足寄町議会 令和4年第1回定例会 2022年3月15日
畜産の振興について
2022年3月15日、足寄町議会の一般質問で、川上修一議員が「畜産の振興について」質問し、町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣が答弁しました。
- 質問者
- 川上修一 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、経済課長 加藤勝廣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 川上修一
議長のお許しを頂きましたので、通告書に従いまして一般質問を行います。件名は、畜産の振興について。新型コロナウイルス感染症の影響による需要減で、学校給食が休みになる年度末に生乳廃棄のおそれが強まっています。加えて、飼料・燃料等の費用が高騰し、酪農は極めて厳しい状況に置かれています。中山間地が多い足寄町農業において、酪農は特に重要な役割を担っており、今まで以上にしっかり振興を図っていく必要があると考えます。そこで、以下の点について質問します。1、足寄町酪農の実態は10年前と比べ、どうなっているのか。(戸数・総飼養頭数・総乳量・一戸当たりの飼養頭数や草地面積)2、生乳の消費拡大について、町は対策を講じる予定があるか。3、今まで行ってきた振興策(担い手対策・畜産振興資金・大規模草地育成牧場など)の効果検証と今後の取組について。以上であります。
答弁 町長 渡辺俊一
川上議員の畜産の振興についての一般質問にお答えいたします。1点目の足寄町酪農の実態は10年前と比べ、どうなっているのかについてですが、平成22年と令和2年の比較となりますが、平成22年足寄町の酪農家戸数は95戸、総飼養頭数は9,084頭、総乳量は4万5,601トン、一戸当たりの飼養頭数は約96頭、一戸当たりの草地面積は約49ヘクタールとなり、令和2年の酪農家戸数は81戸、総飼養頭数は8,770頭、総乳量は4万3,278トン、一戸当たりの飼養頭数は約108頭、一戸当たりの草地面積は約58ヘクタールとなっております。2点目の生乳の消費拡大について、町は対策を講じる予定があるかとの質問ですが、現在、農協とどういった対策がより効果的であるかなど協議をしている最中であり、本年4月以降に生乳の消費拡大に向けた酪農振興の支援を農協と連携して行う予定でございます。3点目の今まで行ってきた振興策の効果検証と今後の取組についてですが、担い手対策については、農業後継者に対する足寄町農業後継者就農育成資金、通称、いきいき農業夢資金では、平成11年度以降58名の農業経営を継承する農家子弟に、高度な知識や技術を取得し経営能力の向上を図るための資金を貸付けしており、地域農業の中核的な担い手として、農業の発展に資することを目的に農業用機械、資材等を導入し、作業の効率化、経営の安定化が図られてきたものと考えております。近年、後継者不足から貸付けは減少してきておりますが、今後も継続してまいります。次に、新規就農者支援でありますが、新規就農者対策については、平成13年度以降これまで21組が新規に就農され、令和5年1月にはさらに5名の就農を予定しており、高齢化による農家戸数の減少が続く中、地域の活性化の一翼を担っており、今後においても継続して国の支援策等も活用しながら進めてまいります。畜産振興資金につきましては、町内畜産農家の経営の安定と向上に資するため、優良家畜の導入や規模拡大及び新規就農における優良牛の導入、さらに家畜伝染病発生による防疫対策に係る施設整備や経営の回復を図るための家畜導入の支援などを行っており、平成29年度には3,000万円から1億円に増額し、近年の多様化する畜産情勢の変化に対応するために支援の拡大を含めた経営安定と向上が図られており、町内畜産振興において一定以上の効果があったものと考え、今後も継続して実施する予定です。次に大規模草地育成牧場についてですが、平成18年から指定管理者として農協が大規模草地育成牧場の管理運営を行っておりますが、受託家畜頭数も年々増加し、放牧期及び冬期舎飼い期においても計画を上回る実績となっており、農業者の負担軽減につながっているところと考えていますが、一方で施設の老朽化による管理の難しさもあり、農協からは施設の更新等の要望も受けていることから、道営事業の新規採択に向け、北海道と協議を進めているところでございます。今後におきましても、畜産振興だけでなく農業者への支援等につきまして、農協と一層の連携を図ってまいります。以上、川上議員の一般質問に対する答弁とさせていただきますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。
答弁 町長 渡辺俊一
大変申し訳ありません。今の答弁の中で、新規就農者、令和5年1月にさらに5名ということでお話しさせていただきましたけれども、3名の間違いでございます。大変申し訳ございません。訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。
質問 8番 川上修一
まず、1点目の質問の酪農の実態についてでございます。10年前と比べて戸数で14戸減ったと。それで、1戸当たりの飼養頭数はやっぱり10頭以上増えてますね、これね。そして、草地面積も10町以上増えているということで、やはり少なからず離農された、そしてそれを地域の酪農家が吸収して規模拡大が進んでいるのだろうなと。規模拡大が進むということは、機械が大きくなって効率はよくなったとはいえ、やはり畜産農家1戸当たりの仕事の量というのは少なからず増えているのではないのかなと推察しているところであります。それで、戸数も含めた実態については把握したのですけれども、最近、私一般質問の冒頭で述べましたように、非常に酪農の置かれている状況が厳しいと。その厳しい状況について、町としては具体的にどのように厳しさを受け止めているといいますか、そういったことを、把握していることをお聞きしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
今、川上議員からもお話ございましたけれども、酪農の厳しさというところでございますけれども、これまでは比較的酪農はいいというように言われておりましたけれども、乳量が少しでも拡大しながら搾ってきているという状況で、これまでは比較的酪農は堅調だなというふうに思っていたところであります。しかし、ここに来て、先ほどのお話ありましたように、生乳の、何というのかな、需要と供給のバランスだとか、そういったものなどもあったり、それからここに来て、燃料の高騰ですとか、それから飼料が高くなってきているですとか、そういう厳しさがどんどん出てきているという状況であります。先ほど決議などもされていますけれども、こうした戦争だとかというのが起きることによって、さらにこの厳しさというのは増してくるものだろうというふうに思っています。ですから、それぞれ飼料が高くなってきている。それから、燃料等、原油等の価格もどんどんこれからもしかしたら高くなってくるかもしれない。そういったことが、これからもさらに起きてくる可能性が十分にあるのではないかというように考えているところでありまして、言われているように、酪農に限らないのかもしれません。全般的な、作業全般にも言えることなのかもしれませんけれども、厳しさはさらに増してくる可能性はあるのかなというように思っているところであります。以上でございます。
質問 8番 川上修一
何でそんな分かっているようなことを聞くのかと思われているのかもしれないのですけれども、実は私も全く町長のおっしゃったとおり思っておりまして、2月に農民同盟で確定申告のお手伝いをしているのですよね。私も今までの相談員をやっていたという経緯から、今年も何軒かお手伝いさせてもらった。その場所で、酪農家さんがお見えになったときに、牛乳余って大変だと聞いているのですけれども、実態どうなのという感じでお聞きすると、私が思っていた以上に経営を取り巻く環境が厳しい。町長が今おっしゃったように、経費が上がっているというのもあるのですけれども、牛乳がまず搾れないというのが一番の要点なのであります。普通、今まで牛乳は北海道にホクレンがありまして、組合長などで酪対という組織をつくっているのですけれども、生産目標というのを決定しておりまして、今まではずっと年3%増ぐらいの生産目標設定して伸びてきました。順調に伸びてきたのですけれども、町長おっしゃったように、コロナの影響等々で需給バランスが崩れたと。それで、令和3年においては、生乳が余った部分を加工して、メーカーに加工してもらって、何とか生乳廃棄しないようにやってきたのですけれども、その乳製品の加工も在庫がもういっぱいいっぱいになってしまって、もうお菓子や何かも売れないですから、やっぱり脱脂粉乳とかバターとか消費されていきませんよね。そういったことで、今年度に限っては、その生産目標というかは1%増。この1%というのはこれ新規就農者枠なのだそうであります。要するに、今まで搾っていた酪農家さんは、前年度並みまでしか搾れないわけではないのですけれども、抑えてください、搾らないように協力してくださいということになっているそうであります。そんなことで、その経費が上がって所得が減った分を牛乳搾ってカバーすることができない。よって、ちょっと本当にびっくりしたのですけれども、私が見ている中で、しっかりした考えをお持ちで経営状態も堅実なのだろうなと。人の経営の中身は全部は分からないのですけれども、それでも確定申告のお手伝いしてやってますので何となく分かるのですね。そういった方でも、実は営農計画が成り立たないのだと。正直びっくりしました。まさかね、あなたが成り立たないわけないでしょうといったら、いやいやそんなことないのだと。それでびっくりしたものですから、今回この畜産の振興、主に酪農なのですけれども、これを一般質問してみようと、そういうことに私思ったわけなのですけれども、そのぐらい厳しいのだと。それで、その後も何軒かいらっしゃったのですけれども、やっぱりお聞きすると、営農計画、単年度ですよ、単年度では成り立たないのだと。そのぐらいひどい厳しい状況であります。そのことを、私としては議場にいる町長はじめ議員さんにも御理解していただきたくて、今のような質問をさせていただきました。それで、次の2番目の再質問に移っていきたいのですけれども、それだけ厳しい状況だから、やはり生乳の消費拡大、これは当然足寄町も基幹産業でありますから、取り組んでいただけるものと私は思っておりました。御答弁にも、農協と今協議中であると。4月でしたか、何と書いてあったかな、4月以降という表現で消費拡大に向けて取り組みたいということなのでありますけれども、私からしますと、今の状況を考えると、これでは遅いのではないかと思うのですよ。3月の春休み中、給食で牛乳が使われないから廃棄のおそれがあるのですよと、もう再三新聞ですとかニュースなどで流れていると思うのです。それで、厳しい言い方になりますけれども、ほかの町村はもう既に取り組んでいると、このことは。ちょっと足寄町としては、私は取組が遅いのではないかなと、残念だなという思いをしております。今の御答弁の中では検討中とあるのですけれども、早急に農協と協議しながら何とか少しでも早いように、春休み中に対策を打つということは不可能なのでしょうかね。その点、お聞きしたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
この牛乳の消費拡大、そして年末年始にも生乳のもしかすると廃棄があるかもしれないですとか、そんなこともございましたし、その時点でも3月4月、春休みになったときに、学校給食がなくなったときにまた生乳がもしかすると余るかもしれない、廃棄だとかということが起きるかもしれないというようなお話もずっと、きっと皆さん新聞だとかテレビだとか、そういったものでも御承知のことかなというように思っております。私もそのことは十分承知をしているところであります。そういったことで、年末にも農協と相談しながら、牛乳の消費拡大をどうするのかということでいろいろ協議をさせていただいて、時間のない中、最終的には年末年始のところで農協さんが独自に取り組みますよというお話になりました。3月4月もやはりそういう報道等もありましたし、もしかすると生乳が余って廃棄だとかということもあるかもしれないというような、そういう報道もありましたので、そのあたりについてもどうなのかなと。本当に町として、そういうことを取り組まなくても大丈夫なのかなというように考えてはいたところであります。ただ、このことについては、やはり生産者の団体である農協さんともやっぱり連携を取りながら、町だけということではなくて農協さんとも連携を取りながらやらなければいけないことなのだなというように思っておりましたので、そのあたりについても協議を進めながら今回に至ったところであります。この3月4月、どうなのかというようなところもありますけれども、農協さんとも相談しながら、取りあえず4月以降の中での取組としようということでお話をさせていただいているところでありまして、協議については年末からこの牛乳の関係については協議を進めているところでありまして、これから協議を進めるとかという話ではなく、協議を進めてきている中で4月以降という結論になったということでございます。御理解いただければというように思います。以上でございます。
質問 8番 川上修一
協議はしているということなのだそうなのですけれども、やはりせっかく対策を打つのであれば、これは効果のある対策を打つべきだと私は思うのですね。それにはまず一つはやっぱり、くどいようですけれども、スピード感であります。4月以降といっても、4月の頭にやるのか、4月の末にやるのかでは随分私はイメージ的に違うのではないかなと、町長、私思うのですね。それで、農協と協議中ということなのですけれども、はっきり決まっていないのでしょうけれども、協議中の内容等についてお聞きするというのは、これは御法度になるのですかね。まだ決まってないのですから、どうなのでしょうかね。聞いてもいいのでしょうかね。では、お聞きします。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
農協との協議の中身なのですけれども、農協との協議の中ではちょっと3月についてはちょっと実施しないということで協議されておりまして、4月以降ですけれども、4月5月と6月と、生乳の量が伸びる時期になりますので、そのときに対策を打つのか、もしくは生産抑制がすぐに終わるということではないと考えていますので、そうなったときにやはりまた長期の休みであれば、夏休みがあったり冬休みがあったりということがございますので、そのところを考えてどこに実施するべきかというのを今後協議していこうということになっております。以上でございます。
質問 8番 川上修一
課長の答弁を聞くと、それもあるのかなと私はちょっと意志が弱いのか思ってしまうのですけれども、でも酪農家さんの気持ちを考えると、やはり一日でも早いうちに足寄町、それから農協と一緒になって、生乳の消費拡大対策を打つのだよ、これをやるのだよということが新聞ですとかに載るということが、私大切なのではないのかなと。それで、何というのですかね、その辺をこれから協議するのですけれども、何とか頑張ってもらって、4月せめて頭ぐらいまで行くという心構えはだめですかね、町長。何かうまく聞けないのですけれども、例えばです、今会期中に追加提案をしていただくとか。それは農協と協議するから難しいのであれば、専決処分とかいう手を取って、私この生乳の消費拡大については議会議員さんの御理解も頂けるのでないかなと思っているものですからね。何とか少しでも早く、そして町民にメリットのあるような方法で取り組んでいただけないかと思うのですけれども、その時期については、町長、いかがでしょうかね。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。本当に時期をということで、時期のことでいけば、やはり私は2月の臨時会か何かのときにやはり補正をして、その中で年度中に実施をするのがやっぱり一番いいのかなというように思ってはいたところでありますが、年度中にやるためには、やっぱり予算も必要ですし、それから一定程度の期間も、実際に牛乳の消費拡大をやるということで、牛乳をそのものを配るのか、もしくは牛乳券を配るのかだとか、いろいろな方法あると思うのですけれども、やるにしても一定程度、これから例えば3月議会で追加議案でということで追加で補正をお願いをしてということになりますと、議会の最後が3月22日でありますから、そうするとそれ以降やるということになりますと、期間的には非常に短くて、その中で牛乳の消費拡大の部分をできれば全町的にやりたいなと思えば、なかなか厳しい状況なのかなというように思っています。ということで、年度内はかなり厳しいのかなというように思っています。4月以降ということになりますと、4月以降ですと、先ほど経済課長のほうからも話ありましたように、いつがいいのかなと。ちょうど4月の始め1週間ぐらいは春休みですから、学校のない、給食のない期間であります。その期間の中で消費を拡大するのかというと、これまたなかなか時間的には厳しいかなというように思っております。そういうことを考えますと、長期的に少し考えながら、今後もコロナがどうなっていくか分かりませんし、その後の需要というのはどうなっていくかは分かりませんけれども、例えば先ほど話あったように、夏休みですとか冬休みですとか、また今後先を見ながらやっていくという、そういった方法もあるのかなというように思っているところであります。現状として、今すぐというのはやはり、この年度末ぎりぎりになってというところでは、その実施というのはなかなか難しいのかなというように考えているところであります。以上でございます。
質問 8番 川上修一
あんまりしつこく言ってウクライナみたいになっても困りますのであれなのですけれども、でも私としてはやっぱり夏休みまで延ばしてしまうと、本当に焦点がぼやけて、消費拡大ということに主眼を置けばそれもあるのかもしれないけれども、そこまで後ろに行ってしまうと、本当にどうなのかなと。もうクエスチョンマークがついてしまうのですね。3月に厳しいのだということは、何回か今やり取りをしましたので、私も理解するのですけれども、可能な限りこれは協議を早く進めていただいて、早く議会に提案していただいて、取り組んでいただきたい。そして、せっかく取り組むのであれば、町民の理解の得られる方法、農協ともうまく協議をしていただいて、そしてなおかつ私は、これは私の個人的意見なのですけれども、牛乳券あたりが一番妥当になるのかなと。牛乳券ですよ、無料券といいますか。そういった券を全世帯にお配りして、牛乳を消費していただく。そしてなおかつ、プレミアム商品券みたいにやっぱり町内の業者さんだけで使えるのですよというように明記していただいて、そうすれば、これから4月になると物価も上がるとかテレビで報道されていますけれども、町民の方の家計の助けにもなりますし、町内のお店の方の少しでも売上げの貢献につながるのではないかと思いますので、その点含めて農協と協議をしていっていただきたい。時期については、くどいようですけれども、なるだけ早くお願いをしたいなと思います。町長、その点どうでしょうか。
答弁 町長 渡辺俊一
お答えをいたします。川上議員の言われるとおり、やはり時期というのはやっぱり、ここでやらなければだめだよという時期というのはやっぱりあるのだと思うのですよね。町が予算も出してやるよというのはやはりそれなりの時期というのはやっぱり、ここが必要だからというところでやるのだろうというように思ってはいるのです。そういった意味で、ちょっと時期を3月4月だとかという、例えば12月1月、3月4月、そういった部分でいくと、やはりそういう時期本当に大変だよというような、12月の部分では回避されましたけれども、生乳がもしかしたら廃棄されるかもしれないというような、そういう時期だからこそやっぱり町として支援するのだよという、そういった部分というのはやはりあるのかなというように思っておりますので、川上議員のおっしゃるようなその時期という、なるべく早くというのは理解はしているつもりであります。ただ、実態として、ではいつやるのかということになると、先ほども言いましたように、3月4月といっても本当に期間のない中でなかなか牛乳券を配付がきちんと全町民に、例えば方法はいろいろありますけれども、できるのかなというところもありますし、それから、ではそこで牛乳券を町民の人たちがもらって、そうしたらすぐにその消費のところに向かっていくのかというところもあるのかなと思っています。結局、券もらってまた時期が実際に使うときはずれてくるとなると、実際に牛乳の生乳が余ってというような時期とちょっとずれてくる可能性もあるのかなというように思っているところでありまして、やり方としてはやっぱりいろいろなやり方考えなければならないのかなと思っているところであります。ですから、当然町だけでやるのではなくて、やっぱり農協さんとも一緒にやりましょうということで考えておりますので、十分に協議をしながら進めていきたいなと考えているところであります。ちょっと川上議員さんのおっしゃられるような時期にできるかどうかというのは、ちょっと今段階では分かりませんけれども、なるだけ言われているように必要な時期にやっぱりきちんとした支援だとか、消費拡大だとか、そういったことができればいいなと考えているところであります。以上でございます。
質問 8番 川上修一
この消費拡大運動の目的というのは、私2つあると思っているのです。一つはやはり牛乳を町内で消費していただいて、そのことによって一つの町では小さい消費なのかもしれないけれども、北海道の市町村が少しずつ消費をしようと取り組むことによって、全体では大きな消費につながるのではないかと、私そう認識しています。そういう消費拡大ということだけに捉えると、町長の今おっしゃる答弁の一体いつが効果的だということも理解できるのですけれども、私はもう一点、これ厳しい環境にある酪農家に対するメッセージですよ。苦しいけれども頑張ってくださいというメッセージ、これ私早く発信するべきだと思う。夏休みまで待ってて、その頃になって牛乳券配りましたといって、酪農家にしたら、「はあ」ですよ、これ。今なのです、今。今ほかの町村も取り組んでいる、足寄町の基幹産業、酪農だからやります、そして農協と一緒になってやるということが私また大事だと思うのです。これは行政だけでやることでないと思います。むしろ農協のほうから率先して行政に働きかけて、こうやってやりたいから行政一緒に頼むぞと、これが私正しい手順でないかなと思っているのであります。そのことは、今協議中でありますから置いておきまして、くどいようですけれども、そういった気持ちをぜひ表すためにも、なるだけ早い時期の実施を望みます。何回もやり取りしましたので、この点については、質問についてはこれで終了といたします。それでは、3番目の点について再質問をさせていただきます。今まで行ってきた振興策の効果、検証と今後の取組ということで、まず担い手の関係で、対策について答弁いただきました。後継者育成資金、いきいき夢資金ということで平成11年度以降、実に58名の方に利用していただいたと。非常に効果があったなと私も思っているし、正直言って我が家も後継者使わせていただきました。本当に助かりました。今後も継続してまいるということで、この後継者資金については1年ぐらい前か、農業の振興で私触れたのですけれども、金額増額していただけないかと。そうしたら、そのときの経済課長の答弁が、農協も原資を出しているので農協と相談しながら、町単独ではできないということで、結論を言いますと金額が変わらないので、なかなかうまくいかなかったのかなというふうに認識しております。ただ、本当にこの資金、いい資金だと思いますので、これからも継続をしていただきたい。次に、新規就農の関係でありますけれども、これまで21組就農されて3組が待機中ということで、これはやっぱり本当に私すごい効果が出ているなと感じております。やっぱり放牧酪農を推進しているということがこの効果につながっているのかなと、私実は思っているのですけれども、この新規就農者のうち放牧酪農されている方というのは何戸ぐらいいらっしゃいますか。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
21組就農されて、放牧酪農は19戸、畑作が1戸と、あと施設型が1戸入っていますので、そういうふうな形になります。以上です。
質問 8番 川上修一
私も見ていて、放牧酪農の方は施設も家も全部引き受けてくれるのですよね。これはありがたいなと思って、見ております。ただ、中に入っている出し手という表現は、何というのかな、要するに譲り渡すほうと、それから譲り受けるほう、これはもう本当にどちらも人生において大きな事業になりますよね。その中に入って仲裁、仲人役というのでしょうか、そうやってやっている方、本当に御苦労されているのだろうなと想像します。何せお金が絡むことですしね。それで、そうやって頑張っている担当の方に敬意を表しますし、これからも継続して新規就農対策を進めていっていただきたいなと思います。地区を見ますと、芽登地区、それから大誉地地区は新規就農の方入ってきて、それによって地域の子供さんも増えて学校ですとか、地域の活気につながっていてうらやましいなと、実は私思っております。ところが、反面私の住んでいる既存農家という表現がいいのかどうか分からないのですけれども、そこは新規就農の人が入ってこれないというか、来ないというか。そして、現在酪農されている方も規模は中程度で、経営も堅実にされているのですけれども、本人に話聞くと、もう酪農は自分の代で終わりでいいのだと。男の子いるのですけれども、何でと聞くと、施設、牛舎ですか、それを建てるとなるともう黙って1億円かかってしまうと。1施設だけでね。それに牛を入れるとなると、もうとんでもない投資になるのだと。今ある牛舎が使えるうち搾って、聞いたら50代のばりばりの方、三、四人に聞いたのですけれども、皆さん息子が継ぎたいということになれば考えるけれども、自分からとは思わないのだと、こういうことなのであります。それを考えますと、もう15年、20年後、恐らく年金もらえるような、その方が年金もらえるような年になったら、本当にやめてしまうのかなと考えたら、とんでもない土地がぼんと地域に出てくるのですよ。これはもう残った者ではクリアしきれないなと、ちょっと私心配するわけなのです。そこで、そのときその酪農家の話聞いたときに、親元後継者いう表現がいいかどうか置いておいて、既存の農家ですよね。そこの後継者が事業を継承するときに、何かいい支援策してもらえないかなみたいな感じで、要望されたのですけれども、私の頭としてはさっきから話している、いきいき夢資金ぐらいしか思い当たらなくて、今のところはこういうことなのだけれどもなということなのですよ。そういった新たな支援策というのですか、そういったことについては今後考えていく気持ちがおありかどうか、お聞きをいたします。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
新規就農者の方というのはやはりゼロからスタートということで、資金もないということで、いろいろな国からの支援とかもあったりするのですけれども、既存の後継者がそのまま家に入るということであれば、その財産が全て引き継げられるということで、投資なくしてそのまま経営ができるという形になろうかと思います。そういったことを考えれば、やっぱりちょっとなかなか今後の支援というのは難しいところがあるのかなと思いますし、ただ酪農家の方で後継者の方が入ってきて、規模拡大をしたいよとか、施設を新しくしたいということであれば、畜産クラスター事業とかということもありますから、そちらの事業を活用していただいて、その施設を新しくしていただくとかということを考えていただければなと思っております。以上です。
質問 8番 川上修一
この関係については、一般質問の一番最後にちょっと私の提案も含めて、今は親元後継者に限って質問したのですから、課長のおっしゃるとおりだと思うのですけれども、私は親元後継者とか新規就農に限らず、施設の更新というのはきっと恐らく大きな負担になっていくのだろうと思っております。そのことも含めて、新たな振興策が取れないかどうか、一番最後にまた再質問させていただきますので、次の質問に移らさせていただきます。次は、畜産振興資金についてであります。今まで、平成29年度は3,000万円から1億円に増額して支援をしていったということで、非常に一定以上の効果があったということだと思うのですけれども、今までは増棟志向、経営拡大志向というのがありまして、それにこの畜産振興資金というのは非常にマッチングしている、マッチしていたということであります。それで、この畜産振興資金、これから補正予算でも出てくるのですけれども、令和3年度は残念ながら半分ぐらいしか利用されなかったという状態であります。せっかく町がこれだけの予算措置を講じているのに、使っていただけないのは残念だなと私思います。それで、この畜産振興資金、大ざっぱには私も理解しているのですけれども、使用する基準というのでしょうか、資金の中身についてちょっとお尋ねをいたします。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
使用する中身なのですけれども、家畜改良に係る優良繁殖雌牛の導入ですとか、あと規模拡大に係る優良牛、優良家畜の導入、あと新規就農者の方に対する牛の導入ですとか、あとは優良肉牛の自家保留に係る部分についても実は支援しております。それと、家畜伝染病防疫に係る施設を造るだとか、そういった形にも支援させていただいておりますし、あとは法定伝染病にかかった家畜が淘汰されるということになると、国から手当金は出るのですけれども、何か月かかかって出てくるものですから、その間牛を導入するのに使っていただくとか、そういうことの内容になっております。
質問 8番 川上修一
牛の導入に関することが大きく占めているのかなと理解したわけなのですけれども、先ほどからお話ししているとおり、牛の増頭というのは今非常に難しい。今ある畜産振興資金の使い道としては、非常に限られてくるのではないかなと想像されるのですね。この令和4年度に至っては、恐らく牛の導入となるとますます厳しくなってくるのかなというような想像があるものですから、この畜産振興資金の使用基準といいますか、今課長がおっしゃられた、そういったことをもうちょっと拡大する。こんなことにも使えるよ、あんなことにも使えるよと。これは当然農協と協議しながらでないと進まないと思うのですけれども、これはぜひ協議して、ある資金を有効に使っていっていただきたいと思うのですけれども、その辺については課長、どうですか、協議していくということに関しては。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
今言った内容でこれまで進めてきたわけですけれども、必要という判断があれば、やはり農協と協議した中でいろいろな使い方を考えていければなと考えております。以上です。
再質問 8番 川上修一
それでは、続いて大規模草地育成牧場の関係で再質問をさせていただきます。答弁では、受託する家畜の飼養頭数も増えて、農家の負担軽減につながっているという押さえであります。まさしくそのとおりだと思います。そして、施設の老朽化について、農協の要望を受けて北海道と協議を進めているとあります。私、よかったなと思って答弁読んでおったのですけれども、実はこの大規模草地育成牧場、私も去年の春先4月の頭だったと思うのですけれども、何人かの議員さんと一緒にちょっと勉強に行ってまいりました。牛の、外に運動場というのですか、パドックというらしいのですけれども、何かもうどぼどぼで本当に、春先一般の農家さんのところも悪いのですけれども、それでもこんなひどいのちょっと悪いけどないなというぐらい、長靴履いて歩いたのですけれども、半分ぐらい埋まってしまいましてね。これは牛も仕事する人も大変なのだろうなと思いまして、施設を見てから牧場長に話聞いたのですけれども、こんなひどいのだったら火山灰入れ替えたらいいでしょうと、私のことですから単刀直入に聞きますと、やったことはあるのですと。ただ面積が広いので、一つのパドックやったら100万円ぐらいかかるのだけれども、あそこは何か大きな岩も出てくるそうなのですね、地形的に。石でなくて岩だと言ってましたよ。バックホウで下がっていってもがんがんとなって、仕事するのもやりづらい。なおかつ多額のお金をかけても、二、三年しか何かいい状態が続かないそうなのであります。それで、今牛舎の更新に向けて協議中とあるのですけれども、どの程度道と話が進んでいるのか。そして、順調にいって何年後ぐらいにその施設が建てることができるのか、その点についてお伺いをいたします。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
今北海道のほうと、北海道の北部耕地出張所と振興局の担当者と、あと大規模草地の場長と町の担当者ということで協議をしておりまして、今年度ちょっと一応管理計画という計画を上げる状態に持っていこうというふうに話をしています。ただ、実施の時期につきましては、北海道のほうの予算もあってまだ確定はしていないところですけれども、北海道の予算があるところで実施ができればなと、なるべく早い段階で実施ができるように進めたいなとは考えております。以上です。
再質問 8番 川上修一
なるほど。まだそうしたら具体的には何年後というのは分からないけれども、なるべく早くやってもらうように進めているということですね。そうしたら、では今度は育成牧場は指定管理を農協にしているのですけれども、実はこれも農家から聞いたのですけれども、夏預けている分においては放牧するからすごくいいらしいのですよ、やっぱり広々としていて。ところが、冬預けた牛は何かあんまり育ちがよくないのだと。ちょっと評判が正直言って悪いのですよね。農家同士情報交換して、「いや、俺冬預けたんだけど帰ってきたら、全然だめさ」みたいな感じで、それを聞いた農家が、「じゃ、俺預けるのやめようかな」みたいな、ちょっとよろしくない状態に今なっているのでありますね。それで、加藤課長は昔大規模で働いていたこともありますし、畜産については私明るいと思っているのですけれども、加藤課長から見て、というか、まずこういった今私が話したような話を加藤課長はお耳にしているかどうか。もしその話聞いているとしたら、なぜ冬成績が悪いのか。あともう1点、私聞いているのは、何年か前に新しく牛舎建てましたよね。それで、昔からの、50年もたつ古い牛舎と新しい牛舎とではもうとんでもなく牛の成長というか生育が違うのだという話も聞いているのです。これの差の要因は何か、そういった点についてお伺いいたします。
答弁 経済課長 加藤勝廣(経済課長は2023年6月まで)
牛が冬の間痩せて帰ってくるということでございますけれども、そういう話はちょっと耳にはしておりまして、それは多分令和2年度の多分話かなと思いまして、そのときに実は冬期舎飼いに入るときに、実は1,200頭ぐらいだという話を聞いておりまして、ちょっと過密な状態なのですね。その施設自体が50年ということで、新しい牛舎のほうというのは、いわゆるコンプリートフィードといいますか、サイレージに配合飼料から何から全てを混ぜたものを与えているということになります。古い牛舎のほうは、いわゆ自由採食なのですね。バンカーサイロに柵をして、牛が自由に食っていくと。そして、配合飼料についても新しい牛舎と違ってコンプリートにできないものですから、一定程度飼槽にまいて、それを一斉に食うという形になりますから、ちょっと弱い牛だとはじかれてしまう。だから、ちょっと過密に飼うとちょっとそういう状態が起きるのかなというふうに感じています。今年につきましては、新しい牛舎のほうは基本的には妊娠して帰る牛なのですけれども、妊娠した牛はそちらのほうに移して、なるべく栄養価の高いものを与えているということで、今年についてはそういう状況ではないというふうに確認しております。以上です。
再質問 8番 川上修一
なるほどね。令和2年は頭数がちょっと多かったということなのですね。やっぱり施設によっては、適正な頭数というのはきっとあるのだろうと私も思うのですけれども、それが何頭なのかちょっと分からないのですけれども。それでも、逆に考えれば、令和2年度に1,200頭のニーズがあったということになりますよね、逆に考えればね。受ける側としては、預かってくれと言われたのに、町外の方だったら、ごめんなさいね、町内優先させてもらうから勘弁してと言えるけれども、町内の方からニーズが来たら、それは、ねっ、加藤はいいけれども川上はだめだったら川上は怒りますよね。そういうことで、頭数が多かったというのは私ちょっと理由としてどうなのかなと。実際そうなったとしてもね。だからだめだったというのはどうかなと思うのですね。何を言いたいかといいますと、新しい牛舎、古い牛舎、餌のやり方が違うということですね。新しい牛舎は恐らく粗飼料に配合飼料ショベルか何かでばっと入れて機械で混ぜて、トラクターで引っ張って牛舎に餌を出していくパターンですよね。そういうのはあれですよ、ちょっと規模の大きい酪農家だったら個人でもやっている話ですよ、正直言いまして。私思うのは、そこまで牛舎による差、餌のやり方による差が顕著であれば、今北海道と協議して早くやるように進めている、そういうことは結構なのですけれども、一年でも早くやれる方法を、これは取れないのかということを問いたいのですね。それは課長だけでなく町長にも、今コロナ禍ですから、なかなか出張する機会少ないと思うのですけれども、もし札幌ですとか、あるいは国に対して要望しても私いいのではないかと思うのですよ。今の置かれている公共牧場の状況というのをきちんとお話しして、こういうことで困っているから早く建設してほしいのだと、何か対応策はないかと、そういうことをやっぱり上京というか出張した際に関係機関ですとか、いろいろな頼りになる方に訴えていく、それはぜひやっていただきたいなと私思うのですけれども、その点、町長いかがでしょうか。
答弁 町長 渡辺俊一
要望するのはやぶさかではないのかなというように思っております。ただ、先ほど話もありましたけれども、やはり北海道の予算だとかいろいろなこともありますし、それから足寄町だけが手を挙げているわけではなくて、いろいろなところが手を挙げていて、やはりそれなりの順番というか、いうものもあるのかなというように考えておりますので、要望してすぐにそれが実現できるかどうかというのはなかなか分からないところではあると思いますけれども、要望、こういう足寄町でこういう要望がありますよということを言ったり要望してくるというのは全然問題ないというか、それは可能かなというように思っているところであります。以上でございます。
再質問 8番 川上修一
町長の答弁で結構なのです。そんなこっちが要望しても相手があることですから。すぐやってくれると言ったらそれにこしたことはないのですけれども、なかなか世の中そうはならない。だけれども、そういった状況の中で、やはり今の困っている状況、これをしっかり伝えて、これこれこうだから早くお願いしますと、これはやっぱり1回や2回言うのではなくて、上京した都度しつこいかもしれないけれども、まいってる、足寄まいっているのだと、公共牧場の施設が古くて、何とか早く、1年でも早くお願いします、お願いしますと言い続けることが私は大切でないかなと思うのであります。それで、その点はぜひ町長に強くお願いをしたいと思います。答弁は結構ですから。それでは最後に、今後の畜産振興の取組ということで、提案という形になるのですけれども、ちょっと思うところがありまして、実は、先ほど後継者がいなくて牛舎建てるのにお金がかかる。それがネックになっているよと。課長はそういったやつは国の畜産クラスターという事業があるから、そういうのを使ってやっていただければと。確かに大きな施設については私はそのとおりなのだろうなと思うのです。ただ、酪農、畜産、特に酪農は施設ですとか、施設周りの環境ですとか、非常に整備するのにお金がかかる形態なのですね。それで、そういうことを考えたときに、実はちょっと話横に行ってしまうかもしれないのですけれども、実は令和3年度、昨年の酪農の販売高、生乳で42億4,000万円ございました。乳用牛の個体販売ですね、これが11億6,000万円、合わせて54億円あるのです。乳用牛の販売は酪農家だけでないのかもしれないので、その11億円全部が酪農家とはいえないのですけれども、私は思って、50億円ぐらい販売高あるのだな、ざっくり捉まえたときに。それで今戸数が80戸ですから、単純割して1戸もう六千数百万円でございます。1戸ですよ。小さい人もいれば大きい人もいるのだろうけれども、平均しての六千数百万円であります。それで視点を変えてこのことを見たときに、これもう7,000万円近い売上げといったらもう立派な中小企業だと私思うのです。1戸の戸別経営ですけれどもね。そうしたら、足寄町はなかなか企業誘致も、立地条件いろいろなこと考えたときになかなか難しい。そういった面、中山間地に存在するわけですから、これからいかに離農に歯止めをかけていくかですね。このことが重要なことなのでないかなと。離農させないということは、これ一つは農協の仕事でしょうとおっしゃられるかもしれない。もちろんそれは農協の仕事でもあるのですけれども、やはり基幹産業、それから地域を守るという観点でいったら、これは行政も農協と一緒に取り組んでいく必要があるのではないかなと私は思うのですね。それで、今後の畜産振興において、いろいろな施設がありまして、牛舎とか大きい施設は確かにノウハウを持った大きな業者さんでなかったら建設はできないと思うのですけれども、例えば牧草ロールを入れる乾燥庫ですとか、ちょっとした農機具の格納庫ですとか、そういったものを建設する際に町内の建設業者さんを利用していただければ幾ばくか支援を出すとか、町がですよ。個人の資産に町がお金出すのはいかがかと思われるかもしれないのですけれども、そういったことも考えながら、農家にも支援をして、少しでも後継者が就業しやすい環境にする。なおかつ町内の業者さんと連携してやることによって、町内の業者さんも少しは仕事があるというようなシステムを今後考えていけないものかなと私は思っているのですね。雲をつかむような話なものですから、町長も、何だ、こいつこんなこといきなり言ってと思われてるかなと思うのですけれども、私は今後の酪農というか畜産の振興、農業の振興でもいいですね、言い換えればね。そういったことを考えたときには、やっぱり工業者の皆さんとの連携といいますか、今言ったようなこともありますし、いろいろなことがあるのですね。そういったことも考えながら振興策を考えていくのはいいのではないかなと思っているのですけれども、そういった農業と建築、建設業というのかな、そういう方との連携の必要性、それから今後の振興について、そういったことも含めて考えていくということについては、町長はどのように思われますかね。それはいいことだと思うか、そんなことしなくてもいいのでないかというか、どうでも率直にお聞きいたします。
答弁 町長 渡辺俊一
いろいろなこの振興策というのは、いろいろとあるのかなというように思っておりまして、それはいろいろと皆さんで協議をしながら決めていく必要はあるのかなというようには思っています。農協ですとか、それから農家の方々だとか、そういったところと、それからもっと言えばそういう建築だとかという話になると、そういったところも含むのかなというようにには思いますけれども、ただやはり1戸当たり大きいところ小さいところあるにしても、例えば今お話あったように、7,000万円だとかというような金額を稼ぎ出す。そういう言ってみれば、一企業みたいな、個人経営であっても一企業みたいなものですよね。そうやって考えていきますと、やはり自分の生産に関わるそういう資材だとか機材だとか、そういったものについては、やはり自分たちもやはりきちんと自分たちの基盤としてつくっていかなければならないというように思うところであります。国だとか道だとかも含めて、いろいろな形でそういう農業に対する支援というのは、いろいろな形で行われているわけでありますから、そういう補助事業、例えば牛舎を造るですとか、農機具を買うですとか、今言われたのは多分乾燥庫だとか、言ってみれば倉庫類みたいなような形なのかなと思いますけれども、そういったことも含めて、国からの補助だとかそういったものが、そういう制度がありますので、そういう制度をまずは活用していただくというのがやっぱり一番大事なのかなというように思っています。その上で、例えば町としてそういう何か必要なことが、支援が必要だというようなものがあるのかどうなのかというところなのかなというように思っています。基本的にはやはり農業は比較的そういういろいろな制度がありますから、そういう制度を活用していただく。そういったところでなくて、だけれどもそういう支援が必要なものがあるのではないかというようなことになれば、また町としても考えていくことが必要なのかなというように思っています。そのあたりについてもやはり先ほど、一番最初に言いましたけれども、いろいろな方たちと協議をしながら進めていかなければならないところであって、町でもいろいろと農業関係については考えてはいますけれども、やはり町のほうとしてはいろいろな国の制度だとかいろいろな制度がありますよという御紹介だとか、そういったところは調べられますけれども、ではそれ以外で、例えば何か足寄単独でこういうものが必要なのですよだとかいうのがあるのかどうなのかというところは、なかなか気がつかない部分もあるかなというように思っていますので、何度も言いますけれども、いろいろ協議をしながら進めていかなければならない部分ではあるというように思っております。以上でございます。
再質問 8番 川上修一
振興策を協議していく上で、やっぱり農家も、それから私思うけれども建設業界も、農協はもちろんですね、農協と農協だけでなくて農家の経営者の方、抽出になると思うのですけれども、それからまた建設業界の方、そういう方たちと意見交換会的な感じでも結構ですから、やはりどう思うのと。それで何が必要だと思うのというようなところから話を始めていけば、ヒントになって見えてくるのかなと。農業者からいろいろな要望が出るときには今町長の答弁でもいいのですけれども、それはこういった事業でできるのではないですか。建設業の方から仕事をつくってほしいといったら、こういうやり方もあるねとか、そういうやっぱりまずは取っかかってほしいなという思いがあって、この質問をさせていただきました。話しする分については、渡辺町長はやぶさかでないと言ってくれると思いますので、これに関する答弁はもういいのですけれども、最後にいろいろと多岐にわたって振興について質問をいたしたのですけれども、総括みたいな感じで最後に町長、今厳しい中でも頑張っている酪農家に対してメッセージを頂いて、一般質問を終わらさせていただきたいと思います。
答弁 町長 渡辺俊一
足寄町の基幹産業は農業ということで、農業、林業、そういったところが足寄町の基幹産業であるということで、やはりいつも言っておりますけれども、やっぱり農業だとか林業が元気でなければ足寄町もやっぱりなかなか元気にはなれないというところなのかなというように思っております。それから、先ほどお話ありましたように、酪農部門でいっても生乳、それから牛の販売だとか含めていくと、51億円ですか。昨年の農協の取扱高91億円だったと思いますけれども、その半分以上を酪農が占めているということでありますから、やはり酪農が足寄町の農業の中でもやはり一番中心となる部分なのかなというように思っているところであります。そういった部分で、町としてなかなか具体的に、では支援こうしましょうとかというところはなかなかないところでありますけれども、全般的にいろいろな形で農業を支援していくということは、足寄町にとっても必要なことなのかなというように思っているところであります。ですから、ここでいろいろとお話いただきましたけれども、農協とも十分に連携を取りながら、これからも農業の振興策、酪農の振興策、そういったもので足寄町として取り組めるものを考えながら進めさせていただきたいなと思っているところであります。以上でございます。