みんなの議会

厚岸町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日

(1)次期町長選について/(2)道路整備について

2017年3月7日、厚岸町議会の一般質問で、大野利春議員が「次期町長選について」「道路整備について」について質問し、町長 若狹、建設課長 松見が答弁しました。

質問者
大野利春 議員
答弁者
町長 若狹、建設課長 松見

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 大野

本定例会におきまして、通告書に従い質問をさせていただきたいと思います。1点目、次期町長選についてであります。町長の任期が7月までとなっていますが、この4年間、どのようなことを重点に町政を進めてきましたか。6月予定の町長選挙への出馬について、どうお考えですか。また、出馬するとしたらどのようなことを重点に町政運営を進めていきますか。2点目であります。道路整備についてであります。太田小学校、中学校のスクールバス路線で、大別地区の子供たちを乗せた後、北片無去5号道路を通らないのか。この道路の整備が早急に必要と考えるがどうか、この2点をお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

1番、大野議員のご質問にお答えをいたします。1点目の次期町長選挙にかかわるご質問でありますが、ご承知のとおり、私の4期目の任期も残すところ4カ月余りとなりました。私は、今期、公約のテーマに掲げた「もっともっと元気なあっけしへ」を創造するため、「地方分権の時代に応える町政の展開」「、諸課題に対して果断に立ち向かう町政の推進」「町民から信頼される町政の実現」を基本姿勢に、「命を守る防災・減災対策の強化と安全・安心なまちづくり」「厚岸の産業・経済の成長に向けた対策の強化」「少子高齢化、人口減少社会を見据えた保健・福祉・医療政策の充実」「人と自然にやさしい環境と快適に暮らせるまちづくりの推進」「厚岸町の未来を担う人材育成と芸術文化・スポーツの振興」「厚岸町と北海道を結び、国を動かす政策課題の着実な推進」「町民から信頼される親切な行政の推進」の七つの公約を実現させ、「誰もが住みよい、住みたくなる、来たくなるまち」厚岸の建設を目指すとともに、その時々の課題に対して、町民並びに議員各位のご理解とご協力をいただきながら全力で取り組んでまいりました。また、町政を進めるに当たっては、厚岸のあるべき姿を見据えた第5期厚岸町総合計画をはじめとする各種計画を踏まえ、町政の主役である町民の皆様の声を直接伺いながら、各種の施策を積極的に展開して、町政を一歩一歩着実に進展させました。その主な施策としては、防災・減災について、厚岸消防署、釧路東部消防組合本部庁舎の高台への改築移転のほか、避難場所や避難路、避難階段、防災資機材の整備、自主防災組織への支援など、産業・経済の活性化について、漁業協同組合や農業協同組合が行う施設整備や各種事業に対する支援、町営牧場の機能強化に向けた施設設備の整備、新規就農者への支援の拡充、町の公式キャラクターの制作、ウイスキー蒸留所の誘致と支援など、保健・福祉・医療の充実について、子育て支援策の継続実施など、快適に暮らせるまちづくりについて、まちなか団地の建設などを行ったところであります。しかしながら、今、人口減少という一大危機があり、まちの予算の大宗を占める地方交付税が削減されるなど、厚岸町を取り巻く環境はかつてない変化に直面しております。また、私が手がけた第5期厚岸町総合計画が残り3年、昨年策定した厚岸町未来創生総合戦略も実質2年目を迎えたばかりであります。このような中、私の後援会や各方面から、次期町長選挙への出馬の要請を受け、今日まで培ってきた政治家としての経験と、今持っている自らの気力、体力を勘案して、これらに掲げた施策や取り組みを最後までやり遂げること、そして、残った課題に引き続き全力で取り組んでいくことが現職の町長である私の責務であると考え、6月18日に予定される町長選挙に5選を目指して挑戦することをここに表明をいたします。皆様のご理解、よろしくお願いを申し上げます。また、5選に向けては、第5期厚岸町総合計画に掲げた施策や取り組みを残り3年で着実に実行することはもちろんでありますが、厚岸町未来創生総合戦略に掲げた「漁業と農業の活力で地域経済が元気になるあっけし」「子どもを安心して産み育てられるあっけし」「地域の魅力で人を呼び込むあっけし」「誰もが安心して暮らせる・暮らしたくなるあっけし」の四つの目標で示す施策、取り組みを総合的に推進することを基本としながら、特に、まちの元気の源である第1次産業の振興と、将来を担う子供たちへの支援、さらには安全・安心なまちづくりのための防災・減災対策を重点施策に位置づけるとともに、喫緊の課題である地域公共交通に関する取り組みや高速道路の延伸整備についても、重要な施策に位置づけて取り組んでまいりたいと考えております。続いて、2点目の道路整備について、「北片無去5号道路の整備が早急に必要と考えるがどうかについて」でありますが、この道路は全長3,596メートルのうち、平成26年度までに573メートルの改良舗装工事が完了しておりますが、残りの3,023メートルが砂利道となっております。これまでに地域からも同様の要望が上がっており、スクールバスの運行状況なども確認しながら、優位な補助事業を模索し、道路整備に向け検討しているところであります。なお、平成29年度には大別地区から小学校へ入学する児童もおりますが、当面、当該路線がスクールバス運行路線となる予定がないことなどから、これまでどおり砂利道の路面整正を主体に、通常の維持管理で対応していく考えでおりますので、ご理解いただきます。

質問 大野

ただいま町長から明確な答弁をいただいたわけですけれども、再度、1点目のほうから質問をさせていただきたいと思います。町長が今4期目、あと4カ月で終わろうとしているんですけども、この4年間、どんなことを重点的にやってきたか、ただいま答弁でもありましたし、先月の町政報告会でも具体的におっしゃっていたとおり、誰もが、このやってきた実績というのは誰もが分かっておられる、町民みんなが分かっていることだと思います。目に見えているのが、本当に、近々では、さけ・ます200海里の禁止での漁組主体の建物ですとか、消防庁舎の移転ですとか、それから、あちこちの避難路の階段とか、いろいろ施策を講じて、年々やっておられるんですけれども、私もやっぱり、まずはここ、やはり海に面している土地柄もありまして、やっぱり災害に強いまちづくりがまず1点に挙げられるのと、それとやはり、この町は漁業と酪農が基幹産業のまちですので、やっぱりその振興施策と、それから、近々の人口減少問題に対して、やはり子供を育てる、今年から第1子にも保育所の助成が始まる計画でありますけれども、そういったのをやっぱり、これからももっともっとやっていかないと、やはりこの人口減少というのは食いとめられないなと。それから、どんな産業界でも、すごい課題がいっぱいあります。そういうのを町長も議長も一緒になって地方要請等々行ってますけれども、やはりこの4期目で果たせなかった課題解決のために、5期目も挑戦すると表明されましたから、本当にしっかりとやっていっていただきたいし、我々もそのような勇気ある行動に感謝するといいますか、一緒になって、本当にこのまち全体を盛り上げていきたいなと、そんなふうにも思う次第でございます。そこで、僕なりに、今後の課題としては、まずやはり、第1次産業の振興は欠かせない問題で、それにやはり就業する人が、やはり所得をきちっと得られなければこのまちには住んでくれない。それと、このまちに住むからには、若い人たちですと、やはり子供を産み育てる環境が整っていなきゃならない。それと、最近問題になっております高齢者の運転の事故等々、もう八十何歳、90歳の方が運転しておられる方、数多くいますけれども、免許返納するにも、足の確保がないのでできない、やっぱりこういった点を克服していかないと、やはり厚岸町は駄目なんじゃないかなと、そんな気がするんですよ。それで、いろいろこの答弁書にも書いてありますけれども、最も本当に大事なことだと思うんですけど、私は今言ったことを重点に考えているんですけど、町としてはいかが思っているか、お聞きしたいと思います。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。先ほど答弁いたしましたとおり、あとわずかに4期目、最後を迎えるわけであります。私は、まず、なぜ私は町長になったのか、そのことを常に忘れることなく、町民本意の町政を推進してきたところであります。そういう中で、やはり何といいましても厚岸町は1次産業のまちであります。農業、酪農に元気なくして厚岸町の経済の活性化はないわけであります。大野議員からの質問のとおりであります。そういう意味におきましては、厚岸町には本当にすばらしい、他にない資源がたくさんあります。これをどう生かしていくかということがこれからの大きな課題でもあろうと、そのように考えておるわけでございまして、そのためには、山も海も厚岸のブランド化を確立し、厚岸町の魅力を高めていく、厚岸の経済力をつくり、雇用を創出していかなければならない、そのように考えます。さらにはまた、お話がありましたとおり、今日、少子高齢化を迎えております。これにどう対応し、かわいい子供さん方が、さらにはまたお年寄りが、この厚岸町に生まれ育ってよかった、そういうまちづくりをやってまいりましたけれども、これからも全力を尽くして頑張っていかなければならない、そのように考えます。また、執行方針でも申し上げましたけれども、これは厚岸町のみならず、全国の自治体全てそうでありますが、人口減少の時代を迎えておるわけであります。この人口減少をどのように歯どめをきかすか、これも大きな課題と認識をいたしておるところであります。さらにはまた、1次産業のまちでありますが、私も今まで何とか観光を厚岸のもう一つの産業として、起爆剤として施策を講じなければならない、そういうことで、いろんな考えを持ってやってまいりました。これからもさらになお一層、観光振興に力を入れて、交流人口の増加を図っていかなければならない。このように、主たる課題を申し上げましたが、そのほかに、いろいろと大きな課題があります。そういう意味において、このように厳しいときだからこそ、町長の役割、さらに大きくなっておるという認識を持ちながら、今日までの経験と人脈を生かしながら、大きな政治力を持って厚岸町の発展に尽くしてまいりたい、そのように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。

質問 大野

力強い答弁をどうもありがとうございます。今まで町長が培ってきた人脈と経験と、それに新しい気持ちでの第5期目を挑戦すると言っておられますから、本当に、多分、命をかけてやってくれるものと私は信じておりますので、ぜひ一緒になって頑張っていきたいものと思います。また、観光面でも力を入れなきゃならない、これは本当にそのとおりだと思います。阿寒インターチェンジまで高速道路が延びて、その後、別保インターから根室までの区間を要望活動しておりますけども、本当にこれがつながると、もっともっとやはり観光客の人が来てくれるんじゃないか、また、だけど、まちから遠いところにインターチェンジをつくっては寄ってくれないという可能性もありますから、そういった面を気にしながら、そして、この厚岸町の大事な、豊富な資源を有効活用しながら、まちづくりをどんどん進めていっていただきたいなと思います。次の質問に移らさせていただきます。北片無去5号道路なんですけど、以前も何回かご質問させてもらったことがあるんですけれども、片無去小中学校が閉校となって、太田小学校、中学校に統合して、スクールバスが増車されて、今、路線というか、2台で多分運行しているんですけれども、以前は1台でしたので、この北片無去5号道路を必ず通っていたわけですけれども、答弁には、三千何メートル、ぐるっと回れる道路なんでそうなんですけれども、私言っているのは、全てはもちろんいいんですけれども、多分1.何キロの、大別から片無去に抜ける道路、途中まで舗装になっておりまして、そこから先、民家に抜ける道路があるんですけど、多分、1.何キロ、ちょっと明確には分からないんですけど、そこの整備を僕は早急に行っていただきたいという質問なんですけれども、当面、スクールバス路線ではないので、砂利を補強しながら何とか維持をしていきたいと言っていますけれども、この時期になりますと、すごい泥濘化というのか、うんでくるというのか、ぐちゃぐちゃな道路になっているんですね。堆肥センターに行くときも通る道なんですけれども、やはりこの時期から、酪農家の堆肥が、もう施設に入り切れなくなって、そろそろ搬入しだす時期なんですけれども、そういった面においてもこの道路を通らなきゃならないんで、スクールバス関係なく、早く整備を進めていただきたいということなんですけれども、いかがでしょうか。

答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)

この道路、太田側が起点でありまして、片無去側が終点になっております。その終点側のほうの北側の約500メートル付近にはですね、釧路太田農協の堆肥センターがございまして、そこまでの間は何とか、一昨年でしたか、整備を終えさせていただいていると。そして、起点から北に上って約950メートルの地点に、右折のT型交差点がございます。この間のことを多分ご指摘されてるんだと思います。これまでは、砂利道の維持管理でいるということであります。答弁も、今後は、当面そのような状況だということなんですけども、まずは、やはり交通量ですね、実際に利用されているのは重々承知しているつもりでございますけれども、それにやっぱり交通量がどうなのかということ。それから、道路、基本的に、舗装になればほこりは飛びませんし、水も飛ばさない、ぬかるむこともないということで、丈夫な道路になるわけなんですけれども、砂利道であってもですね、ほこりを立てないことにはなりませんけども、ぬかるみをできるだけ防ぐ維持管理はしていけるのかなと思っています。それで、もしこの路線を本格的に整備しようとした場合ですね、二通りございます。1点目は、二車線道路で一定の道路敷地を確保する方法、これには、補助採択の要件が満たされることになります。ただ、用地幅が12メートルで、それ以上の幅が必要となってきますので、用地買収、用地測量等の経費もかかってくる、約9,500万円、9,783万円という総事業費になります、950メートルで。これは補助採択可能な要件となります。もう1点は、一車線道路でいいかなとした場合には、現状の道路のままの舗装整備となりますと、約5,700万円というところまでは真剣に考えてみました。それで、いろいろ補助採択を目指して検討してきたわけなんですけれども、なかなか難しい、一旦、町道を廃止するだとかですね、そういうようなことを経て、時を待ってですね、計画路線にしてですね、それから具体的な予算が配置検討されると、そういった長い年月がかかるようでございます、補助採択を目指す場合ですね。そういったところまでも検討しているんですけども、それ以上の有効な財源がまだ見つかってない状況であります。ですから、財源だけで言うのは申しわけないんですけれども、まずは全町的に見てですね、交通量というものもやっぱり考慮しなければならないと考えますと、直ちに整備しなければならない緊急性には少し足りないのかなとは、私ども原課、建設課のほうでは判断しておりますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 大野

以前にも質問したときにも、財源がない、そして、以前なら農道整備事業とかあったんですけど、今はそれもない、なかなかいい補助の対象にならないんだと、やるんなら単費でしかないと言われて、今、課長おっしゃったとおり、950メーターで9,500万円相当のお金がかかるよと。でも、それも多分、第1次産業の振興につながるべく施策じゃないかなと私は思うんですよね。確かに交通量から言うと、多分そんなんでもないのかなと、長い目で見て、本当に何かいい補助事業がそのうちあるかもしれない、ないかもしれませんけど、やはり町全体としては、まち中でもまだまだ道路整備必要な場所が数多くあると、私もそうは思っているんです。だから、一年でも早くまちの中を全部きれいにしていただいて、それから山のほうに上がってきていただきたいなと、そんなふうにも考えるところでもございます。どうせ、だけど、ここ、そうやって試算したんなら、ぜひ、ちゃんと、対向車がすれ違えれる道路にしていただきたい。今のまんまで、単線ではやはり、すれ違うのに、大型トラック、やはり最盛期になりますと、すごい台数走りますんで、ちゃんとセンターラインのつく道路にしていただきたい。これ、実現するまで、私議員やっている間は何回か質問していきたいなと思いますんで、どうか、ここでその検討をやめることなく、ずっと頭の片隅にといいますか、太田はいろいろ、今年は防雪柵の事業も始まります、そういうほうが優先でありますから、ちょっと課長の頭に入れておいて、何かいい事業が来ましたら、ぜひ乗っけていただきたいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

答弁 建設課長 松見(建設課長は2017年9月まで)

実際に私もこのご質問を受けて、現地に連れてってもらってですね、新しいお子さんがどういったふうに通うのかな、というイメージしながら走らせていただきました。そうするとですね、片無去側から標茶町へ抜けるためにはいいルートなんだと思うんですね。これがないと迂回していきなゃならないということで時間を要しますので、そんなことも考えると、必要性はやっぱりあるんだろうなと思っておりますので、1回目の答弁のとおりですね、現在も検討しているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月7日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる