厚岸町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月9日
年間を通じて飲酒運転の防止について
2021年12月9日、厚岸町議会の一般質問で、金子勇議員が「年間を通じて飲酒運転の防止について」質問し、町長 若狹、町民課長 堀部が答弁しました。
- 質問者
- 金子勇 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、町民課長 堀部
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 金子
質問通告書どおり質問させていただきます。年末年始を迎えるに当たり、飲酒の機会が増加すると思われるが、年間を通じて飲酒運転の防止について、町はどのように考え、どのような対策を講じているのかを伺います。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
8番、金子議員のご質問にお答えいたします。交通安全対策について、「年間を通じ飲酒運転の防止について、町はどのように考え、どのような対策を講じているか」についてでありますが、飲酒運転による交通事故は、平成18年8月に福岡県で幼児3人が死亡する重大事故が発生するなど、大きな社会問題となりました。飲酒運転による悲惨な交通事故をなくすための具体的な対策としては、警察や自治会などの関係団体、職域及び関係機関の代表をもって組織する厚岸町交通安全運動推進委員会及び厚岸町防犯協会で、春と秋に全国交通安全運動街頭啓発の際に、尾幌トラックスケールで国道44号線を通過する車両に対し、交通安全のチラシや飲酒運転根絶のチラシ、啓発資材を配付し、安全運転及び飲酒運転根絶の呼びかけを行っております。また、毎年12月には厚岸町防犯協会が主催し、厚岸警察署の協力のもと、歳末特別パトロールのほか、各自治会や各種団体と連携して、湖南・湖北地区の料飲店を1軒ずつ訪問し、飲酒運転根絶の呼びかけを行っております。以上でございます。
質問 金子
町も飲酒運転防止にはずっと取り組んでいるというのは重々分かっております。ただ、やはり全国的にもいまだに飲酒運転による悲惨な事故というのが後を絶たない状態だと思います。今年に入り、私が印象に残っているだけでも千葉県八街市で飲酒運転のトラックが下校中の小学生の列に突っ込み、児童5人が死傷した事故や、福井県での無免許の飲酒運転で高齢女性をひき逃げして死亡させた事故など、こういうのが印象に残っていまして、飲酒運転による悲惨な事故というのは後を絶たない状態だと思います。また、私が地域の住民などから聞いている話では、会合などの後の飲食後に飲酒運転をして自宅に帰っていたり、日常的な集まりでの飲酒運転の常習化、町なかでは昼間から飲酒運転をしていると思われる車などがいるという声を多数、正直聞いておりまして、本当に町民のごく一部の方だと思いますが、まだ飲酒運転を簡単に考えている方が一定数いるのが大きな問題だと思っております。この状況を踏まえて、今後厚岸町では飲酒運転による悲惨な事故が起きないようにするにはどうすればよいかという考えをお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)
お答えいたします。町といたしましては、平成27年12月1日に北海道飲酒運転の根絶に関する条例が施行されております。町といたしましても、北海道飲酒運転の根絶に関する条例に準じて、今まで取り組んできたわけでございます。この条例の内容でちょっと説明させていただきたいと思います。基本理念でございますが、道、市町村、道民及び事業者の適切な役割分担による協働により、社会全体により推進されなければならない。三つ目として、事業者、家庭、学校、地域住民、行政、そのほかの関係する者の相互の連携強化のもと、社会全体で飲酒運転の根絶を目指し、行わなければならないとされております。また、5として道民の責務ということでありますが、飲酒運転をしてはならないこと、飲酒運転が重大な違法行為であること、飲酒運転が体に及ぼす影響に対する理解、道の施策への協力、飲酒運転の制止努力義務とされております。最後に、その中でございますが、通報努力義務として1、道民、2として飲食店、営業者及び酒類販売業者、3としてタクシー事業社及び代行事業者が飲酒運転を確認した場合等が警察への通報努力義務とされていることから、町といたしましては、それらに準じて今までの取組を継続的に今後も進めたいと考えております。
質問 金子
町が取り組んでいるというのも自分も分かった上での今回の質問だったのですが、もともと目に見える成果がすぐに何か見て分かるというものでもない話をさせていただいているのですが、やはり現状というのが先ほどお話させていただいたというのも一つの見方による答えだと思いまして、今やっているよりも、今の対策よりさらに踏み込んだ対策を町としても考えていただきたいと思います。そこまでやらないと、正直飲酒運転って根絶できないと思うのです。先ほど、課長に説明いただいた道の条例の話で、道庁の担当部署にも自分も聞き取りしましたところ、27年の条例のことなのですが、つくった理由というか、先ほど説明いただいたのは、その内容だと思うのですが、道としてはその条例をつくった根拠というのは、道民一人一人が飲酒運転をしない、させない、許さないという模範意識を持ち、社会全体で飲酒運転を根絶すべく、道民や事業者に対してもそれぞれの責務を果たすことを求め、道民にとって安全で安心して暮らすことのできる社会が実現されることを目的として条例がつくられたそうです。その後、現在までに道内の市町村では旭川市と砂川市、愛別町の3市町が飲酒運転根絶の条例を制定しております。他6町村では交通安全の条例等の中に飲酒運転の根絶について盛り込んでいると聞いております。また、そこで私ごとになるのですけれども、私が厚岸町に移住して4年が過ぎまして、正直、移住して最初はきれいだとか、食べ物おいしいとか、本当にそういうのもあったのですけれども、飲酒運転に対するモラルが低いことというのはすごい衝撃を、正直、札幌から来て受けました。例えば、お酒を飲んで普通に運転する人が多く、それを注意したり止める人がいないこと。そして、飲酒運転している方は誰かに通報されたり事故を起こしたり警察に捕まるという危機感がない人が少なからずいることに正直驚いた経緯があります。第6期厚岸町総合計画の厚岸町の課題に、安全・安心で快適な生活環境の整備とあります。飲酒運転の根絶があってこそ町民も安心・安全な生活環境になると思います。もちろん、道路環境の整備のことの書いてるための部分だと思うのですが、道路環境の整備もとても重要なのですけれども、よい道路も車を運転する方の認識を変えてこその道路だと思います。飲酒運転の取り締まりは警察の役割ですが、飲酒運転は絶対にだめだという意識を町民全体で共有する必要があると思います。そのためには、ぜひ厚岸町に新たな取組をする必要があると思います。そこで、新たな取組の一つとして、厚岸町として新たに飲酒運転撲滅条例の条例案の作成を検討するなどしていただくことを考えてもらいたいなと思いまして、回答をお願いいたします。
答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)
お答えいたします。先ほど私が説明いたしたところなのですけれども、今段階におきましては、北海道の飲酒運転の根絶に関する条例に基づきまして、町としても引き続きその取組を行っていきたいということと、今後新たに強化するということの考え方としては、例えば庁舎入り口のサイネージのところなのですけれども、そこで飲酒運転に対する防止のビデオなどを流して周知していくということも考えられますし、チラシにつきましても、年2回広報等に折り込み配付をしていますが、今後はその回数を増やしていくということも考えられるのかなというところでございますので、ご理解いただきたいと思います。町といたしましては、今段階、町独自の条例を制定するということは考えておりません。
質問 金子
ありがとうございます。町独自の条例案として考えない理由という根拠が何かあるのであれば、その当たり、もうちょっと詳しく教えていただいてもよろしいですか。
答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)
お答えいたします。先ほど議員がおっしゃいました砂川、旭川、愛別に新たに条例が制定されたということでございますが、その三つのところでは現に悲惨な交通事故が発生して、それで新たに条例が制定されたということを聞いております。ただ、今は我が町はそういった交通死亡事故が起きていない状況ではありますが、飲酒運転による事故はありませんが、先ほども申し上げましたが、町の独自の条例を制定するのではなく、あくまでも町としましては北海道飲酒運転の根絶に関する条例を広く、町もそうですけれども、町民の人に周知をして、認識を深めていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 金子
町の考え方は理解できたのですけれども、ただちょっと聞いていて、やはり何かが起きてからやるという体制をできれば、そういう体制ではない、そういうことが起きない厚岸町であれば、なおさら安心・安全に自分も過ごしていけるし、犬の散歩もできると思うので、本当に起きる前にどう防止するかという、この件だけではないですけれども、そういうことも町として考えていただけると厚岸町の魅力ってよそから来た自分が言わせていただくと上がると思います。総合計画で厚岸蒸溜所の厚岸ウイスキーの本格出荷による地域経済の活性化とありまして、やはりこれから客観的にはウイスキーの町って思う方もいらっしゃるし、地元限定のウイスキーが飲める町ということを宣伝していくことになると思います。その上で飲酒運転根絶を客観的に分かるように町が積極的に取り組んでいることは、決してマイナスにならないし、客観的に遊びに来る人とか、厚岸町を知る機会がある人はすごく魅力に感じると思うのです。なので、事故が起きてからとかことが起きるとかということを抜きに、そういうことが起きないための取組を町にしていただくと、本当観光振興にもつながると私は思っております。繰り返しになりますが、条例の中に、ほかの6町村は飲酒運転撲滅という部分を入れて、条例改正、一部改正などしているそうなので、町内外に客観的に厚岸町が取り組んでいるということが分かるような姿勢をまず行政側からぜひ進めていただきたいなと強く願っております。以上で、終わりでいいです。
答弁 町民課長 堀部(町民課長は2024年3月まで)
お答えいたします。今後も引き続き、そういった周知を徹底してまいりたいということで、あとはそういったところ、場所につきましても周知徹底をしてまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。