美唄市議会 令和6年第1回定例会 2024年3月8日
(1)地域公共交通について/(2)除排雪事業について/(3)消防行政について
2024年3月8日、美唄市議会の一般質問で、松山教宗議員が「地域公共交通について」「除排雪事業について」「消防行政について」について質問し、市長 桜井恒が答弁しました。
- 質問者
- 松山教宗 議員
- 答弁者
- 市長 桜井恒
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 松山教宗
令和6年第1回定例会において、大綱3点について市長に伺います。大綱1点目は、地域公共交通についてであります。市長の選挙公約に、市民の暮らしを守る施策として、家から目的地、目的地から家へ自由に使える新しい交通の整備が挙げられておりました。就任後、初となるこの度の市政執行方針においては、三つの基本政策を柱として市政運営を行うこととされており、その一つ目として「市民の暮らしを守ることを最優先にする」を掲げられ、具体的な施策の一つとして、AIを活用した、より利用しやすい新たな交通手段の確保に取り組んでまいりますと、地域公共交通に関しましては、選挙公約をより具体化した執行方針となっているものと理解をしております。本市の公共交通施策は、ここ数年前から始まったものではなく、大変歴史の古いものと認識しており、美唄市100年史を紐解いてみると、炭鉱閉山対策として、当時、炭鉱会社から運営していたバス路線を市が引き継いだとの記載もあったところであり、ここ10数年来の動きの中でも、本市においては、平成22年に地域公共交通総合連携計画、平成27年には地域公共交通網形成計画、令和4年には地域公共交通計画を策定し、国の法改正や施策に応じた取組を続けてこられてきたと認識しており、私自身も市民にとっての公的な移動手段である地域公共交通の動向をこれまで注視してきたところであります。現行の地域公共交通計画におきましては、計画の基本目標の一つとして、AIデマンド運行を掲げられていたことから、この度、ようやく実証運行が行われるとのことで、本市における新たな交通手段がどのようなものになるか、大変期待をしているところであります。そこで以下3点について市長に伺います。一つに、JR北海道ダイヤ改正に伴う見直しについてでありますが、本市の地域公共交通の役割につきましては、令和5年第4回定例会において、ご答弁をいただいたところでありますが、この中で「広域幹線」はJR函館本線としておりました。JR美唄駅は、本市の地域公共交通の拠点、玄関口であって、市民バスやタクシーに接続する要所であります。そこで、「広域幹線」として位置付けられている「JR」は、現在インバウンド需要の回復に伴い、茶志内のスノーランドに来られる外国人も多く美唄駅で見かけられますし、それにより、美唄・札幌間の特急利用者が増加しているように見受けられますが、新型コロナウイルス感染症の前からの利用状況の推移について伺いたいと思います。次に、これまで美唄駅改札口ICカード対応改札機の導入について、定例会や特別委員会等で質問をしました。そこで一昨年、2024年夏頃に岩見沢から旭川駅の全ての駅に導入するとありました。この度、JR北海道は前倒しして、今月16日のダイヤ改正に伴い、ICカードエリアの拡大等の見直しを行うとのことですが、ダイヤ改正に伴う本市に係る、それら主な見直し内容についてまず伺います。二つに、夜間交通対策支援事業についてであります。この夜間交通対策支援事業につきましては、令和3年以降、当初、経済部でありましたが、市民部に所管が変わりながら、本市からタクシー事業者へ交渉が行われていることは承知をしておりますが、新型コロナウイルス感染症が落ち着いてくるとともに、特に週末において、タクシー事業者の電話がつながりにくいといった問題点があるのも認識しております。令和6年度においても、前年度と同程度の事業費となっておりますが、何か新たな方策等があるのか、予算の考えについて、市長に伺います。三つに、AIデマンドバスについてでありますが、AIデマンドバスにつきましては、昨年の第4回定例会において、令和6年度の下期を実証運行開始の目標としているとのご答弁でしたが、令和6年度予算における本事業の財源内訳や支出内訳、具体的な実証運行期間について伺います。大綱2点目は、除排雪事業についてであります。一つに、北海道への応援要請と地元企業との状況についてであります。昨年末に発生した豪雪災害についてでありますが、今シーズンは昨年11月の早い段階から降雪があり、積雪も多く、特に12月23日未明より続いた豪雪は本市及びその周辺区域を中心に過去に例のない記録的な大雪となり、市民生活に多大なる悪影響をもたらす結果となりました。その中、災害対策本部や除排雪に従事された現場の皆様をはじめ、関係する諸団体など、多くの皆様の迅速な対応、そして昼夜を問わない作業により、年内での除排雪に目途が立ち、豪雪による市民生活の影響が長期に渡らず済みました。改めて深く感謝する次第であります。ここ数年、温暖化の影響や本市特有の地域性を踏まえると、今後においても、さらなる豪雪の可能性は非常に高いものと予想されるところでもあります。そこで、このような自然現象を踏まえ、今後の効率的な除排雪事業を展開していく上で、この度の豪雪対応について、今後に生かすべく、何点か質問をいたします。一つに、この度の豪雪災害において、災害対策本部を設置し、北海道に応援要請を行いましたが、その設置に当たり、どのような基準や手順、経過により進められ、北海道への要請に至ったのか。また、地元事業者との協議など、さらなる協力やその対応の可否についても確認し、進めてきたのか伺います。二つに、その際に生じた除排雪経費は市の負担と聞いておりますが、過去に著しい財政状況の悪化から、固定資産税をはじめとする各種公共料金の値上げのほか、市職員給与の平均15%にも及ぶ大きな負担等による独自削減を7年もの長い間強いられ、市職員や関係機関、そして多くの市民の方々に対して多大なるご苦労とご迷惑をかけたところであります。財政健全化に向け、多くの努力を積み重ねた結果、今日に至っているということは忘れてはならないと私は承知しております。そこで、歴史的な豪雪であり、対応が大変だったことは十分理解ができますが、応援要請に生じる除雪費用について、現在は北海道にお願いすることは現状、ルールにおいて可能であるのかなどについて、市長に伺います。二つに、国への特別交付税措置に向けた要望活動についてでありますが、本市のような豪雪地域においては、除排雪費用の根本をなすべきは国の特別交付税措置であり、これが重要な役割を果たしています。市民意見の一つに、昨年の12月23日の正午をもって市に災害対策本部が設置された段階で、速やかに年末にでも、国への特別交付税措置の要望活動をすべきだったと言われる方や、また年末に専決を行ったことにより、事業者側に安心が得られて、しっかりと作業に打ち込んでいただけることなどを考えると、有効であると思う半面、市民においても「完全に国から予算が来たから良いのですね」などと様々な反響や意見があったのも事実であります。しかしながら、急を要する豪雪災害であって、ある程度現状の除排雪作業を見込みながら、例年どおり、国への要望活動がされたと推察をしますが、1月1日には予想もしない大規模災害が起こり、特別交付税の措置に影響があるのではないかとも心配をしております。そこで、国への要望活動について、いつ、どのようなタイミングで実施をしてきたのか伺います。大綱3点目は、消防行政についてであります。一つに、火災予防啓発活動の取組についてであります。ここ数年、高齢化とともに、火災などが多いと感じている中、昨年12月に市内において大規模火災が発生し、2人の尊い命が失われ、とても残念なことでありました。しかしながら、さらなる延焼に至らず、食い止めることができたのは、市消防職員や分団員の皆様の懸命な現場での消火活動や救命活動によったものだと考えます。関係者の皆様に改めて感謝をしたいと思います。消防とは、火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害による被害を軽減し、もって安寧秩序を保持し、社会、公共の福祉増進にすることとあり、まさにこれがベースであると考えます。市政執行方針には、一般住宅の査察及び各事業者への立入り検査を行うとともに、引き続き、幼年消防クラブ及びジュニア消防クラブの活動を通じて、地域に根差した防火・防災教育に取り組み、火災のない、安全安心なまちづくりを推進してまいりますとあります。改めて、安全安心な市民生活を送る上で、いつ何時でも起こるかもしれないと考え、常に予防や啓発活動など、消防行政を中心に、市民一人一人が意識を持った取組をしていかなければならないと改めて考えます。これまで消防行政についても一般質問をしてきましたが、令和2年第2回定例会においては、火災予防啓発活動状況について答弁をいただき、3年が経過をしました。これまで火災予防に対し、しっかりと行われてきていると考えますし、ここ数年、市民の意識向上のため、工夫した取組を行っていることも承知しております。そこで、このような状況を踏まえ、改めて火災予防活動の取組について市長に伺います。二つに、消防団についてであります。消防団員の現状を伺うと、都市部のみや地方部のみならず、全国的な課題であり、団員の高齢化、若い世代が入団しないなど、成り手不足による消防機能の低下など、どうしてもマンパワーによることが大きい消防活動でありますので、非常に懸念がなされております。本市も例外ではなく、同じく団員減少が進む中、現状のみならず、次世代を考えると、何らかの対策は必要不可欠であると承知しております。その中、「美唄市消防団あり方検討委員会」が発足し、平成29年には報告書が作成されていることも承知をしております。先日、茶志内分団、中村分団が統合し、第4分団となり、茶志内が新詰所となり、完成し、運用されております。そこで、美唄市消防団の在り方として、現状と今後の分団の再編などについて、どのように進めていくのか、市長に伺います。
答弁 市長 桜井恒
JRダイヤ改正に伴う見直しについてでありますが、美唄駅の1日平均乗客数を確認したところ、コロナ禍前の平成30年度は1,791人、その後、令和3年度に1,151人まで落ち込み、本年度は2月末現在で1,308人まで回復してきたところであります。次に、ダイヤ改正に伴う本市に関係する見直しにつきましては、JR北海道の発表によると、主に2点あり、1点目は、ICカードエリアが岩見沢から旭川まで拡大されたことに伴い、新たに美唄駅、峰延駅、光珠内駅、茶志内駅においてICカードが利用できることとなり、2点目は、特急「カムイ」「ライラック」の指定席が拡大するものであります。なお、特急の自由席往復割引キップであるSきっぷについては、ICカード非対応のため、現状のとおり、券売機及び窓口での購入になると確認しているところであります。次に、夜間交通対策事業についてでありますが、全体のおおむね8割を飲食店関係の利用者が占めており、週末の利用者が多いことから、曜日ごとの補助対象台数等を見直すこととし、本年4月からは、金曜日と土曜日を、現状の2台から2台増車し計4台、現状、深夜2時までとしている稼働時間につきましては、30分短縮し、1時30分までとする方向で運行業事業者と協議を進めているところであります。また、国においては、ライドシェアや自家用有償旅客運送制度の拡充など、深刻なタクシードライバー不足を改善するための制度設計が行われているところであることから、現状の補助制度による補助金の執行については本年上半期までとし、下半期以降の補助金の執行方法については、国によるライドシェア等の動向を見据えながら、運行事業者等と検討を続けてまいります。次に、AIデマンドバスについてでありますが、総事業費4,335万4,000円のうち、総務省の過疎地域持続的発展支援交付金が2,000万円、過疎地域持続的発展特別事業債が380万円、残りの1,955万4,000円を一般財源としております。過疎地域持続的発展支援交付金につきましては、既に、令和6年1月に申請をしており、5月中旬に選定・内示、5月下旬に交付決定といったスケジュールとなっております。支出の内訳については、システムの導入経費、実証運行経費等として3,254万4,000円、車両購入に1,080万円としております。実証運行の実施時期につきましては、冬期間の運行状況も把握するため、10月から12月の3か月を予定しております。次に、北海道への応援要請と地元企業の状況についてでありますが、北海道への応援要請につきましては、昨年12月22日、23日と連日、大雪警報が発令され、2日間で107センチメートルの降雪があり、積雪深も131メートルと12月では過去に例を見ない大雪となりましたことから、市民の皆様の安全確保や災害の発生に備えるため、美唄市豪雪対策本部設置要綱に基づき、12月23日に美唄市豪雪対策本部を設置し、道路除雪や福祉除雪など対応に当たったところであります。道路除雪の対応では、除雪委託業者は降雪に伴い行う夜間の道路除雪のほか、日中には除雪を行うために必要となる雪山の排雪や市の排雪補助など連日に渡り行っている状況であり、美唄市豪雪対策本部設置時に、美唄建設業協会と今後の対応について打合せを行ったところ、排雪作業を行うにはロータリーやショベルなど、重機を動かす建設会社、雪を運ぶ運送会社、交通安全を確保する警備会社がいつも一緒に作業を行っている会社同士ではなく、それぞれの会社を緊急で招集した場合には、実施に関する連絡調整など指揮命令に関して機能しないことが想定されるところであり、これ以上の対応は各社難しいとの意見であったこと、また、年末が迫っており、市民の皆様が快適に新年を迎えていただくためには、一刻の猶予もない状況と判断し、早急に北海道へ除雪支援の要請をしたところであります。北海道への要請から2日目には作業が開始され、市の直営作業や除雪委託業者による総力を挙げた取組によって、年末までに一定程度の道路網が確保されたものと考えております。また、北海道の応援除雪については、北海道の道路除雪を行っている委託業者の手配と北海道で所有している除雪機械の貸与がルール化されていることから、除雪費用に関する要望は行っていないところであります。次に、国への特別交付税措置に向けた要望活動についてでありますが、除排雪経費については、一部、普通交付税において措置されるほか、特別交付税においては、ルール分として3月交付分で算定されており、除排雪対策経費を補正する場合は、特別交付税を財源として予算計上しているところです。特別交付税により措置される除排雪経費の配分額は、内訳が示されないため把握できないところでありますが、配分額の算定に当たっては、国への基礎数値報告における調査時点での支払額及び支払予定額と過年度の決算額を基に年間の経費を見込んだ上で、決定されているものと考えております。このことから、本年度における調査には、当然ながら昨年12月27日付け専決処分により増額補正した、北海道による応援経費を含む3億2,000万円の除排雪経費を加えて報告しているところであります。また、国に対しましては、厳しい財政状況にある中、本市が除排雪経費を補正するに至った経過などを丁寧に説明し、理解を求める必要性があるとの判断から、幹線道路等の一定の通行確保が図られ、本年1月9日をもって豪雪対策本部が廃止されたことを受け、同月23日に総務省に出向き、自治財政局長をはじめ、自治財政局の幹部の皆様にお会いし、令和5年度における特別交付税措置に関し、要望を行ったところであります。いずれにしましても、持続可能な財政運営に当たっては、財源の有効活用と歳入確保が極めて重要であることから、今後とも、国や道の補助制度については、的確な情報収集と関係省庁への要望等、適切な対応に努め、財源確保に万全を期してまいります。次に、火災予防啓発活動の取組についてでありますが、本市では、これまでも火災予防対策として、広報紙やホームページを活用した情報発信をはじめ、事業所の立入検査及び避難訓練の指導のほか、春と秋の火災予防運動期間中には、消防職員と消防団員による一般住宅や単身高齢者世帯への査察の実施など、市内全域に渡り火災予防啓発活動を実施しているところであります。また、火災予防運動期間中には、市内の商業施設の駐車場において街頭防火宣伝を実施し、消火器の取扱訓練や住宅用火災警報器の設置の重要性を呼びかけました。さらには、10年以上経過した住宅用火災警報器を積極的に更新するようPR活動を実施するとともに、防火宣伝物品を配布し、防火思想の普及啓発を行っているところであります。消防の使命は、市民生活の安全・安心を確保することであります。火災を未然に防ぐためには、市民一人一人の防火意識を高めることが重要と考えております。今後もイベント開催や住宅用火災警報器の設置促進など、様々な火災予防に関する取組を通じて、市民の防火意識の向上に努めてまいります。次に消防団についてでありますが、令和5年12月末日現在で、団員数が181人となり、条例定数から見て54人の減となっております。こうした中、消防団の活動につきましては、火災のほか、自然災害や行方不明者の捜索など、活動が多岐に渡っているところであります。また、昨年12月の大規模な建物火災において、全分団が出動し対応していただいたことからも、一定の消防団員の確保は必要と考えております。しかしながら、少子高齢化、人口減少の社会情勢の中、本市においても、消防団の成り手不足が課題となっていることから、「美唄市消防団あり方検討委員会」を立ち上げ、平成29年に報告書を作成したところであります。その報告書において、消防団の将来を見据え、消防団員数や管轄区域の見直しを行い、美唄市全域を四つの管区に振り分け、消防団組織を管区ごとに、第1分団から第4分団の組織体制としております。さらに、再編の時期については、段階的に分団詰所の更新時期に合わせて、管区ごとに進めていくこととしているため、この度、昭和52年に建設された茶志内分団詰所の更新に合わせて、令和5年4月に第4管区の中村分団、茶志内分団を統合して第4分団を発足させ、茶志内分団詰所跡地に新たな第4分団詰所を建設し、消防車2台体制で運用を開始したところであります。また、今後の分団の再編についてでありますが、計画では、令和10年に第2管区の旭分団、東明分団、南美唄分団の統合を予定しているところであり、各地域の人口減少や各消防分団の人員、組織体制の状況を踏まえ、再編を進めてまいりたいと考えております。
質問 13番 松山教宗
まず、地域公共交通についてでありますけれども、ご答弁いただきました夜間交通対策支援事業において、上半期のみ、まずはタクシーを進めると、そこはしっかりとライドシェア等の動向を注視しながら進めていただき、より効率的な、安全安心に利用していただけるよう、下半期に向け、関係団体等と協力しながら新たなものを進めていただければと考えております。そこでまず1点目でありますけれども、AIデマンドバスの財源内訳についてご答弁がありましたが、総事業費のおおむね5割が総務省からの交付金となっております。現時点では、総務省へ申請中とのことでありますが、採択されないことはないと考えますけれども、申請どおりの額が100%来るものなのか。仮に事業が採択されなかったことも予想した場合、どのように予算執行を考えていくのかについて確認のため、質問したいと思っております。2点目でありますけれども、除排雪事業についてでありますが、今後の降雪災害対策本部など設置される場合においては、建設業界をはじめ、除排雪に従事する各事業団体等、顔が見える現場の声として、また、状況把握や対応など、よりスムーズで効率的な作業が進むよう、担当者が本部に参加してもらうことが有効な対策の一つではないかと考えますので、その件についてまず伺いますとともに、現在の雪捨場の場所が進徳にある1か所であります。大雪の場合はダンプなどが集中し、国道が二次災害と言うのでしょうか、大渋滞に陥りました。道路もまた狭くなり、当然凸凹となりますので、除排雪作業にも時間がかかってしまいます。さらに、高速道路の通行止めなどがあればさらに渋滞が生じて、除排雪作業も市民の生活も非効率な状態となりますので、今後、ダンプ等の侵入ルートを分散することや、新たにかつて西側に雪捨場がありましたけれども、例えば西側に雪捨場を確保して、リスク分散を図り、効率的な、安全安心な除排雪、スムーズな作業を進めることが、今後の除雪作業充実化を進めるべきことにつながっていくと考えますので、その点についても市長に考え方を伺いたい。3点目でありますけれども、消防行政についてでありますが、まず、火災予防啓発活動について、市民の意識向上に努めていくということでありますが、そのために新しい取組として、現在どのような活動をし、また、その効果、成果を得ているのか。また、重ねてでありますけれど、火災予防活動に対する課題についても検証していると思われますので、その点について伺いたいと思います。4点目は同じく消防行政でありますが、消防団についてであります。ご答弁いただきました再編については、あり方検討委員会の報告どおり現在は進んでいることを改めて理解させていただきました。しかしながら、団員不足、成り手不足がすごく大変な問題だということを改めて感じる次第でありますし、今後の在り方を考えると、非常に厳しいと受け止めました。先般、報道番組を見ていると、道内の消防団の特番でありました。そこでは消防団の在り方の一つとして、自治体に居住している外国人が年々増加をしているそうであります。その方々に地域貢献や地域住民と顔の見える関係性を構築してもらう面があったり、そして、これから外国人が多く住まれることを見込み、その方々への日本の火災予防意識の向上や、あるいは務めている就労先で火災があることも考えられますので、そういった意味での火災予防活動も含めて、外国人の受入れ態勢を整えるなど、一つの取組として、消防団に入団をしていただき、消火活動には限りはあるそうでありますけど、いざというときのためにも数名活躍されているとありました。これは今後考えたときに、一つの考え方として必要なのかと考えます。早急に答えを出すことは難しいということも理解しておりますけれども、今後の考え方について伺いたいと思います。併せて、現状の団員や入団してもらうための利点、サポートとして、消防車も今後、小型化と進むようでありますけれども、現実問題として大型を運転することもあります。そこで現在、経済部で取り組んでいる事例もありますが、大型自動車免許取得の費用の助成がありますけれども、それを消防団の応援として、団員の方に取っていただくとか、新たに入団をされる方には特典というわけでありませんけれども、運転する場合もありますので取っていただくっていうことも必要であると考えますし、また、応援団の店を増やしていくということも聞いておりますけれども現状どうなっているのか。併せて団員獲得のために、こういった考え方もあるのではないか。市長に現在どう考えているか伺いたいと思います。
答弁 市長 桜井恒
答弁の前に、1点訂正させていただきます。先ほど除雪事業に関して、答弁の際に12月22日、23日の時点での積雪深131メートルと申してしまいました。131センチメートルの間違いでございます。申し訳ありませんでした。改めまして、松山議員の質問にお答えさせていただきます。まずは、AIデマンドバスの予算執行の考え方についてでありますが、総務省からの交付金が結果的に採択されないことも考えられますが、その場合でも、一般財源等を活用して、予定どおりの事業内容及びスケジュールで事業を進めてまいります。次に、災害対策本部が設置された場合の対応についてでありますが、「美唄市豪雪対策本部設置要綱」において、その構成員は関係職員としており、この度は、美唄市豪雪対策マニュアルに沿った体制により業務を行ったところであり、その業務の一部である関係機関との相互連絡を美唄建設業協会と行ったところであります。近年は、地球温暖化に係わる異常気象など多くの災害が各地で発生しております。今後、本市を襲う災害に対応するためには、関係機関との相互連携は大変重要でありますので、その災害に応じた連携や体制の強化に努めたいと考えております。また、雪捨場までの渋滞対策の必要性についてでありますが、国道の渋滞は悪天候による高速道路の通行止めと、大雪の影響により、片側2車線の確保ができていなかったことから、発生していたと認識しております。渋滞を緩和させるための新たなルートでの道路建設は事業費が多額になると想定されます。今後、新たな雪捨場の配置において、市の排雪ダンプが国道を利用しないで済むよう、検討したいと考えております。次に、火災予防啓発活動の新しい取組についてでありますが、火災予防啓発活動の新しい取組としましては、少子高齢化が進展する中、将来の防火防災の担い手を育成することを目的として、令和4年にジュニア消防クラブを発足し活動を行っているところであります。活動内容につきましては、消防体験訓練や避難所宿泊体験訓練など、年6回の活動を実施しているところであります。また、幼年消防クラブ員及び市民の防火意識をより高めていただくための取組として、秋の火災予防運動期間中に、美唄駅のコスモス通りに幼年消防クラブ員が描いた消防車の絵を展示しているところであります。次に、これらの取組の効果でありますが、ジュニア消防クラブ員や幼年消防クラブ員、更には父兄の方々から、「防火防災の大切さを改めて認識した」「子どもたちが消防士の仕事に触れ、消防への関心が高まった」との評価をいただいているところであります。さらには、市民の皆様から「子どもたちの描いた消防車の絵を見て、火災予防への意識が高まった」「火災予防は家族みんなで取り組むべきものだと感じた」といった声も寄せられているところであり、一定の効果が得られているものと考えております。今後もこれらの活動を継続しながら、美唄市の将来を担う子どもたちの防火思想の向上に取り組むとともに、より効果的な火災予防啓発活動に取り組んでまいります。次に、火災予防に対する課題でありますが、令和3年の全国の住宅火災による死者数の約7割が高齢者であります。本市においても、過去5年間の住宅火災による死者数の約7割が高齢者となっているところであります。今後、さらなる高齢化の進展が見込まれる中、住宅火災による高齢者の死者数の低減を図る対応策が課題となっているところであります。本市といたしましては、これまでも単身高齢者世帯を含む全世帯の査察を実施しているところであります。今後も引き続き、住宅用火災警報器の設置や維持管理の重要性をお伝えし、住宅火災による死者の発生を減少させるため、火災予防に取り組んでまいります。いずれにいたしましても、市民一人一人が火災予防に積極的に取り組む意識を高め、市内各事業所や幼年消防クラブ及びジュニア消防クラブなど、市民協働による火災予防対策を推進し、火災のない安全・安心のまちづくりに取り組んでまいります。次に、外国人の住民も含めた消防団員確保の取組についてでありますが、新たな取組として、昨年度から「消防団応援の店」の募集を行い、現在、美唄市内において四つの店舗・企業の登録をいただいているところであります。この制度は、消防団の活動に対してサポートしていただける企業等を募集し、消防団員の皆様やご家族が施設利用の割引などの優遇を受けられる取組であります。引き続き、消防団員の確保や活性化のため、美唄市内の店舗・企業の皆様に本制度の周知を進めてまいりたいと考えているところであります。次に、消防団員への外国人の方の入団についてでありますが、北海道内においても取り組んでいる地域はございます。国の見解により、外国人の消防団活動については、公権力行使の制限があることから、今後の国の動向や他市の状況を調査してまいります。次に、消防団員への大型自動車運転免許取得費用の助成についてでありますが、本市の消防分団の車両につきましては、中型自動車運転免許、準中型自動車運転免許で運転可能な車両を配置しており、9割の消防団員の方が運転可能な状況にありますが、今後の消防団員の状況や他市の取組も参考にしながら検討してまいりたいと考えております。市といたしましては、引き続き「消防団員の処遇改善」や「消防団応援の店」の普及などの取組を継続して行うとともに、新たに、令和6年度には光珠内分団車や全団員への活動服を更新する予算を計上しており、美唄市消防団が将来において、十分な活動ができる環境を作り、地域住民の安全・安心確保の中核となる消防団体制の強化に努めてまいります。