厚岸町議会 平成26年第4回定例会 2014年12月11日
(1)介護事業の質の向上について/(2)社会福祉法人の内部留保金について/(3)「厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言」について
2014年12月11日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「介護事業の質の向上について」「社会福祉法人の内部留保金について」「「厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言」について」について質問し、町長 若狹、保健福祉課長 高橋、副町長 大沼が答弁しました。
- 質問者
- 室﨑正之 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、保健福祉課長 高橋、副町長 大沼
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 室﨑
先に通告いたしました内容につきまして一般質問を行います。まず1点目は、介護事業の質の向上についてであります。本年4月、心和園デイサービス等の事業を町直営から社協に移管した際に、町民の間には、介護の質が低下するのではないかという危惧、心配が生じております。この町民の危惧を払拭するたるめ、町はどのような手だてを講じているか、これが1点目であります。次に、2番目として、社会福祉法人の内部留保金についてであります。過日、厚労省は、社会福祉法人の内部留保金につき、地域の公益活動や職員の待遇改善に使うことを義務づける方針を決めたという報道がございました。これについては、また、いろいろな意見もあるかと思います。私も厚労省の内容、方針に直ちに賛同するわけではありませんが、そのような動きが出てきている中で、厚岸町での現状はどうなのか、そしてその内容について、町はどのような見解を持っているのかをお聞きいたします。3番目として、「厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言」についてであります。平成26年9月10日、厚岸町議会は「厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言」を行いました。議決いたしました。町としては、どのような形で意思を鮮明にするのか、その手だてについてお聞かせをいただきたい。以上、1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
おはようございます。12番、室﨑議員のご質問にお答えをいたします。1点目の介護事業の質の向上について、「本年4月、心和園、デイサービスの事業を町直営から社協に移管した際、町民の間に介護の質が低下するのではないかとの危惧が生じた。この町民の危惧を払拭するため、町はどのような手だてを講じているか」についてでありますが、特別養護老人ホーム心和園及びデイサービスの指定管理者制度の導入については、町議会においてさまざまなご意見をいただき、議論を経て移行したところでありますが、ご意見の中には、今回ご質問をいただいた介護の質の低下を危ぶむ内容もございました。町といたしましても、介護の質の低下を心配されている町民の危惧を払拭するために、現在、実施している介護相談員派遣事業を活用し、介護相談員が利用者の率直な意見や要望を伺って、施設の対応や介護サービスの提供状況を把握し、その内容を確認して事業者に伝えております。また、町担当職員が施設を訪問し、施設の状況や施設職員の利用者への対応を確認するとともに、施設側と利用者への対応や施設の管理状況の確認を行っており、介護相談員事業と合わせて、介護サービスの質の低下を招かないよう、対応に当たっているところでございます。今後においては、介護相談員の施設への訪問回数をふやし、活動を充実させ、より一層利用者の意見や要望を伺い、介護サービス内容の把握に努め、適切に対応してまいりたいと考えております。また、町民に安心して利用をいただくため、北海道から指定を受けた「北海道福祉サービス第三者評価事業推進機構」が認証した評価機関による第三者評価事業について、指定管理による運営が1年を経過した来年度から年次的に、特別養護老人ホームにおいては厚岸町が実施し、デイサービスセンターにおいては、厚岸町社会福祉協議会が実施することとなっております。評価の内容につきましては、事業者の経営理念やサービス提供の方針、質の向上や職員の育成、地域との交流など全てのサービスに共通する項目と、個別評価項目の食事の提供や健康管理などとなっております。この第三者評価事業の実施後、評価されたサービス内容を公表し、事業の透明性を図り、サービスの質の向上を進める所存ですので、ご理解願います。続いて、2点目の社会福祉法人の内部留保金について、「過日、厚労省は、社会福祉法人の内部留保金につき、地域の公益活動や職員の待遇改善に使うことを義務づける方針を決めたと聞く。厚岸町での現状はどうか、町の見解をお聞きする」についてでありますが、現在のところ、厚生労働省から町への通知があったものではありませんが、同省のホームページに掲載されている厚生労働省の諮問機関「社会保障審議会福祉部会」の資料によりますと、社会福祉法人の制度改革を検討しており、この中で事業運営で蓄積した内部留保のうち、当面の運転資金などを除く余剰財産を地域での社会貢献活動や職員の待遇改善などに充てることを義務づけることなど、財務規律の構築を図っているとのことであります。これは、一部の社会福祉法人が介護施設や保育所などの運営により、多額の内部留保をしているといった指摘がされていることによるものとしております。厚岸町社会福祉協議会は、決算の状況を見ましても積立基金の運用も、運転資金や建物、設備の修繕費に充てていることなどから、適切に運営されていると判断しております。しかしなが、先ほどご説明したとおり、全国の一部の社会福祉法人では不適切な運営があったことなどから、「社会保障審議会福祉部会」において、財務運営に関する規律が審議されており、今後、規律が構築した方向性が示された後には、当町の社会福祉法人においても、その趣旨に沿った運営を行うよう理事会や評議員会の理解を得ながら、社会福祉法人を運営していくことになると考えておりますので、ご理解願います。続いて、3点目の厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言について、「平成26年9月10日、議会は『厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言』行った。町は、どのような形で意思を鮮明に表示するのか」についてでありますが、10月29日に開催された第6回議員協議会において、議長からご説明があったとおり、町としては、厚岸町議会がされた「厚岸町に核廃棄物最終処分場はいらない宣言」に関する決議はもちろんのこと、町内外から寄せられた多くの方々の署名を重く受けとめておりますし、皆さんの意思を十分尊重させていただいた上、町並びに町民の皆さんの強い意思を町内外に明確に表示するためには、どのような方法が最良なのかを検討してまいりました。その結果、過去に議会が決議された各種の宣言と同様、当該宣言に関する看板を町民広場に設置することとし、これに係る予算を平成27年度当初予算案に計上したいと考えております。以上でございます。
質問 室﨑
今回はちょっと質問の項目が多いものですから、私も端的に質問し、答弁も手短に行うようにお願いいたします。
質問 室﨑
ただいまの町長の答弁にもありましたとおり、ことしの4月から心和園とデイサービスの事業が社協に移ったときに、町民の中から、これでサービスの質が低下しなければいいけれどという心配は随分出ておりましたですよね。一部では、署名活動などもあったりいろいろなことがありましたけれども、やはり町民全体の大きな危惧はそこにあるわけです。それで、それを払拭するために介護相談員派遣事業と第三者評価事業を推進することで、それで全てが解決するわけではもちろんないのですが、一つの何といいますか、事業に対する第三者の目が常に行き届いている状態をつくりますということで進んできたと、そのように思っております。それで、その状況についてお聞きするわけですが、まず、介護相談員派遣事業なのですけれども、これについては6月の議会で、私、指摘したのですが、あなたたちは、この事業を頭からたたきつぶすようなことをやったですよね。介護相談員が、社協のいわゆる事業者の介護相談員の派遣を受ける施設の職員として二重身分になっているというような事態がありましたですよね。これは、あのとき町長もはっきりと遺憾の意を表しておりますが、大変ゆゆしき問題であったと。その後立て直して、少なくても6月の議会でお聞きしたとき、4月から6月までは空白であると、何も動いていないということもその答弁の中では出てきておりましたが、その後、体制をどのように立て直して今日に至っているか、まずその内容についてお知らせをいただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えしたいと思います。まず、今、ご質問のありました4月から6月までの活動はしていなかったというご指摘でございますけれども、その部分につきましては、今おっしゃった1名が活動していなかったということで、後の4名につきましては4月から6月も活動をしておりましたし、あと、5名いる介護相談員のうちですけれども、今おっしゃられた1名は途中でおやめになって、その後、4名で9月末まで活動しまして、9月の末で、今、お願いをしておりました1名が退任をしました。それで現在は3名という形になっておりますが、今月ですけれども、新たに2名の方をお願いをして、これから養成研修のほうに行くという形になっております。今年度につきましては、そのように若干活動の人数が減りましたけれども、今、新たに2名を加えて5名の体制で次年度からは行っていきたいと思いますし、今年度につきましても昨年と同じような回数をもって3名の体制で、今、現有いる3名の体制で行っていきたいと、訪問回数は減らさないで活動していきたいと考えております。
質問 室﨑
今、人数も二人増やすことにしたのだということを高らかにおっしゃっているけれども、その二人増やすというのは6月に指摘されたときに、既にやってなければならない話でしょう。それから、そのときにもやりとりの中でも申し上げました。何回もくどくは言いませんが、減らさないでいきたいという言い方しているのですけれども、がくんと減ったのが今なのですよね。一時期から見たら、ものすごい減っているのですよ、訪問回数にしても、それから経費だって減っているわけでしょう。それは動かないから減るのだろうけれども、そうすると、それで今の線を維持しますということは、これはおかしいのではない。また、あなた、あのときにもおっしゃったでしょう。今のこういう時代が少し変わりましたよね、直営の時代から管理委託という形で出して、そしてそれに対する町民の危惧に対して、いやいやこういうものでそれに応えるのですということをやっている、こういう状況があるから、この制度は充実させなければならないと思っていますということが、3月の議会でも、それから6月の議会でも同じ話が出ているのですよ。ところが今聞いていると、何とか手当てしたというふうに言っているけれども、逆に少なくなっているのです。介護相談員は。体制弱くなっているのですよ。そして何とかもとに戻して、もとのレベルだけは維持したい、これは話のつじつまが合わないのではないかと、やはりこれについては介護相談員の充実、これをもっともっと図るべきでないかと、そのように思うのです。いかがですか。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えしたいと思います。私の説明がちょっと言葉足らずでございました。6月にそういうご指摘を受けまして、実は1名がその時点でおやめになっていて、その後4名の活動が6月の末まで続いていたと。その段階で、介護相談員をすぐ補充というふうにできればいいのですけれども、実は研修が年に1度、この12月にしか行われないということで、そういう部分では補充できなかったことは残念であります。その間に、残った4名で9月までは今までどおりの活動をしていただきましたし、今後、増員にはなりませんけれども、5名の昨年までの体制をもって、より一層内部研修等積んで、今、おっしゃられた課題もございますので、そういう点も踏まえて今後活動していきたいと。それと、27年度につきましては、今、おっしゃったように活動が停滞しているという部分でございますので、回数を一番多い年度を目標にふやしていきたいと、そのように考えておりますのでご理解いただきたいと思います。
質問 室﨑
よろしくお願いいたします。6月の議会にですかな、町長もおっしゃったように、現在、道内の市町村は180ぐらいあるのですか、その中でもって介護相談員を持っている町村というのは11しかないと。だから厚岸町の言うならば誇るべき制度の一つであるということも、町長もおっしゃっていましたよ。それだけに、その実を上げていただきたい、これは切にお願いします。それで、ちらちらと聞こえてくる話なのですが、介護相談員が行きますね、そして改善点を見つけます。あるいは利用者から、あるいは職員との話から、ここのところはもっとこうしたほうがいいのではないかというのが出ますね。そうすると、この報告書というのが保健福祉課の担当者のほうに上げるらしいですね、あの仕組み見ると。そこから現場にまでその話が届くのに、えらい時間がかかる場合があると。それで介護相談員のほうは、当然、もうその話がついているから、直っているのだと思っていってみたら何もない。そうすると、人ですから、やっぱりきつい言い方になるかもしれません。ところが、言われたほうは面食らうわけですね、というようなことが時々あるのだというようなうわさが、私、本人たちに確認したわけではないのだけれども、聞こえてくる、あっては大変だと思う。それで、この介護相談員から報告があって、それが現場にまで改善点としていく、そして改善される、そのいわゆる流れというかな、それを検証してみなければならないと思うのです。常時。これはどのようにされているのですか。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えいたします。介護相談員、事業所のほうにお伺いして、いろいろと活動を行います。その際に、通常、その時点で事業所のほうにお話を、介護相談員が直接お話をします。大体はすると。その後に戻ってきまして、私たちのほうに報告を上げていただくと、そこで書類で処理をすると。そこで聞いた部分の緊急性のあるものですとかそういうものにつきましては、まず口頭で連絡する場合もありますし、通常はその書面をもって報告すると、事業所のほうにお知らせするという形になります。その時点で、若干おっしゃったように時間がかかっている場合がなきにしもあらずかなというふうに考えますので、今後につきましてはその点も検証して、なるべく速やかにそういう指摘事項ですとか、改善点という部分については伝わるようにしたいというふうに思っております。
質問 室﨑
これもよろしくお願いいたします。日常の検証の体制ができてないと、どうしてもパイプは詰まりますので、よろしくお願いします。それからもう一つ、事業対象から外れている施設、はっきり言うと、そちらのほうが手を挙げないということだと思うのですが、前には訪問していたのだけれども、今は訪問できていないというようなものがあるという話も議会でもお聞きしたことがあります。こういうものについては、積極的にこちらから強く申し上げて、そしてこういうものをちゃんと受けて、いい方向に双方協力して持っていきたいという意味のことの答弁がありましたが、その後はどうなりましたでしょうか。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えいたします。おっしゃるように、平成22年をもって介護相談員の受け入れをやめている施設がございます。その施設につきましては、私のほうから、その責任者のほうにお会いしまして、再度、趣旨ですとか、こういう部分で介護相談員は大切だというようなお話も、事業所の責任者も十分わかっておりまして、介護相談員が伺わなくなった経過もお聞きして、その辺も検証しながら話を進めておりますし、その後にも話をしておりますから、そういう意味ではぜひ受け入れていただくようにこちらのほうも努力しますし、事業所のほうにも協力を願うという形で今進めておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 室﨑
いい方向に進んでいるというふうにお聞きしておいてよろしいわけですね。それでもう一つ、ただいまの町長の答弁の中に、介護相談員として第三者ですよね、として入っているのと、もう一つは、町の担当職員が施設を訪問して気づいた点などをいろいろ話をすると。決して監査とか監察とかというようなものではないと思いますけれども、このようなことをやっているということなのですが、こういう活動によって具体的な成果としては、何か特筆するようなものが出ていますでしょうか。この状況についてお聞かせをいただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えいたします。施設の訪問につきましては、たまたま今年施設改修、外壁の改修もございました。その部分もありまして、打ち合わせもありましたし、あと指定管理の1年目ということで、その事業者がいろいろ困っていることはないかですとか、問題点がないかですとか、そういう部分もこちらのほうでも把握をしたいということで、動いて訪問をしております。おっしゃったように、監査とかそういうことではなくて、確認なりお話なりをしております。その中では、介護員、現場の動きですとか、あと事務の動きですとか、そういう部分は確認ができました。指定管理の前と今、どういうふうに変わったかという部分を確認して、施設の責任者ともお話をしております。
質問 室﨑
前に進みます。それで、第三者評価機関の提言を私いたしましたが、これについては今お聞きすると、来年度からというふうに見える答弁でしたが、これは来年度から始まるための準備というのはもう始めているわけですか、それとも今年は何にもなしで来年度になってから、さあどうしようかから考えるということなのでしょうか。何かもう既に準備段階の作業を行っているのであれば、そういうことについてお聞かせをいただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えいたします。なぜ来年だという理由ですけれども、今年度1年まず経過してみて、前年度の検証も第三者評価の中に入っておりますので、まず1年運営してみると。そういう部分で、いろいろな問題点、改善点とかが見えてきます。それで今年度につきましては、第三者評価委員会の入れないというふうにさせていただきました。ただ、どういう準備をしているかということでございますけれども、事業者のほうにお話をして、こういうふうに来年度以降は考えているというご説明をして、当然、受け入れるほうもいろいろな準備とかは必要ですので、急に今すぐ入るとなっても研修の期間も結構長くて、長いときで言いますと8カ月とかそういう部分も、いろいろな幅広い研修をするものですから、受け入れるほうもいろいろ準備が必要ということで、今年度につきましては、来年度からこういうふうに考えているというお話をさせていただいております。
質問 室﨑
今の話では、来年度から入る機関というのか、団体というのか、業者というのかよく分りませんが、その相手方は決まっているわけですね、たしか、道内一つではなかったはずだ。それでそのいわば予約とでもいいますかな、あるいは仮契約とでもいいますか、そういうものはあるのではないかということをうかがわせるような答弁でした。もし差し支えなければ、どこと4月からそういうものに入ってもらうのか。それから、そのときに調査方法として、今、分っているのではどういうものを行っており、その中間報告はいつころ行われ、最終報告はいつころ行われるのか、そういうようなものについて公表するのはいつころになるのか、大体の目途といいますか、それを教えていただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
第三者評価の実施機関でございますけれども、今、北海道には11機関ございます。今、その先は決まっているのかというお話でしたけれども、現在決まっておりません。手法としましては、その中から選んでやるという形になります。料金とかもそれぞれまちまちでございますので、どこの機関が一番適切なのか、これから検証していきたいと思いますし、まず決まってから27年度の契約になろうかと思います。その時点で一定程度詰めたいと考えておりますが、先ほど申しましたとおり、結構長い期間が要するということですので、多分、仮定の話ですけれども、早くても5月、6月ぐらいに契約が始まって、契約をして、その後に入っていただくと。その進み方によっても違いますけれども、早ければ4カ月とかそのぐらいで結果が出ると。それはホームページ上でこの機関の、第三者評価事業の推進機構のほうで、ホームページに載せて公表するという形になってございます。
質問 室﨑
余り深入りはしたくありませんけれども、先ほどの話だと相手方の準備もあってと、そういうこともしなければならないからという話を聞いていると、相手方は11あるうちのどこになるのか、厚岸町が受け入れてくるかどうかも分らないのに準備を始めているわけですか、甚だ不思議な話ですね。そのあたりもうちょっと。それから、今の段階では公表できないのだというなら、そういうふうに言って結構ですから、そのあたり、ただ打診はしているのであるならば、そのことも言ってください。動いているのか動いていないのか、準備しているのかしていないのかがさっぱりわからないのであれば、一体来年どうなるのということになるわけですよ。だから、まだ公表はできないけれども、打診もして、内々のある程度の打ち合わせもして、ただしこれも入札なり何なりがあるかもしれないから1社には絞れないけれども、A・B・C・Dぐらいのところとは、そういう非公式な話もしていますというのであるならば、その程度のことは答えていただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
私の説明が不十分でございました。受け入れるほうというのは受けるほう、施設のほうです、施設のほうの準備が時間がかかると。来年入るにしても評価を受けるためのいろいろな準備、書類上の準備がありますし、ほとんどの部分については、いろいろの書類作成に結構時間がかかるということで受け入れする側、心和園ですとかデイ、そちらのほうの態勢が整うまでということでお話を申し上げたつもりでございました。それと、今回、評価機関で11ありますが、まだ予算組みもできておりませんので、一応、仮の話としまして内容をお聞きしたのが、社会福祉法人の北海道社会福祉協議会、こちらのほうにその内容も含めて照会をして、どういう手続とか、どういう手法でやるとかという確認はさせていただいて、私たちのほうで準備を進めているという段階でございます。
質問 室﨑
分りました。いずれにしてもこういうものが来年度動き出して、そしてそこで今やっている厚岸町の介護事業が非常にいい評価をもらって、そして客観的に見てもいい仕事をしているのですよということを町民に知らしめることができるようにぜひお願いしたい、そのように思います。次に、2番目の社会福祉法人の内部留保金の話に入ります。先ほど、私、1回目のときもちょっと申し上げましたが、厚労省の何とか審議会ではいろいろな意見も出ているようです。それから、一部報道では社会福祉法人が税金の上でも非常に好待遇を受けているのに、内部留保資産を持っていることはけしからんと、だからそんなものはどんどんはき出させる、それまでは国はいわゆるそういうものに対する補助金については、少し絞ろうというような動きなのだというようなふうに読めるような報道もあります。もしそうであるとすると、そのしり馬に乗って私がとやかく言っているというふうに思われると、甚だ迷惑な。ただ、町長の答弁にもあったように、一部には目に余る社会福祉法人もあるらしいですね、そんなものが厚岸にあるわけではないのですよ。内部留保と言われているもの、内部留保資産と言われているものにどんなものがあるかということが、いろいろな解説を読みますと、大きく分けて三つに分けているようです。発生源内部留保、実在内部留保、必要内部留保というような、それで発生源内部留保というのは、貸借対照表の貸方に提示をされている内部留保全体を言うわけですね。実在内部留保というのは、内部資金の蓄積額のうち、現在、事業体に未使用資産の状態で留保されているもの。それから、必要的内部留保というのは、事業継続の維持円滑化の一助として必要不可欠とされるものというような分け方が出ているようです。財務諸表に関する難しい問題は私も素人なので、余り深入りはいたしません。それで、ここで今の町長の答弁で決算の状況見てからの積立金の運用も運転資金、その他に修繕に充てていることが適切に運営されているというふうに言い切っています。ということは、全て必要内部留保であるというふうに町は見解を持っている、これがなければならない金なのだというふうに思っているということなのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えいたします。今、おっしゃった内部留保の関係でございますけれども、私どものほうでも社協のほうともお話をさせていただきまして、いろいろな確認をさせていただいております。町長の答弁にもありますように、今現在ある内部留保、積立金等ですけれども、必要なものという判断を現在のところはしております。
質問 室﨑
前に社協の決算の報告のときにも私、申し上げた記憶があるのですけれども、決算書の貸借対照表か、財産目録ですね、26年度のやつはたしか、25年度、55ページにあったのですが、それ見ると、その他の資産合計というのが9,591万円あるのですね。その中で備品購入積立金459万円、退職金積立金421万円、福祉基金積立金2,955万円、その他の積立金822万円、福祉基金積立金とその他の積立金を足しますと3,777万円、大ざっぱに言うと4,000万円に近い、これだけの積立金持っているのですね。備品購入積立金というのが去年かな、スピーカー器具だとかそういうものを取りかえたときに、取り崩して使われているのかなと思ったら、それは福祉基金積立金から取り崩して使っているのですね。あのときも申し上げたのだけれども、社協という団体の積立金に福祉基金という名前をつけても、使途目的が何ら明確になってないですね、厚岸町が積み立てるときに行政目的積立金というのと同じですからね。それで、いずれにしても今、町の見解では、これらは必要不可欠のものなのだというお話でした。ですから、そうなのかなと、私のほうでは思わざるを得ません。それ以上のことはですね。それで、この退職金積立金だとか備品購入積立金だとかというのは、これはタイトルから言って何に使うために、将来のこれだけの予定があるから、積み立てておかなければならないのだということが分りますよね。でもあとの二つ、分らないのですよ。何に使うために積み立てているのか、そういうことも含めて必要なのだというふうにお考えなのでしょうか。まず必要なものなのだというには、そういう理由があるからだと思うのですね、そこのところを教えていただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
まず、その他の積立資金でございますけれども、それにつきましては介護保険事業の事業費のほうに、例えば収益収支が伴わなくて赤字だという場合については、こちらのほうから補填をするというふうに聞いております。福祉基金と積立資金につきましては、6月の議会でも話ししたとおり、規定によりまして、その目的を持って運営しているという内容と理解をしております。
質問 室﨑
時間もないので妥当だという見解についてなぜなのかという話は、今、やめます。次のところに行きますが、今回の何とか協議会の話の中でもこれが強く出ているのですが、社会福祉法人に説明責任があると。すなわち内部留保の目的額の適正性について、きちんとその団体が説明しなければならない。ところが、厚岸町社協はその大部分をと言っても語弊はないと思いますが、町からの補助を受けて動いていますよね、それは当然です。利益を出す団体ではないのですから。町に対しては説明が当然あり、また議会でも説明があると思うのです。もう一つ、元金については町には及ぶべくもないのですが、会費というのがございます。そして、それは特別会員とか個人会員とかというののほかに、大きな割合を占めているものに各自治会がありますね。これはある自治会なのですが、そこでは年間に社協会費として3万3,000円払った。支出の総額は約40万円ちょっとですよ。その中の3万3,000円は社協会費として払っているのです。でもそれが高すぎるとか、あるいはけしからんとか、そんな声は一つもありません。社協というものの存立並びに活動趣旨からいって、各自治会はそうやって協力をしていかなければならないのだということは、みんな理解しているつもりです。しかし、こういう多額の基金を持って、しかもそれはずっと積み立ててあって、ふだん動いていないわけでしょう。そういうものを持たなければならないのだというのには、今、町のほうが適正だとおっしゃったのだから、それだけの理由があるのでしょう。それを乏しい財源の中から、いいですよと払っているような自治会に、きちんと説明をしたことがありますか。社協が。また、そうしなさいと町が指導したことがありますか、この点についてお答えをいただきたい。
答弁 保健福祉課長 高橋(保健福祉課長は2015年3月まで)
お答えいたします。今、自治会等への説明ということでお話がありました。6月の議会でもお話ししたかと思いますけれども、その部分については機関誌のしゃっきーとかに載せていると、ただ、自治会に対して直接何らかの形で説明はしていないと理解をしております。これにつきましては、社協のほうでも何らかの形で説明を加えるように、こちらのほうとしましてもお話はしていきたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 室﨑
時間がないので、そのあたりやめますが、しゃっきーという広報紙に、ちょっと素人が見てもわからないような貸借対照表や帳簿の一部を、ちょんと載せた程度で説明になっているなんていうようなものではない、そんなものは説明のうちに入りません、という意識を持ってもわらなければ。ましてやまして、理事や評議員がなったからは、自治会の中の人も出ていますよ。だからいいのではないかなんていう問題ではない。あるいは町内会連合会の総会に会長が出てきて、形式的な挨拶して帰っていくのが、説明になりましたなんていうものではないことは言うまでもないですね。だから、やはりきちんとした説明をしていかなければならない、考えているではなくてどうするのか、それをやはりきちんと助言なり指導なりをしていただきたい。次に入ります。過日、26年9月10日ですか、厚岸町が核廃棄物最終処分場はいらないという宣言をいたしました。これは町長が、議会で非常にはっきりとした答弁の中で意思を明確にしてくれていることに、議会も対応するというふうに動きが出ました。それで、その後、議員協議会で、こういうような看板を立てたらどうだろうというようなことを、町としても考えてくださっているという話も議長から聞きました。ただ、今の答弁を見ますと、新年度に入ってから行うという話なのですが、こんなもの何千万円もかかるようなものではないでしょう。何ですぐできないのですか。これだけ明確な意思を持って、そしてこれをやろうということを決しているというのだったら、すぐなさったらいかがですか。専決処分でやったって、議会でもって文句は出ないと思いますよ。それが新年度まで置かなければならないというのはどういうことなのでしょう。やると言っていることに、まるで何か文句をつけるような言い方で悪いのですけれども、町民の中でも話が流れていまして、期待しているわけです。そのときに、時間がたつということが妙に疑念を持たれてしまっては困りますので、早急に行っていただきたいとそのように思うのですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
私からお答えをさせていただきます。実は、議員協議会でも議長から説明あったかと思います。その中ででも予算が伴うので、新年度からという議長からのお話もあったかと思います。といいますのは、どういうものがいい、また場所等も含めて、やはり町民に宣言として多くの方々に周知をすると、ただ立てればいいのだ、つくればいいのだというものではないだろうというもろもろのこれから作業、それからいろいろなこともあるので、新年度ということで、議長にはお話をいたしたところでございます。そういうことで、議長からも新年度からという説明があったかと思うわけでございます。
質問 室﨑
議長の説明の経過はいいのですけれども、町長、どうでしょうね、これ少しでも早く進めることが大事ではないですか。補正でやったっていいのだし、あるいは余り専決でもしたくないけれども、やったっていいわけですから、作業をなるべく早く進めて、なるべく早く。今、町長、おっしゃるように、同じ立てるならきちんとしたものをと、全く私もそのとおりです。それをスピーディにやっていただきたいとそういうふうに思うのですが、いかがでしょう。
答弁 副町長 大沼(副町長は2017年9月まで)
10月の末だったと思いますが、議長、それから副議長お見えになって、町としてどういうことを考えているかということでお尋ねがありました。今、新年度の予算に盛り込みたいというふうに考えおりますのは、凍上が始まって看板等を設置しても、せっかくやるのですから、やったものが曲がったとか倒れたとかということがないように、そういうようなことも考えて、それからそうするとそれなりの予算も必要だろうということで、新年度の予算に盛り込んで対応をしてまいりたいと、そのように考えております。(「これで結構です」の声あり)