みんなの議会

足寄町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日

我が町の浴場対策

2017年12月13日、足寄町議会の一般質問で、木村明雄議員が「我が町の浴場対策」について質問し、町長 安久津勝彦、副町長 渡辺俊一が答弁しました。

質問者
木村明雄 議員
答弁者
町長 安久津勝彦、副町長 渡辺俊一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 木村明雄

それでは、議長のお許しをいただきましたので、一般質問をさせていただきます。我が町の浴場対策についてであります。今から30年前には、我が町足寄町の町なかにも大衆浴場・銭湯が2軒営業しておりましたが、足寄温泉の開業とともに2軒とも廃業をいたしました。現在、30年続いた足寄温泉も先月、先々月でしたか、廃業になり、町なかには浴場のない状況が続き、若者やお年寄りの入浴設備のない人たちがおり、町としても苦渋の選択として急遽むすびれっじの浴場を開放し、現在40名以上の利用者がおると聞いております。これはあくまでもむすびれっじの浴場であり、浴場も小さく目的外使用であり、後には無理が生じる恐れがあります。これは間に合わせの短期使用であり、長期使用にはするということにはならないのではないかと考えますが、これについてお伺いをいたします。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

木村議員の我が町の浴場対策についての一般質問にお答えをいたします。本町には、市街地に大正時代から営業を開始した2軒の公衆浴場がありましたが、うち1軒は平成6年5月に、残る1軒も平成18年3月に廃業されました。また、昭和62年6月から営業を開始した郊南1丁目の温泉施設足寄温泉は約30年にわたり住民の健康増進等に貴重な役割を担っていただきましたが、本年10月25日をもって町民に惜しまれつつ廃業をいたしました。足寄温泉の廃業に伴い、温泉を利用されていた住民の皆様に影響が及ばないよう高齢者等複合施設むすびれっじを代替施設として利用することを急遽決定をし、足寄温泉廃業日の翌日10月26日から利用を始め、11月30日現在、50名に利用証を交付をいたしております。木村議員の、浴場も小さく目的外使用であり、後に無理が生ずる恐れがあるとの御指摘につきましては、浴場利用者は男女合わせ1日平均約13名となっており、利用時間帯を各自調整するなどをしているためか、浴場が小さいとの苦情は聞いておりません。また、自宅に入浴設備がない方のため、早急に結論を得る必要があったことから、協議の結果、むすびれっじの浴場を代替施設として利用することを決定したものであります。公衆浴場は地域住民の健康保持と公衆衛生上大切な施設であるとともに、コミュニケーションを図る場としての役割もあることから、市街地に入浴施設がなくなったことにつきましては、町といたしましても大変憂慮しているところであります。今後につきましては、公衆浴場を取り巻く現状や長年続いた公衆浴場が廃業に至った経緯やその要因を考えたとき、町による公衆浴場の新設は大変難しい状況にあるものと思われます。したがいまして、当分の間はむすびれっじの入浴施設の利用を継続してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、木村議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。

質問 4番 木村明雄

これからこれが続くと今町長のほうから御意見ありましたけれども、ここで私ひとつ提案をしたいと考えます。足寄道の駅が国交省から北海道ではこのたび初めて我が町がモデル選定を受けたわけであります。今後我が町の集客のためにも、浴場問題解消のためにもある程度予算をかけても思い切った処置として、足寄道の駅に温泉をつくったならどうなのかと考えるわけであります。昔は出会いと別れの足寄駅、現在は旅人の思い出の道の駅になります。あの便利な場所を中心に町民は毎日希望を抱きながら暮らしてきたといっても過言ではないと考えます。あの道の駅の西側、フクハラ側に温泉をつくる場所はあるのではないかと考えます。または、またお湯については新たにボーリングをするよりも里見が丘の温水プールのお湯を利用するのはどうなのかということも考えるわけであります。温泉の噴出量はどうなのか。それから温水の温度はどうなのか。噴出量があり温度が高ければ、あの温水を道の駅まで引くのは可能ではないかと、そういうふうにも考えるわけですが、その辺についてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

木村議員から大胆な御意見を頂戴いたしました。実は、旧駅舎のところ道の駅に指定されまして、道の駅を中心として町の活性化を図っていこうということも含めて、実は町民の方々が参加をしていただいたワーキンググループで、当時は国道の拡幅問題もあったのですけれども、その中のワーキンググループの提案書をいただいているのですけれども、そのときにも実は温泉施設まではいかなかったのですけれども、足湯の設置などについても実は提言をいただいたところでございます。種々検討をいたしましたけれども、これはやっぱり現実的にそれは難しいねということで断念をしたところであります。まずあそこに温泉施設をつくってはどうかというのは、全道各地で道の駅で何カ所かそういう施設を持っているところがあります。これ、正直言って、町が直営になる温泉施設あるいは第三セクターでの温泉施設、どこもこれ苦戦しているのですよ。現実的に考えたときに町で建てるということは、これはもう私は否定的な見解を持っているところでございます。なお足湯については御案内のとおり、里見が丘公園、議員仰せの体育館の暖房用の温泉の井戸でもあるわけですから、これは温泉プールにも送ってます。それでもまだ廃湯する段階でまだ温度が高いということで、実は体育館斜め前の、以前は噴水を設置したのですけれども、これ噴水が壊れたということもあって、これを契機に噴水を復活させるのではなくて足湯にしようということで、あそこに足湯をつくったということでございます。それとあわせて足寄温泉が残念ながらやめるということになって、実はあの跡地は実は町内のある方が取得をされております。やめてもう知らないということではなくて、あの温泉含めてあの一帯町内の方が取得をしたということでありますから、これからぜひ新しい施設の建設も含めて、町のほうとしても働きかけをしていきたいなというふうに思ってますし、さきの議会で髙橋健一議員からの質問にもお答えしましたけれども、仮にそういう事業が起こるということであれば町の支援策は考えているのかという、こういう御質問をいただいたわけでありますけれども、これが具現化した段階では当然町としても可能な限りの支援をしていく、そういう中で何とかそこの温泉を再開をしていただくべく町としても働きかけ、あるいは努力を、あるいは支援をしていきたいというふうに考えてますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上でございます。

質問 4番 木村明雄

何と言いましても我が町のこの浴場問題につきましては大きな予算を伴う、そしてまた課題それから難題であります。本当に頭の痛い問題であります。これについて、どうしたならこの難題を町民の付託にこたえられることができるのか。現在40名以上の入浴施設のない人たちのほかに、足寄町へ仕事で訪れる会社員、もしくは作業員、そして旅行者、それからキャンプに訪れる旅人、町なかに温泉施設でもあれば利用したい、そんなような希望者、それからまた町民の皆さん、この方々それらを1年間を通してこの町として把握しているのかどうなのか、その辺にもお伺いをしたいと思います。

答弁 副町長 渡辺俊一(副町長は2018年12月まで)

今の御質問でございますけれども、年間通して町内にいらっしゃる観光客の方ですとかキャンプの方ですとか、お仕事に来られている方だとか、そういった方々で温泉に入りたいと、温泉といいますか、銭湯ですね。そういったものを利用したいという方がどのくらいいるのかというようなことでございますけれども、それについては町では把握をしてございませんので、御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

質問 4番 木村明雄

今把握してないという意見があったわけなのですけれども、これについてやはりこれから先に向けては把握して、やはり考えてみる必要があるのではないかと、私思うわけなのですよね。これから先に高齢化社会を迎える、また保養そして憩いの場を設ける。そしてまた癒やしを求める人たちがやはりふえているのではないかという気もするわけなのですよね。これ本当に温泉が好きだという形の中で、足寄町だって相当に違う町へ温泉入りに行く、癒やしを求めるという人だっているのではないかと、私はそんなふうに考えるわけなのですけれども。何としてでもこれからこの問題については、やはり真剣に考えていかなければならないのかなという、私はそんな気がするわけなのです。これから先に向けての一つの大きな問題というのは、やはりむすびれっじを今利用しているからこれは何の問題もないのだということではなくして、やはり長い目で見て考えていく必要があるのではないかなという気がするわけなのですよね。そこで、これからもむすびれっじを利用するのか、新しく浴場をつくるのか、そしてまた温泉を発掘するのか、これはきっと金がかかるからできないと言われるのだと思うけれども、この辺をもう一度総体的に考えた形の中で町長に御意見を伺いたいと思います。

答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)

お答えをいたします。先ほどもお答えしたとおり、まずは、まずは廃業した足寄温泉、これ町内の方が取得したというのは、これはもう私も情報いただいてますから、その方にできるだけ早く何とか再開をしていただくといいますか、新たな事業を立ち上げをしていただくべく引き続き情報収集あるいは町の支援、こんな支援も考えているよということも含めて要請をしながら、あの場所で新たな施設の実現に向けて町としても努力をしていきたいなというふうに思っております。町が直接新たなものを建てるだとか、あるいは新たな泉源を掘るという考えは全くございませんので、御理解いただきたいというふうに思います。

質問 4番 木村明雄

わかりました。これからの将来、未来に向け、そしてまたこうして毎日仕事をして苦労したけれども、足寄町に住んでいてよかったと、そんなことの思えるような、今そしておかげさんで幸せだよと、そんなことの思えるような足寄町になることを願って、私の質問を終わりたいと思います。

出典:足寄町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月13日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる