美唄市議会 令和3年第1回定例会 2021年3月11日
(1)財政状況について/(2)職員の健康管理について/(3)市内の高校の現状について
2021年3月11日、美唄市議会の一般質問で、山崎一広議員が「財政状況について」「職員の健康管理について」「市内の高校の現状について」について質問し、市長 板東知文、教育長 天野政俊が答弁しました。
- 質問者
- 山崎一広 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文、教育長 天野政俊
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 5番 山崎一広
第1回市議会定例会にあたり、市長並びに教育長にお聞きいたします。大綱の1点目は、財政状況についてであります。今年は異常な大雪により、現在倒壊しております旧理美容学校、そして、本朝も朝早くから国道12号線が封鎖され、様々な部分で私の携帯にも通報が入ってきました。そこでお聞きします。令和2年度の財政状況について、一般会計並びに病院会計の見通しについてであります。非常に厳しい行財政環境の中で運営にあたってこられた方に対しては、ご苦労に対し、敬意を表するところであります。いよいよ年度末、あと1ゕ月を切りました。一般会計と病院会計、令和2年度決算状況の見通しについてお聞きします。さらなる財政再建で、財政健全化の道筋をつけ、本市への将来への不安を解消するとともに、新年度予算にも計上されております、市立美唄病院の建設に向けた新年度予算も盛り込まれておりますが、現在14名の我々議員で構成されている地域医療体制等調査特別委員会で協議しておりますが、経営健全化は大丈夫なのか、見通しと、市立病院の決算見込みについて、医師確保の状況についても、厳しいところと承知しておりますが、市立病院の今後の経営に極めて重要なポイントでもありますので、明確な方向性を示していただきたく、現時点でどうなっているのか、一般会計と合わせてそれぞれお聞きいたします。その二つに、令和2年度の交付税の状況について伺います。普通交付税、特別交付税、令和3年度の予算額は普通交付税が56億7,300万円、特別交付税が11億6,400万円と見込んでおられます。いわゆる地方交付税は地方公共団体の運営の実勢を損なうことなく、その財源の均一化を図り、国が必要な財源の確保と交付基準の設定を行い、地方財政の計画的な運営を保障することによって、地方自治本来の地方公共団体の独立性を強化することを目的としているところであり、これらの事については、財政サイドに非常に詳しい市長並びに副市長さんがいることは付け加えることではないと思いますけど、あえてお聞きします。国は、国税として代わって徴収し、一定の合理的な基準によって再配分するという、いわば、国が地方に代わって徴収する地方税、国有財源という性格を持っております。特にこの冬の大雪は11月末から休むことなく雪が降り続き、先ほども言いました、今朝も大雪により倒壊した家屋、そして同僚議員の自宅一部も損壊しております。平成23年度の降雪を上回る15メートルにも行きます。年末年始、雪かきに追われた市民の方も多くおられますが、私もその1人であります。そこでお聞きします。交付税の要望に行かれたことと思いますが、このコロナの状況下で非常に厳しい現状が予想されていますが、令和2年度の交付税、並びに特別交付税の見通しと現状について、お尋ねいたします。大綱の2点目は、職員の健康管理についてであります。近年言われております、いわゆる、メンタルヘルスケアですが、全ての働く人が健やかに生き生きと働けるような気配りと援助をすること、及びそのような活動が円滑に実施されるような仕組みを作り、実践することを言います。全ての働く人を対象としていることが大切なポイントなんですが、すなわち、健やかに生き生きと働いている健康な人、勤務はしていても過剰なストレス状態にある反健康な人、ストレス関連疾患に伴い、精神障害の状況を隠している人の全ての人の状態にあったケアをするものでございます。そこでお聞きします。一つとして、健康管理に向けた取組について、職員に対する取組です。現在、長期で休まれている方、さらに、メンタル部分の病欠と思われる方々は何人くらいおられるのか。もう一つ、これらメンタルについての取組について、どのような事をされておられるのか、お聞きいたします。大綱3点目は、市内の高等学校の現状についてであります。昨年の一定でもお聞きしましたが、市内の高等学校の現状ですが、高等学校の出願状況、2日の大雪で高校受験も無事終わり、本市では高校は4校も存在し、通学時や下校時には駅前に黒い制服の高校生が大勢いたことを懐かしく思われます。ところがここ数年は、少子化とはいえ、出願率が1.0倍を切る状況において、聖華高校は0.5倍、尚栄高校は0.6倍と、大きく定員が割れております。尚栄高校においては、久しく1.0倍を超えたことはなく、今年は特に昨年よりも下がっております。市長の言われる地域の課題に全力で取り組み、市民の力によって美唄らしい未来を切り開きますと言われておりますが、どのような対策をとられようとしているのか。これの状況に対し、何かアクションを起こされましたか。道教委を通じ、働きかけは行われていないのでしょうか。何とか両校とも学年2クラスを維持しておりますが、まちから高校がなくなると大変です。一度、外に生徒たちが出ていきますと、関心が外に向き、呼び戻すのは難しいと私は考えます。このような現状を理解しているのかどうか。今私が言いました、これらのことについて市長にお聞きいたします。また、教育長にもお聞きします。市内の中学校とどのような連携を図っておられるのか。今まで、あまり私も口にしたことはありませんけども、近年、道内各市町で言われております、小中高の一貫教育も考えてはどうなのか、あわせてお聞きします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
山崎議員の質問にお答えします。令和2年度の財政状況についてでありますが、初めに、一般会計の決算の見通しにつきましては、今年の冬の大雪により、過去最大規模の除排雪関連経費を増額補正するなどして、これまで対応してまいりましたが、その後も続いた降雪により、除排雪経費の追加や、さらには、水道事故に伴う応急対応経費などの補正も見込まれているところであり、大変厳しい状況にあると認識してございます。次に、地方交付税の見通しと現状についてでありますが、普通交付税につきましては、普通交付税と臨時財政対策債を合算した決定額が予算対比で約3,000万円減額となっているところでございます。また、特別交付税につきましては、当初予定していなかった、災害事故など特殊財政需要に対応するものでございますが、総務省に対し、除排雪経費の増加分も含め、強く要望しているところであり、交付決定額の決定は、今月下旬に予定されているところでございます。なお、特別交付税の交付決定により、歳入が不足する場合におきましては、今後、財政調整基金の取り崩しによる対応も検討してまいりたいと考えております。次に、病院会計につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、患者数は入院、外来とも前年度より大幅に減少している状況であり、収益におきましては、減収となる見通しとなっております。また、費用につきましては、給与費の減、患者数の減に伴う材料費の減、燃料費等経費の減などから、不用額は一定程度見込めるものの、収支については、経常損益及び純損益とも、赤字と見込んでいるところでございます。なお、平成27年度以降の黒字決算による内部留保資金があることから、資金不足にはならないものと認識しているところでございます。次に、職員の健康管理についてでありますが、健康管理に向けた取組につきましては、美唄市職員健康管理規則に基づき、衛生委員会を設置し、職員の安全と健康の確保に努めるところであり、こういった中で、メンタルの不調による病欠者・休職者の現状につきましては、病欠者が1名となっております。次に、メンタルヘルス対策につきましては、早期の発見や予防が重要であると考えております。そのため、市内の医療機関とメンタルヘルスケアアドバイザー契約を締結し、職員とその家族、管理監督職員が医療機関、あるいは市役所内において、相談を受けることができる体制を整えているほか、労働安全衛生法に基づき、ストレスチェックを実施し、必要な場合には、産業医の面談を受けることとしております。今後とも、職員の健康状態の把握に努めるなど、職員の健康管理に必要な対策をしっかりと講じてまいりたいと考えております。次に、市内の高校の現状についてでありますが、聖華高校と尚栄高校は、それぞれ特色ある学科を有している、道内でも数少ない高校であり、本市の将来を担う人材育成や地域の活性化など、両校の果たす地元地域への役割は極めて大きなものがあると考えております。このため、平成28年度から教育活動に関する経費や生徒の資格等に係る経費、さらには学校のPR活動に要する経費の一部助成を行っているほか、新年度においては、新たに食農教育の実践として、尚栄高校と連携し、本市の地域特性や優位性を生かしながら、食と農を連動させた特産品開発の取組などを通じて、魅力ある高校づくりに向けて支援していきたいと考えている。市としましても、今後とも地域の貴重な教育資源である両校と十分な連携を図りながら、より一層、魅力ある学校づくりに向けて北海道教育委員会に対し、必要な要望活動を行ってまいります。
答弁 教育長 天野政俊(教育長は2022年12月まで)
山崎議員の質問にお答えいたしいたします。初めに、中学校と市内高等学校との連携についてでありますが、本市にある聖華高校と尚栄高校の両校については、特色ある学科を有している道内でも数少ない高校でありますが、近年の少子化傾向に伴い、尚栄高校については、定員割れが続いており、今年度については、聖華高校においても、定員割れとなったところであります。また、市内中学校からの受験生については、ここ数年、卒業者の3割程度にとどまっているところであり、中学校卒業者が減少していく中で、定員を確保していくためには、学校における教育活動を理解してもらい、学校の魅力を知ってもらうことが必要であると考えております。市内高校と中学校の先生による進路指導に関する懇談会の開催や、1日入学、部活動での交流のほか、尚栄高校の施設、設備を利用した、市内中学校との事業交流などを通して学校への興味、関心を深めていただく取組を行っているところです。高校への支援策といたしましては、入学者を確保するため、平成28年度から両校に対し、青少年育成基金を活用した高校の教育活動に要する経費の一部を支援するほか、生徒の進学模擬試験、資格の取得に関わる検定料や学校のPR活動に要する経費の一部を補助しているところであり、この支援を継続して行ってまいりたいと考えております。次に、小中高一貫教育については、小等教育と中等教育の課程を整理し、12年間の一貫性を持たせた教育を行うもので、小学校から高校まで、受験で分断されることがないようにという特色がある一方、学力の差や人間関係の固定化などの課題があると伺っております。本市におきましては、少子高齢化や人口減少など、新たな地域社会の変化に対応した質の高い教育環境を確保するため、小中一貫校や義務教育学校の導入に向けた協議、検討を進めてまいりたいと考えており、小中高一貫教育につきましては、今後の課題として認識しているところであります。
再質問 5番 山崎一広
自席より再質問をさせていただきます。財政状況わかりました。万が一、歳入が不足した場合、調整基金を取り崩すと言われました。その通りだと思います。今年のコロナ禍の関係で、国の予算、財源がどれだけあるのか、私もよくわかりません。この辺しっかりと総務省、財務省、そして財源に詳しいトップ2人おられますので、お願いしたいと思います。特に病院会計、このコロナ禍で収支においては、減収となる見通しという事ですけども、特に、常勤医が確保できなかったことなどが挙げられておりますが、経常損益、純損益と赤字と見込んでいるところでありますけども、27年度以降の黒字決算で、これらは内部利用できる資金があるということですが、あまりこれを頼らないのがいいのかなと思いますけども、その辺は十分、きちっとした財政を今後ともお願いしたい。これはご答弁いりません。2点目の健康管理ですけども、メンタルヘルスは不調になりますと本当に仕事への根気が続かなくなります。重要な決定事項も判断できなくなり、普段なら半日でできていた仕事が1日かかるようになると、本来その人が持っていた業務思考能力を十分発揮できなくなるのがメンタルヘルスと言われております。朝起きて調子が悪くなる。学生時代の登校拒否、これとはちょっと違うのかなと思いますけども、遅刻や早退、休業が増えてきています。さらに、一旦休業になった、休んだ場合、長期間になることも多く、疾病休業日数の大きな割合を占めます。一般的には、多くの企業で長期休業者の3割から5割がメンタルの不調によるものと言われております。先立って、NHKでたまたま見ておりましたが、このメンタルヘルスに関わる正常性バイアスという言葉がありました。ネットで調べてみましたけど、発作的なもので5分程度で収まるそうです。例えば、緊張して震える。そんなのも正常性バイアスなのかなというふうに考えます。すぐその時には病院へ行かなかったと言われております。こんなのも、やはり前兆であるのかなと思います。この辺もしっかりと気をつけていただきたいなと思います。現在、年に1度、健康診断を実施しております。私も在職のときに何回か行きました。人間ドックの受診状況と、毎年、個人が受診できるわけではないと思いますけれども、おおよそ何年に1度ぐらい受診できるのか。それと俗に言う、今ほど言いました、精神、メンタル部分の研修があるのかどうか、あわせてお聞きします。また、これら長期に休まれると、その職場で困るというふうに思われます。当然、その職場では、1人工としてとらえておりますけども、これらのことについて人事配置、どのように進めていこうと考えておられるのか。長期休業していると、出勤しづらくなるのではないのでしょうか。この辺も、どのように考えておられるのか、あわせてお聞きいたします。3点目、市内の高校です。これが見ておりますと、ここに道新の切り抜きがございますけども、聖華高校0.5倍、尚栄高校0.6倍。先ほど言いました高校との連携でお聞きしますけども、近隣では奈井江町が確か制服の補助、月形町では生徒の下宿先、そして札幌から通われる通学の電車代も今は廃線になっておりますけども、多分、バス代も保障しているのかなと思います。先立って、尚栄高校の校長先生と私偶然お会いしました。その校長先生からはっきり言われました。美唄市では、連携した取組をお願いしても実施した成果があまり見えてこないと、お願いされることはお願いされたけども、フィードバックがないとはっきり言われました。そして、今年は美中から結構いっているかなと思いますけども、過去において、あんまり市内の高校から、特に東中から尚栄高校に来ておられないという話もされておりました。そして、先生方においても、尚栄高校に対する理解度が今ひとつ低いと校長先生は嘆いておられました。そこで、先立って、これも新聞ですけど、栗山町では、入学準備金の支給、通学便の運行、栗山中出身者が栗山高校に通えば、1人あたり三万円。さらに、近隣の由仁、南幌町から通学の生徒には部活動の支援策として、部活終了後の時間帯に車で生徒を運ぶ通学便の運行も準備しているそうでございます。いずれも少子化の背景に、生徒の確保が厳しくなっている栗山高校の存続に向けた町独自の支援策と言われております。また、進学、公務員模擬試験受験料、資格取得受験料、全道大会以上の大会派遣費の半額補助や、町教育委員会主催の海外研修派遣などの支援も行っております。入学準備金には、事業費予算として170万円を予算計上しております。これらを全てやるというわけではございませんけども、本市の財政状況もありますので、このような中、今後、本市はどのように生徒の確保をするのか。先ほど言いましたけども、市内から高校がなくなると大変です。市長も副市長も私もですけど、当時通った高校はありません。吸収合併になりました。唯一の普通高校、特色ある学校でしょうけど、聖華高校は少し別枠かと思いますけども、それらも含め、今後どのような支援策を考えておられるのか、あわせてお聞きいたします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
山崎委員の質問にお答えします。職員の健康管理について、人間ドックの受診状況についてでありますが、令和2年度において、受診を希望した職員144名に対し、実施を決定した職員は140名ということで、おおむね希望通りの受診となっているところでございます。なお、健診内容にはメンタルヘルスの項目は含まれていないところでございます。また、休職等による長期の欠員が見込まれる場合には、それぞれの職場の業務への影響などを十分考慮し、必要に応じて人員配置により対応しているところであり、休職職員が職場に復帰する際には、円滑に職場復帰ができるよう、職場の環境整備に努めているところでございます。いずれにいたしましても、今後とも、職員の健康管理に向けた必要な対策をしっかりと講じてまいる所存でございます。次に、高校への支援についてでございます。今年、新たに取り組む事業もございますが、さらに今後におきましても、両校の魅力の発信に努めるとともに、美唄らしい支援のあり方について様々な面から引き続き検討を行い、生徒たちが美唄に対する「郷土愛」、それから、さらに「新しい時代を生き抜く資質・能力」を育むとともに、美唄の高校で学んでよかったと、こう思っていただけるような環境づくりに向けて、しっかりと支援をしてまいりたい、このように考えております。