足寄町議会 平成29年第2回定例会 2017年6月28日
アスベスト
2017年6月28日、足寄町議会の一般質問で、熊澤芳潔議員が「アスベスト」について質問し、町長 安久津勝彦一、建設課長 増田徹、副町長 渡辺俊一、町長 安久津勝彦が答弁しました。
- 質問者
- 熊澤芳潔 議員
- 答弁者
- 町長 安久津勝彦一、建設課長 増田徹、副町長 渡辺俊一、町長 安久津勝彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 1番 熊澤芳潔
それでは、議長にお許しをいただきましたので、通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。質問事項でございますけれども、アスベスト(石綿)について。質問の内容でございますけれども、アスベストは静かなる時限爆弾と呼ばれ、数十年の潜伏期間を経て、中皮腫や肺がんを引き起こすとされています。足寄町も公共施設でアスベスト粉じんが基準値を下回っているとはいえ、著しい劣化とアスベスト粉じん飛散のおそれがあるとの行政報告がありましたが、健康被害が心配され、全国各地の公営住宅に暮らした人もアスベストのリスクにさらされていたことが判明し、戸数は約2万2,000戸、23万人がアスベストを吸った可能性があると言われていますが、次の点についてお聞きしたい。1、公共施設におけるアスベストは、基準値を下回っているとはいえ、特別養護老人ホームについては著しい劣化のおそれがあるとのことですが、きょうまでの入所者の健康被害調査をする必要があるのではないか。2番目には、公営住宅、一般住宅で昭和50年にアスベスト使用は原則禁止されましたが、それ以前に建てられた公営住宅は何戸あり、アスベストの使用状況(建物の耐火被覆材としての吹きつけアスベスト、屋根材、天井材等としてアスベストを含んだセメントを板状にして固めたスレートボードなど)の調査は行う必要があるのではないか。以上でございます。
答弁 町長 安久津勝彦一
熊澤議員のアスベストについての一般質問にお答えをいたします。1点目の特別養護老人ホームにおける入所者への健康被害調査の実施につきましては、今定例会で行政報告させていただいたとおり、煙突用断熱材において著しい劣化が確認されましたが、気中濃度測定では基準値以下という判定結果であり、現時点では施設内にアスベストは飛散していないと判断しておりますので、入所者に対する健康被害調査については考えておりません。なお、予算提案させていただいた工事につきましては、今後さらに劣化が進みますと、アスベストが飛散する恐れがあることから、改修工事を行うものであります。2点目の昭和50年以前に建設された公営住宅の戸数は、北星団地等19棟で76戸、現在23戸が入居しております。これらは公営住宅等長寿命化計画により、平成35年度までに順次建てかえを実施しているところであります。これらの公営住宅については、現在、全国各地で健康被害への影響が問題視されている鉄骨耐火被覆材や天井、壁の吸音材として使用された吹きつけアスベストは使用されておりません。吹きつけアスベストのほかに、石綿含有の建材については、過去多く使用されてきた経緯があり、本町の公営住宅においても、一部壁材及び軒下材等にアスベスト含有の可能性のある建材の使用を確認しておりますが、その性質上、通常の使用状態ではアスベストは飛散しないため、石綿製品製造の業界団体は使用上問題はないとしていることから、調査を行う考えはありません。また、公営住宅等の解体においては、アスベストの含有の有無を確認しながら、必要に応じて解体業者に適正な処理を指示しており、今後につきましても同様の処置を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げ、熊澤議員の一般質問に対する答弁とさせていただきます。
質問 1番 熊澤芳潔
回答いただきました。総体でいえば、町長としては問題がないということでございますけれども、今後において、いろいろ進めることもあるということでございますけれども、若干確認の意味でお聞きしたいと思いますけれども、これもアスベスト問題は今大きな社会問題になっているということでございますし、環境省なり国土交通省なりに問い合わせが殺到しているということも聞きます。それで実例としては、大坂の阪南市でも、また北海道の札幌市でも煙突またはボイラー室の配管にアスベストが含まれた断熱材が使用されていたことがわかった。また、学校給食施設からアスベストを含む可能性がわかったとか、それで10校が給食中止をしたとか等が聞かれました。また最近では先ほどあったように、公営住宅の中にも、使用されたことがわかったということでございます。足寄の場合は、給食センターにつきましては、新しい建物でございますので、問題はないかと思いますけれども、いずれにしても今大きな社会問題になっていることは事実でございます。そこで、回答は先ほど言ったように、問題がないということでございますけれども、それで、確認の意味で、何点かお聞きしたいと思いますけれども、以前にもアスベスト問題が議会で調査をしたと経過があったと記憶してございますけれども、今回の調査に至った経過につきまして、きっかけですね、そういったことは何でこういうことがわかったのか。また、調査依頼はアスベスト協会を通じてやったと思いますけれども、どういう内容の調査を、測定方法でございますけれども、そういったことを行ったのかをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 建設課長 増田徹(建設課長は2023年3月まで)
お答えいたします。経緯は、昨年の札幌市でありました小学校のアスベストを含む疑いがあるということで、新聞報道で取り沙汰されたことを受けて、足寄町は大丈夫かということで施設を確認したところでございます。それから、その結果、測定方法についてですが、まず目視等でその状況がどうなっているかということをまず確認をして、大丈夫であれば通常飛散のおそれなしという回答に来るのですけれども、劣化等があって、非常に危険だという、先ほど言った劣化が著しいという場合には、大気の状態、アスベストがどの程度浮遊しているかという状態を測定して、基準値以内か以外かということで、今回測定の結果では基準値以内だったということなので、あえて、そういうような測定方法でやっております。以上です。よろしくお願いいたします。
質問 1番 熊澤芳潔
わかりました。大気中のこともございますけれども、方法としてはちょっと私もちょっと勉強させていただいた部分なのですけれども、位相差顕微鏡による調査、これが精度が高いということでございますし、2番目には今言ったように目視の関係だと思いますけれども、健全製品中、また劣化物そのもののアスベストの含有率の測定、クロスチェックだそうでございますけれども、それと今言われた空気中の石綿係数分析の関する調査ということでございますけれども、こういったことをやることが測定をしたということだと思いますけれども、今お聞きしたところでは目視と空気中ということでございますけれども、その現実、アスベスト、煙突の関係についてはどのような調査があったのか、お聞きしたい。
答弁 建設課長 増田徹(建設課長は2023年3月まで)
お答えいたします。煙突については、今申し上げたとおり、まず下の部分の目視をして、それから煙突の上部からの確認を行い、劣化の判定をしたところでございます。劣化の度合いによって段階的に議員おっしゃったような調査をかけていくというような形になっておりますので、御理解のほどよろしくお願いします。
質問 1番 熊澤芳潔
わかりました。それで、アスベストの分析測定を依頼する際は、次の三つの資格を保有していることを確認することが必要だと。これは補助金の関係なのですよね。例えば町民の方がアスベストの調査をするとか、当然町も調査をかけた以上はお金がかかることだと思いますけれども、3点の資格がなければ補助金が出ないということでございますけれども、補助金についてはどのような形で、一般の方も調査、もし依頼すればですよ、ついてどのような形になっているのかをお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 渡辺俊一(副町長は2018年12月まで)
補助金の関係でございますけれども、民間の方が自分のところを調査するといった場合については、ちょっと詳細はわかりません。ちょっと詳しくわからないのですけれども、補助金があるということで、それは直接補助を申請していただくというような形になるのかなというように思っております。あと、その資格の部分でありますけれども、資格についてもちょっと詳細ちょっと今不明でございますので、ちょっと詳細についてはちょっとお答えすることができないということで、御了承いただければというように思っております。以上でございます。
質問 1番 熊澤芳樹
わかりました。それでは、そうすると調査については、補助金を申請したとか何とかということではなかったということでございますね。そういうことですよね。
答弁 副町長 渡辺俊一(副町長は2018年12月まで)
今回の調査につきましては、町が行っておりますので、町が業者の方に委託をしてやっておりますので、これについては補助だとか、そういったものはないということであります。以上でございます。
質問 1番 熊澤芳潔
大きな問題ですので、町民の皆さんが、そうしたらそういった申請もあるかもしれませんので、そういったことも調べておいていただきたいなというふうに思ってございます。それから、先ほども業者の関係が出ました。これからは2番にも関係するのでございますけれども、今築何十年の住宅を多く解体しているわけでございますけれども、作業員の方は法律で健康障害防止のために守られているとは思いますけれども、解体時のときに周りの住民の方には、アスベストが入っているか入っていないかも含めて、どのような形で連絡、お知らせをするのか、しないのか、それとも、そのことについてまずお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 渡辺俊一(副町長は2018年12月まで)
最終的に、今回の工事については、囲い込みということで、煙突をアスベストが飛散しないように封じ込めるといいますか、飛散しないように開口部を閉じてしまうと。そのかわりに新しく、特別養護老人ホームの場合は、新しい煙突を別に建てて、煙突を、今まで使っていた煙突を封じ込めるというような形でやります。あと、この後、例えば公営住宅だとか、そういったところでアスベストを含んだ工事があるというようなときには、当然外に飛散しないように周りを囲って、そして作業員の方たちについては、アスベストを吸い込まないような形でマスクですとか、そういったことで工事を行うということになります。そのときに、当然公営住宅だとかということになりますと、その棟全体が誰もここは住んでいないという状況になってから解体工事をするというようなことになりますので、基本的には周りに余り人がいないような状況、皆さんが転居された後、解体をするというような形になるというように思っております。以上でございます。
質問 1番 熊澤芳潔
これからのことはわかりました。今までの流れを見ますと、十分な形、私は見ていませんけれども、囲うとか、それから住民の方に知らせるとかということはなかったのかなという気がしますけれども、このことにつきましては、ぜひ情報なりを、十分な情報なりを町民の皆様に知らせてほしいと思いますし、解体の作業は、今言ったような形できちっと囲うとかいうことが必要な重大な問題だと思いますので、再度確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 副町長 渡辺俊一(副町長は2018年12月まで)
解体の関係でございますけれども、解体するその公営住宅の建材だとかそういったものにアスベストが含まれていて、例えばその解体する際にそういう飛散がするおそれがあるという、そういった場合については、そういう飛散しないような、そういった工法といいますか、方法を使いながら解体をするということになるということでございますので、御理解をいただければというふうに思っております。以上でございます。
質問 1番 熊澤芳潔
わかりました。そのような形で、町民にも現在のこのアスベスト問題につきましても、情報公開等も含めてやっぱりやる必要があるのでないかなという気がいたしますし、十分な町民にお知らせをお願いをしたいというふうに思ってございます。それから、最後ですけれども、このアスベスト問題ですけれども、人の命に係る問題でございます。公共施設ばかりではなくて一般の住宅についても、我々この製品を見ますと、私も古いうちに住んでいるのですけれども、そういったものの使ったような記憶もございますし、そういったことがあれば、もしかしたら、アスベストが入っていたのかなという気がいたします。そういった意味で、十分な情報公開、また町民の皆様にもそういった調査も、もし先ほど言った補助金等ももしあるとすれば、お知らせしながら十分な形で知らせていって進めていただきたいというふうに思ってます。最後に町長、一言お願いして終わらせていただきます。
答弁 町長 安久津勝彦(町長は2019年3月まで)
一番問題になっているのは、鉄骨なんかありますよね。それに吹きつけされているやつ、帯広の駐車場になんか行ったときに、今はないですよ、鉄骨にこうコンクリみたいな吹きつけ、あれなのですよ、一番問題なのは。今議員がおっしゃってる一般の住宅だとかというのは、要は耐火性のスレート板だとか、そういうやつに含まれている可能性がありますよということなのですよ。ですから、通常はそんなに心配ないのですよ。余り心配だ、心配だと言っているとまたハレーション起きます。少なくとも仮に含まれている建材があって、それが壊れて粉じんが舞ってるとかいう場合は、含まれている場合については飛び散るという可能性はあるのですけれども、そんなに今住んでいるうち、俺心配だから調査してくれやというのは、それは恐らく補助の対象に、いや、これから調べますけれども、対象にならないというふうに思います、それは。ですから、協会でも通常使っているのについては問題ないと。だから、例えば水道でいっても、昔石綿管というのを使っていたのですよ。通常全然問題ないのですよ。問題は、それがもう老朽化して布設がえしますよといったときに、その処理をするときに、管のまま処理できないですから砕いたりしますよね。そのときに飛び散る、濡れていれば全然飛び散らないですから問題ないのですよね。ですから、一般的にはその公営住宅についても、軒先のスレート板ですとか、あるいは台所の、昔って石膏ボードとかってありますよね、ああいうやつに含まれている建材もあるかもしれないということなのです。その調査というのは、先ほど熊澤議員さんも言った調査方法で、それ含まれているかどうかというのは顕微鏡で見なければわからないだとか。今回調査したのは、そんな顕微鏡とかそんなのではなくて、要するに飛び散っているかのどうかの器械を使っての粉じんの測定をしたということですから、その結果大丈夫だよということを。ただし、このまましておくと心配だから、もう封じ込めちゃえと、飛び散らないうちに封じ込めちゃえよという、そういう工事をしますよということですので、御理解いただきたいなというふうに思います。以上でございます。
質問 1番 熊澤芳潔
はい、わかりました。十分に行政も理解しているようでございますし、ただ十分に住民の皆様に公開をしながら進めていただきたいというふうに思います。終わります。