みんなの議会

美唄市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月6日

(1)ふるさと納税について/(2)炭鉄港について/(3)教育行政について

2019年9月6日、美唄市議会の一般質問で、伊藤真久議員が「ふるさと納税について」「炭鉄港について」「教育行政について」について質問し、市長 板東知文、教育長職務代理者 高橋泰浄が答弁しました。

質問者
伊藤真久 議員
答弁者
市長 板東知文、教育長職務代理者 高橋泰浄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 伊藤真久

令和元年第3回定例会にあたり、ふるさと納税、炭鉄港、栄幼稚園の存続の大綱3点について、質問いたします。まずは、ふるさと納税に関してお伺いいたします。ふるさと納税は、自治体の新たな税収として、広く国民に知れ渡っている制度であり、全国の各市町村が注力し、美唄市の寄附額も年々増加傾向にあります。今後とも美唄市として積極的に取り組んでいただきたいと思うところであり、また、市民もそれを期待しているところであると思います。ふるさと納税には、寄附金の使い道を納税者自身が選択できるという特徴があり、美唄市もいくつかの選択肢から納税者自身が使い道を選ぶことができる仕組みとなっております。そこで今現在の美唄市のふるさと納税の寄附の目的と、平成30年度決算において、どのような事業で活用されたのか、お伺いいたします。2点目として、先日、平成30年度の空知管内の納税額に関する新聞報道がありました。その中で、他の市町村と比較して、美唄市の寄附額は決して高くはないという現状が報告されております。他の市町村と比較し、美唄市の取り組み状況とどのような違いがあるのか、それを市としてどのように分析しているのか、お伺いいたします。3点目、ふるさと納税は今年6月、新たな制度が施行されたことで、総務大臣による指定を受けていない地方団体に対する寄附は、ふるさと納税の対象外となるなど、ふるさと納税を取り巻いている環境は大きく変化しております。そのような中で、ふるさと納税の今後の活用計画があるのか、また、寄附額を増やすためにどのように取り組んでいくのか、お伺いいたします。続きまして大綱2点目、炭鉄港についてお伺いいたします。本年5月、美唄市を含む12市町の産業遺産が日本遺産として認定され、美唄市では、三菱美唄炭鉱竪坑櫓、人民裁判の絵、旧栄小学校、美唄鉄道東明駅舎の4点が日本遺産に認定されました。まずは、炭鉄港の日本遺産認定にご尽力された皆様、大変おめでとうございます。美唄市の炭鉱の歴史が、日本遺産の一部として認められたということは、大変喜ばしいことであり、また、美唄市としては、今後この炭鉄港の文化伝統を後世に受け継ぐとともに、その魅力を資源として活用することが期待されております。そこでまず1点目、美唄市として炭鉄港をどのように活用していくのか、観光地として、将来的にどのようなビジョンをお持ちなのか、お伺いします。また2点目として、炭鉄港の活用には、当然ながら税金が投資されているわけでありますが、美唄市民としては、税金の使い道として、炭鉄港が自分たちにどう還元されるのかという部分について、大変大きな興味関心があるところでございます。そこで、炭鉄港における商業的な取り組みなどが検討されているのか、お伺いいたします。最後に3点目、今回、日本遺産に認定された4つのうちの1つ、美唄鉄道東明駅舎の活用について質問いたします。美唄鉄道東明駅舎に接続されている道道135号線は、国道12号線や美唄インターチェンジからアルテピアッツァ美唄、炭鉱メモリアル森林公園などに向かう美唄市の観光ルートの主要道路であり、2022年には、美唄富良野線の開通も控えております。びばい未来交響プランや美唄市観光ビジョンでもその重要性を説かれておりますが、現在、その観光ルート上に観光客が車をとめて、美唄市の特産品などを扱う拠点はございません。そこで、美唄鉄道東明駅舎に小規模な物産展の併設や駅舎の有効活用など、駐車場の狭さなどを考えれば大規模なものは難しいとは思いますが、その中で、美唄鉄道東明駅舎の観光資源としての活用方法について、お伺いいたします。最後に大綱3点目、栄幼稚園の存続についてお伺いいたします。第2回定例会にて、私自身、栄幼稚園の存続について質問させていただきました。引き続き、現状についてお伺いいたします。平成29年の第3回定例会にて、陳情第1号「美唄市立栄幼稚園の存続を求める陳情」が上程されたとおり、栄幼稚園の存続は、多くの市民に望まれておりました。しかしながら、総合的な判断として、やむを得ず閉園が決まり、栄幼稚園を閉園する条例の一部改正が行われました。しかし今、改めて存続の方針が示され、喜びの声を聞くとともに、閉園を予定していた来年3月が迫っていることもあり、市民との意見交流、関係条例の整備、関係各所への説明など、急ピッチで作業を進めなければいけない中、存続の方針と閉園の条例の間で、栄幼稚園の現場や入園者、入園希望者が板挟みになっているという現状がございます。そこでまずは1点目、栄幼稚園の存続の方針を示されて以降、入園希望者に対し、市としてどのような対応・説明をしているのか、お伺いいたします。2点目として、栄幼稚園の閉園が決定した当時、栄幼稚園が担っている公立幼稚園の機能を認定こども園ひまわりに移行するとの方針でしたが、それについて、現状、どの程度の機能の移行が完了しているのか、お伺いいたします。

答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)

伊藤議員の質問にお答えいたします。初めに、ふるさと納税の今後の活用についてでありますが、今までの活用事例につきましては、まちづくりをはじめ、福祉事業、青少年育成事業、文化振興事業、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄整備事業、交流拠点施設整備事業、農業振興事業、地域医療、受動喫煙防止対策、これらのほか、除排雪対策経費や宮島沼などの指定分野応援寄附を使途として活用しているところであります。また、平成30年度に寄附金を活用した具体的な事業で申し上げますと、障がい者在宅支援事業や移送サービス事業、文化財保護事業、青少年健全育成事業、交流拠点施設整備事業、安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄整備事業などに有効に活用させていただいたところであります。次に、他市町村との比較につきましては、平成30年度において、空知管内で最も寄附額が多いのは、滝川市で約8億1,200万円、第2位が岩見沢市で約6億3,100万円、第3位が秩父別町で約5億6,000万円となっていることに対しまして、本市は第19位で約7,600万円となっており、管内でも寄附額が低い状況であります。返礼品につきましては、空知管内の上位3市町及び多くの市町は、本市と同様に主な返礼品が「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などの米となっており、このことから、本市においては、上位の市町と比べ米の在庫数量が少ないことが寄附額が低い1つの要因と分析しているところでございます。次に、今後の取り組みについてでありますが、活用計画につきましては、今後もまちづくりや福祉事業、青少年育成事業、文化振興事業などに活用していくこととしております。また、寄附額を増やすための取り組みにつきましては、紹介サイトといたしまして、これまで「さとふる」「ふるぽ」「ふるさとチョイス」の3つのサイトを利用しておりましたが、本年7月に、新たに「楽天ふるさと納税」サイトを加えたほか、商品につきましても、「ゆめぴりか・ななつぼしセット」など、寄附者の選択肢を増やした結果、本年8月末までの実績では、寄附額が3,487万5,000円で、前年同期で比較しますと、174%の増加となっております。ふるさと納税は、本市の貴重な自主財源であることから、今後におきましても、関係課との連携、農協などの関係団体、個別農家や返礼品提供者の協力を得ながら、米の数量確保に加え、返礼品の充実や情報発信の強化により、寄附額を増やすための取り組みに努めてまいりたいと考えております。次に、炭鉄港について、どのように活用するかについてでありますが、今後の活用ビジョンにつきましては、美唄市観光ビジョンにおいて、炭鉱遺産を活用した着地型観光商品の開発や販売支援をアクションプランとして掲げております。また、関係市町及び関係団体で構成されました炭鉄港推進協議会において、文化庁の補助金を活用した広報・情報発信を行うとともに、ガイド育成なども検討されており、これら広域的に取り組むこととされております。次に、商業的な取り組みにつきましては、アルテピアッツァ美唄や炭鉱メモリアル森林公園などの炭鉱遺産が持つ歴史的・文化的な価値をPRすることを通じて、本市の交流人口の増加につなげ、ここを訪れた観光客が市内の飲食店等で観光消費するなど、地域の活性化につながるものと認識しているところであります。次に、旧東明駅の活用につきましては、現在、東明駅舎の敷地は借地であり、また、隣接する民家や道道との距離も近いため、駐車場などの環境整備が難しい状態にありますが、平日でも駅舎やSLに訪れる見学客の様子もうかがえることから、今後も駅舎やSLを通して、炭鉱遺産の歴史的・文化的な価値を後世に伝え、必要な保全に努めながら、地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。

答弁 教育長職務代理者 高橋泰浄

伊藤議員の質問にお答えいたします。入園を希望する保護者への対応についてでありますが、閉園の場合は、令和2年4月から認定こども園、私立幼稚園、保育所等に転園していただくことをご了承していただいた上で入園受け入れのご説明をしているところであります。次に、受け入れ体制についてでありますが、認定こども園ひまわりの長時間保育の保育所機能の定員を30人から20人として10人減らし、短時間保育の幼稚園機能の定員を5人から15人に10人増とする条例改正を行い、受け入れ体制を整えてきたほか、私立幼稚園2園にも受け皿としての役割を担っていただくよう要請したところであります。また、小学校教育との円滑な接続のための取り組みや、幼児期における特別支援教育などについて、これまでの経験や知識などを認定こども園ひまわりに引き継ぐ予定としていたところであります。

再質問 1番 伊藤真久

自席より再質問いたします。大綱3点目、栄幼稚園の存続に関して、お伺いいたします。入園を希望するご家族への市の対応・説明について、現状の関係条例との兼ね合いから、市の対応としては、そう説明せざるを得ないと理解しております。しかしながら、栄幼稚園の存続の方針が示されて以降、栄幼稚園への入園者は増加している一方で、板挟みの現状に不安のあるご家庭では、「栄幼稚園に通わせたかったけれども、別の園に子どもを預けることにした」という話も聞いております。今後、栄幼稚園の存続に向けて、どのようなプロセスを考えているのか、お答えできる範囲で構いませんので、入園者の方々や関係者の皆様の不安を取り除く意味でもご説明願えないでしょうか。また、認定こども園ひまわりなどへの公立幼稚園としての機能移行についてでありますが、条例改正により、認定こども園ひまわりの定員の数を変更し、ほか私立幼稚園2園に受け皿としての役割を担っていただくように要請したとのことですが、それはいつ時点で要請し、要請した2園からはどのような回答を得ているのでしょうか、お伺いいたします。

答弁 教育長職務代理者 高橋泰浄

伊藤議員の質問にお答えいたします。栄幼稚園の存続に向けた今後のスケジュールについてでありますが、栄幼稚園存続に伴うパブリックコメント手続きを経て、第4回市議会定例会に「美唄市立学校設置条例の一部を改正する条例を廃止する条例(案)」をご提案させていただき、ご審議をいただきたいと考えております。次に、私立幼稚園との協議につきましては、平成29年度に開催しました市内幼稚園長会議において、栄幼稚園の閉園や特別支援教育の推進、市内幼稚園・保育所の連携、園児募集の状況などについて情報交換や協議を行っており、この中で、受け皿として役割を要請し、ご承諾をいただいた上で、対応を含め今後とも連携を図りながら進めていくことを確認しているところであります。

出典:美唄市議会 令和元年第3回定例会 2019年9月6日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる