美唄市議会 平成18年第1回定例会 2006年3月8日
(1)身近な生活環境の確保について/(2)ごみ処理行政について/(3)まちづくり憲法と予算編成等について
2006年3月8日、美唄市議会の一般質問で、紫藤政則議員が「身近な生活環境の確保について」「ごみ処理行政について」「まちづくり憲法と予算編成等について」について質問し、市長 桜井道夫、建設部長 藤井雄一が答弁しました。
- 質問者
- 紫藤政則 議員
- 答弁者
- 市長 桜井道夫、建設部長 藤井雄一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 18番 紫藤政則
2006 年第1回定例会にあたり、私は、身近な生活環境の確保、ごみ処理行政、まちづくり憲法と予算編成等の以上、大綱3点について、市長に質問いたします。大綱1点目は、市民生活に欠くことのできない除排雪と、日々の買い物等身近な生活環境の確保についてお尋ねします。最初は、冬期間における除排雪についてであります。2001 年から 2010 年までの 10 カ年の第5期美唄総合計画策定にあたり、1999 年7月に実施した市民意識調査は、全戸を対象にしたもので、回収率 41%、5,441 人の市民意識を把握した、画期的な取り組みでした。その中の市政に対する満足度の分野では、不満の割合が 61.2%に上る施策は冬期間の除排雪で、不満のウエートが群を抜いていました。最も高いテーマであるとの結果が出ています。言いかえれば、市として最も取り組みの充実を図らなければならない施策であると言えます。そこで伺いますが、1つは降雪量、最大積雪量と、除排雪に要する経費の総額に関するここ5カ年間の推移について。2つは、出動基準等の体制と、市民要望や苦情の対処方法について。3つは、路面凍結や降雪を要因とする転倒や、交通事故の状況把握について。4つは、市民個人や地域と民間事業所との契約による実施状況について。民間事業所と個人が、玄関前等の除雪、敷地一部道路、これらとの個人間の契約で除排雪をやっている例が最近見受けられますが、この辺の実施状況を把握しておられるかどうかですね。5つは、除排雪の改善に向け、今日まで主な検討経過、具体的にいろんな検討をなさってきたと思いますが、その検討経過と効果測定、どのように抑えておいでになるか、それぞれお答えいただきたいと思います。次は、飲食料品等、小売業の動向と日々の買い物についてであります。このことにつきましては、JAびばい共練店、私の住んでいる家のすぐ近くにある店でありますが、共練店の閉店問題に接しまして、行政として、毎日の買い物環境を確保する責任はないんだろうかと。高齢者等、生活弱者にしわ寄せされる現状を放置することしかできないんだろうかと。悩みながら、以下お尋ねいたしたいと思います。1つは、市内の飲食料品等小売業について、地域別店舗数の現状と、ここ数年間の出店閉店状況。あわせて、そのことにより、市民の日々の暮らしにどんな影響が出ているのか。数年と申し上げましたのは、これらの動きが顕著になったその時点を起点として捉えて、以下、その後の推移について、お示しいただきたいと思います。2つは、市民の買い物動向の把握であります。市民の皆さんは買い物に、日々の買い物はどのような方法で、そしてどういった店に多く買い物に行くのか、買い物の回数はどうなのか、これらの買い物傾向。当然、いわば市外への消費の流失等、これらについての状況についても、把握をされておりましたらお答えをいただきたいと思います。3つは、地域に根ざした小店が、大規模店の進出により淘汰されていく状況について、手をこまねるしかないのか。市民の暮らしを守る視点から、行政の果たす役割は何なのか、それぞれお答えをいただきたいと思います。大綱2点目は、ごみ処理行政についてであります。ここでは、ごみ処理の現状と課題を整理し、整理できるかどうかわかりませんが、そうしたいと思います。そして、市民の協働により、家庭ごみの有料化を明確に打ち出すタイミングであり、市長として、明確なメッセージを市民に発するべしとの思いで、以下お尋ねいたします。最初は、ごみ処理計画の実行管理について。2003 年、平成 15 年3月に策定した美唄市ごみ処理基本計画。私が目にしておりますのは概要版でございますが、このごみ処理基本計画は、2002 年度を起点に、20 年後の 2021 年を目標年次として、5年ごとに中間目標を設定して排出量25%の削減をめざし、ごみの減量施策を数々挙げています。その計画内容を一部ご紹介しますが、基本方針では、ごみ処理に関する目標として、排出されたごみをただ捨てるのではなく、排出前の抑制方法の確立を図り、埋め立て物の低減を図る。1つ、容器包装廃棄物の更なる分別収集体制の確立を図る。1つ、ごみ処理の適正処理を行うため、広域処理の動向を踏まえた処理システムの構築を図る。1つ、新最終処分場の早期整備をめざす。と、4点に整理しています。次に、達成目標の項では、資源循環型をめざし、減量化目標を定めると前置きし、排出抑制による減量目標として、①自治会、子ども会等の集団回収の充実を図る。②生ごみ堆肥化容器などの普及利用により、排出抑制を図る。③有料化等の実施により、ごみとして出される量の抑制を図る。④啓発・啓蒙により、買い物袋等の利用を図るとともに、事業者に対し協力体制を確立し、過剰包装の抑制を図るものとする。と、4項目の施策を講じることにより、排出量 25%の削減をめざすものとすると、数値目標を明らかにしています。次に、再生利用による減量目標としては、容器包装廃棄物や古紙等の資源物の分別収集の徹底により、総排出量の 27%の減量をめざすものとすると、これも再生利用による数値目標を明らかにしています。更に、埋め立て前の中間処理となる生ごみの資源化処理、これ 100%達成しますと。それから、最終処分場の前処理となる不燃粗大ごみの破砕率のアップにより、埋め立てごみ減量化の目標を掲げています。そこで伺いますが、以上申し上げたごみ処理計画に基づいて、1つは、目標達成状況について、ごみ発生量、処理量、資源化率について、それぞれお答えください。2つは、現在、中間処理となるリサイクル内容と、継続協議となっている南空知の広域化協議の現状と課題についてお示しください。次は、ごみ処理事業の経費等、財源等についてであります。具体的にお聞きします。1つ、収集運搬、中間処理、最終処分場等の経常経費の現状について。2つ、新たな最終処分場完成後、公債費の償還額を含めた維持管理費について、地方交付税の基準財政需要額の算入見込みもあわせてお答えください。3つ、2002 年 11 月末で廃止された南美唄焼却場の解体経費と、解体予定時期について。4つ、ごみ処理手数料の収入実績と新たな有料化計画について、廃棄物減量等推進審議会の審議状況と答申時期を含めて、以上4点について、それぞれお答えください。次は、ごみ改革に向けた新たな目標設定についてであります。「ごみ改革」というのは、これは、首長忘れましたが、ある自治体の首長が、ごみの現状を憂えて、そしてごみの減量化を実行しようということでわかりやすく表現した言葉であります。その言葉をいただきました。ごみ改革に向けた新たな目標設定について、伺います。現在、検討を重ねている新しい有料化、これは家庭系のごみの新たな有料化、そして事業系ごみ、すでに手数料をとっている、この見直しを含めるものだと承知をしておりますが、これらの有料化議論を契機に、先進都市として注目されている日野市の例に倣い、資源ごみを倍増し、処理・処分ごみ半減をするとの目標設定をし、ごみ全体の処理量削減の諸施策を講じることが必要と考えますが、市長のお考えを、お聞かせをいただきたいと思います。大綱3点目は、まちづくりの憲法と予算編成等について、つまり、美唄市の行財政運営の基本となる取り組みについてお尋ねいたします。最初は、自治基本条例の制定であります。自治基本条例とは何か、それは、市政の基本理念、及びそれに基づいて創設される機関的な制度と、運営の基本原則を明らかにするもので、条例が定める制度を定着させることで市民自治と民主主義が息づく市政が実現できること。そして、全ての市民、市長、私ども市の議員、市の職員に共有され、遵守される最高条例、すなわちわがまちの憲法として制定するものであること。つまり、自治基本条例とは、自治体運営の理念と、その理念を具体化する制度と、その制度を動かす原則をきちっと盛り込み、その条例をその自治体の最高条例にする。最高条例にするということは、これに違反して他の条例や規則を制定してはならないし、あるいは市長、議員、職員は、これに反した活動をしてはならないということです。自治基本条例に最高性を持たせるためには、そのように条文で規定するほか、自治基本条例を住民投票によって確定する必要があります。ただいま申し上げました自治基本条例とは何かとの考えは、私のオリジナルな言葉じゃなくて、2004 年7月 24 日に、札幌で開催された地方自治土曜講座で、神原勝北大教授が、「自治基本条例の理論と方法」のタイトルでお話された講義録の中からご紹介いたしました。私は、なぜ長々とご紹介したかと言いますと、井坂さんの時代からこの議論をさせていただいていまして、すでに5年ぐらい経過をしております。率直に言って、自治基本条例という言葉は使わせていただいていましたが、果たしてどんな、そのことによって、具体的なイメージというのはなかなか持ち得ませんでした。それは、美唄市が進めてきた、進めている行財政運営のルールとの乖離が余りにもありすぎる、こういう状況だったからであります。そう悶々としておりましたけれども、いま申し上げました自治基本条例の定義に触れまして、これだと、いわば目からうろこが落ちたそういう感じで受けとめたのでご紹介をしたわけであります。そこで、お伺いいたしますが、自治基本条例についての質問で、私の市長のご答弁をいただきたいと意図するところは、いずれ条例提案をなさる市長として、どういう条例をつくりたいか、どういう条例であってほしいか、議論を巻き起こすためにも自らの考え方を示すべきではないですかと、ぜひ示していただきたいとそういう思いで、以下お尋ねをいたします。その1つは、すでに検討をスタートしている庁内有志グループでの議論の経過、大変ご苦労されているようであります。敬意を表したい活動だと思っています。その方々の議論経過と、今後の条例制定までに取り組む内容について、タイムスケジュールも含めて教えてください。2つは、現時点で考えている条例のねらい、目的と所要なポイント、あわせて、私は、すでに本会議でご提起を申し上げておりますが、自治基本条例というのは、議会条項の制定なくして自治基本条例ではなしと、いわば行政基本条例、議会条例の条項が加わらなければ行政基本条例の範疇にとどまってしまう、是非議長にお話をして、そして、名実ともに自治基本条例にしていくために、十分議会と協議をして、そしてそれらも組み入れて自治基本条例として制定準備に入るべきではないかと、こういうご提言をさせていただいた。これらのご提言を受けまして、市長として、この議会条項の取り扱いについて、どのようにお考えになっているかお答えください。3つは、全国で約 30 の自治体が、市町村が条例をすでに制定し、また、100 近い数の自治体が制定を予定していると承知をしていますが、これらの先進自治体の動向と、その中で、美唄市として最も参考にしたいと思っているそういう条例制定をした自治体があれば、例えばニセコ町とか、その自治体名を挙げていただきたいと思います。次に、大綱3点目の2項目めになります、予算編成にあたってのポイント、留意点、2006年予算編成の留意事項についてであります。具体的にお尋ねをいたします。その1つは、2005 年度の一般会計の実質収支、市立美唄病院会計の不良債務について、それぞれ主要な決算要因を挙げてその見通しをお示しください。2つは、いわゆる三位一体改革による影響と、地方交付税の減額要因について、三位一体改革だけでない減額要因があろうかと思いますが、それらの要因について。3つは、道財政立て直しプラン、見直しプランによる美唄市への影響について。4つは、市民負担や行政サービスがどのようになるのか、市民の暮らしへの影響について。5つは、主要事業の事前評価結果の概要について。6つは、収支不足額にどう対応したか、財源調整の内容について。7つは、各種基金積立金の長期繰替運用可能額について、2005 年度末と 2006 年度末をそれぞれ、見込み額をそれぞれ示してください。8つは、私が常々申し上げております、議員にとって、市民にとって、職員にとってわかりやすい予算書、説明書にするためにどう、この予算編成にあたって改善をされたのか。以上、8点にわたって、それぞれお答えをいただきたいと思います。大綱3点目の最後、最後の最後でありますが、市立病院の経営についてお尋ねをしたいと思います。1つは、2005 年度末の決算見込み段階において、第5次経営健全化計画と、実績の乖離について、その主な要因を挙げて、その乖離について金額をお答えいただきたいと思います。2つは、計画が未達、達成できなかった、いわゆる未達要因と、その未達が出た、受けて、その後、どのような対策を講じようとしているのか。3つは、第5次病院健全化団体指定継続の現時点での見通しはどうなのか、それぞれお答えいただきたいと思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
紫藤議員の質問にお答えします。食料品等の小売業の動向などについてでありますが、初めに、平成 16 年商業統計調査における卸小売業の事業所数は 281 店となっており、平成 14 年の前回調査から比較して 33店舗減少しており、10.5%の減少となっております。食料品等における主な出店といたしましては、平成 10 年には、駅東側に出店した「りょーゆー」や「パワーズ」、平成 12 年には、東区に「旭友」や「ツルハ」の出店、そして平成 16 年には、同じ東地区に「生協」の移転や「しまむら」の出店、平成 17 年には、「イエローグローブ」の出店などがあり、加えて、近隣の岩見沢市や三笠市に、大型商業施設の出店がございました。一方で、母町地区の小売店や、南美唄、東明地域の食料品店の閉店、さらに農村地域に点在していたAコープの閉鎖などにより、食料品等にかかわる買い物環境が大きく変化してきている状況にあり、地域によっては暮らしへの影響が出ているものと考えております。次に、市民の買い物動向につきましては、平成 15 年に実施いたしました消費動向調査によりますと、食料品や医薬、化粧品など日用的に使用するものは最寄りの商店を利用する方が多く、電気製品や家具、衣類などは、近隣の岩見沢市や札幌への買い物が多い結果となっており、平成 16 年の商業統計調査の数値から推計した購買力流出率は 32.5%で、前回調査から 5.1 ポイント増加している状況となっております。次に、行政の役割についてでありますが、人口の減少や郊外型大型店の進出などにより、小売店は大変厳しい状況となっておりますが、一方で、身近にある小売店の閉店により、高齢者や車を持たない方々の買い物環境に大きな影響が生じております。市民の暮らしの安全を守ることは、行政としての大きな役割であると考えておりますが、小売店だけでなく商工業全般にわたり、商店や企業の経営方針に関与することは、基本的には難しいものと考えております。厳しい商業環境の中、生き残っていくためには、商業者自ら消費者ニーズを的確に把握し、創意と工夫による魅力ある個店づくりが求められており、さらには市民の皆さんの地域内での消費という意識に大きく左右されるものであると考えております。市といたしましては、今後とも、地産地消や人口増対策、更に中心市街地の活性化など積極的に取り組み、安心して暮らせるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。次に、ごみ処理基本計画についてでありますが、ごみ全体の処理量では、平成 15 年度1万 6,135 トン、平成 16 年度1万 6,822 トンとなっており、リサイクル率につきましては、平成 15 年度は 11.58%、平成 16 年度は11.61%でありますが、基本計画における目標値と比べ、処理量、リサイクル率とも下回っていることから、今後、さらなる減量化、リサイクル率の向上に向け、具体的な施策を講じてまいりたいと考えております。中間処理としましては、現在、リサイクルセンターにおける資源ごみの選別、圧縮梱包等と行っております。また、広域化の協議につきましては、「南空知地域ごみ処理広域化検討協議会」において、平成 24 年度からの稼動を目途に、建設予定候補地の検討を行っております。今後、運営主体や処理方法の検討など、建設に向けた具体的な協議を重ねながら、必要となる施設整備を進めることとしております。次に、ごみ処理事業の経費と財源等についてでありますが、平成 16 年度実績で収集運搬費は、一般ごみが約1億 1,500 万円、資源ごみが約 3,250 万円となっており、資源ごみの中間処理費は、約 1,750 万円となっております。また、最終処分場の維持管理費は、約 5,450万円となっております。新たな最終処分場の維持管理経費につきましては、高度水処理を行うことから、年間6,800 万円と推計しているほか、最終処分場整備事業に係る公債費の償還額は、償還利子も含め総額で約 20 億 4,400 万円を見込んでおりますが、そのうち交付税算入額が8億 6,600万円となっております。次に、南美唄焼却炉の解体につきましては、昨年 12 月に、北海道と、廃止焼却施設所有自治体、北海道市長会等の構成による「廃止焼却施設解体促進研究会」が設置され、共同解体による事業費の低減化などについて、調査研究を進めておりますことから、この結果を踏まえ、解体時期などについて検討してまいりたいと考えております。なお、解体費用につきましては、単独で実施した場合は約3億円で、このうち交付金等を除く自己財源分は約1億 2,000 万円と推計しております。ごみ処理手数料につきましては、平成 16 年度実績で 715 件、収入額は約 1,370 万円となっております。また、新たな有料化につきましては、排出者の費用負担の公平性やごみの減量、リサイクルの推進、さらには中間処理費用の抑制、最終処分場の延命にもつながることから、今後の「美唄市廃棄物減量等推進審議会」の答申を十分に踏まえ、減量化や有料化の必要性について、住民説明会等を開催し、市民の皆さんのご理解とご協力を得てまいりたいと考えております。審議会の経過等につきましては、昨年7月に、家庭ごみの有料化について諮問をしておりますが、先進地への視察も含め、現在まで3回の委員会を開催し、減量化やリサイクルへの取り組み状況、ごみ処理費用の市民負担のあり方に対する考え方などについて協議を重ねていただいており、来年度の早期審議会から答申をいただくこととなっております。次に、ごみ減量化に向けた新たな目標設定についてでありますが、資源ごみの処理量並びにリサイクル率につきましては、平成 12 年4月からの分別収集開始以来、着実に増加しておりますが、「燃やせるごみ」、「燃やせないごみ」を含めたごみ全体の総処理量については減少傾向にないことから、今後、3R推進員との連携を深めながら、市民の方々に廃棄物に関する各種の情報提供や懇談会などを開催し、ごみの減量化の必要性などを十分ご理解いただくとともに、具体的なごみの減量化を促進し、ごみ処理基本計画の目標を達成してまいりたいと考えております。次に、自治基本条例についてでありますが、平成 16 年4月から、係長職による庁内検討委員会を立ち上げ、基本条例に関する論点整理を行った後、同年 12 月に、市民と職員からなる「わたしたちの自治検討委員会」を設置し、先進自治体の条例研究、条例の構成及び具体的な内容の検討などを行っているところであります。条例は、ことしの8月をめどに、委員会の意見を反映させた素案を策定し、素案に対する市民からの意見募集やまちづくり地区懇談会での説明、意見交換などを得て、平成 18 年度中の制定をめざし、作業を進めてまいります。この条例は、自立に向けたまちづくりを進めていくための基本的なルールをつくろうとするもので、市民の皆さんとの合意形成など、制定までのプロセスが大切であると考えており、さまざまな観点から合意形成の主要について、検討してまいりたいと考えております。条例にどのような特色を持たせるかということでありますが、条例策定の趣旨を踏まえて、検討していただいている委員会の検討結果を踏まえ、具体的に検討してまいりたいと考えております。議会条項の扱いについては、今後検討させていただきたいと考えております。また、他の自治体の動向についてでありますが、全国では約 50 の市町村が、道内では7つの市町村が制定していると聞いております。条例の内容について、道内の場合で申しますと、まちづくりの理念のみ規定しているのは1自治体、議会条項を盛り込んでいるのは5自治体となっております。近年、ニセコ町が、全国ではじめて基本条例を制定してから多くの自治体が条例を制定し、その内容もさまざまであり、参考とすべきものも多いと考えております。こうした先進条例を参考としながら、美唄にふさわしい条例にしたいと考えているところでございます。次に、平成 18 年度予算編成の留意事項等についてでありますが、初めに、平成 17 年度の決算見込みは、一般会計においては、歳入において普通交付税が予算を下回ったこと、また、特別交付税配分額の減額が予想されること、さらに、市税収入が予算を下回る見込みであり、歳出においては原油価格の高騰による燃料費の増など、現時点において1億円を超える収支不足が見込まれております。また、今後の降雪状況によっては、除雪費の追加支出が予想されるなど、極めて厳しい決算見込みとなっております。これらのことから、市税など自主財源の確保に向け最大限努めるとともに、より一層の経費の節減に努め、収支均衡を図ってまいりたいと考えております。病院会計の不良債務の見込みにつきましては、一般会計から1億円の追加支援を予定しておりますが、収支状況は極めて厳しく、単年度で新たに約1億 1,000 万円、累積では約18 億 1,000 万円程度になるものと見込んでおります。次に、三位一体改革の影響と地方交付税の減額理由についてでありますが、国庫補助負担金として、児童手当及び児童扶養手当給付費負担金で 7,900 万円のほか、農業委員会交付金、公営住宅家賃収入補助金などへ合計8,900 万円の減、一方、税源移譲として、所得譲与税において、同額の 8,900 万円の増を見込んでおります。このほか、臨時財政対策債が、前年度と比較して 4,300 万円減少する見込みであります。また、普通交付税の減額の主な要因につきましては、人口や農家数などの減少として約2億 6,000 万円、障害者自立支援法施行に伴う国庫負担金の増額による影響として、約7,000 万円が主なものと考えております。次に、道財政立て直しプランの影響については、国民健康保険健全化対策補助金、放課後児童特別対策事業補助金、老人クラブ活動推進補助金など、約 270 万円の減と考えております。次に、市民負担や行政サービス等暮らしへの影響について、その主なものを申し上げますと、へき地保育所保育料の見直し、放課後児童施設利用者負担金及び介護保険料の改定、就学援助基準の見直し、福祉タクシー料金助成の見直しなどを予定しております。また、サービスの向上としましては、中高年疾病予防事業の拡充、放課後児童対策事業における障がい児受け入れ年齢の引き上げ、間口除雪事業における対象区域の拡大などを予定しております。次に、主要事業の事前評価結果についてでありますが、新規事業として、53 事業を対象に事前評価を行い、施策貢献度や有効性など総合的に考慮し、そのうち 28 事業について予算計上をいたしました。次に、収支不足額への対応については、職員給与の独自削減見合い分として、土地売り払い収入に1億 3,000 万円、国民健康保険支払い準備基金からの借入金1億円で対応しましたが、最終的な不足額2億円については、特別交付税で計上いたしました。次に、各種基金、積立金の繰替運用可能額については、平成 17 年度末で3億 5,000 万円、18 年度末で1億 3,000 万円程度となっております。次に、わかりやすい予算書、説明書への取り組みについてでありますが、予算書の内容につきましては、これまでも改善に努めてきたところでありますが、平成 18 年度については、行政活動のトータルコストと市民サービスのバランスの検討が容易となるよう、職員費に計上した人件費について、給与費明細書を一部改善の上、歳出科目の目ごとに関係職員数及び費用を明記し、事業費と合わせた合計額を記載いたしました。次に、市立病院の経営についてでありますが、平成 17 年度の決算見込みの状況について、健全化計画との比較で申し上げますと、1日当たり平均患者数は、入院が、計画 182 人に対し 103.4 人で 78.6 人の減、外来が、計画610 人に対し 383.1 人で 226.9 人の減となる見込みであります。また、これに伴う医業収益では、計画「28億 7,329 万 5,000 円」に対し、実績見込みでは「13 億 3,686 万 7,000 円」で、「15 億 3,642万 8,000 円」の減となり、医業費用は、計画「30 億 4,442 万円」に対し、実績見込みでは「19 億 5,493 万 4,000 円」で、「10 億 8,948万 6,000 円」の減となります。この結果、約「1億 1,000 万円」の不良債務が新たに発生する見込みとなり、計画と比較いたしますと約「4億円」の乖離を生ずる見込みであります。計画が達成できなかった主な要因としましては、医師確保が非常に困難な中、年度途中に常勤医師4名が退職し、補充採用が2名あったものの、現在、常勤医師数は 10 名であり、健全化計画で予定していた 18 名に遠く及ばないという状況から診療体制の充実が図られず、患者数が大きく減少したことが要因と考えております。このため、医師確保に向けて道内国公立大学医学部や、地域医療振興財団への要請はもちろんのこと、人脈を生かした活動など引き続き幅広い取り組みを行ってまいりたいと考えております。次に、健全化団体指定継続についてでありますが、平成 18 年度の指定につきましては、平成 17 年度の決算見込みの状況から、継続は非常に厳しい状況であると考えておりますが、経営の健全化を一層推進するため、引き続き道や国に対し強く要請を行ってまいりたいと考えております。なお、除排雪対策については、建設部長から答弁をさせていただきます。
答弁 建設部長 藤井雄一
冬期間におきます除排雪対策につきましては、私から順次、お答えを申し上げさせていただきます。最初に、降雪量及び積雪量と、除排雪の関係でございますが、過去5年間につきましては、平成 13 年度、降雪量 768 センチメートル、最大積雪量 80 センチメートル、平成 14 年度、降雪量 981 センチメートル、最大積雪量 117センチメートル、平成 15 年度、降雪量 769 センチメートル、最大積雪量 96 センチメートル、平成 16 年度、降雪量 815 センチメートル、最大積雪量 96 センチメートル、平成 17 年度は2月末現在で、降雪量 863 センチメートル、最大積雪量 118 センチとなっております。また、除排雪の経費でございますが、決算ベースで申し上げますと、平成 13 年度2億6,445 万 1,000 円、平成 14 年度3億 1,595 万4,000 円、平成 15 年度2億 7,334 万円、平成16 年度2億 5,431 万 3,000 円、平成 17 年度は予算額でございますが、2億 4,090 万 4,000円となっております。除雪の出動基準でございますが、降雪量が10 センチ以上と予測されるとき、地吹雪によるとき、暖気などにより路面整正が必要なときとなっており、現在、4つの共同企業体に委託しております。排雪につきましては、道路パトロールなどにより、交通量の多い路線や通学路線等において実施しております。また、通行車両の見通し確保や、歩行者の横断に支障のないよう市街地の主要な交差点271 カ所につきましては、積雪状況により、除雪委託の中で1シーズン2回、更に市直営で排雪を行い、車両及び歩行者の安全確保に努めているところでございます。市民から苦情があった場合、直ちに職員と受託業者で現地立会いたしまして、苦情の内容を確認の上、現場対応しております。路面凍結、降雪等を要因とする事故でございますが、転倒による1件と把握しております。また、個人や企業が業者と委託契約している状況については、現在把握しておりません。次に、改善に向けました主な検討結果と効果測定についてでありますが、中心市街地除排雪事業につきましては、平成 14 年度に美唄市、美唄商工会議所、受益者で構成します美唄市除排雪連絡協議会を設立し、事業を行ってきたところでございます。その後、平成 16 年度に札幌土木現業所も参加をいたしまして、冬期間におきます商店街の環境を整備することで、商店街の活性化と快適な市民生活の確保が図られるものと考えております。次に、除雪委託の広域ブロック化でございますが、平成 12 年6月に、美唄市除排雪推進対策庁内プロジェクトを設置いたしまして、平成 14 年度に農村地区並びに市外地区を4ブロック化することとし、平成 15 年から実施したところでございます。その効果といたしまして、除雪作業の迅速化、効率化、均一化が図られたものと考えております。
質問 18番 紫藤政則
一通り、ご答弁いただきました。重ねて、何点かお尋ねをしたいと思います。質問の順番でいきたいと思いますが、除雪の関係ですが、先ほど建設部長、ご答弁いただきました。再質問は市長なさるのかわかりませんけれども、建設部長の顔見て再質問したいと思います。後段の、さまざまな除排雪の検討をして、中心市街地の体制とか、それから、いわば市内のブロック化によることを行って、非常に評価が高いと自己評価をなさったわけですね。一方、これ古い資料ですが、市民の皆さんの最も関心が高くて、そして不満に思っているというのは、私は今も変わらないと思うんですよ。市長も、部長も、タクシー乗ったりなさるといろいろ、運転手さんから苦情聞いたりすることがあると思うんですが、やはり状況がどうなっているか、現状の把握というのは、やはりもっとしっかりしていただきたいなというのが率直な思いです。まだまだ、市の除排雪に対する不満というのは、私は大きいと思います。しかし、その予算の制約等がありますから、すべてに対応できるというような体制を組むのは、これは難しいと思うんです。ただ、やれることは何かと言いますと、例えば交差点の除雪でも、先ほどのご答弁では市内二百数十カ所、これをパトロールして、あわせて委託の時に、その排雪についても具体的な委託条件の中にあるというお話でしたが、それが果たしてしっかりやられているかどうかというような検証をしていかなければならないと思うんです。交差点にこだわりますのはやはり、事故状況の把握というのはなさっていないようですけれども、車乗っておられる方、常に飛び出してくる車を気にしながら運転なさる、子どもがひゅっと出てこないか、こういう部分のきめ細かな対応というのは、やはり市が直接検証する、できあんばいを確認するという、私は姿勢が大事じゃないかと思うんですよ。例えば、苦情の処理体制にしても、最近評判いいですよ、市の職員の苦情に対する、要望に対する対応というのは。いままで悪かったというふうに聞こえるかも知れませんが、最近評判いいです。是非これが、やはり実効性のあるものに持っていくためにもう一工夫、一汗かいていただけないでしょうか。検討課題の問題でも、やはりその排雪の箇所をふやしていこうとか、それからいま、実際私、指摘しましたけれども、個人そして地域で民間の業者さん、重機を持っている業者さんと契約してやっていますよ、それは、玄関前除雪もありますけれど、やはり道路除雪が、いわばアバウトすぎて、そしてその町内の中の市道なりの、いわば車が交差できないような状況になっていて、それを排雪をするということで契約なさっている方もいるんですよ。雪には色ついていませんから、どこの雪だというふうにわかりませんけれども、そういった状況もあるんです。ですから、私は、先ほど言いました個人対、地域対業者との除排雪の状況についても、まず行政として把握しなければならないと、これ業界の皆さん、建設業協会にお願いしたらすぐわかると思いますよ。そして、それがやはり、ああ、こうやっているんだから進んでいるなというふうになってくると思うんですよ。そして、その人方が自ら、雪捨て場の場所を確保してやっておられるというふうに思います。この辺の状況も把握されて、そして最も、60%超える不満度ですから、これをやれば、非常に選挙に強い首長になると思いますよ。岩見沢はこれで大変なことになったんですから。是非ひとつ、そんなことで今後、交差点除雪を中心にした、排雪を中心にした対応を、力を入れていただきたいと思うんです。また来年のこの時期、まだ私議席ありますから、お尋ねしますけれども、是非前進したような内容で質問できるように、期待をしております。ひとつ、どなたでも結構ですが、ご答弁をいただきたいと思います。それから、買い物環境の問題ですけれども、最初のご答弁で、これはその企業なり、お店なりの経営方針、こういったものに行政というのは立ち入れないということです、それはおっしゃるとおりだと思いますよ。ただ、よく考えますと、農協というのは公共的団体ですね、公益性の高いものでありますし、この農協が進出することによって、既存の個店が撤退をしたという部分もありまして、やはり市として、快適な住環境を保障していくと、その地域を売りにしていくとなったときに買い物環境がどうだということになると、快適な住環境を確保して、さあ皆さんお住まいくださいとこうはならないわけであります。特に、あのゆたかニュータウンというのは画期的な地域ですよ。デイサービスを備えて、地域福祉もやろうと、新たな団地の形成です、いままでなかった取り組みなんです。労災病院も近い、焼き鳥屋さん、飲み屋さんもできた。しかし、お年寄りが身近に暮らすために必要な買い物環境というのは、これは企業の問題で、農協の問題だから私は知らないよということには私はならないと思うんです。是非、市としてのコミュニティづくり、まちづくりとこんな視点でお考えいただきたいこととあわせまして、この問題を契機にして、やはり自分たちのための店なんだと、自分たちが、消費者が守らなければなくなるんだと。今回、この共練の農協店の取り組みでも、ご町内の方一生懸命取り組まれまして、団地にお住まいの皆さんにアンケートをとったんですよ。アンケートの回収率も高うございました。あそこは 430 戸ですが、370 を超える皆さんにお配りして、回収率が 60%を超えました。傾向を見ますと、涙ぐましいような調査結果が出ていますよ。農協が残ってくれるのであれば、もっと買い物しますというんですよ。自分たちで支えようという機運が出ているんです。この気持ちというのは、この商店の小売業、もともと個店として地域に根ざして営業している、そういう個店に対しての消費者がそういう意識になれば、私たちが支える店なんだと、是非この問題を契機にして、よく言われています域内域消アイラブ美唄、地元で物を買おうよと、こういうことにつなげるきっかけにしていただけないだろうかというふうに思うんです。極めて抽象的・観念的な指摘ですけれども、この辺ですね、具体的な事例としてある共練店についての、市長としてのお取り組みとあわせて、全体の、美唄の商店は消費者市民が守るという気持ちにつなげるような、そういうものになっていただけるようなきっかけにしていただけないだろうかということについて、ご答弁をいただきたいと思います。それから、ごみの問題ですが、ごみの問題ですね、これ、私は、ごみ処理基本計画についての内容について、ご紹介する必要もないんですけれども、改めて何が書かれているか読んでお話をしました。一方、この自立推進計画ですね、自立推進計画は、これは昨年の2月ですね、1年経過しましたけれども、これはアクションシートと称しまして、このごみに関する考え方が整理されていますよ。いずれも平成 18 年度実施ということで、18年度実施ですよ、実施で、事業系ごみの手数料の見直しです、それと、家庭ごみ処理に伴う手数料の有料化ということでうたっているんです。実施です。10 月ぐらいからやりたいという、そういう時期もあったんではないかと私は思っています。後期計画ですね、後期計画は、ついこの間いただきました。これでは、施策と今後の課題として、ごみの減量化と適正処理という項目の中に、家庭ごみの有料化の検討となっています。昨年の2月に立ち上げた推進計画では、実施です。これは、後期計画中だから、22 年まで検討するという内容なんですよ。整合性が取れていない、1つは。市民の皆さんのご負担に伴うことですから、やれやれという視点で聞かれては困るんですけれども、計画の整合性がとれていない。ことしの市政執行方針、更に検討でしょう。これでいくと、平成 18 年、2006 年度中は、これは検討期間なんだなというふうに思ってしまうんですけれども、その辺ちょっと整理してくれませんか。それと、これですね、いま審議会に諮問をして議論いただいているというお話です。諮問というのは、長が、減量化に向けてこういう考え方で進みたいと、諮問の案があって、でそれを受けて答申でしょう。いわば限定された範囲だと思うんですよね。そこで、その段階で市長として、市長としてこのごみの処理についての考え方がしっかり持っていなければならないということではないでしょうか。すでに諮問をされているようですけれども。その時点で、少なくともタイムスケジュール、考え方の基本、課題、こういったものを整理していなきゃならない。せっかく、こうやって時間をかけて基本計画をつくったわけですよ、これは、法律で定めなければならないということでつくったんです。循環何とか何とか法律というやつですね、つくったんですけれども。私はやはり、この計画というのが、計画をつくることが目的化されてしまっているんでないかと思うんです。計画書は実行するためにつくるんですよね。ここ数年間のごみ処理、減量化にかかわる予算・決算を見ましても、進もうとするような施策がない。予算上明らかでない。新しい最終処分場をつくるために、大変関係職員の皆さん方、ご努力されて、時間も割いて、大変だったと思いますよ。市民の説明会も開かなきゃならない。地権者とも何回も議論して、そして、ようやく本年度中に、来年度中にですね、できるようなめどがついたとこういう状況ですから、あれもこれもというのはできないんでしょう、できないんでしょうけれども、一つひとつクリアしていかなければこの掲げるごみの減量化、そして適正な、いわば市民の皆さんの負担についての結論と方向は出ないような気がしてならないんですよ。それで、いま言われたように、明確に方針を明示するということと合わせまして、実情、実態の把握というものも、私はしっかりできているのか極めて疑問です。といいますのは、有料化議論をやるにしましても、いま現在の一般廃棄物ですね、家庭系のごみと事業系のごみと、これは、事業系は、基本的には事業者が自己責任で処理しなければならないという法律の基本がありますけれども、廃棄物の処理計画は事業系も含めて、産廃以外の事業系も含めて計画に盛らなければならないというふうにルールでなっているから、それでそういう位置付けであるんです。市町村の処理をするという位置付けである。しかし、考え方の基本は、事業主の皆さんが自己責任で処理をするという法律の趣旨である。しかし、収集は、事業系も家庭系も一緒に収集してしまっているんですよ。だから美唄は、平成 13 年のこのごみ処理基本計画のデータによりますと、市民1人1日平均 1,234 グラム処理しているというデータがあるんです、1,234 グラム。1、2、3、4だから、覚えやすくて覚えているんですけれどね。そして、これは家庭系も事業系も入っているやつでないでしょうかね。一方、これからコスト議論するときに、どの家庭系がどのくらいウエートを占めているか、最終処分場にどういっているんだろうか、こういうものの分析がなされなければ、家庭系のごみの有料化を図るにしても、コストという面から見ると計算できるんでしょうか、これらを審議会の皆さんに審議して、答申してくださいと言っても無理じゃないでしょうか。行政側がしっかり組み立てて、日野市でやったように、名古屋でやったように、この有料化に入る前に 50 世帯、家庭の奥さんにお願いして、2週間、毎日出てくるごみをはかりではかって、生ごみが何グラム、それから再生利用されるペットボトルは何グラム、粗大ごみは何グラム、2週間のデータをとって、そして家庭系から出る、いわば一般廃棄物は500 グラム程度だとかそういうデータをとったんですよ、自らお願いをして。有料化議論に入るときは、そういった基礎データをしっかり把握をするというふうにしなければ、私はならないと思いますよ。どうやって積み上げるのかわかんない。恐らく、考えておられるのは、深川でやったのが袋1枚 40 リットルですか、で例えば70 円とか 80 円だからそれに倣おうかとか、それからねトータルとしてのごみ処理経費の何パーセントぐらいをめどにしようかとかというような、そういうアバウトな積算にしかならないと思いますよ。そして、そういったモニターリング調査等をして、組成分析をして、一緒になってごみ問題を考えてもらう、家庭から考えてもらう、行政情報もしっかり出してですよ、そういう手順・手続きを踏んでいかなければならない。全世帯にかかわる問題なんですから。そして、先ほどお聞きしましたように、膨大な財政支出が伴わなければならない、これからもさらにふえる。20 億の借金返すわけでしょう、どうしても、ご負担をお願いしなければならないということを明確に、市長が打ち出さなければだめですよ。財政事情、それからごみの処理の状況、コストの問題。私は、担当の職員の皆さん方悩まれているというふうに思いますよ、やりたくてもできない環境があるのかもしれない。やはり、フレームを示す、方針を示す、作業手順を明確にしていく、こういうことを、市長、是非リーダーシップをとっておやりいただけないでしょうか。ご答弁をお願いしたいと思います。あと、まちづくり基本条例ですが、先ほど神原先生の本を引っ張り出しまして、お話しました。これですね、いま、例えば庁内の検討委員会、市民の皆さんとのご協議をしている、そして 18 年度中というこれも、いわば目標設定している、作成までの。市長、丸投げなさらないでほしいんです。このことは、美唄のこれからの行政運営、そして、何度も私申し上げますように、それぞれのまちづくりの主体であります市民の皆さん市長、私ども議員、そして職員ですよ、ここが、この新しいルールを共有していくということが、最も大事なんですよ。そのためにはどうするかと言いますと、家建てるのでも同じなんですけれども、いきなり間取りに入らないと思うんですよ。どういう家を建てようか、骨はどうしようか、こういった図面づくり始めるんではないでしょうか。市長が、その図面づくりをしなければいけない。例えば、住民投票条例制度1つとっても、住民投票条例制度を設けるという仕組みで、市民の市政に参加というものを保障していくという、設けるのか、設けることができるか違い。市長は是非、住民投票制度設けようというのであれば、設けることができるということを主張しなければならないはずなんです。そういう意味で、このまちづくり基本条例、私は大いに期待しています。議会との議論も繰り返して申し上げませんけれども、議会との協議が必要ですよ、自ら検討するのではなくて、協議が必要だと思いますよ。しっかりとした組み立てを行って、そして全体が共有できるようなものにするために、拙速は避けていただきたい。まだオピニオンリーダーの部類に入るんですから。私は 30 と言ったけれども、1年余りで 50 ぐらいにふえている。インターネットというのはいいものですね、全国で 50 だと。しかし、千八百何がしの自治体の中での 50 ですから。極めてまだ取り組んでいる自治体というのは少ないわけです。そういう意味からしましても、いま申し上げました手順・手続きを組んで、そして、胸張れる条例を是非つくっていただけるように、そして、議会の役割もあわせてひとつ同時並行で議論できるように、市長の指導性をひとつ持っていただきたい。お考えをお聞かせいただきたいと思います。財政問題ですが、いろいろお聞かせいただきました。もうからからです。この予算終わりましたら、やりくりできるものがまったくなし。そして、実質的には、4億を超える赤字含み。一方で、先ほどのご答弁では、特別交付税が2億というのが、これは見すぎだと。これはちょっと無理だけれどもという言い方をされました。市の職員については予算後に労使で協議をして一時金の削減について合意されたから、その分で浮く要素がある。財産の売り払い収入ですね。しかし、一方、特定目的基金の長期にわたる繰替運用、これはまさにやりくりですよ。この他にあるでしょう、借換債による3億円浮かしたやつあるでしょう。これだってやむにやまれずやったんです。もうね、美唄市の財政で何も出てこない、もうやりくりの限界にきているということが、先ほどのご答弁で明らかになったわけなんですよ。で、そこで何をするかと言いますと、この状況を市民の皆さんに知っていただくということですよ。まちづくり基本条例でもポイントなんです、それが。しっかりとした情報の開示、共有。これは、これ 2004 年度の交付税ショックと、2004 年ショックと言われているやつです。三位一体改革でどんときた。美唄で4億2千万円からの不足を来したときですよ、そのときの市政執行方針を読まれたらいいと思いますよ。収支不足の対応をきちっと書いているんですよ、市政執行方針に。市長お変わりになってから、これ2回目の市政執行方針ですけれども、触れられていない。これは、美唄の現状を、財政の事情をしっかり発信して受けとめていただくという姿勢に、私はかけていると思う。2004 年、2005 年、2006 年とこの比較ですけれどね、私は率直にあれを見てそう思いました。それとですね、先ほどのごみの有料化もそうですけれども、辛い提示ですよ。苦い提示ですよ。南美唄に福祉会館つくるので調査費入れます。道の駅で調査費入れます。これは期待感ある、生き生きになるかもしれない。しかし、足元を見たらそんな状況ではないはずなんです。私の考えというのは、あなた考えすぎですよというふうに言っていただけるんでしたら言っていただいていいんですけれど。だから、この間も申し上げましたけれども、収支見通し、今後の収支見通し、根本から見直していただきたい、そのことが1つ。それと、先ほど言った市民に財政情報をしっかりと開示をして、実態を知っていただくという立場からもわかりやすい予算に、わかりやすい決算に、そして連結財務諸表の作成、三セク等のいわば問題、土地開発公社等の塩漬け土地等の問題。フローで、ストックで、確認できるようなものも準備をいただくと、そのことがいま大変大切だと思いますよ。このわかりやすい予算では、私もすぐ見てわかりました。工夫をいただいて前進をしたと思います。人件費を、各目ごとに、人件費がどれだけかかっているかということをカッコ書きで表示をした。さらに、内訳も明示をするようになった。これは前進だと思います。ただ、私が求めていますのは、事業単位で、施策単位で、どういう内容で財源構成がどうかと、それが決算につなげて、決算でチェックできるようなそういうものにしていただきたいということなんです。1歩前進、2歩後退にならないように、さらにひとつ工夫をしていただきたい、これについてのお考えをお示しいただきたいと思います。病院の問題。最後になりますけれども、4億円の計画と、それから実績との乖離が出た、業務予定量についても半分以上のその予定料のダウンだと、これは計画ではない、もうすでに計画は破綻しているわけです。ですから、国に出す計画は計画としても、具体的に実効性のある病院の再建計画を打ち立てなければならないでしょう。もう、この計画で乖離が出たというのはやめにして、実態に合うものに、実効性の伴う独自の財政、美唄病院の健全化計画を打ち立てるべきだと思います。そのことが1つ。それと、団体の指定継続がならなければ、廃院勧告にも等しいということは、私は昨年も申し上げた。何とか 17 年は指定継続がなった、市長もご努力された、副知事さんまでお会いになってそのことを要請された。しかし、いわば事務的にはとてもじゃないけれども継続なんかできる状況じゃない、綱渡りの指定継続がまた始まるわけです。それでですね、それにあたって、市長、病院の火、消さんということをここで言明していただきたいです。親亀こけるぐらいの気持ちで、病院の火は消さない、このことを言明していただきたいと思います。それぞれご答弁をお願いします。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
紫藤議員の質問に、順次お答えします。最初に、冬期間の除排雪対策についてでありますが、交差点の排雪につきましては、植樹帯等があり難しい実情がありますものの、今後も車両や歩行者の安全を守るため、業者との連携を密にし、交差点の見通し確保に努めてまいりたいと考えております。交通事故との関連につきましては、今後、地元の警察などと連携を図りながら協議してまいりたいと考えています。雪国に住む私どもにとりまして、除排雪対策というのは重要な課題でありますので、今後とも、十分意を用いてまいりたいと考えております。次に、消費者意識の啓発等でございますけども、近隣の大型店やスーパーなどの出店によりまして、今後ますます地域間競争が激しくなり、商業者にとっても厳しい環境が予想されます。このため、いろんな店舗の閉鎖等が起こっているわけでございますけれども、市としましては、地元愛用運動として、これは商工会議所でございますけれども、美唄商品券の取り組みや、イベントにおける地元産品の展示販売などを通して、市民への普及・啓発に努めてきたところであります。今後におきましても、地元の消費促進が図られるよう、市民意識の高揚に努めてまいりたいと考えております。また、今回の、JAびばいの共練店の閉鎖につきましては、市としても存続に向けた要請を早急に行ってまいりたいと、このように考えているところでございます。次に、ごみ処理の基本計画についてでありますが、排出抑制・再資源化に対する取り組みとして、市民の皆様や事業所の方々に対し、マイバックの持参やレジ袋の使用自粛について、積極的にPRしていくとともに、減量・リサイクル活動に取り組んでいる各団体等の紹介や、段ボールを使用した生ごみの堆肥化の状況など、個々に実践されているさまざまなごみの減量化への取り組みを広く市民に周知し、ごみ減量に対する意識啓発に努め、減量化を促進してまいりたいと考えております。また、家庭ごみの処理コストの生ごみなどの現状についてでありますが、生ごみの量につきましては、ごみの組成分析により、ごみ全体量に占める生ごみや紙類などの割合や重量を推計しており、年間のごみ処理量や処理経費等につきまして、「廃棄物減量等推進審議会」に資料として提示し、審議での参考にしていただいております。こうした収集・運搬も含めたごみ処理に要するコストに対し、有料化の実施による住民負担額は、処理に要する経費の約 25%程度に設定する自治体が多いことから、先進自治体の状況などを参考にしながら、十分検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、有料化を実施するためのさまざまな課題整理や減量化施策を検討し、市民の皆様のご理解をいただいて実施してまいりたいと考えております。有料化の実施時期等でございますけれども、現在も審議会でご審議いただいているところでありますが、私としては、平成 19 年度をめどに進めてまいりたいと考えております。次に、自治基本条例についてでありますが、検討にあたりましては、まちづくりの基本理念を定めることにより、他の条例や計画等の策定指針となる基本条例としての性格を持つとともに、市民の皆さんの権利等を明確にし、市の組織・運営に関する基本的事項を定めるなど、まちづくりに必要な基本原則を網羅する総合条例としての性格をあわせ持つものを基本に進めております。これからのまちづくりにおいて、市民の皆さんと情報を共有し信頼関係を深めながら、市民の皆さんが主体的に活動できるよう、情報の積極的な提供とともに、重要な政策を決定する過程において、住民が参加できる仕組みを保障することは必要な要素と考えております。この自治基本条例は、これからのまちづくりにとりまして大切な条例でありますので、議会とも協議するとともに、私としても積極的に、なおかつ慎重に検討してまいりたいと考えております。次に、財形推計等の問題でございますけども、平成 18 年度予算を基準に一定の見直しを行ったところであります。今後につきましては、国の構造改革や中央改革の見通しが不透明ではありますが、本市を取り巻く厳しい財政環境を踏まえ、持続可能な自治体経営基盤の強化を図るため、自立推進計画を着実に推進するとともに、施策や事務事業の抜本的な再構築の検討などを進めながら、財政推計の抜本的な見直しについても検討してまいりたいと考えております。次に、わかりやすい財政情報の取り組みについてでありますが、市民参加による協働のまちづくりを進める上で、情報提供の充実・強化は極めて重要でありますので、予算書・決算書を含めた財政情報の提供についても、さらに工夫を加えながら改善に向けて検討してまいりたいとこのように考えているところでございます。次に、病院の経営健全化についてでありますが、第5次経営健全化計画は、計画策定時の医師数を確保しつつ、更に循環器内科や眼科の常勤医を確保し、収益の確保と費用の縮減を柱に、不良債務の解消を図る計画となっております。しかし、策定後、特に平成 16 年度以降は、医師の臨床研修制度の実施等に伴う医師確保の困難性や、診療報酬の引き下げ改定など、医療を取り巻く環境が大きく変化したことなどから、不良債務の解消については計画の達成が難しい状況となっております。このことから、健全化計画との乖離が生じるものの、その年度の実行予算計画となる予算については、病院の各診療科、医師から出された予定業務量を基本とし、収益の確保と支出の縮減を考慮しつつ、可能な限り不良債務の解消を図るべく予算編成を行っているところであります。市立病院は極めて厳しい経営状況にありますが、これまでも中核病院として市民の健康保持を担ってきたところであり、今後もその使命を果たすためにさまざまな課題に全力で取り組み、地域医療の核に向けて最大限の努力をしてまいりたいと考えているところでございます。
質問 18番 紫藤政則
2点ですね、重ねてお尋ねをしたいと思いますが、ごみですね。いま、市長から 19 年度をめどとするということが言われました。後段の議論の中でも、自立推進計画との整合性というものを出しましたけれども、計画だから計画通りいかないことなんか当然ある、しかし、この計画についての考え方なんですけれども、この計画が変わりましたというのは、例えばどういう形で我々が承知できるか、こういう、市民の皆さんにお示ししたこういうものが変わったというのは、どういう形で情報をお届けするんでしょうか。計画が変わるということを否定してはいないんですよ、変ることはあるんです。ただ、その際、生きた計画にするためには当然、1年ごととの見直しをするとか、ローリングかけるとかあるんでしょうけれども、そういった手だていうのはどう講じるおつもりでしょうか。これはですね、いまごみの問題でお話しましたが、後期計画の、例えば進行管理ということも同様なんですけれども、それは執行側の皆さんおやりになることでわれわれ関係ない、市民の皆さんも関係ないということでしょうか。この辺の考え方の差異というのは私、極めて大事だと思うんですけれどね。まちづくり基本条例についても、その辺の押さえがなければ機能しませんよ。ここ、どのようにお考えでしょうか。19 年をめどにということを私はだめだと言うつもりはないです。それに向けてやらなければならないことがあると思います。いま、計画変更についての物の考え方。それと、さまざまなごみ処理の減量化に向けて、さまざまな施策を講じるわけなんですけれど、お金かかるんですよ、これ。例えば、分別の強化にしてもそう、それから買い物袋ですか、それからコンポスト、家庭で処理するものの充実にしてもそうですけれども、これは、いわば有料化で財源が浮くということと同時並行でおやりになるということでしょうか。毎年ないんです、そういう対策。ないからそういうことなんでしょうけれども、その2つですね、ごみの対応については、教えてください。それ以上聞きませんから。それから、まちづくり基本条例、自治基本条例ですが、いま、力強いお話がありました。やはり、理念とか憲章条例的なものでないということはわかりました。本当の意味での情報の共有と参加のまちづくりをめざす、こういったものにしていこうと、そのために制度をつくっていこうと、原則を明らかにしていこうということで、私の思いと共有できたんです。これからの進め方なんですけれども、課題整理と、それから、先ほどありましたけれども、それぞれ職員なり市民のグループの皆さん方、ご苦労されてやっているようでございます。是非、元気で目が輝くような作業につながるようにお願いしたいと思うんですが、まず最初にやらなければならないことですね、先ほどフレームの話をしました、市長がめざす1つのものを明らかにするということ。それと、現状の美唄のさまざまな行財政運営のルール、これどうなっているかということを、まず洗い出さなければだめですよ。これをスタートにしてくださいよ、もうおやりになっているのかもしれませんけれども。現行制度の点検というやつです。これは、絶対欠かせられない作業で、基礎作業です。いまある制度が活用できるのか、修正が必要なのか、いらないのか、新たにつくらなければならないのか、現行制度を洗いざらいしなければだめですけれどもね。それやっていらっしゃいますか。作業をやっていれば、余計な心配でしたが。例えば、私どもの議会に市議会議員政治倫理条例というのがあります。これはですね、例えば、公正そして信頼される1つの公職者、こういう立場での位置付けとすれば、これレベルの高いものだと思います。活用できる。ですね。それから、個人情報保護条例、情報公開条例、行政手続き条例、これらもレベルが高い、そのまま使えると。新設は、住民投票条例、市民投票条例、創設。これはつくっていかなければならない。まちづくりの後期計画の策定にあたってのプロセスの明示、これもルールに入れなければならない。こういったもののいまの現状をしっかり早く把握する作業、現行制度の点検作業というものをおやりいただいて進めていただくように、その辺の現状ちょっと教えていただいて、その通りやっています、心配するなということでしたらそういうご答弁をいただきたいと思いますし、私の発言は、どんな答弁がありましても以上で終わりますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
答弁 市長 桜井道夫(市長は2010年6月まで)
紫藤議員の質問に、順次お答えさせていただきます。最初に、自立推進計画と、いろんな計画が変更になった時点でどのような形で市民にお知らせするかというそういう部分でございますけれども、私どもいろいろな計画につきましては、事務事業評価システムを行っておりまして、これによりまして、その進行管理に努めているところでございますけれども、この結果につきましては、市のホームページ等でお知らせはしておりますものの、これは利用者が限られるということがございますんで、これについては、周知方法をもう少し広がるような方向を検討してまいりたいと考えております。それから、ごみの減量化の問題でございますけれども、具体的な施策等がないという部分でございますけれども、やはり大事なのは市民とか事業者の意識の高まりというものでございまして、先ほど私が言いましたように、段ボール箱でのごみの堆肥化とかマイバックということで、自分のかばんを持っていって買い物をすると、こういう地道な取り組みがこれからの減量化につながるという部分でございまして、予算化はしていないものの、このような取り組みを更に努めてまいりたいと思っております。それから、最後の、自治基本条例でございますけれども、これにつきましてはいま、骨組みを立てているところでございまして、いろんな意見を聞いているところでございますけれども、すべての計画条例等の策定のその指針となるそういう基本条例としてのこの自治基本条例でございますので、これの骨組みを済ませてから各さまざまな条例との関連について検討してまいりたいと。いまはいろんな条例ありますので、それらとの関連性を、より整合性を持つように取り組みを進めてまいりたいとこのように考えているところでございます。