瑛町の特別支援教育はすばらしいと言われるぐらいまでに、専門性のある先生のおかげで育て上げてくれているところでございます。こういう先生がいなくなったときの考え方として非常に私の方も困りまして、新たな同じような先生という、なかなかその資格を持っている先生、心療、発達心理士、特別支援士というような資格を持ってる先生で専門性が非常に高いという方をぜひということでお願いして町長の方にお願いした中で4月から美瑛町の職員として採用をさせていただいたところでございます。取り組みの内容といたしましては、平成24年6月の佐藤議員の質問の答弁も私も見せていただきましたが、当時はなかなか美瑛町の特別支援教育と言いながらもやっぱり専門性が必要でしたので、それぞれの学校の中では支援の先生がいますけども、資格を持っていなかったり経験したことがないというふうなことがありましたので、やはりどうしてもその専門の、今回した先生の出番が多かったっていうことでございますが、ここ数年はやはりいろんな研修等も行った中で各学校校内支援委員会それからそれぞれ特別支援教育コーディネーターという役割の先生を配置した中で、十分とは言えませんが、少しずつ専門性を持ちながら美瑛町の特別支援教育を理解していただきながら進めているところでございます。今後ともこの先生につきましてはやはり大きな視点でこれからの美瑛町の特別支援教育をどのように進めるかということを一つと、あとはそれぞれの学校に出向いて校長をはじめいろんな人たちに指導、助言、それから資格を持ってますので最近医療等、特に医療等の診断をもらうとなると6か月ぐらいの時間を要しますので、いろんな検査の資格を持っておりますので医療以外の部分の検査についてはやはりこの先生にお願いして早期から美瑛町の特別支援教育に関わってもらいたいなと考えてございます。もう1点、美瑛高校との連携でございます。当然町内、幼稚園、保育所、小、中ということの中で、小、中9年間はもちろんのこと、幼稚園、保育所からの関わりを大事にして学校に入るときのいろんな相談等も現在やっているところでございます。美瑛高校につきましては、この先生は教育局の地域コーディネーターっていう資格を持っておりまして、上川管内の教育局の、この地域の高校との関わりも持てることになっておりますし、教育局の専門家チームのメンバーでもありまして、高校も出向いていろいろな相談もできるということで、高校からの要請もあることでございます。美瑛町の中学校から美瑛高校に進んでいる子供たちもいますので、小さいときからいろんな状況も知っておりますので、高校の方もぜひお願いしたいということで縦の連携ということで幼稚園、保育所から高校までということで将来自立に向けて高校にも出向いているという内容でございます。もう1つ、特別支援教育のいろんな機材、教材とか設備についてでございます。各学校それぞれ支援の子どもたちもいろんな学級持ってますので、その中でやっぱりいろんな教材、それから採光等から教室を分けたり、いろんな取り組みが必要です。今までもいろんな十分に予算も認めていただき充実してるとこですが、いろんな特性を持った子どもたちもおりますので、その子どもたちに合った、特性に合ったいろんな教材も今後揃える必要があるかなっていうことでこういう答弁をさせていただいたところでございます。少し長くなりました。以上でございます。(「はい」の声)

質問 5番 佐藤晴観

はい、5番です。高校の点で1点伺います。例えば美瑛町で生まれ育った子どもは、答弁にも書いてあります、すとりーむを持ってます。すとりーむを持った子どもが中学校卒業して高校に行きますといって美瑛高校に行った場合は、当然のことながらそれも持っているわけなんですけども、何て言うんでしょう。美瑛町出身の子だけを限定で支援してくのか、支援にもいろいろあると思うんですけど支援してくのか、それとも美瑛高校に通ってくる子までみるのかという点を伺いたいと思います。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

なかなかすとりーむという捉え方で、各市町村それぞれ、美瑛町の場合は子育てファイルすとりーむという名称で作成してはおりますけど、それぞれの市町村いろんな形で持っております。それで特に美瑛町の場合はこのすとりーむという名前で、小さいときからいろんな記録、経歴が載っておりますし、これ以外にも引き継ぎシートということで、小、中、それから高校にもいろんな個人情報の関わる部分とかありますので当然保護者の了解をもらった形で、美瑛町の小中学校を卒業した子どもたちについては美瑛高に引き継ぎシート、それから合理的配慮が必要な部分について、いろんな情報を提供して連携を深めているとこでございます。佐藤議員おっしゃる他の町から来た子どもたちについてもですね、やはり他の町から来た子どもも高校からのいろんな要請がありますので、それにつきましては、出身の学校などとも連携を深めながら、なかなか美瑛町の子どもと同じようにできるかというと難しい面がありますけども、それも含めまして美瑛にある美瑛高校を大事にしながら、やはりそういう各市町村からの連携も受けながら、それから出身中学校からの連携をうけながら、美瑛高校全体をやはり地域コーディネーターっていう仕事もありますので、そんなことで今進めている状況でございます。

出典:美瑛町議会 平成28年第3回定例会 2016年6月16日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる