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美唄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日

(1)農業行政について/(2)保育行政について

2020年9月7日、美唄市議会の一般質問で、楠徹也議員が「農業行政について」「保育行政について」について質問し、市長 板東知文、保健福祉部長 高橋英雄が答弁しました。

質問者
楠徹也 議員
答弁者
市長 板東知文、保健福祉部長 高橋英雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 楠徹也

おはようございます。令和2年第3回定例会において大綱2点、市長にお聞きいたします。大綱1点目は、農業行政について2点、市長に伺います。1つ目は、新型コロナウイルス感染症に係る農産物の影響についてです。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた農産物について、売上げが下がった農家がいると伺っており、特に本市の特産物であるアスパラガスやハスカップ、花きなど、市としてどのように把握しているのか伺います。また、売り上げが下がった農家に対しての支援策について、これまでどのように行ってきたのか、市長にお伺いいたします。2つ目は、スマート農業の推進についてですが、これについては2点伺います。1つ目は、スマート農業の取り組み状況についてですが、今後、美唄市の人口はもちろんのこと、農家戸数の減少を予測する中、1戸あたりの経営耕地面積は拡大し、平成30年度に19.6ヘクタールだったものが、令和5年度には約21.6ヘクタールに拡大すると推測されております。こうした中にあって、農業基盤整備事業により大区画化された農地を有効活用していくため、また、拡大する経営面積を効率的に営農していくには、ICTを活用した農業技術を営農体系に導入していくことが必要不可欠と思いますが、市長就任以来、スマート農業をどのように推進したのか、お伺いいたします。2つ目は、スマート農業の普及・拡大についてですが、市内ではスマート農業がどの程度普及されているのか伺います。市は今定例会で、スマート農業機械の導入補助に対する補正予算を提案しておりますが、美唄市はスマート農業機械の導入に対して、どのように進めていくのか、お伺いします。大綱2点目は、保育行政、保育所の現状について伺います。1つ目に、市立保育園及び認定こども園、へき地保育所の現在の入園者数についてですが、保育所は共働き世帯や、ひとり親世帯などにとって、なくてはならない大切な社会インフラの1つであり、本年、世界中を襲ったコロナ禍においても、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを抱えながら、決して閉所することはできない施設の1つでもありました。この間、感染リスクを常に感じながら保育士さんを始め、児童の保育に関わっていただいた全ての皆さんに対し、心より敬意を表するものであります。さて、日本における少子化は今後の国や地方のあり方を大きく左右する大変深刻な問題であると認識しております。本市におきましても、美唄市統計の概況によれば、住民基本台帳による出生数は、平成29年が80人、平成30年が91人、そして令和元年が66人と、100人以上の出生数がいた10年前と比べると大きく減少しているところであります。少子化が進む主な原因として未婚化や晩婚化の進行などが挙げられますが、時代が進むにつれて価値観が多様化するとともに、女性の社会進出も少子化に影響を与えるのではないかと言われております。私は日本社会全体で女性の社会進出が進む一方で、子育て支援の体制が十分に追いついていないことなどから、仕事と育児の両立が困難となり、出生数を低下させる要因の1つになっているではないかと考えております。こうした中で本市において、仕事と育児を両立するため、大切なお子さんを預ける市立保育園及び認定こども園、へき地保育所について、定員と現在の入園者数について市長にお伺いします。2つ目に、待機児童、潜在待機児童についてですが、厚生労働省の調査によると、全国の市町村のうち約7割の市町村で0となっていることや、待機児童は首都圏や近畿圏等の都市部に多く見られる状況にあること。待機児童の約75パーセントが3歳未満児であるとされております。共働き世帯の増加やライフスタイルの多様化などにより、少子化が進む中においても保育施設への一定のニーズがあるものと認識しているところであります。そこで、本市における待機児童、潜在待機児童の有無について市長にお伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

楠議員の質問にお答えします。新型コロナウイルス感染症に係る農産物の売り上げへの影響についてでありますが、アスパラガスやハスカップ、花きなどの作物につきましては、これまで各農協を通じ、新型コロナウイルス感染症の長期化による影響について個々に調査してきたところでございます。はじめに、アスパラガスにつきましては、市場価格が若干下がったものの、出荷額には大きな影響はなかったと伺っております。次に、ハスカップにつきましては、企業等への出荷額に変動はなかったものの、峰延地区で実施しておりましたハスカップ狩りが中止となったことにより、新たに雇い入れをした作業労賃が発生するなどの影響があったと伺っております。次に、花きにつきましては、専業農家について3月から4月にかけての1カ月間、出荷を休むなどの影響があったと伺っており、それ以降の兼業農家の出荷につきましては、5月以降から出荷が回復したことにより、現在のところ大きな影響がないと伺っております。次に、農業者に対しましての支援制度につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、1カ月の事業収入が前年の平均月収費などで50パーセント以上の減少であれば「国の持続化給付金」、20パーセント以上の減少であれば「びばい経営支援金」の対象となっており、これまで「びばい経営支援金」の交付を受けた農業者は9月4日までで8件となっております。次に、スマート農業推進についてでありますが、本市農業につきましては、ハード面から農業基盤整備を重点的に進めてきておりますが、その事業効果をさらに高めていくためには、ソフト面からのICTを活用したスマート農業の導入が不可欠であると考えております。このため市といたしましては、スマート農業技術の普及推進を図ることを目的に、昨年11月に美唄市ICT農業推進協議会を設立し、完全自動操縦ドローンと無人ヘリの防除作業等との比較検証や「美唄市ICT農業技術実演会展示会」を、去る8月18日に美唄市で初めて実施したところであり、関係者を含め130名の参加をいただいたところでございます。また、農業振興基金を活用し、大区画圃場における水管理システムの導入による省力化の検証事業を市内の2カ所の圃場で実施しているところでございます。次に、スマート農業の普及状況につきましては、本年2月に実施しましたICT農業機械の利用状況調査結果によりますと、ドローンが8台、自動操縦トラクターが49台、自動操舵田植機が11台、自動操舵コンバインが1台、それぞれ導入されているところでございます。次に、農業機械等の導入に対します助成につきましては、スマート農業を加速化させるため、光ファイバの整備とともにドローンや水管理システムの農業機械の導入支援について「農業振興事業(スマート農業推進)」を今定例会の補正予算に提案させていただいているところでございます。次の保育所の現状につきましては、保健福祉部長から答弁させます。

答弁 保健福祉部長 高橋英雄(保健福祉部長は2020年9月まで)

保育所の現状につきましては、私から答弁させていただきます。はじめに、各市立保育施設と入園状況につきましては、本年9月1日現在では、ピパの子保育園は定員150人対し、入園129人で入所率86.0パーセント。認定こども園ひまわりは定員35人対し、入園27人で入所率77.1パーセント。へき地保育所では、茶志内双葉保育園は定員45人対し、入園26人で入所率57.8パーセント。進徳保育園は定員60人に対し、入園45人で入所率75.0パーセントとなっております。また、年齢別のクラスの入園状況につきましては、ピパの子保育園及び認定こども園ひまわりの3歳未満児の各年齢別クラスが定員に達している状況となっております。次に、待機児童につきましては現在おりませんが、保護者の意向により希望する保育園の入所を待つ潜在待機児童がピパの子保育園について4名いるところであります。

再質問 7番 楠徹也

自席より、何点か再質問させていただきます。まず、大綱1点目の農業行政についてですが、これまで影響の受けた作物の状況と支援策について伺いましたが、今後、アスパラガスやハスカップ、花きを栽培している農業者を対象にした市の独自支援策を考えているかについて、市長のお考えを伺います。次に、スマート農業の推進についてですが、国の臨時交付金を活用して、独自の支援制度を提案したのは評価できますが、スマート農業の普及・拡大をしていくためには、継続的に実施していく必要があると考えられます。そのため、近隣の岩見沢市や新十津川町など空知管内で多くの自治体が独自の支援制度を数年前から設けているように、本市も独自の支援制度を来年度以降も継続していくことが重要であると思われます。来年度以降どのように進めようと考えているのか、市長のお考えを伺います。次に、大綱2点目の保育行政についてですが、現在の待機児童、潜在待機児童についてお伺いいたします。本市においては、待機児童はおらず、潜在待機児童が4人いるとのご答弁がありました。本市におきましても、待機児童がいないことは保育所への入所を希望する保護者にとって大変良いことだと思いますが、その一方で潜在待機児童については現在、4人のお子さんが希望する保育所に入所待ちをされているということであり、少子化が進む本市にとって、何とかこれに対応できないものかと考えております。そこで次の2点について、お伺いします。1点目は、認可保育所では入所を希望する保護者に対して、どのような方法で入所決定を行っているのか。2点目は、例えば定員まであと1人の場合、兄弟、姉妹や双子が希望すれば、どちらか1人しか入所できず、こうした特別な事情がある場合は、私としましては特例を認め、定員を超えた入所を認めるべきではないかと考えるところであります。市長はこのことについて、どのようにお考えなのかお聞きいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

楠議員の質問にお答えします。はじめに、市の独自支援制度についてでありますが、市の「びばい経営支援金」は農業者全般を支援対象としていますことから、アスパラガスやハスカップを栽培している農業者に限定した、市独自の支援制度は現時点で考えていないとこでありますが、国や市などの各種支援制度について各農協とも連携を図りながら、より一層周知に努めてまいりたいと考えております。次に、スマート農業の来年度以降の市独自の支援制度についての考え方についてでございますが、農業基盤整備の事業効果をさらに高めるためには、スマート農業の導入は必要不可欠であると考えております。こうした事から、美唄市ICT農業推進協議会のご意見を伺うほか、国に対しまして、スマート農業技術の導入支援制度につきまして要望をするとともに、今定例会に提案しています支援制度による状況も見きわめながら、来年度以降の事業の継続、内容の充実、そのあり方につきまして検討してまいりたいと考えております。次に、認可保育所の決定方法についてですが、多くの入所を希望いただく中で、公平性、客観性の視点を踏まえ、入所決定を行うため、市では保護者や家庭の状況による入所基準を設けているところでございます。この中で、保護者の就労状況や入院、療養状況のほか、同居親族の常時介護の有無等による基本項目の点数と、ひとり親世帯や多子家庭等の該当の有無による調整項目の点数を合計し、点数の高い児童から入所を決定しております。また、同点数となった場合には、当該希望保育所の兄弟・姉妹の在籍有無や過去の保育料等の滞納の有無などを踏まえ、順位を決定しているところであります。なお、定員に達し、入所できない状況の場合には順位に基づき、空きをお待ちいただく方法のほか、入所可能な他の保育施設等の情報提供を行い、入所を希望する保護者の意向に基づき、対応しているところでございます。次に、定員を超えてからの対応につきましては、国の基準により保育室の面積の変更などが必要となることから、年度途中での対応は困難なところであります。なお、今後に向けましては12月から募集いたします来年度の入所希望の状況を踏まえ、保護者の要望に応えられるよう、検討してまいりたいと考えております。

出典:美唄市議会 令和2年第3回定例会 2020年9月7日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる