厚岸町議会 平成17年第2回定例会 2005年6月28日
アザラシによる漁業被害への対応について
2005年6月28日、厚岸町議会の一般質問で、中川孝之議員が「アザラシによる漁業被害への対応について」質問し、町長 若狹、産業振興課長 大崎が答弁しました。
- 質問者
- 中川孝之 議員
- 答弁者
- 町長 若狹、産業振興課長 大崎
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 中川孝之
おはようございます。本日の定例会に当たりまして、通告しておりました1点でありますが、町長にご質問させていただきます。アザラシによる漁業被害にどう対応すべきかのお考えをお聞きいたします。1つに、厚岸湾における雑定置網被害の実態について、2つ目といたしまして、漁業協同組合との連携状況は、それから、3つ目といたしまして、人が行う漁業と自然動物との共生は、国際的視野に立つ必要性はあるが対応に工夫できないかということでございます。以上で、1回目の質問を終わります。
答弁 町長 若狹(町長は2025年6月まで)
おはようございます。5番、中川議員のご質問にお答えをいたします。1点目の厚岸湾における雑定置網被害の実態についてでありますが、平成16年度1年間のアザラシ類による被害状況は、既に厚岸漁協より被害報告があり、漁獲物ではシラウオ、チカ、カレイ、ニシン、雑魚の合計数量で1万1,660キログラム、1,019万円、網などの漁具被害については238万円あり、平成15年度は漁獲物で1,535万円、網などの漁具被害は約30万円でありました。また、漁業者の中では直接目に見える被害に加えて、網の中の魚を追い出す、網の中にアザラシがいるから魚が入らないなど、数字にあらわれない被害もあると聞いております。2点目の漁業協同組合との連携状況でありますが、町と漁業協同組合では、これまでも連携して被害対策について釧路支庁に対し要請しており、昨年の4月にも町と漁業協同組合では、漁業者からの要望で釧路支庁に出向き、ここ数年アザラシによる漁業被害が激しくなっていることなど、被害の状況について説明し、対策を講じてほしい旨の要請をしております。3点目の人が行う漁業と自然動物との共生は、国際的視野に立つ必要性はあるが、対、応に工夫できないかとのご質問でありますが、平成15年4月に鳥獣保護法が改正となり保護対象としてアザラシ類が加わり、これに伴い環境省は平成15年度から3年間の計画でアザラシ類生息状況調査を実施しております。また、この調査は今後アザラシ管理をどのようにしていくべきか、その方策を探ることも目的の一つとされ、生息するアザラシの種類や環境及び漁法や対象業種が異なる地域である襟裳岬、厚岸、納沙布岬、羅臼をモデル地区とし、これら地域の共通点や相違点を明らかにし、各地域に合った管理方法を検討するための調査でもあります。厚岸町におきましても、平成16年、平成17年と調査が分かれておりますが、アザラシ類の保護管理において何が必要なのか、他のモデル地域の実態や取り組みを参考に、今後につきましても、国や北海道の施策を注視しながら対応を検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 中川孝之
今、町長から詳しく1回目の答弁をいただきました。被害状況につきましても、漁獲物のシラウオから始まりまして、雑魚等々1,019万円、あるいは漁具被害等でも238万円ありましたということなんですけれども、これは非常に漁民が苦労してといいますか、本当にアザラシに泣かされているわけです。それで、町長も理事者もご案内のように、国道から釧路に向かっていきますと、すぐ左手に沿岸線が見えるわけですけれども、そこに雑定置が入っておりまして、これらに非常にアザラシ、以前にはよく、花火ともつきませんが、昆布のスタートラインなんかで、ガスなんかがかかっているときに、はい、操業をしましょう、終わりましたというときに、こういう丸いやつでタバコの火なんかをつけて海へ投げますと、破裂するものがあるんですけれども、それらのもので追っていたそうなんですが、漁民が交代交代に。それも一時的だそうで、今度いろいろまた考えましたら、この辺には余りよく見えないんですけれども、米どころの田んぼなんかには、よくかかしなんかが立っています。それが私も国道を通りまして、網のふちの方にこうあるんですけれども、あれは何だろうなと思いましたら、要するに陸でいう、農家でいうかかしの役をしているんです。ところが、波でしますと、人間が網の番をしているような感じに彼らには見えるそうで、すぐ逃げていったそうなんですけれども、これもなかなか頭のいい動物で、すぐ覚えてしまった、それでまた効かないということで、組合を通じたりあるいは衆議院の代議士等が厚岸に国政報告会なんていって来ますけれども、そうすると、漁民が間引きをさせていただきたいということで、国政報告会の最初とか、最後に代議士に群がるというと言葉は悪いんですが、そしてお願いしていた。ところが、これまたアザラシというのは、保護動物というんでしょうか、なかなか間引きもできなかったわけでありますし、それで、私もこういうことだから、漁民が一生懸命代議士やら、組合を通じて支庁等々にお願いしても、これは間引きなんかできないんだなというふうにして、私も半分あきらめていたわけですけれども、ここに私、新聞で切り抜きを持っていますが、4月22日に町長からも羅臼の関係の答弁もいただきましたが、ここでアザラシ駆除が80頭の枠でやられた。ところが、しけ等々で14頭で終わりましたというふうな新聞に掲載されていまして 「あれ、そうしたら厚岸もできるのでは、ないのか 、羅臼は根室支庁ですけれども、厚岸は釧路支庁、同じ関係でどうして羅臼が」間引きしてできて、厚岸ができないのかなという考え、それからいろいろな話もありました。私の質問で、漁業協同組合との連携状況はということで、これも町長から「今まで町と漁業協同組合とではこれまで連携し、被害対策について支庁に対し要請しております」このような答弁でございましたが、これもおかしいんです。私、昨日今日、役員をさせてもらって、今その一人なんですけれども、この中に名前は言いませんけれども、雑定置をやられている役員がおりまして、この問題で議論がありました。、それで、非常に困っているんですということから、これが問題になりまして、それででは今まで、今私が言いましたように、漁民なり皆さんが非常に悩んで代議士の先生方に訴えながら何とか間引きをさせていただきたいと訴えてきたんですけれども、組合はどんなことをやっていたんですか、今理事からもそういう苦情的なものが出ましたけれども、これはどうして組合は組合員のそういうようないろいろな問題に耳を貸さなかったんですか、私は声は小さいんですけれども、腹から声を絞って役員の皆さんに訴えた、んですけれども、そうしたら、大した私のわかるような答弁はなかったんですけれどもそれで、今町長の答弁では、組合と連携して支庁に対して要請しています。それで被害がこうこうこうですという。自分らの組合の悪口を言うのはおかしいんですけれども、何かちょっとおかしいのではないかなというような感じがしまして、そうしたら、中川さんあなたの立場で行政にお願いして、これからも、早く言いますと間引きができるようにお願いしていただきたい、こういうのが私に言われまして、私も、では町長なり理事者に訴えますけれども、、役員も皆さんも一生懸命頑張ってやりましょうよということで、そのまま終わりましてそういう関係から、私はこういう今回のアザラシの駆除ということで、質問させていただきました。、これは本当に私も役員になったばかりなんですけれども、本当に手ぬるいというのか私もちょっと歯がゆいところがあるんですけれども、非常に今私が言いましたように、4月22日の新聞にもありますように、羅臼では間引きできる、厚岸はこれからだと。検討して皆さんの言うところ、羅臼を初めそれから納沙布岬、襟裳、これら等モデル地区を見ながら管理方法について調査してまいりますということなんですけれども、私も単純なんですけれども、今言いましたように羅臼方面が駆除できまして、厚岸は釧路支庁なんですけれども、そういう関係で間引きができないのかな。これはまた話が変わりますけれども、ことし新聞紙上なりではニシンが40トン揚がりました。これも私新聞の切り抜きを持っていますが、漁民に言わせると40トンどころではないのではないか、このアザラシに食われた被害も加えるとかなりのニシンだったのではないのかなと。それだけ今漁民が大変なんです。カキも昨日の1番議員の質問でありましたが、カキも貝毒でそうですけれども、沿岸漁民も大変でございまして、それで昆布状況、今棹前昆布が始まっていますが、これも、また余り状況がよくないようで、価格の面では。資源状況はまあまあでしょうけれども価格もまだぱっとしないようで、去年より幾らか上がってくれればいいなと思っているんですけれども、それだけにこの沿岸漁民の魚の面では非常に。しかもまた、このアザラシというのは、漁師の方々から聞きますと、頭のいい動物だそうで、うまいものから先に食べるんだそうです、高価なもの。そして、あとだんだん食べるものがなくなると、仕方がないから安いものを食べるんだそうですけれども、うまいものから先に、これはだれでも、人間もそうですから、アザラシという動物もそうかなと思うんですけれども。ですから、かなりの被害状況で、本当に何年も前から雑定をやって経営している組合の方々は、苦労されているわけです。それで、私も単純な質問ですけれども、やはり羅臼のように間引きのできるような方法で努力していただきたいなというのが私の要望の質問でございます。以上で、2回目の質問を終わります。よろしくお願いします。
答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)
アザラシの関係のご質問であります。沿岸漁業を営むためには、それぞれ養殖漁業においてはカキ、アサリについては三角ツブあるいはヒトデ、昆布につきましては、流氷が来なくなった関係で雑草駆除、それぞれ漁業を営むのに障害があります。この沿岸漁業にとりましても、こういったアザラシの関係の被害ということで、今回ご質問をいただいたわけであります。それで、羅臼の関係のお話がございました。それで、羅臼の関係の駆除の関係をする前に、若干アザラシについて触れさせていただきたいというふうに思います。この太平洋沿岸、根室から襟裳岬にかけて、襟裳が日本最大のゼニガタアザラシの生息地と、この大黒島、尻羽岬周辺は、北海道でも2番目の生息地というふうにいわれてございます。ゼニガタアザラシについては、記録を見ますと1980年代、大体350頭前後で推移をしていた。それから1990年代に入りますとふえてまいりまして、特に北海道に関しては1997年に625頭が確認されておる、98年には785頭が確認されておる、99年には643頭という記録がございます。主に北方領土の歯舞諸島、これらについては3,000頭いるのではないかというふうにいわれております。、ロシアの学者がこのアザラシのうちゼニガタアザラシが47頭、それからゴマフが2頭標識をつけて放したそうです。これは平成13年5月に放したそうなんですが、翌月の6月に標識をつけたアザラシが根室の定置網にかかったということで、北方から移動してきているというふうにいわれてございます。厚岸につきましては、ゴマフとそれからゼニガタが生息をしています。ゴマフについては回遊性の動物というふうにいわれていまして、冬から春にかけまして、サハリンからやってきまして、オホーツク沿岸あるいは太平洋の沿岸にかけて越冬する回遊性のア、ザラシであります。これについては、駆除をもし間引きをするというふうになりますと管理は北海道になります。、次に、ゼニガタアザラシなんですが、これについては、襟裳、それから大黒、尻羽岬これを中心に年じゅうすんでいるということです。それで定住性のアザラシといわれてございます。これについては、もし駆除あるいはそういった管理については、環境省の管理になるということでございます。それでゼニガタアザラシについては、希少動物でレッドリストに載っているということで、北海道でもこの根室、それから太平洋沿岸しかいないというふうにいわれてございます。それで、羅臼の関係につきまして、駆除は平成16年、17年と確かに間引きといわれる駆除を行ってございます。この駆除はゴマフアザラシの駆除ということでございます。、当然支庁を通じまして、北海道がその許可を出しているわけでありますけれども、16年17年いずれも80頭ずつの枠があったということで、平成16年は6頭、それから、平成17年では、先ほど議員おっしゃったとおり14頭という実績がございます。、これらについては、羅臼の許可の場合については、漁業被害がけた違いでありまして1億円を超えてございます、さらには、学術研究という目的も持ちまして、許可をされているという内容でございまして、この14頭あるいは6頭のうち、このゴマフアザラシの食べた物、胃の内容物とかそういったものを調べるのに、北大あるいは帯広畜産大も加わりまして、こういった学術研究用に駆除したものについては利用といいますか、学術研究用に回されているというのが実態でございます。確かに鳥獣保護法によりますと、対象に加わったということがあっても、駆除が全くできないことはないんですけれども、厚岸町の場合は、ゴマフアザラシが少ないということでございます。厚岸に関しましては、平成12年のデータなんですが、大黒島に172頭、それから尻羽岬で62頭確認をされてございます。襟裳はもう281頭なんですけれども、それに浜中が17頭、根室が30頭というふうに564頭総体で確認されています。データが2年ほどなくて申しわけないんですが、平成15年のデータですと、厚岸の場合、大黒島で189頭、それから尻羽岬で85頭です。これらについては、1日何回か数えまして、その1日で一番多い数ということで、何日間か確認作業を行いまして、その一番多い日が189頭が大黒島で確認をされたと、そういったことであります。それで、実は時期にもよったとは思うんですけれども、そのうちゴマフが1頭しかい、なかった、あとはもう99%以上はゼニガタアザラシだということでございます。それで厚岸町の場合についてはそういった回遊性のゴマフアザラシがほとんどいない、もう厚岸に定住をしないでほかの場所に絶えず移動しているという実態があるようでございます。それで、間引きの駆除の許可権者が、北海道知事の許可であるゴマフアザラシがほとんどいないということなので、それで環境庁の許可になるゼニガタアザラシがほとんどだという内容であります。それで、仮にこういった被害状況が確認をされて、詳細な調査のもとに被害状況が確認をされまして、駆除の申請を行いましても、さらに詳しい被害の実態の調査、そういったもの、あと共存共栄の道がないのか、そういったことを環境庁の方からいろいろ聞かれるのではないかということで、非常に難しいということが支庁の担当あるいは北海道の担当からも言われてございます。もう一つ、どのぐらい減ると被害がなくなるんだと、そういったデータも要求をされるのではないかということであります。それで、現在、平成15年から16年、17年と今調査が行われている途中であります。厚岸は16年と17年とその2カ年にわたっての調査が行われる予定であります。この調査ですけれども、生息調査ということで、分布状況の調査あるいは個体数の確認、さらには繁殖状況の把握、それから、聞き取りによります漁業被害の対策状況の調査というのが平成16年、それで、17年には継続の調査で生息調査あるいは聞き取り調査、それから、最後に保護管理方策と取りまとめということでございます。これらが16年と17年厚岸でNPO法人の北の海の動物センターというところに国が委託をしまして、そこで今調査に入っているという内容でございます。あと同じ鳥獣保護に関してのシカの場合については、北海道で保護管理計画のもとに適切な頭数にしていくということでありますけれども、現在このアザラシについては、そういった調査あるいは報告、これが今取りまとめ中であります。ですから、そういっ、た保護管理とかもこれからということになっている。まだそういった共存あるいは駆除そういった適切な管理と、まだそういうところまでいっていないというのが実態でございます。それから、最後にニシンの関係が議員の方からご質問というか、意見の方でありましたが、ニシンはこの年、30数年ぶりに豊漁ということでございました。トン数も30トンを超えた。春先に30トンを超えたのは30年ぶりということでございます。昨年は9トンでございました。金額も496万2,000円という水揚げ金額でございます。今年は30.4トンで1,399万6,000円です。1キロに換算をしますと459円でした。それは今年です。昨年はと申しますと、547円が1キロ当たりの単価ということで、金額で1キロ当たりの単価では16%ほど減になっている。豊漁の割には金額的に思ったほど伸びなかったというのが現状です。3月議会のときにもお話ししましたけれども、組合関係者の中にも意見としてこういったアザラシ類の被害の実態もあるだろう、もう一つこのニシンがいまいち基地として厚岸の湾に戻ってこない原因の理由の一つに、釣りというか、遊魚の実態もあるのではないかと、そういったことで、アザラシ、遊魚、これらの問題が少しでも解決されれば、ニシンも30トン今年は来ましたけれども、相当な数のニシンが厚岸の海に戻ってくるものというふうに考えてございます。私の方から以上です。
質問 中川孝之
今、課長の方からいろいろとご答弁いただいて、私はさっきも羅臼の例を申し上げて質問していたんですけれども、ちょっと何か理解が乏しくて、アザラシというのはもうみんな一緒かなと思ったら、今課長が言われたように、ゴマフアザラシとゼニガタアザラシの、北海道と環境庁の差があってということなんだそうで、一つ利口になったなと思っているんですけれども。6月22日の7時に、おはよう北海道というニュースがあるんですけれども、見た方もいると思うんですけれども、ここで日本海の稚内からすぐ日本海寄りの方のところに、、トドがかなり生息しているんです。これで今生息調査をしながら間引きをしていくんだ飛行機やらヘリコプターで、空からどのぐらい頭数がいるか、生息調査をして間引きをしていくんだ。これは北海道地区水産研究所というところだそうですけれども、今課長が言われるように、これもゴマフアザラシが北海道、それからトドも北海道地区水産研究所ですから、間引きはできるんですよね、ニュースのあれからいきましても。それで、厚岸にいるゼニガタアザラシはできません。結局、環境庁の問題で、そして国がNPOにかわって調査を依頼し、その結果、これから何年たつかわかりませんけれども、その結果次第で云々ということでございますけれども、やはりその種類によってかなりの差があるんですね。それで、1回目の調査で町長からも被害状況、それから網等の被害状況についても報告いただきましたけれども、私は、漁民の話を聞くと、こんなものではないのでないのかなという感じもしていますし、課長もはっきり言いませんでしたけれども、かなりのアザラシに食われている被害、水揚げにならないものが相当あるのではないかなという理解をしているのではないかと思うんです。これで、やはり非常に難しいと思いますけれども、私たちも今、町長なり、課長の答弁をお聞きしまして、これから役員会でもこれを報告しながら、非常に難しいということでございますけれども、こういう被害がありますし、雑定の組合員も非常に困っているわけでございますから、一生懸命頑張っていきたいなと、ぺいぺいの私が言うのはちょっとおかしいですけれども、やっていきたいなと思いますけれども、そこで、最後なんですけれども、組合が一生懸命町にこういうことでお願いします。私も頑張ります。何とか環境庁の方にお願いしたい。そうした場合に、我々漁民の束ねである組合の協力をいただきたいなと、こう思うんですが、町長なり、課長からその確約をいただいて、終わりたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 産業振興課長 大崎(産業振興課長は2009年9月まで)
先ほども2回目の答弁のときにも言いましたが、駆除が全くできないわけではないということをご理解はいただきたいと思います。環境庁の許可であっても、こういったいろいろなハードルといいますか、データとか、そういったものを積み重ねていけば、そういった道もないわけではない。ただ非常に困難だということをご理解いただきたいと思います。それから、組合を含めまして、うちの方としても対策を講じていただきたいというお話は再三申し上げているとおりでありますので、あと、国が今後、考えられる国に対しての要請、あるいは国が行っていることといいますのは、まずアザラシの実態といいますか、生態調査、それから、被害防除対策の方法とか、それから、野生動物といいますか、こういったアザラシを含めた漁業の将来像を検討していただきたいという内容、それから、最後は被害補償ということで、環境への配慮、そういったものに対しての損失補償的なそういったことを、今後求めていかなければならないだろうというふうに思ってございますので、ご理解をお願いしたいと思います。