美唄市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月13日
DXについて
2022年6月13日、美唄市議会の一般質問で、伊藤真久議員が「DXについて」質問し、市長 板東知文が答弁しました。
- 質問者
- 伊藤真久 議員
- 答弁者
- 市長 板東知文
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 伊藤真久
令和4年第2回定例会におきまして、大綱1点について市長にお伺いします。私は先般より、市行政のDXやデジタル化について一般質問をさせていただいており、同僚議員の一般質問の中にも、デジタル化に関連した話もありました。やはりDXやデジタル化は、今後も無視出来ない議論であると考えております。とりわけ私は、行政改革におけるDXという観点から一般質問いたします。総務省では地方自治体の職員数について、ある見解を示しております。それによれば、2040年頃、地方自治体の職員数は2013年度の比較でおよそ10%から20%減少すると見込んでおり、加えて高齢化に伴う人的サービスの増加を想定すると、より少ない職員数で、行政サービスの提供が重要になるとの見解です。2013年と現在の職員の数は比較的横ばいであることを考えれば、現在の職員数から10%から20%が今後20年ほどの間に削減されていくものと考えられ、それは当市にとっても、同じような変遷をたどることが予想されます。また、日本総合研究所の調べによれば、先ほどの総務省の見解による職員減少に加え、小規模自治体の人手不足はさらに深刻になると示しています。日本総研では、地方公務員の過不足を図るための充足率を算出しており、詳細は省きますが、2045年で大規模自治体の公務員数の充足率が8割、町村の充足率では6から7割程度まで低下するというデータが示されています。こうしたデータはいずれも人口減少社会における地方自治体の業務継続の困難さを示しています。今、産業界や農業界で言われる人口減少による人手不足は、今後、公的な役割を担う行政も直面する課題であると示していると思われます。そこで、人口減少社会に対応するための施策として、行政のDX、専門人材の育成確保、そして業務範囲の見直しが必要であると考えます。これらについて、美唄市では美唄市DX推進計画を策定し、進めていることと承知しています。その中で、行政サービスをより少数の人数で提供できるように、業務のAI・RPAを進め、本来職員がやらなければならない業務に注視させ、不必要な業務を担わなくて済むようにすることを一つの目的に掲げています。そこで1点目、DX推進計画において、令和5年度までにAI・RPAの利用促進を目指していることが記載されておりますが、その進捗についてお伺いします。続いて、専門人材の育成確保については、私が言うまでもなく、市では人材の育成確保に取り組んでいらっしゃると承知しているところであり、また、他自治体も人材の育成確保には苦労していることは承知しています。DX推進計画では、デジタル化を専門的知見から補佐するCIO補佐官に外部専門人材を活用することを積極的に検討するとあり、国も市町村がCIO補佐官等として外部人材の募集を行うための経費や任用等を行うための経費についても補助金を用意するなど、CIO補佐官の任用について後押ししています。そこで2点目、CIO補佐官の任用について、これまでの取り組みについて伺います。最後に、業務範囲の見直しについて、先般、令和3年第4回定例会にて、私は全庁的な業務量調査について一般質問をさせていただきました。趣旨としては、業務量を調査することによって、公務員のすべき業務とそうでない業務を明確化し、ICT等の活用によって、効率化できる業務をRPAしていくということを計画的に行うために、まずはしっかりと業務範囲を調査し、見直すことが大事であり、全庁的な業務量調査を、外部機関を活用しながら行ってはどうでしょうかというお話をさせていただきました。その答弁として、庁内会議で検討するというお返事でした。そこで3点目、前々回の定例会にて、一般質問していた全庁的な業務量調査の検討の結果について、お伺いします。
答弁 市長 板東知文(市長は2023年3月まで)
はじめに、デジタル・トランスフォーメーションについて、美唄市DX推進計画についてでありますが、人口知能「AI」やロボット等による自動化「RPA」等のデジタル技術の活用につきましては、5か年計画の初年度である令和3年度において、AIによる音声の活字化を行う会議録支援システムやインターネットで予約が可能となる新型コロナウイルスワクチン接種予約システムの導入を行ってきたところであります。また、本年度におきましては、現在、市民課窓口にキャッシュレスレジの導入を進めているほか、国のデジタル田園都市国家構想に沿った、本市に相応しい住民サービスの提供に向けて、東京都狛江市への先進地視察を行うなど、必要な調査研究に取り組んでいるところであります。今後におきましては、AIやRPAなどのデジタル技術を活用した住民サービスの向上や業務の効率化に向けて、本市においての課題の洗い出しを行い、さらなる業務の効率化に取り組んでまいります。次に、専門的知見から本市のDX計画の推進体制を補佐するCIO補佐官につきましては、計画推進のためには不可欠な人材でありますので、現在、任用について進めているところであり、早期確保に取り組んでまいります。次に、全庁的な業務量調査についてでありますが、本市では毎年実施しております、事務事業評価や各課とのヒアリングのほか、勤務状況調査等を基に、各事業などの業務量の把握に努めているところであります。道内自治体における業務量調査の実施状況につきましては、全道35市中、札幌市、旭川市、小樽市の3市であり、比較的人口規模の大きな自治体で取り組んでいるところでございます。それ以外の自治体につきましては、課題として、充分な費用対効果が図られないことや、今後、庁舎の改築の際に合わせて実施を検討すると伺っているところでございます。このため、本市におきましては、こうした経過を踏まえ、引き続き業務量の把握に努めながら、美唄市DX推進計画に基づく取り組みを着実に進めてまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、DXの推進は市民サービスの向上や事務事業の効率化、さらには地域課題の解決のために重要な取り組みと考えておりますので、今後とも国の施策の動向なども充分踏まえながら、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。