みんなの議会

厚岸町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日

(1)町民の足の確保について/(2)選挙制度の改変に伴う問題について

2016年9月12日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「町民の足の確保について」「選挙制度の改変に伴う問題について」について質問し、町長 若狹、町民課長 石塚、保健福祉課長 阿部、選管事務局長 會田、選管事務局 會田が答弁しました。

質問者
室﨑正之 議員
答弁者
町長 若狹、町民課長 石塚、保健福祉課長 阿部、選管事務局長 會田、選管事務局 會田

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 室﨑

先に、通告いたしました一般質問通告書にしたがって質問申し上げます。1番として、町民の足の確保についてであります。公共交通機関の減少、減便とか路線廃止とか稼働時間の縮小とか、そういうものが相次いでいる流れの中で町民には生活に不安の声が出ています。町ではこの事態に対応してどのような施策を講じていくのかお聞かせいただきたい。2番目としては、今般の選挙制度の改変に伴う問題であります。今回の参議院選挙から18歳以上の人に選挙権が与えられました。これにより、町内の若者の政治に対する意識に変化が出ているのかどうか、お分かりいただければご説明いただきたい。2番目として、町では初めて選挙に臨むという若い人に対してどのよう施策を行ったのか。3番目、町ではより一層の投票率を上げるため、今後どのような施策を行っているのか、いくのか、この辺についてご説明をいただきたい。これをもって、第1回目の質問とさせていただきます。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

6番、室﨑議員のご質問にお答えをいたします。1点目の町民の足の確保について、公共交通機関の減少の流れの中で、町民には生活に不安の声が出ている。町ではこの事態に対応してどのような施策を講じていくのか、についてでありますが、これまで町内の公共交通機関等については、鉄道、バス路線、ハイヤーのほか、町有車両の有効活用により、町民の足の確保を行ってきたところであります。しかしながら、鉄道については運営をしているJR北海道の経営問題や気動車の老朽化により、運行可能な車両が減少したため、根室線の釧路、根室間においても、本年3月から利用の少ない便が減便され、また、本年7月29日のJR北海道の記者会見では、JR北海道が単独で維持することが困難な線区について、利用の少ない駅の廃止、列車の見直し、運賃の値上げや新たな地元自治体への負担のほか、他の代替輸送サービスへの転換の検討など、線区の存続自体が危ぶまれるような内容も含まれており、特に沿線の住民や自治体に大きな不安を与えております。また、町内事業者が行うハイヤーの運行については、本年8月から夜間の営業時間における運転手の確保ができないこと、夜間の営業時間は利益が上がらないとの理由から営業時間が午後8時までに短縮され、自家用車を持たない人の車両による夜間の移動手段がなくなったことや、飲食業への影響などが懸念されているところであります。さらに、現在スクールバス等の所有車両の有効活用により、町民の足の確保を行っておりますが、近い将来において小中学生が皆無となる地域が発生するなど、現行の方法では町有車両の活用が難しくなる地域も予想されるところであります。町内の公共交通等がこのような状況にある中、まずは現在の町民の重要な生活路線を確保するため、鉄道について今後の情報収集を的確に行うとともに、沿線自治体との連携、協力を密にしながら存続のための活動を推進してまいります。また今後、町においては地域全体の公共交通のあり方について引き続き研究・検討を進めるとともに、関係機関、交通事業者、町民、町が一体となった地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく協議会を新たに設置し、地域の公共交通のあり方に関する調査・検討、さらには計画の策定を行い、地域の状況に合った公共手段の選択など、今後の地域公共交通の体制作りを行ってまいりたいと考えております。続いて、2回目の選挙制度改変について、初めに今回の参議院選挙から18歳以上の人に選挙権が与えられた。これにより町内若者の政治に対する意識に変化は出ているか、についてでありますが、まずは、お配りしている資料をごらん願います。ご質問者の求めに応じて選挙管理委員会が調整した厚岸町における第24回参議院議員通常選挙の年代別投票率の一覧であります。以下、選挙管理委員会におる投票結果と見解を申し上げますと、18歳と19歳を加えた各年代別の投票率については記載のとおりでありますが、ご質問にある若者を30代以下とした場合、10代、20代と30代と合わせた投票率が46.81%、40代から80代以上までを合わせた投票率が64.97%で、いわゆる若者のほうが約18ポイント低かったことから、この投票率だけを見ると町内における若者の政治というよりは、参議院選挙に対する意識・関心は他の年代に比べて低い結果であったとのことであります。また、ご質問の若者の政治に対する意識に変化は出ているか、についてでありますが、今回の参議院選挙の比較対象として、平成26年12月14日執行の衆議院議員総選挙における標準投票区、宮園鉄北、平浜、光栄の3地区を対象とする第16投票区の投票率を見てみますと30代以下の若者が54.89%、40代以上が63.95%で、いわゆる若者のほうが約9ポイント低かったことから、このときの衆議院選挙においても若者の意識・関心は他の年代に比べて低い結果であったとのことであります。よって、選挙管理委員会としてはこの二つの選挙の結果が選挙権年齢の引き下げによる若者の国政選挙に対する意識の高まりは見られず、逆の意味で変化は出ていない、との捉え方をしているとのことであります。次に、町では初めて選挙に臨む若い人に対してどのような施策を行ったか、についてでありますが、町が行ったのは直接的な施策ではなく、選挙事務を所管する選挙管理委員会の要請に応じた広報6月号と、町のホームページへの選挙啓発に関する記事の掲載であります。なお、選挙管理委員会ではこれらの記事の中で、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことを強調すると同時に、新有権者への投票の呼びかけを行っております。次に、町ではより一層投票率を上げるため今後どのような施策を行っていくか、についてでありますが、今後においても町が投票率の向上のために直接に施策を講じることはありませんが、引き続き選挙管理委員会からの要請に応じて広報誌やホームページ、防災行政無線IPFC端末を活用した選挙啓発活動に協力してまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 室﨑

まず、町民の足についてお聞きしますが、非常にそっけない答弁という気がするのですが、鉄道、バス、タクシーそれぞれ非常に公共性の強い私企業ですね。これらについて今後このようにしていきたいというような町に対してのあらかじめ協議なり、相談なり、報告なり、そういうものあってしかるべきだと思うんですが、例えば鉄道に関していうと、今、記者会見だけの話だけが出ていて厚岸町でどういう影響があるかっていうことが直接触れられていないんだけれども、根室線、釧路から先は花咲線という名前を使ってますね、今。これ、その先の部分の利用者が非常に少ないということは誰しも聞いているところですが、記者会見があった後、町長のところにJR北海道の幹部が来てどの程度具体的に言ったかは知らないけれども、今後の方針について話をしていったというような噂を聞いているんだけれども、そのような事実はなかったのですか。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

お答えをさせていただきます。島田社長さんの会見の後、私のところに戸川室長さんと釧路の支社長である中川さんが参りました。そのお話といいますのは、島田社長さんが札幌で記者会見をした第1回目の答弁でお話をしておりますが、そのような内容を私のところへお話に来たということでございます。

質問 室﨑

そのような事実があるんであれば、きちんと答弁の中に入れてほしいです。それから、バスについても非常に経営が大変だと、空気バスというような言葉があるそうですが、そういう状況はこれ全国でみられるわけで、この地方だけの問題ではないということも聞いております。したがって、減便だとか路線廃止だとかっていうことは、単なる話だけでなくて現実化する可能性が非常にあるという状況ですね。今回、タクシーの時間が非常に短くなる。稼働時間が短くなるとういうことで、町民の中に改めて公共交通の大事さというものに気づかされた、いうことではないのかと。今まであるのが当たり前と思ってたのが、夜の8時でしたか、なくなるっということがどんなに不便かということが、そうなってみて初めて分かると、いうような状況に今追い込まれているということなのです。参考までに聞きたいんですが、厚岸町と隣接する標茶町や浜中町でもこのような稼働時間の短縮が行われているのでしょうか。分からなければ、休憩してくださいよ、時間。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

貴重な時間、大変申し訳ございません。標茶町につきましては、ハイヤー会社につきましては、午後10時30分までと、浜中町のハイヤー会社につきましては、午前1時までの運行となっておりまして、現在のところ短縮されたというお話はお聞きしていない状況でございます。

質問 室﨑

まあ、私企業ですからね、ハイヤー会社というのは、私会社というのは。だから、ああすれ、こうすれというのはもちろん言えない。ただ、非常に公共性が強いということ、それから厚岸町でもいろんな形でもって支援しているわけでしょ。委託業務をもっていくとか、いろんな形でね。そして、何とか足を確保しようとしているわけですよね。そういう、いわば切っても切れない仲にあるわけです。そういう会社が、町民がみんなびっくりするようなこういうことを、少なくとも我々は突然聞いた。町に対してはやはり相談があった、そういうことですか。その事実関係。

答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)

変更につきましてのですね。さくらハイヤーさんのほうから、所長さんが私のところへ来まして、今、第1目の答弁でお話しましたとおり、運転手さんが募集しても集まらない、財政的にも非常に厳しいという中で8時までに8月1日から変更を願いたいと、いうお話が私のところへきたわけであります。私といたしましては、やはり私的なハイヤーであっても公共性の極めて強いハイヤーでありますので、それは困ったと、何とかならないのかと、いうお話もさせていただいたところでありますが、8月1日からハイヤー会社としてはそれに基づいて8時までの時間帯まで運行となったということであります。

質問 室﨑

ようするに前もって相談とかそういうことではなくて通告があったということですよね。それでね、厚岸町としては意見を言う場が全くなかったのかなという気がするのですが、いずれにしてもそういうような問題を検討するときの最低限の資料として、周りの町はどういう状況になっているのかということすら、調査していない。人ごとですね、これでは。町民の足の確保というものは非常に大事な問題で、それについて鋭意努力していきたいと言いながら、具体的に聞くとこういう話だ。それで、次に行きますが、今言ったようなもろもろの厚岸町の交通体制、そういうものを協議する場を、今国土省ですか、担当省庁は。そこは、平成18年にそういう協議の場を持ちなさいということを各都道府県市町村に対して奨励してますね。地域公共交通会議というものを持てと。主たる部分は乗り合い自動車というか、乗り合い交通手段というもののあり方ということが一番の眼目になるようですが、そこにこういう人達を入れなさいということの中には、当然交通関係の業者といわれる人達も入りますし、利用者である一般町民の代表も入るわけです。その、ガイドラインまで示してます。これが18年に国会の付帯決議があったのですね。21年にそういうものが出まして、一部改正、一部改正で最終には平成27年の4月1日に出てますね。これらは、お持ちですか。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

大変申し訳ありません。通知については、今手元にはございませんが、関連する法律が出た部分については見てございます。協議会を設立して、そういう場を設けて地域の公共交通の確保をしていきなさいという内容のものは見てございます。

質問 室﨑

平成21年に出ているのですよね。一部改正はその後ちょっとありましたけれども。そこでは、今般の道路運送法の一部を改正する法律うんぬんの付帯決議でかくかくしかじかのものが出ましたと。それに従って、各都道府県市町村ではこういうものをできる限りやってくださいと。義務ではないようですけどね。ということが出てるんですよ。そして、今厚岸町ではこの公共交通の衰微というものの中で、どのようにして足を確保するかというのは、非常に大事な問題になっているんですね。そのときに、今の町長の答弁だと、これからそのなんだか協議会を考えてみましょうと、いうような話で終わっているということは、あまりにもお粗末ではないのかと。そのように私は思いますがどう答えますか。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

確かに、現在まで厚岸町におきましては、この協議会の検討は行ってまいりましたが、実際に立ち上げて動かすという段階には至ってございません。申し訳ありません。今回、JR、それからこれまでのバスの減便、タクシーの時間短縮等、この町内の公共交通がこのようになっていく中で、早急にこの協議会を立ち上げさせていただいて、早ければ来年度から事業に計画づくり、まずは計画づくりになりますが、そういう事業に取り組んでいきたいと考えてございます。

質問 室﨑

今回の質問にあたって、私もいろんな参考書読んだのですがね、どこの地域でも、山間へき地といわれる地域では、その公共交通が成り立たなくなってきてるんですよね。バスを定期便で動かしていると空気運んでるのか、人運んでるのか分かんなくなってしまう。タクシーはお客さんが来ない。スクールバスやっていたけど子どもがいなくなっちゃった。みんな同じです。そういう中で、救世主としていろんなことをひとつがやるとみんなわーっと同じようなことを考える。デマンドバスだ、乗り合いタクシーだ、コミュニティーバスだ、いろいろやる。ただこれも定義が明確じゃありませんので、デマンドバスっていうのは予約して乗るバスだっていうのだけれども、その時間の自由度、それから路線の自由度、それぞれありまして、同じAという町もデマンドバス、Bという町もデマンドバスというのが、行ってみたら全然違うことをやっていたというのは幾らでもあるようですから、逆にいうと、その地域の独自性っていうことがあるかと思います。今、私が言うのはそれをすぐやりなさいなんて話ではないのですよ。というのは、こういう行政がいろんなことやり出すと、民業圧迫になる恐れもありますからね。それで、全体の会議をつくって役割分担をしながらいい方法を考えなさい、というのが国の出したいわゆるモデルだろうと思います。それで、今回の答弁にはないんだけれども、ないのこれ私不思議なんだけれども、厚岸町結構頑張っているんじゃないかと思っているんですよ、私。言うだけ言っといてから何を言うのかと言われても困るけど。コミュニティーバスというのは既に動いているでしょ。患者輸送バスっていうのがありますね。あれは、コミュニティーバスじゃないですか。そして、それには病院に行くという名目であれば誰でも乗れるわけでしょ。その地域の人は。いちいち受診証を見せないと乗れないわけじゃないですよね。それが、今回の答弁の中には何も入っていなかったんだけれども、簡単に説明してください。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

町長の答弁の中で、前段に鉄道、バス、ハイヤーのほか町有車両の有効活用により町民の足の確保を行ってきた、という大雑把ではございますが、そこにその意味を含めさせていただいてございます。それと、患者輸送バスやスクールバス等、一般利用というのは確かに厚岸町できる限りの、今ある車両の中で、できる限りの公共交通の確保という部分では確かにやってきているかと思いますが、今後町長の答弁にもございましたように、そういうことができなくなる地域がこれから考えられると、いう部分もございまして協議会、ご質問者言われますように事業者、それから利用される方、関係団体等含んだ協議会を立ち上げての中で調整をしながら、町民の足の確保という面での公共交通づくりを今後行っていきたいと考えてございます。

質問 6番 室﨑

あと、何分ですか。

質問 室﨑

今、大雑把という言い方したんだけど、余りにも抽象的で分かる人でなきゃ分からないような答弁なんですよ。町有車を有効活用しますって言って、それから患者バスを思い出す人は担当者だけじゃないかと思うんですがね。そういうわけで、もうちょっと詳しく聞きますね。厚岸町ではバスに関して言いますと、鉄道はもうレールの上しか走れませんからね、これは誰でも分かる。それから、ハイヤーというのはどこでも走りますから町中を網羅している。今、時間の問題別にしてね。バスというのはそれぞれの路線を走っている。それで、地域分けをしてみました、私なりに。そこにはどういうものがあるかっていうのを具体的に見ていくと、空白地帯がはっきり出てくるわけですよ。それで、路線バス、患者輸送バス、スクールバスと大体この三つを考えながらお聞きしたいので、そのとおりにしてほしい。糸魚沢、トライベツ、若松地区、これは患者輸送バスですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

糸魚沢、トライベツ方面につきましては、患者輸送バスは月曜日と水曜日運行をさせております。

質問 室﨑

末広、床潭、筑紫恋に関しては患者輸送バスは動いてますか。スクールバスに同乗することはできるような話は前に聞いたことがあるんだけれども、末広だけですか。床潭、筑紫恋はどうなっていますか。そのあたり、簡単に答えてください。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

末広、幌万別、ピリカウタ、床潭、筑紫恋を通って町立病院にということで、これにつきましては金曜日に運行をしております。

質問 室﨑

末広、床潭、筑紫恋に関しては路線バスも動いてましたね。どうですか。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

床潭線という線がありまして、くしろバスが運行しております。

質問 室﨑

門静、苫多地方はどうですか。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

金曜日に尾幌方面と含めて門静と苫多地方を運行しております。

質問 室﨑

時間ないので、あとまとめてやりますから。ぱっぱと教えてください。太田、片無去地区どうなってるか。光栄どうなっているか。それから、市街地はどうか。市街地は湖南湖北とかありますけどね。

答弁 保健福祉課長 阿部(保健福祉課長は2020年3月まで)

患者輸送バスに関しましては、上尾幌、片無去、大別、太田方面ということで、火曜日と木曜日に動いております。ただ、全体を通して市街地につきましては、市街地の方を乗せる形にはなっておりません。あくまで、患者輸送バスということで無医地区の方をということでございます。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

市街地につきましては、国泰寺線、光栄から国泰寺、それから霧多布線の系統1と2、先ほどの床潭線が市街地を運行しております。

質問 室﨑

そうすると、患者輸送バス、それから路線バス、これをそうすると最低週1度というのもあるけれども、それを足があるというふうに考えれば現在厚岸町には空白地域はないと。そういうふうに考えていいわけですか。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

今ご質問者言われました、路線バス、それから患者輸送バス、そのほかスクールバスの一般利用というのがございまして、それも行っておりますが、冬期間、苫多地方のみになりますが、冬期間患者輸送バスが道路の通行上走ってございません。スクールバスについては運行はしているのですが、学校の冬休みの間の運行はございませんので、その間は公共交通については門静まで出なければないということになっております。

質問 室﨑

それでですね、結局は地元の人の必要度合いだと思うんです。突き詰めれば。その点で、単にないよりはあったほうがいいという話ではなくて、これがないと本当に困るんだという形での声を十分実態調査をしていただきたいんですよ。そして、必要であれば患者輸送バスという形でもいいし、あるいは他のいろいろな形でもいいんだけれども、最低限の足は確保するというその点については、空白地域はないと、そのうえで充実させるのはどうするかということを考えていただきたい。それで、この町民の足の問題に関してはまだまだいろいろな問題がありますけれども、ほかの方もいろいろお聞きするようですから、私は総論にとどめますけれども、結局ひとつには町の関係者みんなが集まって、全体的な交通体系をどうするかということをきちんと構築していただきたい。それともうひとつは、それぞれの地域地域の要望というものをくみ上げた体制をつくるためにどういうふうにしたらいいかということを、まず考えていただきたい。言葉としては、町民目線とか住民目線とか住民の立場に立ってとかいろんな言い方しますけれども、要するに具体的なこういうものの中で示していただきたい。そのように思いますがいかがでしょう。

答弁 町民課長 石塚(町民課長は2019年3月まで)

先ほど、ご質問者言われました、町民の考え方、どうあったらいいのかという部分、そういう部分については、今現在、考えているところは、協議会を設立し、まず、公共交通網の計画を先ほど策定したいということを申し上げましたが、その策定する段階の中で、全町民に対してアンケート調査等を行い、そういう部分でくみ取っていく部分と、さらに協議会の中に作業部会等をつくりまして、そういう中で協議をしていければと考えております。

質問 室﨑

よろしくお願いします。それでは、次の点に移りますが、選挙制度についてであります。町長の答弁ではこれは選挙管理委員会のことだ、いうふうに聞こえるような言い方をなさっているわけですが。どちらでもいいんですけれども。やはり、投票統計から見ると厚岸町は近隣町村よりは高いのですよね。その10代の人のね。だけど、低い中で高いと言っているだけという程度でしょう。やはり、せっかくこの投票年齢の引き下げを国は図ったのですから、これを機に若い人達が、政治に少しでも関心を持ってもらって、素直な純なということを年齢にいっていうのもちょっと問題はあるんですけれども、やはり若い感覚での政治の意見というものをどんどん出してもらいたいと、いうことが国もこの投票年齢を下げた大きな意味だと思うんです。そうなると厚岸町でも、投票所に行くパーセンテージさえ上がればいいというものではもちろんないのですが、そういう啓発を特に行っていく必要があるのではないかと思います。それで、そういう意味で今後、やはり町も選挙管理委員会もそういう視点から、いわゆるある意味では生涯学習教育になるのですけれども、そういうことをやっぱりもっともっと積極的に行うべきだと。そのように思うのですが、いかがでしょう。

答弁 選管事務局長 會田

選挙管理委員会事務局長の立場でお答えをさせていただきます。今回、厚岸町もしかりですが、全国的に、全道的に今回18歳、それに加えて19歳も選挙権年齢、18歳だけではなく19歳にも与えられたということになっています。投票率を見ると、19歳よりも18歳のほうが高い現象が起きていると。これは、恐らく18歳の方については、各高校において等しく今回選挙権年齢が下げられたことによっての学校での取り組みがあったのだろうと思います。厚岸の子ども達も釧路の高校に通われている方、また翔洋高校に通われている方おりますけれども、釧路の高校では北海道選挙管理委員会の通知に基づいて、北海道選挙管理委員会に対して模擬投票であるとか出前講座であるとか、こういった授業を行っていたということを聞いております。また、翔洋高校にも伺ったところ、あえて北海道選挙管理委員会を呼んでの出前講座等は行わなかったということでありますが、その近くで行われた生徒会長の選挙において、同じような一般の投票と同じような形での選挙を行ったと。また、授業の中でもやはりその選挙権年齢が下げられたことによっての選挙の授業も行われていたということをお聞きしております。こういったことを行った結果、どちらかというと18歳の投票率のほうが高かったのではないかと思われます。また、これが大学でもう少し行われていれば、19歳の投票率も上がったのではないかと思いますけれども、またこの後、選挙でまた北海道選挙管理委員会を通じて町の選管にも、学校に対するこういった出前講座であるとか、模擬投票であるとかという取り組みがまた通知されると思いますので、厚岸においては翔洋高校等との連携を図りながら、こういった事業を奨励してまいりたいというふうに思いますし、また、次の選挙になるとまた新たな選挙権を持つ方が出てまいりますので、どういった方法がいいのかということも選挙管理委員会の中で協議をしながらもっと有効な選挙啓発、活動について検討をしてまいたいと思います。

質問 室﨑

大変、そのとおりですねという模範的な回答をいただきまして、ぜひそのように進めていただきたい。各地でもってやはり自治体や選管が今事務局長おっしゃったような考えのもとにいろんな啓発活動やっているのですよね。それは、報道機関のいろいろなもので見ます。ところが、それに水を差すような話も新聞等では非常に大きく報道されています。特に今回、この18、19というような人達に選挙権が与えられたものですから、その問題は大きくクローズアップされたわけですよね。それが、転居後も住民票を残す若者、これが事実上選挙権がないという話なのですよ。これは、最終的に言ってしまえば国の責任なのですよ。その国の曖昧な問題を放置しているツケを、各自治体に背負わせてるんですよね。甚だけしからんのだけれど、今ここでもって私と町長や課長の間でそれをいくら言ってもしょうがないですから、それで厚岸町の考えをお聞きします。選挙人名簿登録の用件ですが、これは住民票が3カ月以上存すること、それと住所の実態があること、それでいいですか。簡単にお願いします。

答弁 選管事務局長 會田

簡単に申し上げますと、今、ご質問者言われたとおりでございます。

質問 室﨑

非常に分かりやすくて明確に聞こえるんですよ。ところが実は、住民基本台帳の登録というのは、これは非常に明確なのですが、居住の実態というのは非常に難しいんですよね。住所とはなんぞやっていう話と一緒になってきますね。その話はちょっとこっちへ置いて、学生が特にその問題に直面するようですが、各市町村で、これもその市町村でてんでばらばらのようですが、実態調査っていうのを行っていますよね。厚岸町は実態調査を行っていると、新聞記事には出てたのですが、これはいつから行ってきたのですか。

答弁 選管事務局長 會田

ただいま、ご質問者言われたとおり、今回から施行令が改正されて、年齢満17年の者の調査等ということで実態調査を登録の前に行うことになっております。町では、これまで少なくとも厚岸町の選挙管理委員会の事務局としては、古くからずっと行ってきていると認識をしております。

質問 室﨑

具体的にはどういう調査なのですか。

答弁 選管事務局長 會田

まず、選挙人名簿を登録日というものがありますので、その事前に今回3カ月要件、さらには年齢要件を含めて、厚岸町の名簿に登録される予定者というのが出てまいります。その出てきた名簿からそれぞれ個人ごとに実態調査という形で、今、厚岸町に実際住んでいるかどうか、学生、就職、職業等もその中に含めて、それを封筒に調査票を入れて、返信用の封筒も入れて、それぞれの個人にまずは郵送で送らしていただいて、それぞれからその返信用の封筒で送り返してもらっていると。さらに、その調査票が返ってこない方については、その家庭にお電話をさせていただいて、改めて細かい部分を電話で聞き取りをし、また、その行っている調査表を改めて送り返してもらうというような形で、必ず出てくる登録者の予定者については全て、もしそのときに20人だったら20人いれば、その20人全てを調査した中で、登録するかしないかの判定をしているということでございます。

質問 室﨑

あなたはそこに住んでいますか、という非常に分かりやすい質問をしているということだと思うのですが、実は住んでいるというのがどういうことかということの定義については説明していないですね。住所という問題になりますから、その点について少し申し上げます。私が今18で、釧路の高校に通っていて、汽車通が体が大変なので釧路で下宿している。週に2日親元に帰ってきている、厚岸に来てる。この場合でも、住所はあんたは釧路なんだよということなんでしょ。それから、1年のうち11カ月以上、出稼ぎなり単身赴任なりで内地に行っている。そのときに、帰ってくる。そういう場合もあります。もっと極端な場合には、家が事実上もう二つある。奥さんはほとんど旦那さんのほうに行っている。だけど、家はこっちにちゃんと置いてある。時々、奥さんも帰ってくるし旦那さんも帰ってくる。住民票はこっちに置いてある。これらについて、どこに住んでいるのですか。

答弁 選管事務局長 會田

まず、一つ目の釧路の高校に入る、また、釧路の下宿通いをしているといった場合については、これは、週に2、3回帰ってくるという条件、ということであればこれは登録をおります。生活の根拠という考えの元に釧路ではなく厚岸町であろうということで、これまでも名簿登録を行ってきているということです。もう一つ、その出稼ぎの方に関しても、生活の根拠については何カ月間なりそちらのほうに働いているとしても、生活の根拠は厚岸町ということでこれらの方については不在者投票を行っていただいていると。この三つ目については、町としても調査のしようが、それを知るよしというのがなかなかないんですけれども、これらについてはそういうような生活の実態があったとしても、それを知らなければそのまま登録で厚岸町での投票を行っていただいているということになります。

質問 室﨑

時間が余りないから、もういろんな例があるんだけれども、それ一つ一つ言ってるわけにはいかない。それで、はっきり言えることは登録するときには厳格に調査しているのですよ。登録の後はなんも調査していないのですよね。なんか、やっていますか。無差別抽出で、例えばこう電話したり行ったりして、あんた本当にここに住んでますかって。やっていないでしょう。二重基準じゃないですか。それから、あっちこっちの町で調査していないのですよ。してないときに、国のあれがあるからと表向きは大体のところは実際にできないからってなことを言って、大きな都市は逃げているのだけれども、もうちょっと突っ込んで学者なんかのあれ読むと、そんな調査必要なんですかって担当者が言い出すわけですね。それよりも、どっかで不在者投票できるようにしてやったほうが、むしろ本人のあるいはお国のためじゃないのか。厳格にあんたはここに住んでいないから事実上投票権ないですよってやることの意味が分からないと。それから、都会なんかでは、厚岸町は数が少ないから全部電話取材できるでしょうけども、釧路市までいったらそれ無理だと思う。そうすると、正直にうちの娘去年から大学入ってねって、ちゃんと答えた人はなくなるし、いい加減な答えあるいは答えなかった人はそのままいってしまう恐れもある。そうすると、この住所っていうのがなんなのかという部分ですね。それから、実態調査っていうのがなんでなるときだけ厳格なのかと。その登録するときだけが厳格なのか、というあたりはやはりもう一度考える必要があるのではないかと思いますがいかがでしょう。

答弁 選管事務局 會田

新しく、昔であれば新生児、今回であれば18歳ということになりますけれども、この方々の実態調査というのはそのときに登録、厚岸町に住所要件がないとして、登録しなかったとしても引き続き、次の登録の際、その次の登録の際、引き続きの調査は行っております。ただ、抽出で今言ったような年齢要件に係わらずの抽出調査というものは行っていないというのはそれは事実であります。これらのほうについては、逆に住民票登録の調査権というものがありますので、こちらのほうでも行わなければならないのではないかと思います。今、縷々ご質問者言われたとおり、国のせいにするのはあれなんですけれども、どうしてもそういったその明確な国からの指示というものがございません。ですから、新聞に今回、新聞報道等であったとおり、これまでのいろいろな国からの、国の施行令であるとか、さらには国からの通達に基づいて行ってきた選挙管理委員会、それが厚岸町の選挙管理委員会がその中の一つなのですけれども、すでにそういった実態行っていないという市町村のほうが今は明らかに多くなっていると。私どもとしては、これら国からの明確な、新聞報道の専門家の話では、国政選挙と地方公共団体の選挙との登録要件を分けるべきではないのかというようなご意見もあるようですが、こういった国に対する、国からの明確な指示というのは、これから総務省から来るかどうかっていうのは分かりませんけれども、私どもとしてはこれまで通りの形で選管としては、行うざるを得ないのかなと思っておりますが、この辺は改めて道選管なり、総務省にもお聞きをして明確な判断をさせていただきたいなと思っております。

質問 室﨑

学生が親元を離れて下宿した場合には、親元に住所はないというのが昭和29年の最高裁判断なのですよ。すでに時代は大きく変わっているのですね。今ごろそんなものを振り回しているのかと、言いたいわけです。それで、総務省ははっきり答えていますよ。問い合わせに対して、各自治体、各地の選管が総合的に判断してほしい。明確に答えていますよ。すなわち、厚岸町はどう考えるかということを問われるわけです。総務省が言ったから、通知があったから、ということは今の段階ではできないんです。だって、総務省は総合的に考えて決めてくれと、こっちにさじを預けている。それから今、局長の答弁にもあったので私も言いますがね、住所の実態のないところに住民票を置くことはまかりならんのですよ。そしたら、ここに住んでいませんよと答えても、住民票のほうはいじらない。そして、選挙人名簿だけばさっと切ってしまう。これおかしいんじゃないですか。それから、厚岸町でもそうだと思うんだけれども、高校や大学に行っている人は、本人の意思、主観ですね、それでは生活の根拠は厚岸に置きたい。成人式のときは帰ってきてここでみんなとやりたいし、あるいはいろんな国民保険だとかなんとかいろんなものもあるでしょう。それも、厚岸でということになる。そのほかにもいろいろある。そうすると、簡単に住民票向こうに移しなさいと言っても、これは心理的抵抗も多いと。いうような話もされていますね。10人が10人そうじゃないでしょうけど。それから、住所とはなんなのかという基準に何を使うのかっていうときに、客観説、主観説、総合説と常にこういうものがついて回ります。すなわち、本人の主観はどこまで尊重するのっていう話もあるわけです。そういう中で、昭和29年に最高裁判決があって、当時からこうなっているから未だにそれは一点も揺るがせないのだと、墨守するようなものでもないと思うので。それから、住民票との正誤性、住民基本台帳との正誤性、これもやはり考えなければならない大きな問題ですよ。それともう一つは年代が違った場合に、若い人だけは厳格に調査するけどもあとの年代の人は放っておこう。これも変な話です。どこを見てもこの問題は二重基準で満ちあふれているんですよ。そのあたりをきちんと整理していただきたい。

答弁 選管事務局長 會田

選挙管理委員会としては、今ご質問者言われましたとおり、29年の判例に基いて行ってきたこと、これについてきちんと行ってきたことについては自負は持っておりますけれども、今ここでどうするということは当然選挙管理委員会の会議の中で今後協議していかなければならないことと思いますので、改めての問題提起として受けとめさせていただき、選挙管理委員会としての考えを明確に今後させていただきたいと思います。また、選挙には当然、国政選挙、さらには地方の選挙というものが両方あります。当然住所要件がなければ実際に選挙が行えない地方選挙と、それと国政選挙、国民であればというものがありますので、これらも含めて合わせて検討をさせていただきたいと思います。

出典:厚岸町議会 平成28年第3回定例会 2016年9月12日 議事録 PDF(38ページ) 間違いを知らせる