みんなの議会

厚岸町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日

介護保険事業の第三者評価について

2016年12月15日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「介護保険事業の第三者評価について」質問し、町長 若狹、保健福祉課長 阿部が答弁しました。

質問者
室﨑正之 議員
答弁者
町長 若狹、保健福祉課長 阿部

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 室﨑

先に通告いたしました一般質問通告書に従って質問申し上げます。介護保険事業の第三者評価についてであります。老人福祉施設、いわゆる多床室型の心和園の部分、それから、地域密着型福祉施設、これはユニット型の部分ですが、それにデイサービスなどの指定管理者制度導入の際に、第三者評価機関の評価を受け、内容の充実を図るというふうにいたしました。第三者評価は、いつ、どの機関によって、どのような形で行われ、どのような成果を上げているのか、現在までの経過と今後の方針について説明をしていただきたい。以上で、1回目の質問を終わります。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

おはようございます。6番、室﨑議員のご質問にお答えをいたします。介護保険事業の第三者評価について、老人福祉施設(多床室)心和園、地域密着型老人福祉施設(ユニット型)、デイサービス等の指定管理者制度導入の際、第三者評価機関の評価を受け、内容の充実を図るとした第三者評価は、いつ、どの機関により、どのような形で行われ、どのような成果を上げているのか、現在までの経過と今後の方針の説明をについてでありますが、ご質問にあるとおり、特別養護老人ホーム心和園及び在宅老人デイサービスセンターは、平成26年度に指定管理者制度導入により厚岸町社会福祉協議会が運営を行うことから、事業内容の透明性の確保とサービス、その質の向上を図るために第三者評価の実施を行うことにいたしました。平成27年度では、特別養護老人ホーム心和園のうち、ユニット型施設である地域密着型老人福祉施設の第三者評価を実施いたしました。経過といたしましては、第三者評価機関である北海道社会福祉協議会へ、平成27年7月に業務委託し、平成27年11月には、北海道社会福祉協議会による入居者、家族のアンケート調査が行われ、平成28年1月には、心和園が記載する自己評価表を北海道社会福祉協議会に提出し、これらを踏まえ、平成28年2月に北海道社会福祉協議会による2日間の現地調査が実施されています。現地調査は、3人の調査員が施設管理者や介護職員などからの聞き取りや書類の確認を行い、これらを含め、平成28年3月に北海道社会福祉協議会から評価の原案が厚岸町及び心和園に提出されました。その後、北海道社会福祉協議会から第三者評価推進機構である北海道社会福祉会に評価の原案の提出がされ、内容の審査が行われた後に、北海道社会福祉会と介護情報WAM NETのホームページでの評価結果の公表となりますが、現在内容審査中であり、公表されておりません。本来であれば、調査結果の2カ月から3カ月程度で公表となるものですが、北海道社会福祉協議会から北海道社会福祉会への提出におくれがあり、公表は平成29年1月ごろの予定とされております。この事業の実施による成果でありますが、評価項目は、施設運営方針から利用者処遇など、全般にわたり全106項目の評価となるもので、評価の原案では総評として、特に評価の高い点としては、利用者の食に関する取り組みの充実という1項目が挙げられている一方、改善を求められる点としては、経営環境の変化に適切に対応していくための中長期計画の策定の重要性や利用者の自由な生活と権利を保護する姿勢など5項目が挙げられております。心和園では、これまで行っていることが思った以上に評価され、自信がついた部分もありますが、評価が低い部分では改めて改善の必要性を認識でき、個々の職員の意識に変化があったと聞いております。第三者評価後の心和園の取り組みは、評価結果の公表後に改めて具体的に進める予定ですが、現在検討している内容としては、インフルエンザなど感染予防に伴う面会のあり方について検討しているとのことであり、順次改善に向けた検討が行われるものと考えております。この事業は、今年度ではデイサービス、来年度では多床室部分の介護老人福祉施設を行うこととし、その後改めて2回目の第三者評価の実施を予定しております。このサイクルを繰り返すことにより、前回の第三者評価を踏まえて、具体的に次回の評価実施に向けた改善がより図られることを期待しているところであります。以上でございます。

質問 室﨑

この介護保険事業における第三者評価というのは、言うまでもないのですが、指定管理者制度を利用してこのいわゆる心和園の多床室とユニット型の部分、それからデイサービス、あとショートですか、そういうものを町直営の事業から社会福祉協議会に委託するということが、平成26年からですか、行われましたね。そのときに町民の中から、町直営でやるものを、いわば民間委託にするということで、その介護事業の質が落ちるおそれがあるという危惧が出されました。それで、当時議会でもいろいろと議論いたしましたが、そうではないのだと、質は上がっても落ちることはないということを担保するために、第三者の適正かつ公平な評価を受け、それを発表することで町民にも納得していただくということで、この第三者評価というものを取り入れるということが行われました。この費用として、たしか25万円程度のものは町が負担しましょうということだったと思います。また、厚岸町は指定管理者制度を使って受託したとしても、施設型介護保険に関しては事業者でありますよね。それから、何と言いましたか、在宅型、これに関しては事業者からは外れますけれども、指定管理者という制度を使って受託しているわけですから、自分のところは全く関知しないのだということにはなりません。そういう中で今、お聞きするわけですけれども、まず私が大変不思議に思うのは時間の問題です。26年度最初からこれが始まったわけですが、そのときの議会で明確にこの第三者評価を受けるんだという話でしたが、1年目は行われなかった。そのときの話は最初の年は準備ですぐにはできないんだ、1年かけてきちんと準備しますという話でした。ところが、今これを見ると次の27年度では、第三者評価の委託というものを7月に行っているのですね。年度当初の4月とか、せいぜい5月に行われないで、まずこれだけ時間がかかったのはなぜですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

契約につきましては、おっしゃられるとおり7月6日に契約ということで結ばせていただいたのですが、その契約に至る中で心和園側との詰めの問題もいろいろ詰めている中でその事務がおくれてしまったということで、その点については大変申しわけなく思っております。

質問 室﨑

26年の7月ではないのですよ。27年の7月なのですよ。26年度中に詰めというのはやっていなかったのですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

その第三者評価については初めてのことということもございまして、協議は26年から進めておりましたけれども、実際に手続として契約を含めて、それから内容の詰めなんかも整理する段階で、大変申しわけないのですがおくれてしまったということでございます。

質問 室﨑

非常にもたもたもたもたしているわけですね。それで、今のお話を聞いていると、27年の11月には道社協がいわゆるアンケート調査を行っている、動き出したということですよね。そして、28年1月には自己評価表というのを提出して、28年の2月には現地調査が行われていると。いずれにせよ動き出したと。ところがですね、3月に道社協から評価の原案は示されているのだけれども、その後、せいぜい2カ月ぐらいで公表になるものが、道社協から道社会福祉会への提出におくれがありと、こういうふうに言っているのですよ。これは厚岸町の問題ではないのだろうけれども、おくれがありだけでは何だかさっぱりわかりません。何があったのですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

そのおくれに当たっては、実は私どもも反省しなければならないなと思っているのが、3月にその原案が出てきていた段階で施設側にも案が出ているということで一安心をした状況でございました。その後、その第三者機関、道社協のほうからその推進機構のほうへ提出がされていると安易に思っていたところでございます。それが6月にどうなっているかということで、その照会をしたときに、道社協側のほうからは担当者がかわって事務が滞っているのだというお話を聞いております。それは向こう側の話でございますので、それについては早くということの話はさせていただいておりますけれども、6月に問い合わせをした段階でそういうお話でございましたけれども、中身を聞きますと、その担当者がかわった状況もありますけれども、第三者評価の受託を道社協として14件受けていたそうです。そしてその14件の受託が全ておくれているというようなことでございまして、そういう道社協側の問題でそういうおくれになったと。そういう部分では、うちのほうも6月、それから9月にも問い合わせをして急ぐように督促をしておりますけれども、最終的には道社協から社会福祉会の推進機構のほうに提出がされたのは10月の20日と聞いております。それで今、提出されたものについて推進機構のほうで評価をしているということでございます。

質問 室﨑

簡単に言うと忘れていましたということですよね。それでは済まんでしょう。これ、きちんと文書でなぜおくれたのかという回答とっていますか。場合によっては、道社協のきちんとした陳謝も必要でしょう。それ、きちんとしてください。何か、電話で聞いたらこんな話だったんですよでは済まんでしょう。あなたたちのほうでは6月と9月に問い合わせをしたり督促をしたりとしているのだけれども、これ、どうも全体の流れを見ていきますと、私ども厚文でもお聞きしましたし、議会でもいつ出るんだという話はあったと思います。そうすると、もうちょっともうちょっとで、最初はもう26年度に準備をして、27年に入ったらすぐ動き出すと、少なくとも27年の秋か初冬にはこれ出てくるんだという雰囲気の話ししていましたよね。それがもう少しおくれるんですという話になって28年に入ったのですよ。そして、今日は28年の11月15日です。そのときに未だにこんな話なのですよ。これはね、いわゆる町民目線で見れば、もともと第三者評価なんか受けたくないんじゃないか、だから投げてあるのでないかという誤解を招きますよ。これは、町民の信頼をつなぎとめるために行おうとしたことです。それをどうでもいいことだと投げておくのであるならば、これは大変な問題です。決してどうでもいいというわけではないのだというのであるならば、やはりきちんとした対応を道社協に対してもするべきだと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

おくれてしまった原因につきましては、本当にそのとおりでございまして、実は昨年の7月に契約をしまして、昨年早い段階でその実地調査まで持っていきたいということでの協議は進めて実はいたのですが、心和園が平成26年に指定管理になったことによって、実は事業所として新しくその事業所に指定がされるという形になっております。そういう関係から、去年には12月には道のほうの監査が入っております。それから9月にはもう一つ、サービス情報公表調査というものも入っておりまして、心和園側の負担が非常に大きくなっておりました関係から、その自己評価というものがずれ込んでしまったというような事情がございまして、その調査が全体的におくれてしまったというようなこともございました。いずれにしましても、道社協側にはその期間、提出がおくれたことについてのことは道社協側として話は受けておりますので、きちんとした抗議をもって文書での回答を求めていきたいと思っております。

質問 室﨑

お願いします。きちんとした文書で釈明と、それからそれに対する道社協側の自己評価ですが、それをきちんと受けるようにお願いいたします。それで進みますが、昨年ですね、厚生文教常任委員会が道内の視察に出まして、札幌の心和園よりもちょっと大きい程度の施設を視察いたしました。その理由は、ここが道社協を評価機関とする第三者評価を受けているわけです。それで、その経緯と、それからそれによってどんな効果があったのかということを、わりと詳しく聞いてまいりました。私どもとしては非常に参考になりました。そこで、手順についても詳しく教えてもらいました。これによりますと、私どもが第三者評価というわけですから、その第三者機関がぽんとやってきて、何日間か中身を見て、そしていろいろ指摘をするというようなものなのかなと実は思っておりました。ところが、そうじゃないんですね。まず、個々の職員が自分の仕事についてきちんともう一度評価のし直しを行う、いわゆる自己評価を行う。その次にその個々の職員の評価報告を基礎にしてグループごとに話し合って、そのグループにおける業務のいろいろと足りない点、うまくいっている点というものを話し合って意見を集約する。そして、それをまとめて最終的に施設全体としての自己評価を行うという作業をまずやりなさいということなのです。これだけでも随分と効果があると思いますよね。そして、その後、その報告書を、まず評価機関が読んで、それから評価機関が現地に入ると。それで、何日間か訪問調査を行った上で評価をとりまとめて公表すると、こういう流れなんですということを聞きまして、私たちもなるほどなと思ったわけです。そのときに、これによってどんな効果がありましたかということをお聞きしたのですが、この施設は職員の声として第三者評価を受けようじゃないかと、自分たちがよかれと思ってやっていることが客観的に見てもよしとされるかどうかということに一抹の不安があるので、受けようじゃないかという声が出て、それが上層部を動かして、お金がかかりますからね、それで行ったというわけで、もともと意識の高い施設だろうとは思うんですが、やはりこれをやったことで一人ひとりがプロとしての自覚を持った。それが一番大きい。それで最後に、ちょっとこの業界は離職率が多いところなので、そういうことも私どもとしてはお聞きしましたが、あのときその自己評価からの大変だった手順の中にいた人たちは離職する人がいない。自分たちの仕事に誇りを持ってやるようになった、こういうお話も聞いてまいりました。それで、今回のこの流れをざっと町長の答弁の中でお聞きしましたが、個々の職員が自分の仕事の進め方についての自己評価を行い、グループごとに話し合い、最終的に施設全体としての自己評価を行ったということは間違いないわけですね。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

個人ごとに一人ひとりに個別に評価をして、それからグループという手順というのは、きちんとした形では、そこのところはグループでまとめて評価をしたという形で聞いております。それで、一人ひとりの個別の評価まではできなかった。ただ、その担当の部分でそれぞれそういう内容について評価をしたものを最終的には施設長を含めて最終的な評価をまとめたと聞いております。

質問 室﨑

個人の自己評価グループの意見集約、そして組織全体としての自己評価という言い方をするらしいのですが、ここがきちんとされているかどうかで全然効果違いますよね。今、どういう手順でやったかについてはともかくとして、これをきちんと行っているということになれば、当然この作業だけで施設内の意識は変わってくると思うのですけれども、そういう効果は見られていますか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

今回実施をしたのはユニットの部分でございます。そのほうの職員がそういった自分たちの評価を行ったということで、そのところの部分では、やはりそういうものを自分たちでやったということで意識には変化があったと聞いております。

質問 室﨑

今の話を聞いていてわかりました。それで、既に公表というところまではまだもろもろあって行っていないのだけれども、少なくとも中間報告もできるようなところまでは来ているわけですね。この辺について、公表があるまでは一切しない、内容についても表には出さないということなんでしょうか。もうここでも何項目か褒められたし、何項目か指摘受けたという話ししているのだけれども、これらについてはどうなのですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

最終的なものではございませんけれども、町に対しては成果品という形でその報告がされておりますので、それについては公表ができないと、示すことができないということではございません。

質問 室﨑

いつ町に対してそれ報告があったのですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

3月の末にその報告の原案という形でそれをいただいております。

質問 室﨑

3月の末というのは昨年度の3月の末ですね。平成28年3月の末ですね。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

その第三者評価が27年度の事業で実施をしておりますので、28年3月末で報告を案という段階ですけれども、もらっております。

質問 室﨑

今年度に入ってからも厚文の審議の、議題として取り上げたわけではないですが、中ではいつになるんだろうという話は出ておりました。それから、私、委員長として担当課のほうにこれ出たら議会のほうに報告してほしいということは何回か申し入れています。3月にそういうある程度でもまとまったものが出ているけれども、全くそういう話は厚文では聞かされておりません。そして、全体公表があるまでは、一言もそれについては言わないというのはどういうわけですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

案としていただいていたものでございましたので、最終的な確定のものではないということで、そういうまだ公表がされていないんですという答弁はさせていただいておりました。

質問 室﨑

最終の公表がまだされておりませんということはいいんですよ。中間報告や、あるいはここまで来ていますという話が一切されていないということはどういうことですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

大変申しわけございませんけれども、公表がされていないということで、それについては公表がされてからきちんとした形で説明をさせていただきたいと考えておりました。

質問 室﨑

要するに厚文に対して発表する何らかのことを言うというのは一般住民に公表してからだと、そういうわけですね。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

一般町民に公表してからということでの認識は持っておりませんでした。できるだけ早くとは思っておりましたけれども、事前に説明をさせていただくべきでありました。大変申しわけございません。

質問 室﨑

それ以上言いませんけれども、非常に消極的ですね。それで、もう少し言いますが、この第三者評価のための自己評価という作業に入りますと、今おっしゃったように職員の意識が変わってくるということは聞いております。心和園の多分、ユニット型ですね。地域密着型の部分ですね。そこでは職員にそういう意識の変化が出ましたということなので、大いに結構だと思っております。それで、その後、道社協のほうの評価が提示されているわけですよね。それに対してまた担当者側からの意見聴取もあるわけですよね。それはないのかな。要するに、ここのところうまくないよと言われたのに対して、今度うまくないよと言われたほうが、褒められた話はいいですけれども、それはこうこうこういうことでやっているのですよという事情も聞くわけですよね。そういうところまではもう行っているわけですね。そういうやりとりの中でまた一つ意識が変わっていくということもあるわけですね。単に公表されたものを読んでというわけではないわけですよね。そういう作業はもう行っているわけですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

案として提出がされたものについて、心和園側でそれに対してのいやいやここはというような部分についての意見は出しておりまして、それと調整、認識の違いですとか、そういった部分のことの調整はもう既にされております。職員の側には、今度それを、結果が来てそれを当然下ろしていくというのはもちろんですけれども、実際に職員も現地調査を受けておりますので、いろいろな指摘の事業については措置をしている部分もあります。そういうところはそれを改善していくためのことというのは、既にやれるものはやっていくと。それから、できないものについてもどう考えていくのだということは、最終的にはそういうことになっていくと思いますけれども、やれるものからはスタートはしていると聞いております。

質問 室﨑

議会でも議論をして第三者評価を入れようといったその狙いというのは決して的外れではなかったということは言えるわけですね、今のお話を聞いていて。それで、ここで町長の答弁の中で評価の高い点としては、利用者の食に関する取り組み、これが非常にいいと言われた。これは大いに結構です。それで5項目、中長期計画の策定の重要性、利用者の自由な生活と権利の保護の姿勢、これは非常に大事になってきますが、5項目あったというのですが、何ですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

一つ目が、経営環境の変化に適切に対応していくための中長期計画策定の重要性ということで、町のその地域福祉計画ですとか、介護保険事業計画などと連動した形で行政との綿密な連携をベースにした指定管理機関における早期の計画策定に期待をするということが一つでございます。それと二つ目が、介護人材確保のためのきめ細かい職員教育、研修の必要性ということが言われておりまして、職員一人ひとりの目標管理のための仕組みづくりが求められているということで、その研修成果の評価、分析を行う仕組みを構築するよう期待をしている。それから三つ目が、利用者を尊重した姿勢の明確化と職員への周知ということで、利用者の尊重や基本的な人たちに配慮した標準的なマニュアルが整備されていないということで、標準的なマニュアルの整備とあわせて職員への周知に取り組むことを期待している。それから四つ目が、利用者の自由な生活と権利を保護する姿勢ということで、冬期間に町内に数件のインフルエンザが発生があると、収束するまで面会制限をしているというようなことについてもボランティアの来訪なども制限をされているというようなことから、利用者の権利保護を守っていく観点からその辺のものも検討をすべきだということを言っております。それから、もう一つは薬の管理状況ということで、利用者の服用する薬に対する介護職員の知識の向上とともに鍵がかからないところの保管について、誰でも入れるようなところの部分について改善をする必要があるという5項目でございます。

質問 室﨑

今、指摘を受けたという点については、やはりなるほどなという感じがすると思うのです。指摘を受けたほうも。インフルエンザ面会については、現場としては言いたいことがあるだろうという気はしますけれども。そして、これについてはユニット型だけの問題じゃないですね。全体にかかわる問題ばっかりのような気がします。そうすると、今回はユニット型に入ったんだから、ユニット型の職員だけがこういうことについて意識を肝要すればそれでいいというものではないと思うのですよ。当然、全体について、もうこういう案が示された段階でどのように改善していくかと。先ほど担当課長はできるところからと言ったのですが、そういう動きは出ていなければなりませんね。出ているのですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

中長期計画の策定なんかにも着手をしていると聞いておりますし、インフルエンザの部分についても議論をしているようです。おっしゃられるとおり、ユニット型のほうの職員と、それから多床室型の職員、デイサービスのほうの職員とおります。施設としては、心和園という一つの形で、事業所としては分かれていますけれども、経営としては一つというようなことになりますので、こちらだけを改善すればいいという話にはならないということで、おっしゃられるとおりの議論をしていると聞いています。単純にこっちだけ治せばいいというふうにはないということで、その辺の協議が難しいとも聞いております。

質問 室﨑

それで、非常にいい話がたくさん聞こえてくるのです。ところが、一歩突っ込むとおやっというような話も聞こえてくるのです。今、社会福祉協議会はやっと、重い腰を上げてといったら失礼だけれども、各自治体に伺ってというのかな、行って、そして、社会福祉協議会というのは役場とは独立した民間の団体であって、なおかつ厚岸町の地域福祉にはなくてはならない施設なんだということをわかりやすく説明する懇談会を開いていますよね。それで、幾つかの自治会では懇談会が終わっていると聞いております。その中である自治会で出た話なのですが、苦情とか相談とかというのは、こういう施設では必ず利用者側からあるわけですよ。なかったら不思議なんですよ。そういうものに対して適切に受けて、丁寧に説明をして、誤解であれば誤解をほどくということをやらなきゃなりませんよね。その説明のときにもちゃんとやっているんだよと、それにはこういうシステムがあるんだと、そういう説明があったそうです。その中で受け付けのところに、何というのかな、意見箱というのかな、そういうものを置いて、そこに匿名でも利用者、その家族、あるいはケアマネでもいいんですけれども、そういう人が入れて、直接面と向かって言いづらければ入れてくださいというものをやっています。もちろん口頭でも受けています。そして、その何というのですか、調整なり処理なり、あるいは相談なり、そういうものについては、今度は外部者、3名だと聞きましたが、による委員会があって、そこに報告しているんですというような説明がありました。ところが会場から、私は時々行くんだけれども、そんな箱見たことがないという話が出たんですよ。そうしたら、社協の方は、確かに隅っこのほうに置いてあって、全く見えないかもしれませんという非常に正直な話がありました。それから26年から今日に至るまでその箱に投書が入ったことありますかといったら、一度もありませんというのですね。恐らく先の話と一緒にすると、誰も存在気付かないのだろうということになるかもしれません。それともう一つは、それに限らず口頭でのいろいろな相談や苦情があったことを含めて、その解決、処理等についてのその第三者といいますか、外部者の委員会を開いていますということで、また会場からは年に何回開いているのですかといったら、年に1回ですと。こういう話が出ているのですよ。これ、今の自己評価をきちんと行って、そしてその波及効果というか、全体に関するものは施設全体に及ぶんだという話とはどうも裏腹なんですよ。いかがですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

その評価で指摘をされた、今回、大きな5項目のその指摘事項等については、そういう施設側からの状況を聞いた部分ではそういう問題点も含めて取り組みを始めた部分も先ほど申し上げたとおりの話でございました。実は、私もそういう苦情の関係のお話を聞いたとおり、聞いたところではおっしゃったとおりの内容でございました。そういう部分では、やはりこれからもっともっとそういうところの、詳しい詳細のものが出てくれば、またそういう中でのいろいろな問題も出てきますので、それらも含めて私どもも施設側のほうとお話をしていきたいなというふうに思います。

質問 室﨑

もう時間も余りなくなってきたし、余り細かな話もしたくないのですが、いずれにしましてもこの第三者評価というのは、施設が指定管理者というふうにして事業委託をした施設が質の高い事業を行っている、介護事業を行っているということを担保するものですね。だから、それが外から見ておざなりだなあという印象を与えたのでは、折角のものが何というか元も子もないわけです。そういう意味でやはり信頼をきちんと受けるに足りる中身を持ってほしいと、そのように思います。それから、議会に対しては中間報告を含めて、やはり厚文だけでもそういう、今ここまで来ているのですという報告をきちんとしていただきたいと思います。いかがでしょうか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

その報告につきましては、大変申しわけございませんでした。できるだけ早くお示しをさせて説明をさせていただきたいと思います。それから、実はまだ詳細の分析というのはしておりませんけれども、自己評価とそれから評価機関から出た評価とを比較してみました。それでは、実はA判定と、A、B、Cの判定ですけれども、A判定になるとして自己評価をしたものが42項目なのですけれども、実際に評価機関から出てきた結果は23項目ということでございます。それから、Bの判定は40項目をBと評価したのですけれども、実際の結果は54項目、それからCとして評価したのが22項目なのですけれども、評価機関からは26項目ということで、自分たちがよかれと思っていた部分で評価をAとしていたものが、実際の評価機関のほうでの評価は低いというようなことが見えてきています。そういう部分では、職員に対して、あるいは施設側に対して、やっぱり標準的なものとやっぱり随分違うなということはこういうものからも見えてきておりますので、それらも含めて順次改善をしていくという取り組みをしていくことになると思います。私どももそういった形でお話をさせていただきたいと思っております。

出典:厚岸町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月15日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる