厚岸町議会 令和5年第3回定例会 2023年9月4日
(1)熱中症対策について/(2)ヒグマ対策について/(3)コンキリエの水族館について/(4)翔洋高校について
2023年9月4日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「熱中症対策について」「ヒグマ対策について」「コンキリエの水族館について」「翔洋高校について」について質問し、町長 若狹、教育長 滝川、教委管理課長 諸井、保健福祉課長 早川、環境林務課長 真里谷、観光商工課長 田﨑、水産農政課長 髙橋、建設課長 渡部が答弁しました。
- 質問者
- 南谷健 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、教育長 滝川、教委管理課長 諸井、保健福祉課長 早川、環境林務課長 真里谷、観光商工課長 田﨑、水産農政課長 髙橋、建設課長 渡部
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 南谷
第3回定例会にあたり、4項目について一般質問いたします。初めに、熱中症対策についてであります。熱中症対策につきましては、2番、室﨑議員、そして、1番、竹田議員からも質問が提出されております。両議員におかれましては、なるべく重複しないようにと考えておりますが、もし重複いたしましたらお許しを賜りたいと存じます。8月22日正午頃、伊達市元町の伊達小学校の2年生が体育直後に熱中症で倒れ、お亡くなりになられました。幼いお子様の将来の夢や希望も何もかも全てを失ったご遺族の心中、いかばかりかと思います。お亡くなりになられましたお子様のご冥福と、ご遺族に心より弔意を表します。今年の夏の猛暑は誰もが周知のとおりであります。本町の小学校の熱中症対策はどのようになっているのか説明をしてください。本町で熱中症対策は無縁と思っておりました。8月25日、熱中症警戒アラートが発表されました。今、全道的に小中学校の熱中症対策で教室にエアコンの導入が求められています。厚岸町はどのように考えておられるのか質問いたします。私は町有保育所にエアコンが必要と考えます。現在、しんりゅう保育所で0歳保育施設、厨房、病気静養室に冷房を完備しておりますが、各保育所、1歳児以上の部屋に冷房はありません。幼児ほど熱中症に対応能力がなく、早期に対策を講ずるべきと考えますがいかがでしょうか。ヒグマ対策について質問いたします。オソ18が7月30日、オクタパウシ放牧地で駆除されました。この内容を説明してください。また、今後、第のオソ18が発生しないよう、どのような対応をされるのか質問いたします。さらには、今年のあっけしあやめまつりは熊の目撃が相次ぎ、中止、再開、中止と翻弄されました。熊出没の風評被害で、あやめまつりが衰退するのではと憂慮されますが、その対策はどのようにされるのか、お尋ねいたします。3項目目です。コンキリエの水族館について質問いたします。8月下旬、水族館の魚を見に行きました。そうすると、黒ガレイとソイの各1匹が泳いでいました。各地からせっかくコンキリエに来た人に申し訳ない気持ちになりました。子どもたちが楽しめる水族館にしてください。4項目目です。翔洋高校について質問いたします。翔洋高校は昨年度、全国の水産関連校で唯一マイスターハイスクール(次世代地域産業人材育成刷新事業校)に指定されました。地域の未来をつくるマリン・イノベーターの育成やIT導入による持続可能な地域社会の創造をテーマに掲げ、委員会が設立されました。委員会設立1年を経過し、この事業の成果と課題について説明してください。事業の推進に当たり、役場、漁港、漁業者、関係機関が連携し、高校生が漁業に理解を深め、魅力が持てる取組が必要と考えますが、どのように取り組んでいかれるのかお尋ねいたします。翔洋高校に若潮寮があります。玄関から250メートルくらいの山際にあるアクセス道路は昼でも木立が生い茂り、暗く、夜間は寮生が通るのに不安を感じています。木立の枝払いをし、新たに街灯の設置が必要と考えますがいかがでしょうか。以上、1回目の質問といたします。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
7番、南谷議員のご質問にお答えいたします。1点目の熱中症対策についてのうち、(1)のご質問については、後ほど教育長から答弁があります。私からは、(2)のご質問についてお答えいたします。(2)の「町保育所の1才児以上の部屋にもエアコンが必要と考えるが」についてでありますが、今年は、全国的に気温が高い日が続き、町内でも最高気温が30度を超える日が、8月30日現在で既に10日を数え、8月24日には熱中症警戒アラートが釧路地方に初めて発令されるなど、熱中症発症のリスクが高まっている現状にあります。保育所における熱中症の予防対策としては、施設の換気やサーキュレーター、大型扇風機による室内の温度管理、子どもの体調確認をこまめに行い、定期的な水分摂取、散歩や外遊びなどの保育内容や時間帯を臨機応変に変更するなど、年齢に応じた健康管理を実践しています。これまでは、これほど暑い日が続くという想定がなく、冷房設備について重要視してこなかったところですが、今年の暑さが、来年以降も続く可能性もあることから、保育所だけではなく、児童館や子育て支援センターについて、優先順位を考慮しながら、速やかに検討をしてまいります。続いて、2点目のヒグマ対策についてのうち、(1)の「オソ18が駆除されたが、この内容と今後どのような対応をするのか」についてでありますが、7月30日午前5時ごろ、釧路町オタクパウシの放牧地で鹿の駆除をしていた釧路町猟友会所属の捕獲従事者が、ヒグマ1頭を発見した際、人を見ても逃げなかったため、ヒグマ出没時の有害性判断フローに基づき、問題個体として捕獲したものであります。捕獲したヒグマの体長は、2メートル10センチ、前足の幅20センチ、体重330キロ、非常に痩せた状態で手足に皮膚病、顔に4か所の新しい傷がありました。釧路町では、捕獲当初は、オソ18とは考えていませんでしたが、後日、オソ18の可能性に思い至り、捕獲個体の試料について、8月10日に標茶町を通じて道立総合研究機構にDNA検査を依頼したところ、18日に、同研究機構の分析により、オソ18のDNAと一致した旨、週明けの21日に標茶町から釧路町へ伝達されております。厚岸町では、22日にこれらの情報を入手し、釧路太田農協から組合員へオソ18が捕獲されたことを全戸周知するとともに、北海道猟友会厚岸支部へ情報提供したところで、同日午後3時に釧路総合振興局が報道発表をしております。今後は、オソ18のような個体が発生しないよう、北海道や道立総合研究機構、猟友会などの関係機関と連携し、ヒグマの出没状況に応じて、自動撮影カメラやヘアトラップを設置してヒグマの行動把握に努めるとともに、有害性判断フローに基づき、問題個体と判断したヒグマについては、銃器や箱わな設置などにより捕獲を進めてまいります。また、9月2日からは、秋のヒグマ注意特別期間を迎えます。厚岸町鳥獣被害対策実施隊によるパトロールの強化や広報誌掲載のほか、出没場所に応じて速やかに近隣自治会へ連絡するとともに、防災無線や、IP告知情報端末により全町民周知のほか、熊出没注意看板の設置などを行ってまいります。次に、(2)の「あやめまつりが熊の目撃が相次ぎ、中止、再開、と翻弄された。風評被害で、あやめまつりが衰退すると憂慮されるが、その対策は」についてでありますが、今年の「あやめまつり」は、6月24日から7月2日までの9日間開催する予定でいましたが、7月1日、あやめケ原サービスセンター付近で、子熊1頭が目撃されたことから、その日の夕方からあやめまつりを中止にいたしました。あやめケ原周辺では、今年に入ってから熊の目撃が15件寄せられており、そのほとんどが道道123号別海厚岸線沿いでのものですが、この道道からあやめケ原駐車場に至る経路で熊が目撃された場合は、来園者の安全確保のため、施設を一定期間、閉鎖している状況にあります。近年は、熊の目撃が増加していることから、注意喚起を促す掲示板の増設や、熊除けの鈴の無料貸出しのほか、熊目撃に関する情報提供を行い、来園する観光客の皆さんに、過度な不安を与えないよう対応を図るとともに、有効な対策について、今後も検討してまいりたいと考えております。続いて、3点目の「コンキリエの水族館を子どもたちが楽しめる水族館にすべき」についてでありますが、昨年、水族館の設備である「海水用循環ポンプ」及び「冷却器室外機」に故障が見つかり、現在、これら設備の更新工事を行っております。このため、海水温度を一定に保つことが困難なことから、魚の数を減らしたた状態にしておりますが、来館者に対して、説明がされていなかった状況にありました。このため、早速、来館者の誤解を招くことがないように、魚が少ない理由を示すよう、指示したところであります。なお、設備の更新工事終了後は、今までどおりの展示を行ってまいります。続いて、4点目の翔洋高校についてのうち、(1)、アの「マイスターハイスクール運営委員会設立から1年が経過した。事業成果と課題は」についてでありますが、マイスターハイスクールとは、文部科学省のモデル事業で、専門高校改革の一環として、地域の産業と自治体が一体となった新しい教育の仕組みをつくり、近年の産業構造の変化に対応した高校改革を促進するための取組で、令和4年度から3か年間、翔洋高校が指定校になったところであります。1年目の事業成果として、同校からマイスターハイスクール運営委員会に示された3点の成果は、1点目は水産資源の持続化の視点から、「海の見える化」「水産資源の見える化」に向けた取組として、塩分・水温センサーを厚岸漁港内に、流速・水温センサーを厚岸漁港外にそれぞれ設置し、タブレットやスマートフォンによるリアルタイムのデータ収集や解析に係る学習を行い、その成果を一部ではありますが、漁業者への情報提供という形で、本事業の意義を理解していただくことができました。2点目は、漁家経営の持続化の視点から、はこだて未来大学の和田教授による職員研修やインターナショナルシーフードショーにおいて、企業や関係機関との情報交換により、スマート水産業への理解を深めることができました。3点目の地域産業の持続化の視点から、料理レシピの開発を通じて、水産物の栄養価値や地元食材に対する関心、理解を高めることができたことと、地域への愛着や後継者意識の醸成といった成果が得られたことであります。一方、課題としては、1点目として、教職員のスマート水産業に関する一層の勉強が必要であり、機器の活用法やデータを実際の業務に取り込む手法といった技術習得の必要性があること。2点目として、地域漁業者の理解と協力を得ながら共に取り組んでいく体制の構築のが必要であること。3点目として、メニューやレシピの更なる改良と、生徒の作ったものを商品化、実用化するため、関係機関や企業との連携・協力が必要不可欠であることであります。次に、イの「役場、漁協、漁業者、関係機関が連携し、高校生が漁業に理解を深め、魅力が持てる取組が必要と考えるが町の取組は」についてでありますが、翔洋高校は、町内唯一の水産学科を有する高校であります。この地の利を活かし、将来のスマート水産業を牽引し、卒業後も地域産業に貢献できる次世代人財育成に向けた中核拠点となるよう、今後とも学校存続に向けた施策はもとより、持続可能な漁業経営のための基盤整備を進め、高校生が将来の漁業に希望が持てる環境づくりに努めてまいります。次に、(2)の「若潮寮へのアクセス道路が暗く、木立の枝払いと新たな街灯の設置が必要では」についてでありますが、ご質問の道路は、「町道寺通り」で、他の町道と同様に草刈りや道路補修などの維持管理を町が行っています。ご質問にありますとおり、一部の区間は、私有地からの木立から伸びた枝が多く密集し昼間でも薄暗い状況にあります。この「町道寺通り」には、オーバーハング型の街灯2基と防犯灯4基が既に設置されているため、現在は新たに街灯を設置する予定はありませんが、一部の街灯と防犯灯が道路にせり出した木立の枝により光が遮断され、その役割を充分に果たせていないことから、枝払いを行うことで、必要な照度を得ることができると考えています。枝払いについては、樹木の土地所有者が行うことになるため、所有者に対し状況の説明と枝払いの依頼を行ってまいりたいと考えています。私からは、以上であります。
答弁 教育長 滝川
私からは、1点目の「熱中症対策」について、(1)のア「小学校の熱中症対策」と、イ「教室へのエアコン導入」についてお答えいたします。初めに、アの「小学校の熱中症対策は」についてでありますが、これまでの対応といたしましては、令和3年5月に環境省及び文部科学省が策定した「学校における熱中症対策ガイドライン」中の「熱中症の予防策」を参考に、健康観察の徹底のほか、小まめな水分補給など、各学校の実情に合わせて対応してまいりました。釧路・根室地方で初の熱中症警戒アラート発令となりました、本年8月24日は、屋外での活動中止や休み時間の外遊びや体育館での遊びを控えるなどの措置を実施したところです。厚岸町教育委員会では、本年8月に「厚岸町立小中学校における熱中症対策ガイドライン」と「熱中症予防フローチャート」を策定したところであり、「暑さ指数」を基準とした運動・行動の指針により、暑さ指数に応じた学校生活・教育活動における予防のほか、学校では必要に応じてネッククーラーの持込を許可するなどの対応を図っているところであり、今後においてもこの指針にもとづき、適切な学校生活・学校教育活動が実施されるよう、学校及び保健福祉課と連携しながら熱中症対策を適切に実施してまいります。次に、イの「教室へのエアコン導入」についてでありますが、北海道の夏は、これまで比較的過ごしやすい気候だったことから、令和4年度時点で北海道の公立小中学校における冷房設備の設置率は、普通教室にあっては16.5%と低い状況でしたが、本年度においては高温となる日が続いており、冷房設備の設置に向けて検討している自治体もあるとお聞きしております。本年8月末現在、厚岸町立小中学校において普通教室と特別支援教室は44室あり、職員室や保健室を含めると56室となりますが、全ての学校において冷房設備の設置には至っておりません。冷房設備の設置には多額な費用を要するところでありますが、今後は、当町においても厳しい暑さが繰り返される可能性もあることから、児童生徒や学校職員の健康維持のため、冷房設備の設置について検討してまいります。
再質問 南谷
熱中症対策について、再質問いたします。あえて小学校に限定させていただいたのは、私も当然中学生であれば判断力もある程度ついてくるだろうと。特に幼児や小学生、自分の判断、なかなか対応もしきれない、学校の先生の指導の下、自分の意思というものがなかなか自由にならないのではないのか、そう思いまして、特に熱中症対策については、低学年、幼児について質問をさせていただきました。ただいま説明がありました。2番、室﨑議員のほうからもこの関係について説明がありましたので、再質問あまりしないと思っておりますが、ただ、熱中症対策について、学校長をはじめ、非常に私は気を遣って対処されておると思います。ですから、校長先生はじめ教員の皆さん、一生懸命奮闘されているのだろうと。このことにつきましては敬意を表します。これからもしっかり、まだ残暑が厳しいわけでありますから、しっかり子どもたちに万が一があっては困ります。ですから、これからも最善の努力をしていただきますようお願いを申し上げます。次にまいります。小学校のエアコン導入について検討されるということでございますが、確かに町長の答弁にもありました。財源の問題があります。ですけれども、国や北海道の動向も含めて、これからこの釧路管内、元々釧路管内涼しいところだ、ですけれども、そこに住んでいる子どもたちは、暑いところに住んでいる子どもよりも体質的にそれに慣れていますから、課題が残ると思うのです。ほかより温度が低いからいいのではないかと、これでは困ると思います。ですから、財源のこともあるので、国や道の動向も含めて、しっかり、なるべく早く対処できるように検討していただきたいと思いますがいかがでしょうか。
答弁 教委管理課長 諸井
学校の校長先生、また、教員、保健の先生は熱中症対策、今回、相当気を遣われていたというようにお聞きしております。学校では学校保健委員会というものがありまして、その中で熱中症対策、警戒アラートが出そうなときですとか、朝、職員室で行われる会議において、こういった熱中症対策、情報共有を図り、子どもたちが安全に過ごせるようにということで対策を取っているということでございます。これからもしっかり学校運営いただきますよう、また校長会のほうも、小中学校6校ありますけれども、校長会においても、今は便利な時代となりまして、ラインを使って情報共有、各校どういうような取組をしているかという情報共有もしているとお聞きしております。いろいろな努力をしていただいておりますが、今後、私たちも、教育委員会としましても、保健福祉課と、また校長会と連携しながら、学校運営に努めていきたいと考えております。ご質問の2点目、エアコンの設置でございますけれども、これについてはいろいろな冷房というものがございます。本当に天井から吹き出すものもあれば、窓に排気を付けて、スポットクーラーというものですけれども、そういう冷房もありますし、いろいろな冷房設備というものがあるそうです。これについては、議員おっしゃられるように財源の問題ございますが、学校における快適な環境というものは、やはり必要であると思いますので、これについては財源も関わることですけれども、本当に子どもの命、そして教職員の命というのも関わってくるのかなと思いますので、これについては検討させていただき、どのような冷房というものがあるのかも、ちょっと効果的なものがあるとかというのも検討しながら、この設置に向けて検討させていただきたいと考えておりますので、ご理解願います。
再質問 南谷
町有保育所のエアコン導入についてでございます。先ほど来、答弁で検討するということでございます。今回質問にあたりまして、保育所に通所しているお母さんたちの声でございます。家に帰ってきて、保育所が暑かったという声が非常に子どもが言っていると、子どもたちがかわいそうなので、何とかしてほしいのですと、こういう声が私のところに二、三届いております。財源のこともある、確かにそのとおりでありますが、ぜひ早めに取り付けていただけるよう、検討すべきだと思います。幼児は自分で明確な意思表示ができません。暑くて具合が悪いのか、体調が悪いのかも、小さければ小さいほど対応能力もありません。この辺、保育所の保育士さんも大変な思いをされておると思います。ぜひ検討するだけではなくて、早めに、1日も早く実現するように取り組んでいただきたいのですがいかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 早川(保健福祉課長は2025年9月まで)
お答えさせていただきます。今回の暑さにつきましては、緊急アラートが出るなど、災害に近い、いわゆる職員の対応、これまでの対応では追いつかないほどの暑さだったというところでは、やはり設備に頼る必要がある、冷房設備の設置が早急に必要なのかなというふうには認識しておりますので、先ほどの答弁と同様となりますが、できる限り早期に設置できるように検討を進めたいというふうに考えているところでございます。
再質問 南谷
ヒグマ対策について再質問いたします。第2、第3のオソ18が発生しない対策、そしてあやめまつりの風評被害対策の取組、いずれもただいまの答弁、町の対応は非常に分かりにくい。何をどうするのだというものが私は見えないのです。はっきり言って。周知しますとか、風評被害というのは私は恐ろしいと思います。いずれにしても安心・安全な厚岸町をつくると公約しておるのですけれども、厚岸町として熊対策、十分とは私は言いがたいと思います。人それぞれいろいろな考えがあります。熊との共生を強く望む方もおり、担当課のほうに熊を殺処分するなとか、いろいろ風評もあります。問い合わせもあると思うのです。私は厚岸町に住んでいる人間の一人として、末広に住んでいる方は、子どものときからあそこは熊が出るよと言われているのです。そうして育っているのです。安心・安全とは言えないのです。でもいまだにあやめの上のほうの行者ニンニク採りに亡くなった方がおります。ですけれども、熊は子育て中で横切ったほうが悪いと。遺族にとってはいたたまれないと思うのです。もし自分の身内の方がそういう目に、熊に遭ったら、亡くなったらどうなのだろうと、そんな思いをいたします。私は殺処分がどうのこうのということはなかなか、いろいろと問題があって、取り組みにくいと思うし、担当課としても大変な思いをされておると思うのです。ですけれども、厚岸町として、殺処分をしなければならない熊に対しては、毅然とした態度で向かっていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。
答弁 環境林務課長 真里谷(環境林務課長は2024年12月まで)
熊全体の捕獲の関係でございますので、それについてお答えさせていただきます。北海道では北海道ヒグマ管理計画というものを設けておりまして、問題個体と非問題個体ということで、問題個体については全て捕獲してもいいよと。ただ、人間を恐れて逃げるような非問題個体については捕獲はしてはいけないということであります。いろいろな意味で、そういう意味で、今回オソ、捕まりました。多くの被害を出してきた個体であったため、安心して営農できる環境を取り戻せてほっとしているところでございますが、今議員おっしゃったとおり、第2、第3のオソが出ないように、引き続き北海道や近隣市町村、道総研等の専門機関と連携しながら、今後しっかりと対策を取っていきたいというふうに思っているところでございます。
再質問 南谷
コンキリエの水族館について質問いたします。1年で今、一番集客の多い時期だと思います。そして、もうすぐ豊かな海づくり、全国から人が厚岸町に集まります。当然、私はコンキリエに足を運ぶと思うのです。先日、8月の下旬に行ったとき、残念ながら水族館の中が、空室の水族館がいっぱいあったのです。非常に私は残念でございました。ただいまの答弁ですと、昨年からという答弁がありました。やむを得ない事情があるのかもしれませんが、私は温度、環境に強いウグイでもいいのではないのかと。非常に強いです。やはりコンキリエの皆さん、この忙しい日々でございますから、対応に一生懸命汗を流していると思うのです。ですけれども、結果として1年で一番子どもたちや地方から人が来るときに、お金をかけて水族館を、あの施設をつくっているわけでございますから、やはり一番大事なときに用を足せないでは困ります。やはり、そういうものについて、厚岸町としてきちんとした対応をしていただきたいと思いますがいかがですか。
答弁 観光商工課長 田﨑(観光商工課長は2026年3月まで)
町長の1回目の答弁でもお話いたしましたが、昨年度の段階で機械の故障が発見されたと。それで、予算措置を得て、今年度すぐ機械の更新作業のほうは発注させていただきましたが、製造が、時間がかかって、この夏場の一番いい時期に新しい機械が届かなかったといったのが一番の原因でございます。確かにウグイや何かというお魚を入れるという手もあるとは思うのですけれども、あそこ海水を入れて、そして魚等につきましては、漁業者の方が網にかかったりしたときにコンキリエに連絡をくれて、それをコンキリエのほうで頂戴しにいくといったような流れで、あそこの水槽の維持管理をしているところであります。ただし、1匹、2匹しかいない、それをそのままにしておいたのはまずかったというふうに私も思っております。何らかの形でしっかりと見に来てくれた人に、今こういう状況下にあるのですというような、そういう周知喚起ができていなかったことがやはり一番の原因ではないかなと思っております。議員からご指摘をいただいて、早急に指示を出した後、既にもう今は掲示をしっかりして、来てもらった方に誤解を招かないような対応を取っておりますので、これにつきましては、今後も引き続きしっかりと館のほうの管理のほうをやっていきたいというふうに思っております。
再質問 南谷
無料でいうわけではないけれども、漁業者の人にお願いしてと言うのだけれども、お金がかかっても私はしようがないと思うのです。例えばカヌー乗り場で釣りしたら、まず川でやったら、ウグイであれば湖内でも獲れます。ウグイであれば非常に生命力が強いと思います。ウグイでもきっと動いている姿というのは強いと思うのですけれども、この辺も一考していただきたいと思いますがいかがですか。
答弁 観光商工課長 田﨑(観光商工課長は2026年3月まで)
維持管理しているコンキリエのほうとちょっと協議してまいりたいと思います。
再質問 南谷
4項目目でございます。翔洋高校の関係でございますが、マイスターハイスクール、誠に理路整然としたご答弁、感服いたしました。まさに、言われるとおりだなと思って、私はこのニュース、道新で一番最初に分かったのです。残念ながら恥ずかしい話、厚岸町でこういうことを取り組んでいるのだと。町民の多くの皆さん、特に中学生や厚岸の漁業の後継者が、このことについて町民に周知が足りないのではないかと斯様に思うのです。何と言っても翔洋高校がこういう事業を取り組んでいるのだということを、やはり魅力のある学校だということが漁業者、それからあそこに希望を持って入ろうとする方々に周知というものが足りないのではないのか、町民の皆さんも、このマイスターハイスクールって何だというものについて、町報で出しているかもしれないのですけれども、いま一つ周知されていなのではないかと斯様に思いますが、まずどうですか、この辺について。
答弁 水産農政課長 髙橋(水産農政課長は2025年3月まで)
ただいま議員のご指摘あった部分、まさしくそのとおりな部分が多分にあるかと思います。昨年からこの事業スタートしたわけでありますけれども、私は担当課として、この事業を認識はしてはおったのですけれども、実際厚岸町の庁内の中でも、実際教育に関する部門として、教育委員さんの残念ながら認識も、私どものちょっとPR不足もあって、できない部分もありました。今年かな、総合教育会議の中で、このマイスターハイスクールの授業の展開についてご説明をさせていただいたところ、教育委員の皆さんも改めてこういう授業をやっているというのが分かったと、大変いいことをやっているということと、さらに、今指摘あったとおり、厚岸町の町民の方もみんながこういった授業をやっていることが分かるように、なお一層周知を図っていく必要があるという、まさしくそういったご指摘もいただいておったところであります。学校の中でやっている授業の中での事柄はもちろん、我々としてはこういったことをどうやって周知していくかという、あと2年間ありますけれども、さらにちょっとどういった手法が取れるか検討しながら、翔洋高校のほうとも検討協議させていただきながら、なお一層町民の皆さんが分かるような体制、取っていければなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 南谷
一番最後に結びになるのですが、若潮寮のアクセス道路でございます。初めて、ただいまの答弁で地権者があって、小枝が所有者に了解をもらわなければならないというのは、ただいまの答弁でよく分かりました。ぜひ、地権者に了解をいただいて、しっかり枝払いをしていただきたいと思いますし、私は答弁でもあったのですけれども、やはり街灯そのものが枝払いをすれば明るくなるのではないかと言われるのですけれども、あそこの道路は民家も少なくて、元々薄暗いのです。光も通りにくい。ですから、可能であれば少し大型の街灯を真ん中に設置するぐらいの改良が必要と考えますがいかがでしょうか。
答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今ご質問者おっしゃったとおり、枝払いに関しましては、その木の所有者が原則切るということでありますので、現在その所有者の方の調べまではこちらのほうでつけていますので、今後所有者の方に枝を切っていただけるように、ちょっと依頼はしていきたいというふうに考えております。それから、新たなる街灯につきましては、今もご指摘あったように、この道路につきましては、かなり山際を通っているものですから、当然市街地からも遠くて、周りの灯りも届いていないというのが現状というのは承知しております。その上で、町長の答弁にもありましたが、現在オーバーハング型の街灯が2基ということで、かなり大型のものは2基付いておりますが、先ほど来から言っている枝の影響で満足に照度が得られていない部分が1基ございます。まずは枝払いをして、その照度の確保を行って、状況を確認してまいりたいと。その上で、さらに照度が不足しているようであれば、街灯になるか防犯灯になるかはちょっと今お答えできませんけれども、状況を見定めた上で、今後検討の課題としていきたいと思います。ただ、やみくもにその街灯を付ければいいというものではなくて、当然周りにも住宅張り付いていますから、ただただ明るくするだけでは、実際住まわれている方に対しても、実際まぶしすぎるとか、そういった意見も過去にはあったと思いますので、そういった部分も考慮しながら、適切な整備は必要かというふうに考えてございます。
再質問 南谷
おっしゃることは理解できるのです。今年の5月だと思います。若潮寮が新たに改装された。せっかく寮が新しくなって、住み心地もよくなった。たしか女性も入寮されていると。学生というのは授業が終わって、これから秋になると早く暗くなります。コンビニ行くとか、用事を足しに行くにしても自転車だったり歩いたりしているのです、あそこ通るのは。そうすると、暗い時間になるのです。曲がっているから見通せない。あそこカーブしています。私も何回も通ってきたのですけれども。そうい意味では、やはり安心して見通せるような道路ではないわけでございますから、せめて路面が、先が見えないような状態にならないほうが私は安全ではないかと。安心して、何かあそこに行くと暗くて憂鬱になってしまうと、これでは困ると思うのです。せっかく建物を新しくして、入口からずっと寮が見えないわけでございます。ですから、道路くらいはきちんと、アクセス道路は明るくしてやるべきだと思うのですが。ぜひ、枝払いをして、薄暗かったら再度検討していただきたいと思いますがいかがですか。
答弁 建設課長 渡部(建設課長は2024年3月まで)
当然第一に枝払いというのがまず1点でございます。繰り返しになりますが、状況を見ながら、当然これから夕暮れが早くなってまいりますので、当然寮生が安心して通行できるような維持管理は当然していかなければならないと思いますので、その中で照度があまりにも暗いようであれば、手っ取り早くもしやれるとしれば防犯灯の増設といった部分が考えられると思いますので、そういった部分も含めて検討はしてまいりたいと思っております。