みんなの議会

美瑛町議会 平成27年第5回定例会 2015年6月22日

まちづくり総合計画と地方版総合戦略の取り組みについて

2015年6月22日、美瑛町議会の一般質問で、八木幹男議員が「まちづくり総合計画と地方版総合戦略の取り組みについて」質問し、町長 浜田哲、教育長 千葉茂美が答弁しました。

質問者
八木幹男 議員
答弁者
町長 浜田哲、教育長 千葉茂美

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 八木幹男

4番八木です。よろしくお願いをいたします。3点質問させていただきます。まず1点目ですが、まちづくり総合計画と地方版総合戦略の取り組みについて町長にお伺いをいたします。有識者らでつくる民間研究機構日本創成会議が、昨年5月に、2040年に全国の半数にあたる896市区町村で消滅の危機に直面すると発表いたしました。また、直近では東京圏の介護需要が増え、人材不足が深刻になるとの推計を発表し高齢者の地方移住などを提言しております。このような中、本町では平成28年度から10年間の基本計画となるまちづくり総合計画と、国が求めている総合戦略を作る大事な時期を迎えています。立案にあたっては、広く町民の意見を取り入れることが重要であり、アンケートなども実施しており集計結果を楽しみにしているところであります。そこで、まちづくり総合計画、総合戦略をどう組み立てていくのか、次の3点を町長にお伺いいたします。まず1点目、まちづくり総合計画と総合戦略はどのような連携をとっていくのでしょうか。2点目、まちづくり委員会は、どのような形で参画していくのでしょうか。また、住民参加の方向性はどうなのでしょうか。3点目、まちづくり総合計画で、新たな分野へ取り組む考えはあるのでしょうか。質問の2項目、高齢者福祉への取り組みに関して町長にお伺いをいたします。町政執行方針の中で高齢者福祉については、本町の高齢者福祉計画と大雪地区広域連合第6期介護保険事業計画に基づき高齢者の社会参加の促進、生きがいづくりの場を提供していくと述べられております。さて、小規模多機能型居宅介護施設ほたるが開設して1年を経過いたしました。地域住民の声が反映され、生きがいづくりの場が具現化されたものと理解しており、地域交流室、作業所、直売所などがどのように活用されているのか注目している点であります。また、健康づくりについては、K・U運動の定着化とデータヘルス計画に基づき、よりきめ細かな予防への取り組みがなされるものと考えています。そこで、次の3点を町長にお伺いいたします。1点目、ほたるでの取り組みをどう評価し、同様の施設、七彩、ひなたへの応用、支援を含むは、どう考えているのでしょうか。2点目、老人クラブの加入率、特定健診受診者推移からみていくと、市街地区の居場所づくり、出番づくりに課題があるように考えておりますが、どう進めていくのでしょうか。3点目、前期高齢者への取り組みは予防に重点を置くべきと考えており、具体策が乏しいように考えますが、どのように進めていくのでしょうか。質問の3点目、子供の学力向上、体力向上への取り組みについてお伺いをいたします。町長、教育長にお伺いをいたします。財務省は、公立の小中学校などの教職員数を2024年までに約4万2千人削減できるとの試算を示しています。内、加配教職員4,200名が削れるというような表現をされてます。これに対して文科省は、加配教職員を今後も増やしたい考えから強い反発を示しております。このような中、教育執行方針で学校教育における学力向上面では、子どもたち一人一人に細やかな対応をするべく教育指導助手を配置し、充実した教育活動を実践していると述べられており危惧するところです。また、体力向上面では体力向上先導的総合実践事業以外の具体策が見られませんが、どのようにお考えになっているのでしょうか。体育協会の活動を含め、次の3点を町長と教育長にお伺いをいたします。まず1点目、本町独自の取組として、教育指導助手の活動をさらに発展させていくべきと考えますがいかがでしょうか。2点目、体力向上の先導的総合実践事業で、どのような取り組みがなされるのでしょうか。3点目、体育協会が進めるびえいチャレンジクラブの活動を積極的に進めるべきと考えております。町においても種目を選定せず、遊び感覚で運動神経を刺激していくという方向性は考えられないのでしょうか。以上、3点質問させていただきます。よろしくお願いをいたします。

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

4番八木議員よりの一般質問に答弁をさせていただきます。3点目につきましては、私の方で関連する部分だけ述べさせていただいて、あと教育長の方で答弁させていただくということでご理解ください。それでは質問事項の1であります。まちづくり総合計画と地方版総合戦略の取り組みはという内容であります。次年度から今後10年間のまちづくり総合計画や地方版総合戦略の策定のため、今月の8日に町民向けに無作為で抽出してアンケートを送付し、6月23日を回答期限として、これから取りまとめの作業を進めてまいるところであります。1点目の、まちづくり総合計画と総合戦略、似たような名前でありますけども、総合計画と総合戦略をどのような連携をとるのかとのご質問でありますが、まず総合戦略でありますが、戦略については、人口減少克服策や地方創生を目的としたものであり、一方のまちづくり総合計画につきましては、本町の総合的なまちづくりの振興方策やまちの将来展望を目標とした基本計画であるため、必ずしも両者の目的や施策の範囲は同じではありませんが、まちづくり総合計画では本町の最上位計画に位置付けておりますので、その中で地方創生に関わる基本的な方向や目標を達成させるための政策として、本町の地域資源を生かした取り組むべき、住民にとって身近な政策の数値目標や重要業績評価指標KPIを地方版総合戦略の中で設定し、総合計画との連携を図ってまいります。上位計画としての総合計画があり、戦略についてはその中でいろいろと取り扱っているということであります。2点目の策定にあたり、まちづくり委員会の参画については本年度から委員会活動の充実を図るために、札幌市立大学の教授を特別委員として任命させていただいております。総合計画と戦略計画の策定にあたっては、町民から頂いたアンケートの内容を踏まえ委員会内で論議し、本町の方向性を見極め、世代別分野ごとなどに分けた専門部会を新設しての議論や町民ワ-クショップにおいてまちづくり委員が参画し、町民の総意をまとめ上げて計画に反映させてまいります。住民参加の方法は、世代別などの参集の機会を設けてワークショップを開催し、生の町民の声を聞いてそこから出された多くのご意見を取り入れて、まちづくりを進めてまいります。3点目のまちづくり総合計画で、新たな分野への取り組みの考えについては、アンケートの内容を踏まえて検討してまいりますが、町の基本的姿勢は丘のまちびえいの発展と住民の生活、福祉の充実でありますので、特色ある地域として活性化を図っていくために総合的に取り組むべき課題を抽出し、本町の持続可能なまちづくりに必要な新たな方向性を検討してまいりたいと考えております。続きまして質問事項の2、高齢者福祉への取り組みであります。本町における高齢化は急速に進んでおり、高齢化率は35パーセントを超えている状況にあります。そのような中で、高齢者の方々が介護が必要となっても、住み慣れた地域でいつまでも住み続けられる地域社会づくりが必要と考えております。1点目のご質問についてでありますが、ほたるにつきましては設置者である社会福祉法人において地域の介護を必要とする高齢者の在宅サービスを支える拠点としてのみならず、地域のさまざまな年代の方々の交流や社会参加の場としても有効に活用されていると認識をしております。社会福祉法人の施設であるため、町として取り組みの評価や今後の応用についてお答えする立場にはありませんが、高齢者の方々がいきいきと健康で暮らし続けることができ、また、地域のさまざまな方が関わり合いを持ち、介護が必要な高齢者を地域全体で支えていくことのできる地域社会づくりが、これからの本町にとっても重要な取り組みと考えており、今後、町の関連施設につきましてもそのような機能を広げていくことも検討してまいりたいと思います。2点目についてであります。市街地区では、福祉センターや町民センターなどの公共施設を中心に高齢者の方々の社会参加、生きがいづくりの場として活用いただいてきたところであります。また、今年の8月には活性化交流施設丘のまち交流館ビ.エールがオープンいたしますので、当施設の2階部分を子どもから高齢者まで幅広い年代の方々が昔の遊びやさまざまな活動を通して、異世代や町内外の方々とふれあうことのできるコミュニティーの場として、また、高齢者の方々の社会参加や生きがいづくりの活動の場として活用いただきたいと考えております。3点目の前期高齢者への予防の取り組みでありますが、今後さらに高齢化が加速し、要介護者の増加、認知症の増加が予測される中、介護予防の柱の一つとして生活習慣病予防は重要であると考えております。前期高齢者は、社会とのつながりが深く、健康で生きがいをもって社会参加ができる年代であり、社会活動を続けるためにも特に健康づくりや疾病、介護予防への取り組みに重点を置く年代であると認識をしております。従来においても前期高齢者の生活習慣病対策として、健診結果や医療データの分析による健康課題を広報誌や地区健康講座、家庭訪問、健康相談などを通して、びえいK・U健診受けよう運動の推進に努めてきたところであります。本町の前期高齢者は、平成25年度末現在で1,614名、人口の15パーセントほどであり、そのうち国民健康保険に加入している方が80.7パーセントを占めております。このことから、美瑛町健康増進計画やデータヘルス計画に基づく各種生活習慣病予防対策を推進していくことが、前期高齢者の予防の有効策であると考えております。そのためにも、健診受診によるデータ蓄積が不可欠であることから、さらに受診勧奨を推進してまいります。今後の具体的な取り組みといたしましては、健診、医療のデータ分析による脳卒中や心筋梗塞などの脳、心血管疾患や慢性腎臓病からの人工透析、認知症など、生活習慣病の重症化予防のために、医療との連携のもと地区担当保健師と管理栄養士らによる訪問支援や保健センターでの個別の健康、栄養、運動相談の一層の充実を図ってまいります。3点目についてでありますが、私の方からはチャレンジクラブの点について答弁をさせていただきます。3点目のご質問についてでありますが、びえいチャレンジクラブにつきましては、北海道体育協会が進める助成事業であり、本年度、美瑛町体育協会が申請をして採択をされたところであります。この事業の対象者は、小学1年生から3年生までを対象とし、楽しくスポーツに参加してもらい、運動習慣のない子どもたちやその保護者をスポーツの世界へ導くことを目的としており、本事業は実施要項で5種目以上の競技を実施することとなっていることから、競技種目を決め実施いたします。議員からご提案がありました種目を選定せずに遊び感覚でということでありますが、体育協会と連携した中で、本町で実施しているスポーツ教室事業などで新たな事業として検討していきたいと考えております。また、多くの町民が健康保持、体力増進及び水泳に親しむ環境づくりのため、老朽化した美瑛小プールに替わる新たな町民プールの建設も検討していきたいと考えているところであります。以上であります。(「はい」の声)

答弁 教育長 千葉茂美(教育長は2022年9月まで)

質問事項3の子どもの学力向上、体力向上への取り組みの1点目と2点目について答弁を申し上げます。よろしくお願いいたします。子どもたちには、学校での多様な学習活動や家庭での生活を通じて、分かる楽しさや伝わる喜びを体得させることが大変重要であり、学力の基礎、基本や基本的な生活習慣の定着など、当たり前のことを確実にやり続けるために各学校では工夫改善を図りながら日々の教育活動を推進しております。1点目のご質問につきましては、美瑛町独自の教育施策として教員免許の資格を有する者を教育指導助手として採用し、本年度は4校に配置しております。このことにより、教室内の巡回指導や必要に応じた個別指導、グループ指導を行い、子どもたちが授業に集中することができるなど、学校で行われている教育活動全般にわたって、子どもたちの個に応じたよりきめ細かな支援、指導を行うことができます。また、特別支援教育においても専門員を3校に配置し、学習場面や生活場面において困り感への対応をすることにより、支援を必要とする子どもたちがより適切な学習活動ができるように配慮しております。美瑛町の全ての子どもが、確かな学力、豊かな心、健やかな体を育むために、教育指導助手などの配置による教育活動は効果があることから、今後におきましてもTT指導の充実や少人数指導、習熟度別指導など指導方法を工夫するとともに、これまでにも増してよりきめ細かな指導ができるよう、指導工夫改善に係る加配教員に加え、教育指導助手や特別支援専門員を有効に活用し、授業内容の充実に努めてまいります。2点目のご質問につきましては、昨年度に引き続き道教委の体力向上先導的総合実践事業の指定を受け、全校において体力、運動能力調査等の全学年実施による分析と課題の明確化を図り、子どもたちの新たな目標づくりを支援するほか、体育専科教員による授業改善や体力向上などへの取り組みの充実をはじめ、体育指導に係る専門的分野の実践研修会の開催などにより、教育委員会と学校が一体となり体力向上の取り組みを総合的に推進します。学校では、子どもたち自らが体力向上や運動、生活習慣について考えるきっかけとなる体力手帳を有効に活用するほか、各学校の特色ある取り組みを生かしながら、家庭とも連携し工夫しながら、休み時間や放課後を利用したマラソンや大縄跳び等を日常的に実践し、毎日の活動を振り返り、継続することにより自己改善に活かす取り組みを進めています。また、部活動や少年団活動への積極的な取り組みをはじめ、子どもたちが休日に運動機会を確保することができるよう公民館や青少年交流の家、社会教育団体等との連携による各種のスポーツ教室の開催などにより、体力、運動能力の向上が図られるよう取り組みを進めてまいります。地域は、子どもたちにとって大切な学習の場です。子どもたちが自立して生きていくために必要な力を身に付けることができるよう、また、学校以外での学びや運動の機会をつくるなど、地域全体で子どもを育てることも大変重要なことです。今後におきましても家庭や地域、関係機関、団体との連携、協力により各種の事業を展開しながら、運動習慣の定着が図られるよう努めてまいります。以上です。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

質問 4番 八木幹男

4番八木です。まず、1点目のまちづくり総合計画と総合戦略に関しまして再質問させていただきます。まちづくり総合計画に関しましては、住民参加の方向性が示されており安堵しております。もう一方の国が求めている総合戦略に関しましては、地域資源を生かした、住民にとって身近な政策で連携を図っていくと答弁をいただいております。この点につきまして再質問させていただきます。究極の人口減少克服策は雇用の創出にあると考えております。木質バイオマス、地熱を活用したエネルギーの自給自足への取り組み、本町の強みである観光を生かした取り組みを通して、どう雇用を創出していくのかが課題であろうと考えております。国はプラン・ドゥ・チェック・アンドアクション、すなわちPDCのサイクルで物事を考えていることを求めております。たたき台的なやはり内容も必要なんだろうと思っております。どのような項目で数値目標を設定していこうとお考えなのか、その辺のところをお伺いいたします。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

第1点目の部分についての再質に答弁を申し上げます。今回、10年のまちづくり総合計画についてはですね住民の方々との議論、10年前の議論につきましても、いろんなそれ以前の総合計画を反省しながら、また、新しい取り組み等、そして総合計画の新しい作り方、手法などを取り込んで作った思いがありますけども、また、今回もいろいろと社会情勢の変化の中でまちづくり総合計画、住民の方々に近い計画として組み上げていければということで、今役場の庁舎内でも部署横断でその組織をつくり取り組みを進めているところであります。一方、総合戦略の話でありますけども、先ほども地方創生の話をさせていただきましたけども、雇用ということでありますけども、雇用というだけではやはり厳しい、そこに良質な雇用ですとか、また所得性のある雇用ですとか、安定的な雇用ですとか、そういう表現が私はいるんだというふうに思っています。そんな面から、何でもいいから仕事があればというようなことで地方創生をやるんだと言っても、これはなかなかこれからの人口減少社会、そしてまた特に生まれる子供さんが少なくなっていく時代の中で、課題は大きく残っていくだろうと思ってます。そんな面から美瑛町といたしましては、先ほど来も野村議員さんとこの話もしましたけども、美瑛町のまちづくりの大きな柱である農業や、そして地域特性である丘のまち、そしてまた良質なまちづくりのこれまでの歴史を十分な組み合わせをしながら、十分なまちづくりの情報として発揮していきたいというふうに思ってます。そんな中から、美瑛町の農業、商工業、林業、こういったものも当然でありますけども、観光と組み合わせて良質な雇用、また若い方々や多くの方々がここで働いてみたいと思うような、そういう雇用を生み出していかなきゃならんというふうに思ってます。しかし、難しいことだというふうに思ってます。先日、先ほども話しましたけども、国の官僚の方や国会議員の前の総務大臣来られた時にPDCの話がありました。計画をして実行してチェックせということで、今回PDCを打ち出したという話をされました。我々にそういったものを計画を出して来いということでありますけども、その時にですね、もう一つ厳しいことを言わせていただきました。国は、以前も規制改革、特区、こういうふうに地方創生とよく似たものを打ち出して、地方が何とかする、地方が何とかせというような論議をしてきたと。しかし、一方で東京一極集中とか、今回もオリンピックのようなことがあって、こういう本当に実効性をとるつもりなのか、それとも大企業やそういったものがどんどん発達する中で言い訳といいますか、アリバイづくりのようなことになっていかないのか、非常に地域では疑念を持ってるという話をし、PDCが必要なのは我々もそうだけど国の方はどうなんだと。つまり特区だとか規制緩和だとか、そういった部分のこれまで行ってきたことのPDCはできてるのかと。つまり相手にPDCを言うんであれば、自分のPDCはどうなんだというそういう論議であります。そういう面からすると、やはり国と地方が本当に情報を共有し合って、国の官僚も地方のことをできるだけ理解をして、そして地方と一緒に地方の発展を進めていく、雇用や地方創生を進めていく、そういうスタンスが必要でないかということであります。そんな面からしますと、当然、今議員からご指摘をいただいた我々自身がどういうふうに判断をする材料として基準を持っていくのかということも重要でありますけども、この地方創生自体が一体どういうものをもたらすために、我々は国から提示されてるんだという部分をよくですね、しっかり把握していかないと踊りは踊ったけども、踊りが終わった後に誰もいなかったというようなことにならないようにしていきたいと。ですから、先ほど申し上げましたとおり、基本的には美瑛町のこれまでのまちづくりをさらに発展すべく地域づくりをしていくと、その一言に尽きると思いますので、成果を上げるべく農業や観光、そして一方では教育とか福祉とか、こういったものも総合戦略のやはり重要な要素でありますから、こういったものも一つ一つ確認をしながら、まちづくりの進化に取り組んでいきたいというふうに思っているところであります。(「はい」の声)

質問 4番 八木幹男

4番八木です。答弁ありがとうございます。やはり地域戦略については、やはり地域間競争というものを頭に入れていかなきゃならないんだろうと思っております。また、観光に関しまして、やはり独自の取り組みが必要なんではないかなと、このような観点を持っております。松下幸之助さんが観光立国と、こういう言葉を使ってからもう60年近くなり、やっと国も少しずつ動き出したのかなと、このような実感を持っております。やはり本町の強みは、やはり観光、179万人の人が訪れてくれているという観光にあろうかと思います。また、日本で最も美しい村の取り組み、ここのところもやはり美瑛町の特技、あるいは強みであろうと思っております。したがいまして、この総合戦略製作にあたっては、やはり観光、これをやはり我々にとって、本町にとっては第4次産業であると、このような立場をとって1次産業、2次産業、3次産業、4次産業含めて10次産業化、このようなことを唱えながらインパクトのある総合戦略に組み立てていかなければならない、このようなことを考えております。1次産業、農林業と観光をつなげるとどういった展開ができるのか。あるいは2次産業である工業、加工業と観光を組み合わせるとどのような産業が創造できるのか。3次産業である商業、あるいは流通業、サービス業、このようなことを観光とつなげるとどうなのか。やはり本町にとっての強み、観光を第4次産業と考え取り組みをしていただく、こういった方向性を模索していただきたいと、このように考えておりますが、いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

八木議員さんからの再々質門をいただきました。ご指摘のとおり、美瑛町において観光というのは重要な産業として成立しています。先ほど野村議員さんから108億円という売り上げの話がありましたけども、例えば26万人の宿泊客がおられます。1万円払うと26億円、それに付帯していろんな買い物ですとか燃料入れるですとかそういったことになると、美瑛町の観光という部分で170万人以上が来てくれるという部分の経済的な要素、例えば食堂でご飯食べるだけでもですね非常なものになってきますんで、観光というのが美瑛町の大きな産業の一つの柱になっているというのは、もう私も言われるとおりだというふうに思ってます。今度は地域間競争でということなんですけども、地域間競争は当然あそこの町に人が行く行かない、こっち側に行く行かないあると思いますけども、一方で例えば富良野美瑛というような連携はですね、今、日本国内の一つの模範例という形でなっています。ですから国の方で観光連携、インバウンドを1千万人を超えて2千万人というような話をしてますけども、こういった政策の一つの大きな見本としてよく提示されており、国の方で出してくる総合的な観光政策では、連携業務等においてはですね第1号、第2号でいつも認可をいただいている状況であります。今回はですね北海道全体、阿寒の方まで結ぶそういう広域ネットワークを国の方でやりたいと、進めたいということでお話があり、この管内では富良野、美瑛、旭川、上川、層雲峡ですね、こういったところと阿寒の方の町や村とつながって、当然企業等もつながってやるような連携があります。ですから、地域間競争というレベルでの我々の町を良くしていこう、多くの方々に来ていただいて満足できるそういう町にしようという競争、ファクターと、もう一方でやっぱり皆で一緒に情報を共有し、そして情報を共同で出していこうというそういう連携、これがやはり大きな要素になっています。ですから、地域間競争とともに広域的な連携をどうとって、質の高いものを我々大きな枠組みで情報を発信していくかということが重要なものになっているというふうに判断をしています。そして、観光の部分で実は170万人を超えたということに対して、私は実はかなりの不安を持っています。まちづくりばかりでなくて、いろんな仕事をしていますと、一時的な人気といいますか、そういうものは間違って生まれることがよくあります。美瑛町の場合は、青い池というようなそういう要素が生まれ、そしてまた今回映画というような部分もあったりですね、美しい村の関係もあるかと思いますし、丘のまちびえいという素晴らしい資産を持ってのまちづくりでありますけども、こういった部分が何か簡単に消費されてしまうようなブームの中で作り上げていっては何もならない、宝を壊してしまうようなものだというふうに思っていますんで、少しずつじわじわとしっかりといろんな方々に美瑛町の価値を分かっていただける、そういう観光をテーマとしていきたいというふうに思ってます。そのためにもですね実は大事なのは、美瑛町行ったら素晴らしい農地の中で健康に配慮した素晴らしい農産物が食べれるですとか、それから街に行ったら街並みが本当にきれいで、電柱はないし、そして他のところでは見られないような町がある、そして人と話したら楽しい会話ができたりですね、しばらくちょっと住んでみたら何か良い環境があったよと、環境が良いねとか、こういうやっぱりしっかりした価値をつくり上げていく必要があるというふうに思ってます。この辺がなければですね、ただのはやりもんで終わってしまいますので、各関係機関と一緒になって本当の意味で観光の質を持った地域づくりをこれから進めていける、さらにまた進めていきたいというのがねらいでありますし、ご理解いただきたい、ご協力いただければというふうに思っているとこであります。よろしくお願いいたします。(「はい」の声)

再質問 4番 八木幹男

はい、4番八木です。質問を変えます。2点目の質問の再質問をさせていただきます。高齢者福祉への取り組みに関しまして、再質問させていただきます。ほたるは社会福祉法人の取り組みでありますが、本町の今後のまちづくりにおける福祉分野に大きなヒントが隠されていると、このような考えを持っております。認知症への対応も加味しながら、引き続き注力していただきたい、このように考えております。町長の答弁の中には活性化交流施設丘のまち交流館ビ.エールを高齢者の方々の社会参加や生きがいづくりの活動の場として活用していきたいという内容があります。これにはやはり、それに続くストーリーづくりが必要であろうと、このように考えております。例えばですが、次のようなことです。まず高齢者においては、やはり外へ出てもらうことがやはり1番大事だというように感じております。こんな関係からウォーキングを提案すると、こういう内容です。町の中にコースを設けて、例えば全長4キロであって、この4キロ歩けば消費カロリーが何キロカロリー消費されると。あるいは、途中には丘のまち交流館ビ.エールがありますので、ここで一休みしてもらうと。ここに知ってる人、知人がいたので一休みをして、そのまま家に帰ったんでも良いんだろうと思います。こんな形の提案。それから、途中にトイレの必要な場合もあるかもしれません。そこにはやはりA公園、B公園にはトイレがあるよと。その日はB公園でイベントをやっていたので参加して、そのまま自宅へ帰ったと。このような活動でもやはり外へ出て話をして帰って、笑って帰ると、このような活動が1番大事なんだろうと思います。ここでのポイントは万歩計を携帯してもらうと。やはり1カ月どのぐらい歩いたかと、こういうようなめどをもって、例えば地球を一周した形になりますよとか、あるいは東海道五三次のどこまでいってますよとか、こういったものを加味しながらウォーキングをより楽しんでもらい習慣化してもらう、そういったことがおのずと健康づくりにつながっていくんだろうと思っております。やはりこういったところから健康づくりに関心を持ってもらうと、健康診断を受けてみようかとか、あるいは保健センターに体組計という筋肉の量を測る機械がありますので、6カ月に1回ここに寄ってくださいとか、そういった提案ができるのではないかと思っております。やはり皆さん行政の職員の方は本当に真面目で、ちょっと楽しみの加え方が足りないのかなと、このようなことを考えております。やはりこんなことを考えると、やはり偶然という名の必然といいますか、やはり想定してるんだけども偶然なったんではなくて、想定しているんだけどもこういう成果が出たなと、こういう動きが必要なんだろうと考えておりますが、いかがでしょうか。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

高齢者の方々が町を楽しんでいただける、そういうことが健康につながる活動にまた広がっていくということでご指摘をいただきました。他の町に行って時々うらやましいなというか、ああいいなと思うことがあります。それはですね、もう第一線を退いた高齢者の方々が町の中で、本当に町の真ん中でですね4人も5人も集まったりですね、1か所ばかりでなくて、そこでワイワイワイワイ話をしたりですね、何でもなしにいつもそこへ集まってくるんだというような、聞きますとそんなことを言われたりする。そんなまちづくりを見て、美瑛の町もそんなふうになればなというふうに期待をしていたり、そんな自分も年とってですねそうなった時に、今の町でたむろする場所あるかなと、そんな思いを持ちながらまちづくり等も進めさせていただいているわけであります。そんな中で今ビ.エールを建設をさせていただきますが、ビ.エールの2階につきましては小さな子供たちとお母さん方が交流できる場として、さらには高校生や観光客の方々がそこで情報を取ったり、またコンピューターですとか図書館の機能も持たせますんで、図書館の第2図書館として活用していただくようなそんな機能等、さらにはですね将棋、囲碁、こういったものも準備させていただき、麻雀も必要であればやれる部屋も作ってあります。そんなことから、住民の方々が町に来ていることを楽しんでいただける、そんな施設として活用していただければというふうに願っているところであります。そんな中、今高齢者の方々を外にということでありますけども、今丸山通りについてもですねだいぶん形が見えてきました。これも町長、お前が判断したのかと、判断したんですけども、職員本当によく検討しくれて、美瑛町に来た方々に気持ちよく楽しんでもらえる、そういう通りにしたいということで電柱のアンダー化ですとか、それから今フラワータワーも表に出てきました。実は、国交省から丸山通りについては、まちづくりの表彰をされることになりまして、今度副町長と担当の者が表彰を受けてくるということなってますけども、そんな意味からもこういう丸山通り等々を活用してですね、今、八木議員さんの言われるようなウォーキング等が行われること、非常に私としてもありがたい提案だなというふうに思ってます。担当の方がそういうことがどこまでできるのか、そういった部分もよく検討させていただきながら、あんまり仰々しくですね、このコース決めたからこのコースというよりも、何か楽しみを持って町の中を歩いていただけるような、町の中に人と人とが交流していただけるような、そんなことにつながっていけばということで、いろいろ検討させていただければと思ってます。以上であります。(「はい」の声)

再質問 4番 八木幹男

はい、ありがとうございます。やはり職員の方もやっぱり楽しみながら企画を組んでいただきたいなと、このような思いをしております。また各地区では、こういったサロンですとかカフェといった取り組みがありますけれども、どうもこういった表現があまり好きでないもんですから、やはり昔の家屋には縁側がありました。ここでお年寄りが腰を掛けて囲碁をしたり、お茶を飲みながら話をしたり、こんな環境が丘のまち交流館ビ.エールにできたら良いなと、このような感じを持ってます。それにはやはり先ほども言いましたけども、ストーリー作りが大切だなと、このような感じをしておりますので、このような対応ができるのかどうか、多分できると思いますけれども、この辺のところの回答をお願いしたいと思います。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

ウォーキングの部分について今まで検討したことがありませんので、私のレベルではたむろしていただくような場所、好きなときに居場所を提供すると、居場所を提供したいという思いで今回まちづくりの部分を進めていますんで、今後、今ご提案いただいた部分について検討させていただきたいと、担当課の方でもいろいろと状況等を確認させていただきたいということでご理解いただければというふうに思います。(「はい」の声)

再質問 4番 八木幹男

4番八木です。質問を変えます。3点目の学力向上と体力向上に関しまして再質問させていただきます。こちらにつきましては、教育長から加配教職員への取り組み、この辺のところにつきましては引き続き状況を見ながら推進していきたいと、このようなご回答をいただきました。特に今回注力してますのは体力面、こちらの方につきまして異常な関心を持っております。この辺につきまして、町長に再質問させていただきます。以前から気になっていたことがあります。と言いますのは、スポーツ少年団の募集対象年齢が低学年化しているということです。この辺につきましては、指導されている方々はボランティアであったり、好意的に取り組みをされてる方がほとんどで、大変頭の下がる思いが強くあった思いですから、なかなか言い出せない状況にありました。今回、びえいチャレンジクラブの存在を知り、この辺のところの連携を強化すべきではないかなということを考えまして、ここで取り上げさせていただいた次第です。サッカーはうまいけれどもボール投げは駄目、だから野球は嫌い、そんな子が結構いるようなことを耳にいたします。別に問題はないんじゃないのという人も多いとは思うんですけれども、やはり多くの子供たちにいろいろなスポーツを体験していただくことによって、バランスのとれた体力が付けられるものと確信をしております。北海道教育大学岩見沢校ではバルシューレという運動プログラムを実践しているようで、こういったものも研究してみる価値はあると思っております。学校活動との連携も含めて子供の体力づくり、この全体像をどう描いていくのか町長に再度質問させていただきます。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

子供たちの体力づくり、やはり大きなテーマだというふうに思います。田舎の子供たちがですね都会の子供たちより歩かないと、そういう状況がもう生まれて何年もたつわけです。私も東京の方で要望活動なりいろいろやりますと全く歩くんですね。地下鉄には乗るけども地下鉄から目的のところまで結構あるわけですから、常に乗り換えしても地下鉄の中500m歩くの当たり前のようなところであります。そういうことからすると、地方において子供たちの体力が低下してることが非常に問題になってきていますので、ここの部分について教育委員会と一緒にですね対策を今後も打っていかなきゃならん。特にやっぱり学校の中で多様な子供たちへのそういうスポーツ参加というような部分の意欲を付けれるような、そういう取り組みがやはり大きな中心になってくると思います。一方でですね、ボランティアの方々、町民の方々も昔から野球、サッカーいろんな面でボランティアで子供たちに社会スポーツ活動を提供してきました。だんだんやはり社会の流れといいますか、そういうことが年齢が上がってきますと後継者がなかなかいないというような状況でありますけども、美瑛町においてはですね柔道とか剣道といった部分もですね引き継いで取り組みを進めていただいていることで、大変ボランティアの皆さん方に頭が下がるわけであります。しかし、今議員がご指摘の本当に今の状況から先に進めるのかということでは、我々もやはりいろんな検討をしていくべきだと思ってますんで、今回の取り組み等を一つの事例として大学との連携等も視野に入れている部分もありますし、さらにはまた美瑛町で専任のそういった指導者を育成していく、また外部から招聘してくる、こういったことも重要な案件だというふうににらんで今後取り組みを検討していきたいというふうに思ってます。(「はい」の声)

再質問 4番 八木幹男

今回、北海道体育協会から提案があったのは、やはり北海道が体力テストの状況で見ますとほとんど下位の状況にあると、このようなところからこのような活動が提案されてきているんだろうと思っております。やはり本町におきましても子供の体力、やはり学力のベースはやはり体力だと思ってますんで、この辺の取り組みをこれからも積極に推進いただきたい、このように考えております。以上で質問を終わります。(「はい」の声)

答弁 町長 浜田哲(町長は2019年3月まで)

ご指摘の案件について、我々としても可能な政策等を検討しながら取り組みを、効果が出るように取り組みを、検討を進めていきたいというふうに思ってます。以上であります。

出典:美瑛町議会 平成27年第5回定例会 2015年6月22日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる