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美唄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日

(1)行財政運営について/(2)旧美唄工業高校跡地の活用について/(3)地域公共交通について

2025年3月7日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「行財政運営について」「旧美唄工業高校跡地の活用について」「地域公共交通について」について質問し、市長 桜井恒が答弁しました。

質問者
松山教宗 議員
答弁者
市長 桜井恒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 13番 松山教宗

令和7年度第1回定例会において、大綱3点について市長に伺います。大綱1点目は、行財政運営についてであります。一つに、令和6年度の一般会計決算見込みについてであります。令和4年度頃までは、コロナ対策等臨時交付金などがあり、また、ここ数年ふるさと納税においては、施策として積み重ねてきた結果、右肩上がりの状況であり、本市財政にとってまさに追い風であったと思いますが、今年度につきましては、米価高騰などの影響を受け、返礼品の約7割がお米である本市において、大幅に落ち込んでいると新聞報道があったと記憶しているところであります。また、歳出面においても、原料や資材単価、それに伴う修繕費などの高騰に加え、人事院勧告に基づく給与改定による人件費等の増加など、当初の見通しから状況が大きく変動している状況があろうかと思っております。そこで、一般会計の令和6年度末決算見込みの実質収支について、現時点でどの程度見込んでいるのかお伺いをします。二つに、今後の財政見通しについてであります。市長におかれましては、先般の市政執行方針において、来年度の方向性として「効率化と未来への投資」をテーマに掲げ、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進による「未来志向の行財政改革へ歩み出す年」と位置付け、総合計画に掲げる都市像の実現に向けて、様々な施策を推進するという基本姿勢を示されました。私は、その方向性に共感するものの、現実的な課題として、物価やエネルギー価格の高騰、金利上昇に加え、生産年齢人口の減少による働き手不足の深刻化など、国の少子化対策の効果も未確定である中で、本市財政の見通しはますます厳しさを増していると認識しております。本市は、過去に深刻な収支不足に対応するため、財政健全化計画を策定し、8年間にわたって健全化の取組を行ってまいりました。その一環として、特に人件費の抑制が図られましたが、近年の雇用情勢を見ると、公務員においても人材不足が深刻となっております。給与面だけでなく、働き方改革を含めた処遇改善が人材確保の観点から、ますます重要となる中で、私は、再び人件費削減の時代に戻ることはあってはならないと考えております。そのため、物価高騰対策に加え、山積みするその他の課題への対応を進めるとともに、各年度における収支均衡の確保や公債費負担の適正化など、健全化の取組を着実に進め、持続可能な財政運営を確保することが市長の責務であると考えております。そこで、今後の財政見通しや、収支均衡に向けた具体的な対策ついて、市長のお考えを伺います。大綱2点目は、旧美唄工業高校跡地の活用についてであります。一つに、今年度の議論経過、スケジュール等、今後の進め方についてであります。初めに、今年度の議論経過等についてでありますが、これまで美工跡地においては、公営住宅建替えや、その利用について、私も1期目2期目に、また同僚議員も含め注視して何度も質問をしてきました。それは、この計画が進むに当たり、当初の予定どおりに進まず、今日に至るまでに入居予定の方、期待している方、まちづくり上、議論やプロセスを踏んできたにも関わらず、供用開始が既に始まっていてもおかしくないところでありますけども、紆余曲折がありまして、現在に至っております。第3回定例会における同僚議員の一般質問においては、市長から、昨年度策定した「美唄市公営住宅建替え等基本構想」に基づき、令和6年度は、計画策定に向けた建物の配置、構造などについて、市民検討委員会を設置し、建替え対象団地の入居者の意見を聞きながら、様々な入居者ニーズに対応した住宅づくりを目指していくとの答弁がありました。一方において、美唄市公営住宅建替え等基本構想では、老朽化した公営住宅の集約のみならず、旧美唄工業高校跡地に市民が広く価値を享受できる施設を一体的に整備することで、多世代が集い、人とつながる拠点づくり、人とつながることで賑わいをもたらす拠点づくりを目指すとの基本方針が示されており、そのため庁内検討委員会を立ち上げ、議論していくと聞き及んでおりますが、これまでの検討委員会における検討状況、議論経過等について伺います。次に、スケジュール等、今後における進め方についてでありますが、これについても、第3回定例会における同僚議員の一般質問に対し、今年度策定予定の基本計画に基づき、令和7年度には基本設計、続いて令和8年度には実施設計、さらには、令和9年度の工事着工を目標に、順次設計業務を進めていく予定であると答弁されております。先般の市政執行方針においては、「旧美唄工業高校跡地の団地建設等に向けては、継続して協議を重ね、実施に向けて進めてまいります」と述べられておりますが、今年度の庁内検討委員会における議論経過を踏まえ、建替えに向けたスケジュールに変更があるのか伺います。大綱3点目は、地域公共交通についてであります。一つに「のるーと美唄」の実証運行の状況についてであります。これまで、地域公共交通施策として本市のこれからを見据えて、市民生活上、公共交通網は自治体インフラ、一般市民サービスの一つとして、維持向上が本市においては命題であります。「のるーと美唄」につきましては、市街地の効率的な公共交通体系の実現に向けての施策として、市街地を中心に運行している市民バス東線の運行区域を対象として、AIデマンドバスの実証運行を計画していたものと承知しているところでありますが、北海道中央バスが運行していた美唄滝川線の廃止時期も重なってしまったことから、結果として、運行区域を一部拡大して実証運行を始められたと認識をしているところであります。このため、市民への十分な事前周知が行き届いていなかったこともあり、昨年の第4回定例会の一般質問において、実証運行開始後2か月間の利用者数の推移について伺ったところ、徐々に利用者が増加してきているとの答弁があり、少しずつではありますが、AIデマンドシステムが本市の市民に受け入れ始めてきたのではないかと感じているところであります。そこで初めに、実証運行期間については、12月以降も継続するとのことでしたが、実証運行を開始してから現時点まで利用者数はどのように推移をしてきたのか、市長に伺います。次に、本年1月からの実証運行については、運行時間を1時間短縮し、電話予約日を縮小するとの案内がのるーとの車内に掲載されておりましたが、どのような経緯で実証運行内容を変更したのか、併せて市長に伺います。

答弁 市長 桜井恒

令和6年度の一般会計決算の見込みについてでありますが、実質収支の見通しとしましては、歳出面における人事院勧告に基づく給与改定に伴う人件費等の増額については、補正予算を計上することなく、流充用により対応できる見込みでありますが、歳入面において、ふるさと納税が当初予算額20億円に対し、直近の実績で約8億円と大幅に予算割れしていることに加え、除排雪経費の補正により増額した特別交付税についても、全国的に自然災害が多く発生したことにより、自治体への3月分配分額は前年度に比べ、大幅な減額が予想されるとの通知もあることなど、一般財源の減少により、収支均衡は極めて厳しい状況にあると認識しているところであります。また、特別交付税の確保に当たっては、1月に総務省に出向き、幹部職員の方々に対し、本市の旧産炭地域並びに過疎地域ならではの特殊財政需要について要望書により説明し、理解を求めるとともに、庁内においては、事務事業の効率的な執行など、一層の経費節減と歳入確保に努めるよう周知徹底を図っているところであり、今後におきましても、可能な限り、収支不足額の縮小に努めてまいりたいと考えております。次に、今後の財政見通しについてでありますが、財政状況については、これまでの行財政改革に加え、ここ数年では特別交付税の増額などにより大幅な黒字決算を確保するとともに、ふるさと納税寄附金の増収を受け、子育て施策の充実など、市民ニーズに対応した新たな施策を展開する一方で、将来的な財政支出に備えた各種基金への積み増しも進めており、その結果、財政の健全度を示す各指標については、改善基調にあるところです。しかしながら、今後、中長期的には人口減少や少子化の進行に伴い、財政規模は縮小していくことが予測されます。さらに、先ほど申し上げましたとおり、令和6年度決算はふるさと納税の大幅な減収などにより、収支均衡は極めて厳しい状況にあり、来年度以降においても、寄附額の急回復は見通せないというのが実情であります。ふるさと納税は、地域のあり方を見直し、まちづくりに活かすための有効な制度であることから、来年度以降は美唄ファンの増加を図りながら、寄附額の回復に向けて取り組んでいくこととしておりますが、ふるさと納税はあくまで臨時的な収入であり、これに依存し、財政の持続性が揺らぐような事態は避けるべきであるという認識を新たにしているところです。今後の収支見通しについては、総合計画等期間を同じくする「美唄市中長期財政見通し」において、令和5年度決算を反映した推計では、年度間調整により財政調整基金を使用しながらも、総合計画期間中においては収支均衡が図られる見通しとなっておりますが、ふるさと納税の減少や物価高騰、人件費の影響を考慮すると、令和6年度決算や令和7年度予算を反映させた場合には、かなり厳しい状況となることが見込まれます。私は市長就任以来、「市民の暮らしを守ることを最優先にする」「事業の優先順位を見直す」「びばいの未来へ投資する」という三つの基本政策を軸に市政運営を進めておりますが、今ほど申し上げた厳しい状況を踏まえ、今後におきましても、これらの基本政策をしっかり実践していくことが、結果として、様々な課題を克服し、総合計画に掲げる将来像の実現への近道であるとの強い決意のもと、引き続き、事務事業の質的転換や新たな歳入確保策を講じるなど、未来志向の行財政改革に取り組み、物価高騰や人件費上昇など、本市を取り巻く社会経済情勢の変化に的確に対応しながら、将来にわたって持続可能な財政基盤の確立を目指してまいりたいと考えております。次に、旧美唄工業高校跡地の活用にかかる議論経過等についてでありますが、旧美唄工業高校跡地の活用につきましては、令和5年度に策定した「美唄市公営住宅建替え等基本構想」を基に、公営住宅に加え、新たに整備する公共施設等を検討する場として、「美唄市公共施設等総合管理計画」を所管する企画財政課を事務局とし、総務部長及び関係部署の課長職をメンバーとする「美唄市旧美唄工業高校跡地の利活用に関する庁内検討委員会」を設置し、今年度中に策定予定の基本計画にどのように反映させるかについて議論を重ねてきたところであります。庁内検討委員会では、上位計画との関連性を意識しつつ、各部署での施策推進に向けた公共施設の課題や市民ニーズの洗い出しを行い、その上で、どのような施設を整備すべきかについて、幅広い意見を聴取しながら整理を進めるなど、これまでに4回の会議を開催してきたところであります。また、庁内検討委員会以外でも、室蘭市の生涯学習センター「きらん」への視察や、アドバイザーである北海道大学森教授との意見交換などを適宜実施しながら、基本構想で掲げている基本理念を基に、世代間の交流を意識した施設のあり方を考え、それぞれの世代がどのような目的でこのエリアに集い、賑わいを生むのかというイメージを整理してきましたが、先月実施した第4回会議において、事務局が整理した公共施設再編案を示し、今後の基本計画における内部事項として、一定の合意形成を図ったところであります。しかしながら、公共施設の再編に当たっての各施設の個別課題に加え、整備手法や財源、スケジュールの検討などに時間を要することから、公共公営住宅との一体的な整備は困難と判断し、公営住宅の建替えを優先する方針を示したところであります。現時点においては、基本計画の策定には至っておりませんが、来年度においては、公営住宅の配置や構造、戸数の検討など、公営住宅単独の基本計画と基本設計の策定を一体的に進めていくことで、公営住宅の供用開始の時期に変更は生じないよう進めてまいりたいと考えております。次に、「のるーと美唄」実証運行の実施状況についてでありますが、初めに、利用者数の推移につきましては、1日当たりの平均利用者数は10月が21.7人、11月が28人、12月が44.6人、1月が43.8人、2月が47.2人と増加傾向であり、実証運行開始月の10月と本年2月を比較すると2倍以上の利用人数となっているところであります。なお、平日に比べ休日の利用者はおおむね半数に留まっていたことから、平日のみの1日平均利用者数は、10月が25.5人、11月が34.1人、12月が50.3人、1月が53.5人、2月が62.8人となっているところであります。次に、本年1月からの実証運行内容の見直しにつきましては、3か月間の利用状況を踏まえ、運行時間は午後6時台の1時間当たりの平均利用者数が1人程度となっていたことから、午後7時から午後6時へ1時間短縮し、運行日は平日に比べ、休日の利用が全体的に低調であったことから、運行日にかかわらず2台体制としていたものを休日は1台体制とし、電話受付日につきましても、毎日受付していたものを平日のみとしたところであります。

質問 13番 松山教宗

まず1点目でありますけど、行財政運営について。今後の財政見通しについてでありますけれども、ふるさと納税の減少や急激な物価上昇など、本市を取り巻く財政環境が変化する中、市政執行方針で市長もいろいろ述べられておりました。将来にわたり持続可能な財政運営を行うためには、その時々における経済動向などを踏まえ、財政推計の見直しを図っていく必要があるというお考えをいただきました。また、答弁にもありましたように、新年度は総合計画の最終年度でありますし、また、後期の見直し作業もあるということでありますので、それと併せて、再度市長の見解を伺いたいと思います。2点目は、旧美唄工業高校跡地の利用についてでありますけれども、「公営住宅の移転の変更はない」ということを答弁から確認をさせていただきましたが、新年度予算には、公営住宅の建替え計画に要する設計費が予算として計上されておりませんが、どのように公営住宅の建替え計画を進めていくのか、改めて伺いたいと思います。3点目は、公共交通網、地域公共交通「のるーと美唄」についてでありますけれども、令和7年度の市政執行方針において、「のるーと美唄」につきましては、実証運行を継続するほか、既存路線等の見直しなど、今後の市内の公共交通体系の検討を進め、地域特性に応じた持続可能な公共交通の実現を図ってまいりたいとのことでありましたが、この計画は今後のバス路線の代替を含め、次世代のコンパクトで効率がよく、コストを抑えられるという利点もありますので、既存路線等のバスの運行等の部分も含めてでありますけど、見直しにかかる具体的な考えについて、市長に伺いたいと思います。

答弁 市長 桜井恒

美唄市中長期財政見通しの見直しについてでありますが、今後、財政規模の縮小が避けられない中で、将来世代の負担の先送りを回避し、少子高齢化の進展を見据えた次代のまちづくりを進めるためには、事業継続の可否も含め、限られた経営資源を効率的かつ効果的に投入するなど、さらなる予算の重点化が不可欠な状況となっております。こうした背景を踏まえ、財政見通しは国の地方財政対策や社会情勢の変動に大きく影響されることは否めないところでありますが、総合計画に掲げる施策や事業を推進するための財源確保と裏付けという観点から、来年度中に策定する後期基本計画の実効性を高めるためにも、地方財政を取り巻く動向に留意しつつ、適時見直しを行うことが重要であると認識しております。次に、旧美唄工業高校跡地の全体的な活用に向けた今後の動きについてでありますが、旧美唄工業高校跡地に集約する公共施設の整備に向けては、庁内検討委員会としての基本的な再編案は確認したところでありますが、整備に当たって解決すべき課題も多いことから、基本構想に掲げる「多世代が集い、人とつながる拠点づくり」に向け、今後とも継続して、庁内議論を進めていくこととしております。次に、「のるーと美唄」の既存路線等の見直しについてでありますが、令和7年度につきましては、地域公共交通計画の基本目標の一つであります「市街地の効率的な公共交通体系の実現」に向けて、市民バス東線と南美唄線の一体化による「のるーと美唄」の運行を目指し、既存路線や運行便数の見直しに向けて検討を進めるとともに、市民バス西線における「のるーと美唄」への代替の可能性などを検討するため、既存路線等の利用実態の把握に取り組んでまいります。

質問 13番 松山教宗

今ご答弁いただきました、旧美唄工業高校跡地の利用についてでありますけれども、これまでの市の答弁から、庁内検討委員会に時間を要するなどの影響により、現時点での基本計画の策定に至ってないということでありましたが、今年度の基本計画策定の委託料として、約700万円相当の部分が計上されておりまして、そこで成果が得られているかどうかということも含めてお聞きしたいのと同時に、場合によっては、目標にたどり着いていないというイメージも若干受けるところでありますし、今言いましたように、委託料に対する市の考え方について、年度をまたぎますので、どう考えているのか市長に伺いたい。

答弁 市長 桜井恒

委託額に対する市の対応方法についてでありますが、基本計画策定のための委託期間については、令和7年3月31日までとしておりますので、現時点において、達成目標に関する明確な判断は難しいところであります。しかしながら、委託業務の成果品における達成評価については、設計変更等を視野に入れ、適格に対応してまいります。

質問 1番 永森峰生

議事進行。会議の録画放映YouTubeの取り扱いについて、私の一般質問の対応とも関連しますので、ルールに基づき発言の許可を求めます。

質問 1番 永森峰生

発言内容は、美唄市会議規則第58条の規定にある「直ちに処理する必要があるものでなければならない」と考えますので、以下申し上げます。令和6年第4回市議会定例会一般質問本会議における特定議員の発言が録画放映されるべきYouTubeから削除されていました。①なぜ、このようなことが起きたのか、技術上のトラブルか、そうでなければ、なぜ、このような恣意的な取り扱いとなったのか。②議会事務の統理権のある議長の指示はあったのか。③「美唄市議会インターネット中継の実施に関する要綱」第7条に「議長が必要と認めたときは、議会運営委員会に諮り、発言者が議員の場合は、本人の同意を得た上で、録画中継の全部又は一部を削除できる。」とあるが、放映に関するルール違反はなかったのか。これから発言を控えている私の一般質問も含めて、今後の録画放映がどうなるのか不信感が消えません。会議の諸原則中、最も基本的な原則である「議員平等の原則」についての考え方を含めて、明確にお答えください。

出典:美唄市議会 令和7年第1回定例会 2025年3月7日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる