幕別町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月14日
今年の北海道交通安全協会の飲酒運転根絶を呼びかけるグッズについて
2021年12月14日、幕別町議会の一般質問で、藤原孟議員が「今年の北海道交通安全協会の飲酒運転根絶を呼びかけるグッズについて」質問し、町長 飯田晴義、こども課長 平井幸彦が答弁しました。
- 質問者
- 藤原孟 議員
- 答弁者
- 町長 飯田晴義、こども課長 平井幸彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 16番 藤原孟
次のとおり通告いたします。1点目、飲酒運転は重大な犯罪です。飲酒運転は、当事者のみならず周囲に多大な損害を与える重大な犯罪です。飲酒時は、安全運転に必要な情報処理能力・注意力・判断力が著しく低下し、重大事故に直結する極めて悪質で危険度の高い運転であり、いかなる理由があろうとも、絶対に許される行為ではありません。新型コロナ感染者減少に伴い、飲食店などの人数制限が解除され、飲酒・飲食の機会が増え、飲酒運転の増加が懸念されています。一人ひとりが飲酒運転を「しない・させない・絶対許さない・そして見逃さない」という強い規範意識を持ち、酒類提供飲食店や販売業者との連携を強化し、「ハンドルキーパー運動」等を推進し、飲酒運転撲滅に努め、地域及び職域に対しても、以前より強い宣言文などの発信を行い、さらなる普及啓発対策に取り組むのか、以下の点を伺います。①昨年8月札内豊町の町道で、無免許によるスピードの出し過ぎで、10 代の男女5人の死傷者が出る痛ましい交通事故が発生しました。また、今年 10 月には、本町住民にとってランドマークと言われる旧役場庁舎に、車が突っ込む物損事故が発生しました。この2件の交通事故が発生した要因と概要について。②今年の北海道交通安全協会の飲酒運転根絶を呼びかけるグッズについて。③町を挙げて飲酒運転の根絶・普及啓発について。その2、模倣犯の出現を恐れる保護者の声を届ける。「二度と同じ悲劇を繰り返させない」2001 年6月8日、大阪府池田市大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件から 20 年がたった 2021 年 11 月9日、模倣と言える事件が発生しました。宮城県登米市豊里こども園の敷地内に、刃渡り 12 センチの包丁を持った男が侵入する事件が発生しました。「子どもなら簡単に殺せると思った」「2人以上殺せば死刑になると思った」「自殺はできない。最低2人を殺さなければ死刑にはならない」このような危険な考えを持つ男の行動を模倣する不審者に対して、町の幼稚園、保育所などの施設における危機管理マニュアルの作成、不審者防犯訓練、防犯グッズ、構造物侵入対策について伺います。
答弁 町長 飯田晴義
藤原議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「飲酒運転は重大な犯罪です」についてであります。飲酒運転による交通事故は、被害者や被害者のご家族はもちろんのこと、加害者の生活をも一瞬のうちに壊してしまう恐ろしい大惨事につながります。北海道で発生した飲酒運転による死亡事故の中でも、平成 26 年7月 13 日に発生した、小樽市銭函ビーチで4人の死傷者を出す飲酒ひき逃げ死亡事故は、大きな社会問題となりました。さらに、平成 27 年6月6日には砂川市で、成人男性5人が飲酒状態で RV 車など2台に分乗して暴走レースを行い、一家5人が乗る軽ワゴン車に衝突し、死者4人、重傷者1人を出す大惨事が発生しました。これを受け、北海道では道民一人ひとりが「飲酒運転をしない、させない、許さない」という規範意識を持ち、社会全体で飲酒運転を根絶すべく、道民や事業者に対しても、それぞれの責務を果たすことを求め、安全で安心して暮らすことのできる社会が実現されるよう、平成 27 年 11 月 26 日に北海道飲酒運転の根絶に関する条例を制定し、これらの悲惨な事故を忘れないようにと、7月 13 日を「飲酒運転根絶の日」と定め、取締りや啓発活動を続けております。本町におきましても、道条例に基づき飲酒運転の根絶に向けて、一人ひとりが「飲酒運転を絶対にしない、させない」という意識を強く持ち、地域ぐるみで飲酒運転の根絶をしなくてはならないと考えております。ご質問の1点目、「昨年8月札内豊町で発生した死亡事故及び今年 10 月に旧役場庁舎で発生した物損事故の発生した要因と概要について」であります。はじめに、昨年8月に札内豊町の町道で発生した交通死亡事故については、令和2年8月 25 日午後11 時 20 分頃、町道千住3線で、いずれも 10 代の男性4人、女性1人が乗る乗用車が、帯広方面から十勝川温泉方面に向かって走行中に対向車線をはみ出し、街路樹をなぎ倒しながら歩道を突き抜け、路外に逸脱して大破するという事故でありました。現場は見通しのよい片側1車線の道路で、当時の路面は乾燥していて良好な路面状況でありました。この事故において、乗っていた当時 17 歳の少年3人のうち2人が死亡、15 歳の少女が全治3か月の重傷、19 歳の少年が軽傷を負う痛ましい事故でありました。新聞報道によりますと、運転していたのは 17 歳の少年で、2018 年頃から無免許で車を乗り回すなど、無免許運転が常習化しており、加えて、事故を起こす前にビールを飲み、時速 152 キロの猛スピードで走行し、運転操作を誤ったのが事故の要因と考えられております。次に、本年 10 月に発生した、旧役場庁舎であった建物に乗用車が突っ込む物損事故については、令和3年 10 月 16 日午後5時 57 分頃に、道道幕別大樹線を糠内方面から国道 38 号方面に向け走行中の自動車が、信号機のある丁字路の交差点をブレーキをかけることなく直進し、建物の入り口に突っ込んだ事故であります。警察に問合せしたところ、道道幕別大樹線を糠内方面から国道 38 号方面に進行中、幕別駅前の五差路交差点の歩道に設置してある車止めに一度衝突した後に、再び国道 38 号方面に直進して建物に突っ込んだ単独の物損事故であることが分かりました。事故の発生原因としては、飲酒運転によるもので、注意力や判断能力の低下が運転操作に影響を及ぼし、運転操作を誤ったものと伺っており、歩行者や他の車を巻き込む事故にならず、事故を起こした運転手も無傷であったことが、不幸中の幸いでありました。ご質問の2点目、「今年の北海道交通安全協会の飲酒運転根絶を呼びかけるグッズについて」と、ご質問の3点目、「町挙げて飲酒運転の根絶・普及啓発について」につきましては、関連がありますので、併せて答弁させていただきます。北海道交通安全推進委員会では、交通安全や飲酒運転根絶を呼びかける、啓発用ポケットティッシュやポスター・チラシ・夜光反射材・メモ帳などの啓発用グッズを市町村の交通安全推進協議会等へ配布しており、また交通安全運動として、年に4回それぞれ 10 日間、旗波作戦など交通安全運動の取組を全道で実施しているところであります。幕別町においても、交通安全運動期間中に、幕別町生活安全推進協議会が主体となり、幕別ライオンズクラブやロータリー会、老人クラブ連合会や建設業協会など、多くの町民の皆さんが参加して街頭啓発旗波作戦を行い、参加者や通行人へ啓発グッズを配布し交通安全を呼びかけるとともに、年末の歳末地域安全運動においては、各公区の生活安全推進員や帯広警察署員とともに商店等を巡回し、飲酒運転根絶や防犯を呼びかけるポスターやグッズを配布し、啓発に努めているところであります。今後においては、7月 13 日の飲酒運転根絶の日を広く町民に周知するとともに、飲酒運転がもたらした過去の悲惨な事故を忘れないよう改めて広報紙等で紹介し、「誰も見ていないから」や「ちょっとなら」などの一瞬の油断が一生を左右する事故に発展してしまうことを強く訴えるとともに、季節の変わり目など事故が多発する時期に、悲惨な事故の状況を記録した巡回パネル展を開催するなど、啓発活動に努めてまいりたいと考えております。次に、「模倣犯の出現を恐れる保護者の声を届ける」についてであります。幼稚園及び保育所の不審者侵入時の危機管理については、幼稚園は学校保健安全法において「危機管理マニュアル」の作成が義務付けられており、保育所については、保育所保育指針において、外部からの不審者等の侵入防止のための措置や実践的訓練の実施など、不測の事態に備えて、緊急時の対応マニュアルを作成することが必要であると示されているところであります。本年 11 月に宮城県登米市の認定こども園において、刃物を持った男が施設の敷地内に侵入するという事案が発生しましたが、当該認定こども園では、危機管理マニュアルに基づき、日頃から訓練を実施していたことにより、不審者発見後、園庭にいた子どもを屋内に速やかに避難させるなどの対応が行えたため、園児及び職員にけがはなかったとのことであり、本町の幼稚園及び保育所においても、日頃からの危機感の共有と安全管理が必要であることを改めて認識させられたところであります。登米市における事案発生を受け、国は 11 月 29 日付事務連絡「認定こども園、幼稚園、保育所、小学校等における危機管理(不審者侵入時の対応)の徹底について」を発出し、不審者の侵入等緊急時の対応マニュアルの整備、施設点検・確認、実践的な避難訓練の実施、緊急時の連絡体制を構築すること等について、関係機関に対し要請したところであります。ご質問の危機管理マニュアルの作成、不審者防犯訓練、防犯グッズ、構造物侵入対策についてでありますが、危機管理マニュアルの作成については、わかば幼稚園においては、「防犯緊急対応マニュアル」を平成 16 年6月に、町立の認可保育所においては、「幕別町立認可保育所危機管理マニュアル」を平成 23 年 12 月に作成し、数次の改訂を経て現在のマニュアルとなっております。各マニュアルに共通して、職員に求められる施設管理や予防行動、不審者と判断するためのポイントや応答方法、不審者と判断してからの行動手順や職員同士の連携対応等について定めており、常にマニュアルを職員室の目の届くところに配置しておくとともに、職員会議等において職員間で不審者情報や対応方法についての確認と情報共有をしております。次に、不審者防犯訓練についてでありますが、わかば幼稚園及び町立の認可保育所においては警察署に協力を頂き、年1回実施しており、不審者の訪問を察知した職員から、他の職員や園児への不審者情報の伝達、園児の避難誘導と安全確保、警察への通報までの一連の防犯訓練を行い、避難終了後には警察官から訓練に対する講評と防犯に対する講話を頂いております。また、へき地保育所においては防犯に特化した訓練は実施しておりませんが、不審者侵入時における職員の役割分担や対応の確認、園児に対しては避難時の約束事などの確認を年1回行っております。次に、防犯グッズについてでありますが、わかば幼稚園と町立の認可保育所においては、不審者確保用の「さすまた」や危険を知らせるための「非常用ブザー」を各クラスに配備し、へき地保育所においては、警察署への通報と連動する「110 番非常通報装置」を設置するとともに、玄関の施錠を行っているところであります。町といたしましては、幼稚園及び保育所に対して、国からの 11 月 29 日付事務連絡の周知を行い、再度職員会議等において当該事務連絡に係る対応についての確認と共有を行ったところであり、今後も子どもたちの生活に危険が及ぶことがないよう施設整備と安全点検に努め、職員においては危機管理マニュアルの再確認を行うとともに、日頃から警察、家庭、地域、関係団体との連携を取りながら、幼稚園及び保育所において子どもたちが安心して安全に過ごせる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。以上で、藤原議員のご質問への答弁とさせていただきます。
質問 16番 藤原孟
私の質問の一番先の冒頭に書いてある、飲酒運転は当事者のみならず、市民に多大な損害を与える重大な犯罪である、この文言は今年の 11 月 12 日の地元紙の記事に、ストップ飲酒運転の啓発文として出ております。私はこの記事を読みまして、数年前までは、飲酒運転というのは、いわゆる重大かつ悪質な違法行為だと、そういうコメントが大体出ていたのが、今回いわゆるその大事故が連続して発生することによって、飲酒運転厳罰化や行政処分の強化が決められたことで、飲酒運転はいわゆるその犯罪であるという強い宣言文になったのではないかと思います。飲酒運転根絶がなければ、ますます強い言葉が出てくるのではないかと思いますが、町長その辺どのように考えておられますか。
答弁 町長 飯田晴義
飲酒運転は重大な犯罪ですと、そういう認識に今変わってきているということでありまして、私が思うには飲酒運転というのは、酒を飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、これを徹底すれば防げることなのですね。ですから、これはその本人あるいは周りの人たちが十分そういうことを意識していれば、私はこれは防げる、そういう類いのものでありまして、ほかの交通事故とは違って一番防ぎやすい、そういうものであるというふうに思っているところであります。
質問 16番 藤原孟
一番防ぎやすいけれども、一番防ぎづらいのが飲酒運転だと思いますけれども。それでは、幕別町で昨年と今年2件の交通事故が起きました。幕別5人死傷事故、これは9月に判定が出まして、少年は運転をする前にビールを飲んだと供述もしております。ただし、反省があまりないということで、刑期は5年から7年という不定期の、非常に珍しい刑期が下されたと聞いております。また、もう一件も、本町の事故は、いわゆる我々がランドマークと言っている旧役場庁舎に車を突っ込んだと。これもやはり飲酒運転、私は町の幹線道路を暴走し、なおかつ心臓部に突き刺さっていった、そのことによって住民の不安、それから恐怖心、これを高めたものだと、非常にショッキングな事故だったと思っております。このような事故が起きないためにも、ぜひ飲酒運転根絶啓発宣言文を、今、仮要求で白いベニヤで旧庁舎前は張ってありますけれども、何とかあの辺にこの宣言文を書き記す、残すことはできないのかと、そういうことを町長考えていただけないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
本当に飲酒運転を根絶すること、これはもう当然のことであります。ただ、その表し方はいろいろあると思いますので、今ご提案になったことについては、即この場でやるやらないということは言えませんけれども、いずれにしても飲酒運転根絶のために、できることを町としてやっていきたいというふうに思います。
質問 16番 藤原孟
それでは、今年の啓発グッズということで、道の交通安全協会、これは町長先ほど近い表現だったのですけれども、飲んだら乗れんという、いわゆる寿司屋ののれんをもじって、マウスパッドに2万 5,000 枚、そののれんと文言を書いて、これから配るそうです。非常に私の手元にも届くかどうか、どういうものが来るのか興味はありますけれども、それはさておいて、道交通安全協会のやはり主たる事業といえば、当然、飲酒運転根絶、これは7月 13 日を根絶の日と決めているということであります。目的は飲酒運転に関する情報提供を図り、飲酒運転を見逃さない厳しい社会の目を一層拡大推進させるためであると。それと平行して、今コロナ禍で自宅飲みが増えて、酒やつまみを買い足すために飲酒運転をするケースがあると。その抑止のためには、家庭の目であると。親が子に、子が親に、飲んだら乗れんとお互い注意し合う、厳しい環境をつくり上げる、そういうことでこの飲酒運転の根絶を推進すると考えますが、この社会の目、家庭の目を醸成させるのに、町長いい方法があったら、簡単だと言いながらも、なかなかこの厳しい目を作るというのは難しいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
藤原議員がおっしゃるとおり、人の心を変えていく、認識させるって、非常に難しいことでありまして、しかも飲酒するわけですから、二十歳以上の 20 年間育ってきた人間、もっともっと六十、七十の方もいらっしゃると思いますけれども、その人の気持ちを変えるというのは、なかなか並大抵のことではないという、そういう認識を持っています。ただ、それでいいのかということになりますので、そこは地域ぐるみ、公民挙げて、家庭も地域も役所も、地域を挙げてそういう意識を啓発していかなければならないということで、これは本当に各事業所の皆さんであったり、町民、各家庭の皆さんにもご協力を頂きながら、そういう機運を醸成していかなければならないというふうに思います。
質問 16番 藤原孟
その町を挙げてということなのですけれども、北海道弁 PR キャラクターで熊の「やべーべや」という、そういうキャラクターがあるらしいのですよね。それが、飲酒運転根絶アンバサダーに 2020 年 11 月に就任して、のぼり旗を制作しております。これを、いわゆる今回豊町でありました、我々は温泉街道と言っております南3線、それから本町地区においては当然、幕大線、この沿線、沿道にこの旗を立てて、いわゆるうちの町は飲酒運転には厳しく簡単には通過させないのだというイメージを運転手に植えつける、教え込むということも、今、商工会でファイトマックだかそういう結構目立つのですよね。そういうことも考えると、私はこの旗を立てることも有意義ではないかなと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
ご提案を頂きました。それは受け止めさせていただいて、これは様々な手法があるという、先ほど申し上げたように、その候補の一つになろうかというふうに思いますので、検討させていただきたい。それで、まずこの飲酒運転根絶については、もう年末に入りましたので、年末に運動を予定していますから、まずそこをスタートとして、おっしゃられたようにコロナ禍で非常に制約されていたのが、ちょっと開放的になって緩む可能性もある、その辺は警察のほうでもそういう警戒感を持っておりますので、そういう取締期間と、それと住民連携しながら、まずはこの年末年始というものをしっかりと飲酒運転がないように取り組んでいかなければならないと思いますし、それと答弁の中でも申し上げたように、やはり悲惨な事故につながりますから、それを写真パネル展というような形で、巡回パネル展のような形で、こんなことが起きるのだよということも十分見た目に訴える、ビジュアル的に訴えて、しっかりと意識の浸透をさせていければなというふうに思います。
質問 16番 藤原孟
飲酒運転の根絶は、いわゆるその警察の取り締まりだけでは限界があると、警察のほうが言っております。ぜひ民間の、それから関係機関と連携して、今は飲酒運転根絶宣言優良事業所という、それと店、そういうのを募集したり、それからそういう登録、認定をして厳しく、いわゆる社会の目をつくっていこうとしています。こういうことを積極的に町として進める考えはないか伺います。
答弁 町長 飯田晴義
提言ばかり頂いて、何か申し訳ない感じがするのですけれども、本当に飲酒運転をはじめとする、特に飲酒運転、それと交通違反ですね、凶悪な交通違反、あおりだとかも今最近は問題になってきていますから、いかに交通事故をなくすという観点から、生活安全推進協議会とも連携を取りながら、いかなる対策が効果的なのかということは話をさせていただいて、その啓発活動を事業所に協力、町民に協力を頂きながら、全町的な広がりを持たせていければなというふうに思います。
質問 16番 藤原孟
それでは、次の模倣犯のほうへ移りたいと思います。これは、事件の流れを追いながら再質問を行いたいと思っております。事件当日 10 時頃に、豊里こども園の園長さんが、ふだんは人けのない駐車場に徘徊している人物を見て、怪しいな、おかしいなというのをまず園長さんが感じたそうです。そして、子どもを外で、約70 名近い子どもを遊ばせていたので、すぐ職員がどうかされましたかと声をかけたら、始終無言で何も答えなかったと。そのことから不審者と判断し、自分の今までに習ったマニフェストで仲間に知らせたと。我が町のマニフェストで、不審者と断定する、これは非常にある意味間違ったら人権も関わることですから、大変条件的に厳しいのだと思いますけれども、その辺の取り扱いについてはどう考えておりますか。
答弁 こども課長 平井幸彦(こども課長は2023年3月まで)
各マニュアルにおいて、特に保育所ですとか幼稚園ですとか、送迎、それから業者の出入りとか、比較的顔の分かる方の来園というか、来所というか、そういうことが多いのですけれども、ということからも、まずマニュアルで定める中では、その方怪しいかどうかを見極めるというところで、まず一番は第三者ということになりますので、その見かけない顔、まずそれが一つ。それから、あくまで時間帯ですとか、あと容姿ですとか、動きであるとか、そういう外見上のところ、そこのところでの大まかに判断をすると。そこの中でも怪しいということになれば、次があくまでも児童ですとか、そういうところに安全があるという中で、そこの近くではもちろん声かけをしないというところの確保をした中で、用件を尋ねるというところで、より不審者かどうかというようなところは判断するというような基準になります。
質問 16番 藤原孟
事件は 10 時 30 分頃に、職員同士で、不審者がいるいわゆるアイコンタクトでまず、それと小声で情報を共有したそうです。だけど、外で子ども 71 名が遊んでおります。これを驚かさないで、いかに室内に入れるか、また終わればすぐさま施錠しカーテンをかける、いわゆるこれは訓練をしていなければ簡単にはできないことだと、私はまさしくマニュアルと訓練のたまものであったと思っております。幕別町も十分、それを成果として生かせる自信といいますか、指導しているほうとしては、かなり訓練をさせていなければならないと思いますが、その辺のことはいかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
今すぐ登米市のようにスムーズに不審者を察知して、それを職員、園児に分からないように、不審者に分からないように知らせて、そして速やかに避難をすると、本当に見事だなと思うしかないです、私その経過を見て。これを我が町でこの同じようにやれるかと言ったら、なかなか難しいことだと思います。おっしゃったように、やはり日頃から訓練をすることが大事であろうというふうに思いますので、この事件を機に、国からも通知ありましたけれども、国から通知あったからやるのではなくて、やはり子どもたち、職員を守るためにしっかりと訓練でスムーズに避難行動ができる、そして警察に通報ができるまでの一連の流れをできるように、これからやっていかなければならないというふうに思っています。
質問 16番 藤原孟
この避難は5分ぐらいでできたそうです。園児が 204 人、職員も 46 人という大きなところですけれども。この子どもとの約束という、いわゆる子どもが無事、安全に避難できたのは、日頃から子ども同士で犯罪被害者から身を守るという、その行動の標語、それがあったそうです。その一つに、知らない人にはついていかない、それから他人の車には乗らない、大声を出してすぐ逃げる、職員は不審者のことを「いかのおすし」という隠語を使って、子どもを驚かさないで避難をさせる。幕別町においても、このような具体的なことをよそで事例として学んでぜひ、うちの町はブザーがということを書いてありましたけれども、やはりブザーを鳴らすというのは、ちょっと子どももかなり緊張感、それから不審者にしてみれば、余計刺激をするということもあると思いますので、そういう隠語だとかいろんなことをうまく使ってやるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
確かに、用具、グッズは用意していますけれども、それがかえって不審者を興奮させてしまう、そういう逆効果もあると思いますので、本当にこれその場に立ち会った職員が、いかに冷静に対応できるかというのは、本当に難しいことではあると思いますけれども、これはいかに危機管理を意識しながら、想像しながら、単なる訓練ではなくて、実際に起こるのだということを想定しながら訓練をしなければならないというふうに思いますので、本当、今回の冷静な対応、いい事例だと思いますので、その参考にして、本当に臨場感のあるというか、本当に危機が迫ったような訓練をしてまいりたいというふうに思います。
質問 16番 藤原孟
この不審者を取り押さえました、でもこれはマニュアルにはありません。もちろん、不審者は子どもを殺す、それからいわゆる向かってくるものを殺すという、そういう気持ちで来ていますからね。それを、いわゆるそのさすまたで押さえるだとか、素手で押さえるということは、ある意味非常に危険だと。でも、この園長さんの反省、反省というか事故が終わった後の言葉で、マニュアルと訓練と、そして最後は職員の機転であったと。この機転という言葉が、今町長が言うように、私は非常に恐ろしさも感じながらも、でもこれしかないのだろうと。子どもを本当に守る、守らなければ大阪の事件のように、みんな犯人、不審者に刺されてどんどん死んでいくのかなということだと思います。いわゆる本当に実践向きの訓練、これをどうやるかが全てこれから恐らく安心して子どもを預けるということになれば、やはりその生きた訓練をやっていただけねばならないのだなと思いますが、その点はどうでしょうか。
答弁 町長 飯田晴義
本当に訓練のための訓練であってはならないわけで、本当に本番に備えた訓練、いかに危機感を持ってやるかということが大切になりますので、そこは単に1年に1回訓練をやればいいわではなくて、本当に子どもたちの命を守るのだという意識を持ちながら訓練をやるように、私のほうからも指導したいなというふうに思います。
質問 16番 藤原孟
最後になりますけれども、飲酒運転で車を走らせれば、これも車は凶器です。また包丁も振りかざせば、これもやはり凶器です。いわゆる町の平和が破られることがないように、厳しい社会の目、それから家庭の目を町民が醸成して、批判意識が高まることを私は願いまして、質問を終わりたいと思います。