厚岸町議会 平成14年第4回定例会 2002年12月12日
(1)失業と雇用問題について/(2)入札制度について
2002年12月12日、厚岸町議会の一般質問で、音喜多政東議員が「失業と雇用問題について」「入札制度について」について質問し、町長、建設課長が答弁しました。
- 質問者
- 音喜多政東 議員
- 答弁者
- 町長、建設課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 16番
本年度の第4回定例会に当たり、さきに通告してあります2点についてお伺いしてまいりたいというふうに思います。まず1点目に、失業と雇用問題についてであります。この問題に関しては過去何回かお伺いしているところでございますが、町が悪いというわけではございません。しかし、この問題は国の政策であると同時に、自治体もその一翼を担っているというふうに思います。このことによって、本当に末端の市町村、自治体にも悪い影響を与え、深刻な状況であるというふうに思うのであります。当事者にしてみれば、本当に字のごとくというか、現実のごとく死活問題であるというふうに私は思うのであります。厚岸町はこの10月より組織機構改革を行い、その見直しによって、その名も商工雇用推進係と重要な位置づけをされたというふうに思うのでありますが、そういうふうに、意気込みといいますか、その認識に対してどれほど深刻さあるいは重要さの位置づけにあるのかということをお伺いしたいというふうに思います。名だけのものか、あるいはただ単なるそういうふうに言葉を変えただけなのか、具体的にどのような仕事をしていくのか、まず初めにお伺いしたいというふうに思います。組織改革を終えて2カ月を過ぎたところでございます。刻々と時間は過ぎて、来春、中学や高校が卒業生を送り出す時期に来ております。年度がわりで決まっているわけですが、待ったなしという言葉が合うかどうかはわかりませんが、この2カ月間、その後の取り組みとして、現在我が町における失業状況と来春の新卒就職状況はどのように把握しとらえて対応しようとしているのか、その点についてお伺いしたいというふうに思います。私は、この問題は将来ともに続き、抱え、対応していかなければならない問題だというふうに思います。特にこれからの時代、当分の間と申しますか、求人難ではなく就職難、仕事を求める人が多く、それに対して必要とされる人間が求められる時代が来るというふうに思います。そのことは今始まったことではございませんが、従前のようにどこかに落ち着く、あるいは都会に行けば何とかなるという、そういう状況ではないだろうというふうに思います。我が町としては、この人口流出は大きな財産を失う結果になるのではないのかというふうに思います。私は、このようなときこそ、地元での働く場を、あるいは雇用の場、雇用主と働き手、労働者との仲立ち、もちろん新卒からリターン、離職者を含め、職安や行政の力をかりて専門で専念される、いわゆる町内の事業者、各団体、企業家、ひいては企業誘致も含めて、これからの雇用促進専門の担当者を、そのような仕事をされる方を配置する気持ちはないのか、その点をお伺いしてまいりたいというふうに思います。次に、2点目に入札制度についてお伺いします。さきの定例会において15番議員さんから過日の報道に触れ、ただしておりますが、私からすると、その事実関係は別として、報道の言葉をかりるならば、談合疑惑問題は当町にとって大きな損失になるのではないかというふうに思うのであります。その疑問、指摘に何らかの対策あるいは改善策等はとられたのかお伺いしたいというふうに思います。このような問題は、今日まで全国あらゆる行政組織機構の中で指摘がございます。また、そのような報道も多く見受けられるわけでございます。私は、いわれなき行政推進あるいは町民の利益を守る立場からも、この際新しい入札制度、と申しましても、現在の地方自治法である程度規制はあるものの、新たに検討し、改善すべきものというふうに思いますが、その考えをお伺いして、第1回目の質問とさせていただきます。
答弁 町長
おはようございます。16番、音喜多議員のご質問にお答えをいたします。1点目の失業と雇用問題についてのご質問にお答えをいたします。最初に、商工雇用推進係となり、従前の係と比較してその違い、具体的にどのような仕事をしていくのかとのお尋ねでございますが、従前の商工労働係における雇用関係の事務分掌につきましては、労働事情並びに労働相談、失業対策事業に関すること等でありましたが、本年10月1日付厚岸町行政組織機構見直しに伴いまして、地域雇用状況の改善や地元新規高卒者の流出を抑制するための諸方策を調査研究する機能を強化することとしまして、係名を商工雇用推進係として改めたものであります。このことに伴い、新たに加わった事務分掌の主なものは、地域雇用情勢の分析と課題に関することとしまして、雇用、労働環境の改善及び施策を実施するための基礎となる労働基本調査の実施があります。また、雇用推進に関することとしましては、新規高卒者及び求職者についての就業があり、さらには既存雇用の拡大を見出しまして、新たな働く場の確保の雇用施策の推進を図る係としたものであります。次に、その組織の改編後の具体的な取り組み、進行状況についてお答えいたします。道内の来春の高卒の就職内定率が最悪12.8%、特に根室管内は 4.1%となっていることが10月21日に新聞報道されましたので、早速町内の2つの高校にも就職内定状況を聞き取りしましたところ、10月22日現在、潮見高校22.2%、水産高校30.8%と、相当低い状況でありました。このことから、町が中心になり、12月4日に新規高等学校卒業者雇用対策懇談会を開催しまして、新規高卒者の就業先の確保に向けた協議を行いました。この懇談会には町内の商工会、漁協、農協、金融機関、建設業協会及び高校の参加をいただきましたが、出席者に対し、極めて深刻な状況となっている新規高卒者の就業について協力と支援をお願いいたしたところであります。また、雇用対策をさらに推進するため、懇談会に出席された各団体等の賛同を得まして、厚岸町雇用対策連絡会議の設置を決めたところでありますが、今後は、この会議の定期的な開催によりまして、雇用失業情勢の把握などを行い、新規高卒者以外の雇用対策も含めた各種雇用対策の円滑な対応を図ってまいります。このほか、今年6月の第2回定例会において佐藤議員から提言いただきました労働基本調査の実施について検討を加えております。この調査は、雇用労働環境の改善及び施策を実施するための基礎とするためのものでありますが、釧路市の労働基本調査報告書を参考に、これの厚岸版としての実態調査を実施し、各種データの収集分析を行い、今後の雇用施策に役立てたいとするものであります。次に、今日の失業状況と新卒者の就職の見通しについてのお尋ねでありますが、今日の景気の低迷に加え、公共事業の減少で、一段と経営環境の悪化が予想される厳しい状況が依然として続いております。このため、雇用の面でも10月末の釧路管内の有効求人倍率は0.43倍と、前年の同月対比で0.04ポイント下降しております。また、全国の完全失業率が 5.5%であるのに対し、全道の完全失業率は 5.9%と高くなっております。なお、本町の完全失業率につきましては、唯一管内の失業関係の情報を持つ釧路公共職業安定所からも自治体ごとの情報を入手できないことから、お示しをすることができないことをご理解いただきたいと思います。また、新卒者の就職の見通しにつきましては、さきにも申し上げましたが、地元の高校2校の就職内定状況は、厳しい雇用情勢を受けまして、11月末現在、潮見高校につきましては、就職希望者53人に対し就職内定者は23人の内定率43.4%であり、就職未決定者は30人となっている状況であります。一方、水産高校につきましては、就職希望者13人に対し就職内定者は11人の内定率84.6%であり、就職未決定者は2人となっております。このような状況でありますが、若年労働者は町の活性化と企業の発展に欠かせない存在であることから、ハローワークとも連携を密にしまして、1人でも多くの雇用の確保に当たっていきたいと考えております。最後に、地元での求人開拓のため、雇用促進専門担当職員、嘱託なるものを一定期間配置できないのかとのお尋ねでございますが、音喜多議員の言われるように、専門の担当職員を配置することにより雇用促進が図れる可能性がありますが、ご承知のとおり、町財政状況は厳しいことから、町職員としての配置は難しい状況にありますが、今後各種補助制度の活用を含めて検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の入札制度についてお答えをいたします。まず、入札制度の談合疑惑後の改善策等についてでありますが、さきの第3回定例会において15番議員にお答えいたしましたが、厚岸町としては、平成13年4月1日から施行された公共工事の入札及び契約の適正化に関する法律に基づき、毎年度の発注見通しの公表、施行体制の適正化等、実施できるものから改善を進めておりましたが、さらに公共工事の透明性と競争性を図るため、本年8月1日付で厚岸町財務規則の一部を改正し、入札、契約にかかわる情報の公表としての予定価格の事前公表及びその際の指名業者の未公表を施行し、また、入札談合未然防止に向けた取り組みとして、入札談合等に関する法令の違反にかかわる指名停止処分の運用強化を図ったところであります。次に、新たな入札制度を導入すべきと思うが、についてでありますが、厚岸町は地方自治法施行令第 167条の5及び第 167条の11の規定により、厚岸町が発注する工事または製造の請負、その他の契約にかかわる一般競争入札及び指名競争入札に参加しようとする者に必要な資格、資格審査の時期、方法等について公示し、建設関係市町村統一様式により、競争入札参加資格審査申請書を受け付けております。さらに、工事発注に伴う指名業者の選考に当たっては、北海道から昭和55年2月1日局送第36号において通達された指名基準に基づき、行っております。まず、共通的基準では、指名に当たっての契約の適正な履行の確保ができる範囲内において地元業者の育成に努める。経営内容では、指名時期において著しい経営状況の悪化並びに資産及び信用度の低下がなく、契約の履行が確実と認められる者。法的規制では、契約の履行について、法令の規定に基づく許認可、免許、登録等を必要とするものにあたっては、それを保有する者。地理的適正では、履行期限、履行場所、アフターサービス等の内容を勘案し、一定地域内の者のみを対象として競争に付することが有利と認められるものにあっては、当該一定地域内で営業している者。経営規模的適正では、指名しようとする時点において、未履行契約高と当該指名競争入札にかかわる予定契約高等を総合して経営規模に余裕があると認められる者とされており、これらに基づき北海道の建設工事格付等を参考にし、指名業者の選考をしております。以上の内容から、質問者が言われました例えばの事例の中では、地元雇用作業員数の確保では、工事検定時の地元貢献度で配慮されておりますが、他については審査項目がなく、またこれら項目をふやすことは、地元建設業者の育成との関係からも難しい問題であります。今後においても、国が進めている公共工事の入札契約適正化徹底のための方策検討委員会報告や指導とあわせ、入札制度の改善に向け努力、検討してまいりたいと思います。また、電子入札システム等は現に国が施行を行っており、2003年度までに国が発注するすべての案件について電子入札が実施される予定になっておりますが、厚岸町といたしましては、発注者、請負業者とも設備投資と操作技術の習得が必要であり、北海道や他の自治体の動向を見ながら、システムの導入に向けた検討をしてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと思います。以上でございます。
質問 16番
まず、1点目の雇用問題についてお伺いしてまいりたいというふうに思います。今お聞きする限りで、また時間も少ない時間の中でございますが、以前とちょっと変わっているかなと、表現上だけでは。ただやっていることが相変わらず調査研究で終わってしまうのかなと。それを前面に出されたんでは、ちょっと外には見えないというか、やはりその調査研究、そういったことの模索だけではなくて、待ったなしの状態ですから一歩外へ出てというか、見える体制の仕事をしていただきたいなというふうに思うのであります。従前もやっているわけですけれども、早速今回地元の新卒者に対しての連絡協議会議を開いて、これからに続く策をとろうという施策というか、そういうことも出ているようですので、以前から見ればまことに少しは一歩前へ出たかなという気がしますが、それをもっと前進させる意味で続けていただきたいというふうに思います。もう一つは、商工雇用推進係というか、商工観光だけではなくて、町づくりの中に町内の雇用問題についてという対策を盛られているわけですね。いわゆる外向けだけではなくて、庁舎内でいわゆる商工観光だけではなくて、町づくりと一体となって雇用問題も考えていきましょうという文面がというか、今回の組織改革の中に出ているわけですね。そういった点もこれは大事な視点であるというふうに私も思いますので、そういうところとの連携、対策もしっかりやっていただきたい。元締めは厚岸町ということになるわけでございます。そのことは、商工であろうと、今これからやろうとしている町づくり推進であろうと、そこは厚岸町というふうに見られるわけですから、私はその点、商工観光だけだという認識というか意識、そういうものを捨てて、やはり水産なら水産でも、農業なら農業でも、私はそういう関係をしてくると思います。また後ほどで、地元の求人開拓のためには、商工のみならず厚岸町の町としては農業もあり、水産もあるわけですから、その分野に働き手を求める、雇用の場を求める、そういう策、これが町一体となってやっていくべきというふうに私は思うので、そういう意味では、窓口としては商工観光が適任なのかもしれませんが、人の課だと、自分の課は関係ないという認識は捨てて雇用とつながる、あるいは町のためになる、そういうことをしっかりと考えていただきたいなというふうに思います。今日の経過というか、取り組みと就職、雇用の問題、非常に厳しい状態にあるということは、私も承知してございます。私が本当に求めたいというか、言いたいところは、一定期間の嘱託、専門に外へ出て歩いて、働き手あるいはそういう仕事、こういう仕事をしたら、あるいはこういう事業をしたら雇用の場ができるのではないか、これは釧路でやっていますよね、商工会議所を中心にして。厚岸町も、そのミニ版とまではいきませんが、地域的には非常に難しい、釧路のように20万都市、ああいう上場企業があるところとはちょっと難しいですが、しかし、この町の産業を少しでもかさ上げ、あるいはそういう労働力流出を防止するためには、やはり今あるところから手をつけていくとなると、商工観光のみならず、先ほども申し上げた、漁業だって、農業だってこうして大規模に広げてきているわけですね。ヘルパーさんがかなりあちこちで個別にも、農協さんのみならず個人的に雇用を求めているというか、そういう働き手をつくっているわけです。そういう意味からすれば、もっともっと潜在的な雇用の場、これは働く人の気構えもあると思うんですが、ホワイトカラーだけではなくてそういう力仕事あるいは汚い仕事であっても、それが本当の雇用の場だというふうに私は思うので、そういうところをきちっと見きわめて、そういうところを開拓して歩く。あるいはそういった人を一定期間、嘱託でいいのかどうかわかりませんけれども、そういう方を採用できないのかなというふうに私は思うのであります。これが専門に課長がやると。外へ出て歩く、あるいは対外的なことで一生懸命課長がやるというのであれば話は別ですが、今日の組織機構の中ではちょっと無理なのかな。そうすると、むしろOBと申しますか、商工会でも漁協でも、そういう事業のOBあたり、あるいはそういう対外的な渡り歩けるような適任者がいれば、理想としてですが、そういう方がいれば、一定期間嘱託制度みたいになるもので専門に歩かれないのかと、登用できないのか。そうすることによって我が町の雇用情勢とか、労働情勢が浮かび上がってくるのではないのかなというふうに考えますので、その辺のところ、ぜひ考えていただきたいというふうに思います。それから、2点目の入札制度でございます。いろいろと自治法の制約上できないところもございますが、最近は各自治体において町と業者の間で行われる入札制度や町の委託業務というか、民間に対するその制度に対して抜本的な見直しが今議論されているわけです。その手腕として十分町の方は承知のことかと思いますが、そのことによって首長の配慮というか、考え方で大きく左右されるわけでございます。全道至るところでそういった首長の制約の中で取り入れるというか、視点が違ってやられる首長さんが結構いるわけですが、首長のやり方、施策というか、そのことによって入札制度に新しい風を吹き込んでいるというふうに私は思うのであります。今、るる町長に説明させていただきましたが、例えばという意味で書かれたものがございます。最近は事業者というか、会社の責務というか、企業論理がかなり重要視されてきているわけですね。企業においての不祥事あるいは詐欺まがい、それを企業ぐるみで隠ぺいしているとか、そういったことがあるわけですが、最後は役人が責任をとればそれで済むのか。しかし、そうはいかない時代にも来ています。牛肉の不買運動やら、いろいろな問題もありますけれども、そういう会社が解散しなければならないというそういう問題までに発展しているわけです。あるいは、細かい話で言えば、最近の雇用調整助成金ですか、そういったものを同じ屋根の下で2つの会社が登記されれば、それは2業種体として助成金を国から取るだとか、あるいは中高年労働移動支援特別助成金も同じような形でやるとか、大きなところから小さなところまでそういった不正が相次いであるわけですが、それらに対する企業の論理、そういったものをきちっと公の自治体が求めるとか、あるいは先ほどの地元雇用確保の意味からすれば、いわゆるそういった責務というか、出させることができないかとか、あるいは最近はISOの取得、環境問題に対するそういう世間の目の厳しさというか。同じものを買うにしても、それが将来につなげることができるかとか、あるいはそのことが効果なくしたときには環境への配慮がどうであるかとか、そういった問題。あるいは、最近は男女共同参画の問題、基本的なことでの男女雇用の平等、そういった問題点をやはり考える必要があるのではないか。最近は電子入札制度というのは、これは国がもう既に始めていまして、将来的にはこの形が続いてくるのではないかなというふうに思いますが、そういった形をもっと勉強していく必要があるのではないのかというふうに私は思います。談合というか、入札制度に関して、今年の2月に自治法施行令が変わりまして、ある程度やることができるというふうに変わってきていますね。そういった意味では、今回私が今申し上げた、そういう我が町として取り入れるべきというか、取り入れられるところもあるというふうに私は思うのであります。そういったところを逐次検討してぜひそういう施策をとれないかということをお伺いして、第2回目の質問を終わります。
答弁 建設課長(建設課長は2004年12月まで)
私の方から入札の関係で答弁させていただきますが、当然入札談合疑惑の関係の中では、国の方からも今年度の8月の段階で入札談合と関与行為の排除及び防止に関する法律というのも公布されまして、入札談合関与等行為の定義づけであるとか、公正取引委員会における各省庁に対する改善措置の要求ができるとか、それから、さらには職員に対する損害賠償等の請求であるとか、職員に係る懲戒理由の調査とか、そういう項目が今年8月から公布されて、当然地方自治体もそれに倣う形でありますので、そういうことが全部配慮されてくるという形になろうかと思います。当然その中で、その問題も踏まえた中での入札の適正化に向けた法というのもございまして、それが各市町村、地方によってはなかなかそれが改善されていないという形の中では、それらの徹底をするための委員会もできて、それらの報告もなされてきております。町としても、その中でやれるものから今取り進めて、当面の形の中では、先ほど町長が答弁したように、競争性だとか透明性であるとか、そういうものをきちっと確保していきたいなと、そのように考えております。それから、例えばの事例で言われました内容の関係でございますけれども、確かに、それでは環境問題をとってISOといったときには、例えば地元の企業であれば1社とか2社しかないとか、そういう形のものが、逆に地元に対する経済波及とか雇用の場を考えたときに、ちょっと逆に受注機会を減らすとかそういう形になりますので、その辺もちょっと考慮しなければならないな。いずれにしても、町としては今後とも入札の適正化に向けて改善できるものから取り組んでいきたいと、そのように考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 16番
雇用問題についてもう一つお聞きしておきたいというか、お願いしたいなと。今、嘱託制度なるというか、そういう、雇用を担当する専門職員らしきものというか、名称はどういう形というか、処遇をされればいいのかしりませんが、やはり道なり、あるいはハローワークあたりは、地域に密着したそういうものが必要だというふうに認めて今日までやってきているわけですけれども、私どもから見れば、何となくちょっと遠いところというか、確かに市町村から見れば、道あるいは国の施策から見ればそれはそれでいいのかもしれませんが、私どもから見ればちょっと距離の遠い存在かなというふうに思っているわけです。したがって、厚岸町、あるいは今言われたように浜中町を含め、あるいは標茶を含めというか、そういうある程度、見える、そして響くような、そういう策のとれる体制をつくっていただきたいなというふうに思うわけであります。それからもう一つ、これは商工観光にかかわる部分だというふうに、これは個人的な問題になりますが、最近若い者が仮にリターンしても仕事が長続きしないと。それが雇用する企業としては大きな悩みの一つになってくるわけですね。黙って月曜日ぽかっと休むだとか、あるいは朝になってから急にぐあいが悪いとか言って、夜になれば夜な夜な出て歩いているとか、そういう雇う方にしては非常にいろいろな雇用主から聞くとそういう問題が……それは人間、その人のモラル的な問題もあるわけですけれども、やはりそこのところ、昔の人とはちょっと違うのかなという、時代が違うからそれが当然なのかもしれませんが、やはりそこにも一つの、ただ単なる雇用確保だけでなくて、やはりそこに働こうという、そういう人の位置づけというか、価値観というか、そういう問題の教育というか、訓練というか、そういうものをひとつ研究していただきたい。これは学校あたりでも言っていますし、これは大きく新聞等で既に皆さん覚えていると思うんです。もう1年もたたないでやめていくと。やめてどうしているのかなといったら、その辺のフリーターをしているけれども。本当にそういう意味では、地元というか、そういう雇用主としては頭の痛い話なんです。そこをやはり地元としても、その辺はこれは行政がそういう教育機関とか、あるいはこれは教育委員会も絡んでくると思うんですが、そういった意味での対応というか。やはり将来的にはそういうところも手を打っていかなければならないときが来るだろうというふうに私は思うのでありまして、その辺のところもひとつ考えていただきたいなというふうに思います。それから、入札制度ですが、課長も言われていますけれども、かなり各市町村で閉鎖的だったんですね、入札制度に対して。町民というか、国民の税金の使い方について、かなり最近は皆さんの目が厳しくなってきているわけです。従前のそういう体制であれば、納税者は余り知らないところが、行政のやることだから間違いないだろうというふうに、ある程度期待感を持っていたところがあったが、こうしていろいろな不正やら問題が出てくると、やはりその点は厳しく見ている。当然のことながら、その中に、やはり地元としてはどういう恩恵があるんだろう、やはり利益の部分も見てくる。そういう意味では、今年の2月に、お金というか、今の入札制度は価格中心というか、最低落札価格というそういう点で、最低でもやはりそれができない場合もあるというか、いろいろあるわけですが、大きな最近の話ですが、大目玉を食らったのは、昨年の9月ですか、東京都が発注したいわゆる文書総合管理システムの開発の問題で、新聞に大きく報道された経緯があると思うんです。日立製作所が 750円で入札した。それに対する日立製作所が1億 3,000万円、最高落札価格。 750円と1億 3,000万円、それでいいのかどうなのかわかりませんが、最終的にはこれは公正取引委員会から大目玉を食らったわけですけれども、そういう価格重視で今日まで来ているわけですけれども、そうではなくて、我が町独自で見られる総合評価入札方式というのがある。そうなると、今までよりももっと広い、我が町としては、環境に配慮しているか、養殖問題を抱えて、こういう湖の問題を考えて、将来的にはそういう仕事がそういう形で将来に続くようないい形でできるのかと、そういった点を町独自で入れていくことはできると私は思うのであります。そういうところをぜひ我が町のためになることをやろうとしているわけですから、そのことは、今までのことよりももっともっと勉強していただきたいと私は思う。そういう意味で、その辺がどうなのか再度お尋ねして3回目の質問にさせていただきます。
答弁 町長
まず、1点目の雇用問題についてお答えをさせていただきたいと思います。働き場所がないということは人口流出につながるわけであります。21世紀の厚岸町の町づくりに大きく影響を伴う問題でもあります。やはり人口の定着ということをこれからの行政の大きな課題として取り組んでいかなければならないと考えておるわけでございまして、先ほど来からお話がございますとおり、雇用推進係を設けたというのはそういうところにあるわけでございまして、私といたしましては、お話がございましたとおり、雇用政策といいますのは各課にまたがる問題であります。そういう意味においては、この係が全体の調整機能を発揮し、雇用推進施策をしていただきたいという考えのもとで設置をさせていただいております。そういう意味において、雇用促進専門担当職員を置いたらどうか、私は検討に値するものであるという認識を持ちました。今後財政等も含めて検討させていただきたい、かように思いますので、ご理解をいただきたいと存じます。さらにはまた、入札の問題であります。私もいろいろ問題が起きるたびに頭を悩ます問題であり、厚岸町の名誉にかかわる問題であります。今後、談合等含めて二度と不正が生じることがないように全力を尽くしてまいりたいと考えております。反面、地元企業にお願いしたいのは、毎回言っておりますが、地元だから仕事をもらうのが当然だという甘えの気持ちは直していただかなければならない。今ご指摘がございましたとおり、いろいろな問題を抱えての公共事業であります。そういうことにおいては、地元企業といえども、企業として企業努力をすると同時に、企業に対する責任を持っていただかなければならない、そのように考えておるわけでございまして、みずから今日の公共事業の発注に対しての心構えを持って、これからも企業自体の改善もしていかなければならない、このようにお願いをせざるを得ないわけでございまして、発注者といたしましても、そういうことも考慮しながらこれからも公平に、公正に発注をしてまいりたい、かように考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。