みんなの議会

本別町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日

アスベスト(石綿)対策

2016年12月13日、本別町議会の一般質問で、高橋利勝議員が「アスベスト(石綿)対策」について質問し、町長 髙橋正夫、教育長 中野博文が答弁しました。

質問者
高橋利勝 議員
答弁者
町長 髙橋正夫、教育長 中野博文

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 高橋利勝

それでは、2点目の本町におけるアスベストの、石綿というのですが、対策についてお伺いします。札幌市の施設で、煙突内でアスベストの断熱材が落下したことが発端となり、今、全道の各地でも、学校でも同様なことが起こっているという新聞発表などがあります。十勝管内でも、アスベスト使用の断熱材の落下や飛散、健康被害は報告されていませんが、本別町を含め、多くの学校でアスベストを含む建材が使われていると言われています。本町の学校でも、新聞の報道によりますと4校がアスベストを使用しているとのことでありますけれども、そこで、本町におけるアスベスト対策についてお伺いいたします。1点目でありますが、札幌市では、文部科学省から指示されていた学校関係施設の煙突用断熱材のアスベスト点検を実はやっていなかった、怠っていたということで、是正指導を受けている。先ほど言いましたように、断熱材の落下を通してそういったことが問題になっているわけですが、これにつきましては、2014年6月に国の石綿障害予防規則が改正され、文部科学省は同年4月とことし8月に煙突用断熱材などの点検を各自治体に指示したと言われていますが、本町としてはどのように対応したのか、まず、お伺いします。2点目でありますけれども、新聞によりますと、先ほど言いましたように、本町の学校関係ですが、4校のうち小学校1校については、来年4月から始まる大規模改修時に処理する予定として載っておりましたが、残りの3校についても速やかに処理すべきと思いますが、考え方を伺います。また、4校の学校名について公表できないのか、これもお伺いします。3点目でありますけれども、自治体によっては、今回のことで他施設の調査にも踏み込んでいるところがあります。本町においても学校のほかにアスベストが使用されている公共施設がないのか、あるとすれば速やかに処理すべきと思いますが、考え方を以上3点お伺いいたします。

答弁 町長 髙橋正夫(町長は2021年6月まで)

〔登壇〕高橋利勝議員、2問目のアスベスト(石綿)対策についての答弁をさせていただきます。まず、このアスベスト対策でありますけれども、平成17年に、実は今御質問ありましたように、石綿障害予防規則が制定されまして、吹きつけ石綿及び石綿含有吹きつけロックウールが損傷だとか、また劣化によって飛散などのおそれがあるときは、それを除去、また封じ込め、あるいは囲い込みの措置を講じなければならないことという通達がありました。本町におきましては、学校教育施設や社会教育施設を初め、全公共施設につきまして設計図書による確認を行いながら、吹きつけアスベストの可能性がある施設として、本別中央公民館のボイラー室、ステージの上部、空調機械室、本別中央小学校の第2体育館のボイラー室、さらに、本別中学校の体育館の物入れ、勇足中学校のボイラー室を特定して、専門業者による分析とサンプルの摂取をしていただいて、含有検査を実施してきたところであります。本別中央公民館の空調機械室におきましては、微量の含有があることが確認され、この空調機械室につきましては、平成18年2月にアスベストの除去、改修工事を終えているところであります。なお、御質問のとおり、平成26年6月1日に、さらに石綿障害予防規則が改正されまして、これまでの吹きつけアスベストの規制に加えて、石綿を含有する張りつけられた保温材、また耐火被覆材などが規制対象となったところであります。1点目の本町の対応についてでありますけれども、平成26年8月1日に文部科学省からの通知による指示を受け、直ちに学校施設及び公民館施設の暖房用配管に使用されている保温材等などの確認を行いました。結果、これら全てがグラスウール素材であるということで、石綿ではないということで確認をさせていただきました。また、煙突につきましては、専門業者による設計図書での石綿使用状況及び現地での目視の調査を平成26年12月に実施して、アスベストが使用されている可能性がある煙突として、平成27年8月に勇足小学校、仙美里小学校、本別中学校体育館、勇足中学校、本別中央公民館、美里別公民館のそれぞれのボイラー室の煙突において分析サンプルの採取及び煙突の劣化調査をしたところです。結果として、全6施設ともアスベストを含んだ建材を使用しておりますけれども、除去を講じるような剝がれ落ちがないため、継続的な観察により必要な時期に除去すべきとの診断をいただいたところであります。なお、美里別地区の公民館につきましては、ボイラーの使用をしておりませんので、平成28年6月7日に煙突の封じ込め作業を完了させていただきました。また、歴史民俗資料館、図書館におきましても、平成28年9月に同様の調査を実施した結果、経過観察により必要な時期に除去との診断を受けているところであります。町体育館につきましては、設計図書上、アスベストを含む建材を使用しておりませんが、念のため分析サンプルの採取及び劣化状況を調査すべく、今定例会に補正予算を計上させていただきましたので、今年度中に調査を実施する予定としておりますので、御審議をいただきますようによろしくお願いするところです。2点目のアスベスト建材の除去についての御質問でありますけれども、新年度におきまして、御質問にありますように、勇足小学校の大規模改修を実施する計画としておりますので、教室ごとに使用する暖房機器へ切りかえるとともに、煙突に使われておりますこの石綿、アスベストを含む建材の除去及び封じ込め作業を行う予定としています。また、仙美里小学校、本別中学校体育館、勇足中学校のボイラー室の煙突の改修につきましては、新聞報道後の11月4日に、北海道教育庁通知により、アスベストの対策工事を実施するための学校施設環境改善交付金申請意向調査がありました。ここで実施要望の申し出をしているところであります。補助事業として認可をいただければ、新年度において、アスベストを含む建材の撤去及び煙突の改修工事を実施したいと考えております。3点目の学校施設以外のアスベスト使用の公共施設についてですが、今後、設計図書での確認を行いまして、アスベストが含まれているかどうか建材の実態調査をさせていただいて、その調査の結果、アスベストが含まれている建材だということの判断が出れば、目視によって剝離状態など確認して、御質問にありますように必要な措置をしっかりととっていきたいと、こういうふうに今考えております。以上申し上げて、答弁とします。

質問 9番 高橋利勝

今の答弁によりますと、新聞報道にも出ていますけれども、結局、封じ込めをして措置をすれば、それでよしということなのでしょうが、それを順次見守っていくという形ですが、ただ、札幌市の場合とかほかのところもそうですが、いずれそこが老朽化するということは免れないということになるわけですから、ある程度その落下しそうになるまでずっと見守っていくということですけれども、これは例えば、将来的にそういう可能性があるということだとすれば、ある程度、順次その部分を撤去するようになるとか、そういう措置というのはできないのでしょうか。その点についてお伺いします。

答弁 教育長 中野博文(教育長は2018年3月まで)

御質問にお答えを申し上げたいと思います。学校施設につきましては、ただいま町長から御答弁したとおりであります。学校の現状の施設の中では、仙美里小学校、勇足小学校、勇足中学校、本別中学校の体育館のボイラー室の煙突にアスベストを含有している建材を使用している、この4カ所のみでございます。これまた先ほど御答弁申し上げておりますが、勇足小学校については、大規模改修にあわせて実施いたします。残る3カ所については、今、補助事業が出てまいりましたから、それに申請中であります。それが認可されれば、新年度において実施したいというふうに考えています。あと残るは文教施設としては図書館、資料館、中央公民館のボイラー室の煙突であります。これは、診断した中では剝がれ落ちがない状況にありますから、今、早急に対応しなければならないという状況ではございませんが、逐次調査していく必要があります。それは目視で見ていく。剝がれ落ちがないかどうかを確認していくことが必要であります。御質問のとおり老朽化してまいります。劣化する可能性もありますから、それは注意深く見ていきながら、もちろん危険なような状況になれば改修等を行う。また、計画的に実施していくことも必要かなと思いますが、今のところ、補助メニューが学校施設のみになっていますので、そういったこともにらみながら実施してまいりたいというふうに考えてございます。

質問 9番 高橋利勝

終わります。

出典:本別町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月13日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる