美唄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月11日
(1)市政執行方針について/(2)企業版ふるさと納税について/(3)高齢者福祉行政について
2024年3月11日、美唄市議会の一般質問で、本郷幸治議員が「市政執行方針について」「企業版ふるさと納税について」「高齢者福祉行政について」について質問し、市長 桜井恒、教育長 石塚信彦が答弁しました。
- 質問者
- 本郷幸治 議員
- 答弁者
- 市長 桜井恒、教育長 石塚信彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 本郷幸治
令和6年第1回市議会定例会に当たり、市長並びに教育長に伺います。大綱の1点目は、市政執行方針について、市長にありましては、美唄のまちづくりのリーダーシップと選挙公約の実現など、多くの課題に向けて、はじめての予算編成に取り組む大事な議会であります。はじめに、三つの基本政策について。一つ目として、「市民の暮らしを守ることを最優先にする」について、新市立美唄病院の完成予定が年度末になっていますが、工期と工事費は計画どおり進んでいるのか。また、市民が一番心配している病院の要である医師、特に常勤医師確保の現状についても伺います。また、「AIを活用した、より利用しやすい新たな交通手段の確保に取り組み」について、具体的な内容について伺います。次に、「事業の優先順位を見直す」について、「事業の統合や合理的な事業の優先順位付けのもと、令和6年度の予算編成を行った」ことについて、主にどんな事業を統合し、また、合理的な事業の優先順位を見直したのはどのような事業なのか。次に、「びばいの未来へ投資する」について、「人口減少に歯止めをかけ、未来にわたって持続可能な地域社会をつくる」と述べておりますが、現在の本市の人口動態は自然減と社会減を合計すると、年間で約400人から500人減少しております。本市にありましては、まちの存続に関わる最優先課題の人口減少問題に市長ご自身として、人口減少に歯止めをかける具体策とはどのような施策なのか伺います。また、「子どもの教育や子育て環境の整備に必要な先行投資を行ってまいります」と述べておりますが、本市の喫緊の課題であります少子化対策に関連していると思いますが、市長は昨年の選挙公約の中で、「びばいの未来に投資する」政策には希望する全ての子どもが0歳から無料で保育を受けられる環境整備・習い事・塾などの学校外活動費を一部助成とありましたが、新年度の予算にどのように反映されたのか伺います。大綱の2点目は、企業版ふるさと納税について。平成28年度に創設された企業版ふるさと納税は、国が認定した地域再生計画に位置付けられる地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行ったとき、法人関係税から税額控除を受けられる制度であります。損金算入による軽減効果と併せて令和2年度税制改正により、地方創生のさらなる充実強化に向け、地方への資金の流れを飛躍的に高める観点から、税額控除の割合を現行の2倍に引き上げ、税の軽減効果を約6割から最大9割に拡充するとともに、手続きの簡素化を図るなど、大幅な見直しを行った上で、5年間適用期間が延長になりました。さらに、同年10月には企業の人材を自治体に派遣することで、企業版ふるさと納税を活用できる「人材派遣型」が創設されました。企業における企業版ふるさと納税の活用のメリットとして、SDGsやESG(環境・社会・ガバナンス)への寄与や創業地等の地域への恩返し、事業への貢献などの社会貢献、企業のPRや地方公共団体との新たなパートナーシップの事業展開が挙げられます。また、地方公共団体における人材派遣型の活用のメリットは、専門的知識、ノウハウを有する人材が寄附活用事業プロジェクトに従事することで、地方創生の取組をより一層、充実・強化することができます。さらに、関係人口の創出・拡大にも期待できます。令和3年度の全国の実績ですが、前年度と比較して大幅に増加しており、累計では1,028の地方公共団体が本制度を活用しております。企業にとっては地方創生に熱心な企業というイメージアップ効果が大きく、自治体への寄附を通じて、地域との結びつきが強まれば、新たなビジネスチャンスにつながります。一方、自治体にとっては、いかに多くの企業から寄附を集められるかが知恵の絞りどころです。企業にとって魅力的な事業を立案できているのか。興味を示してくれそうな企業のリサーチできているのかなど、実際の戦略的な取組が問われております。とりわけ、情報発信力の強化が不可欠であります。令和4年度の大臣表彰は、地方公共団体部門で、北海道大樹町、兵庫県姫路市、徳島県神山町が受賞されました。そこで、本市における過去3年間のふるさと納税の実績と、企業版のふるさと納税の実績、今後の戦略的な取組について伺います。大綱の3点目は、高齢福祉行政について。認知症を発症しても安心して暮らせる社会づくりについて、市長並びに教育長に伺います。国では、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると推計しております。認知症が私たちにとってますます身近なものになっています。そして、2024年の1月1日に共生社会の実現を推進する「認知症基本法」が施行されました。基本法の目的は、認知症の人が尊厳を保持しつつ、希望を持って暮らせることができる社会の構築であります。この目的に向かってまず大切なことは、認知症に対する正しい理解を深めることであると思います。以下3点について伺います。一つ目として、認知症に対する正しい理解を深める広報活動の展開について。先日、愛知県から認知症希望大使に任命されたKさんの活動がテレビで紹介されていました。Kさんは認知症になる前、長年、地域の水道の検針の仕事をしていましたが、ある日、訪問した水道メーターの場所が分からなくなり、仕事にも支障をきたすようになりました。これが認知症のはじまりでした。その後、日常生活にも支障をきたすようになる中で、ミスをしないように努力や工夫をしても、なおかつミスをしてしまう中で「今までやってきた自信と今までやってきた信頼が一気に無くなってしまった。こんなことでは仲間も失うと思っていたら、やはりどんどん離れていきました」と当時の心境を語るKさん。そして脳に異常があるのではないか。受診した病院でKさんはアルツハイマー型認知症と診断されました。そして間もなく仕事の契約も打ち切られました。Kさんは当時のことを「本当に居場所が無くなって社会とのつながりが立ち切られたという思いがあって、悲観に暮れていました」と語っていました。こんなKさんが救われたのは、同じ認知症の人たちとの出会いでした。「認知症だからというレッテルを抜きにして普通に接してくれる、みんな認知症だから、自分のありのままの姿で良いというところがとても居心地が良かった」と喜びを語っていました。その後、自分が認知症であることを周りの人に知ってもらい、ちょっとした手助けをしてもらう中で、日常生活を取り戻し、今では、愛知県から認知症希望大使に任命され、認知症への理解を広める活動もしているとのことです。今回、Kさんの実体験を県や作業療法士会のメンバーとともに、紙芝居にして、小さな子どもにも分かりやすい形にして、多くの市民の方にも認知症への正しい理解を広げる活動を進めるとのことでした。そこで、本市にとりましても、このような紙芝居や動画等を作成し、学校やイベントなどで認知症に対する正しい理解とちょっとした気遣いの大切さへの認識を深めるため、広報活動を積極的に展開すべきと考えますが、市長の見解をお聞かせください。次に、認知症スクリーニングの推進について。認知症は早期発見と早期治療がとても重要であります。アルツハイマー型認知症の場合も早期から薬物療法を行うことで発症の進行を遅らせることができるので、早めの受診が肝心であります。早い段階から服薬をはじめるなど、認知症機能障がいに悩まされる時間を短くすることができます。認知症の早期診断と早期発見がなぜ重要なのか。それは、早い段階で認知症を発見できた場合、今後の治療や介護の方針を本人も交えてゆっくりと話し合うことができるからです。年のせいという理由から発見が遅れがちになる認知症ですが、早めの対策をどうやって投じるのかが認知症治療の一つのポイントであると思います。また、認知症のチェックを受けて、専門医による診断につなげることもできます。例として、東京都が開設している「とうきょう認知症ナビ」では認知症の基礎知識を深めることに加え、10項目のチェックリストで認知症の可能性を診断することができるとのことです。「認知症なのでは」と気になっているときは、気軽にチェックできる環境の整備は非常に有意義と考えますが、市長の見解をお聞かせください。最後になります。認知症の人への理解を深める体験型教育について。東京都の八王子市では、小学生が認知症の方への手助けを学ぶ授業が話題になっております。現在、認知症サポーター養成講座が全国で展開され、認知症サポーターの育成を図っておりますが、座学を中心にした講義では、受動的になってしまう傾向がありました。八王子市では、この講義形式での講習を駄菓子屋で応対という体験型の学習として、認知症の人と子どもたちが売手や買手となって交流を図るという体験学習を講習に組み込みました。この体験学習は認知症の当事者と直接購入することにより、当事者と同じ目線に立って、当事者の気持ちや考えに触れることで、体感として認知症への理解を深めることを狙いとしているとのことです。そして、体験学習を終えた子どもたちから「認知症の人は何もできない、何でも忘れてしまうのかと思っていたが実際は違った。話せば普通だし、一緒に交流ができて楽しかった」、「少し手伝えばみんなと同じように生活できるのだと分かった」との感想から、認知症への偏見は全く見られなかったとのことであります。そこで、できることを一緒にして、できないことを手助けしてあげるという当たり前の人と人との関係の在り方を学ぶという意味でも、本市においても、認知症への体験型学習を取り入れて、認知症の方への偏見を無くす教育環境を整えるべきと考えますが、教育長の見解をお聞かせください。
答弁 市長 桜井恒
三つの基本政策についてでありますが、はじめに、一つ目の「市民の暮らしを守ることを最優先にする」についてであります。新病院の建替え工事につきましては、今月末の完了を予定しており、工事期間及び工事費は当初の計画どおり進んでおります。常勤医師の確保につきましては、診療体制の充実を図るため、道内の医育大学はもとより、医師派遣を受けている道外医大との連携を深めるとともに、日本プライマリ・ケア連合学会北海道ブロック支部の事務局を継続して担うことで、総合診療医との関係性を築き、指導員の確保に努めているところであります。なお、医師確保につきましては、現在6月の採用に向け、最終調整を行っているところであります。地域公共交通につきましては、令和4年度に策定した「美唄市地域公共交通計画」において、市民の公共交通ニーズを把握するため、アンケート調査を実施し、その結果としまして、「市民バスの便数を増やしてほしい」、「バスの運行ルートが分かりづらい」、「停留所を増やしてほしい」などの意見が多くあったところです。これらの課題を解消するために、現在の定時定路線の運行形態ではなく、AIを活用した予約・配車等を行うAIデマンド交通の実証調査を行ってまいります。この実証調査は、スマホアプリや電話による予約に基づき、人工知能AIを利用したシステムにより、利用者の希望した時間に、希望した場所へ、より早くたどり着けるよう、最適な乗り合わせルートを作成し、効率的に利用者のニーズに合った移動を目指すことで、市民の皆様に、より利用しやすいものとなるよう実証運行を行うものであります。次に、二つ目の「事業の優先順位を見直す」についてであります。令和6年度予算編成における事業の統合や合理的な事業の優先順位付けにつきましては、主な事業の統合としまして、「「美味しい!びばい」農産物PR推進事業」及び「農産物ブランド化促進事業」を統合して、新たに「「美味しい!びばい」農産物ブランド化促進事業」としたところであり、これら2事業は、取組手法に相違はありますが、目的が共通の「美唄産の農産物のPRや販路の拡大」であることから、統合して相乗的に取り組むことで、さらなる農業活性化や地域経済活性化はもとより、「美唄を見て、知って、買ってもらう」ことによる関係人口の拡大やふるさと納税の安定的確保につながるものと判断したところであります。また、合理的な事業の優先順位付けとしまして、中心市街地の活性化については喫緊の課題であることから、優先順位を引上げて、計画策定に向けて進めていくこととしたほか、DXの推進につきましても、重要課題と考えられますので、民間のノウハウや他の自治体の先進事例に精通する2人のCIO補佐官を配置し、庁内横断的な体制を強化するとともに、本市にとって必要なDX推進の検討を行うこととしたところであります。次に、三つ目の「びばいの未来へ投資する」についてであります。人口減少に歯止めをかける具体策につきましては、子育て世代をターゲットとした移住・定住施策の推進強化であると考えております。本市におきましては、人口の社会減は緩やかになっているにも関わらず、それ以上の割合で出生数が落ち込んでおり、子どもを産み、育て続けられる環境整備が急務であると考えております。このため、子育て世代に向けて、現在行っている小学校における「農業科」をはじめとする特色ある教育、学校給食費の無償化、18歳までの子どもの医療費の全額助成などをPRするとともに、今後につきましては、今年度実施した「第3期美唄市子ども・子育て支援事業計画」の策定に伴うニーズ調査及び子どもの生活実態調査を基に、子育て支援制度の充実を図ってまいります。希望する全ての子どもが0歳から無料で保育を受けられる環境整備につきましては、財源確保や受入れ体制の整備が重要なことと考えております。近年、保護者の就労状況等により、3歳未満の保育施設の入所希望者が多いことや、先のニーズ調査及び子どもの生活実態調査においても、3歳未満の保育ニーズが高いことを確認したところであります。そのため、私といたしましては、希望する全ての保護者が子どもを預けることができるよう、保育士の人員確保や既存保育施設の環境整備を進め、子どもの受入れ体制を整えることが優先であると考えているところであります。また、0歳から保育料の無償化につきましては、子育て世代が安心して子どもを預けることができる体制を整えた上で、取り組んでまいります。習い事や塾などの学校外活動費の一部助成につきましては、現在の子どもたちの習い事は、幼少期から水泳やサッカーなどのスポーツのほか、書道やピアノなどの文化・芸術、学習塾や英会話など多種多様であり、1人で複数の習い事をしている子どももいると承知しているところであります。令和6年度については、子どもたちや保護者のニーズをしっかりと把握し、習い事や塾などの事業者との協議や事業実施に向けた展望と課題の整理を行うほか、先進地の事例などの調査・研究を行う期間とすることから、予算計上を見送ったところであります。次に、企業版ふるさと納税の過去3年間の実績についてでありますが、過去3年間の実績といたしましては、令和2年度が6件で660万円、令和3年度が5件で530万円、令和4年度が10件で5,810万円の寄附があったところであります。次に、今後の戦略的な取組についてでありますが、寄附をしていただく民間企業の立場からいたしますと、社会貢献に意欲的な企業であっても、その企業の経営方針などの条件に合致していなければ、寄附には至らないと考えられますので、企業版ふるさと納税を募集する際は、本市における特徴的な事業をピックアップしたパンフレットによりPRしているほか、オンラインで寄附の申し出ができるようホームページに掲載しているところであります。また、実際に寄附を頂いた企業につきましては、地域に貢献をいただいた実績を広くお知らせするため、市の公式ホームページや広報メロディーなどで紹介をさせていただいているところであります。このほか、直接、企業に寄附を訴えかける取組として、東京美唄会の総会や、札幌市と大阪市で開催された道内企業や関連企業が集まる「ふるさとほっかいどう応援セミナー」において、本市の地方創生事業のPRを行い、寄附を募ったところであります。今後につきましては、美唄にゆかりのある企業へのトップセールスを行うことに加え、新たに金融機関等と連携し、それぞれのネットワークを活用して企業へアプローチしていくことで、さらなる寄附の拡大につなげてまいりたいと考えております。次に、認知症を発症しても安心して暮らせる社会づくりについてでありますが、認知症に対する正しい理解を深める広報活動の展開については、市では認知症の方やそのご家族、地域住民等が気兼ねなく相談し、正しい知識を知ることができるように、認知症カフェを通じて啓発しているほか、認知症サポーター養成講座を開催しています。また、家族に認知症と疑われる症状が発生した場合に、どのような医療や介護サービスを受ければ良いかを理解できるよう、認知症ケアパスを作成し、公共機関や市内外の医療機関に配布しております。さらに、令和6年8月には、認知症になっても、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができる地域の実現を目指し、国の認知症希望大使を務める認知症当事者の方による講演会と、その方がモデルとなった映画の上映会を計画しているところであります。今後につきましても、認知症への偏見をなくし、正しい理解を深められるよう取り組んでまいります。次に、認知症へのスクリーニングの推進についてでありますが、市では、運動機能や認知機能の低下の兆候がある方を早期に発見し、要支援、要介護の状態になることを予防するために、高齢者の方に25の質問項目からなる基本チェックリストを郵送しております。その返送いただいた基本チェックリストの判定を行い、認知機能の低下の兆候がある方に対しては、介護予防教室等への参加を促し、認知機能の低下を進行させないためのプログラムを提供しているところであります。そのほか、希望者へは面談や電話で行うことができる簡易認知機能スケールを用い、結果に応じて専門職と面談し、今後の生活へのアドバイスや、専門医への受診勧奨等、早期の対応につなげられるよう、スクリーニングを行っております。今後も本人や家族が症状について気になった段階で気軽にチェックでき、安心して相談できるような体制づくりに努めてまいります。
答弁 教育長 石塚信彦
認知症の方への理解を深める体験型教育についてでありますが、厚生労働省によると、2025年には65歳以上の認知症の方の人数は約700万人、「高齢者の5人に1人は認知症」になると予測されており、中学校学習指導要領では、高齢者の身体の特徴を理解することや介護の基礎に関する体験的な活動を行うことが位置付けられているところであります。このため、将来を担う子どもたちには、認知症に対する理解を深めるほか、高齢者の介助方法や障がいのある方による講話、手話や車いすを使用した体験学習などにより、福祉や介護に関する学びの機会を充実させることが大切であります。今年度、市内小中学校においては、美唄養護学校との交流事業やアンプティサッカー体験を通して、障がいを持っている方の思いや願いについて学んだところであり、美唄尚栄高校では、市職員を講師とした「認知症サポーター養成講座」を開催し、生徒が認知症の症状や日常生活への影響について学び、仮想現実(VR)体験を通じて、認知症への理解を深めたと伺っているところであります。今後におきましては、「認知症サポーター養成講座」や北海道による「次世代の担い手育成推進事業」の活用などにより、子どもたちが自分のこととして捉えることができる体験学習を充実させ、優しさや他者を思いやる心を育んでまいりたいと考えております。
質問 7番 本郷幸治
まず一つ目は、「AIを活用した、より利用しやすい交通手段の確保について」何点かお伺いします。まず、質問の一つ目として、実証運行の時期は、本市は豪雪地域で特に冬期間の12月から2月にかけて、市街地と農村地域では天候が変化することが度々あります。このような状況も考慮して、どの地域を想定しているのか。二つ目として、AIデマンド交通の実証調査は、担当課である生活環境課が自ら行うのか。また、委託の場合、委託先はどのような事業者を想定しているのか。三つ目として、実証運行を行い、次は本格運行へ移行していくと思いますが、本格運行はいつ予定し、どこのエリアで検討しているのか。四つ目として、ただいまの答弁で、AIを活用した予約・配車ができることで、利用者の利便性を高めることを目的とした事業として理解をさせていただきました。今後さらに発展させ、AIを活用した自動運転バスの事業の考え方はないのか伺います。二つ目として、「びばいの未来へ投資する」について、人口減少や少子化対策は、本市の最優先の喫緊の課題であります。これらの課題に対して、積極的に取り組んでおります先進地の事例でありますが、千葉県流山市では、民間から人材を登用しマーケティング課を設置し、どうすれば子育て世帯の移住者が増えるのか、様々検討した結果、はじめに必要なことは、保育士を増やすことだと決め、保育士に給料のほか、月4万円の手当を支給、そうやって保育士を確保し、保育ステーションを整備して、駅に子どもを連れてくれば、そこから先の保育園に送迎してくれるシステムを構築、その結果、若い子育て世帯の移住者が流山市に続々と転入しているそうです。本市も是非、専門の部署をつくり、先進地の流山市の事例を参考にしながら、積極的に取り組むべきと思いますが、市長の見解をお伺いします。
答弁 市長 桜井恒
AIデマンド交通及び人口減少・少子化対策についてでありますが、AIデマンド交通につきましては、市街地を中心とした市民バス東線の走行地域内を実証運行の対象地域として予定しているところであります。次に、実証運行の実施方法につきましては業務委託とし、AIシステムについてはシステム関連事業者、車両の運行管理については、市内で運行管理実績のある事業者を予定しているところであります。次に、本格運行の開始時期につきましては、令和7年度を予定しており、まずは実証運行と同じ地域からと考えているところであります。次に、AIを活用いたしました自動運転バスの事業の考えにつきましては、将来に向けて、自動運転バスなどの新たな公共交通手段につきましても市民の皆様へ情報提供しながら、本市にとって、利便性の高い公共交通体系を構築してまいります。次に、人口減少・少子化対策につきましては、本市においては、希望する保護者の方が安心して預けることができる保育施設の受入れ体制を整えることが重要であり、保育士の人材を確保することが最も優先順位が高いと考えているところであります。そのためにも、流山市をはじめとする保育士確保を先進的に取り組んでいる他の自治体の事例を参考に、人材確保に向けて積極的に取り組んでまいります。