みんなの議会

厚岸町議会 平成16年第2回定例会 2004年6月16日

(1)漁業の動向について/(2)災害緊急時における身体弱者等の支援体制について/(3)風疹について

2004年6月16日、厚岸町議会の一般質問で、室﨑正之議員が「漁業の動向について」「災害緊急時における身体弱者等の支援体制について」「風疹について」について質問し、町長、水産課長、総務課長、町民課長が答弁しました。

質問者
室﨑正之 議員
答弁者
町長、水産課長、総務課長、町民課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番

さきに提出いたしました一般質問通告書に従って質問申し上げます。1問目は漁業の動向についてであります。厚岸町の沿岸漁業の動向につきまして二、三お聞きさせていただきます。1つは、まず、昆布の生産の問題でありますが、今年は、聞くところによると、非常に昆布の生育がいいらしいというような話も聞いておりまして、久々に明るい話を聞いたという気がいたしますが、生育の見通しについてどうなのか、お聞かせいただきたいです。ただ、問題なのは価格の動向であります。一番いいのは、たくさんとれて値段がいいというのが何よりであります。それで、価格の動向について、どのようなものをつかんでいらっしゃるかお聞かせいただきたいんです。と同時に、価格を一生懸命下へ下へと引っ張っている要素の一つに昆布の輸入の問題がございます。昆布という形で入ってくるのか、それ以外のものとして入ってくるのか、いずれにしてもそういうものがございます。それともう一つは、輸入の関係では、前にも議会でも取り上げておりますが、いわゆるIQというんでしょうか、輸入自由化という問題があるようです。この点についても前にも一度お聞きしておりますが、その後どのような動きが出ているのか、また、それによって価格はどのような変動をもたらすおそれがあるのか、その点についてもお聞かせいただきたいんです。2番目がカキです。カキについては、おととしですか、非常に海の状態に変動がありまして、へい死が起きるというようなこともございました。自然相手ですからいろいろな問題が出てくると思いますが、今年はどうなのか。もちろんこの先のことはわかりませんと言えばそれまでですが、見通しとしてはどうなのか。その点についてお聞かせいただきたい。と同時に、これもまた昆布と同じでして、とれたものが高く売れなければ、やはり生産者は大変です。それで、厚岸ブランドとかいろいろな話がございますが、価格の形成に対して、町はどのような施策と考えをお持ちか、この点についてもお聞かせいただきたいんです。3番目はヒトデと三角ツブです。これは生産を阻害する要素です。これらにつきまして、いろいろな駆除の方策をとっているというふうに聞いておりますが、その方策、そして現在の状況、それから成果、それらについてお聞かせいただきたい。それから、もう一つは、今この厚岸湾湖の中にこれらのものがのように分布し、どのようにいるのか、これらについての状況の調査、それらについてはどのようなことが行われ、どんなことがわかってきているのか。この点についてもお聞かせをいただきたいわけであります。それが第1点です。第2問目は、災害緊急時における、いわゆる身体弱者等についての支援体制についてお聞かせをいただきたい。1つとしては、町としてどのような対応施策をとられているのか。2番目として、他機関とはどのような連携をとって、この支援策を進めているのか。3番目については、地域との連携はどのように図り、どのような施策を進められているのか、お聞かせをいただきたいわけであります。3番目は風疹についてであります。聞くところによると、日本のいわゆる南の方が主なようでございますけれども、まだ北海道ではそういう話は聞いておりませんが、風疹が大体5年ごとぐらいに大きな流行があるという話もあるんですが、この流行の兆しを見せているというような話がございます。この風疹について、町としてはどのような対策をおとりになり、どのように進められており、また今後進められていくのか、その点についてもお聞かせをいただきたいわけであります。以上が1回目の質問でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長

1番、室﨑議員のご質問にお答えいたします。まず、昆布生産についてのお尋ねのうち、1点目の生育見通しについてのご質問でございますが、5月19日に行われた今年度の昆布資源調査によると、ルリラン周辺、チンベ周辺、末広周辺、小島周辺、大黒島周辺の5海区で、前年を 100とした着生率では 164%で、苫多、愛冠、新冠周辺も 190%であり、資源状況は良好であります。また、厚岸漁協と釧路地区水産技術普及指導所が共同で行った7地点での昆布測定結果では、前年を 100とした場合、昆布の長さで 122.4%、幅では 108.1%、重量では 144.2%、肥大度では 108.2%であり、昆布の生育状況も良好との結果が出ております。次に、昆布価格の動向と昆布の輸入問題についてのご質問でありますが、平成11年度から15年度までで、昆布1キログラム当たりの平均価格は 981円で、不作だった平成11年度及び13年度が 1,000円台での価格であったのに対し、他の3年間は800 円台で推移しております。厚岸を含む釧路産の昆布は、厚岸、浜中、散布、昆布森、釧路市東部の5つの漁協が、昆布商社と交渉し値決めを行っておりますが、今年のように豊漁との情報が商社に入りますと、棹前昆布や夏昆布の価格が安く推移するのではないかと今から懸念しております。昆布の輸入問題のWTO(世界貿易機関 、ウルグアイ・ラウンドの動向につい)ては、2004年末を期限とする新ラウンド交渉のWTO閣僚会議が昨年9月にメキシコで開始され、結果は決裂となり、期限内での妥結が絶望的との見方がされております。国の方針は、水産資源は工業品と異なり、再生可能な有限天然資源であり、世界の資源状況の悪化を考えれば、一律に自由化を進めるのではなく、資源の持続的利用の確保が重要との基本的考えのもとに、一方的自由化論に反対し、輸入割当量階級制度の維持の方針であります。しかし、一方でWTOの多国間交渉の妥結の見通しが立たないことから、その役割の補完的な手法として注目されているアジア諸国との貿易協定、すなわちFTAに力を入れていくとのことであり、今後の交渉に注目していきたいと考えております。昆布は、昆布生産者保護を目的に、非自由化品目として一定量しか輸入を認めない輸入割当、すなわちIQ制度によって輸入が制限されております。昆布輸入は北海道昆布の減産に伴う価格高騰のたびに増枠され、現在では年間 2,960トンが基本輸入枠となっております。平成14年度の輸入実績では、中国産 2,522トン、韓国産34トン、ロシア産13トンとなっており、国別の輸入では中国からの輸入がほとんどであります。中国産昆布は釧路産昆布の得意先だった台湾への輸出を最盛期の10分の1に減らしただけではなく、さらに制限とは別の形で昆布加工品が自由化品目として扱われていて、一説では約 4,000トンが日本に輸入されていると言われております。中国産昆布を原料とした半調整品は、国内産昆布を原料としている昆布巻きの小売価格に大きな影響を与えていると言われており、結果として生産地の昆布価格の下落をもたらし、昆布生産者の生計を圧迫する事態を招いている状況にあります。このため、北海道の昆布産地で組織されている昆布輸入割当制度堅持北海道自治体協議会 厚岸町も加入いたしております では、昆布加工品の昆布巻きの原産地表示の義務づけに関する要望書を農水省に提出しておりまして、町といたしましても積極的に支持し、支援してまいりたいと考えております。2点目のカキについてのお尋ねのうち、生育見通しについてのご質問でありますが、カキ養殖漁業は、自然環境や気象条件、管理方法などが大きくかかわってまいりますが、今年もまことに遺憾ながら、一部生産者のカキのへい死が発生いたしております。カキの管理方法や場所によって、生産率に大きな違いがあり、個人差もあるようですが、原因の一つとして考えられますのは、産卵障害であります。昨年も冷夏の影響で、厚岸湖が低水温で推移し、生殖、産卵が十分に終わらない状態で越冬したためではないかと考えられます。今年出荷を迎える3年目のカキや2年目のカキの一部もへい死している状況にありまして、今後の出荷に少なからず影響が出るものと思われます。また、昆布の生育を左右いたしますのは、自然環境や気象条件でありまして、しかも厚岸湖は半閉鎖的でありますので、漁場環境の把握を行うため、今後も水質環境の監視を継続して実施し、得られた情報を的確に提供していくことが重要と考えております。次に、価格の形成についてのお尋ねでありますが、カキ養殖は稚貝から出荷に至るまで多くの経費と労力を伴います。その価格形成は、稚貝台、資財材、燃料費など価格を構成する各要素に労賃を加えたものであります。かき養殖は、昭和58年以前の地巻き方式では手間がかからず経費も最小限で済んだものが、現在の垂下方式においては漁場の有効活用がなされたものの手間がかかり、さらにロープ、浮き、かごなどの資財費もかかります。生産者は消費者に喜ばれ、商品価格の高いカキにするため、原則的に最低2年養殖し3年目で出荷する生産体制としておりますが、宮城県産稚貝の種苗は価格が不安定であり、加えて今年は厚岸漁協地方卸売市場でのカキの値段が全般的に安値で推移し、かかる経費と労賃を考えますと、よいカキの値段を高くするブランド化はますます必要になってまいります。厚岸漁協では、今後市場での流通が既に確立されている焼きガキ及びむき身を主とした宮城県カキの生産を維持しながら、生食用殻つきカキの新しい資源として期待が寄せられているシングルシードカキの生産増を図り、それぞれの特徴を生かしたカキ養殖の振興を図る計画で、今年度、国及び町の補助を受け、苫多沖にカキ中間育成施設の整備を行う予定であり、新たな厚岸ブランドとして、シングルシードカキの増産体制を確立するとともに、厚岸カキ全体の生産を高め、地域資源の増大と漁業経営の安定が図られるものと期待されております。さらに、町では今年度ソフト事業として新たな厚岸ブランドとして普及拡大を図り、広く消費者に周知するため、シングルシードカキのネーミング募集事業を実施し、消費流通面における知名度を高める取り組みを進めたいと考えております。3点目のヒトデ、三角ツブについてのお尋ねのうち、ヒトデ駆除の状態と成果についてのご質問でありますが、厚岸湖や厚岸湾沿岸域では、平成3年ごろからヒトデが大量発生し、特に厚岸大橋付近のアサリ・はさみ漁場では、ヒトデの食害で資源量が激減いたしました。このため厚岸漁協組合が事業主体となり、町の単独補助を受け、毎年大型スターモップなどでヒトデ駆除事業が定期的に実施された結果、駆除の効果が徐々にあらわれ、一時休業していたアサリ・はさみ漁も平成8年から再開され、平成12年からは、生息密度が減少傾向に転じております。駆除実績は平成11年度の 227トンをピークに毎年減少しており、平成15年度の実績は、事業費 1,222万円で60トンを駆除しております。アサリ・はさみ漁場のアサリ生産量は、平成8年では6トンであったものが、平成14年では13トンまで回復しております。次に、ヒトデの分布状況の調査でありますが、釧路地区水産技術普及指導所で、平成14年春と秋にモップを使った調査を行ったところ、厚岸湖内、南防波堤、市場前、実験所前、アサリ・はさみ漁場のいずれも生息密度が低くなってきている状況にあると報告されております。こうした駆除の効果もあって、大型ヒトデが少なくなり小型化してきておりますが、いまだ多くの生息が見られ、油断できない状況にあると認識しており、毎年継続して駆除することが今後とも必要ですので、引き続き支援してまいりたいと考えております。また、厚岸の沖合海域において、ツブかごにヒトデが大量に入ってしまう被害が出ていることから、ヒトデを駆除しながら、分布状況と生息状況を把握する北海道ヒトデ駆除モデル事業が継続して行われております。この事業は、水産技術普及指導所の協力を得て、漁業協同組合が事業主体となり行うものでありますが、今年度で事業期間が終了し、釧路管内の各漁協では補助の継続を要請しておりますが、北海道では費用対効果の証明が難しいとの見解であり、まして難色を示しており、厚岸町といたしましても漁組や関係団体と連携し、強く補助の継続を要請してまいりたいと考えております。次に、三角ツブの駆除の状態と成果についてのご質問でありますが、三角ツブは厚岸湾内では以前から確認されていましたが、ここ数年、厚岸湖内においても急増し、カキやアサリなどの2枚貝を食害する食肉性巻き貝であります。また、三角ツブの駆除の状態でありますが、漁組では平成13年度から駆除事業として新規に取り組んだものであります。これまで多くの三角ツブが陸揚げされずに海に直接捨てられていたため、漁業協働組合が事業主体となり、陸揚げされた三角ツブを買い取ることによって駆除を促進させようというものであります。平成15年実績では、駆除量は 7.6トン、事業費は 179万円でありました。町は、そのうち処理運搬費の4分の1、8万 5,000円を補助しております。次に、分布状況の調査についてでありますが、平成13年度にまとめられた厚岸漁協青年部の調査によると、厚岸湖内の海区を10海区に分け、陸側からアサリ島にかけてそれぞれ陸側、中央、沖側の3地点を調査場所として設定したところ、沖側であるアサリ島周辺が圧倒的多く生息が確認され、種類としてもオオウヨウラクが圧倒的に多かったと報告されております。さらに、報告書では今後の対策として、捕獲した三角ツブは海に捨てないこと、産卵は主にカキ島周辺のアサリ漁場の土どめを産卵場所としているため、早い時期で干潮の大きい時期に土どめに付着している卵を除去したり、産卵中の三角ツブを駆除すると大きな効果があることなどの情報を生産者に提供いたしました。この厚岸漁協青年部の取り組みは、本年3月4日、東京で開催された第9回全国青年漁業者交流大会で、北海道代表として発表され、環境保全部門で高い評価を受け、農林水産大臣賞を受賞したところであります。また、今月6日には、漁業協同組合のカキ・アサリ班を中心として、70名が参加し、三角ブツの一斉駆除を行っており、今後定期的な駆除につながる第一歩となるものと期待されているところであります。続いて、2点目の災害緊急時における身体弱者の支援対策についてお答えいたします。まず、町としての対応でありますが、近年における我が国の社会構造の変化によりまして、高齢者、障害者など災害緊急時において、非難行動などに支援の手を差し向けなければならないいわゆる災害時要援護者の増加が見られております。国の地方防災会議が策定する防災基本計画の中にもこのことへの対応が重視されており、防災知識の普及、災害発生時の情報提供、避難誘導、救護・救援対策など防災のさまざまな場面において、災害時要援護者に配慮したきめ細かな施策の必要がうたわれており、これらは地方公共団体である長の重要な務めとされております。災害発生時においては、特にひとり暮らしの高齢者や障害者、中でも聴覚、視覚に障害があって、情報が得にくい方々にとっては不安が募るものです。ここにいかに早く行政の手が届くか重要であると考えております。昨年9月の十勝沖地震発生時においては、災害時要援護者への初動的な対応として、保健福祉課が中心になり、安否確認を行いました。職員の緊急登庁後、65歳以上の独居老人及び障害者の台帳を準備し、班編成によって電話及び自宅訪問による精力的な安否確認を行っております。その結果、その日の22時には、独居老人や障害者などの合計 685人についての安否確認を終えることができました。しかしながら、大規模な災害が発生したときにも同様な対応ができるかなど、今後においてもさらに検討・研究を行っておくべきものがあると考えております。また、地域の防災を進める上においては、避難場所などのハード面の施設整備を図ることもさることながら、災害発生時にいかに早く適切な行動が起こせるかが最も大事であります。みずからの身の安全はみずからが守るのが防災の基本と言われており、個々の方々がその自覚を持って、平時から災害に対する備えを心がけ、災害発生時にはみずからの身の安全を守るよう行動し、また初期消火を行う近隣の負傷者や災害時要援護者を助けるなどの活動や、公共機関等が行っている防災活動に協力するなどが現実的に求められます。このための自主防災思想の普及や、地域において災害時要援護者を支援する体制が整備されるよう努めることが、地方公共団体の大きな役割でありますし、災害時要援護者に十分配意した防災訓練の実施などを通じ、今後さらにこの体制づくりに意を用いてまいりたいと存じます。次に、他機関との連携でありますが、災害発生時の際には、町内外の国の機関や北海道の機関、他の市町村その他の機関に協力を求め、応急措置を実施することとしているところですが、災害発生時点の緊急時にいち早く災害時要援護者への連絡を行うには、町内に存在する地元機関との連携が大変重要であり、機敏な行動が求められているものと考えております。消防署との間では、日ごろから緊急通報装置の利活用について、密接な連絡調整を図っているところであり、災害発生後には、独居老人世帯や身体障害者世帯に設置している緊急通報装置の作動により、自動的に消防署へ通報されることから、通報を受けた消防署は、確認用インターホンにより状況確認を行うこととしており、応答がない場合、地域の協力員に対し応援を要請するとともに、救急車を出動させることとしております。他の機関については、それぞれ担っている分野の守備範囲を含め、ともに地域におられる災害時要援護者へのかかわり方について研究してまいります。次に、地域との連携でありますが、災害発生時の支援体制については、道路事情の悪化や火災の発生などに加え、電話が不通になるなど、救援活動の機能が分断されることも想定しなければなりません。また、地震、津波災害においては、行政などが現地対応する時間的余裕のない中での避難行動が必要となり、自力で避難することが困難な方に対する安否確認や避難支援には地域の力が大きな支えになってきます。これまでも近隣の独居老人宅の安否や家財被害の有無を確認しているとの自発的行動がとられていると伺っておりますが、こうした支援を必要とされている方々への対応強化に向けては、地域との連携を欠くことができません。なお、地域での自主防災組織は、現在15組織であり、町の防災訓練に合わせ自主的な訓練を積み重ねているところでありますが、多くの組織が今後積極的な活動がとられるよう行政としても促していかなければならないと存じます。日常的な防火、防災知識の普及や身体弱者の方々への地域支援ネットワークづくりと、実践訓練の積み重ねなど、防災意識の声を災害時初期活動の充実を地域活動の入り口課題とし、海岸線地域ばかりではなく山間地域においても組織化の必要性について理解をお願いしながら、より地域との連携を強め、自主防災組織の育成を進めていく必要があるとの認識を強くしているところであり、その充実を目指してまいります。次に、3点目の風疹についてお答えをいたします。風疹とは、室﨑議員も既にご承知のとおりであります。風疹ウイルスに感染して、14日から21日の潜伏期間の後、発熱とともに全身に淡い発疹が出現し、通常3日程度で消失する病気ですが、妊婦初期、特に3カ月以内の女性が感染した場合、白内障や心臓の奇形、難聴など先天性風疹症候群を持った赤ちゃんが生まれるおそれがあります。風疹の感染は、感染者の上気道粘膜より排出される分泌物の飛沫を介して伝播され、ウイルスの感染性は発疹出現の前後約1週間とされておりますが、解熱すると排出されるウイルス量は激減し、急速に感染力が消失するものであります。かつてはほぼ5年ごとの周期で風疹の全国的流行がありましたが、平成6年以降は大流行はありませんでした。今年に入り、九州と関東地方の患者が増加し、学童期や20歳以上に発症割合が多い傾向があると言われていることから、国は予防接種を呼びかけている状況にあります。流行の兆しを見せる風疹についての町の対策についてでありますが、当町では、広報あっけし6月号に「風疹の予防接種を受けましょう」と題する記事を掲載し、風疹ワクチン接種を呼びかけるとともに、防災無線やホームページを活用し、あわせてパンフレットを主要施設窓口に配置していますし、母子保健に関する相談等の機会も活用して、ワクチン接種や先天性風疹症候群についての適切な注意喚起及び情報提供を行ってまいりました。風疹は、ワクチンで予防できる病気ですので、ワクチン接種の経験がなく、さらには風疹罹患歴のない方々、特に平成6年、予防接種法の改正により、予防接種の機会を逸した現在16歳から24歳までの年齢層を中心に、免疫のない方々への任意接種の普及啓発について、引き続き周知に努めてまいります。また、特に先天性風疹症候群の発生予防のために、妊娠予定未感染成人への予防接種の必要性や風疹抗体のない妊娠中の方が、風疹患者との接触を回避することの重要性について、周知に努めてまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。以上でございます。

質問 1番

いろいろと多岐にわたる質問でしたので、ご丁寧な答弁ありがとうございました。それで、何点かお聞きしてまいりますので、よろしくお願いいたします。まず、昆布の問題でありますが、今年は生育状況が非常によろしいという話は私もぽつぽつ聞いておりましたが、今数字であらわしていただいてなるほどなと思いました。ただ、漁師の方のお年寄りなんかは、いいいいと言った年はどんと台風が来てみたり、自然相手だから、なかなか思うようにいかないことが多い、余りぬか喜びはしないようにというようなことをおっしゃる方もいるんですが、差し当たっての生育状況がいいわけで、これは大変ありがたいなと、私は思ってます。それで、価格の問題です。1つは、生育状況に関しても、5単協でもって五、六千トンの例年が、今年は 8,000トンを超えるんじゃないかというような見方をしている生産者の方も結構いらっしゃるようですので、そのようになってくれればいいなと思っているんですが、国内総生産高というのが大体2万トンぐらいですか。大体そんなもんのようですよね。それから、輸入枠というのが 2,600トンから 2,900トン。 3,000トン切るものですよね。国内消費量というのは3万トン弱。小さく見る方は2万 3,000トンぐらいと言っているようですが、大きく言う方は3万トンぐらい。いずれにしても、国内総生産高と輸入枠を足しても消費量に届かないはずなんですよね。ところが、現実には昆布がだぶついているというのが現状のようですね。どうもそれは、いわゆる昆布レス昆布とでもいうんでしょうか、税関では昆布扱いができない形で入ってくる。昆布巻きなんかはたしか重量20%ですか、そのぐらいいわゆる他のものが入っていると昆布じゃなくなってしまうんですね。それで、本当かうそか知りませんが、人間の腕よりもまだ大きいようなジャンボ昆布巻きというような形でもって入ってきて、それを丁寧にほどいて、それから加工品として使うというような潜り輸入が相当に多いらしいというような話、これは私も見たわけじゃないので、単なるうわさで申しわけございません。それで、要するに加工品としてどれぐらい入っているのかと。今回 4,000トンという数字を出していただいて、ああこういうものがあるんだと思ったんですが、なかなかこの数字はつかめないようですよね。昆布として入ってきていないわけですから。そういう中で皆さん苦慮してるというのが一つ。それと、もう一つは、自由化の波が大きく昆布に押し寄せてくるんではないかということです。前にも議会で一度これお聞きしたと思うんですが、たしか価格が3分の1ぐらいに下落してしまうおそれがあるというような話じゃなかったかと思うんですね。ちょっとそこの数字つかんでおりましたらお知らせいただきたいんです。もし価格が3分の1に落ちれば、生産者の収入は5分の1から8分の1ぐらいになってしまうんじゃないかというような話も、生産者の方などから聞いておりますので、そのあたりの町としてはどの程度の見方でいるのか。そうすると、それがこうやったウルグアイ・ラウンドが破裂してしまうような状況の中で、何とかと国はいろいろ苦慮しているようですが、強引に打ち破られていく可能性はないとは言えないわけですから、そういう何ていいますかね、厳しい将来がもしかしたらあるかもしれないという情報も、早目に流していかなきゃならないだろうというふうに思うわけですので、その点もお聞かせいただきたいんです。それで、1つにはそういう形で、何とか国にIQというんですか、その割り当てですね、輸入自由化にしないで割り当て量で抑えるということをいま一層頑張ってもらいたいわけで、町もなお一層その働きかけを強くしていただきたいわけですけれども、それは当然なさっていると思うんですが、その点についてお聞かせをいただきたい。と同時に、私どもの立場から言うと、潜り輸入ですよね。それについてはやはりトレーサビリティーをきちんとして、いわゆる原産地表示をきちんとすることによって、消費者もそれは希望しているというふうに聞いています。というのは、輸入ものの昆布が国産ものの昆布に化けて、そして非常に濃い味つけをされたりするというと、よくわからなくなって、昆布巻きだとかそういう加工品になって出てくるということは甚だよろしくないということは、消費者も言っているわけですから、この問題は、消費者と生産者が手を携えてやっていくべきものだというふうに思われます。それで、農水省のいろいろな資料なんかを見ますと、いろいろな水産物表示検討会だとかそういうところでこういう話はたくさん出ているんですね。ところが、国内にはやはりちょっと待ってくれという層もあるわけですね。いわゆる加工業者。ここのところでは、それをやられるというと自分たちの売り上げが落ちると。何を言っているのか大体意味はわかりますけれども、そういうような形でもって綱引きがあるという話も聞いていますので、このあたりはやはりきちんとしていく必要があるのではないかと思いますので、なお一層のお力添えといいますか、町としての活動をお願いしたいと、そういうふうに思うわけです。それで、価格形成との関係でちょっと気になるようなニュースが少しありますので、これらについてももしお手元に情報がありましたらお伝えいただきたいんですが、平成16年6月8日の北海道新聞に「元気な農山漁村、国が応援」という形で囲み記事が出ておりました。それで、政府の食糧農業農村政策推進本部、本部長は小泉純一郎首相だそうですが、これが農林水産業を通じて、地域振興に取り組んでいる全国の20から30の事例を立ち上げる農山漁村として支援することにすると。それで、北海道では4つ出たんですね。その中の一つに、厚岸のカキというようなものが出ておりますが、これらについても資料がありましたら、カキのところでもう一度聞きますけれども、前もってお聞きしておきます。それと、昆布に関しましては、農林物資規格調査会というのが平成16年2月4日に行われておりまして、その中で昆布の日本農林規格の廃止、これがどうも決定されたみたいです。JASですね。これは、昆布の生産者にとっては、価格形成を含めてどんな影響が出てくるのかということが、ちょっとこの資料だけでは全くわかりませんので、そのあたり、情報をつかんでいましたらお聞かせをいただきたいということです。最初の資料、ちょっとカキの方を間違って読んでしまいましたのでごめんなさい。それはまたカキで言いますから……。それで、このあたり昆布の問題についてお聞かせください。次に、カキでございますが、カキについても今なかなかいろいろな問題の出ておるところもあるというお話を聞きまして、自然相手の仕事というのはやはり非常に大変だなという感をより深くしたところでございます。今年は何か水温が高いというような話もちらちら聞いているんですがそうなんでしょうか。水温が高ければ、いろいろな状況の変化は早いので、やはり生産者の方は目を離せないという状況になってくるかと思うので、そのあたりについてもどのようなものかということがわかりましたら、お願いいたします。それで、いろいろな情報提供については、カキセンターというものもありますし、情報提供を行っているだろうということは十分に予測されるわけでございますけれども、それらについてはどういう形で、いろいろな水温を初め、海の状況について、情報提供しているのか、それについてもお聞かせください。それから、カキの価格形成に関して、今厚岸ブランドという言葉が随分と答弁の中で使われておりましたが、これはあれでしょうか、シングルシードのみについての考えなんでしょうか。それとも、厚岸町には、こちらの答弁の中でもはっきりとおっしゃているように、垂下式でつくっているカキと、それからシングルシード方式によってつくっているカキと2種類ございますね、大きく言って。それらについて全部厚岸カキということだということであるとするならば、厚岸カキとは何なのかということについてはやはり明確にしていかなければならないと思うんです。昆布において原産地表示ということをきちんとして、トレーサビリティーというものをきちんと尊重してもらいたいということを言っている厚岸町ですから、厚岸町における厚岸カキとは何なのかということについては、きちんとしていかなければならないと、そのように考えますので、町で考えているところの厚岸ブランドないしは厚岸カキ、それについての定義をきちんとお教えいただきたい。それから、価格形成の問題でありますが、確かにブランドをしまして、いわゆる何ていうんですか、差別化というんですか、個別化というんですか、ほかのとここが違うんだよ、うちのはおいしいんだよということをきちんと消費者にわかってもらう。安心して安全なものをおいしく食べていただくということが何より大事ですよね。そういう中で今、消費者が満足して買ってくれれば、結構高い値段で物が売れるんですよね。それが実際に示されていますね。暮れに厚岸の生産者が何人か集まって、いわゆる都会に向けてカキを売っています、箱詰めにしたものを。あれは郵便局が応援した、ゆうパックでやったんでしたかな。たしか頑固な漁師の何とかかんとかというような名前だったと思う。そうすると、市場に上がっている倍以上の値段で飛ぶように売れるんですね。これもまた、都会の方のそういうことを知っている、私の知り合いなんかに聞くと安過ぎるという評価を受けて私の方はびっくりしているんですが、やっぱりこっちはこの地における値段を基準にして、そこから考えていきますから、都会における市場調査をしているわけでないからそういうギャップが出てくるのかなという気がいたしました。そうすると、売りようによって、例えば1個50円の物が 150円でも 300円でも売れるわけですよ。それがそういう道をちゃんとつくっていくのが価格形成というものですよね。そういう点で、町はどういうような、これは町が独自に町の仕事としてやるというよりは、生産者に対する指導だとか、支援だとか、お手伝いだとか、そういうたぐいのものかもしれませんが、どんなことを考えていらっしゃいますか。この点についてお聞かせください。その次に、ヒトデ、三角ツブについてでありますが、今お聞きするところ、生態調査、そういうものについても相当になされていると。港湾全体にいわゆる分布状況の調査というものがなされているというお話でしたので、こういうものを綿密に進めていただきたい。それから、これは1回限りでなくて、毎年積み重ねていかなければ経年的な変化というものによって初めてわかってくる話だと思うんです。どうしても、私初め、見えるところにいるのが少なくなれば、いなくなったというふうに思うわけですけれども、全体的な調査をしないと、本当に少なくなったのか、見えるところから見えないとこに移動したのかはわかりませんから、そういう意味で、この調査はぜひお願いしたい。それともう一つは、やはり道の方も沖合におけるヒトデについて、費用対効果がどうも見られないというようなことを言って切りにかかっているというような話が今ありましたけれども、大変けしからん話でありまして、そんな3年や5年でもって全部効果が出てくるような簡単なもんではないですよね。自然が相手ですから。ですから、そこのところはぜひお願いしたい。これはずっと続けていただきたい。それによってどういうことがわかってくるのかという問題であろうと思います。なお、専門家に言わせると、ヒトデの発生というのは実は異常発生ではなくて異常生き残りだと。あれはたくさんの卵を産んでいるわけですから、その中の1%、一人前になるのがふえれば、海の中ヒトデで埋まるわけですね。だから、異常発生ではなくて異常生き残りなんだというような話もありまして、結局、そういうものをどんどん食べていく天敵との関係ということがあるかと思います。この場合の天敵というのは、親を食べるんじゃなくて卵のうちや、本当にプランクトン状態になって動いているうちにぱくぱく食べていくような小魚ではないかと思うんですけれども、そういう海全体の生態系の問題が絡んでいるというふうには思われますけれども、その点を一つ、きちっと道の方にも強く言って、こういう総合的な調査を行って、その問題点をはっきりさせていくということに手を抜かないでいただきたいということを町からも強く言っていただきたいと、お願いする次第であります。以上が1問目ですね。それから、2問目に入りますが、災害時における弱者支援の問題でありますが、非常にいろいろな課題があるんだというお話をおっしゃってくださいました。しかし、そのほとんどが抽象的な問題の羅列なんですよね。今何をやっているのかということになると、見えてこない。それから、さらに検討・研究を行っていくべきものと考えるというような話が、随所に出てくるんですけれども、何をどのように課題と考え、どのように研究していこうと考えているのかが見えてこない。それで、もう少し具体的な話をしていただきたい。今ここまでやっているんだけれども、この問題があるんだがまだ手がついていない、これについては、例えば今年じゅうに来年じゅうに、あるいはこの何年間の間にこういう形で進めていきたいというものが出なければ、町としての方針ではないでしょう。甚だもって抽象的なんですよ。もう少し具体的に答えていただきたい。それで、ところどころには、行政としての役割はこういうもんだというような話がありました。全くおっしゃるとおりだと思います。例えば地域において、災害時要援護者を支援する体制が整備されるように努めるのは行政の仕事だ、こういうようにおっしゃっているわけですね。では、具体的にどこにどのように手をつけて、この体制をつくっていこうと考えているのか、その点についてが何もない。もう少し具体的に言っていただきたい。他機関との連携に当たっても、消防との話が少し出てきただけで、あとの機関の話は全く出てきていない。例えば行政機関と並んで他の町村もあります。それから学校もあります。警察もあります。道のいろいろな機関もあります。例えば保健所を初めとして。そういうものとの間では、どの分野でどういう連携をしていかなきゃならないのか。連携をするためには厚岸町はどういうデータを持っていなきゃならないのか。そういうことが、いわゆる検討課題でないかと思うんですよ。今後進めていきたいので、いろいろと意を用いてまいりたいと思いますと言われても、何のことだかさっぱりわかりません。わかるようにお話いただきたい。それから、地域という話になりましたが、これについては、この前の大きな地震があったときに、釧路市の例が報告されておりました。それによりますと、全くいろいろなお年寄りを初めとする方に、不安のなかった地域と、いろいろな問題が続発した地域があるんですね。それは、地盤の関係で揺れが大きかったとか小さかったとか、そういう問題ではなくて、日常から、例えばいろいろな形で近所が助け合うというような状況がきちん、いわば何ていうんですかな、地域の紐帯というんですか、ひもで結ばれている、その形がきちんとできているところは、当然そういうときにも 「あ、あの1人で住んでる隣のおばあちゃんどうなってるかな」と近所、が声をかける。それによって、たんすの下敷きになりそうな状況で震えている方がすぐ助けられるというようなことで助かっているらしいですね。それから、そういうものが全く隣同士のものが切れてしまっている地域では、行政が走っていくまでは何もできない。だけれども、これはここで答弁でおっしゃっているように、この前の地震で、津波もなくて、やれやれというときでも全部を確認するのに、22時、夜中の10時までかかっているわけ。朝の地震ですよね、あれは。丸1日、福祉課の人たちは走り回っているわけです。その22時、最後のところに来た方は、丸1日、その立場の人に言わせると放置されていたという意識を、顔を見るまでは持つでしょうね。こっちは汗だくになって走って歩いているんだが。やはり行政だけではできないものがたくさんあるわけですよね。だから、その体制をどうつくっていくのかということだと思うんです。それから、他機関という私言い方をしていたんですが、地域という方に入れてもいいんしょうし、どっちに入れてもいいと思うんですが、例えば自治会であるとか、そういう地域に根をおろした団体との間で、どのような連携をとっていくかという問題はあると思います。また、いろいろな福祉団体との間で、どのような連携がとれるのかという問題もあると思うんです。それで、最後のところでおっしゃっているように、まさに地域という問題を考えていくと、日常の地域活動の入り口として、災害時において発揮できるのかどうかが決まるんだというので、これは本当に問題を的確にとらえている方がおっしゃっていることだというふうに高く評価しますので、そういう観点から何が問題で、厚岸町では何をしようとしているのか、その点についてご答弁をいただきたいわけであります。次に、3問目の風疹に入ります。風疹というふうに言うと余り何だそれという方多いんですが 「三日はしか」と、いうと大抵の方知っていますよね。私も子供のときにやった記憶があります。大した病気ではありません。3日程度ちょっと熱が出て、発疹が出て、すっと引いて終わりです。通常の場合は。ですから、風疹本体そのものについて、風疹にかかるということについて恐れる何ものもないということは、小児科のお医者さんもおっしゃっています。お医者さんによっては、ワクチンなんかよりも風疹にかかりなさいと。それによって抗体をつくってしまえばそれでいいんだというふうにおっしゃる方もいらっしゃいます。それだけ軽い病気なんです。ただ、大変恐ろしいのは、妊娠初期、3カ月から5カ月ぐらいまでと、人によっては5カ月ぐらいまでおっかないと言っていますが、そういう状態の中で感染しますと、胎児がかかっちゃうんですね。そして、先天性風疹症候群というものになって、これが白内障であるとか心臓であるとか難聴であるとか、いろいろな病気を持って生まれてしまう。障害を持って生まれてしまう。それで非常に大変な状況になるわけです。それで、そういう状況に至った方が、そういうことをつづりながら、だから風疹については恐ろしいから皆さんあれを受けましょうということでもって、今ホームページというんですか、そういうものに書いています。胸の痛む思いがします、読みますと。それで、そういう形で、ですから予防注射は必要であるというふうに町も考えていらっしゃって、いろいろと広報をしているというお話でした。それで、ちょっと振り返ってお聞きするんですが、昨年の2003年8月ごろに予防接種法が改正されて、それまでは幼児の接種ではなくて、中学生の接種だったんですね。それがぐんと年齢が低くなってしまった。そのためにはざまができまして、昭和54年4月2日から昭和62年10月1日までに生まれた人で、予防接種を受けていないというすき間ができてしまった。それで、平成15年9月30日までは公費で予防接種が受けられますというふうな経過措置をとったんですね。この経過措置については、私ちょっと今見てみたら、広報あっけし2003年の8月号に、余り大きくない記事ですが、出ています。当時、これ以外にどんな広報をやっていましたか。そして、それによってどれだけの効果がありましたか。これわかったらお知らせいただきたい。今回の答弁の中で、風疹の予防注射が非常に必要だということをうたっています。その考えであるならば、このときに相当な広報をなさって、効果を上げているんでないかというふうに思うわけですので、まずその1点をお聞かせいただきたいんです。それで、現在の予防注射というのは、新三種混合MMRで大変な問題を起こした後、接種義務ではなくなりましたよね。今は、本人がといっても小さな子供が自分で判断することはできませんから、親御さんの判断によって受けるか受けないかを決するように変わりました。これはすべての予防注射で言えることだと思います。それで、そのときに、町として行うべきことには、やはり予防注射の必要性と同時に、予防注射というのは、簡単に言ってしまいますと、薄めた病原菌を体の中に入れて病気を軽く起こさせるわけですから、危険な行為なんですよね。MMRという三種混合ワクチンは、4年間で 1,000人を超える認定障害を出しましたですね。それで4年間でもってやめてしまったんです。ところが、この三日はしかの単独の場合でも このMMRは関係ないとは言えないんです。その3つの中にこの風疹が入っていますから。風疹の場合にも、1981年から93年まででもって4名認定患者が出ています。だから、やっぱり全く害はありませんよ、全く心配はありませんよとは言えないわけです。ですから、副作用と必要性と、それをきちんと判断した上で受ける受けないを決めていかなきゃならないんですね。受ける受けないがきちんと決められるためには、そういう情報がきちんと提供されなければなりません。今の答弁の中には副作用は一言もおっしゃっていない。ですから、この点についてはどう考えているのか。いわゆる副作用情報については、どのように考えているのか、これもお聞かせいただきたいんです。それで、この情報提供に当たりましては、町としては、今風疹の問題を取り上げていますけれども、予防注射というのは、受ける人の権利行使なのか義務の履行なのか、どのようにとらえてその立場から、要するに受けましょうということを言っているのか。この点をお聞かせいただきたいんです。それから、非常に大事な問題なんですが、禁忌という言葉、禁ずると忌むという字を書きますが、接種不適当者、それから接種要注意者、これがありますね。どっちも5項目ぐらい上がっているはずです。それらについてはどういうにつかんでいますか。そして、この予防注射現場で、そういうことがきちんと徹底されているかどうか。それについてつかんでますか。その点についてもお聞かせいただきたい。それと、最後に先ほど認定患者の話をしましたが、万が一、これはあっちゃいけないことなんですが、万が一予防注射を受けたことによって、いろいろな病気になったり障害が出たりした場合、被害が出た場合、その被害者の救済制度というのがありますね。これもそれぞれの窓口の対応によっては、生きも死にもするようです。これらについては、どういう制度なのか。そして、町としてはそういうもののときには、どこにどういうふうに気をつけて進めればいいのか、その点についてもお聞かせいただきたい。以上が2回目の質問でございます。

答弁 町長

再質問について、お答えをさせていただきたいと思います。多様にわたっておりますので、私からは、昆布に関してのうちのIQ制度の堅持について、さらにはまた、去る6月8日の報道に関して、これはカキの問題でありますが、この問題について。3つ目は、ヒトデ駆除事業の推進について、私から答弁をさせていただきます。その他につきましては、それぞれの担当課長から答弁をさせますので、よろしくお願いしたいと存じます。まず、第1点目のIQ制度の堅持でありますが、ご承知のとおり、昨年では厚岸町の全漁業経営体の約74.3%に及ぶ 423経営体が昆布漁業に従事をいたしております。大宗漁業であります。万が一、現行の輸入割り当て制度が撤廃された場合、中国、ロシアなどからの安い昆布の輸入が増大し、厚岸町初め北海道の昆布漁業は壊滅的な打撃を受けるとともに、地域の崩壊を招く深刻な問題であります。私はそのように認識をいたしております。先ほどの答弁にもありましたけれども、昆布産地自治体、すなわち昆布輸入割り当て制度堅持北海道自治体協議会を通じまして、政府団体と連携を図りつつ、昆布漁業を守っていくための要請活動を今後とも積極的に行ってまいりたい、そのように思いますので、ご理解いただきたいと思います。続いて、北海道新聞の報道であります。去る6月8日 「元気な農山漁村、国が応援」という記事を見ました。小見出し、で厚岸のカキなど道内4候補。大変私は喜びました。ぜひやっていただきたい、いうように考えておったわけであります。しかしながら、残念なことに厚岸カキは選から漏れてしまった。しかし、私は大きな期待を持っております。といいますのは、来年も推薦を受け、国において決定をいたすわけであります。先般農水省の担当課長とも、選に漏れたというお話の中で、厚岸のカキの実態をお話しいたしました。それであるならば、早速現地を見たいという前向きのお話も承っております。そういう意味において、来年に向けて大きな行動を開始いたしたい、そのようにも考えているわけであります。続きまして、ヒトデ駆除の事業の推進であります。答弁で申しましたけれども、町単独のヒトデ駆除事業並びに北海道のヒトデ駆除モデル事業、おかげさまで大きな成果を上げております。だからといって全滅をしたかとなれば、まだまだであります。ヒトデの被害というのが予想されるわけであります。そういう意味において、今後とも制度が継続できるように、もちろん町単独事業についても町の責任の中で行っていきたいと考えておりますが、北海道事業については、北海道としてもいろいろな事情がありましょうけれども、地元産業を守るという立場から、継続するために全力で取り組んでまいりたい、かように考えておりますのでご理解いただきたいと思います。

答弁 水産課長(水産課長は2004年12月まで)

まず、1点目の昆布の関係についてでございます。1点目の加工品としてどれくらい入っているかというご質問であります。これにつきましては、水産庁の委託調査で東京水産大学の教授が、昆布巻きの輸入とその影響調査を、中国側及び関西の貿易業者と聞き取りで実施したところによりますと、平成15年3月取りまとめたものであります。それによると、昆布巻きなどの加工品の輸入は、 4,000トン前後と推定しているんだけれども、業界ではもっと多いのではないかというような見方をされていますが、大体 4,000トン前後ということで推測をいたしてございます。それから、3分の1に価格が下がるのではないかというご質問でありますけれども、これにつきましては、平成11年7月の釧路新聞によりますと、一般に日本産の価格の3分の1から5分の1の価格ということで、中国産の昆布が入ってきてるということで、新聞報道によるところの数字ということでご理解をいただきたいというふうに思います。それから、3番目、情報をもっと早目ということでございます。これらの情報については、北海道漁連の主催で、組合員及び役員それから実行組合長の合同の研修会が年に2度ほど、漁協の会議室あるいは社会福祉センターでそれぞれ開催をしてございまして、これはWTO関連の情報、これらを北海道漁連の主催で説明会あるいは研修会を行っているということでございまして、漁業者、生産者の方も早目に情報を得ているという内容でございます。それから、次に、原産地表示の関係、トレーサビリティーの関係をおっしゃっていましたけれども、実はこの後、農水省と厚生労働省の合同で、有識者会議という会議が開かれまして、この会議の中で、うちの方で要望しておりました原産地表示の関係でありましたけれども、実は昆布はこの中で今回対象とならなかったということでございます。それで、昆布以外の対象になった品目については、JAS法で今年の秋をめどに義務づけするということが決まりまして、なぜ今回義務づけにならなかったかという理由でございますけれども、昆布巻きは高次加工品であるということ、それから公開ヒアリングをこの間にやっていたんですけれども、実は消費者から特別に昆布巻きを産地表示するようにという要望がなかったということが、1つ挙げられています。それから、総菜の中で昆布巻きだけ義務づけするのは、果たして適当なのかということ、それから昆布巻きは一般消費者向けに包装して直接売られるよりも、むしろお弁当のおかずなど、事業者向けの方の販売に使われるものが多いじゃないかと、そういった意見などが出されまして、残念ながら今回義務づけされなかったということがわかりまして、今後ともうちの方で加盟しております昆布の輸入割り当て制度堅持北海道自治体協議会ともうちの方で連携をいたしまして、今後ともこのことについては要請をしてまいりたいというふうに考えてございます。それから、次に、JAS規格の格付の廃止の関係であります。これにつきましては、法的な根拠となっております日本農業規格のJAS法を今年度中に昆布の格付を廃止するということであります。それで、移行期間があり、準備が必要ということで、平成17年度から新体制でスタートしたいという内容であります。この件につきましても、漁連主催の組合員の説明会に、この格付の関係がお話しされまして、今までの制度と何も変わらないで移行できると。組合員に迷惑をかけないという内容のご説明がありましたので、お知らせをしておきたいと思います。それから、次に、カキの関係であります。まず、水温の関係でございます。今年、苫多沖の水温、昨年より2週間ほど早く、6月8日現在の数字なんですけれども、8.92度で、昨年より2週間ほど早く水温がその水温に到達したということでございます。順調に水温の方上がってきているということでございます。それから、次に、データの活用の関係であります。データの活用の関係につきましては、漁協あるいは水産普及技術指導所、そこにデータを送ってございます。漁協では組合員に、希望者について今現在配付している状況にありますけれども、今後組合だより等で掲載を検討中ということでございます。それから、3番目、厚岸ブランド、厚岸カキとは何かというご質問であります。これにつきましては、1回目の答弁でも申し上げましたけれども、従来の生産方法であります宮城県からの稚貝養殖とシングルシードのカキ、それぞれの特徴を生かして差別化を図っていきたいいうふうにまず考えております。シングルシードカキは生食用の殻つきカキの新しい資源として、大変期待をされていると。それから、宮城県からの稚貝養殖については、焼きガキとそれからむきガキを主としているということで、当面は2つの方法で推移していくものと思いますけれども、漁場環境に配慮して汽水湖である厚岸湖の特徴を生かして、これらを大いにアピールして差別化を図っていきたいということでございます。それから、トレーサビリティーの関係でありますけれども、シングルシードカキについては、種づくりから行う厚岸生まれで厚岸育ちというカキ、まさに生産から流通まで追跡できる、生産者の顔の見えるトレーサビリティーに対応した生産システムということでございます。それで、一般的に生産履歴を開示することで消費者が監視の目を光らせやすくなるということでありまして、生産者のモラルにたまたま欠如していることに対しては、一定の抑止力にもなるというふうに言われておりますし、また、品質の統一にもつながるということであります。ということで、先ほど言われておりましたブランド化の手法ということでありますけれども、シングルシードに関しては、情報の公開、これらの徹底によりまして、安全性を強調いたしまして、低価格で推移している市場価格に対抗できるのではないかというふうに考えております。この点につきましても、漁協と連携して、研究してまいりたいというふうに考えてございます。以上であります。

答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)

私の方からは、災害緊急時……。(発言する者あり)

答弁 水産課長(水産課長は2004年12月まで)

大変失礼しました。次に、ヒトデの関係でございます。大変失礼いたしました。分布状況につきまして、今後調査を継続して進めて行うことが必要ではないかというご質疑であります。ホタテの資源調査を水産技術普及指導所で、継続して現在も行ってございます。そのホタテの資源調査を行いながら、今後とも湖内、ホタテ漁場の湾内、これらにつきましては分布状況を引き続き調査していくいうふうに考えております。私の方からは以上です。

答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)

私の方からは、災害対応の関係でお答えをさせていただきたいと思います。この災害対応の部分、総務課総体のほかに保健福祉それから町民課というふうにそれぞれかかってまいりますので、それぞれの手持ち分野といいましょうか、そういう中でお答えをさせていただきたいいうふうに思います。まず、私の方からは、災害対応時におきます当初の段階、いわゆる情報の伝達というような部分からお答えをさせていただきたいと思います。ご質問にありますように、具体的にどういったような課題があって、どうしようとしているのかというような部分でございますけれども、情報伝達につきましては、厚岸町における情報伝達、これまでにもお答えしてきておりますけれども、防災行政無線というのが独自の伝達手法でございます。そういう形があるわけでございますけれども、これまでにも課題がありますよということで、ご指摘等もいただいておりますけれども、現行の設備では聴覚障害を持たれている方、これには役に立たないというような状況でございます。これはご案内のとおりでございますけれども、であるならば、そういった聴覚障害の方にはどういったような手法でやるのかということで、設備的な部分というようなことから申しますと、日本の例の中にはいわゆるデジタル方式での新たなシステムを組んだ防災行政無線、いわゆる文字表示ができる、文字が送れるというような通信装置をもって取り組まれているという市町村もあるというふうに伺っておりますし、そういうところも何カ所かあるようでございます。ただ、私どもの方も現実に今のある設備の中、これを活用した上でそれが可能なのどうかという部分で、実はメーカー等々とも問い合わせをさせていただきましたけれども、残念ながら、現在厚岸町で持っているのはアナログ装置、アナログ式の通信装置いうことでございまして、こういったいわゆる文字を送り込むような形にするという形になりますと、現在持っているシステムそのものを 100%取りかえなければならない、こういうような状況でございます。そういうような状況でございますので、ここ数年の中にどうこうするというような部分については、非常に難しい、困難だというような状況でございます。そういった中で、何かできないのかということですけれども、ご案内のように、近年の通信機器の発達というのが、進展というのがかなり進んできているわけでございまして、いわゆる携帯電話の活用という部分、かなりの勢いで進んできてございます。ご案内のように、メールでの利用、通信、こういったものがあるわけでございまして、これが日常的に、例えば聴覚障害の方もコミュニケーションの伝達の手段に日常的に使われているというような形であれば、これを利用してやっていくということは、当然今有効な一つの伝達手段であろうというふうには実は考えてございます。しかしながら、これにつきましては、当然利用される相手方の方でのいわゆる利用の仕方、ニーズとでも申しましょうか、それが課題であると。そういうような部分があろうかと思います。実は、残念ながらまだその辺の実態の部分、押さえ方というのは、私ども行ってきておりません。これは早急にお考え等々をお聞きしたいなというふうに考えております。これがもし通常の利用の中で可能だということであれば、現行の設備、いわゆるパソコンのインターネット利用の中での情報伝達、一つの手段と手法としては、十分活用できるであろう。これもそんな時間を要さずに、すぐその情報伝達の体制システムの中に取り入れられるであろうと、このように考えておりますので、この辺、当然相手もあることでございますので、早急に進めさせていただきたいな、このように思っております。それから、以前にもお話させていただいておりますけれども、いろいろな一方的な情報伝達、これは出しますけれども、一応災害時でございますので、この情報がきちっと伝わるのかどうかという部分、非常にやはり懸念されるわけでございます。それで、過去に、昭和26年の十勝沖であるとか、それから35年のチリ沖地震のとき、今と違いまして新聞であるとか、ラジオであるとかの情報というのは、今と比べますと非常におくれているといいましょうか、ほとんど伝わってこないという状況の中で、地域の方々が口コミ等のふだんの連携の中で、そういった情報を流して避難行動が行われているということでございます。現在、逆にこれだけの情報が伝わることによって、もう知っているだろうと、知っていて当たり前だろうというような気持ちがあるかどうかちょっとわかりませんけれども、そういったような情報の伝達という部分が変わってきているというふうに、実は私そのような感じも受けております。そういった中でやはり大切なのは、これまでにも申しておりますけれども、地域の方々、隣近所の方々がやはり声をかけ合っていただくということでございまして、何とかこれの手法ができないかということでございます。それで、やり方についてはいろいろな地域の取り組み、それからふだんの近所のつき合い方、いろいろな形の中であろうかと思います。ただ、私どもの方、それを促す意味で、実は私の方のこれからの防災訓練でございますけれども、防災訓練のときに避難するだけが訓練参加というような形ではなく、避難行動が、実際避難現場に行くのが難しい場合であっても、何とかこの機会を利用して、例えばひとり暮らしのお年寄りがいれば、そこにだれかが行って、1つの例ですけれども、実際の災害のときには一緒に逃げようねというような声をかけていただくいうようなことだけでも、いざという場合での行動につながってくるのかなと。何とかそういうような一つでも一歩前進するような部分につなげられるような行動をとっていただくようなことができないかなと、このようなことを考えておりまして、今年の防災訓練の案内につきましても、その辺をちょっと踏まえながら取り組んでみたいなと、このように思っている状況でございます。

答弁 町民課長(町民課長は2004年12月まで)

災害緊急時における支援体制の中で、特に自治会や自主防災組織のかかわりの中で、私の方からご答弁を申し上げたいと思います。議員おっしゃられるように、昨年の十勝沖における釧路市からの日常活動のできている地域の報告、それからそれができていないところの不安という課題については、当町も全く同じ事情を抱えているんだというふうに私どもは認識をしております。これまで何をやってきたんだというところについては、全くおっしゃられるとおり、今日行政として地域とのかかわりについて、全く不十分だったなということについて、反省せざるを得ないという状況でございます。当町は、平成5年、6年と続けて起きました釧路沖、それから北海道東方沖の地震を経験して、町としての防災体制の充実を図ろうということで、防災専門の部署をつくりました。その中で、地域における自主防災組織をきちんと組織をしていくんだという方針をつくりました。それで、平成7年、8年と地域に防災組織ができてまいりました。先ほど申し上げましたように、15の組織があるわけでありますが、中心的には厚岸湾、それから太平洋の沿岸に面した地域が主でありまして、山間部の方はなかなか組織としての名前がつくまでに至っていないというのが実態であります。ただ、組織があるからいい、組織ができていないから問題だということではなくて、そこそこの地域地域の日常活動が近隣とのかかわり合いがどこまでできているんだというところに最終的な明るい材料が出てくるんだろうというふうには思っておりますが、ただ、そうはいいましても、個々人や小グループの力で万が一の対応をするということについては大きな効果を望めるかということについては、なかなかそうはいかない。そこでやはり組織としての意識的な活動が必要になってくるということについては、私どもも重々認識をしているところでありまして、そういう意味で、自治会活動のまさしく入り口の段階での緊急時の安否確認ということを、最低でもやっていこうじゃないかというところを課題にさせていただければ、山間地域においても、必ずしも津波、高潮の心配だけではないんですよ。大きな揺れが来て家財道具の下になっているかもしれないいうところの安否確認は、やっぱり地域の中でしようじゃないかというところをきちっと位置づけをしようというふうに、地域への理解を求める上での基本的な柱にしようということで私ども考えております。と申しますのは、平成7年、8年、地域に呼びかける中では、私ども役場の職員は大きな災害が起きたときには、なかなか地域に来られないんです。それから電話が通じません。道路が寸断されましたという状況の中ではやっぱり地域がその役割を果たすということについては重要な内容だということの説明をしながら、地域に理解を求めていきたい。ただ、地域の方の受けとめ方として、非常に大きな日常活動はこんなこと必要ですよ、それから緊急時にはこういうことをやっていただきたいんですよ、組織もきちっと規約をもって組織をつくろうじゃないですかみたいなことが、たくさんこちら側から提供するもんですから、なかなかそれに沿った組織をつくるということについては、重たいというイメージもあったかもしれません。それは、究極的な課題としながらも、議員おっしゃられるように、日常的な近隣とのつながりというものを大切にしながら活動できる地域組織というものを、私どもはそこを入り口にしながら、既にできている組織については具体的に1歩も2歩も踏み出していただくという活動を目指していこう。それから、組織ができていないところは、なくていいんですよということではなくて、きちっとやっぱり意識を持った組織をつくっていこうでないでしょうかということを呼びかけをしながら、組織の活性化といいますか、日常活動のつながりというものをつくっていきたいというふうに思っております。それで、私どもは、私どもはといいますよりも、自治会組織そのものは、単に行政と地域というかかわりではなくて、先ほど保健福祉課の方からお話がありましたいろいろな関係機関とも情報を共有できるような、そういうかかわりを最終的にはつくっていかないと、個別個別が同じ安否確認をやる等々の余裕がない場合も想定されるという中では、そうした課題も整理をしながら関係機関の一つとしての地域の活動のあり方というものを目指していきたいいうふうに考えているところでございます。

質問 1番

質問が多岐にわたりましたので、答弁する方は大変だったと思います。でも非常に端的に答弁いただいたというふうに、私は評価していますので、二、三ちょっと補足的に聞かせていただきます。時間も余りないので簡単にやります。まず、昆布に関しては、私の言わんとしたところは大体答弁者の方で、そのように自分たちも考えて進めているんだと言っていただいたので、大変心強い。ただ、JAS廃止の件なんですが、説明会があって、心配することはないと。何の変化もなく移行するからというふうに言ったんですけれども、何に移行するんですか、JASが廃止したら。そこらの話が全然ないんですよね。だから、JASにかわる何かがつくられるんですか。そして、それは今までと実質的には何一つ変わらないんですか。そうことをちょっと説明してください。それから、カキについてはちょっと、答弁者は答えているというふうにおっしゃるのかしれないんですが、聞いている方からは甚だちょっと答えているのかなというような感じのところが幾つかありましたので、2点ばかりお聞きしますが、まず1つ、水質や水温やそういう海の状況に関してデータをとっていると。それについては、漁協指導普及所それから組合員の希望者には個別に出していますよということはわかりました。前にも議会で一度問題になったんですが、こういうデータについては、情報館の方にも入れて、そしてきちん必要な町民あるいは町民以外の方でも広くこれを公表するといいますか、使えるようにするということで話が出ていたんですが、それはいまだにやっていないということですか。それとも言い忘れたということですか。その点について。それから、次に、厚岸ブランドだとか、価格形成の話なんですが、それからトレーサビリティーだとかそういう話がありました。それで、厚岸ブランドという話のときにはどうも聞いていると、当面は2つの方法でいきます。厚岸のカキはこうやっておいしいし、こうなんですということを消費者にわかってもらいますという話に終始していましたね。それから、トレーサビリティーなったら今度はシングルシードで、こういうもので、その情報も提供しながら、価格形成に寄与していきたいという話で終始していましたね。私が聞いたのはそこじゃないんですよ。それはわかっているんです。それは皆さんわかっているんです。それで、厚岸ブランドというふうに言っているのは、この厚岸でとれた2つの方法でつくられたカキ、両方とも厚岸のカキ、厚岸ブランド、あるいはどういう言い方をしてもいいんですが、厚岸カキとしてこれは町が支援するですねというふうに言っているんです。そこのことはまさにトレーサビリティーと裏表になる。トレーサビリティーというは、言ってしまえば、どんなふうにして、どこからどういう原料持ってきて、どういうふうにつくってどうしたかという、でき上がるまでのいろいろな情報が全部明らかになることですよね。だから何か直訳すると、追っかけていく方法が明らかになるというような意味らしいんで、どうも私外国語弱いんで、余り使いたくないんですけれども、ちょっとほかの言葉が……、それで原産地表示とかそういうことがいわゆるトレーサビリティーなんですよと、食料品に関しては、言われていますよね。そうしますと、生まれも育ちも厚岸でござるとかというような標語が、カキセンターに行くとかかっているという話も聞いたことあるんですけれども、シングルシードについてはまさに厚岸産のカキだということについては、これは間違いないでしょうね。じゃ、種は大体宮城県から持ってくるのが垂下式ですよね。というのは、ホタテ板をつるしておいて、種のつく場所というのは、宮城県の何とか川の河口と広島県の何とか川の河口しかないんだそうですね、今日本では。あとほんのわずかどこか、岡山県かどこかにあるというような話をちらっと聞いたことあるんですけれども、私はそれよくわからないけれども、まあこの2カ所だと言って間違いないんだそうですね。それで、厚岸町の場合には、その宮城産のカキの種のついた垂下の板を持ってきて厚岸の海につるすんですね。そうですよね。だから、本当のそういう小さな、いわゆる赤ちゃんのときに厚岸の海に来て、そして厚岸でもって入ったものが厚岸産ということについては、これはだれしもそうじゃないとは言わないと思うんですよ。シングルシード信奉者の狂信的な方が、いやいや種まで全部、受精までここでしなきゃだめだと言うかもしれんけど、そういう人には私は出会ったことはありませんから……。それで、その範囲だけなのかということなんです。大人になってから厚岸に入ってくるものは、厚岸産のカキとは言えないんでしょうねということです。というのは、かつて、もう何年も前の話ですから、昔話として聞いていただきたいんだけれども、札幌でSRSVで大きなニュースになったことがある。そのときに、厚岸産のカキだと新聞に出た。ところが、生産者の人たちから聞くというと、あれは厚岸の景色見たことないカキだ。何か釧路の向こうの方のどこかの工場までトラックで来て、そこでもって厚岸産という袋に詰められて札幌に出ていったなんだそうだというような話をそのとき浜で随分聞きました。もし、こんなことが本当にあったとしたら、それを厚岸産とは言えないですよね。だから、厚岸ブランド、厚岸のもの、厚岸産カキ、厚岸産のトレーサビリティーということを言うんであるならば、町として、ここまでなら厚岸産と言っていいんですと、しかしこれから先のこういうのは、例えば大人になって来たとか、あるいは1週間だけ厚岸の水飲んだだけだとか、そんなものは厚岸産カキとは言ってはいけませんというものをきちんと出さなきゃならないだろうということなんですよ。そして、その厚岸産のカキについて、価格形成やそういうものについて、きちんと支援しましょうということだと思うんですよ。これがブランドをつくるということだと思いますよ。農業製品においてはそれが非常に厳しく行われていますよね。例えば夕張メロンなんていうものについたって、あれ夕張以外のところで同じようなものをつくって持っていって、夕張メロンと言えば高く売れるからなんてやったら、とんでもない話になるわけですから。そして、そういうことが消費者がちゃんと信頼しているから、そういうものはいい値段で売れるわけですよね。そういうものをきちっとつくっていかなきゃなんないだろうということです。これについて、町としてのお考えをきちんとお聞きしたくてお聞きしたんですけれども、そういう話ではなかったので、ちょっと私の質問を多少取り違えられたのかなという気もしますので、この点について。こういうことがきちんされなければ価格形成はおぼつかないですよね。そういう点でお答えをいただきたいんです。それから、ヒトデ、三角ツブについては、私の方の要望と町の方のお考えは非常に一致しているというふうに思いまして、なお一層、町長にこれは強くお願いするんですが、道の方に強く働きかけて、漁業者の不安を一掃していただきたい。これはもうお願いしておきます。それから、次に、災害時の弱者支援の問題に入ります。いろいろ出てきましたが、このような踏み込んだ話を1回目のときからある程度していただければ、時間が随分省けるんじゃないかなというふうな気がいたしましたけれども、まず、一番最初に聴覚障害の話、それに対応して携帯電話を使うとかいろいろな新しい技術を利用して、何とかその穴を埋めていきたいというお話で、私もなるほどなと思いました。それで、ちょっと1点だけ確認しておきますが、厚岸町で防災行政無線が役に立たない人というものがこれだけいて、そしてそういう方たちの実態はこうだということは既に把握してあるということなんですね。その点だけはお聞きしておきます。それから、あとは概括的な話になりますが、最後に町民課長もおっしゃていましたが、私が言おうとしたことを全部逆に、答弁の中で質問者以上に明確におっしゃってくださったので大変ありがたいんですが、何とか計画、あるいは何かをしようというときに、額に入れて飾っておくような立派な計画をどうしても紙の上でつくりがちなんですよ、行政の方は。そうすると、それを全部やらなきゃならないかと思うととてもできないから、一つもできないというところで終わりがちなんです。そうじゃなくて、ほんの小さなことでいいからまずできること、それを一つ一つ積み上げていくより方法ないんですね。1つ実現したら次に行くということです。それで、そういう観点から、この災害時弱者支援というような一つの大きなかごをつくったならば、それに関連する各課、各係において、自分のとこで何ができるだろうかという一覧表をつくってもらいたいんですよ。それから、いろいろな団体、これはいろいろ挙げていましたが、生産団体も入っていいわけです。漁協だとか農協だとかというきちんとした組織もあるわけですから、そういうとこの協力もいただけると思うんです。それで、いろいろなところとこんなことならできませんかとか、いやいや自分の方ではこの程度のことならできるというような打ち合わせを、一つ一つしながら、いわばお互いの役割分担を決めていくという作業をぜひ進めていただきたいんです。それから、福祉団体ということでは、非常にきちっとした動いている団体、そしてこの前のときにいろいろとあった事例の範囲でお話いただいたんだけれども、いろいろな福祉団体ありますよね。あるいは障害者の人たちが自分たちでつくっている自主的団体もありますよね。そういうとこともぜひ連絡をとってほしいんです。そうすると、自分たちではこんなことが一番切実に欲しいんだという話も出てくると思うんですよ。どうしても、要するに腹いっぱいの人にお弁当持っていくような形になっては、うまくないんですね。だから、そのあたり、全部連携が必要だろうと。だから、どういうところとどういう話をしていこうかという、まず一覧表をつくって、それを埋めていくという作業、そういうことをぜひ進めて、ささいなことでいいですから。文章にしたときは余りぱっとしないことで結構ですから、まずできることから進めていただきたいんです。その点をどういうふうにお考えでしょうか。それで、最後に、私も質問のときに一つだけちょっと事例を挙げておいたんですが、日常の声かけがうまくいっているところでは、現実に問題が起きなかったというのは、非常に参考になる事例だろうと、そういうふうに思っておりますので、この点について、もう一度ご答弁をいただきたいということです。それから、最後のところで、風疹なんですが、答弁する方にとって、予防注射は権利行使か義務履行かというのは意地の悪いこと聞くなというふうに思っているかと思います。私もそう思います。というのは、国は責務であるというようなことを言ってごまかして、逃げているわけですから。ただ、これは、やはり自分の子供に対しては、養育保護義務のある親としては、やはり義務の範囲だろうとは思います。だけれども、予防注射を受けるということではなくて、子供が健康に育ってもらうということはね。だけれども、行政に対しては、やはりきちんとした情報を得て判断して、自分の子供を健康に育てていく一方法として、予防注射を利用するのは権利だと思うんです。だから、権利行使のための情報の提供という意識を持ってもらいたいんです。したがって、プラスの情報もマイナスの情報も、十分に出してほしいんです。どうしても、国が、今回もあれですね、平成16年4月9日に厚生省労働健康局結核感染症課長の方から、先天性風疹症候群の発生防止についてというような通達が出ています。これは道から町の方にも回っているでしょう。これを見るというと、先天性風疹症候群の発生が懸念されるから云々というようなことが書いています。こういうのが来るとやっぱりどうしても予防接種率を上げるという方に行政としては行かざるを得ないと思うんです。また、その必要性も十分に考えられるわけですから。だけども、そのときに、やはり権利行使する親に情報をきちんと提供して判断をしてもらうという姿勢を失ってはいけないんじゃないかというふうに私は思うんです。それでどうなのかということです。それで、単に予防接種率が上がればいいという意味で私は言っているんじゃないんですけれども、その経過措置の問題なんですが、実は、平成13年11月に予防接種法は一部改正になっています。2年間の経過措置があったわけです。そして、平成15年9月30日までですよということだったんですね。2年間なんです。2年間の間に、先ほどの答弁によると、防災無線2回、それと広報あっけしに小さな記事が1回、それで終わったということですか。そして、6人の方がそれを見て、自分は予防接種を受けたいと言ってこられた。これは効果があったと思うんだけれども、必要とされた方は何人だったんしょう。要するに町がそのはざまにいる、この人たちが全部受けてくれればいいんだがなと思った人は何人だったんでしょう。これでは完全な説明になっていないので、ここも補足してください。それで、私は決して一部の先生たちのように、副反応という言葉を病院事務長も使われたんだけど、副反応と言っても素人はわからないんですよね。だから、医学用語からいえばちょっと正確でないのかもしれないけれども、私は副作用と言っているわけですけれども、この副作用情報というのは決して妙におどかしたり、それから必要だと思う範囲を、そんなものあるからやめさせようという方に持っていったり、あるいは予防注射制度そのものを否定したりという意味で私は言っているんじゃないんですよ。ただ、プラスの情報もマイナスの情報もきちんと出して、そして判断をできるようにしてもらいたい。というのは、MMR、三種混合ワクチンの訴訟が今も続いているんですかな、和解になったんですかな、これでわずか4年の間に 1,000人を超える死者も出ましたし、非常にずさんな予防接種が行われたわけですよ。そのときの記録なんかがいろいろ出てくると、やはり非常にそういう点がおろそかなんですね。きちんとした説明がされていない。禁忌状態の中でもって打ってしまう。それで、一部のお医者さんの中には問題意識が全然なくて、人が打てと言っているのに、やめるとは何事だというような態度をとってしまう。そういうことでもってやったら、その晩から七転八倒して熱が出て、けいれんがとまらないというような状況になった。そういうものも出ているんです。また、それに対する救済制度も甚だおろそかです。これは、そういう実態の中に起きた方たちの話を聞くと出てきます。それだけに、今担当課長は、救済制度については何かの本をとつとつとお読みになられたけれども、そういうものはやはり、せめて町としてできることはここまでで、それに関しては万が一できたときにはこれだけの対応をしようということは、窓口がきちんとした意識を持ってもらいたいということなんですね。そういうもろもろの全部がきちんとでき上がって初めて、予防注射をどんどん進めていきましょうよということが言えるんではないかと思うので、その観点から、再度簡単で結構ですからご答弁をいただきたい。以上です。以上が3回目の質問であります。

答弁 町長

再々質問にお答えをさせていただきたいと存じます。ヒトデの駆除の関係での要望がございました。しかし、私といたしましては、決意を申し上げて答弁とさせていただきたいと存じます。ヒトデの道東海域における繁殖状況は、関係する町、環境にとって大変大きな影響があり、町といたしましても漁協と相談しながら、その対策をとってきたわけであります。広域対応は、関係機関、特に道ともよく協議しながら、今後とも強く要請してまいりたい、かように考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

答弁 水産課長(水産課長は2004年12月まで)

3回目のご質問にお答えいたしたいと思います。まず、昆布の格付の関係でありますけれども、昆布の検査、格付は、日本農林規格、JAS規格で今まで運営されておりました。それで、北海道では、水産物検査条例という条例がございまして、このJAS規格によって昆布の格付検査の条文が廃止されるということで、その廃止にさらに北海道条例も連動して廃止されます。それで、自主規格といいまして、財団法人北海道水産物検査協会というところで、今度自主規格となって、そこが今度検査をして出荷するという体制に移行します。その移行が平成17年度からということになってございます。その段階で、ただいま平成16年中は移行期間ということで、現行制度のまま行われる。それで、新しい民営化によります民間レベルでの自主規格ということが平成17年度から入るという、その移行の関係で先ほど説明不足だったこと、大変おわび申し上げます。それから2点目。データの情報館への提供でありますけれども、実は、この情報館のデータ、出ておりませんでした。大変申しわけございません。早速この情報につきましては、情報館と打ち合わせの上、提供させていただくような方向で進めさせていただきたいというふうに思っております。それから、3点目、厚岸ブランドの関係であります。厚岸カキは、ご存じのとおり従来からの生産方法であります宮城県の種ガキからの出荷、厚岸カキ、これはもうほとんど純厚岸産と言っていいと思います。それから、シングルシード、もちろん養殖でのこの2つのカキを厚岸産というふうに、自分自身は認識をしております。ただ、過去に、平成11年の北海道新聞だと思ったですが、ここに、厚岸カキの紹介がされていまして、厚岸カキとその生産の方法のコメントが一部載っておりまして、この中では3種類ほど紹介されてございます。その種類は、ただいま私が言いました宮城県の種ガキカキ、それからシングルシードカキということで、もう一種類は半生貝という種類のカキを一部輸入している生産者がいるというふうに報道されていた経緯もございます。私自身といたしましては、 600度に達すると産卵されますけれども、厚岸海域では 600度に達することが可能だということであります。したがって、種からの養殖が可能ということでございますので、私自身は宮城県の種ガキのカキ、それからシングルシードのカキ、それを厚岸産のカキというふうな認識をしてございますので、ご理解をいただきたいと思います。(発言する者あり)

答弁 水産課長(水産課長は2004年12月まで)

先ほどの水温の関係、 600度の関係ですけれども、10度以上の水温が積算して600 度になるということで、産卵が可能な水温に達するということでございますので、つけ加えさせていただきたいと思います。

答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)

防災の関係でお答え申し上げます。聴覚障害者の関係でございますけれども、厚岸町における聴覚障害者の数、保健福祉課の方で押さえておりまして、人数につきましては64名が対象というふうに押さえさせていただいております。そうした中で、この聴覚障害者の方、先ほど私、携帯電話云々ということを申し上げましたけれども、そういったいわゆる携帯電話の部分、どんなような活用の仕方をしているのか、現実にコミュニケーションのような形でどういうふうにやってるのかという押さえ方については、残念ながらまだ行ってきておりませんでしたので、これらの作業等の把握を保健福祉課等とリンクしながらやりたいと、このように考えております。

答弁 町民課長(町民課長は2004年12月まで)

防災関連の地域活動の計画あるいは活動のあり方、それから、先ほど保健福祉課長の方から福祉団体との関連の問題で答弁がございました。あわせて私の方からご答弁申し上げたいと思いますが、議員おっしゃられるとおり、私どもの認識としても立派な計画づくりではなくて、入り口の安否の確認という、まずそのことが第一だと。それで、二次的には避難をさせる、あるいは避難場所での生活をどうするかといったことが次の課題として出てくるだろうという意味では、初期的な活動として、やっぱり地域の力を最大限に発揮できる体制づくりをやっぱりつくっていかなきゃいけないという認識で今後進めていきたいというふうに考えるところであります。議員の方からご提言のありました、いわゆる身体弱者の支援をどうするんだということについても、今役場の段階では、総務課と保健福祉課と町民課が一緒に議論をしないとなかなかそのことが見えてこないということも、この間の提供いただいた議論の中で、実ははっきりしております。そういう意味で、先ほどの答弁の中でも、実は5時前の地震で5時半に職員が登庁した。それで、老人世帯でありますとか、障害世帯でありますとかという抽出リストをつくって、最終的に確認できたのが夜の10時だと、こんな実態も先ほど申し上げました。その間、関係する団体と安否の確認で同じところに行っている。時間は前後しているかもしれませんが、同じようなことをやっている。これは決して悪いことではないんですが、ある意味では非効率的な、緊急事態の中でそれができないだろうということも含めて、地域と防災対策本部、あるいは関係団体との情報の持ち方について、我々も研究をし、効率的な組織づくりをしていかなきゃいけないということについては、私どもも課題として、この間議論をさせていただいてきたところであります。そういう意味で、実際に動いていらっしゃる関係団体、それから障害者みずからの団体等のご意見も十分、こういうことに不安があるんで、対応していただけないだろうかということが、行政とその団体との関係ではなくて、そういった不安材料もぜひ地域の中で、団体の方からこういう意見が出ていますよということも、情報を共有しながら活動していくことがより効果的な体制になっていくんだろうというふうに認識しておりますので、そういった認識の中で進めていきたいというように思っています。それから、この間の議論の中で、実は、個人情報の問題が随分出されました。地域には児童民生委員さんという方もいらっしゃいますし、いろいろな活動をされている方もいる。そういった情報をストレートに、例えば自主防災組織ができたから地域におろせるという問題でもない。そこにやっぱり我々行政の側の機能を挟み込んでいこう、ぜひ、私はもう助けていただかなくてもいいとかという極端な意見を持っていらっしゃる人がいれば、それは役場の方から職員がお邪魔をして、地域でこういう組織をつくりました。ぜひ訓練も含めて日常的に協力をしていただけないでしょうかという了解をとって歩く行動も、我々は平時の中ではできるんではないか。緊急事態のときには、役場の職員というのは本部の方に動員されますから、全く地域では当てにならない。ただ、平時の中ではそういったこともできるだろうということも議論しながら、提起のありました各課各係における、こんなことができるんではないかという課題も、その中で私どもも研究をさせていただきながら、行政機関あるいは町の職員が地域で平時の中で活動できる、あるいは機能できるものを研究し、進めていけるように、私どももかかわっていきたいというふうに思っておりますので、ご理解をいただければと思います。

出典:厚岸町議会 平成16年第2回定例会 2004年6月16日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる