足寄町議会 平成31年第3回定例会 2019年9月11日
ふるさと納税の現状と課題 今後の取り組みについて
2019年9月11日、足寄町議会の一般質問で、川上修一議員が「ふるさと納税の現状と課題 今後の取り組みについて」質問し、町長 渡辺俊一、総務課長 松野孝、副町長 丸山晃徳が答弁しました。
- 質問者
- 川上修一 議員
- 答弁者
- 町長 渡辺俊一、総務課長 松野孝、副町長 丸山晃徳
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 8番 川上修一
議長のお許しをいただきましたので、通告書に基づいて一般質問をさせていただきます。件名、ふるさと納税の現状と課題、今後の取り組みについて。先日、2018年度十勝管内ふるさと納税実績が発表されました。足寄町は2017年度納税額が7,300万円、2018年度が5,700万円で20%減でした。ふるさと納税は自主財源の捻出という大きなメリットがある制度だと思います。2019年度が増加するように、取り組みの強化が必要だと考えます。そこで、下記の点について伺います。1、足寄町のふるさと納税の現状。(返礼品人気ベスト3・返礼品の選定方法・PRの方法・業務に係る経費など)2、納税額20億円の上士幌町はふるさと納税感謝祭イベントを開催し、納税者とのつながりを大切にしています。足寄町も今後そういった取り組みを考えてはどうかと思いますが、町長の所見を伺います。3、今後、町としてふるさと納税に対してどのような考えを持っているのか、伺います。
答弁 町長 渡辺俊一
川上議員の「ふるさと納税の現状と課題、今後の取り組みについて」、一般質問にお答えいたします。まず1点目のふるさと納税の現状についてですが、平成30年度の寄附は、件数で2,834件、寄附金額は5,731万円で、前年度と比較をしますと、件数で1,731件の減、寄附金額で1,602万9,000円の減となり、いずれも下回ることとなりました。寄附者に人気のある返礼品はチーズで、あしょろチーズ工房の「チーズ詰め合わせ5点セット」が最も多く、次いで同工房の「チーズ詰め合わせ6点セット」、「熟モッツァレラ(ころ)500グラム」の順となっております。チーズ以外ではビーフジャーキーやトウモロコシ、ジャガイモ、豆などの農産物が人気の返礼品となっております。次に返礼品の選定方法についてですが、年度初めに返礼品を提供いただける事業者等の募集記事を広報あしょろに掲載し、提供を希望する事業所から申請された商品が総務省の基準に該当しているか審査をした上で、返礼品を決定しております。そのほか、委託業者からアドバイスを受けながら、新たな返礼品を提供いただける可能性のある事業所訪問を行うなどして、返礼品の充実に努めております。次にPRの方法についてですが、本町は現在株式会社トラストバンクが運営する日本最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」に登録し、返礼品を掲載しております。また、本町ホームページへの掲載ほか、各種イベント等でのPR活動なども行っております。ふるさと納税業務に係る経費については、本年度当初予算にふるさと足寄応援寄附推進事業費として3,892万3,000円を計上しており、主な経費の内容は、寄附者への返礼品費として3,150万円、商品開発やPR、寄附受付から返礼品発送までの包括サポートをお願いする業者への手数料として550万9,000円、ウエブサイトへの広告料として105万円などであります。2点目の納税感謝祭イベント等の開催についてでございますが、議員仰せのとおり、上士幌町の平成30年度ふるさと納税寄附金額は20億円を超えており、東京都で納税感謝祭等のイベントを開催し、町のPRに努めております。現在本町では、寄附をいただいた皆さんへの礼状や希望者への返礼品カタログなどの送付をしており、上士幌のようなイベント開催については本町の寄附金額では開催経費を賄えないことから、現段階では検討をしておりません。3点目の今後の取り組みについてですが、ふるさと納税寄附金は、本町にとって大変貴重な財源であることから、今後も寄附金額が少しでもふえるよう本町ならではの魅力的な返礼品の開発に努め、返礼品の内容充実を図ってまいりたいと考えておりますが、魅力ある返礼品の開発は容易ではないため、まずは多くの方々に本町を知ってもらえるよう、具体的には他社のふるさと納税総合サイトへの追加登録を検討するほか、引き続き札幌足寄会や東京足寄会でのPR、北海道フェアなど観光イベントでのふるさと納税用チラシを配布するなどの取り組みを行ってまいりたいと考えております。さらに。寄附者の思いが本町のまちづくりに役立っていることを周知するため、寄附金の使途についてのPRを強化し、足寄町を応援したいというファンをふやし、寄附金額の増加につなげてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げ、川上議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 8番 川上修一
ただいま町長のほうから非常に前向きな答弁をいただいたので、心強く感激しているところでございます。それで、どうしたら実際に納税額がふえていくか、いろいろと具体的な私の考えもありますので、再質問をさせていただきながら具体的なお話というか、質問をさせていただきたいと思いますので、お願いします。まず最初に、取り組みの強化を図るためには課題といいますか、今やっていること、失礼ですけれども、やはりなかなか増加につながらない、むしろ減少しているということは何らかの問題があるのかなと、私は思います。それで過去の納税額の推移をちょっと調べてみたのですけれども、実は足寄町は2013年度はたったの11件で300万円しかありませんでした。ところが2014年になりまして突然3,905件、納税額は5,000万円。2015年には飛躍的に伸びております。取引が1万3,000件近く、納税額が1億6,800万円。すごい伸びなのですね。ところが残念ながら2016年からは、16年、17年、18年、3カ年30%から20%減額されております。そして先ほど町長の答弁にもあったように、2018年は2,800件で5,700万円と、残念な結果となっております。この飛躍的に伸びた理由、あるいは残念ながら減少した理由、この辺が把握されてましたら答弁をいただきたいと思います。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
お答えいたします。今川上議員の御質問でございますが、確かに川上議員御指摘のとおり、2013年、平成25年度につきましては334万円の寄附金額でございました。その後翌年5,146万2,000円の寄附をいただきまして、その後平成27年、2015年度には約3倍の1億6,800万円の寄附額を受け入れております。その要因につきましては、本町のみでなく全国的な傾向でございまして、総務省が公表した資料によりますと、全ての都道府県及び市町村を含めた1,788団体で2014年度、平成26年度につきましては、全国で388億円でございました。それが翌年には1,652億円と、こちらにつきましても全国的に大幅に増大しているところでございます。その要因につきましては、急激に上がった要因につきましては、まず全国の自治体の、要するに寄附をいただいた後の返礼品について多種多様な返礼品を各自治体が用意したということ。その中には牛肉ですとか、魚介類やお米だとか、果物の地場産品、あるいは家電製品というのもございました。第2には、足寄町も掲載しておりますけれども、先ほど町長が答弁いたしました、ふるさと納税の総合サイトでございます、ふるさとチョイスのようなインターネットサイトで、民間企業がふるさと納税を仲介するという、寄附する側にとって便利な制度になったこと。それと3つ目には、国が2015年、平成27年から寄附者の実質2,000円の自己負担額をそのままに税金控除の上限額をこの年に2倍に引き上げたということ。それでその後、寄附先が5カ所までであれば、簡単な手続きで確定申告をしなくても税金の控除が受けられるという制度を制定して、寄附のハードルが低くなったということ。あとは、マネー雑誌とか週刊誌等によりまして、ふるさと納税が2,000円程度でいろいろ各種寄附の品物をもらえるということで、大々的に広告を出して国民に周知をしたということも一つの例ではないかと思います。あと、ふえた要因は以上でございまして、ちょっと減少傾向にあるという要因なのですが、今年度から総務省の基準ができまして、泉佐野市のようないろいろポイントだとか、そういう過度な返礼品競争をやめようという、今年度からなったわけでございますけれども、今までは返礼品競争ということで、各自治体が競って返礼品を開発して寄附者の皆様にポータルサイト等を通じて、通知をして広告を出していました。その中には、先ほど申しましたように、非常に寄附額の5割以上を含む商品を開発するなどして、寄附集めの競争があって、総務省の基準に従わない返礼品の増加によりまして、他の自治体へ寄附が流れたということも一つの減少要因であるかと思います。あと足寄町の場合は、先ほど町長答弁にございましたように、人気の商品がチーズ、あるいはトウモロコシ等の農産物でございますので、例えば先ほどの上士幌町の例もございましたように、上士幌町の人気商品は牛肉だとか、あとアイスということで、一年中そろえられる商品でございます。本町の場合はチーズ、あるいは農産物ですので、年中寄附者に提供できる商品ではございませんので、そのあたりにつきましても一つの減少要因ではないのかと考えているところでございます。あとチーズにつきましても、寄附をいただいてから即発送できるという性質の商品ではございません。あくまでも詳しいことはわかりませんが、チーズの製造過程において熟成だとかということで、数カ月寄附者の方に商品をお送りするのに時間がかかってしまうということもございます。それで数件、担当に聞きましたところ、寄附から商品が送られてこない期間が遅延しているものですから、お叱りのお電話もいただいているということもございますので、そのあたりで例えばそういう遅延ということになった場合、リピーターにもつながらないということもあろうかと思います。あと実際に年間の寄附額をどんどんふやしているという自治体もあろうかと思いますが、一定程度今後につきましても現状維持、あるいは増加に向けて、町としても取り組んでまいりますけれども、総務省のほうで寄附金に対して返礼品は送料含め3割以下という基準ができました。あるいは地場産品に限定もされました。それで、一定程度ブームも去るといったらおかしいですけれども、下火になってくる可能性もあるということも考えております。以上でございます。
質問 8番 川上修一
増加の理由は率直にお聞きした感想を言いますと、足寄町が頑張ったわけではないと。単純にふるさと納税が国民に認知されたからだと、私はそう受けとめました。ちょっと残念ですね。そして減少の理由について伺ったのですけれども、理由は農産物は確かに一年中供給できないので、その点については理解はできます。ただ、チーズが発送おくれる、この事実は仕方がないにしても、私は担当の、例えば注文はいただいたと。ですけれども発送には一月かかります、申しわけございません、待っていただけませんかというような理由をスピーディーに連絡、文書でもよろしいのですけれども、そういったきめ細かな対応というのがふるさと納税やっているときには、私は必要ではないかなと思うのです。物がないから送れない、ないから受付終了は簡単です。私はちょっとこれ皆さんには見えないとは思うのですけれども、その答弁にあったふるさとチョイスで足寄町の特産品というのを調べてみました。それで1個、1個クリックすると、感想という欄があるのですけれども、足寄町は残念ながら感想が一つもない。まさかと思って全品119件あるのですよ、足寄町。それ全部確認してみたのですけれども、一つも感想がない。ところが上士幌町の場合は、今総務課長おっしゃったけれども、一番人気はアイスクリームです。ドリームヒルのアイスクリーム。高木牧場の本当何というか、これはソフトクリームですね。それには感想がある。その感想は何が書いてあるかといいますと「おいしい」、これは多いですよね。それと「対応が親切でよかった」、「1週間、発送に時間がかかるというのに1週間で来ました」、なおかつ親切なワンストップ納税ですか、何かそんな書類も同封されていたと。その対応の親切さに感激したメッセージを送ってくれている方もいるのですよ。私は確かにほかの町村も返礼品なかなかこれから競争していくわけですから、そんな簡単には見つからないとは思うのですけれども、まず一番最初にあるのは、このふるさと納税を担当している者が誠実な対応をするかどうかだと思うのです。きつい言い方になるのですけれども。それで、その担当した職員だけでは、これクリアできないからね、町として本当ふるさと納税をアップしていくのだと。そのために何をしていくのだという基本的な姿勢ですか、気持ちですか。これを大切にすることが私は大事だと思います。それで、ちょっと次の質問になるのですけれども、これも新聞に載っていたのですけれども、道内のふるさと納税が利用者に一目でわかるように、北海道は特設のサイトをつくって北海道の市町村の返礼品を一覧で紹介する、そういう試みをしていくみたいです。と同時に、寄附金をどういうふうに使って、町がどういうふうに変わっていったかという、そういったことも発信していきたい、そういうふうに新聞に書かれておりました。ということは、これから先足寄町も特色といいますか、魅力のある返礼品ですね。これを開発するなり、あるいは今ある特産品もPRの仕方では十分魅力的なものもあると思うのです。そういったことを含めて、一生懸命取り組んでいかなければ、ほかの町に飲み込まれていっていくのでないかと心配しているのですね。それで、返礼品の開発についても答弁はいただいたのです。なかなかそんな簡単なものではないと。そして確かに、何というか、事業者というのですか、返礼品を提供してくれる方も必要ですので、大変だとは思うのですけれども、返礼品の取り組みに対して、これからこうやっていきたいという具体的なものがあったらお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
確かに返礼品につきましては、返礼品の開発については事業所さん任せということでございます。それで、今現在返礼品を提供いただいている事業所につきましては、個人、法人含めまして18社でございましたが、応募がなかって業者さん以外の、応募なかった業者、具体名を出しますと、松月さんなのですけれども、今まで返礼品として商品はございませんでしたが、私どものほうで松月さんのほうにお伺いをいたしまして、何とか協力をしていただけないかということで、今回お菓子のセットでございますが、一つの商品ができたことでございます。今後につきましても、御応募いただけなかった事業所さんに対して、私どものほうで訪問活動なり商品の開発を今後も強力に進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
質問 8番 川上修一
はい、いい答弁をいただいて、と思います。返礼品に関しては、やっぱりこちらから、ただいま松月さんにお伺いを立てたというお話聞きましたけれども、そういった感じで積極的にお願いというか、協力を依頼していったら、行くべきなのかなと思います。あとあわせて、足寄町にそんなに魅力的なものがないのかな、そういうことを検討する会議を一度持ってみてはどうかなと。例えば、足寄町農協の組合長ですとか、商工会の会長って肩書きはついているのですけれどもね、もうそういう方はほかにもお忙しくてなかなかふるさと納税の返礼品というようなことに特化して考えるといっても難しいのかなと。であれば、青年部の方ですとか、あるいは地域推薦という形で一本釣りでも結構ですから、やっぱり町内の方にはいろいろなすばらしいアイデアを持っている町民の方もいらっしゃいますので、諮問委員会みたいな形でもいいですからね。足寄町の返礼品、魅力的なものは何かないのかと、そういうものを考える会を設けていただきたいなと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。
答弁 副町長 丸山晃徳
答弁させていただきます。ふるさと納税の初期の段階では、まず足寄町の地域特産品としていろいろな商品を取りそろえていただけないかという形で、事業者に募ってある程度の商品がそろいました。毎年毎年事業者説明会をして、そこには当然商工会、参加していただいてますし、農協、あと本当に町内の若手のあしおこし隊のグループの皆様ですとか、ほぼ全ての方には声をかけてますし、また例えば業者さんでいえば、北十勝ファームさんですとか、馬の肉の部分ですとか、あとラワンブキですとか、そういうところ、皆さんに協力していただけないかということでいろいろと、いろいろな手段を使ってお話をさせていただいているところでこざいます。問題となるのは、先ほどもすぐに発送できないという部分で、安定供給という部分で、ニーズが、例えばオーダーが100来て、すぐ100そろえられるかということでいえば、なかなかすぐに対応できるかというところで課題があります。サイトのほうには、この商品は3カ月待ちですとか、6カ月かかりますとかいう御案内はある程度しているものもございますし、当然ラワンブキでしたら生産時期の6月以降ですとか、ジャガイモですとかトウキビでしたら9月以降ですとかというような形で、ある程度予測をした御案内はしているのですけれども、それ予測以上の商品が、オーダーがあったりするときに、たまたま遅くなったり、業者さんとのやりとりの中でたまたまちょっと発送がおくれたりというところで課題が生じているというところで、ある程度課題となるところは潰しているというところが現状でございます。新たな商品の開発という部分で、いろいろなアイデアをいただいて、いろいろなこともやっているところなのですけれども、いま一度もう一度関係者がそろって、いろいろな課題を出し合って新たな商品を、それぞれの異業種が集まってやっていただくような形というのも、この機会に考えていければなというふうに、今のお話を聞いて思いました。以上でございます。
質問 8番 川上修一
ぜひその方向で取り組んでいっていただきたいと思います。それで、次にです。返礼品ができたと。足寄にはこんないいものがあるよと。そういうふうになった次の段階です。PRというのはすごく大切だなと私は思うのですね。それで答弁にはふるさと足寄東京会ですとか、イベントのときにPRしてますよと。チラシや何かを配りますよという答弁をいただいたのですけれども、それもいいかなとは思うのですけれども、もう一手ひねって、ひねるといいますか、例えば今上士幌の話ばかりして恐縮ですけれども、ドリームヒルのアイスクリーム人気なのですけれども、この納税者のメッセージによりますと、金スマというテレビ番組があるらしいのですけれども、そこで見たので注文したと。してみたらすごくおいしかったと、また買いたいと。こんなふうになっているのです。それでやっぱりマスコミに取り上げられる効果、宣伝効果というのは私抜群でないかなと思うのです。そんなことを考えたときに、足寄町には松山千春さんですとか、鈴木宗男さんですとか、有名な方がいらっしゃいます。こういった方にお力添えをお願いして、足寄町でこれこれこういうふるさと納税の返礼品開発したのです、あるのですと。どうか宣伝していただけないでしょうか。例えば、松山千春さんが今ラジオやられているかどうかわからないのですけれども、そういう番組を持っていらっしゃるとすれば、その中でちょっと触れていただけないでしょうかと。私のふるさと足寄ではこんなものがつくって、おいしいですよと。ただこういった方にお力添えをお願いするときに、やっぱり魅力ある返礼品がなければだめですし、そしてその返礼品を使ってふるさと納税を伸ばして、一体どんな町にしていくのだ。ふるさと寄附金を使って、どんな町にしていくのだ。こういう町にしていきたいから、ぜひ応援してくれというのであれば、応援をお願いされた方も協力してくださると思うのですけれども、ただ応援してくれと言われても、ちょっとはあっとなるのかなと、私は思います。それで、質問を変わるのですけれども、今のふるさと納税されたお金の使い道について、ちょっとお教えをいただきたいと思います。
答弁 総務課長 松野孝(総務課長は2023年6月まで)
まず平成31年度、今年度でございますけれども、寄附金につきまして予定をしている事業を予算計上してございます。本年度につきましては、介護人材確保対策事業、子育て応援出産祝い金贈呈事業、保育料の無償化事業、それと森林公有化整備事業、図書館の図書購入事業、ラワンブキ自生地圃場の復旧補助金として今年度は予算を計上してございます。それでちょっと具体的には過去の寄附金を充当した事業については、正確な数字は今現在持っておりませんが、ふるさと納税につきましては使途、寄附をされた方が使途を記入する欄がございます。その中で、町長の認める事業ほか、地域産業の振興を支援する事業、あるいは観光振興事業等10項目がございます。過去の使途でございますが、最も多く充当する事業は町長のいわゆるお任せ事業でございます。その次には、子供たちを育む事業。それと3番目には地域産業の振興を支援する事業ということで、寄附金を充当してございます。以上でございます。
質問 8番 川上修一
使い道としては理解をいたしました。ただ、これから今後です。先ほど北海道が特設サイトをつくって、その寄附金を使って変化した市町村の様子を発信していくとあります。ですから、我が町足寄町もこの使い方というのをある程度絞って特色のある、町外の方から見て特色のあるような使い方をしていってはどうかなと、私は思うのです。それで、これ私の私見なのですけれども、足寄町というのは子育て支援、特に高校生に対しては他町には本当に自慢できるといいますか、特筆できる支援を行っております。また成果も出ております。ただこれ一部の町内の方からお聞きした意見ではあるのです、この子育て支援、だめではないのだけれども、残念なのが1点あると。それはせっかく町費を使って教育した子供たちが足寄に働く場所がないから、町外に行って就職してしまうと。それが残念だなと。そういう声を耳にします。そんなことを考えたときに、例えば成人式とかあるではないですか。そういったときの案内状出されているのでないかなと思うのですけれども、その案内状にこのふるさと納税の制度のパンフレットですとか、あと足寄町の子供たちが活躍いろいろされてますよね。スポーツ大会でこんな、何々さんがこんな成績出したとか、弓道でこうだとか、活躍されている。そういった記事をまとめた、何というのですか、1枚にまとめたようなパンフレットみたいなのをつくって同封して、案内状の中に、これからのあなた方の下の世代の子供たちにもやっぱり教育支援をさせたいと、それにふるさと納税でいただいたお金を使っていきたいのだと。皆さんが、成人される方ですよ、皆さんが就職して、町外に就職されて生活にゆとりができたときは、足寄町を応援していただけないでしょうかと。足寄町にふるさと納税していただけませんかというような文面の文章を同封して、子供たちにも制度の理解をお願いする。そういった取り組みもいいのではないかと、私は思うのですけれども、町長はどう思われますか。
答弁 町長 渡辺俊一
いろいろと提案をしていただきまして、ありがとうございます。今お話ありましたけれども、使途の部分でありますけれども、やはり寄附いただくときに一定程度、先ほど話ありましたけれども、10項目ぐらいこういう使途に使ってほしいということで寄附をしていただくというものがございます。そういった意味で、それぞれの趣旨に沿った事業をということで考えておりますので、なかなか一つに絞った、今川上議員言われるように、特色のあるといった部分では一つに絞ったような形にできたほうが本当はいいのかもしれませんけれども、なかなか一つに絞った、そういう事業ということにはなかなかならなくて、やはりそれぞれ使途、こういう使途に使ってくださいということで寄附いただいてますので、それに沿った事業をやっていくというような形になっております。その中で先ほど話あった、町長にお任せという、そういう項目もありますので、そういった意味では、町の中でこれは今重要だねという部分には、そういうところで集まった寄附については、ある意味町長の自由に使えるお金といいますか、いろいろと足寄町の今必要な事業だねと思われるようなところで使うということも可能にはなってきますけれども。10項目の中のそれぞれの事業でという形になってございます。それから今後の部分でいけば、もともと今お話あったようなことがふるさと納税の基本だったのではないかなというように思っています。小さいころ足寄町で育って、大きくなって都会のほうに出て就職をされた。そういう方たちがふるさとのために少しでも役に立てればというようなことで寄附をしていただく。これが本来のふるさと納税の趣旨だったのではないかなというように思っています。そういった意味では、そういう例えば、例えばの話だと思いますけれども、成人式のときにそういう趣旨の内容を添えて御案内するだとか、そういったことも一つの方法なのかなというように思っておりますし、そういった意味ではふるさと会、そういったところでぜひ足寄町、ふるさとの足寄町を応援してくださいということでPRをするということで、今後も続けていきたいなというように思っています。成人式、何か実行委員会だとかがやってますので、そういったところの協力だとかも得られれば、そういう形もできるのかなというようには思っております。以上でこざいます。
質問 8番 川上修一
言おうと思ったことを町長に答弁をしていただいたのですけれども、まさしくふるさと納税の本質というのは、今町長がお話にあったところ、それがいつの間にか返礼品あるいは税額控除のほうに移っていったという経緯にあるのかなと思います。それにしましても、やっぱりこの制度というのは自主財源の捻出には本当に有利な制度だと思うのです。それで、町長は先ほど答弁で指定された分には使わなければならないと、その辺は理解できます。ただ、繰り返しますけれども、ふるさと納税いただいたほかの指定されてないお金、町長お任せといいますか、そういった部分はできれば子育て支援のほうに重点的に使っていただいて、そのことを、何というのですか、ネットですとか、そういうサイトで全面的にアピールしていただければなと思います。それで最後になりますが、やっぱりこのふるさと納税の増額というのはそんなに簡単にいくものではないと思うのです。そして返礼品の開発なんて偉そうに私今言ってますけれども、実際にすぐできるかといったらそうもできないし、でも足寄町にはやっぱりすばらしいチーズですとか、私はビーフジャーキーもいいのかなとは思うのですけれども、例えば、これも例えばなのですけれども、ビーフジャーキーとチーズのおつまみセットでね、特別な記念日には特別なおつまみをとかいうキャッチフレーズとか、例えばトウモロコシを私すごくおいしいと思うのですよ。足寄町は寒暖の差があって、新鮮な朝もぎトウモロコシを3日以内に発送しますとか。もう一つひねって、物はないとするなら、その売り方はいろいろあると思うのです。知恵を出し合って、納税額の推移につなげていけたらなと思います。では、これで一般質問を終了します。